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特開2024-76471ポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024076471
(43)【公開日】2024-06-06
(54)【発明の名称】ポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/28 20120101AFI20240530BHJP
【FI】
G06Q20/28
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022188005
(22)【出願日】2022-11-25
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー小山駅南店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー岩曽店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー上戸祭店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー松原店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー佐野高萩店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー下野祇園店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー宝木店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー茂原店にて公開。 令和4年1月31日にフトン巻きのジロー平松本町店にて公開。 令和4年1月31日にhttps://apps.apple.com/jp/app/id1594045141にて公開。
(71)【出願人】
【識別番号】518047207
【氏名又は名称】フトン巻きのジロー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107928
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正則
(74)【代理人】
【識別番号】110003362
【氏名又は名称】弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森下 洋次郎
【テーマコード(参考)】
5L020
5L055
【Fターム(参考)】
5L020AA54
5L055AA54
(57)【要約】
【課題】利用者の携帯端末を用いてポイントを購入し、購入したポイントで決済するポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システムを提供する。
【解決手段】実施形態のポイント販売・決済方法は、料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売するポイント販売ステップと、前記ポイントを利用者の携帯端末から購入するステップと、前記携帯端末のポイントアプリを用いて、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を前記購入したポイントで行うステップと、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売するポイント販売ステップと、
前記ポイントを利用者の携帯端末から購入するステップと、
前記携帯端末のポイントアプリを用いて、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を前記購入したポイントで行うステップと、
を有することを特徴とするポイント販売・決済方法。
【請求項2】
前記ポイント販売ステップは、
前記ポイントを販売する装置に、前記料金に応じた複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表を表示するステップと、
前記購入ポイント表の中から希望するポイントを選択するステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載のポイント販売・決済方法。
【請求項3】
前記購入するステップは、
前記携帯端末によって前記選択したポイントを示す購入ポイント識別コードを読み取り、当該ポイントを購入することを特徴とする請求項2に記載のポイント販売・決済方法。
【請求項4】
前記携帯端末の前記ポイントアプリを用いてネットワークからポイント購入手続きが選択された場合、
前記購入料金に応じた複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表を表示するステップと、
