(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024076759
(43)【公開日】2024-06-06
(54)【発明の名称】端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置の制御方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0241 20230101AFI20240530BHJP
G06F 3/12 20060101ALI20240530BHJP
【FI】
G06Q30/0241
G06F3/12 303
G06F3/12 329
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022188476
(22)【出願日】2022-11-25
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】浅井 紀彦
【テーマコード(参考)】
5L030
5L049
【Fターム(参考)】
5L030BB08
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】 デバイスのユーザに対する案内にユーザが気付くための技術を提供する。
【解決手段】 端末装置のためのコンピュータプログラムは、コンピュータを、以下の各部、即ち、端末装置とは異なるデバイスからデバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、デバイスから受信した状態情報によって示される状態を示す状態画像を表示部に表示させる第1の表示制御部と、通信インターフェイスを介して通信可能なデバイスのユーザに対する案内情報をユーザに通知する通知画像を表示部に表示させる第2の表示制御部と、として機能させる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置は、
表示部と、
通信インターフェイスと、
コンピュータと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
前記通信インターフェイスを介して、前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
【請求項2】
前記コンピュータプログラムは、さらに、前記コンピュータを
前記通信インターフェイスを介して、サーバから前記案内情報を受信する第1の情報受信部として機能させ、
前記第1の表示制御部は、前記サーバから受信した前記案内情報を前記ユーザに通知する前記通知画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記第2の表示制御部は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記複数個の案内情報のそれぞれには、当該案内情報が前記サーバに登録された日時を示す登録日時が含まれており、
前記複数個の通知画像の表示順序は、前記複数個の案内情報のそれぞれに含まれる前記登録日時に対して所定の第1のルールを適用した順序である、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記第1の情報受信部は、さらに、前記サーバから前記通知画像を前記表示部に表示するための通知条件を示す通知条件情報を受信し、
前記第1の表示制御部は、前記通知条件情報によって示される前記通知条件が満たされる場合に、前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記通知条件情報によって示される前記通知条件が満たされない場合に、前記通知画像は前記表示部に表示させない、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記通知条件は、
所定のリストの中に前記デバイスのモデル名が含まれるモデル条件と、
現在日時が、前記通知条件情報に含まれる情報によって示される期間に含まれる期間条件と、
前記状態情報によって示される前記状態が、前記通知条件情報に含まれる情報によって示される状態と一致する状態条件と、
のうちの少なくとも一つが満たされる条件である、請求項4に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記案内情報が、前記デバイスに関する第1種のサービスを示す場合に、前記通知条件は、前記期間条件と前記状態条件との双方が満たされる条件を含み、
前記案内情報が、前記デバイスに関する前記第1種のサービスとは異なる第2種のサービスを示す場合に、前記通知条件は、前記期間条件と前記状態条件とのいずれかが満たされる条件を含む、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記端末装置は、さらに、操作部を備え、
前記デバイスは、色材が収容されているカートリッジを着脱可能なプリンタであり、
前記状態情報は、前記デバイスに現在装着されている前記カートリッジ内の前記色材の状態を示し、
前記状態条件は、前記状態情報が、前記デバイスに現在装着されている前記カートリッジ内の前記色材の残量が所定値以下であることを示す条件であり、
前記案内情報は、前記カートリッジに関する情報を前記ユーザに提供するWebサイトの位置を示すURLを含み、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記状態条件を含む前記通知条件が満たされ、かつ、前記操作部で前記通知画像に従った指示が入力される場合に、前記デバイスに装着可能な前記カートリッジの型番を前記案内情報に含まれる前記URLに付与して、前記URLによって示される前記Webサイトにアクセスする第1のアクセス部と、
前記状態条件を含まない前記通知条件が満たされ、かつ、前記操作部で前記通知画像に従った指示が入力される場合に、前記型番を前記URLに付与することなく、前記URLによって示される前記Webサイトにアクセスする第2のアクセス部と、
として機能させる、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記第1の表示制御部は、前記状態画像を前記表示部に表示された所定の画面内に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記通知画像を前記所定の画面内で前記状態画像と並べて表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記所定の画面は、さらに、複数個の前記デバイスのうちの対象のデバイスを表示し、
前記所定の画面内の前記状態画像は、前記対象のデバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示し、
前記所定の画面内の前記通知画像は、前記対象のデバイスに関する前記案内情報を通知する、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記端末装置は、さらに、操作部を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記所定の画面内の前記対象のデバイスを、前記複数個のデバイスのうち、前記対象のデバイスとは異なる他のデバイスに変更する変更指示が、前記操作部に入力される場合に、前記所定の画面内の前記通知画像を、前記対象のデバイスに対応する前記通知画像から、前記他のデバイスに対応する前記通知画像に変更する変更部として機能させる、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
【請求項11】
前記コンピュータプログラムは、さらに、前記コンピュータを
