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特開2024-75821情報処理システム、プログラム及び情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024075821
(43)【公開日】2024-06-05
(54)【発明の名称】情報処理システム、プログラム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/00 20230101AFI20240529BHJP
【FI】
G06Q10/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022187002
(22)【出願日】2022-11-24
(71)【出願人】
【識別番号】513040384
【氏名又は名称】株式会社マネーフォワード
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼木 雅史
(72)【発明者】
【氏名】富田 湧平
(72)【発明者】
【氏名】井上 宏仁
(72)【発明者】
【氏名】石塚 阿左子
(72)【発明者】
【氏名】中久喜 慎吾
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB67
(57)【要約】
【課題】支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、制御部を備える。制御部は、契約に関する契約情報を受け付ける。契約情報は、支払に関する支払情報を含む。支払情報に基づいて、支払申請情報を出力する。支払申請情報は、組織内で支払の申請をするための情報である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理システムであって、
制御部を備え、
前記制御部は、
契約に関する契約情報を受け付け、ここで前記契約情報は、支払に関する支払情報を含み、
前記支払情報に基づいて、支払申請情報を出力し、ここで前記支払申請情報は、組織内で支払の申請をするための情報である、
情報処理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記契約情報を扱う第1ユーザから、前記支払申請情報を使用する第2ユーザの指定を受け付け、
前記第2ユーザに対して、前記支払申請情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第2ユーザが支払の申請に使用する支払管理システムの画面において、前記第1ユーザが前記第2ユーザを指定したことを示す通知を表示させる、
情報処理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第2ユーザが支払の申請に使用する支払管理システムの画面において、前記契約情報に含まれる前記支払情報に基づいて作成された前記支払申請情報と、前記第2ユーザが自身で作成した支払申請情報と、を区別可能に表示させる、
情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
組織内で発注又は購買の申請をするための発注購買申請情報を受け付け、
前記発注購買申請情報に基づいて、前記支払情報を含む契約申請情報を出力し、ここで前記契約申請情報は、前記契約の内容として反映される情報である、
情報処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記支払情報は、繰り返し発生する支払に関する情報を含み、
前記制御部は、
前記契約情報を受け付け、
前記支払情報に基づいて、繰り返し発生する支払に対応する、複数の前記支払申請情報のそれぞれを、前記契約を履行可能なタイミングで出力するように制御する、
情報処理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記契約の期間が満了した場合、又は、前記契約に紐づく最後の支払申請情報を出力した場合、前記支払申請情報を出力しないように制御する、
情報処理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記支払情報は、前記組織内の前記契約を担当する者の氏名に関する情報、支払先の名称に関する情報、及び支払の金額に関する情報を含み、
前記制御部は、
前記支払情報を含む前記支払申請情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
支払が存在する前記契約に対して、ユーザから、前記支払申請情報を出力するための出力指示を受け付け、
前記出力指示を受け付けた場合、前記支払申請情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記支払情報に紐づく支払金額と、前記契約に対応する請求書の請求金額とに基づいて、前記支払金額と、前記請求金額とが一致するかを判定した判定結果を表示させる、
情報処理システム。
【請求項11】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記契約は、売買契約又は業務委託契約に関する契約である、
情報処理システム。
【請求項12】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
契約管理システムと、支払管理システムとを有し、
前記契約管理システムは、
前記契約情報を前記支払管理システムに出力し、
前記支払管理システムは、
前記契約情報を前記契約管理システムから取得し、
前記支払情報に基づいて、前記支払申請情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項13】
プログラムであって、
請求項1~12のいずれか1つに記載の情報処理システムの前記制御部として機能させるためのプログラム。
【請求項14】
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
請求項1~12のいずれか1つに記載の情報処理システムの前記制御部が実行する各処理を備える、
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、プログラム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術において、前受金の入金分以上の売上を売掛金計上金額として正確に把握すると共に、前払金の支払分以上の仕入を買掛金計上金額として正確に把握できるようにする技術が開示されている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-189185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年において、支払漏れがより発生しにくくなる技術が求められている。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、制御部を備える。制御部は、契約に関する契約情報を受け付ける。契約情報は、支払に関する支払情報を含む。支払情報に基づいて、支払申請情報を出力する。支払申請情報は、組織内で支払の申請をするための情報である。
【0007】
