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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024076872
(43)【公開日】2024-06-06
(54)【発明の名称】サーバ装置、方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/20 20120101AFI20240530BHJP
【FI】
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022188676
(22)【出願日】2022-11-25
(71)【出願人】
【識別番号】522253106
【氏名又は名称】株式会社DeltaX
(74)【代理人】
【識別番号】230121016
【弁護士】
【氏名又は名称】小笠原 匡隆
(72)【発明者】
【氏名】黒岩 剛史
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC34
5L050CC34
(57)【要約】
【課題】学校情報と塾情報とをより効率的にユーザに送信する。
【解決手段】本開示の実施形態に係るサーバ装置に含まれる少なくとも一つのプロセッサは、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信し、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索し、前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信するための処理を実行するように構成される。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを含むサーバ装置であって、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信し、
前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索し、
前記塾情報を前記ユーザ端末装置に送信する、
ための処理を実行するように構成される、サーバ装置。
【請求項2】
前記第2のユーザに関連付けられた前記学校に対する受験体験記を示す受験体験記情報を前記ユーザ端末装置に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記学校情報をさらに前記ユーザ端末装置に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記学校情報は前記学校を紹介する学校紹介情報を含む、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記学校情報は前記学校の評判を示す情報を含む、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記学校情報は複数の前記第2のユーザの学習の内容を示す学習内容情報を集計した集計情報を含む、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記塾情報は前記塾を紹介する塾紹介情報を含む、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記塾紹介情報は、前記塾に通学した前記第2のユーザが前記学校に合格した場合、前記塾に通学した前記第2のユーザが前記学校に合格したことを示す情報を含む、請求項7に記載のサーバ装置。
【請求項9】
少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも一つのプロセッサが所定の指示命令を実行することによりなされる方法であって、
複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信する段階と、
前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索する段階と、
前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信する段階と、
を含む方法。
【請求項10】
コンピュータを、
複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信し、
前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索し、
前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信する、
ための処理を実行するように構成されたプロセッサとして機能させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、学校等の教育機関と、教育機関を受験するための教育施設の情報とをユーザに送信するサーバ装置、方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザにより入力されたキーワードに基づいて学校の検索を行い、検索の結果として見つかった学校、又は学校を受験するための塾等の情報を提供するシステムが知られている。特許文献1は、学校の検索を行い、検索の結果として見つかった学校を紹介する情報をユーザに提供するシステムを開示する。しかしながら、検索の結果として見つかった学校の情報をユーザに提供し、さらに、この学校の受験のために適した塾等の情報をユーザに提供するシステムは知られていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-157249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、上述した背景からなされたものであり、学校情報と塾情報とをより効率的にユーザに送信することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを含むサーバ装置であって、前記少なくとも一つのプロセッサは、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信し、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索し、前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信するための処理を実行するように構成されるサーバ装置」が提供される。
【0006】
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも一つのプロセッサが所定の指示命令を実行することによりなされる方法であって、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信する段階と、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索する段階と、前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信する段階とを含む方法」が提供される。
【0007】
本開示の一態様によれば、「コンピュータを、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を前記第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信し、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と前記第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した前記学校検索情報に基づいて、前記少なくとも一つの学校の学校情報と、前記少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索し、前記学校情報と前記塾情報とを前記ユーザ端末装置に送信するための処理を実行するように構成されたプロセッサとして機能させるプログラム」が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の様々な実施形態によれば、学校情報と塾情報とをより効率的にユーザに送信できる。
【0009】
なお、上述した効果は説明の便宜のための例示的なものであるにすぎず、限定的なものではない。上述した効果に加えて、又は上述した効果に代えて、本開示において記載されたいかなる効果や当業者であれば明らかな効果を奏することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、検索結果の表示等に用いられる基本UI画面を例示する図である。
図2図2は、本開示の実施形態に係るシステム1の構成を例示する図である。
図3A図3Aは、本開示に係るユーザ端末装置100の構成の例を示すブロック図である。
図3B図3Bは、本開示に係るサーバ装置200の構成の例を示すブロック図である。
図4A図4Aは、サーバ装置200のメモリ213に記憶される情報を示す図である。