前記購入ポイント表の中から希望するポイントを選択して購入するステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載のポイント販売・決済方法。
【請求項5】
前記支払い料金の決済を行うステップは、
前記商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金に応じた料金識別コードを表示するステップと、
前記携帯端末によって前記料金識別コードを読み取るステップと、
前記携帯端末の前記ポイントアプリを用いて、前記料金識別コードが示す前記支払い料金の決済を行うステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載のポイント販売・決済方法。
【請求項6】
料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売する装置と、
前記ポイントを購入して、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を行う利用者が所有する携帯端末と、
を有し、
前記携帯端末のポイントアプリを用いて、前記決済を前記購入したポイントで行うことを特徴とするポイント販売・決済システム。
【請求項7】
前記ポイントを販売する装置は、
前記購入料金に応じた複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表を表示し、
前記購入ポイント表の中から選択したポイントを示す購入ポイント識別コードを表示することを特徴とする請求項6に記載のポイント販売・決済システム。
【請求項8】
前記携帯端末によって前記選択したポイントを示す前記購入ポイント識別コードを読み取り、当該ポイントを購入することを特徴とする請求項7に記載のポイント販売・決済システム。
【請求項9】
前記携帯端末の前記ポイントアプリを用いてネットワークからポイント購入手続きが選択された場合、
複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表を表示するステップと、
前記購入ポイント表の中から希望するポイントを選択して購入するステップと、
を有することを特徴とする請求項6に記載のポイント販売・決済システム。
【請求項10】
前記端末に前記支払い料金の料金識別コードを表示し、
前記携帯端末によって前記料金識別コードを読み取り、
前記ポイントアプリを用いて、前記料金識別コードが示す前記支払い料金の決済を行うことを特徴とする請求項6に記載のポイント販売・決済システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、国内の殆どの商店では、品物(商品)を購入した際に、提携ポイントカードにポイントを付与する仕組みを取り入れている。そのポイントカードは、銀行やポイント販売会社、ネット通販会社、或いは自社ポイントカードを提供する商店および会社に、それぞれ会員登録(個人情報を登録)することで得ることができる。このため、消費者は、沢山のポイントカードを財布等に入れて持ち歩き、商店で品物を購入する際に、当該商店で使えるポイントカードを提示していた。
【0003】
また、通常付与されるポイントは、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金に応じて、例えば1~3%が付与される形式で運営されている。キャンペーンを実施した日には、通常ポイントの3倍~5倍のポイントを付与するケースもある。そして、消費者は、各種のポイントカードに日々の生活で支払った金額に対するポイントをこつこつと貯めている。ある程度ポイントが貯まった時に、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の割引に用いたり、店舗の利用券に還元したりしている。
【0004】
したがって、既存のポイント運営では、消費者はこつこつとポイントを貯めることになるので、期待するほどのメリットが得られていない。一方で、商店毎の沢山のポイントカードを財布等に入れて持ち歩くことになるので、重い財布を持ち歩くことになる。また、品物を購入した際にレジの前でポイントカードを探しまくるような事態が発生している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001-338350号公報
【特許文献2】特開2003-141403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発明が解決しようとする課題は、利用者の携帯端末を用いてポイントを予め購入し、その購入したポイントで決済するポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係るポイント販売・決済方法は、料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売するポイント販売ステップと、前記ポイントを利用者の携帯端末から購入するステップと、前記携帯端末のポイントアプリを用いて、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を前記購入したポイントで行うステップと、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態の異業務のポイント販売・決済方法を実施するポイント販売・決済システム(コインランドリーシステム)の構成例を示す図である。