前記通信インターフェイスを介して、サーバから前記案内情報を所定の周期で受信する第2の情報受信部と、
前記変更指示が前記操作部に入力される場合に、前記サーバから前記案内情報を前記所定の周期とは異なるタイミングで受信する他の受信部と、
として機能させる、請求項10に記載のコンピュータプログラム。
【請求項12】
前記第1の表示制御部は、前記状態画像を前記表示部に表示された所定の画面内に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記所定の画面内の所定のボタンが選択される場合に、前記通知画像を表示する特定の画面であって、前記所定の画面とは異なる前記特定の画面を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項13】
前記状態受信部は、複数個の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記特定の画面は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を表示する、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
【請求項14】
前記状態受信部は、複数個の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記第2の表示制御部は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記複数個の案内情報のそれぞれには、当該案内情報を表示する期間を示す表示期間が設定されており、
前記複数個の通知画像の表示順序は、前記複数個の案内情報に対応する複数個の前記表示期間に対して所定の第2のルールを適用した順序である、請求項1から13のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項15】
前記端末装置は、
前記デバイスを識別する識別情報と、前記案内情報と、を記憶するメモリを備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記メモリから前記識別情報が削除される場合に、前記メモリから前記案内情報を削除する削除部として機能させる、請求項1から13のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項16】
前記状態受信部は、第1の前記デバイス及び第2の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記第1の表示制御部は、前記第1のデバイスから受信した前記状態情報に対応する第1の前記状態画像と、前記第2のデバイスから受信した前記状態情報に対応する第2の前記状態画像と、の双方を前記表示部に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記第1のデバイスに対応する前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記第2のデバイスに対応する前記通知画像は、前記表示部に表示させない、請求項1から13のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項17】
前記第1の表示制御部は、前記表示部に表示された第1の画面内に前記第1の状態画像を表示させ、
前記第1の表示制御部は、前記表示部に前記第1の画面と並べて表示された第2の画面内に前記第2の状態画像を表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記第1のデバイスに対応する前記通知画像を前記第1の画面内で前記第1の状態画像と並べて表示させ、
前記第2の画面は、前記第2のデバイスに対応する前記通知画像を含まない、請求項16に記載のコンピュータプログラム。
【請求項18】
端末装置であって、
表示部と、
通信インターフェイスと、
前記通信インターフェイスを介して、前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、
を備える、端末装置。
【請求項19】
端末装置を制御する制御方法であって、
前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信工程と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を表示する第1の表示制御工程と、
前記端末装置と通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を表示する第2の表示制御工程と、
を備える、制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、画面を表示する端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ネットワーク上のデバイスを利用するユーザに対する案内、例えば、新製品情報を取得して、当該案内をユーザに対して出力する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
情報処理装置がデバイスのユーザに対する案内を単純に出力しただけでは、ユーザが当該案内を見るとは限らない。本明細書では、デバイスのユーザに対する案内にユーザが気付くための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置は、表示部と、通信インターフェイスと、コンピュータと、を備え、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、前記通信インターフェイスを介して、前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、前記通信インターフェイスを介して通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、として機能させる。
【0006】
上記のコンピュータプログラムは、デバイスの状態を示す状態画像の表示機能を有する。ユーザは、当該コンピュータプログラムを利用して、デバイスの状態を日常的に監視する。そして、上記のコンピュータプログラムは、状態画像の表示機能に加えて、通知画像の表示機能も有する。ユーザは、デバイスの状態を日常的に監視する中で、案内情報の通知を受けることができる。デバイスのユーザに対する案内にユーザが気付くことができる。
【0007】
上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置、及び、上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体も新規で有用である。また、上記の端末装置のための制御方法も新規で有用である。また、上記の端末装置と上記のデバイスを備える通信システムも新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図2】
図2は、端末装置の表示部に表示されるメイン画面を示す図である。
【
図4】
図4は、メイン処理のフローチャート図である。
【
図5】
図5は、画面処理のフローチャート図である。
【
図6】
図6は、選択処理のフローチャート図である。
【
図7】
図7は、変更処理のフローチャート図である。
【
図8】
図8は、アプリケーションプログラムのインストール時に表示される画面を示す図である。
【
図9】
図9は、端末装置の表示部に表示されるメイン画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(通信システム2の構成;
図1)