本開示によれば、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図2】契約管理サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】支払管理サーバ装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4】契約クライアント装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5】支払クライアント装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6】実施形態1に係るアクティビティの一例を示す図である。
図7】契約登録画面6の一例を示す図である。
図8】支払確認画面7の一例を示す図である。
図9】支払申請画面8の一例を示す図である。
図10】実施形態2に係るアクティビティの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント装置でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.情報処理システム1のシステム構成
まず、図1を参照しながら本実施形態の情報処理システム1のシステム構成について説明する。
【0014】
図1は、情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1が示すように、情報処理システム1は、契約管理サーバ装置2と、支払管理サーバ装置3と、契約クライアント装置4と、支払クライアント装置5と、ネットワークNとを有する。契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、ネットワークNを介して、相互に通信可能に構成される。これにより、契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、相互に様々な情報を送信又は受信することができる。なお、契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、情報処理装置の一例であり、本実施形態に限定されるものではない。契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、PC(Personal Computer)、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等のいずれであってもよい。なお、契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、複数あってもよい。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。したがって、契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5は、単体であっても情報処理システム1に例示されるシステムに含まれる。
【0015】
2.ハードウェア構成
次に、図2図3図4及び図5を参照しながら、本実施形態の契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5のそれぞれのハードウェア構成について説明する。
【0016】
2.1.契約管理サーバ装置2のハードウェア構成
図2は、契約管理サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、契約管理サーバ装置2は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備え、これらの構成要素が契約管理サーバ装置2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。契約管理サーバ装置2は、実施形態に係る処理を実行する。契約管理サーバ装置2は、契約管理システムの一例であり、単体のサーバから構成されていても、複数のサーバから構成されていてもよい。
【0017】
制御部21は、契約管理サーバ装置2に関連する全体動作の処理及び制御を行う。制御部21は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部21が、記憶部22に記憶された所定のプログラムを読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、契約管理サーバ装置2に係る種々の機能、例えば、後述する図6図10に示される処理が実現される。なお、制御部21は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部21を有するように実施してもよい。また、それらの組合せであってもよい。
【0018】
記憶部22は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部21によって実行される契約管理サーバ装置2に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部22は、制御部21によって実行される契約管理サーバ装置2に係る種々のプログラム、変数及び制御部21がプログラムに基づき処理を実行する際に用いるデータ等を記憶している。記憶部22は、記憶媒体の一例である。
【0019】
通信部23は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G/4G/5G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、契約管理サーバ装置2は、通信部23を介して、外部から種々の情報を通信してもよい。
【0020】
2.2.支払管理サーバ装置3のハードウェア構成
図3は、支払管理サーバ装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されるように、支払管理サーバ装置3は、制御部31と、記憶部32と、通信部33とを備え、これらの構成要素が支払管理サーバ装置3の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。支払管理サーバ装置3は、実施形態に係る処理を実行する。支払管理サーバ装置3の制御部31、記憶部32及び通信部33については、契約管理サーバ装置2の制御部21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。支払管理サーバ装置3は、支払管理システムの一例であり、単体のサーバから構成されていても、複数のサーバから構成されていてもよい。また、支払管理サーバ装置3は、契約管理サーバ装置2と同じサーバ内に構成されていてもよい。
【0021】
2.3.契約クライアント装置4のハードウェア構成
図4は、契約クライアント装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示されるように、契約クライアント装置4は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、入力部44と、出力部45と、を有し、これらの構成要素が契約クライアント装置4の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。契約クライアント装置4は、実施形態に係る処理を実行する。契約クライアント装置4の制御部41、記憶部42及び通信部43については、契約管理サーバ装置2の制御部21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。
【0022】