図2】コインランドリー店舗内で販売されるポイントを説明する図である。
図3】コインランドリー店舗で販売されるポイントを購入するための処理手順を示すフローチャートである。
図4】タブレットにポイント販売表30aを示す図である。
図5】(a)は、タブレットに選択されたポイント値を示す識別コードの表示画面の一例を示す図である。同(b)はスマホの〇△〇アプリにポイント値を送信した時の画面の一例を示す図である。
図6】ポイントを購入したスマホの〇△〇アプリ起動時の初期画面の一例を示す図である。
図7】スマホの〇△〇アプリからのポイント購入手続きを示すフローチャートである。
図8】初期画面の「セルフ利用」をタッチ(選択)してランドリー装置をセルフで利用した時のポイント決済画面を示す図である。
図9】洗濯代行サービスの料金決済をポイントで決済する場合のタブレットとスマホの間の処理手順を示す図である。
図10】洗濯代行サービスにおいて、利用者の注文入力を受け付ける時のタブレットに表示される注文入力画面の一例を示す図である。
図11】タブレットに支払い料金のQRコード(登録商標)を表示した時の画面を示す図である。
図12】スマホにおいて支払い料金を決済する画面例、および支払い完了を示す図である。
図13】(a)は、支払い料金のポイント決済画面の画面例を示している。同(b)は、支払い完了画面例を示す図である。
図14】コインランドリー店舗のスタッフ(又は代行者)が「宅配の予約」を行った利用者宅に伺って、布団を引き取る際の端末に表示される注文入力画面の一例を示す図である。
図15図14で示した注文入力画面の上に「お支払い」画面がポップアップ表示した図である。
図16図15の画面から「アプリでお支払い」をタッチした時の決済画面395の一例を示す図である。
図17】「購入ポイントの使用履歴の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態に係るポイント販売・決済方法およびポイント販売・決済システムについて説明する。
実施形態のポイント販売・決済方法は、商店又はサービス店においてポイントを販売し、そのポイントを利用者の携帯端末で購入して、当該商店又はサービス店での商品の購入又はサービス利用等をポイント決済する方法である。従って、取扱う商品又はサービス等は特定されるものではない。
以下では、コインランドリー店舗でのポイント販売・決済の一例を説明する。
【0010】
図1は、実施形態のポイント販売・決済方法を実施するポイント販売・決済システムである。ここでは、コインランドリーシステムの構成例を例示している。
コインランドリーシステム10は、利用者がコインランドリー店舗内のランドリー装置をセルフで使って洗濯・乾燥を行うものと、代行者に依頼するものとがある。このため、コインランドリー店舗15内の受付カウンター20が設けられる。この受付カウンター20からの洗濯・乾燥依頼は、一般のクリーニング店へのクリーニング依頼利用を想定すればよい。即ち、受付カウンター20において、利用者からの被洗濯物(一般的な衣服、下着、靴、布団類等)のクリーニング依頼を受付、コインランドリー店舗15内のランドリー装置を使ってクリーニング作業を行い、その被洗濯物をお渡しするサービスが実施される。
【0011】
受付カウンター20には、受付スタッフが取扱うスタッフ端末(以下ではタブレットを例に説明する)30が設けられる。タブレット30は、ポイント販売端末として用いることができる。また、利用者が所有する携帯端末(以下ではスマホを例に説明する)40は、後述する専用アプリからコインランドリー店舗15内で販売されるポイントを購入することができる。そして、その購入したポイントを現金(又はカード支払い)に代えて料金決済に使用する。また、携帯端末40は、ランドリー装置を利用時に支払った金額に応じて獲得したポイントを管理できる。
【0012】
コインランドリーシステム10は、他にコインランドリー店舗15に設置される洗濯乾燥機や布団乾燥機等のランドリー装置を集中制御する集中精算機50と、タブレット30、スマホ40および集中精算機50とネットワークを介して接続されるサーバ装置60とを有して構成されている。
【0013】
コインランドリー店舗15に設置される洗濯乾燥機の一例として大型洗濯乾燥機70が2台、2連式中型洗濯乾燥機72が3台、リフレッシュ機能付き布団乾燥機74が2台を例示している。これらは一例であって、コインランドリー店舗15の規模や利用状況に応じて最適数のランドリー装置が設置される。また、コインランドリー店舗15内には2台の作業テーブル80が配置され、布団や衣類の折り畳み作業等に利用される。2台の作業テーブル80の下にはキャスター付き移動籠(図示せず)が複数設けられ、ランドリー装置と作業テーブル間の布団や衣類の移動作業時に用いられる。
