(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024076675
(43)【公開日】2024-06-06
(54)【発明の名称】ブラジャ
(51)【国際特許分類】
A41C 3/12 20060101AFI20240530BHJP
A41C 3/00 20060101ALI20240530BHJP
【FI】
A41C3/12 C
A41C3/00 A
A41C3/12 A
A41C3/12 D
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022188354
(22)【出願日】2022-11-25
(71)【出願人】
【識別番号】507119917
【氏名又は名称】トリンプ インタートレード アクチエンゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】TRIUMPH INTERTRADE AG
【住所又は居所原語表記】Triumphweg 6, CH-5330 Bad Zurzach, Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】110000121
【氏名又は名称】IAT弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】星(毛利) 美由紀
(72)【発明者】
【氏名】井上(山田) 桂子
【テーマコード(参考)】
3B131
【Fターム(参考)】
3B131AA11
3B131AB04
3B131AB06
3B131AB07
3B131BA21
3B131BA41
3B131BB01
3B131BB12
(57)【要約】
【課題】より付け心地がよく、バストの位置を上方に持上げ、バストを豊かに盛り上げることができるブラジャを提供する。
【解決手段】ブラジャ1は、カップ部11、ストラップ部12、カップ支持部13、およびバック部14を備え、カップ部11は、バストを保持するバスト保持部31と肩に掛けられる肩掛け部32が一枚仕立てで形成されており、ストラップ部12は、カップ部11の肩掛け部32の一端とバック部14を連結し、カップ支持部13は、バスト保持部31の下辺に沿うようにして接続されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カップ部、ストラップ部、カップ支持部、およびバック部を備えるブラジャであって、
前記カップ部は、バストを保持するバスト保持部と肩に掛けられる肩掛け部が一枚仕立てで形成されており、
前記ストラップ部は、前記カップ部の前記肩掛け部の一端と前記バック部を連結し、
前記カップ支持部は、前記カップ部の下辺に沿うようにして接続されている
ブラジャ。
【請求項2】
請求項1に記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられている
ブラジャ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のブラジャにおいて、
前記カップ部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、
前記肩掛け部32の、装着時にユーザの肩に当たる部分は、1.5~2.5cmの幅である
ブラジャ。
【請求項4】
請求項3記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられており、
前記土台部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、前記弾性シートは、前記バスト保持部と同等の厚みであることを特徴とする
ブラジャ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラジャに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のブラジャにおいて、例えば、特許文献1に示すように、バストの位置を上方に持上げ、バストを豊かに盛り上げるために、リフトアップ布を設けたブラジャが知られている。特許文献1記載のブラジャでは、リフトアップ布が、カップ部の表側に配置されており、ストラップ部と刳り部に連結されている。これにより、着用時には、肩ストラップの引きにより、リフトアップ布が引き上げられ、そのバストの膨らみを上方に持上げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、特許文献1記載のブラジャは、リフトアップ布を通常のブラジャに追加する必要があるため、ブラジャに重さや厚みが出てしまい、付け心地を損なる場合があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より付け心地がよく、バストの位置を上方に持上げ、バストを豊かに盛り上げることができるブラジャを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面のブラジャは、カップ部、ストラップ部、カップ支持部、およびバック部を備えるブラジャであって、カップ部は、バストを保持するバスト保持部と肩に掛けられる肩掛け部が一枚仕立てで形成されており、ストラップ部は、カップ部の肩掛け部の一端とバック部を連結し、カップ支持部は、カップ部の下辺に沿うようにして接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一側面のブラジャによれば、より付け心地がよく、バストの位置を上方に持上げ、バストを豊かに盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、本発明の第1実施形態に係るブラジャ1の表側からみた斜視図である。