通信システム2は、端末装置10と、プリンタ100と、プリンタ200と、サーバ300と、を備える。端末装置10は、例えば、ラップトップPC、ノートPC、タブレットPCである。なお、変形例では、端末装置10は、例えば、スマートフォンであってもよい。各プリンタ100及び200は、印刷機能を実行可能な装置であり、例えば、端末装置10の周辺装置である。変形例では、各プリンタ100、200は、印刷機能に加えて、スキャン機能、FAX機能等を実行可能な多機能機であってもよい。端末装置10、プリンタ100、及び、プリンタ200は、Local Area Network(LAN)4に接続されている。LAN4は、有線又は無線である。端末装置10は、LAN4を介して、各プリンタ100及び200と通信可能である。
【0010】
プリンタ100は、モデル名MN1を有し、プリンタ200は、モデル名MN2を有する。なお、プリンタの個数は、2個に限らず、1個、又は、3個以上であってもよい。
【0011】
LAN4は、インターネット6に接続されている。インターネット6には、サーバ300が接続されている。LAN4に接続されている装置、例えば、端末装置10は、LAN4及びインターネット6を介して、サーバ300と通信可能である。
【0012】
サーバ300は、各プリンタ100及び200のユーザに対する案内を示す案内情報を端末装置10に送信する。案内情報は、例えば、プリンタに関するサービスの案内するWebサイトのURLを含む。サービスは、例えば、プリンタで利用される消耗品、例えば、色材のカートリッジの購入に利用可能なクーポン券、当該消耗品の定期購入のサービスである。また、案内情報は、例えば、プリンタの新商品又は新機能を案内するWebサイトのURLを含む。また、案内情報は、プリンタのメンテナンスを案内するWebサイトのURLを含む。また、案内情報は、プリンタのベンダによるサポートの終了を案内するWebサイトのURLを含む。
【0013】
サーバ300は、プリンタ100及び200のベンダによってインターネット6に設置される。案内情報は、当該ベンダによってサーバ300に記憶される。なお、変形例では、サーバ300は、プリンタ100及び200のベンダとは異なる事業者によってインターネット6に設置されてもよい。
【0014】
案内情報は、適合リストと、表示期間と、条件情報と、登録日時と、を含む。適合リストは、案内に適合するモデル名のリストである。表示期間は、案内を表示すべき期間を示す。条件情報は、案内を通知するのか否かを判断するための条件を示す。登録日時は、案内情報がサーバ300に記憶された日時を示す。
【0015】
(端末装置10の構成;
図1)
端末装置10は、操作部12と、表示部14と、LANインターフェイス16と、制御部30と、を備える。なお、以下では、インターフェイスを「I/F」と記載する。
【0016】
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末装置10に入力することができる。例えば、ユーザは、操作部12を操作して、表示部14に表示される画面内のボタン又は欄を選択することができる。表示部14は、様々な情報を表示させるディスプレイである。表示部14は、タッチスクリーン、即ち、ユーザの操作を受け付ける操作部として機能してもよい。LANI/F16は、LAN4を介した通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。
【0017】
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム40及び42に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。OSプログラム40は、端末装置10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。監視アプリケーションプログラム42(以下では、「監視アプリ42」と記載)は、監視対象の現在の状態を監視するためのプログラムである。本実施例では、監視対象は、プリンタ100及び200である。監視アプリ42は、例えば、プリンタ100及び200のベンダによって提供される。監視アプリ42は、例えば、インターネット6上のサーバ(図示省略)から端末装置10にダウンロードされる。変形例では、監視アプリ42は、プリンタ100及び200を梱包する梱包材に同封されているメディアから端末装置10にインストールされてもよい。
【0018】
CPU32は、監視アプリ42に従って、LANI/F16及びLAN4を介して、プリンタ100及び200のそれぞれから、各プリンタの状態を示す状態情報を定期的に受信する。状態情報は、例えば、各プリンタに現在装着されているカートリッジに収容されている色材の残量、各プリンタのエラーの状態を示す情報、プリンタ100における累計の印刷枚数、プリンタ100における累計の使用時間を含む。
【0019】
監視アプリ42は、通知設定44と、モデルリスト46と、を含む。通知設定44は、案内情報によって示される案内の通知を許可する「ON」と、当該案内の通知を許可しない「OFF」と、のいずれかの値に設定される。モデルリスト46は、監視対象として適合するモデル名のリストである。
【0020】
(表示部14とメイン画面SC1;
図2)
図2には、表示部14に表示されるデスクトップ画面の模式図が描かれている。デスクトップ画面の下部には、タスクバー22が表示される。タスクバー22には、起動中のアプリケーションプログラムを示すアイコンが表示される。また、タスクバー22は、通知アイコン24を含む。通知アイコン24は、端末装置10にインストールされているアプリケーションプログラムからの通知を表示するためのアイコンである。例えば、監視アプリ42からの通知が存在する場合には、通知アイコン24に通知マーク24aが付与される。
【0021】
通知アイコン24が選択されると、新しい通知が存在するアプリケーションプログラムのリストが表示される。当該リスト内の監視アプリ42が選択されると、CPU32は、監視アプリ42に従って、メイン画面SC1を表示部14に表示させる。なお、以下では、CPU32が監視アプリ42に従って実行する動作を、CPU32を主体として記載せずに、監視アプリ42を主体として記載する。
【0022】
メイン画面SC1は、通知欄F1と、選択欄F2と、リスト表示ボタンBT1と、設定表示ボタンBT2と、状態画像IM1と、を含む。
【0023】
通知欄F1は、サーバ300から受信した複数個の案内情報のうちの1個の案内情報によって示される案内を表示する欄である。選択欄F2は、LAN4に接続されている複数個の監視対象の中からメイン画面SC1に表示すべき表示デバイスを選択するための欄である。状態画像IM1は、表示デバイスの状態を示す。例えば、選択欄F2において表示デバイスとしてプリンタ100が選択される場合には、状態画像IM1は、プリンタ100に現在装着されているカートリッジ内の色材の残量を示すグラフを含む。本実施例では、プリンタ100は、4色の色材を利用し、4色に対応する4個のカートリッジを装着可能に構成されている。なお、色材は、4色に限らず、例えば、1色、3色であってもよい。
【0024】
リスト表示ボタンBT1は、
図3のリスト画面SC2を表示するためのボタンである。監視アプリ42は、リスト表示ボタンBT1が選択されると、リスト画面SC2を表示部14に表示させる。設定表示ボタンBT2は、
図3の設定画面SC3を表示するためのボタンである。監視アプリ42は、設定表示ボタンBT2が選択されると、設定画面SC3を表示部14に表示させる。また、メイン画面SC1内の通知欄F1が選択される場合にも、監視アプリ42は、リスト画面SC2を表示部14に表示させる。
【0025】
(リスト画面SC2及び設定画面SC3;
図3)