【0014】
集中精算機50は、一例として示した大型洗濯乾燥機70、2連式中型洗濯乾燥機72、およびリフレッシュ機能付き布団乾燥機74と有線又は無線で接続されている。利用者は、セルフ洗いの時(即ち、コインランドリー店舗を利用する行為)、集中精算機50とスマホ40とのやり取りで、被洗濯物を投入したランドリー装置を選択し、且つ利用したい洗濯・乾燥コースを選択し、その選択したランドリー装置とコースに応じた利用料金を支払う操作を順次行う。この操作により、選択したランドリー装置を用いてセルフによる洗濯・乾燥(洗濯のみ、乾燥のみも含む)を行うことができる。
【0015】
利用者のスマホ40には、コインランドリー店舗15で利用可能な専用アプリケーション(以下では〇△〇アプリと称して説明する)がインストールする必要がある。〇△〇アプリは、一般的なアプリケーションのインストール手続き(個人情報の登録と規約承認)と同じようにして、インストールされる。
〇△〇アプリは、コインランドリー店舗15内で販売される、後述する料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを購入する機能を持つ。また、各店舗で獲得したポイントを共通管理する機能を持つ。〇△〇アプリは、コインランドリーシステム10を構築している系列のコインランドリー店舗で利用可能できる。従って、購入したポイントを各コインランドリー店舗で利用することができる。これにより、例えば旅行や出張等の移動先でコインランドリー店舗の利用を促進することができる。
【0016】
図2は、コインランドリー店舗15内で販売されるポイントを説明する図である。販売されるポイントは、以下に示すように、購入料金を5段階に区分して、購入料金が高ければ高いほど還元率(最高70%)の高いポイントが購入できるように設定されている。なお、以下のPはポイントを意味する。
(1)購入金額 5,000円 還元率30% 購入ポイント6500P 使用可能金額6,500円
(2)購入金額10,000円 還元率40% 購入ポイント14000P 使用可能金額14,000円
(3)購入金額20,000円 還元率50% 購入ポイント30000P 使用可能金額30,000円
(4)購入金額40,000円 還元率60% 購入ポイント64000P 使用可能金額64,000円
(5)購入金額80,000円 還元率70% 購入ポイント136000P 使用可能金額136,000円
【0017】
図3は、コインランドリー店舗15で販売されるポイントを購入するための処理手順を示すフローチャートである。図4乃至図6は、購入時のタブレット30又はスマホ40の表示画面例を示している。以下、図3乃至図6を参照してポイントの購入手続きを説明する。なお、ポイント販売は、コインランドリー店舗15に限らず、販売会社の系列店または委託を受けた店舗でも良い。
まず、スマホ40には、予め〇△〇アプリがインストールされて、会員登録を済ませた状態で利用される(S100)。そして、利用者はコインランドリー店舗15に入店して、受付カウンター20からポイント購入を申し入れる。受付スタッフは、その申し入れに応じてポイント販売端末(ここでは、タブレット30を用いるとする)にポイント販売表を表示する(S110)。
【0018】
図4は、タブレット30に表示されるポイント販売表30aの一例を示す図である。受付スタッフ又は利用者は、ポイント販売表30aから希望するポイントを選択する。図4では、5000円を支払って、6500Pを購入した状態の例を示している。すると、タブレット30に選択されたポイント値の識別コード(以下では、QRコード(登録商標)を例に説明)が表示される(S120)。
【0019】
図5(a)は、タブレット30に選択されたポイント値を示すQRコード320(購入ポイント識別コード)の表示画面310を示している。同(b)は、スマホ40の〇△〇アプリにポイント値を送信した時の画面330の一例を示している。
利用者は、スマホ40の〇△〇アプリから画面310のQRコード320を読み取る(S130)。利用者は、読み取ったQRコード320に従い、スマホ40の〇△〇アプリからポイント購入料金の支払い決済を入力する(S140)。そして、手続完了メッセージがタブレット30に送信され、受付スタッフは料金の支払い完了を確認する(S150)。スマホ40の〇△〇アプリの「ポイント値」500(図6を参照)には購入ポイント(例えば、6500P)が設定される(S160)。受付窓口での現金等による支払いの場合は、ポイント購入済みのQRコード320を表示し、それをスマホ40で読み取ることで完了する。
【0020】
図6は、ポイントを購入したスマホ40の〇△〇アプリ起動時の初期画面400の一例を示している。
画面400のポイント表示領域410には、購入したポイント「6500P」が表示されると共に、ポイントランク(ランクB)と、ポイント還元率(3%)と、ポイントの有効期限(2023/10/10)、最高ランクSまでに必要な利用料金(¥73,500)が表示される。