【
図2】
図2は、本発明の第1実施形態に係るブラジャ1の裏側からみた斜視図である。
【
図3】
図3は、ブラジャ1を着用した胸周りの状態を示す。なお、表布15の表示は省略されている。
【
図4】
図4は、
図3のブラジャ1のA-A方向に見た断面図である。なお、表布15の表示は省略されている。
【
図5】
図5は、
図3のブラジャ1のA-A方向に見た断面図の刳り部42付近を拡大した図である。
図5Aは、着用前の状態を示した図であり、
図5Bは、着用時の状態を示した図である。なお、表布15の表示は省略されている。
【
図6】
図6は、従来のブラジャのうち、
図5に対応する部分を示す図である。
図6Aは、着用前の状態を示した図であり、
図6Bは、着用時の状態を示した図である。なお、表布15の表示は省略されている。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態に係るブラジャ1について、例を挙げて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。また、各図は、必ずしも厳密に図示されたものではない。
【0010】
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るブラジャ1の表側から見た斜視図である。
図2は、ブラジャ1の裏側から見た斜視図である。
【0011】
[ブラジャ1の構成]
ブラジャ1は、カップ部11、ストラップ部12、カップ支持部13、バック部14および表布15を有している。カップ部11は、表側表面が表布15に覆われている。カップ部11の上辺には、ストラップ部12が取り付けられており、またカップ部11の下辺は、カップ支持部13の上辺の一部と接続されている。カップ支持部13の、ユーザがブラジャ1を装着した際の脇側のそれぞれには、バック部14が取り付けられている。
【0012】
カップ部11は、上カップ部21と下カップ部22から構成されていてもよい(
図2)。上カップ部21と下カップ部22とは、例えば縫製や接着等の方法によって結合されている。このように、上カップ部21と下カップ部22とを結合したカップ部11とすると、バストの丸みに沿った立体感を容易に得ることができる。なお、下カップ部22を前中心部側と脇側で分割してもよい。
【0013】
上カップ部21は、バスト上部を覆う部分である。上カップ部21は、ストレッチ性を有していることが好ましい。これにより、上カップ部21がバストの上部に一層フィットし易くなる。また、上カップ部21が伸び易くなることで、上カップ部21が下カップ部22から受ける引き上げ力の影響を小さくできるため、上カップ部21がバストの上部に沿い易くなる。したがって、カップ部11のフィット感を更に向上することができる。
【0014】
下カップ部22は、バスト保持部31と肩掛け部32が一枚仕立てで形成された一体部材である。バスト保持部31は、ユーザがブラジャ1を装着した際に、バストの下部および脇上辺部を含む領域を保持する部分である。また、肩掛け部32は、装着時に、バストの上部分から肩にかかる領域を覆い、ユーザの肩に掛けられる部分である。
【0015】
バスト保持部31と肩掛け部32の領域は明確に分かれておらず、バスト保持部31の横幅が緩やかに狭まり肩掛け部32となる。肩掛け部32の、装着時にユーザの肩に当たる部分は、例えば1.5~2.5cm程度と幅広であるため、肩への食い込みを防止することができる。
【0016】
バスト保持部31と肩掛け部32からなる下カップ部22は、ストレッチ性及び弾性を有する弾性シートで構成されることが好ましい。弾性シートとしては、例えば、ポリウレタンシート、ポリウレタンフォーム、不織布等が挙げられる。
【0017】
ストラップ部12は、下カップ部22の肩掛け部32の上辺に連なり、バック部14の上辺に連なる。ストラップ部12は、非弾性素材から構成してもよい。ストラップ部12は、その長さを調節する調節部61を備えることもできる。
【0018】
カップ支持部13は、カップ部11の下辺に設けられており、バージスラインに沿うように形成されている。カップ支持部13は、土台部41および刳り部42を有している(
図2)。
【0019】
土台部41は、
図5を参照して後述するように、その上辺の一部が下カップ部22のバスト保持部31の下辺に接続されている。土台部41は、ストレッチ性及び弾力性を有する弾性シートから構成されている。バスト保持部31と土台部41の厚みはほぼ同じである。
【0020】
刳り部42は、
図5を参照して後述するように、下カップ部22のバスト保持部31と土台部41の間の接続部分43の裏側に形成されている。刳り部42は、例えば、ワイヤーをテープ部材で包んで形成されている。刳り部42はまた、剛性の低い樹脂ワイヤーや、樹脂ワイヤーと同程度の剛性を有する金属ワイヤー、剛直な金属ワイヤーを用いてもよい。
【0021】
カップ支持部13の脇側に取り付けられたバック部14の両端には、係止部51が取り付けられており、着脱自在になっている。係止部51は、ブラジャ1をユーザが着用したときに、ユーザの背中の中央付近となる位置に設けられている。
【0022】
