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▶ 櫻井 幸夫の特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024076310
(43)【公開日】2024-06-05
(54)【発明の名称】コ-ヒ-豆の焙煎機
(51)【国際特許分類】
   A23N 12/10 20060101AFI20240529BHJP
【FI】
A23N12/10 Z
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022198242
(22)【出願日】2022-11-24
(71)【出願人】
【識別番号】522481617
【氏名又は名称】櫻井 幸夫
(74)【代理人】
【識別番号】100070057
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 眞治
(74)【代理人】
【識別番号】100158713
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 眞紀子
(72)【発明者】
【氏名】櫻井 幸夫
【テーマコード(参考)】
4B061
【Fターム(参考)】
4B061AA01
4B061BA09
4B061CD07
4B061CD15
(57)【要約】
【課題】 従来のコ-ヒ-焙煎機ではコ-ヒ-豆を均一に良く焙煎することができないとう問題ががあるし、長期間使用していると、やや不良になるとの問題を解消することである。
【解決手段】 外枠が左側を低くて右側を高くした外枠の中に、左右両側に2個づつの円形軸と回転ロ-ルを有する中枠を設け、この回転ロ-ルの上に底壁中央部に大きい挿入穴をする筒缶を設けて、この挿入穴にシャフトの突起を挿入して外枠の上に加熱器を設け、シャフトの後端部に回転ロ-ルを設けて、回転ロ-ルと電気モ-タの回転ロ-ルとの間にベルトを設けたコ-ヒ-豆の焙煎機である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外枠1に、左側を低くするとともに右側を高くした内枠2を設け、該内枠の中央部の左側と左側と右側の2か所にそれぞれ2個の円形軸3と回転ロ-ル4を設けて、該4個の回転ロ-ルの上に、筒缶5の底壁中央部に複数個のやや大きい挿入穴6を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴7を間隔を置いて多数設け、筒缶の上部に、先端を小さくした円形の開口部8′ を有する蓋8を、被せる。
該筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴6に、シャフト9の先端に複数の突起10を、挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に高温の加熱器11を設けて、更にシャフトの後端部に回転ロ-ル12を設け,該回転ロ-ルと電気モ-タ13の回転ロ-ル14との間にベルト15を設けたことを特徴とするコ-ヒ-豆の焙煎機。
【請求項2】
4角形の外枠21に水平方向の内枠22を設け、該内枠の中央部の左側と右側の2か所に円形軸23と回転ロ-24を設けて、該4個の回転ロ-ルの上に、筒缶25の底壁中央部に複数個のやや大きい挿入穴26を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴27を間隔を置いて多数設け、筒缶の右側に幅を大きくして先端は小さくした円形の開口部28′を有する蓋28を、被せる。
該筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴26に、シャフト29の先端に複数の突起30を、挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に高温の加熱器31を設けて、更にシャフトの後端部に回転ロ-ル32を設け,該回転ロ-ルと電気モ-タ33の回転ロ-ル34との間にベルト35を設けたことを特徴とするコ-ヒ-豆の焙煎機。
【請求項3】
筒缶が、筒缶の内側の全隅部に、コ-ヒ-豆の焦げ付き防止板を設けた請求項1又は請求項2のコ-ヒ-豆の焙煎機。
【請求項4】