入力部44は、契約クライアント装置4の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。例えば、入力部44は、出力部45と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することが可能である。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部44がユーザによってなされた操作に基づく入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バスを介して制御部41に転送され、制御部41が必要に応じて所定の制御又は演算を実行しうる。
【0023】
出力部45は、契約クライアント装置4の表示部として機能することが可能である。出力部45は、例えば、契約クライアント装置4の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。出力部45は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、契約クライアント装置4の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
【0024】
2.4.支払クライアント装置5のハードウェア構成
図5は、支払クライアント装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示されるように、支払クライアント装置5は、制御部51と、記憶部52と、通信部53と、入力部54と、出力部55と、を有し、これらの構成要素が支払クライアント装置5の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。支払クライアント装置5は、実施形態に係る処理を実行する。支払クライアント装置5の制御部51、記憶部52及び通信部53については、契約管理サーバ装置2の制御部21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。支払クライアント装置5の入力部54及び出力部55については、契約クライアント装置4の入力部44及び出力部45を参照されたい。
【0025】
3.情報処理システム1の動作の流れ
本実施形態の情報処理システム1で実行される好ましい情報処理の一例を説明する。
【0026】
本明細書において、ネットワークN、通信部23、通信部33、通信部43又は通信部53を介して送受信された種々の情報は、記憶部22、記憶部32、記憶部42又は記憶部52に記憶されるものとする。なお、使用された通信部を有する装置内の記憶部にて記憶されるものとする。例えば、通信部23が使用された場合、送受信された情報は、記憶部22に記憶されるものとする。
【0027】
本明細書において、ネットワークN、通信部23、通信部33、通信部43、通信部53、入力部44及び入力部54に関連する情報処理を省略して記載することがある。例えば、制御部41がユーザによる入力部44への操作を介して所定の入力を受け付けることを、単に制御部41がユーザから所定の入力を受け付けると記載することがある。制御部51がユーザによる入力部54への操作を介して所定の入力を受け付けることを、単に制御部51がユーザから所定の入力を受け付けると記載することがある。また、制御部21が通信部23とネットワークNと通信部43とを介して、契約クライアント装置4との間で情報を送受信することを、単に制御部21が契約クライアント装置4に情報を送信する、又は単に制御部21が契約クライアント装置4から情報を受け付けると省略して記載することがある。契約管理サーバ装置2と支払管理サーバ装置3との間の情報処理と、支払管理サーバ装置3と支払クライアント装置5との間の情報処理とについても同様に省略して記載することがある。
【0028】
本明細書において、出力部45に情報を表示させる情報処理について、単に制御部41がある情報を出力部45に表示させるものとして、また、間接的には制御部21がある情報を出力部45に表示させるものとして省略して説明することがある。その場合例えば次に説明するような情報処理が実行されている。例えば、制御部41は、ユーザによる画面の状態を変化させる指示を受け付ける。制御部41は、その指示に基づいて表示情報を生成する。制御部41は、生成した表示情報に基づいて、出力部45への表示を制御する。また、他の例として、制御部41は、ユーザによる画面に情報を表示させるための指示をユーザから受け付ける。制御部41は、その指示を契約管理サーバ装置2に送信する。制御部21は、その指示を契約クライアント装置4から受信する。制御部21は、その指示に基づいて表示情報を生成する。制御部21は、生成した表示情報を契約クライアント装置4に送信する。制御部41は、生成した表示情報を契約管理サーバ装置2から受信する。制御部41は、生成した表示情報に基づいて、出力部45への表示を制御する。支払管理サーバ装置3及び支払クライアント装置5についても、契約管理サーバ装置2及び契約クライアント装置4と同様に省略して記載する。ここで表示情報とは、画面、画像、アイコン、テキスト等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された情報そのものだけでなく、表示させるためのレンダリング情報を含む概念である。
【0029】
なお本明細書において、「取得」とは、データ等を他の装置から受信する態様と、データ等を自ら生成する態様との両方を含む概念である。
【0030】
3.1 情報処理の概要
図6を用いて実施形態1に係る情報処理の概要について説明する。実施形態1では、契約情報の入力を受け付け、契約情報に基づいて支払申請情報を出力するまでの情報処理について説明する。図6は、実施形態1に係るアクティビティの一例を示す図である。契約クライアント装置4は、契約担当者により使用される。契約担当者は、第1ユーザの一例である。第1ユーザは、契約情報を扱うユーザであればよい。支払クライアント装置5は、支払担当者により使用される。支払担当者は、第2ユーザの一例である。第2ユーザは、支払申請情報を使用するユーザであればよい。
【0031】
(アクティビティA1)
まず、制御部41は、契約担当者から契約に関する契約情報の入力を受け付ける。例えば、制御部41は、契約担当者から、図7に示す契約登録画面6を介して情報の入力を受け付ける。契約情報は、契約担当者の属する組織が当事者として関与する契約に関して、組織内で登録又は共有の目的で使用される情報である。
【0032】
この組織は、株式会社、有限会社、合資会社、合名会社、合資会社、一般社団法人、一般財団法人、公益社団・公益財団法人、NPO法人、組合等の法人を含んでもよい。また、組織は、その組織が会社である場合、グループ会社、関連会社、関係会社、親会社、子会社を含んでもよい。
【0033】
この契約は、支払に関する情報を含む契約である。例えば、契約は、契約担当者が所属する組織が債務者の立場となる支払いを発生させる契約である。より具体的な例として、契約は、契約担当者の属する組織が買主として目的物の売買を行う売買契約に関する契約、又は契約担当者の属する組織が自社の業務の一部を外部に委託する際に締結する業務委託契約に関する契約である。また、契約は、上記の他に、賃貸借契約、請負契約、委任契約、雇用契約、派遣契約、保証契約、ライセンス契約等を含んでもよい。
【0034】