図4B図4Bは、サーバ装置200のメモリ213に記憶される情報を示す図である。
図4C図4Cは、サーバ装置200のメモリ213に記憶される情報を示す図である。
図5A図5Aは、図2に示した第2のユーザ端末装置100-2とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図5B図5Bは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図5C図5Cは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図5D図5Dは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図6A図6Aは、図5Bに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。
図6B図6Bは、図5Cに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。
図6C図6Cは、図5Dに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。
図7A図7Aは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図7B図7Bは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図7C図7Cは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図7D図7Dは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図8A図8Aは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図8B図8Bは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
図9A図9Aは、図8Aに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。
図9B図9Bは、図8Bに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。
図10A図10Aは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図10B図10Bは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図10C図10Cは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図10D図10Dは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。
図11図11は、図8Bに示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスの変型例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[第1の実施形態]
まず、添付図面を参照して本開示の第1の実施形態を説明する。なお、図面において共通する構成要素及び処理には同一の参照符号が付されている。
【0012】
1.本開示に係るシステム1の概要
図1及び図2を参照して、本開示に係る学校紹介及び塾紹介の概要を説明する。図1は、検索結果の表示等に用いられる基本UI画面を例示する図である。図2は、本開示の実施形態に係るシステム1の構成を例示する図である。図1に示す基本UI画面は、学校紹介情報ボックス300、この学校の受験生の学習内容を示す学習内容情報等を集計して得られた集計情報が表示される集計情報ボックス310及び塾紹介情報ボックス312を含む。塾紹介情報ボックス312は、塾口コミ選択ボタン330を含む。学校紹介情報ボックス300には、検索の結果として見つかった学校を紹介する学校紹介情報が表示される。集計情報ボックス310には、この学校の受験生の学習内容を示す学習内容情報等を集計して得られた集計情報が表示される。塾紹介情報ボックス312には、この学校の入試に合格した受験生が通っていた等、この学校の受験に適した塾を示す情報が表示される。塾口コミ選択ボタン330は、この塾の評判を示す塾口コミ情報を表示させる操作を受け入れるために用いられる。
【0013】
図1に示す基本UI画面には、学校を紹介する学校紹介情報ボックス300が表示される。なお、ここで、学校は、例えば、学校教育法第1条に規定された幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、大学院及び高等専門学校等の少なくともいずれかを含む教育機関である。さらに、この教育機関は、学校教育法第1条に規定された学校の他に、例えば、航空大学校及び防衛大学校等の大学校及び専修学校等、学校に相当する教育を行う教育機関を広く含みうる。また、塾は、上述した教育機関を受験する受験生に対する教育を行う教育施設であればよく、塾と呼ばれる他に、例えば、学習塾及び予備校等とも呼ばれうる。システム1は、いずれの教育機関の情報も、いずれの教育機関を受験するための教育施設の情報も提供できるが、以下、システム1において用いられるUI画面等は、中学校及びその受験のための塾の情報を提供する場合を具体例として説明される。
【0014】
次に、システム1の構成を説明する。図2に示すように、システム1は、第1のユーザが所持して用いる第1のユーザ端末装置100-1と、第2のユーザが所持して用いる第2のユーザ端末装置100-2と、システム1の運営者により運営されるサーバ装置200とを含む。サーバ装置200は、学校及び塾の情報を第2のユーザから第2のユーザ端末装置100-2を介して収集し、第1のユーザに第1のユーザ端末装置100-1を介して提供する。
【0015】
なお、システム1の第1のユーザは、基本UI画面において紹介される学校を今後、受験しようとしている受験生、その保護者及び学校の担任教師等の関係者である。つまり、第1のユーザは、システム1を利用して、受験しようとする学校とその受験のための塾を探そうとしているユーザである。また、システム1の第2のユーザは、基本UI画面において紹介される学校を受験したことがある元受験生、この元受験生の保護者及び学校の担任教師等の関係者である。つまり、第2のユーザは、第1のユーザが受験しようとする学校及びその受験のための塾の情報をシステム1に提供するユーザである。なお、第1のユーザは、学校を受験した後に第2のユーザとなりうる。また、第2のユーザは、さらに学校を受験する場合には、第1のユーザとなりうる。
【0016】
なお、第1のユーザ端末装置100-1と第2のユーザ端末装置100-2とが総称される場合は、単に、ユーザ端末装置100と記載されることがある。ユーザ端末装置100とサーバ装置200とは、インターネット、WAN、VPN及びLAN等の通信ネットワーク140を介して、相互に情報及びデータの伝送が可能に接続される。なお、図2には、第1のユーザ端末装置100-1、第2のユーザ端末装置100-2及びサーバ装置200がそれぞれ1つずつ含む構成が示されている。しかしながら、図2に示した構成は例示であって、システム1は、これらの装置を複数ずつ含みうる。
【0017】
次に、システム1により提供される情報提供サービスを説明する。システム1の運営者は、サーバ装置200を用いて、インターネットから学校及び塾の様々な情報を収集する。また、運営者は、サーバ装置200を用いて第2のユーザ端末装置100-2を介して第2のユーザに対してアンケートを行い、第2のユーザが受験のために行った学習の内容を示す学習内容情報J(図4B)を収集する。学習内容情報Jは、第2のユーザが受験した1以上の学校、受験した学校に合格したか不合格だったか、受験のために通った1つ以上の塾、塾での学習時間、塾以外の自宅等での学習時間、塾の夏期講習等の季節講習を取得したか否か、塾に入った時期、受験中における模擬試験等の偏差値の推移、及び受験勉強の費用等を示す。なお、サーバ装置200の運営者は、学校及び塾の情報と、第2のユーザの情報とを、これらのような情報を収集する業者から購入してもよい。このように収集された情報は、サーバ装置200に記憶される。
【0018】
第1のユーザは、第1のユーザ端末装置100-1を介してサーバ装置200にアクセスし、学校名、学校の所在地、及び受験における学校の所在地等をキーワードとして用いて学校を検索する。サーバ装置200は、第1のユーザ端末装置100-1からキーワードを受信して検索を行い、検索の結果として得られた学校を紹介する学校紹介情報E(図4A)を取得し、第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、図1に示したように、サーバ装置200から学校紹介情報Eを受信し、ディスプレイ装置に表示された基本UI画面の学校紹介情報ボックス300の中に表示し、第1のユーザに示す。
【0019】