[下カップ部22の作用]
次に、ブラジャ1を着用した際のバストに対する力の作用について
図3,4を用いて説明する。
図3は、ブラジャ1を着用した胸周りの状態を示す。
図4は、
図3のブラジャ1のA-A方向に見た断面図である。なお、
図3,4については、説明のために表布15が省略されている。
【0023】
バスト保持部31と肩掛け部32が一枚仕立てで形成されているため、
図3に示すように、下カップ部22は、バスト周りから肩部分までの広い面積に直接触れて包み込む。また、バスト保持部31の下辺は刳り部42に接続されているため、肩掛け部32がバスト保持部31を押し上げるように引っ張ることで刳り部42によりバストの下部も下から支えられる。すなわち、バストを包み込むように支えることができる。また、肩掛け部32の引きで、バスト保持部31を脇側から押さえつける力が働き、これにより、バストの横広がりを防止することができる。
【0024】
従来のブラジャでは、リフトアップ布を通常のブラジャに追加する必要があるが、ブラジャ1は、下カップ部22をバスト保持部31と肩掛け部32が一枚仕立てで形成することで、リフトアップ布に相当する機能を有することができる。すなわちリフトアップ布を別途設ける必要がなく従来のブラジャに対してパース数を減らすことができる。その結果、例えば外観をシンプルなものとすることができる。
【0025】
バスト保持部31と肩掛け部32が一枚仕立てであることから、より容易に、バスト保持部31の幅を緩やかに狭めて肩掛け部32を形成することができる。バスト保持部31と肩掛け部32を、例えば別部材に形成した場合、両者を繋ぐ必要がある。
【0026】
また下カップ部22を、ストレッチ性及び弾性を有する弾性シートで構成することで、バスト周りから肩部分までの広い面積を柔らかく包み込み、付け心地をさらに向上させることができる。また柔軟にバストに沿いやすくなり、立体感を実現することができる。また肩掛け部32も柔らかいので、肩に食い込みにくくすることができる。
【0027】
[刳り部42の作用]
次に、ブラジャ1を着用した際の刳り部42の作用について
図5,6を用いて説明する。
図5は、
図3のブラジャ1のA-A方向に見た断面図の刳り部42付近を拡大した図である。
図5Aは、着用前の状態を示した図であり、
図5Bは、着用時の状態を示した図である。
図5では、表布15の図示は省略されている。
【0028】
図5Aに示すように、いずれもストレッチ性及び弾力性を有する弾性シートから構成されているバスト保持部31と土台部41はほぼ同じ厚みを有し、バスト保持部31の下辺と土台部41の上辺が接続され、その接続部分43の裏側に刳り部42が形成されている。この構成により、着用時には、
図5Bに示すように、ユーザのバストによって、刳り部42が矢印方向に押され、その結果、刳り部42はバスト保持部31と土台部41の接続部分43に沈み込む。
【0029】
図6は、従来のブラジャのうち、
図5に対応する部分を示す図である。
図6Aは、着用前の状態を示した図であり、
図6Bは、着用時の状態を示した図である。なお、
図6では、カップ部71および土台部73の表側を覆う表布の図示は省略されている。
【0030】
図6Aに示すように、カップ部71の表側に土台部73が接続され、カップ部71の裏側に刳り部72が形成されている。この構成により、着用時には、
図6Bに示すように、ユーザのバストによって、刳り部72が矢印方向に押され、その結果、刳り部72はカップ部71に沈み込む。
【0031】
すなわち着用時の状態を比較すると、従来のブラジャの場合、
図6Bに示すように、刳り部72がカップ部71に沈み込むものの、ユーザの肌に触れる部分は、カップ部71と土台部73の段差がある。一方ブラジャ1の場合、
図5Bに示すように、刳り部42がバスト保持部31と土台部41の接続部分43に沈み込むため、ユーザの肌に触れる部分の凹凸が、従来のブラジャに比べ小さい。すなわち着用時におけるバージスラインにかかる力を、刳り部42に偏らせることなく、バスト保持部31や土台部41全体に分散させることができる。その結果、バージスラインを痛めることを防止することができ、圧迫感の解消及び着心地の向上を実現する。
【0032】
[発明のまとめ]
ブラジャ1は、カップ部11、ストラップ部12、カップ支持部13、およびバック部14を備え、
カップ部11は、バストを保持するバスト保持部31と肩に掛けられる肩掛け部32が一枚仕立てで形成されており、
ストラップ部12は、カップ部11の肩掛け部32の一端とバック部14を連結し、
カップ支持部13は、バスト保持部31の下辺に沿うようにして接続されている。
この構成により、カップ部11がバスト周りから肩部分までの広い面積に直接触れて包み込み、その広い部分全体を引き上げることができ、心地よくバストの横広がりをおさえてバストシルエットを整えることができる。
またリフトアップ布を別途設ける必要がなく従来のブラジャに対してパース数を減らすことができる。その結果、例えば外観をシンプルなものとすることができる。
【0033】
さらに、前記カップ支持部13は、土台部41と刳り部42から構成されており、
土台部41は、下カップ部22の下辺に接続されており、
刳り部42は、下カップ部22と土台部41の間の接続部分43において裏側に設けられている。
この構成により、肩掛け部32が刳り部42とバスト保持部31を押し上げるように引っ張ることができるため、バストを包み込むようにカップ部11を支えることができる。
【0034】