リスト画面SC2は、サーバ300から受信した複数個の案内情報のリストを表示する。具体的には、リスト画面SC2は、複数個の通知欄F10~F13を含む。例えば、通知欄F10は、プリンタ100に対応する案内を表示し、通知欄F11は、プリンタ200に対応する案内を表示し、通知欄F12は、プリンタ100及び200の双方に対応する案内を表示する。
【0026】
例えば、リスト表示ボタンBT1が選択される場合には、複数個の通知欄F10~F13の全ては、同じ表示態様を有する。これに対して、通知欄F1が選択される場合には、複数個の通知欄F10~F13のうち、通知欄F1と同じ通知欄F10の表示態様が、他の通知欄F11~F13の表示態様と異なる。例えば、通知欄F10の背景色が、他の通知欄F11~F13の背景色と異なる。ユーザは、複数個の通知欄F10~F13の中から、通知欄F1と同じ通知欄F10を見つけることができる。
【0027】
複数個の通知欄F10~F13の表示順序は、複数個の通知欄F10~F13に対応する複数個の案内情報のそれぞれに含まれる登録日時に対して第1のルールを適用した順序である。第1のルールの一例は、登録日時が新しい順に通知欄F10~F13を並べるルールである。また、第1のルールの他の例は、登録日時が古い順に通知欄F10~F13を並べるルールである。第1のルールは、ユーザによって変更可能であってもよいし、固定であってもよい。このような構成によれば、ユーザは、第1のルールに基づいて、所望の通知欄を探すことができる。
【0028】
また、変形例では、複数個の通知欄F10~F13の表示順序は、複数個の通知欄F10~F13に対応する複数個の案内情報のそれぞれに含まれる表示期間に対して第2のルールを適用した順序であってもよい。第2のルールの一例は、表示期間の終了日時が現在日時に近い順に通知欄F10~F13を並べるルールである。また、第2のルールの他の例は、表示期間の終了日時が現在日時から遠い順に通知欄F10~F13を並べるルールである。第2のルールは、ユーザによって変更可能であってもよいし、固定であってもよい。このような構成によれば、ユーザは、第2のルールに基づいて、所望の通知欄を探すことができる。
【0029】
設定画面SC3は、通知設定44を「OFF」から「ON」に変更するためのラジオボタンBT5と、通知設定44を「ON」から「OFF」に変更するためのラジオボタンBT6と、を含む。これにより、ユーザは、案内の通知を受けるのか否かを任意のタイミングで選択することができる。
【0030】
また、設定画面SC3は、さらに、チェックボックスBT7と、チェックボックスBT8と、を含む。チェックボックスBT7は、クーポン券が存在することを示す通知を受けるのか否かを選択するためのボタンである。チェックボックスBT8は、クーポン券以外の案内、例えば、定期購入のサービスの案内が存在することを示す通知を受けるのか否かを選択するためのボタンである。これにより、ユーザは、通知を受けるのか否かを案内の種類毎に選択することができる。
【0031】
また、リスト画面SC2及び設定画面SC3の双方は、タブボタンBT3と、タブボタンBT4と、を含む。リスト画面SC2内のタブボタンBT4が選択されると、監視アプリ42は、リスト画面SC2に代えて、設定画面SC3を表示部14に表示させる。一方、設定画面SC3内のタブボタンBT3が選択されると、監視アプリ42は、設定画面SC3に代えて、リスト画面SC2を表示部14に表示させる。
【0032】
(メイン処理;
図4)
図4を参照して、メイン画面SC1に表示する内容を決定するためのメイン処理について説明する。なお、
図4、
図6、及び、
図7の処理は、不図示のメインループから呼び出され、各処理が終了すると、不図示のメインループに戻る。
図4、
図6、及び、
図7の処理は、繰り返し呼び出される。
【0033】
S10では、監視アプリ42は、所定の周期が到来することを監視する。所定の周期は、例えば、24時間である。監視アプリ42は、所定の周期が到来する場合(S10でYES)に、S12に進む。
【0034】
S12では、監視アプリ42は、通知設定44が「ON」を示すのか否かを判断する。監視アプリ42は、通知設定44が「ON」を示すと判断する場合(S12でYES)に、S20に進む。一方、監視アプリ42は、通知設定44が「OFF」を示すと判断する場合(S12でNO)に、S10の監視に戻る。
【0035】
S20では、監視アプリ42は、監視対象のモデル名が、監視アプリ42のモデルリスト46に含まれるのか否かを判断する。例えば、複数個の監視対象が存在する場合には、監視アプリ42は、監視対象の全てのモデル名のうちの少なくとも1つがモデルリスト46に含まれる場合に、S20でYESと判断する。監視アプリ42は、監視対象のモデル名がモデルリスト46に含まれると判断する場合(S20でYES)に、S22に進む。一方、監視アプリ42は、監視対象のモデル名の全てがモデルリスト46に含まれないと判断する場合(S20でNO)に、S10の監視に戻る。
【0036】
S22では、監視アプリ42は、全ての監視対象のうち、モデルリスト46に含まれるモデル名を有する監視対象から状態情報を受信する。なお、S22の処理は、状態情報を定期的に受信するタイミングとは異なるタイミングである。なお、変形例では、S22の処理は実行されなくてもよく、本変形例では、監視アプリ42は、メイン処理において、定期的に受信する状態情報を利用してもよい。
【0037】
S24では、監視アプリ42は、新しい案内情報が存在するのか否かをサーバ300に問い合わせる。例えば、サーバ300は、前回の周期における問い合わせから今回の周期における問い合わせの間に新しい案内情報がサーバ300に記憶された場合には、新しい案内情報が存在することを示す応答を監視アプリ42に送信する。
【0038】
S26では、監視アプリ42は、サーバ300からの応答が新しい案内情報が存在することを示すのか否かを判断する。監視アプリ42は、当該応答が新しい案内情報が存在することを示すと判断する場合(S26でYES)に、S30に進む。一方、監視アプリ42は、当該応答が新しい案内情報が存在しないことを示すと判断する場合(S26でNO)に、S10の監視に戻る。
【0039】
S30では、監視アプリ42は、サーバ300から新しい案内情報を受信する。新しい案内情報は、1個、又は、複数である。監視アプリ42は、サーバ300から受信した全ての案内情報をメモリ34に記憶する。
【0040】
続くS32では、監視アプリ42は、複数個の監視対象の中に、サーバ300から受信した案内情報に含まれるモデル名と一致するモデル名を有する監視対象が存在するのか否かを判断する。具体的には、監視アプリ42は、全ての案内情報のそれぞれについて、当該案内情報内の適合リストの中に、いずれかの監視対象のモデル名が含まれるのか否かを判断する。監視アプリ42は、監視対象のモデル名がいずれかの適合リストの中に含まれる場合に、S32でYESと判断し、監視対象のモデル名がいずれの適合リストの中にも含まれない場合に、S32でNOと判断する。監視アプリ42は、S32でYESと判断すると、S40に進む。一方、監視アプリ42は、S32でNOと判断すると、S10の監視に戻る。
【0041】
S40では、監視アプリ42は、複数個の監視対象の中から、案内情報に含まれる適合リストに含まれるモデル名と一致するモデル名を有し、かつ、案内情報に含まれる条件情報を満たす監視対象を抽出する。条件情報は、4パターンの条件のうちのいずれかを示す。第1パターンは、期間条件と状態条件との双方を満たす条件であり、第2パターンは、期間条件と状態条件の少なくとも一方を満たす条件であり、第3パターンは、期間条件を満たす条件であり、第4パターンは、状態条件を満たす条件である。以下に示すように、サービスの種類に応じて4パターンのうちのいずれかのパターンが採用される。このような構成によれば、サービスの種類に応じた適切な判断を実行することができる。
【0042】