さらに、サーバ装置200は、検索の結果として得られた学校を受験した1以上の第2のユーザの学習内容情報Jを集計して集計情報を生成し、第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、サーバ装置200から集計情報を受信し、基本UI画面の中に含め、ディスプレイ装置に表示して第1のユーザに示す。集計情報は、検索の結果として得られた学校を受験した第2のユーザのうちの合格者及び不合格者の人数を示す情報を含む。また、集計情報は、第2のユーザの塾での平均学習時間、塾以外の自宅等での平均学習時間、塾の夏期講習等の季節講習を取得したか否か、塾に入った平均時期、受験中における模擬試験等の偏差値の推移の平均値、及び受験勉強の平均費用等を示す情報を、合格者及び不合格者に分けて示す。
【0020】
さらに、サーバ装置200は、検索の結果として得られた学校を受験して合格した第2のユーザが、この学校を受験するために通っていた1以上の塾を一覧の形式で紹介する塾紹介情報S(図4C)を、第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、塾紹介情報を受信し、図1に示した基本UI画面に含め、ディスプレイ装置に表示して第1のユーザに示す。なお、塾紹介情報Sの表示部分における各塾の塾紹介情報Sの表示順は、例えば、一定の時間間隔で予め決められた順番に、あるいは、ランダムに変更されうる。
【0021】
例えば、第1のユーザが、さらに、基本UI画面に含まれる都道府県で絞り込みボックス308に、いずれかの都道府県を入力し、入力ボタン(不図示)を操作する。すると、第1のユーザ端末装置100-1は、第1のユーザが入力した都道府県のいずれかを示す情報をサーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、第1のユーザ端末装置100-1から受信した都道府県のいずれかにある学校を検索し、この検索により得られた学校の学校紹介情報E、集計情報、及び一覧形式の塾紹介情報Sを生成する。サーバ装置200は、生成したこれらの学校紹介情報E、集計情報及び塾紹介情報Sを第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、これらの情報を受信して、ディスプレイ装置に表示された基本UI画面の中の学校紹介情報ボックス300、集計情報ボックス310及び塾紹介情報ボックス312の中に表示してユーザに示す。
【0022】
また、第1のユーザが、基本UI画面の受験体験記ボタン304を操作すると、第1のユーザ端末装置100-1は、受験体験記ボタン304が操作されたことを示す情報を、サーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、この情報を受信すると、第2のユーザの受験体験記等を含む情報を第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、第2のユーザの受験体験記等を含む情報を、(図7Dを参照して後述)に含め、ディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す。
【0023】
また、第1のユーザが、図1に示した基本UI画面の合格者の塾ボタン306を操作すると、第1のユーザ端末装置100-1は、合格者の塾ボタン306が操作されたことを示す情報を、サーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、検索の結果として得られた学校を受験して合格した第2のユーザが通った塾を示す情報を生成し、第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1は、サーバ装置200からこの情報を受信し、合格者塾UI画面に含め、ディスプレイ装置に表示し、ユーザに示す。なお、図1に示した基本UI画面以外のUI画面及びUI画面に含まれるボックス及びボタン等は、図7A等を参照してさらに後述される。
【0024】
以上説明したように、システム1においては、第1のユーザは、受験する学校を検索してその情報を得ることができる。さらに、第1のユーザは、学校の情報だけでなく、この学校に合格した第2のユーザの受験体験記、及びこの学校を受験して合格するために適した塾の情報を得ることができる。また、さらに、第1のユーザは、この学校を受験して合格するために適した塾の利用方法等の情報を得ることができる。
【0025】
2.ユーザ端末装置100の構成
図3Aは、本開示に係るユーザ端末装置100の構成の例を示すブロック図である。ユーザ端末装置100は、図3Aに示す構成要素の全てを備える必要はなく、一部を省略した構成をとることも可能であり、他の構成要素を加えることも可能である。ユーザ端末装置100は、例えば、スマートフォンに代表される無線通信可能な携帯型の端末装置、携帯情報端末、PDA、ラップトップパソコン、デスクトップパソコン等である。ユーザ端末装置100としては、本開示に係る情報提供サービスに必要とされるアプリケーションプログラムを実行可能であれば、これらの装置のいずれも好適に使用されうる。
【0026】
システム1が複数の第1のユーザ端末装置100-1を含む場合には、複数の第1のユーザ端末装置100-1の全てが同種の装置である必要はない。また、同様に、システム1が複数の第2のユーザ端末装置100-2を含む場合には、複数の第2のユーザ端末装置100-2の全てが同種の装置である必要はない。例えば、ある第1のユーザ端末装置100-1はデスクトップパソコンであってよく、他の第1のユーザ端末装置100-1は携帯情報端末であってよい。また、例えば、ある第2のユーザ端末装置100-2はスマートフォンであってよく、他の第2のユーザ端末装置100-2はPDAであってよい。
【0027】
図3Aに示すように、ユーザ端末装置100は、ディスプレイ装置及びスピーカ(不図示)等の出力デバイスが接続される出力インターフェイス(出力IF)111、プロセッサ112、RAM、ROM、又は不揮発性メモリ(場合によっては、HDD)等を含むメモリ113、通信処理回路115及びアンテナを含む通信インターフェイス114、及びタッチパネル及びハードキー等の入力デバイスが接続される入力インターフェイス116を含む。そして、これらの各構成要素は制御ライン及びデータラインを介して互いに電気的に接続される。なお、タッチパネル、ディスプレイ装置及びスピーカ等は、ユーザ端末装置100の外部に配置され、出力インターフェイス111及び入力インターフェイス116を介して接続されてよい。あるいは、タッチパネル、ディスプレイ装置及びスピーカ等は、ユーザ端末装置100に含まれ、出力インターフェイス111及び入力インターフェイス116を介して接続されてもよい。
【0028】
プロセッサ112は、少なくとも一つのプロセッサ(CPU)、又は、少なくとも1つのCPU及び画像処理等の特定の処理に特化した少なくとも1つのGPUの組合せから構成される。プロセッサ112は、メモリ113に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御する制御部として機能する。具体的には、プロセッサ112は、本開示に係る情報提供サービスを利用するための指示命令を含むアプリケーションプログラム、及びOSを実行するためのプログラムをメモリ113から読み出して実行する。
【0029】
メモリ113は、ROM、RAM、不揮発性メモリ、HDD等から構成され、記憶部として機能する。ROMは、本開示に係る情報提供サービスを利用するための指示命令を含むアプリケーションプログラム、及びOSを実行するための指示命令を含むプログラムを記憶する。RAMは、ROMに記憶されたプログラムがプロセッサ112により処理されている間、データの書き込み及び読み込みをするために用いられるメモリである。不揮発性メモリは、プログラムの実行によってデータの書き込み及び読み込みが実行されるメモリであって、ここに書き込まれたデータは、プログラムの実行が終了し、ユーザ端末装置100の電源が切られた後でも保存される。なお、メモリ113には、着脱可能な記憶媒体やデータベース等が接続されてもよい(不図示)。
【0030】
通信インターフェイス114は、通信処理回路115及びアンテナを介して、遠隔に配置されたサーバ装置200や他のユーザ端末装置100との間で情報を送受信し、ビーコンからの無線信号を受信する通信部として機能する。通信処理回路115は、本開示に係るアプリケーションプログラムを実行するためのプログラムや、アプリケーションプログラムにおいて使用される各種情報等を、アプリケーションプログラムの進行に応じて、サーバ装置200から受信するための処理をする。また、アプリケーションプログラムの実行による処理の結果をサーバ装置200に送信するための処理をする。
【0031】
通信処理回路115は、LTE方式に準拠した広帯域の無線通信方式のための通信処理を行う。あるいは、通信処理回路115は、IEEE802.11に準拠した無線LAN、又はBluetooth(登録商標)規格に準拠した無線通信方式のための通信処理を行う。さらに、通信処理回路115は、無線通信に代えて、又は加えて、有線通信のための通信処理も行える。
【0032】