筒缶が、筒缶の内側に右上から左下方向に、金網を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のコ-ヒ-豆の焙煎機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はコ-ヒ-豆の焙煎機に関わるものである。
特にコ-ヒ-豆の焙煎した時に、コ-ヒ-豆を均一に良く焙煎できるようにした構成ににしたコ-ヒ-豆の焙煎機に関わるものである。
【背景技術】
【0002】
従来のコ-ヒ-豆の焙煎機は、固定したガラス管にコ-ヒ-豆を入れて焙煎機がある(下記の特許文献1.特開平4-23976号公報参照と公開実用昭和57-25593号公報参照。
【0003】
しかしながら、これらの特開平と公開実用に記載の焙煎機では、焙煎が固定したガラス管などの容器であるために回転しないために、均一に焙煎することがやや困難であるという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許技術文献】
特開平4-23976号公報
【実用技術文献】
公開実用昭和57-25593号公報
【発明の概要】
【0004】
【発明が解決使用とする課題】
【0005】
前記の欠点を解消したいという課題とともに長期間安定した状態でコ-ヒ-豆を均一に良く焙煎できるようにした発明である。
【発明が解決するための手段】
【0006】
外枠に、左側を低くするとともに右側を高くした内枠2設け、この内枠の中央部の左側と左側と右側の2か所にそれぞれ2個の円形軸と回転ロ-ルを設けて、この4個の回転ロ-ルの上に、筒缶の底壁中央部に複数個のやや大きい挿入穴を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴を間隔を置いて多数設け、筒缶の上部に、先端を小さくした円形の開口部を有する蓋を、被せる。
この筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴に、シャフトの先端に複数の突を、挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に高温の加熱器を設けて、更にシャフトの後端部に回転ロ-ルを設け,この回転ロ-ルと電気モ-タの回転ロ-ルとの間にベルトを設けける。
【発明の効果】
【0007】
この発明のコ-ヒ-豆の焙煎機の請求項1発明は、外枠に、左側を低くするとともに右側を高くした内枠2設け、この内枠の中央部の左側と左側と右側の2か所にそれぞれ2個の円形軸と回転ロ-ルを設けて、この4個の回転ロ-ルの上に、筒缶の底壁中央部に複数個のやや大きい挿入穴を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴を間隔を置いて多数設け、筒缶の上部に先端を小さくした円形の開口部を有する蓋を被せて、この筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴に、シャフトの先端に複数の突を、挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に高温の加熱器を設けて、更にシャフトの後端部に回転ロ-ルを設け,該回転ロ-ルと電気モ-タの回転ロ-ルとの間にベルトを設けたコ-ヒ-豆の焙煎機てあるから、焙煎機の筒缶に入れたコ-ヒ-豆は、筒缶の回転により斜め方向に全体が良く回転されるためにコ-ヒ-豆をほぼ均一に良く焙煎することができる。
更に、コ-ヒ-豆を筒缶に入れる時は、蓋を上下を逆にして広くした広い入り口からコ-ヒ-豆を筒缶に入れることができるし、焙煎後は蓋を外して容易にコ-ヒ-豆を筒缶から取り出すことができるとともにその後は筒缶の大穴に蓋を上下を逆にして小型にしたので筒缶と蓋を所定の位置に容易に収納することができる。
【発明の効果】
【0008】
この発明のコ-ヒ-豆の焙煎機の請求項2の発明は、4角形の外枠に水平方向の内枠を設け、この内枠の中央部の左側と右側の2か所に円形軸と回転ロ-ルを設けて、この4個の回転ロ-ルの上に、筒缶の底壁中央部に複数個のやや大きい挿入穴を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴を間隔を置いて多数設け、筒缶の右側に幅を大きくして先端は小さくした円形の開口部を有する蓋を被せる。
この筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴にシャフトの先端に複数の突起を挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に高温の加熱器を設けて、更にシャフトの後端部に回転ロ-ルを設け,この回転ロ-ルと電気モ-タの回転ロ-ルとの間にベルトを設けたコ-ヒ-豆の焙煎であるから、焙煎機の筒缶に入れたコ-ヒ-豆は、筒缶の回転により円周方向に全体が良く回転されるためにコ-ヒ-豆をほぼ均一に良く焙煎することができる。
更に、コ-ヒ-豆を筒缶に入れる時は、蓋を上下を逆にして広い蓋から筒缶に入れることができるし、焙煎後は蓋を外して容易にコ-ヒ-豆を筒缶から取り出すことができるし、その後は筒缶の穴に、蓋を上下を逆にして小型にしたので筒缶と蓋所定の位置に容易に収納することができる。
【発明の効果】
【0009】
この発明のコ-ヒ-豆の焙煎機の請求項3は、筒缶が筒缶の左下隅部と右下隅部にそれぞれコ-ヒ-豆の焦げ付き防止板を設けたから、コ-ヒ-豆はこの箇所で焦げるのを防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
この発明のコ-ヒ-豆の焙煎機の請求項4は、筒缶が筒缶の右上から左下方向に金網を設けたから、コ-ヒ-豆は金網により良く撹判することができるから、コ-ヒ-豆を良く均一に焙煎することができるとともに良く焙煎したコ-ヒ-豆を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】 第1のコ-ヒ-豆の焙煎機の正面図である。
図2】 第1の外枠に取り付ける内枠の平面図である。
図3】 ガス加熱器の拡大断面図である。
図4】 筒缶の底壁の拡大図である。
図5】 第2のコ-ヒ-豆の焙煎機の正面図である。
図6】 第2の外枠に取り付ける内枠の平面図である。
図7】 第3の筒缶の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例0012】
図1に図示したように、4角形の外枠1に、左側を低くするとともに右側を高くした内枠2を設け、この内枠の中央部の左側と左側と右側の2か所にそれぞれ2個の円形軸3と回転ロ-ル4を設けて、この4個の回転ロ-ルの上に、図4に図示したように,筒缶の底壁中央部に6個のやや大きい挿入穴6とその周囲に多数個の小さい穴7を有する筒缶5を、乗せる。
この筒缶の上部に、先端を小さくした円形の開口部8′を有する蓋8を、被せる。
この筒缶の底壁中央部に設けた6個のやや大きい挿入穴6に、シャフト9の先端に6本のの突起10を、挿入して設けるととに筒缶の左下の外枠の上に、図3に図示したように上部に小さい穴11′を有するガス管の加熱器11を、設ける。
更にシャフトの後端部に回転ロ-ル12を設け,この回転ロ-ルと電気モ-タ13の回転ロ-ル14との間にベルト15を設け筒缶を回転するコ-ヒ-豆の焙煎機である。
【実施例0013】
図5に図示したように、4角形の横長形の外枠21の中に、図6に図示した4角形の横形の内枠22の中央部の上側と下側の2か所にそれぞれ2個づつ間隔を置いて円形軸23と回転ロ-ル24を設ける。
この4個の回転ロ-ルの上に、実施例1と同様に複数個のやや大きい挿入穴を設けるとともにその周囲に複数個の小さい穴を間隔を置いて多数設けて、この筒缶の上部に幅を大きくして先端は小さくした開口部28′を有する蓋28を被せる。
この筒缶の底壁中央部に設けた複数個のやや大きい挿入穴26に、シャフト30の先端に複数の突起30を、挿入し,図5に図示したように筒缶の左下の外枠の上に、電気加熱器11を、設ける。
更にこのシャフトの後端部に回転ロ-ル29を設け,この回転ロ-ルと電気モ-タ33の回転ロ-ル34との間にベルト35を設け筒缶を回転するコ-ヒ-豆の焙煎機である。
【実施例0014】
図7に図示したように、筒缶の底壁の両角に斜め方向にコ-ヒ-豆が焦げ付き防止用3角形板43を設けた請求項1又は請求項2のコ-ヒ-豆の焙煎機である。
【実施例0015】
図7に図示したように、コ-ヒ-豆の焙煎機の筒缶41が、筒缶の内側の右側から左側に大きな3角形の金網42を設けた請求項1又は請求項2のコ-ヒ-豆の焙煎機である。
【産業上の利用可能性】
【0016】
この発明はコ-ヒ-豆を大量に焙煎することができるし、誰もがこの焙煎機を使用できるためにコ-ヒ-豆業界の発展に寄与することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7