例えば、案内情報が、カートリッジの割引クーポン券の案内を示す場合には、条件情報は、第1パターンを示す。この場合、期間条件は、現在日時がクーポン券の有効期間に含まれることであり、状態条件は、監視対象であるプリンタに現在装着されているカートリッジ内の色材の残量が所定値以下であることである。有効期間は、表示期間と同じであってもよいし、異なっていてもよい。期間条件と状態条件の双方が満たされる場合には、カートリッジを購入すべきタイミングにおいて、当該カートリッジを安価に購入する機会をユーザに提供することができる。
【0043】
また、例えば、案内情報が、消耗品の定期購入のサービスの案内を示す場合には、条件情報は、第2パターンを示す。この場合、期間条件は、現在日時が表示期間に含まれることであり、状態条件は、監視対象であるプリンタに現在装着されているカートリッジ内の色材の残量が所定値以下であることである。表示期間は、例えば、ベンダがユーザにサービスを集中的に案内したい期間として設定される。期間条件が満たされることは、現在日時が集中的な案内の期間に含まれることを意味する。また、状態条件が満たされることは、現在がユーザのカートリッジを購入すべきタイミングであることを意味する。例えば、期間条件が満たされなくても、状態条件が満たされる場合には、現在日時が集中的な案内の期間に含まれなくても、ユーザがカートリッジを購入すべきタイミングにおいて、サービスの利用をユーザに促すことができる。
【0044】
また、例えば、案内情報が、新商品又は新機能の案内を示す場合には、条件情報は、第3パターンを示す。この場合、期間条件は、現在日時が表示期間に含まれることである。表示期間は、例えば、ベンダがユーザに新商品又は新機能を案内したい期間として設定される。
【0045】
また、例えば、案内情報が、メンテナンスの案内を示す場合には、条件情報は、第4パターンを示す。この場合、状態条件は、例えば、監視対象における累計の印刷枚数が、メンテナンスが必要な枚数を超えること、監視対象における累計の使用時間が、メンテナンスが必要な時間を超えることである。
【0046】
本実施例では、S30で受信した全ての案内情報は、メモリ34内に一定期間に亘って維持される。即ち、いずれの監視対象のモデル名も含まない適合リストを含む案内情報、及び、いずれかの監視対象のモデル名を含む適合リストを含むものの、条件情報によって示される条件を満たさない案内情報も、メモリ34内に一定期間に亘って維持される。例えば、メモリ34内に維持された案内情報に含まれる条件情報によって示される条件は、S10の所定の周期の到来とは異なるタイミングで満たされる場合がある。この場合に、監視アプリ42は、S10の所定の周期の到来とは異なるタイミングで、メモリ34内に維持された案内情報によって示される案内を通知することができる。なお、変形例では、条件を満たさない案内情報は、メモリ34から削除されてもよい。
【0047】
S42では、監視アプリ42は、S40で抽出された全ての監視対象に対して
図5に示す画面処理を実行する。以下では、S40で抽出された監視対象を「抽出デバイス」と記載する。
【0048】
(画面処理;
図5)
S100では、監視アプリ42は、全ての抽出デバイスの中から1個の抽出デバイスを選択する。
【0049】
S102では、監視アプリ42は、S100で選択された抽出デバイスが、メイン画面SC1の選択欄F2において現在表示されている表示デバイスであるのか否かを判断する。監視アプリ42は、S100で選択された抽出デバイスが表示デバイスでないと判断する場合(S102でNO)に、S104に進む。
【0050】
S104では、監視アプリ42は、S100で選択された抽出デバイスに対応する案内情報によって示される案内をリスト画面SC2内の通知欄(例えばF10)として表示することを決定する。
【0051】
S104が終了すると、監視アプリ42は、S108において、全ての抽出デバイスが選択されたのか否かを判断する。監視アプリ42は、全ての抽出デバイスが選択されたと判断する場合(S108でYES)に、
図5の処理を終了し、
図4の処理に戻る。一方。監視アプリ42は、未選択の抽出デバイスが存在すると判断する場合(S108でNO)に、S100に戻る。
【0052】
また、監視アプリ42は、S100で選択された抽出デバイスが表示デバイスであると判断する場合(S102でYES)に、S106に進む。S106では、監視アプリ42は、S100で選択された抽出デバイスに対応する案内情報によって示される案内をメイン画面SC1内の通知欄F1として表示することを決定する。S106が終了すると、監視アプリ42は、S104に進む。即ち、表示デバイスに対応する案内は、メイン画面SC1とリスト画面SC2との双方に表示される。
【0053】
(選択処理;
図6)
図6の処理は、リスト画面SC2内の通知欄が選択される場合の処理である。S200では、監視アプリ42は、リスト画面SC2内の複数個の通知欄の中から1個の通知欄が選択されることを監視する。監視アプリ42は、リスト画面SC2内の複数個の通知欄の中から1個の通知欄が選択される場合(S200でYES)に、S202に進む。
【0054】
S202では、監視アプリ42は、S200で選択された通知欄に対応する案内情報に含まれる条件情報によって示される条件が状態条件を含むのか否かを判断する。当該条件が状態条件を含むことは、当該条件が第1、第2、第4パターンのいずれかであることを意味する。監視アプリ42は、当該条件が状態条件を含むと判断する場合(S202でYES)に、S204に進む。
【0055】
S204では、監視アプリ42は、S200で選択された通知欄に対応する監視対象であるプリンタに現在装着されている4個のカートリッジのうち、色材の残量が所定値以下であるカートリッジの型番を取得する。例えば、監視アプリ42は、監視対象のモデル名を外部のサーバに送信して、外部のサーバからカートリッジの型番を受信する。
【0056】
S206では、監視アプリ42は、S204で特定された型番を案内情報に含まれるURLに付与する。続くS208では、監視アプリ42は、型番が付与されたURLによって示されるWebサイトへアクセスするための処理を実行する。具体的には、監視アプリ42は、ブラウザプログラムを起動し、型番が付与されたURLをブラウザプログラムに供給する。これにより、ブラウザプログラムは、型番が付与されたURLを利用して、Webサイトにアクセスする。例えば、Webサイトが、カートリッジを購入するためのECサイトである場合には、Webサイトは、URLに付与された型番を購入するためのWebページを表示することができる。ユーザは、Webサイト内で型番を入力しなくてもよい。ユーザの利便性が向上する。
【0057】
また、監視アプリ42は、S200で選択された通知欄に対応する案内情報に含まれる条件情報によって示される条件が状態条件を含まないと判断する場合(S202でNO)に、S210に進む。S210は、型番が付与されていないURLが利用される点を除いて、S208と同様である。S208又はS210が終了する場合、及び、S200でNOと判断される場合には、監視アプリ42は、
図6の処理を終了する。
【0058】
(変更処理;
図7)
図7の処理は、メイン画面SC1内の選択欄F2に表示されている表示デバイスを変更する場合の処理である。S300では、監視アプリ42は、メイン画面SC1内の選択欄F2において表示デバイスを変更する指示を受けるのか否かを監視する。監視アプリ42は、選択欄F2において表示デバイスを変更する指示を受ける場合(S300でYES)に、S302に進む。
【0059】
S302では、監視アプリ42は、S300において表示デバイスとして新たに選択された監視対象に対応する案内情報がメモリ34に記憶されているのか否かを判断する。監視アプリ42は、新しい監視対象に対応する案内情報がメモリ34に記憶されていないと判断する場合(S302でNO)に、S310に進む。S310~S314は、