出力インターフェイス111は、ディスプレイ装置及びスピーカ等の出力デバイスと接続され、各種情報の出力を行う出力部として機能する。入力インターフェイス116は、タッチパネル及びハードキー等の入力デバイスと接続され、各種情報の入力を受ける入力部として機能する。ただし、ユーザ端末装置100は、これら全ての出力デバイス及び入力デバイスを含んでいなかったり、これら以外の出力デバイス及び入力デバイスを含んでいたりしてよい。出力インターフェイス111及び入力インターフェイス116の例としては、シリアルポート、パラレルポート、USB及びHDMI(登録商標)等、様々な方式が挙げられる。また、出力インターフェイス111及び入力インターフェイス116が無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標))で出力デバイス及び入力デバイスを接続するような場合がある。この場合には、出力インターフェイス111及び入力インターフェイス116は、通信インターフェイス114とそれらの機能を兼用することも可能である。
【0033】
3.サーバ装置200の構成
図3Bは、本開示に係るサーバ装置200の構成の例を示すブロック図である。サーバ装置200は、図3Bに示す構成要素の全てを備える必要はなく、一部を省略した構成をとることも可能であり、他の構成要素を加えることも可能である。図3Bに示すように、サーバ装置200は、入出力インターフェイス211、1以上のCPU、又は1以上のCPU及び1以上のGPUの組合せ等から構成されるプロセッサ212、RAM、ROM、及び不揮発性メモリ、HDD等を含むメモリ213、及び通信インターフェイス214を含む。そして、これらの各構成要素は、制御ライン及びデータラインを介して互いに電気的に接続される。
【0034】
入出力インターフェイス211は、特に図示はしていないが、プリンタやディスプレイ装置等の様々な外部機器との間で情報の入出力をするための情報入出力部として機能する。入出力インターフェイス211は、シリアルポート、パラレルポート、USB、HDMI(登録商標)等、その用途等に応じて公知の接続形式を採用することが可能である。
【0035】
プロセッサ212は、ユーザ端末装置100のプロセッサ112と同様に、少なくとも一つのプロセッサ(CPU)、又は、少なくとも1つのCPU及び画像処理等の特定の処理に特化した少なくとも1つのGPUの組合せから構成される。プロセッサ212は、メモリ213に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御するための制御部として機能する。本開示においては、特に、プロセッサ212は、通信インターフェイス214を介してユーザ端末装置100で入力された操作情報を受信する処理、受信した操作情報に応じてユーザ端末装置100においてアプリケーションプログラムを進行させる処理を実行する。
【0036】
さらに、プロセッサ212は、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信するための処理を実行する。また、プロセッサ212は、第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した学校検索情報に基づいて、少なくとも一つの学校の学校情報と、少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索するための処理を実行する。また、プロセッサ212は、塾情報、又は塾情報及び学校情報をユーザ端末装置に送信するための処理を実行する。なお、以下、塾情報、又は塾情報及び学校情報は、塾情報及び学校情報とも記載される。
【0037】
メモリ213は、上述した記憶デバイスを含み、記憶部として機能する。さらに、メモリ213は、複数の教育機関の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの教育機関を選択する選択情報を、第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信する処理のためのアプリケーションプログラムを記憶する。また、メモリ213は、複数の学校の中から第1のユーザが所望する少なくとも一つの学校を検索するための学校検索情報を第1のユーザが所持するユーザ端末装置から受信する処理のためのアプリケーションプログラムを記憶する。また、メモリ213は、第1のユーザとは異なる第2のユーザにあらかじめ関連付けられた学校と第2のユーザが受講していた塾とが記憶されたデータベースから、受信した学校検索情報に基づいて、少なくとも一つの学校の学校情報と、少なくとも一つの学校に対応付けられた塾の塾情報とを検索する処理のためのアプリケーションプログラムを記憶する。また、メモリ213は、学校情報及び塾情報をユーザ端末装置に送信する処理のためのアプリケーションプログラムを記憶する。
【0038】
通信インターフェイス214は、一例として、通信ネットワーク140を介して、ユーザ端末装置100と、本開示に係るアプリケーションプログラムの実行のためのプログラム、各種情報等を送受信するために、変調や復調等の処理を行う。通信インターフェイス214は、上述した無線通信方式や公知の有線通信方式に従って、ユーザ端末装置100との間で情報及びデータの通信を行う。
【0039】
4.サーバ装置200のメモリ213に記憶される情報
以下、図4A図4Cを参照して、システム1による情報提供サービスの実現のためにサーバ装置200のメモリ213に記憶される情報を説明する。図4A図4Cは、サーバ装置200のメモリ213に記憶される情報を示す図である。図4A図4Cに示すテーブルは、学校、塾及び第2のユーザからシステム1の運営者が収集した情報、又はシステム1の運営者が業者から購入した情報を含み、第1のユーザに提供するためのデータベースを構成する。
【0040】
図4Aは、学校の情報を示す学校情報を含む学校情報テーブルを示す。図4Aに示すように、学校情報テーブルは複数の行を含み、複数の行それぞれに、互いに関連する学校識別(ID)情報A、学校種別情報B、学校名情報C、学校所在地情報D、学校紹介情報E、受験生識別情報F及び学校口コミ情報Uを対応付けて学校情報として含む。
【0041】
学校識別情報Aは、データベースに含まれる複数の学校それぞれを一意に識別する。学校種別情報Bは、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校が、幼稚園であるか、小学校であるか、中学校であるか、高校であるか、大学であるか、及び共学校であるか、男子校であるか、女子校であるかなどの学校の種別を示す。学校名情報Cは、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校の名称を示す。学校所在地情報Dは、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校の所在地の住所、緯度及び経度等を示す。なお、学校所在地情報Dは、学校が複数の所在地に存在する場合には、これら複数の所在地の住所等を示す。
【0042】
学校紹介情報Eは、例えば、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校の受験生向けパンフレット等の内容を示し、学校の教育方針、特徴、校舎及び敷地等の画像、学校を紹介する情報を含みうる。受験生識別情報Fは、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校を受験したことがある1以上の第2のユーザを識別する。学校口コミ情報Uは、対応付けられた学校識別情報Aにより識別される学校の評判を示す口コミ情報を示す。
【0043】
図4Bは、第2のユーザの情報を含む第2のユーザ情報テーブルを示す。第2のユーザ情報テーブルは、複数の行を含み、複数の行それぞれは、互いに関連する第2のユーザ識別情報G、合格校識別情報H、不合格校識別情報I、学習内容情報J、受験体験記情報K、入学校情報L、インタビュー情報M、通学塾識別情報N、通学校情報O及び入塾時志望校情報Pを対応付けて第2のユーザ情報として含む。
【0044】
第2のユーザ識別情報Gは、データベースに含まれる複数の第2のユーザそれぞれを一意に識別する。なお、合格校識別情報H及び不合格校識別情報Iの集合は、図4Aに示した学校情報テーブルの学校識別情報Aに包含され、合格校識別情報Hの集合と、不合格校識別情報Iの集合とは重複しない。また、学校情報得テーブルの受験生識別情報Fの集合は、第2のユーザ識別情報Gに包含される。つまり、学校情報テーブルの各行に含まれる情報は、受験生識別情報F及び第2のユーザ識別情報Gを介して、第2のユーザ情報テーブルの一部の行それぞれに含まれる情報に対応づけられうる。なお、入塾時志望項情報Pが、塾に入学するときに第2のユーザが志望していた学校を示す情報であるのに対して、合格校識別情報H及び不合格校識別情報Iの情報の集合は、第2のユーザが受験時に志望していた学校を示す情報とされうる。また、合格校識別情報Hが示す学校の偏差値等と、入塾時志望項情報Pが示す学校の偏差値等とを検討することにより、第1のユーザは、塾で学習することにより、第2のユーザの学力がどのように変化したか、つまり学力が上がったか、上がりも下がりもしなかったか、下がったかを推定することができる。
【0045】