この契約情報は、支払に関する支払情報を含む。例えば、支払情報は、債権者を特定する情報を含む。債権者を特定する情報は、例えば、支払先の名称に関する情報等を含む。支払先の名称に関する情報は、会社名入力領域620(図7を示して後述する。)又は代表者名入力領域621(図7を示して後述する。)に入力される情報を含む。また、例えば、支払情報は、組織内の契約を担当する者(契約担当者)の氏名に関する情報等を含む。契約担当者の氏名に関する情報は、担当者情報領域61(図7を示して後述する。)に入力される情報を含む。更に、例えば、支払情報は、取引の金額に関する情報を含む。取引の金額に関する情報は、金額入力領域636(図7を示して後述する。)に入力される情報を含む。また、支払情報は、開始日入力領域633に入力される契約の開始日の情報を含んでもよい。更に、支払情報は、終了日入力領域634に入力される契約の終了日の情報を含んでもよい。支払情報は、メモ入力領域639に入力されるメモとしての任意の情報を含んでもよい。また、支払情報は、支払申請情報の一部として使用される情報であり、実施形態2で後述する発注購買申請情報の一部としても使用される情報である。
【0035】
また、アクティビティA1において、制御部41は、支払申請情報の出力指示を受け付ける。具体的には例えば、制御部41は、支払が存在する契約に対して、契約担当者から、支払申請情報を出力するための出力指示を受け付ける。本実施形態において、支払申請情報を出力するための出力指示は、例えば、作成チェックボックス640(図7で後述する。)がチェックされていた場合に生成される。
【0036】
更に、アクティビティA1において、制御部41は、契約担当者から、支払申請情報の出力先を受け付ける。具体的には例えば、制御部41は、契約情報を扱う契約担当者から、支払申請情報の出力先として、支払申請情報を使用する支払担当者の指定を受け付ける。ここで、支払申請情報を使用する支払担当者の指定は、例えば、指名領域641(図7で後述する。)に出力先となる担当者が設定されていた場合に生成される。
【0037】
(アクティビティA2)
続いて、制御部41は、契約情報を契約管理サーバ装置2に送信する。このとき、制御部41は、出力指示と、指定された支払担当者の情報と、を併せて契約管理サーバ装置2に送信する。例えば、制御部41は、契約管理サーバ装置2に契約情報を送信するためのボタンの押下を受け付けることに応じて、契約情報等を契約管理サーバ装置2に送信する。
【0038】
(アクティビティA3)
続いて、制御部21は、契約情報と、出力指示と、指定された支払担当者の情報と、を契約クライアント装置4から受け付ける。
【0039】
(アクティビティA4)
続いて、制御部21は、所定の条件を満たすことに応じて、契約情報を支払管理サーバ装置3に出力する。この所定の条件は、例えば、契約情報が支払情報を含んでおり、制御部21が出力指示を取得していることである。
【0040】
(アクティビティA5)
続いて、制御部31は、支払申請情報を出力するための出力指示を含む契約情報を契約管理サーバ装置2から受け付ける。
【0041】
(アクティビティA6)
続いて、出力指示を受け付けた場合、制御部31は、支払情報に基づいて、下書き状態の支払申請情報を出力する。支払申請情報は、組織内で支払の申請に使用される情報である。支払申請情報については、図7を用いて後述する。また、下書き状態とは、更に情報を追加する余地があることを示す。すなわち、下書き状態の支払申請情報は、更に支払の申請のために情報が付加される余地がある情報であることを示す。また、この下書き状態の支払申請情報は、支払情報を含む。この支払情報は、契約情報と支払申請情報との間で互換性を有する情報である。他の観点によると、制御部31は、支払情報を、下書き状態の支払申請情報に転記する。また、他の観点によると、制御部31は、契約情報から支払情報を抽出し、下書き状態の支払申請情報として流用して使用する。
【0042】
支払情報は、3ヶ月に1回等の繰り返し発生する支払に関する情報を含んでもよい。繰り返し発生する支払に関する情報は、サイクル入力領域637(図7で後述する。)に入力される情報を含む。その場合、制御部31は、支払情報に基づいて、繰り返し発生する支払に対応する、複数の下書き状態の支払申請情報のそれぞれを、契約を履行可能なタイミングで出力するように制御する。繰り返し発生する支払は、例えば、毎月、3ヶ月に1回、毎年等のタイミングで繰り返し発生する支払である。契約を履行可能なタイミングは、例えば、支払期日から逆算して日数単位(例えば、5日前)、週単位(例えば、1週間前)、営業日単位(例えば、5営業日前)等のタイミングである。
【0043】
制御部31は、繰り返し発生する支払について、最後の支払が履行可能な状態となった場合、支払申請情報を出力しないように制御する。例えば、制御部31は、契約の期間が満了した場合、又は、契約に紐づく最後の下書き状態の支払申請情報を出力した場合、下書き状態の支払申請情報を出力しないように制御する。この契約の期間は、終了日入力領域634に入力された契約の終了日と、更新ボタン領域635が示す契約を更新しないことの情報とに基づいて特定されてもよい。また、この契約に紐づく最後の下書き状態の支払申請情報は、終了日入力領域634と更新ボタン領域635とサイクル入力領域637との情報に基づいて特定されてもよい。具体的には例えば、制御部31は、特定した契約の期間と、サイクル入力領域637に入力された情報から最後の支払のタイミングを特定し、その支払のタイミングに紐づく下書き状態の支払申請情報を、最後の下書き状態の支払申請情報として特定する。
【0044】
(アクティビティA7)
続いて、制御部31は、下書き状態の支払申請情報を支払クライアント装置5に送信する。
【0045】
(アクティビティA8)
続いて、制御部51は、下書き状態の支払申請情報を支払管理サーバ装置3から受け付ける。その後、制御部51は、支払担当者が支払の申請に使用する支払管理システムの支払確認画面7(図8で後述する。)において、指名通知情報710を出力部55に表示させる。また、制御部51は、この通知に紐づく下書き状態の支払申請情報の選択を受け付けることに応じて、支払申請画面8(図9で後述する。)に画面を遷移させる。その後、制御部51は、支払担当者に対して、下書き状態の支払申請情報を含む支払申請画面8を、出力部55に表示させる。
【0046】
(アクティビティA9)
続いて、制御部51は、支払担当者から、下書き状態の支払申請情報を含む支払申請画面8に対する情報の入力を受け付ける。制御部51は、下書き状態の支払申請情報への情報の付加を受け付ける。受け付ける情報については、図9を用いて詳述する。
【0047】
(アクティビティA10)
続いて、制御部51は、支払申請情報を支払管理サーバ装置3に送信する。例えば、制御部51は、支払申請情報を送信するためのボタンの押下を受け付けることに応じて、支払申請情報を支払管理サーバ装置3に送信する。
【0048】
(アクティビティA11)
最後に、制御部31は、支払申請情報を支払クライアント装置5から受け付ける。その支払申請情報に承認者が設定されている場合、制御部31は、承認者のメールアドレスに支払申請情報にアクセスするためのURLを送信する。
【0049】
本実施形態によれば、情報処理システムは、制御部を備える。制御部は、契約に関する契約情報を受け付ける。契約情報は、支払に関する支払情報を含む。制御部は、支払情報に基づいて、支払申請情報を出力する。支払申請情報は、組織内で支払の申請をするための情報である。本実施形態によれば、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することができる。
【0050】
3.2 情報処理の詳細