図4のS24~S30と同様である。即ち、S314では、S300において選択された監視対象に対応する新しい案内情報が受信される。ここで、S314において案内情報を受信するタイミングは、
図4のS10の所定の周期の到来とは異なるタイミングである。このような構成によれば、表示デバイスが変更されたタイミングにおいて最新の案内情報を受信することができる。
【0060】
続くS320では、監視アプリ42は、メイン画面SC1内の通知欄F1内の案内をS314で受信した案内情報によって示される案内に変更する。これにより、S300において新たに選択された監視対象に対応する案内をメイン画面SC1に表示することができる。
【0061】
続くS330では、監視アプリ42は、新しい監視対象の前に選択欄F2に表示されていた元の監視対象に対応する案内情報をメモリ34から削除する。なお、変形例では、S330の処理は実行されなくてもよい。
【0062】
また、監視アプリ42は、新しい監視対象に対応する案内情報がメモリ34に記憶されていると判断する場合(S302でYES)に、S310~S312をスキップして、S320に進む。S302でYESと判断される場合に実行されるS320では、監視アプリ42は、メイン画面SC1内の通知欄F1内の案内をメモリ34に既に記憶されている案内情報によって示される案内に変更する。当該案内情報は、
図4のS30で記憶された案内情報である。S30で受信した案内情報を一定期間に亘ってメモリ34に維持することにより、S310~S312をスキップして、端末装置10の通信負荷を低減することができる。
【0063】
また、監視アプリ42は、新しい監視対象に対応する案内情報が存在しないと判断する場合(S312でNO)に、S314とS320をスキップして、S330に進む。即ち、メイン画面SC1は、通知欄F1を含まず、新しい監視対象に対応する案内は、メイン画面SC1に表示されない。S330が終了する場合、及び、S300でNOと判断される場合には、CPU32は、
図7の処理を終了する。
【0064】
(インストール時の画面;
図8)
図8の初期画面SC0は、監視アプリ42を端末装置10にインストールする時に表示部14に表示される画面である。初期画面SC0は、案内情報の通知を許可するためのボタンBT9と、案内情報の通知を許可しないためのボタンBT10と、を含む。初期画面SC0内のボタンBT9が選択される場合には、監視アプリ42は、通知設定44を「ON」に設定する。この場合、メイン画面SC1は、通知欄F1を含む。一方、初期画面SC0内のボタンBT10が選択される場合には、監視アプリ42は、通知設定44を「OFF」に設定する。この場合、メイン画面SC1は、通知欄F1を含まない。具体的には、
図4のS12において、通知設定44が「OFF」であると判断されるため、サーバ300に新しい案内情報が存在する場合でも、メイン画面SC1は、通知欄F1を含まない。
【0065】
(本実施例の効果)
監視アプリ42は、状態画像IM1の表示機能を有する。ユーザは、監視アプリ42を利用して、プリンタ100及び200の状態を日常的に監視する。そして、監視アプリ42は、状態画像IM1の表示機能に加えて、通知欄F1及びリスト画面SC2の表示機能も有する。ユーザは、プリンタ100及び200の状態を日常的に監視する中で、案内情報の通知を受けることができる。プリンタ100及び200のユーザに対する案内にユーザが気付くことができる。
【0066】
また、本実施例では、監視アプリ42は、サーバ300から案内情報を受信する(
図4のS30)。監視アプリ42は、ベンダによってサーバ300に記憶された案内情報を速やかに表示することができる。
【0067】
また、本実施例では、監視アプリ42は、
図4のS40の条件が満たされる場合に、案内を表示し、当該条件が満たされない場合に、案内を表示しない。ユーザにとって不要な案内が表示されることを抑制することができる。
【0068】
また、本実施例では、通知欄F1は、メイン画面SC1内において状態画像IM1と並べて表示される。状態画像IM1を見たユーザの視線には、通知欄F1も含まれる。状態画像IM1を見たユーザは、通知欄F1に表示される案内にも気付くことができる。
【0069】
また、
図5の画面処理で示すように、通知欄F1には、表示デバイスに対応する案内が表示される(S106)。また、状態画像IM1は、表示デバイスの状態を示す。ユーザは、状態画像IM1に対応する表示デバイスに対応する案内を知ることができる。
【0070】
また、メイン画面SC1内のリスト表示ボタンBT1が選択される場合に、リスト画面SC2が表示される。リスト画面SC2は、表示デバイス以外の監視対象の通知欄を含む。ユーザは、リスト表示ボタンBT1を選択することにより、表示デバイス以外の監視対象に対応する案内も知ることができる。
【0071】
また、本実施例では、監視アプリ42は、複数個の監視対象のそれぞれについて、当該監視対象を識別する識別情報をメモリ34に記憶する。識別情報は、例えば、シリアル番号、MACアドレス、IPアドレスである。例えば、プリンタ100のLAN4からの切断等のためにプリンタ100の識別情報がメモリ34から削除される場合に、監視アプリ42は、メモリ34からプリンタ100に対応する案内情報を削除する。このような構成によれば、不必要な案内情報がメモリ34に記憶され続けることを抑制することができる。なお、変形例では、識別情報が削除されても案内情報はメモリ34から削除されなくてもよい。
【0072】
(対応関係)
端末装置10、表示部14、LANI/F16が、それぞれ、「端末装置」、「表示部」、「通信インターフェイス」の一例である。CPU32、メモリ34、監視アプリ42が、それぞれ、「コンピュータ」、「メモリ」、「コンピュータプログラム」の一例である。プリンタ100が、「デバイス」の一例である。サーバ300が、「サーバ」の一例である。
図4のS22の処理を実行する制御部30、又は、定期的に状態情報を受信する制御部30が、「状態受信部」の一例である。状態画像IM1を表示する制御部30が、「第1の表示制御部」の一例である。メイン画面SC1内の通知欄F1、又は、リスト画面SC2内の各通知欄を表示する制御部30が、「第2の表示制御部」の一例である。状態画像IM1が、「状態画像」の一例である。通知欄F1、又は、各通知欄F10~F13が、「通知画像」の一例である。複数個の通知欄F10~F13が、「複数個の通知画像」の一例である。クーポン券、定期購入のサービスが、それぞれ、「第1種のサービス」、「第2種のサービス」の一例である。メイン画面SC1、リスト表示ボタンBT1が、それぞれ、「所定の画面」、「所定のボタン」の一例である。リスト画面SC2が、「特定の画面」の一例である。表示デバイスが、「対象のデバイス」の一例である。
図7のS300の指示が、「変更指示」の一例である。サーバ300から受信する、適合リスト及び条件情報が、「通知条件情報」の一例である。適合リストが、「所定のリスト」の一例である。
【0073】
(第2実施例)
本実施例では、監視アプリ42は、通知アイコン24が選択される場合に、
図9に示すメイン画面SC10とメイン画面SC12とを表示部14に表示させる。メイン画面SC10は、プリンタ100に関する情報を表示する。メイン画面SC10は、プリンタ100のモデル名MN1と、プリンタ100の現在の状態を示す状態画像IM10と、を含む。一方、メイン画面SC12は、プリンタ200に関する情報を表示する。メイン画面SC12は、プリンタ200のモデル名MN2と、プリンタ200の現在の状態を示す状態画像IM12と、を含む。メイン画面SC10とメイン画面SC12は、デスクトップ画面で並んで表示される。
【0074】