合格校識別情報Hは、対応付けられた第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザが受験し、合格した学校の学校識別情報Aである。なお、この第2のユーザが受験した学校のいずれにも合格しなかった場合には、合格校識別情報Hは何らの学校識別情報Aも含まない。また、この第2のユーザが受験した学校の1つ以上に合格した場合には、合格校識別情報Hは1以上の学校識別情報Aを含む。
【0046】
不合格校識別情報Iは、対応付けられた第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザが受験し、不合格となった学校の学校識別情報Aである。なお、この第2のユーザが受験した学校の全てに合格した場合には、不合格校識別情報Iは何らの学校識別情報Aも含まない。また、この第2のユーザが受験した学校の1つ以上に不合格だった場合には、不合格校識別情報Iは1以上の学校識別情報Aを含む。
【0047】
学習内容情報Jは、第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザの学習の履歴を、この第2のユーザが受験した学校の学校識別情報Aに対応付けて示す。つまり、学習内容情報Jは、第2のユーザの学習の履歴を、この第2のユーザが受験した学校ごとに示す。学習の履歴は、例えば、最初に塾に入った時期、塾における学習時間、塾以外の自宅等における学習時間、複数の塾の間の転塾の履歴、受験機関における模擬試験等における偏差値の推移の履歴、受験に費やした月ごと又は年ごとの費用、及び受講した塾の夏期講習及び冬期講習等の季節講習の受講履歴等を含む。
【0048】
受験体験記情報Kは、第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザの受験体験記を、受験した学校の学校識別情報Aに対応付けて示す。つまり、受験体験記情報Kは、この第2のユーザの受験体験記を、受験した学校ごとに示す。なお、受験体験記情報Kは、この受験体験記情報Kを入力した第2のユーザの氏名、受験生と保護者の種別等の情報をさらに含む。また、受験体験記情報Kは、受験体験記情報Kの絞り込みに用いられる情報をさらに含む。入学校情報Lは、第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザが入学した学校の学校識別情報Aである。なお、この第2のユーザが、受験した学校のいずれにも入学しなかった場合には、入学校情報Lは何らの学校識別情報Aも含まない。
【0049】
インタビュー情報Mは、第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザに対するインタビューとその回答の内容を、この第2のユーザが受験した学校の学校識別情報Aに対応付けて示す。つまり、インタビュー情報Mは、この第2のユーザに対するインタビューとその回答の内容を、この第2のユーザが受験した学校ごとに示す。なお、インタビュー情報Mは、受験体験記情報Kの絞り込みに用いられる情報をさらに含む。また、インタビュー情報Mは、インタビュー情報Mの生成に用いられたインタビューに回答した第2のユーザの氏名、及び受験生と保護者との種別等の情報をさらに含む。
【0050】
通学塾識別情報Nは、第2のユーザ識別情報Gにより識別される第2のユーザが受験のために通学した塾を一意に識別する識別情報である。なお、この第2のユーザが塾に通学しなかった場合には、通学塾識別情報Nは、何らの識別情報も含まない。また、この第2のユーザが1以上の塾に通学した場合には、通学塾識別情報Nは、1以上の識別情報を含む。通学校情報Oは、第2のユーザが塾への通学を始めたときに通学していた学校の学校名等を示す。つまり、通学校情報Oは、第2のユーザが中学校を受験する場合には第2のユーザの出身小学校を示し、第2のユーザが高校を受験する場合には第2のユーザの出身中学校を示す。入塾時志望校情報Pは、第2のユーザが塾への通学を始めたときに志望していた学校名等を示す。なお、第2のユーザ識別情報は、第2のユーザが補欠合格したことを示す情報等をさらに含んでよい。
【0051】
図4Cは、塾の情報を示す塾情報を含む塾情報テーブルを示す。図4Cに示すように、塾情報テーブルは複数の行を含み、複数の行それぞれは、互いに関連する塾識別情報Q、塾名情報R、塾紹介情報S、合格実績情報T、塾所在地情報V及び塾口コミ情報Wを対応付けて塾情報として含む。塾識別情報Qは、データベースに含まれる複数の塾それぞれを一意に識別する。なお、図4Bに示した通学塾識別情報Nの集合は、塾識別情報Qの集合に包含される。つまり、第2のユーザ情報テーブルの各行に含まれる情報は、通学塾識別情報N及び塾識別情報Qを介して、塾情報テーブルの行の一部それぞれに含まれる情報と対応づけられうる。塾名情報Rは、対応付けられた塾識別情報Qにより識別される塾の名称を示す。塾口コミ情報Wは、対応付けられた塾識別情報Qにより識別される塾の評判を示す口コミ情報を示す。なお、第2のユーザにより投稿された塾口コミ情報Wは、投稿した第2のユーザの第2のユーザ識別情報Gを含む。
【0052】
塾紹介情報Sは、対応付けられた塾識別情報Qにより識別される塾の受験生向けパンフレット等の内容を示し、塾の指導方針、特徴、塾舎の画像等、塾を紹介する情報を含みうむ。合格実績情報Tは、対応付けられた塾識別情報Qにより識別される塾に所属したことがある受験生が合格した学校及び合格者の人数等、この塾の受験における実績を示す。塾所在地情報Vは、対応付けられた塾識別情報Qにより識別される塾の所在地の住所、緯度及び経度等を示す。なお、塾所在地情報Vは、塾が複数の所在地に存在する場合には、これら複数の所在地の住所等を示す。
【0053】
6.ユーザ端末装置100とサーバ装置200との間の通信シーケンス
以下、図5A図5Dに示したユーザ端末装置100とサーバ装置200との間の通信シーケンスを説明する。図5Aは、図2に示した第2のユーザ端末装置100-2とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す。図5Aに示すように、サーバ装置200のプロセッサ212(図3B)は、通信インターフェイス214を介して、第2のユーザ端末装置100-2に対して、図5Bに示した第2のユーザ情報テーブルを作成するための質問を示す質問情報を送信する。なお、質問情報は、第2のユーザに、氏名、合格した学校、不合格となった学校、学習内容、受験体験記、入学した学校、インタビューの回答、通学した塾等を質問するための情報であって、これらの質問の回答から第2のユーザ情報テーブルが生成される。第2のユーザ端末装置100-2のプロセッサ112(図3A)は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から質問情報を受信する。プロセッサ112は、出力インターフェイス111を介して、質問情報をディスプレイ装置に表示して第2のユーザに示す(S100)。
【0054】
第2のユーザは、ディスプレイ装置に表示された質問情報に対する回答を、第2のユーザ端末装置100-2の入力デバイスを用いて入力する。第2のユーザは、質問情報に対する回答とともに、学校口コミ情報U及び塾口コミ情報Wを入力してよい。第2のユーザ端末装置100-2のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介してユーザの回答入力を受信する(S102)。さらに、プロセッサ112は、受信した回答を示す回答情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第2のユーザ端末装置100-2から回答情報を受信する(S104)。
【0055】
サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した回答情報から、第2のユーザ情報テーブルに含まれる第2のユーザ識別情報G、合格校識別情報H、不合格校識別情報I、学習内容情報J、受験体験記情報K、入学校情報L、インタビュー情報M及び通学塾識別情報Nを生成する。プロセッサ212は、新たにこれらの情報を生成するたびに第2のユーザ情報テーブルに新たな行を加え、新たな行にこれらの情報を登録し、メモリ213に記憶する。
【0056】
図5B図5Dは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す。図5Dに示すように、第1のユーザ端末装置100-1の入力デバイスに対して、第1のユーザがシステム1による情報提供サービスを受けるための専用アプリケーションソフトウェア(APP)を起動する操作を行う。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、第1のユーザの操作入力を、入力インターフェイス116を介して受信する。さらに、プロセッサ112は、専用アプリケーションソフトウェアをメモリ113から読み出し、起動する(S120)。
【0057】