【0021】
また、画面400には、サービス選択として「セルフ利用」420、「スタッフにおまかせ」430、「宅配」440の3つのサービス形態が選択可能になっている。これらの3つのサービス形態の利用した時に支払う料金は、「ポイント値」500のポイントによって支払う(1ポイント=1円で処理)ことができる。全額ポイント決済とした場合は、新たなポイントを獲得することはできない。もし、各サービス形態の利用で支払う料金(一部又は全部)を現金や各種のカードを用いて決済した場合、その支払い金額に応じたポイントが獲得できる。獲得したポイントは、「ポイント値」500に加算されて共通管理される。これにより、どのようなサービス形態であってもポイントを利用できる。また、ポイント割引を行わない場合は、その支払い金額に応じたポイントがどんどん貯まる仕組みとなっている。従って、利用者の家計に嬉しい環境でコインランドリー店舗15を利用することができる。
【0022】
図3では、コインランドリー店舗15でポイント販売し、それをスマホ40で購入する例を説明したが、スマホ40の〇△〇アプリからもポイント購入ができる。
図7は、スマホ40の〇△〇アプリからのポイント購入手続きを示すフローチャートである。利用者は、スマホ40の〇△〇アプリを起動して(S200)、操作メニューから「ポイント購入」を選択する(S210)。すると、そのポイント購入要求がネットワークを介してサーバ装置60に送信され、受信される(S220)。また、スマホ230の画面には、図4に示した購入ポイント表30aと同等の内容が表示され、利用者は購入したいポイント値を選択する(S230)。そして、スマホ40から購入したポイントの支払い決済手続きを行い、正しく決済手続きが入力されると、サーバ装置60に購入ポイント値と決済(入金)情報が送信される(S240)。サーバ装置60は、購入ポイント値と決済(入金)情報を受信すると(S250)、購入ポイント値をスマホ40に送信する(S260)。すると、スマホ40の〇△〇アプリの「ポイント値」500には購入ポイント値が設定される(S270)。
【0023】
ここで、コインランドリーシステム10に採用されているポイントの獲得について説明する。コインランドリーシステム10では、設定期間内の蓄積利用料金に応じて4段階のポイントランクが定められており、ランクが高ければ高いほど、高いポイント付与(還元)率が得られるように構築されている。
【0024】
例えば、最低ステータス「ランクC」は、登録後、初回利用時に自動的に設定される。「ランクC」のポイント付与(還元)率は、例えば1%(第1付与率)であるので、例えば¥1000の支払いに対して「10P」が付与される。
第1中間ステータス「ランクB」は、ランドリー装置10の利用によって支払った蓄積利用金額が、例えば¥3000/設定期間(例えば、1年間)を超えた時に自動的に設定される。「ランクB」のポイント付与率は、例えば3%(第2付与率)であるので、例えば¥1000の支払いに対して「30P」が付与される。図2の例で5000円のポイントを購入した場合、「ランクB」ランクアップする。
【0025】
第2中間ステータス「ランクA」は、ランドリー装置10の利用によって支払った蓄積利用金額が例えば¥20000/設定期間(例えば、1年間)を超えた時に自動的に設定される。「ランクA」のポイント還元率は、例えば10%(第3付与率)であるので、例えば¥1000の支払いに対して「100P」が付与される。図2の例で20000円のポイントを購入した場合、「ランクA」ランクアップする。
最高ステータス「ランクS」は、ランドリー装置10の利用によって支払った蓄積利用金額が例えば¥80000/設定期間(例えば、1年間)を超えた時に自動的に設定される。「ランクS」のポイント還元率は、例えば20%(第4付与率)であるので、例えば¥1000の支払いに対して「200P」が付与される。図2の例で80000円のポイントを購入した場合、「ランクS」ランクアップする。
【0026】
次に、購入したポイントを使って、コインランドリー店舗15を利用した時の利用料金の支払いをポイント決済する処理を説明する。
図8は、図6の初期画面400の「セルフ利用」420をタッチ(選択)して、ランドリー装置をセルフで利用する時のポイント決済画面450を示している。
図6に示す初期画面400から「セルフ利用」420がタッチされると、そのセルフ利用要求がサーバ装置60に送信され、受信される。サーバ装置60は、スマホ40と紐づけされたコインランドリー店舗15の集中精算機50の画面に利用操作を行うためのQRコードを送信する。
【0027】
集中精算機50は、サーバ装置60から送信されたQRコードを受信すると、その画面に当該QRコードを表示する。利用者は、スマホ40のQR読取機能を用いて集中精算機50の画面に表示されるQRコードを読み取る。すると、利用者は、スマホ40の〇△〇アプリに従い表示される以下のセルフ処理に必要な入力操作を実行する。
(1)被洗濯物を投入したランドリー装置の選択
(2)選択したランドリー装置での洗濯・乾燥(乾燥のみを含む)コースを選択