さらに、カップ部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、
前記肩掛け部32の、装着時にユーザの肩に当たる部分は、1.5~2.5cmの幅である。
この構成により、より柔らかくバスト周りから肩部分までの広い面積を包み込むことができ、付け心地をさらに向上させることができる。また肩掛け部32は、通常のブラジャより装着時にユーザの肩に当たる部分が幅広なので、バストからの荷重を着用者の肩部に幅広く分散させて支持させることができ、血流の阻害や圧迫痕等の悪影響を軽減し、肩掛け部32による食い込みを回避することができる。
【0035】
さらに、土台部41は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、
弾性シートは、バスト保持部31と同等の厚みである。
この構成により、着用時に、刳り部42がバスト保持部31と土台部41の接続部分43に沈み込むため、ユーザの肌に触れる部分の凹凸が、従来のブラジャに比べ小さい。すなわち着用時におけるバージスラインにかかる力を、刳り部42に偏らせることなく、バスト保持部31や土台部41全体に分散させることができる。その結果、バージスラインを痛めることを防止することができ、圧迫感の解消及び着心地の向上を実現する。
【符号の説明】
【0036】
1 ブラジャ
11 カップ部
12 ストラップ部
13 カップ支持部
14 バック部
15 表布
21 上カップ部
22 下カップ部
31 バスト保持部
32 肩掛け部
41 土台部
42 刳り部
43 接続部分
51 係止部
61 調節部
71 従来のブラジャにおけるカップ部
72 従来のブラジャにおける刳り部
73 従来のブラジャにおける土台部
【手続補正書】
【提出日】2023-05-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カップ部、ストラップ部、カップ支持部、およびバック部を備えるブラジャであって、
前記カップ部は、バストを保持するバスト保持部と肩に掛けられる肩掛け部が一枚仕立てで形成されており、
前記肩掛け部は、装着時に、前記バストの上部分から肩にかかる領域を覆い、ユーザの肩に掛けられる部分であり、
前記ストラップ部は、前記カップ部の前記肩掛け部の一端と前記バック部を連結し、
前記カップ支持部は、前記カップ部の下辺に沿うようにして接続されている
ブラジャ。
【請求項2】
請求項1に記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられている
ブラジャ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のブラジャにおいて、
前記カップ部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、
前記肩掛け部の、装着時にユーザの肩に当たる部分は、1.5~2.5cmの幅である
ブラジャ。
【請求項4】
請求項3記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられており、
前記土台部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、前記弾性シートは、前記バスト保持部と同等の厚みであることを特徴とする
ブラジャ。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カップ部、カップ支持部、バック部、およびストラップ部を備えるブラジャであって、
前記カップ部は、バストを保持するバスト保持部と肩に掛けられる肩掛け部が一枚仕立てで形成された一体部材であり、
前記カップ支持部は、前記カップ部の下辺に沿うようにして接続されており、
前記バック部は、前記カップ支持部の、ユーザが前記ブラジャを装着した際の脇側のそれぞれに取り付けられており、
前記ストラップ部の一端は、前記カップ部の前記肩掛け部の端に接続され、前記ストラップ部の他端は前記バック部に接続されており、
前記バスト保持部がユーザのバストを保持するように装着された状態において、前記ストラップ部の一端と前記肩掛け部の一端の接続部分は、前記ユーザの肩の頂点に達する箇所又は前記ユーザの肩の頂点を超えて背面に達する箇所に位置するように設けられている、
ブラジャ。
【請求項2】
請求項1に記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられている
ブラジャ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のブラジャにおいて、
前記カップ部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、
前記肩掛け部の、装着時にユーザの肩に当たる部分は、1.5~2.5cmの幅である
ブラジャ。
【請求項4】
請求項3記載のブラジャにおいて、
前記カップ支持部は、土台部と刳り部から構成されており、
前記土台部は、前記バスト保持部の下辺に接続されており、
前記刳り部は、前記バスト保持部と前記土台部の間の接続部分において裏側に設けられており、
前記土台部は、ストレッチ性および弾力性を有する弾性シートで形成されており、前記弾性シートは、前記バスト保持部と同等の厚みであることを特徴とする
ブラジャ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】