第1のユーザ端末装置100-1の入力デバイスに対して、第1のユーザがサーバ装置200へのログインのための操作を行う。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112が、第1のユーザの操作入力を、入力インターフェイス116を介して受信すると、プロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に対するログインのための情報を送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1からログインのための情報を受信し、第1のユーザの認証等の処理を行う。さらに、プロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザのサーバ装置200へのログインを許可する情報を送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112が、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200からログインを許可する情報を受信すると、第1のユーザのサーバ装置200へのログインのための処理が完了する(S122)。
【0058】
なお、サーバ装置200からの情報提供を受けるために、第1のユーザがサーバ装置200にアカウントを登録していることは必須ではない。つまり、サーバ装置200が、第1のユーザのアカウント登録なしに情報提供を行う場合には、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間のログイン処理も必要とされず、情報提供のために第1のユーザのアカウント登録が必要とされる場合にのみログインのための処理が行われる。このことは、他の図を参照して説明する処理についても同じである。
【0059】
ログインのための処理が完了すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して学校の種別を選択するための学校種別選択UI画面(図7Aを参照して後述)を第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して、サーバ装置200から学校種別選択UI画面を受信し、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す(S124)。
【0060】
第1のユーザがディスプレイ装置に表示された学校種別選択UI画面に対して、学校の種別を選択する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して学校種別選択操作入力を受信する(S126)。プロセッサ112は、受信した学校種別選択操作入力が示す学校の種別を示す学校種別情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から学校種別情報を受信する(S128)。
【0061】
サーバ装置200のプロセッサ212は、学校種別情報を受信すると、学校の検索情報の入力のための学校検索UI画面(図7Bを参照して後述)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、学校検索UI画面を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から受信し、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す(S130)。
【0062】
第1のユーザは、ディスプレイ装置に表示された学校検索UI画面に対して学校検索情報を入力する操作と、検索ボタンに対する操作とを行う。ユーザがこれらの操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して学校検索情報と、検索開始指示情報とを受信する(S132)。プロセッサ112は、受信した学校検索情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、学校検索情報を、第1のユーザ端末装置100-1から受信する(S134)。
【0063】
サーバ装置200のプロセッサ212は、学校検索情報を受信すると、受信した学校検索情報に基づいて学校情報検索テーブル(図4A)に含まれる学校情報を検索し、学校検索情報に適合した学校の学校情報を取得する。また、プロセッサ212は、取得した学校の情報を示す学校情報に含まれる受験生識別情報Fを用いて第2のユーザ情報テーブル(図4B)を検索し、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの情報を取得する。さらに、プロセッサ212は、取得した第2のユーザの情報に含まれる合格校識別情報H、不合格校識別情報I、学習内容情報Jを集計して集計情報(図1)を生成する。さらに、プロセッサ212は、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの第2のユーザ情報に含まれる合格校識別情報H及び通学塾識別情報Nに基づいて塾情報テーブル(図4C)に含まれる塾情報を検索し、学校検索情報に適合した学校に合格した第2のユーザが通学していた1以上の塾の塾情報を取得する。学校検索情報に適合した学校に合格した第2のユーザが通学していた1以上の塾は、学校検索情報に適合した学校を受験するために適した塾であると考えられる。なお、S136の処理においては、学校情報及び塾情報(図4A及び図4C)に含まれる情報の全てが取得されなくてよい。例えば、図1に示した基本UI画面の中に表示される情報、つまり、1以上の学校の学校紹介情報E(図4A)が学校情報として取得され、1以上の塾の塾紹介情報Sが塾情報として取得されてよい(S136)。
【0064】
サーバ装置200のプロセッサ212は、S136の処理において取得又は生成した情報を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200からこれらの情報を受信し、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示して第1のユーザに示す。なお、S136の処理において取得又は生成した情報には、塾名情報R及び合格実績情報Tの少なくともいずれかがさらに付されてよい。また、システム1による情報提供サービスの態様によっては、塾紹介情報Sは他の処理においてサーバ装置200から第1のユーザ端末装置100-1に送信されてよい(S138)。
【0065】
図5Cに示すように、第1のユーザが、基本UI画面の合格者の塾ボタン306に対する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して第1のユーザの操作を示す情報を受信する。プロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して、基本UI画面に含まれる合格者の塾ボタン306が選択されたことを示す合格者塾選択情報を、サーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、サーバ装置200から合格者塾選択情報を受信する(S160)。
【0066】
合格者塾選択情報を受信すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、塾絞り込みUI画面(不図示)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。塾絞り込みUI画面は、第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示させる塾の情報を絞り込むために、例えば、第1のユーザが塾の所在地(都道府県)等を入力するための都道府県で絞り込みボックス308を含む。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して塾絞り込みUI画面を受信し、ディスプレイ装置に表示して第1のユーザに示す(S162)。
【0067】
第1のユーザは、ディスプレイ装置に表示された塾絞り込みUI画面に対して、塾を絞り込む操作を行う。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、このユーザの操作に応じて、入力インターフェイス116を介して塾を絞り込む操作を示す情報を受信する。さらに、プロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して、塾を絞り込むための塾絞り込み情報をサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して塾絞り込み情報を受信する(S164)。
【0068】
塾絞り込み情報を受信すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した塾絞り込み情報に基づいて塾情報テーブル(図4C)に含まれる塾情報を検索する。例えば、上述したように、塾絞り込み情報が塾の所在地を示す場合には、プロセッサ212は、塾情報テーブルの塾所在地情報Vに基づいて、塾絞り込み情報に適合する塾の塾情報を取得する。さらに、プロセッサ212は、第2のユーザ情報テーブルに含まれる第2のユーザ情報を検索し、塾絞り込み情報に含まれる塾識別情報Qと同じ通学塾識別情報を含む第2のユーザの情報を取得する。この処理において取得される情報は、例えば、塾絞り込み情報に含まれる塾識別情報Qと同じ通学塾識別情報Nを含む第2のユーザの情報の中の1以上のインタビュー情報M、及び塾絞り込み情報に適合する塾の1以上の塾所在地情報Vである。なお、この処理において、合格者塾UI画面に含まれる塾紹介情報Sには、塾紹介情報Sに対応する塾で学習した受験生が、UI画面に含まれる学校紹介情報Eに対応する学校に合格したことを示す情報として合格者輩出情報314が含められる。なお、塾名情報R及び合格実績情報Tの少なくともいずれかが塾紹介情報Sにさらに付されて表示されてよい。なお、第1のユーザが、一般の検索エンジンで塾を検索した場合には、学校が選択されておらず、また、いずれの塾で学習した受験生がいずれの学校に合格したかが不明である。したがって、検索結果に、合格者輩出情報314といった、いずれの塾で学んだ受験生が特定の学校に合格したかを示す情報は、検索結果として表示されえない。一方、システム1による情報提供サービスにおいては、いずれの塾で学んだ受験生が特定の学校に合格したかを示す情報が、第1のユーザに表示されうる(S166)。