次に、図7図9を用いて、上記概説した情報処理の詳細部分を説明する。
【0051】
まず図7を用いて、契約担当者に表示される画面について説明する。図7は、契約登録画面6の一例を示す図である。契約登録画面6は、図6のアクティビティA1にて出力部45に表示される画面である。契約登録画面6は、契約情報を入力可能に構成される画面である。契約登録画面6は、書類情報領域60と、担当者情報領域61と、相手方情報領域62と、契約情報領域63と、下書作成領域64とを含む。
【0052】
書類情報領域60は、書類の情報が入力される領域である。書類情報領域60は、ファイル添付ボタン600と、書類種別領域601と、締結方法領域602とを含む。ファイル添付ボタン600は、電子化された契約書のデータを添付するためのボタンである。書類種別領域601は、売買契約、業務委託契約等の契約の種類を選択可能に構成される領域である。締結方法領域602は、電子契約、紙契約、電子契約(他者から受信)等の契約の締結の方法を選択可能に構成される領域である。
【0053】
担当者情報領域61は、契約担当者の指名及びメールアドレスを入力可能に構成される領域である。
【0054】
相手方情報領域62は、契約の相手方に関する情報を入力するための領域である。相手方情報領域62は、会社名入力領域620と、代表者名入力領域621とを含む。会社名入力領域620は、契約の相手方の会社名を入力可能に構成される領域である。代表者名入力領域621は、契約の相手方の代表者名を入力可能に構成される領域である。会社名入力領域620及び代表者名入力領域621は、「相手方を追加」と記されたボタンの押下の数に応じて、それぞれ増加する。
【0055】
契約情報領域63は、契約に関する情報を入力するための領域である。契約情報領域63は、書類番号情報630と、稟議入力領域631と、締結日入力領域632と、開始日入力領域633と、終了日入力領域634と、更新ボタン領域635と、金額入力領域636と、サイクル入力領域637と、概要入力領域638と、メモ入力領域639とを含む。
【0056】
書類番号情報630は、契約毎に固有な英数字からなる文字列の情報であり、この文字列により契約を特定するための情報である。稟議入力領域631は、この文字列により稟議を特定するための情報を入力可能に構成される領域である。締結日入力領域632は、契約の締結日を入力可能に構成される領域である。開始日入力領域633は、契約の開始日を入力可能に構成される領域である。終了日入力領域634は、契約の終了日を入力可能に構成される領域である。更新ボタン領域635は、契約の自動更新の規定の有無を入力可能に構成される領域である。金額入力領域636は、契約を履行するための金額を入力可能に構成される領域である。サイクル入力領域637は、3ヶ月に1回、1年に1回等の支払のサイクルを入力可能に構成される領域である。概要入力領域638は、契約の概要を入力可能に構成される領域である。メモ入力領域639は、契約担当者からメモとして任意の情報を入力可能に構成される領域である。
【0057】
下書作成領域64は、下書き状態の支払申請情報の出力に関する設定を行うための領域である。下書作成領域64は、作成チェックボックス640と、指名領域641とを含む。作成チェックボックス640は、下書き状態の支払申請情報の出力を行うか否かを設定するためのチェックボックスである。指名領域641は、下書き状態の支払申請情報の出力先となる支払担当者を設定する領域である。なお、指名領域641は、支払担当者のメールアドレスを設定(指定)することが可能に構成されても良いし、"経理部門"というように部門単位で設定(指定)することが可能に構成されても良い。
また、契約に基づいて支払申請の下書きを作成する旨を契約担当者が指定(希望)するための態様としては、情報処理システム1は、複数の契約をリストで表示させ、そのリストの中から希望するものの選択(チェック)を受け付けるような態様であってもよい。また、情報処理システム1は、このような契約のリストとして、契約の締結が完了した契約であって、かつ、支払いが発生する契約(のみ)をリスト化し、契約担当者は当該リストから支払の下書きを希望するものの選択し、情報処理システム1がその選択を受け付けるような態様であってもよい。
【0058】
制御部41は、契約登録画面6に対するこれらの情報の入力を、契約担当者からの手入力により受け付けてもよいし、契約書をOCRすることにより取得してもよい。
【0059】
また、ユーザから「次へ」と記されたボタンの押下を受け付けることに応じて、制御部41は、組織内での承認のワークフローの設定の画面と、押印の設定に関する画面と、を順次出力部45に表示させる。これらの設定が完了した場合、制御部41は、送信ボタンを出力部45に表示させる。この送信ボタンの押下を受け付けることに応じて、制御部41は、契約情報を契約管理サーバ装置2に送信する。
【0060】
次に図8及び図9を用いて、出力部55に表示される画面について説明する。図8は、支払確認画面7の一例を示す図である。支払確認画面7は、図6のアクティビティA8にて出力部55に表示される画面である。支払確認画面7は、支払担当者が支払申請情報の状況を確認するための画面である。支払確認画面7は、通知ボタン70と、通知領域71と、下書申請領域72とを含む。
【0061】
通知ボタン70は、通知領域71を出力部55に表示させるためのボタンである。通知ボタン70の押下に応じて、制御部51は、通知領域71を出力部55に表示させる。
【0062】
通知領域71は、支払に関して支払担当者に知らせる必要のある通知を出力部55に表示させる領域である。通知領域71は、指名通知情報710を含む。指名通知情報710は、契約担当者が、支払担当者を指定して、下書き状態の支払申請情報が生成されたことを示す情報である。例えば、通知領域は、「契約太郎さんが締結した契約によって、支払い下書きが生成されました。」等の情報が含まれる領域である。この支払い下書きは、下書き状態の支払申請情報を示す。他の観点によると、指名通知情報710は、下書き状態の支払申請情報の作成が、支払担当者以外の他のユーザを介して行われたことを示す旨の情報である。これにより、支払担当者に、申請前の支払申請情報があることを視覚的に伝達することができるため、支払漏れがより発生しにくくすることができる。別の言い方をすれば、本実施形態の情報処理システム1は、支払担当者が利用する支払管理システム画面(一例として、図8に示されるような画面)において、契約情報に含まれる支払情報に基づいて作成された支払申請情報と、支払担当者が自身で作成した支払申請情報とを、区別可能に表示することが出来る。
【0063】
下書申請領域72は、契約担当者が編集又は申請に使用する支払申請情報が含まれる領域である。申請ステータス情報720、721は、契約情報に基づく下書き状態の支払申請情報が生成されたかどうかを示す情報を含んでもよい。例えば、申請ステータス情報720には、「下書き(自動)」と表示されている。この「下書き(自動)」は、契約情報に基づいて生成された下書き状態の支払申請情報に関連して表示される。一方で、申請ステータス情報721には、「下書き」と表示されている。この「下書き」は、支払担当者が手動で起票した支払申請情報に関連して表示される。編集ボタン722は、下書き状態の支払申請情報を編集するための画面を表示可能に構成されるボタンであり、図9の支払申請画面8を出力部55に表示させるためのボタンである。
【0064】