(3)選択したランドリー装置と洗濯・乾燥コースに従った利用料金の支払い決済
なお、集中精算機50の画面から上記(1)乃至(3)の入力を行うこともできる。これにより、スマホ40を利用しない利用者でもランドリー装置を利用可能する。
【0028】
利用者による(3)利用料金の支払い決済で、ポイント決済を行うことを選択すると、スマホ40には図8に示す画面450が表示される。
図8の画面450の領域452には、選択したランドリー装置と洗濯・乾燥コースに従った利用料金が提示されている。また、領域454には、現在保有するポイント「6500P」が表示されている。利用者は、領域456に使いたいポイント(例えば、「1200」)を入力し、適用ボタン458をタッチすることでポイント決済が完了する。
【0029】
サーバ装置60は、ポイント決済が確認できると、集中精算機50に運転開始を指令し、集中精算機50は利用者が指定したランドリー装置を稼働する。そのランドリー装置の稼働状況は、集中精算機50からサーバ装置60に逐次送信され、サーバ装置60はスマホ40に残りの待ち時間(終了時間でも可)を送信する。そして、スマホ40の〇△〇アプリは、受信した待ち時間等の運転状況を表示する。これにより、使用者は洗濯・乾燥の待ち時間を、コインランドリー店舗以外で有効に活動することができる。集中精算機50は、ランドリー装置の洗濯・乾燥動作を監視しており、利用者選択のランドリー装置の動作が終了したことを検出するとサーバ装置60に終了を通知する。
【0030】
次に、図6の「スタッフにおまかせ」430を選択した時のポイント決済処理について説明する。
「スタッフにおまかせ」430は、一般のクリーニング店と同じように、受付カウンター20において、利用者からの被洗濯物(一般的な衣服、下着、靴、布団類等)のクリーニング依頼を受付、コインランドリー店舗15内のランドリー装置を使ってクリーニング作業を行い、その被洗濯物をお渡しするサービスを実施するときの選択メニューである。
【0031】
図9は、「スタッフにおまかせ」の洗濯代行サービスの料金決済をポイントで決済する場合のタブレット30とスマホ40の間の処理手順を示している。以下、図9の処理を、図10乃至図13の画面表示と合わせて説明する。また、被洗濯物として布団の洗濯・乾燥を依頼する場合の例を説明する。
利用者が、コインランドリー店舗15に来店して洗濯代行サービスを希望する場合、受付カウンター20にて受付を行う。受付時に、利用者が持参した布団の種類および枚数に応じた料金が設定される仕組みとなっている。そして、注文入力に応じた料金の支払いが完了したことを確認できたら、洗濯代行の発注依頼が完了する。
【0032】
図10は、洗濯代行サービスにおいて、利用者の注文入力を受け付ける時のタブレット30に表示される注文入力画面350の一例を示している。
タブレット30の注文入力画面350には、既存の布団が簡単に注文入力できるように商品情報が表示されている。即ち、注文入力画面350の表示領域352には、布団の種類を選択に応じて、布団の素材と大きさと毎に料金が設定されたテーブル354が表示されている。受付スタッフは、利用者の確認を取りながら、被洗濯物として持参した布団の種類/大きさ、および布団の素材を判断して、図10の注文入力画面350から注文入力を行う。
図10では、敷布団の「敷-ポリ-シングル」が2枚の場合の注文例を示している。そして、その注文内容と金額(2×¥2000=¥4000)がAirレジホーム356に表示されている。
【0033】
受付スタッフは、Airレジホーム356の注文入力に間違いないこと利用者と確認すると、注文入力画面350の「支払い進む」358をタッチする。すると、タブレット30は、注文入力画面350で注文した支払い金額を示すQRコードを表示する画面に切り替わる。
図11は、タブレット30に支払い料金のQRコード362を表示した時の画面360を示している。このQRコード362をスマホ40で読み取ると、スマホ40の〇△〇アプリは支払い料金の決済処理を開始する。
【0034】
図12図13は、スマホ40において支払い料金をポイント決済する画面の一例を示している。
まず利用者は、スマホ40の図12(a)に示す〇△〇アプリの初期画面400から、「スタッフにおまかせ」430をタッチする。すると、図12(b)の画面460に切り替わる。利用者は、画面460の「QRコードを読み取る」462をタッチして、スマホ40のQR読取機能を用いてタブレット30に表示されるQRコード362(図11を参照)を読み取る。すると、スマホ40の〇△〇アプリは、支払い料金の決済のルーチンに移行する。
【0035】
図13(a)は、支払い料金のポイント決済画面の画面例470を示している。同(b)は、支払い完了の画面例480を示している。
図13(b)に示すように、決済画面470の「一部ポイントを利用する」474を選択し、決済額と同じ利用ポイント数「4000」を入力すると、決済画面470の領域472には、注文内容、ポイント値引、およびご請求額0円が表示される。このケースでは支払い金額は¥0であるので、ポイントは付与されない。