【0069】
サーバ装置200のプロセッサ212は、S166の処理において取得した情報を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S168)。
【0070】
第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、サーバ装置200が送信した情報を、通信インターフェイス114を介して受信し、基本UI画面に含めてディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す。なお、基本UI画面において、1以上のインタビュー情報M、1以上の塾所在地情報Vは、まず一覧表示される。第1のユーザが、一覧表示されたインタビュー情報M等のいずれかを選択する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して、選択されたインタビュー情報M等を示す情報を受信する。この情報を受信すると、プロセッサ112は、第1のユーザが選択したインタビュー情報Mの全ての内容をディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す(S170)。
【0071】
図5Dに示すように、第1のユーザが、図1に示した基本UI画面の受験体験記ボタン304に対する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して第1のユーザの操作を示す情報を受信する。プロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して、基本UI画面の受験体験記ボタン304が選択されたことを示す受験体験記選択情報を、サーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、サーバ装置200から受験体験記選択情報を受信する(S180)。
【0072】
受験体験記選択情報を受信すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、受験体験記絞り込みUI画面(不図示)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。受験体験記絞り込みUI画面は、第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示させる受験体験記情報を絞り込むために、例えば、「カテゴリ」、「合格結果」及び「回答者」を示す情報を含む。「カテゴリ」において、例えば、受験の結果(入学・入学辞退等)、志望校選び、塾での学習、塾以外の学習及びサポート体制等の情報が選択される。「合格結果」において、合格及び不合格等の情報が選択される。「回答者」において、保護者及び受験生等の情報が選択される。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して受験体験記絞り込みUI画面を受信し、ディスプレイ装置に表示して第1のユーザに示す(S182)。
【0073】
第1のユーザが、受験体験記絞り込みUI画面に対して、受験体験記を絞り込むための情報を入力する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介して入力された操作を示す情報を受信する。プロセッサ112は、このように入力された操作を示す受験体験記絞り込み情報を、通信インターフェイス214を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から受験体験記絞り込み情報を受信する(S184)。
【0074】
受験体験記絞り込み情報を受信すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した受験体験記絞り込み情報に基づいて、学校情報テーブル及び第2のユーザ情報テーブル(図4A及び図4B)に含まれる学校情報及び第2のユーザ情報を検索する。プロセッサ212は、この検索の結果として、図1に示した基本UI画面に表示された学校紹介情報Eに対応する学校を受験した第2のユーザの受験体験記情報Kの中から、受験体験記絞り込み情報に適合する1以上の受験体験記情報Kを取得する(S186)。サーバ装置200のプロセッサ212は、S186の処理において取得された1以上の受験体験記情報Kを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、プロセッサ112を介してサーバ装置200から受験体験記情報Kを受信する(S188)。
【0075】
第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、受信した受験体験記情報Kそれぞれの概要を示す受験体験記概要情報を生成し、受験体験記UI画面の中に一覧表示する。受験体験記UI画面の中に表示された受験体験記概要情報には、受験体験記詳細ボタン328、塾口コミ選択ボタン330及び学校口コミ選択ボタン332がさらに付され、第1のユーザが、受験体験記UI画面に対していずれかの受験体験記概要情報に付された受験体験記詳細ボタン328を操作すると、プロセッサ112は、受験体験記詳細ボタン328ボタンが操作されたことを示す情報を、入力インターフェイス116を介して受信し、操作された受験体験記詳細ボタン328に対応する受験体験記情報Kの全てを表示する。なお、受験体験記概要情報は、サーバ装置200において作成され、受験体験記情報Kに付されてもよい(S190)。
【0076】
第1のユーザが、受験体験記UI画面に対していずれかの受験体験記概要情報に付された学校口コミ選択ボタン332を操作すると、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、学校口コミ選択ボタン332が操作されたことを示す情報を、入力インターフェイス116を介して受信する。さらに、プロセッサ112は、学校口コミ選択ボタン332が操作され、選択されたことを示す口コミ選択情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して、受験体験記UI画面に表示された学校紹介情報Eに対応する学校の口コミを示す情報(学校口コミ情報)が選択されたことを示す口コミ選択情報をサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、口コミ選択情報を、通信インターフェイス214を介して受信する。なお、第1のユーザが、一般の検索エンジンを用いて塾を検索しても、特定の塾に通学して第2のユーザが受験した学校口コミ情報は検索されえない。また、同様に、第1のユーザが、一般の検索エンジンを用いて学校を検索しても、検索の対象となった学校を特定の塾に通学して受験した第2のユーザの受験体験記は検索されえない。一方、システム1による情報提供サービスにおいては、第2のユーザがいずれの塾に通学して特定の学校に合格したかと、第2のユーザの受験体験記と、学校口コミ情報との関係が既知である。したがって、システム1による情報提供サービスによれば、特定の塾に通学して第2のユーザが受験した学校口コミ情報の情報と、及び検索の対象となった学校を特定の塾に通学して受験した第2のユーザの受験体験記の情報とが、第1のユーザに提供されうる(S192)。
【0077】
口コミ選択情報を受信すると、サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した口コミ情報に対応する学校口コミ情報Uを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から学校口コミ情報Uを受信する(S194)。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、S194の処理において受信した口コミ情報をUI画面に含め、ディスプレイに表示して第1のユーザに示す。なお、サーバ装置200は、学校口コミ情報Uに対応する受験生識別情報Fを用いて第2のユーザ情報テーブルを検索し、受験生識別情報Fに対応する第2のユーザ識別情報Gを含む行に含まれる第2のユーザ情報を取得できる。そこで、サーバ装置200は、このように取得した第2のユーザ情報に含まれる合格校識別情報Hにより示される学校の学校名、不合格校識別情報Iにより示される学校の学校名、入学校情報Lにより示される学校名、通学塾識別情報Nにより示される塾の塾名等の情報、通学校情報O及び入塾時志望校情報Pにより示される学校名等の情報を、1以上、選択的に口コミ情報Uに含めて第1のユーザ端末装置100-1にさらに送信してもよい。このような情報を、学校口コミ情報Uとともに表示することにより、学校口コミ情報Uの信頼性が高いことを第1のユーザに示すことができる。また、第1のユーザは、合格校情報Hが示す学校と入塾時志望校情報Pが示す学校とを検討することにより、第2のユーザが塾に入った時点と受験の時点とでどの程度、学力が上がったか等を知ることができる(S196)。