次に図9を用いて、編集ボタン722を押下することにより、出力部55に表示される支払申請画面8について説明する。図9は、支払申請画面8の一例を示す図である。支払申請画面8は、図6のアクティビティA8、A9にて出力部55に表示される画面である。支払申請画面8は、第1情報領域80と、第2情報領域81と、金額情報領域82とを含む。
【0065】
第1情報領域80は、タイトル入力領域800と、申請識別情報801と、申請ステータス情報802とを含む。タイトル入力領域800は、支払の標題又は名称を入力可能な領域である。申請識別情報801は、支払申請情報毎に固有な英数字からなる文字列の情報であり、この文字列により支払申請情報を特定するための情報である。申請ステータス情報802は、編集中の支払申請情報の現在の状態を示す情報である。申請ステータス情報802には、「下書き(自動)」と表示されている。
【0066】
第2情報領域81は、支払先情報810と、発注購買申請領域811と、請求書添付領域812と、請求書識別情報813と、その他書類添付領域814と、開始日入力領域815と、終了日入力領域816と、期日入力領域817と、メモ入力領域818と、仕分入力領域819とを含む。
【0067】
支払先情報810は、債権者の名称、債権者の銀行名、支店名、口座番号及び口座の種類を入力可能に構成される領域である。発注購買申請領域811は、後述する発注購買申請情報を特定可能に構成される領域である。請求書添付領域812は、支払担当者から請求書のアップロードを可能に構成される領域である。請求書識別情報813は、請求書毎に固有な英数字からなる文字列の情報であり、この文字列により請求書を特定するための情報である。その他書類添付領域814は、支払担当者から任意の書類のアップロードを可能に構成される領域である。開始日入力領域815は、支払担当者から納品物の納入日又はサービスの利用開始日を入力可能に構成される領域である。終了日入力領域816は、支払担当者からサービスの利用終了日を入力可能に構成される領域である。期日入力領域817は、支払担当者から支払の期日を入力可能に構成される領域である。メモ入力領域818は、支払担当者からメモとして任意の情報を入力可能に構成される領域である。仕分入力領域819は、支払担当者から決済の処理の年月日を入力可能に構成される領域である。
【0068】
金額情報領域82は、少なくとも金額情報を含む。金額情報は支払の金額を示す情報であり、消費税を含めても含めなくてもよい。金額情報領域82は、更に、経費科目に関する情報、税区分に関する情報、消費税の金額の情報、貸方科目に関する情報、貸方補助科目に関する情報、通貨に関する情報、レートに関する情報を含んでもよい。
【0069】
ワークフロー設定領域83は、その支払申請情報の組織内でのワークフローを設定するための領域である。ワークフロー設定領域83は、担当者設定領域830と、権限選択ボタン領域831とを含む。担当者設定領域830は、ワークフローに含める担当者を設定可能に構成される領域である。権限選択ボタン領域831は、担当者設定領域830で設定された担当者を閲覧のみ可能とするか、決済の権限を与えるかを選択するボタンが表示される領域である。
【0070】
契約登録画面6の各領域の一部の情報は、支払申請画面8の一部の領域と対応しており、支払申請画面8にて予め入力された状態となる。制御部21は、契約登録画面6に各領域に入力された情報を、支払申請画面8の一部の領域に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の会社名入力領域620に入力された情報を、支払申請画面8の支払先情報810に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の代表者名入力領域621に入力された情報を、支払申請画面8の支払先情報810に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の開始日入力領域633に入力された情報を、支払申請画面8の開始日入力領域815に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の終了日入力領域634に入力された情報を、支払申請画面8の終了日入力領域816に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の金額入力領域636に入力された情報を、支払申請画面8の金額情報領域82に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6のメモ入力領域639に入力された情報を、支払申請画面8のメモ入力領域818に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
例えば、制御部21は、契約登録画面6の担当者情報領域61に入力された情報を、支払申請画面8の担当者設定領域830に予め入力された態様で出力部55に表示させる。
【0071】
ここで支払申請画面8に予め入力される情報は、支払申請画面8の領域のフォーマットに合わせて変換される。例えば、支払申請画面8に予め入力される情報が、金額の情報であった場合、制御部21は、小数点以下を省略する、単位を省略する、3桁毎に区切るカンマを省略する等の任意の変更を実行する。
【0072】
また、ここで支払申請画面8に予め入力される情報は、契約登録画面6の各領域に入力される情報と、任意の参照テーブルと、に基づいて変換されることがある。例えば、制御部21は、会社名入力領域620に入力された会社名の情報と、会社名の情報と銀行口座の情報とが対応付けられている参照テーブルとに基づいて、支払先情報810に、会社名の情報と銀行口座の情報とを出力することができる。
【0073】
本実施形態によれば、組織内における種々の申請を円滑に行うことができる。種々の申請を円滑に行うことができるため、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することができる。より具体的には例えば、契約情報の入力に応じて支払申請情報が出力されるため、契約に紐づく支払について、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することができる。
【0074】
また、このような情報処理を行うにあたって、複雑な情報処理を必要としないため、契約管理サーバ装置2、支払管理サーバ装置3、契約クライアント装置4及び支払クライアント装置5のキャッシュメモリの使用も少なくすることができる。また、キャッシュメモリの使用を少なくすることができる結果として、大掛かりな装置又はコンピュータ等を必要としないため、安価に情報処理を実行することができる。
【0075】
[実施形態2]
次に実施形態2について説明する。実施形態2のシステム構成及びハード構成は、実施形態1のシステム構成及びハード構成と同様である。図10を示しながら、実施形態2の情報処理を説明する。図10は、実施形態2に係るアクティビティの一例を示す図である。実施形態2では、発注購買申請情報を取得し、発注購買申請情報に基づいて、下書き状態の契約申請情報を出力するまでの情報処理について説明する。なお、実施形態2に係る情報処理の後に、下書き状態の契約申請情報に基づいて契約情報を受け付けてもよく、その場合、情報処理システム1は、実施形態1のアクティビティA1に情報処理を進める。
【0076】
(アクティビティA20)
制御部51は、組織内で発注又は購買の申請をするための発注購買申請情報の入力を受け付ける。発注購買申請情報は、支払情報を含む。支払情報は、発注購買申請情報と後述する契約申請情報と互換性のある情報であってもよい。制御部51は、入力を受け付けたこの発注購買申請情報に、固有の識別情報を割り当てられる。この固有の識別情報は、発注購買申請情報の特定のために、前述の発注購買申請領域811への入力に使用することができる。