本ケースでは、プリンタ100に対応する案内情報が存在し、プリンタ200に対応する案内情報が存在しない。このため、メイン画面SC10は、通知欄F1を含むが、メイン画面SC12は、通知欄を含まない。このような構成によれば、ユーザは、2個のメイン画面SC10及びSC12を見て、プリンタ100に対応する案内が存在することを知ることができるとともに、プリンタ200に対応する案内が存在しないことも知ることができる。
【0075】
(対応関係)
プリンタ100、プリンタ200が、それぞれ、「第1のデバイス」、「第2のデバイス」の一例である。状態画像IM10、状態画像IM12が、それぞれ、「第1の状態画像」、「第2の状態画像」の一例である。メイン画面SC10、メイン画面SC12が、それぞれ、「第1の画面」、「第2の画面」の一例である。
【0076】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
【0077】
(変形例1) 「デバイス」は、プリンタ100に限らず、例えば、スキャナ、FAX装置、PC等であってもよい。
【0078】
(変形例2) 「案内情報」は、サーバ300から受信されなくてもよい。例えば、「案内情報」は、監視アプリ42に予め記憶されていてもよい。本変形例では、「案内情報」は、監視アプリ42の更新と同時に更新されてもよい。
【0079】
(変形例3) リスト画面SC2において、通知欄F10~F13の表示順序は、所定のルールに従った順序でなくてもよい。例えば、通知欄F10~F13は、ランダムな順序で表示されてもよい。本変形例では、「第1のルール」及び「第2のルール」を省略可能である。
【0080】
(変形例4) 適合リスト及び条件情報を利用した
図4のS40の判断は実行されなくてもよい。本変形例では、「通知条件情報」を省略可能である。
【0081】
(変形例5) 「期間」は、有効期間、表示期間に限らず、例えば、表示期間の初日から数日前の日時と表示期間の終日との間の期間であってもよい。
【0082】
(変形例6)
図4のS40において第1パターンの判断と第2パターンの判断は実行されなくてもよい。また、S40において第3パターンの判断のみが実行されてもよい。また、S40において第4パターンの判断のみが実行されてもよい。また、S40においてモデル名の一致の判断のみが実行されてもよい。また、S40においてモデル名の一致の判断が実行されなくてもよい。一般的に言えば、「モデル条件」と「期間条件」と「状態条件」とのうちの少なくとも一つが満たされればよい。
【0083】
(変形例7)
図6のS202~S208の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第1のアクセス部」を省略可能である。
【0084】
(変形例8) メイン画面SC1は、通知欄F1を含まなくてもよい。本変形例では、リスト表示ボタンBT1を選択すると表示されるリスト画面SC2内の各通知欄F10~F13が、「通知画像」の一例である。
【0085】
(変形例9)
図5の画面処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「対象のデバイス」を省略可能である。
【0086】
(変形例10)
図7の変更処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「変更指示」を省略可能である。
【0087】
(変形例11)
図7のS302~S314の処理が実行されなくてもよい。本変形例では、S302でNOと判断される場合に、S320をスキップして、S330に進んでもよい。本変形例では、「他の受信部」を省略可能である。
【0088】
(変形例12) リスト画面SC2は表示されなくてもよい。本変形例では、「特定の画面」を省略可能である。
【0089】
(変形例13) リスト画面SC2は、複数個の通知欄F10~F13を表示しなくてもよい。例えば、リスト画面SC2は、1個の通知欄F1のみを表示してもよい。本変形例では、「複数個の通知画像」を省略可能である。
【0090】
(変形例14) 上記の実施例では、CPU32が監視アプリ42を実行することによって、
図2~
図9の各処理が実現される。これに代えて、いずれかの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
【0091】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【0092】
本特許出願時の特許請求の範囲において、各請求項が一部の請求項のみに従属している場合であっても、各請求項が当該一部の請求項のみに従属可能であることに限定されない。技術的に矛盾しない範囲において、各請求項は、出願時に従属していない他の請求項にも従属可能である。即ち、各請求項の技術は以下のように様々に組み合わせることができる。
(項目1)
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置は、
表示部と、
通信インターフェイスと、
コンピュータと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
前記通信インターフェイスを介して、前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
(項目2)
前記コンピュータプログラムは、さらに、前記コンピュータを
前記通信インターフェイスを介して、サーバから前記案内情報を受信する第1の情報受信部として機能させ、
前記第1の表示制御部は、前記サーバから受信した前記案内情報を前記ユーザに通知する前記通知画像を前記表示部に表示させる、項目1に記載のコンピュータプログラム。
(項目3)
前記第2の表示制御部は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記複数個の案内情報のそれぞれには、当該案内情報が前記サーバに登録された日時を示す登録日時が含まれており、
前記複数個の通知画像の表示順序は、前記複数個の案内情報のそれぞれに含まれる前記登録日時に対して所定の第1のルールを適用した順序である、項目2に記載のコンピュータプログラム。
(項目4)
前記第1の情報受信部は、さらに、前記サーバから前記通知画像を前記表示部に表示するための通知条件を示す通知条件情報を受信し、
前記第1の表示制御部は、前記通知条件情報によって示される前記通知条件が満たされる場合に、前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記通知条件情報によって示される前記通知条件が満たされない場合に、前記通知画像は前記表示部に表示させない、項目2又は3に記載のコンピュータプログラム。
(項目5)
前記通知条件は、
所定のリストの中に前記デバイスのモデル名が含まれるモデル条件と、
現在日時が、前記通知条件情報に含まれる情報によって示される期間に含まれる期間条件と、
前記状態情報によって示される前記状態が、前記通知条件情報に含まれる情報によって示される状態と一致する状態条件と、
のうちの少なくとも一つが満たされる条件である、項目4に記載のコンピュータプログラム。
(項目6)
前記案内情報が、前記デバイスに関する第1種のサービスを示す場合に、前記通知条件は、前記期間条件と前記状態条件との双方が満たされる条件を含み、
前記案内情報が、前記デバイスに関する前記第1種のサービスとは異なる第2種のサービスを示す場合に、前記通知条件は、前記期間条件と前記状態条件とのいずれかが満たされる条件を含む、項目5に記載のコンピュータプログラム。
(項目7)
前記端末装置は、さらに、操作部を備え、
前記デバイスは、色材が収容されているカートリッジを着脱可能なプリンタであり、
前記状態情報は、前記デバイスに現在装着されている前記カートリッジ内の前記色材の状態を示し、
前記状態条件は、前記状態情報が、前記デバイスに現在装着されている前記カートリッジ内の前記色材の残量が所定値以下であることを示す条件であり、