【0036】
この決済画面470の決済内容で良いと判断して完了ボタン(図示せず)をタッチすると、そのポイント決済内容がサーバ装置60に送信される。そして、スマホ40の画面は図12(b)の支払い完了画面480に移行する。一方、サーバ装置60では、値引きしたポイント「4000P」を当該利用者の管理データの「ポイント値」から減算する手続を行う。その新たなポイント値がサーバ装置60からスマホ40に送信され、「ポイント値」500に設定される。その結果として、スマホ40の画面480には、減算されたポイント「2500P」が保有ポイントとして表示される。
なお、決済には「ポイントをしない」、「今回の注文で利用可能なポイントを全て利用する」を備えているが、本発明と関係しないので省略する。
【0037】
次に、「宅配クリーニング」サービスにおけるポイント決済の手続きについて説明する。一般のクリーニング店における宅配サービスと同じように、利用者からの依頼連絡に従って自宅に伺って被洗濯物(一般的な衣服、下着、靴、布団類等)を預かりクリーニング依頼を受け付ける。そして、コインランドリー店舗15内のランドリー装置を使ってクリーニング作業を行い、洗濯・乾燥後の被洗濯物を宅配配送にてお渡しするサービスを実施するときの決済である。
【0038】
図14は、コインランドリー店舗15のスタッフ(又は代行者)が「宅配の予約」を行った利用者宅に伺って、布団を引き取る際の端末に表示される注文入力画面380の一例を示している。なお、この注文入力画面380は、図10の画面350に代えて、コインランドリー店舗15のタブレット30においても適用することができる。よって、以下の説明ではタブレット30の動作として説明する。ただし、コインランドリー店舗15内では、後述する宅配料は¥0である。
【0039】
図14の注文入力画面380は、「メインを選ぶ」のタブの傘下にあって、布団の種類(敷きフトン、掛フトン、こたつフトン、…)に応じて、「素材」と「大きさ」と「料金」が1セットになっているタブレット(格子状の選択ボタン)383から選択できるようになっている。図示しない他の布団は、スクロールによって表示できるようになっている。
【0040】
図14では、「敷-ポリ-シングル-¥1500」(タブレット)363aが2枚、「掛-ポリ-シングル-¥1500」(タブレット)363bが1枚、選択された例を示している。注文入力画面380の注文内容385には、選択された2つの布団が表示され、+/-ボタンから注文数の増減を行うことができる。タブレット383a、383bには注文枚数が表示される。スタッフは、利用者の確認を取りながら注文内容を確定する。会計領域387には、注文内容の料金¥4500に宅配料¥2500、洗濯代行の作業代¥500が加算され、合計¥7500の支払いを例示している。そして、図14の注文入力画面380の注文内容が確定したら「支払いに進む」389をタッチする。
【0041】
図15は、図14で示した注文入力画面380の上に「お支払い」画面390がポップアップ表示されている。スタッフは、「お支払い」画面390から「現金でお支払い」392、又は「アプリでお支払い」394のいずれか一方を利用者の希望に従い選択する。ポイント決済の場合は「アプリでお支払い」394がタッチされる。
【0042】
図16は、図15の画面390から「アプリでお支払い」394をタッチした時の決済画面395の一例を示している。この場合の決済処理は、図9に示した決済処理手続と同様に処理される。
そして、図9の処理手続と同様に、決済画面395のQRコード397をスマホ40で読み取ると、図13で説明したポイント決済による支払い処理を実行することができる。
【0043】
図17は、購入ポイントの使用履歴の一例を示している。
この処理は、図13(b)の画面480の「ポイント履歴を確認する」385をタッチした時に、その要求がスマホ40からサーバ装置60に送信され、サーバ装置60は蓄積した利用者の購入ポイントとポイント使用履歴を時系列にしてスマホ40に送信する。利用者は、スマホ40の画面499からポイント履歴を確認することができる。
【0044】
以上説明したように、実施形態のポイント販売・決済方法およびコポイント販売・決済システムによれば、購入料金が高いほど高い還元率が設定されているポイント(例えば還元率30%~70%)を購入して、商品の購入時やサービス利用時における支払い料金に使用することができるので、家計に優しいシステムを利用者に提供できる。また、ポイントカードを持ち歩くこともなく、スマホにインストールしたサービスアプリ(実施形態では、コインランドリー店舗)にポイント処理する手順が組み入れられているので、サービス利用とポイント決済を同じアプリで処理できるので、使い勝手が良い。また、異なる複数の業務であっても、1つのサービスアプリで購入したポイントを利用することができる。
【0045】