【0077】
(アクティビティA21)
制御部51は、発注購買申請情報を支払管理サーバ装置3に送信する。制御部51は、発注購買申請情報を扱う支払担当者から、発注購買申請情報の出力先として、契約担当者の指定を受け付ける。例えば、制御部51は、発注購買申請情報を送信するためのボタンの押下を受け付けることに応じて、発注購買申請情報を支払管理サーバ装置3に送信する。
【0078】
(アクティビティA22)
制御部31は、発注購買申請情報を支払クライアント装置5から受け付ける。
【0079】
(アクティビティA23)
制御部31は、発注購買申請情報を契約管理サーバ装置2に送信する。
【0080】
(アクティビティA24)
制御部21は、発注購買申請情報を支払管理サーバ装置3から受け付ける。
【0081】
(アクティビティA25)
制御部21は、発注購買申請情報に基づいて、支払情報を含む下書き状態の契約申請情報を出力する。契約申請情報は、契約の内容として反映される情報である。下書き状態の契約申請情報は、契約の条項の追加の余地がある情報であることを示す。
【0082】
(アクティビティA26)
制御部21は、下書き状態の支払申請情報を契約クライアント装置4に送信する。
【0083】
(アクティビティA27)
制御部41は、下書き状態の支払申請情報を契約管理サーバ装置2から受け付ける。制御部41は、下書き状態の契約申請情報を生成した旨の通知を出力部45に表示させる。
【0084】
アクティビティA27の後に、実施形態1のアクティビティA1の情報処理が開始されることがある。その場合、例えば、制御部41は、アクティビティA27にて受け付けた下書き状態の支払申請情報に基づいて、契約の条項を追加し、契約書を作成する。契約担当者は、作成した契約書に基づいて、契約の内容を確定させる。情報処理システム1は、確定した契約の内容に基づいて、契約情報を受け付けることで、アクティビティA1に情報処理を進める。
【0085】
本実施形態によれば、制御部は、組織内で発注又は購買の申請をするための発注購買申請情報を受け付ける。制御部は、発注購買申請情報に基づいて、支払情報を含む契約申請情報を出力する。支払情報は、発注又は購買に関する情報であり、契約申請情報は、契約の内容として反映される情報である。本実施形態によれば、組織内における種々の申請を円滑に行うことができる。また、契約申請情報に基づいて契約情報を取得することができるため、支払漏れがより発生しにくくなる技術を提供することができる。
【0086】
[その他]
前述の実施形態に係る情報処理システム1に関して、コンピュータを、情報処理システム1の制御部31として機能させるプログラムであってもよい。また、情報処理システム1が実行する情報処理方法であってもよい。
【0087】
実施形態1では、債権者から請求書の送付とは関係なく、債務者側で行われる情報処理であってもよい。その場合において、債権者から請求書を取得したとき支払管理サーバ装置3での情報処理について説明する。例えば、制御部31は、支払情報に紐づく支払の金額と、契約に対応する請求書の請求金額とに基づいて、支払金額と、請求金額とが一致するかを判定する。次に、制御部31は、請求金額とが一致するかを判定した判定結果を出力部55に表示させる。同様の処理を契約管理サーバ装置2にて実行してもよい。これにより、組織内で取得した支払情報に紐づく支払の金額と、契約に対応する請求書の請求金額とが一致するかを判定することができるため、支払に関する事務手続きのミスが発生しにくくなる。
【0088】
また、本実施形態の「ボタンの押下」は、「オブジェクトの操作」の一例であり、ユーザからの指示を受け付けることができる態様であればよい。
【0089】
実施形態1及び実施形態2において、契約担当者と支払担当者とは異なるユーザであるものとして説明したが、変形例では契約担当者と支払担当者とは同一のユーザであってもよい。
【0090】
(出力指示の生成)
実施形態1及び実施形態2において、支払申請情報を出力するための出力指示は、作成チェックボックス640がチェックされていた場合に生成されるものとして説明したが、本開示はこれらに限定されるべきではない。変形例では、支払申請情報を出力するための出力指示は、支払が存在する契約が締結された場合に生成されてもよい。支払が存在する契約が締結された場合とは、例えば、契約が締結された旨の情報を、契約クライアント装置4(もしくは契約担当者)から契約管理サーバ装置2が受け付けた場合等である。契約が締結された旨の情報は、例えば、"締結完了メール"という形で提供され得る。この場合、情報処理システム1は、アクティビティA1~A11において、「契約」を「締結済みの契約」と読み替えて情報処理を実行することができる。また、この変形例では、作成チェックボックス640は、表示されないものとしてもよい。その場合、アクティビティA1において、制御部41は、支払申請情報の出力指示を受け付けない。また、アクティビティA4において、制御部21は、契約が締結された旨の通知を、契約担当者、支払担当者等の契約の関係者に送信してもよい。
【0091】
また、他の変形例として、支払申請情報を出力するための出力指示は、支払が存在する契約が締結され、かつ、契約クライアント装置4(もしくは契約担当者)から、支払申請情報を出力するための出力指示を受け付けた場合に生成されてもよい。この変形例でも、アクティビティA1~A11において、情報処理システム1は、「契約」を「締結済みの契約」と読み替えて情報処理を実行することができる。また、この変形例では、作成チェックボックス640は、表示されてもよい。
【0092】
更に、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0093】
(1)情報処理システムであって、制御部を備え、前記制御部は、契約に関する契約情報を受け付け、ここで前記契約情報は、支払に関する支払情報を含み、前記支払情報に基づいて、支払申請情報を出力し、ここで前記支払申請情報は、組織内で支払の申請をするための情報である、情報処理システム。
【0094】
このような構成によれば、契約に関する契約情報から、組織内で支払の申請をするための支払申請情報を出力できるため、組織内での申請をより円滑に実行することができる。これにより、例えば、支払漏れがより発生しにくくなることが期待される。
【0095】
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記契約情報を扱う第1ユーザから、前記支払申請情報を使用する第2ユーザの指定を受け付け、前記第2ユーザに対して、前記支払申請情報を出力する、情報処理システム。
【0096】
このような構成によれば、契約情報を扱う第1ユーザが、支払申請情報を使用する第2ユーザを出力先として指定するため、支払漏れをより発生しにくくすることができる。
【0097】
(3)上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記第2ユーザが支払の申請に使用する支払管理システムの画面において、前記第1ユーザが前記第2ユーザを指定したことを示す通知を表示させる、情報処理システム。
【0098】
このような構成によれば、第2ユーザの画面上に第1ユーザが指定したことを示す通知が表示されるため、第1ユーザに由来する支払申請情報であることを、第2ユーザに認識させることができる。