前記案内情報は、前記カートリッジに関する情報を前記ユーザに提供するWebサイトの位置を示すURLを含み、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記状態条件を含む前記通知条件が満たされ、かつ、前記操作部で前記通知画像に従った指示が入力される場合に、前記デバイスに装着可能な前記カートリッジの型番を前記案内情報に含まれる前記URLに付与して、前記URLによって示される前記Webサイトにアクセスする第1のアクセス部と、
前記状態条件を含まない前記通知条件が満たされ、かつ、前記操作部で前記通知画像に従った指示が入力される場合に、前記型番を前記URLに付与することなく、前記URLによって示される前記Webサイトにアクセスする第2のアクセス部と、
として機能させる、項目5又は6に記載のコンピュータプログラム。
(項目8)
前記第1の表示制御部は、前記状態画像を前記表示部に表示された所定の画面内に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記通知画像を前記所定の画面内で前記状態画像と並べて表示させる、項目1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目9)
前記所定の画面は、さらに、複数個の前記デバイスのうちの対象のデバイスを表示し、
前記所定の画面内の前記状態画像は、前記対象のデバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示し、
前記所定の画面内の前記通知画像は、前記対象のデバイスに関する前記案内情報を通知する、項目8に記載のコンピュータプログラム。
(項目10)
前記端末装置は、さらに、操作部を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記所定の画面内の前記対象のデバイスを、前記複数個のデバイスのうち、前記対象のデバイスとは異なる他のデバイスに変更する変更指示が、前記操作部に入力される場合に、前記所定の画面内の前記通知画像を、前記対象のデバイスに対応する前記通知画像から、前記他のデバイスに対応する前記通知画像に変更する変更部として機能させる、項目9に記載のコンピュータプログラム。
(項目11)
前記コンピュータプログラムは、さらに、前記コンピュータを
前記通信インターフェイスを介して、サーバから前記案内情報を所定の周期で受信する第2の情報受信部と、
前記変更指示が前記操作部に入力される場合に、前記サーバから前記案内情報を前記所定の周期とは異なるタイミングで受信する他の受信部と、
として機能させる、項目10に記載のコンピュータプログラム。
(項目12)
前記第1の表示制御部は、前記状態画像を前記表示部に表示された所定の画面内に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記所定の画面内の所定のボタンが選択される場合に、前記通知画像を表示する特定の画面であって、前記所定の画面とは異なる前記特定の画面を前記表示部に表示させる、項目1から11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目13)
前記状態受信部は、複数個の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記特定の画面は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を表示する、項目12に記載のコンピュータプログラム。
(項目14)
前記状態受信部は、複数個の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記第2の表示制御部は、複数個の前記案内情報に対応する複数個の前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記複数個の案内情報のそれぞれには、当該案内情報を表示する期間を示す表示期間が設定されており、
前記複数個の通知画像の表示順序は、前記複数個の案内情報に対応する複数個の前記表示期間に対して所定の第2のルールを適用した順序である、項目1から13のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目15)
前記端末装置は、
前記デバイスを識別する識別情報と、前記案内情報と、を記憶するメモリを備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記メモリから前記識別情報が削除される場合に、前記メモリから前記案内情報を削除する削除部として機能させる、項目1から14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目16)
前記状態受信部は、第1の前記デバイス及び第2の前記デバイスのそれぞれから前記状態情報を受信し、
前記第1の表示制御部は、前記第1のデバイスから受信した前記状態情報に対応する第1の前記状態画像と、前記第2のデバイスから受信した前記状態情報に対応する第2の前記状態画像と、の双方を前記表示部に表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記第1のデバイスに対応する前記通知画像を前記表示部に表示させ、
前記第2のデバイスに対応する前記通知画像は、前記表示部に表示させない、項目1から15のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目17)
前記第1の表示制御部は、前記表示部に表示された第1の画面内に前記第1の状態画像を表示させ、
前記第1の表示制御部は、前記表示部に前記第1の画面と並べて表示された第2の画面内に前記第2の状態画像を表示させ、
前記第2の表示制御部は、前記第1のデバイスに対応する前記通知画像を前記第1の画面内で前記第1の状態画像と並べて表示させ、
前記第2の画面は、前記第2のデバイスに対応する前記通知画像を含まない、項目16に記載のコンピュータプログラム。
(項目18)
端末装置であって、
表示部と、
通信インターフェイスと、
前記通信インターフェイスを介して、前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信部と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部と、
を備える、端末装置。
(項目19)
端末装置を制御する制御方法であって、
前記端末装置とは異なるデバイスから前記デバイスの状態を示す状態情報を受信する状態受信工程と、
前記デバイスから受信した前記状態情報によって示される前記状態を示す状態画像を表示する第1の表示制御工程と、
前記端末装置と通信可能な前記デバイスのユーザに対する案内情報を前記ユーザに通知する通知画像を表示する第2の表示制御工程と、
を備える、制御方法。
【符号の説明】
【0093】
2 :通信システム
4 :LAN
6 :インターネット
10 :端末装置
12 :操作部
14 :表示部
16 :LANI/F
22 :タスクバー
24 :通知アイコン
24a :通知マーク
30 :制御部
32 :CPU
34 :メモリ
40 :OSプログラム
42 :監視アプリ
44 :通知設定
46 :モデルリスト
100 :プリンタ
200 :プリンタ
300 :サーバ
BT1 :リスト表示ボタン
BT2 :設定表示ボタン
BT3、BT4 :タブボタン
BT5、BT6、BT7、BT8 :ラジオボタン
BT9、BT10 :ボタン
F1、F10、F11、F12、F13: 通知欄
F2 :選択欄
IM1、IM10、IM12 :状態画像
MN1、MN2 :モデル名
SC0 :初期画面
SC1、SC10、SC12 :メイン画面
SC2 :リスト画面
SC3 :設定画面