実施形態のポイント販売・決済方法は、料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売するポイント販売ステップと、そのポイントを利用者の携帯端末40から購入するステップと、携帯端末40のポイントアプリを用いて、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を購入したポイントで行うステップと、を有することを特徴とする。これにより、購入料金に応じたポイントを購入して、商品の購入時やサービス利用時における支払い料金に使用することができるので、家計に優しいシステムを利用者に提供できる。また、ポイントカードを持ち歩くこともなく、携帯端末40にインストールしたサービスアプリにポイント処理する手順が組み入れられているので、コインランドリー店舗等のサービス利用とポイント決済を同じアプリで処理できるので、使い勝手が良いシステムを利用者に提供できる。
【0046】
また実施形態のポイント販売・決済方法のポイント販売ステップは、ポイントを販売する装置30に、料金に応じた複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表30aを表示するステップと、購入ポイント表30aの中から希望するポイントを選択するステップと、を有することを特徴とする。また、ポイントカードを持ち歩くこともなく、携帯端末40にインストールしたサービスアプリにポイント処理する手順が組み入れられているので、コインランドリー店舗等のサービス利用とポイント決済を同じアプリで処理できるので、使い勝手が良いシステムを利用者に提供できる。
【0047】
また実施形態のポイント販売・決済方法の購入するステップは、携帯端末40によって選択したポイントを示す購入ポイント識別コード320を読み取り、当該ポイントを購入することを特徴とする。これにより、購入料金に応じた高いポイントを購入して、商品の購入時やコインランドリー店舗等のサービス利用時における支払い料金に使用することができるので、家計に優しいシステムを利用者に提供できる。購入ポイント識別コード320を携帯端末40で読み取って処理だけなので、手続きも簡単である。
【0048】
また実施形態のポイント販売・決済方法は、携帯端末40のポイントアプリを用いてネットワークからポイント購入手続きが選択された場合に、複数の購入ポイントを列挙した購入ポイント表30aを表示するステップと、購入ポイント表30aの中から希望するポイントを選択して購入するステップと、を更に有することを特徴とする。これにより、購入料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを購入して、商品の購入時やコインランドリー店舗等のサービス利用時における支払い料金に使用することができるので、家計に優しいシステムを利用者に提供できる。
【0049】
また実施形態のポイント販売・決済方法の支払い料金の決済を行うステップは、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金に応じた料金識別コード362又は397を表示するステップと、携帯端末40によって料金識別コード362又は397を読み取るステップと、携帯端末40のポイントアプリを用いて、料金識別コード362又は397が示す支払い料金の決済を行うステップと、を更に有することを特徴とする。これにより、ポイントカードを持ち歩くこともなく、携帯端末40にインストールしたサービスアプリにポイント処理する手順が組み入れられているので、コインランドリー店舗等のサービス利用とポイント決済を同じアプリで処理できるので、使い勝手が良いシステムを利用者に提供できる。
【0050】
実施形態のポイント販売・決済システムは、料金が高いほど高い還元率が設定されているポイントを販売する装置30と、ポイントを購入して、商品の購入時又はサービス利用時における支払い料金の決済を行う利用者が所有する携帯端末40と、を有し、携帯端末40のポイントアプリを用いて、決済を前記購入したポイントで行うことを特徴とする。これにより、購入料金に応じたポイントを購入して、商品の購入時やサービス利用時における支払い料金に使用することができるので、家計に優しいシステムを利用者に提供できる。また、ポイントカードを持ち歩くこともなく、携帯端末40にインストールしたサービスアプリにポイント処理するアプリが組み入れられているので、コインランドリー店舗等のサービス利用とポイント決済を同じアプリで処理できるので、使い勝手が良いシステムを利用者に提供できる。
【0051】
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0052】
10…コインランドリーシステム、 15…コインランドリー店舗
20…受付カウンター、 30…スタッフが取扱う端末(タブレット)
40…利用者の携帯端末(スマホ)、 50…集中精算機、 60…サーバ装置
70~74…ランドリー装置、 80…作業テーブル、
350、380…注文入力画面、 400…初期画面
450…ポイント決済画面、 500…ポイント値
図1
図2
図3
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