【0099】
(4)上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記第2ユーザが支払の申請に使用する支払管理システムの画面において、前記契約情報に含まれる前記支払情報に基づいて作成された前記支払申請情報と、前記第2ユーザが自身で作成した支払申請情報と、を区別可能に表示させる、情報処理システム。
【0100】
このような構成によれば、第2ユーザの画面上に第2ユーザ以外のユーザが指定したことを示す通知が表示されるため、第2ユーザ以外のユーザに由来する支払申請情報であることを、第2ユーザに認識させることができる。
【0101】
(5)上記(1)~(4)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、組織内で発注又は購買の申請をするための発注購買申請情報を受け付け、前記発注購買申請情報に基づいて、前記支払情報を含む契約申請情報を出力し、ここで前記契約申請情報は、前記契約の内容として反映される情報である、情報処理システム。
【0102】
このような構成によれば、発注購買申請情報から、契約申請情報を出力できるため、組織内での申請をより円滑に実行することができる。
【0103】
(6)上記(1)~(5)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記支払情報は、繰り返し発生する支払に関する情報を含み、前記制御部は、前記契約情報を受け付け、前記支払情報に基づいて、繰り返し発生する支払に対応する、複数の前記支払申請情報のそれぞれを、前記契約を履行可能なタイミングで出力するように制御する、情報処理システム。
【0104】
このような構成によれば、所定期間毎(例えば、毎月等)に発生する支払について、支払漏れがより発生しにくくなる。
【0105】
(7)上記(6)に記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記契約の期間が満了した場合、又は、前記契約に紐づく最後の支払申請情報を出力した場合、前記支払申請情報を出力しないように制御する、情報処理システム。
【0106】
このような構成によれば、所定期間毎(例えば、毎月等)に発生する支払について、支払いが不要となったタイミングで、支払申請情報の出力をしないようにすることができる。
【0107】
(8)上記(1)~(7)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記支払情報は、前記組織内の前記契約を担当する者の氏名に関する情報、支払先の名称に関する情報、及び支払の金額に関する情報を含み、前記制御部は、前記支払情報を含む前記支払申請情報を出力する、情報処理システム。
【0108】
このような構成によれば、支払情報を、支払申請情報と契約情報との両方に互換性のある情報として使用することができる。
【0109】
(9)上記(1)~(8)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、支払が存在する前記契約に対して、ユーザから、前記支払申請情報を出力するための出力指示を受け付け、前記出力指示を受け付けた場合、前記支払申請情報を出力する、情報処理システム。
【0110】
このような構成によれば、支払が存在し、出力指示を受け付けた契約に対して、支払申請情報を出力することができる。
【0111】
(10)上記(1)~(9)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記支払情報に紐づく支払金額と、前記契約に対応する請求書の請求金額とに基づいて、前記支払金額と、前記請求金額とが一致するかを判定した判定結果を表示させる、情報処理システム。
【0112】
このような構成によれば、契約内容と請求書とを対比して、実際にやりとりされた金額が異なる場合、ユーザに通知することができる。
【0113】
(11)上記(1)~(10)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記契約は、売買契約又は業務委託契約に関する契約である、情報処理システム。
【0114】
このような構成によれば、売買契約又は業務委託契約に関する契約情報から、組織内で支払の申請をするための支払申請情報を出力できるため、組織内での申請をより円滑に実行することができる。これにより、例えば、支払漏れがより発生しにくくなることが期待される。
【0115】
(12)上記(1)~(11)のいずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、契約管理システムと、支払管理システムとを有し、前記契約管理システムは、前記契約情報を前記支払管理システムに出力し、前記支払管理システムは、前記契約情報を前記契約管理システムから取得し、前記支払情報に基づいて、前記支払申請情報を出力する、情報処理システム。
【0116】
このような構成によれば、複数のシステムをまたいで契約情報から支払申請情報を出力することができる。
【0117】
(13)プログラムであって、上記(1)~(12)のいずれか1つに記載の情報処理システムの前記制御部として機能させるためのプログラム。
【0118】
(14)情報処理システムが実行する情報処理方法であって、上記(1)~(12)のいずれか1つに記載の情報処理システムの前記制御部が実行する各処理を備える、情報処理方法。
もちろん、この限りではない。
【0119】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0120】
1 :情報処理システム
2 :契約管理サーバ装置
21 :制御部
22 :記憶部
23 :通信部
3 :支払管理サーバ装置
31 :制御部
32 :記憶部
33 :通信部
4 :契約クライアント装置
41 :制御部
42 :記憶部
43 :通信部
44 :入力部
45 :出力部
5 :支払クライアント装置
51 :制御部
52 :記憶部
53 :通信部
54 :入力部
55 :出力部
6 :契約登録画面
60 :書類情報領域
61 :担当者情報領域
62 :相手方情報領域
63 :契約情報領域
64 :下書作成領域
600 :ファイル添付ボタン
601 :書類種別領域
602 :締結方法領域
620 :会社名入力領域
621 :代表者名入力領域
630 :書類番号情報
631 :稟議入力領域
632 :締結日入力領域
633 :開始日入力領域
634 :終了日入力領域
635 :更新ボタン領域
636 :金額入力領域
637 :サイクル入力領域
638 :概要入力領域
639 :メモ入力領域
640 :作成チェックボックス
641 :指名領域
7 :支払確認画面
70 :通知ボタン
71 :通知領域
710 :指名通知情報
72 :下書申請領域
720 :申請ステータス情報
8 :支払申請画面
80 :第1情報領域
800 :タイトル入力領域
801 :申請識別情報
802 :申請ステータス情報
81 :第2情報領域
810 :支払先情報
811 :発注購買申請領域
812 :請求書添付領域
813 :請求書識別情報
814 :他書類添付領域
815 :開始日入力領域
816 :終了日入力領域
817 :期日入力領域
818 :メモ入力領域
819 :仕分入力領域
82 :金額情報領域
83 :ワークフロー設定領域
830 :担当者設定領域
831 :権限選択ボタン領域
N :ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10