【0078】
7.サーバ装置200の処理
以下、サーバ装置200の処理を説明する。図6A図6Cは、図5B図5Dに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。まず、図6Aを参照して、図5Bに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を説明する。図6Aに示すように、サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介してユーザ端末装置100との間で情報を送受信し、第1のユーザ端末装置100-1を用いる第1のユーザのサーバ装置200へのアクセスを許可するログイン処理を行う(S300)。
【0079】
サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、第1のユーザ端末装置100-1に、学校種別選択UI画面(図7Aを参照して後述)を送信する(S302)。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から学校種別選択情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、学校種別選択情報を受信した場合にはS306(Y)の処理に進み、受信していない場合(N)にはS304の処理に留まる(S304)。
【0080】
サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に学校検索UI画面を送信する(S306)。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から学校検索情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、第1のユーザ端末装置100-1は、学校種別情報を受信した場合(Y)にはS310の処理に進み、受信していない場合(N)にはS308の処理に留まる(S308)。
【0081】
サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した学校検索情報に基づいて学校情報検索テーブル(図4A)を検索し、学校検索情報に適合した学校の情報を取得する。また、プロセッサ212は、第2のユーザ情報テーブル(図4B)を検索し、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの情報を取得する。さらに、プロセッサ212は、取得した第2のユーザの情報に含まれる合格校識別情報H、不合格校識別情報I、学習内容情報Jを集計して集計情報(図1)を生成する。さらに、プロセッサ212は、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの情報に含まれる合格校識別情報H及び通学塾識別情報Nに基づいて塾情報テーブル(図4C)を検索し、学校検索情報に適合した学校に合格した第2のユーザが通学していた1以上の塾の情報を取得する(S310)。サーバ装置200のプロセッサ212は、S310の処理において取得又は生成した情報を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S312)。
【0082】
次に、図6Bを参照して、図5Cに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を説明する。図6Bに示すように、サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から、受験者塾選択情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、受験者塾選択情報を受信した場合(Y)にはS322の処理に進み、受信していない場合(N)にはS320の処理に留まる(S320)。
【0083】
サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して塾絞り込みUI画面を第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S322)。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、第1のユーザ端末装置100-1から塾絞り込み情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、塾絞り込み情報を受信した場合(Y)にはS326の処理に進み、受信していない場合(N)にはS324の処理に留まる(S324)。
【0084】
サーバ装置200のプロセッサ212は、S322の処理において受信した塾絞り込み情報に基づいて塾情報テーブル(図4C)の塾情報を検索し、塾絞り込み情報に適合する塾の情報を取得するための塾絞り込み処理を行う。さらに、プロセッサ212は、第2のユーザ情報テーブルの第2のユーザ情報を検索し、塾絞り込み情報に含まれる塾識別情報Qと同じ通学塾識別情報を含む第2のユーザの情報を取得する。この処理において取得される情報は、塾絞り込み情報に含まれる塾識別情報Qと同じ通学塾識別情報を含む第2のユーザの情報のうちの1以上、例えば、インタビュー情報M及び塾所在地情報Vである。プロセッサ212は、以上の処理により得られた情報を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。なお、上述したように、この処理において送信された情報を受信した第1のユーザ端末装置100-1は、そのディスプレイ装置に表示されている塾紹介情報Sに、合格者輩出情報314を含める。なお、システム1における情報提供サービスの態様に応じて、この処理において第1のユーザ端末装置100-1に塾紹介情報Sが第1のユーザ端末装置100-1に送信される場合には、サーバ装置200のプロセッサ212が、塾紹介情報Sに合格者輩出情報314を含めてもよい(S326)。
【0085】
次に、図6Cを参照して、図5Dに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を説明する。図6Cに示すように、サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、第1のユーザ端末装置100-1から受験体験記選択情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、受験体験記選択情報を受信した場合(Y)にはS342の処理に進み、受信していない場合(N)にはS340の処理に留まる(S340)。
【0086】
サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に、受験体験記絞り込みUI画面を送信する(S342)。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から受験体験記絞り込み情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、受験体験記絞り込み情報を受信した場合(Y)にはS346の処理に進み、受信していない場合(N)にはS344の処理に留まる(S344)。
【0087】
サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した受験体験記絞り込み情報に基づいて、学校情報テーブル及び第2のユーザ情報テーブル(図4A及び図4B)に含まれる学校情報及び第2のユーザ情報を検索する。プロセッサ212は、この検索の結果として、図1に示した基本UI画面に表示された学校紹介情報Eに対応する学校を受験した第2のユーザの受験体験記情報Kの中から、受験体験記絞り込み情報に適合する1以上の受験体験記情報Kを取得する。さらに、プロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、取得した受験体験記情報Kを第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S346)。
【0088】
サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から口コミ選択情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、口コミ選択情報を受信した場合(Y)にはS356の処理に進み、受信していない場合(N)にはS354の処理に留まる(S354)。サーバ装置200のプロセッサ212は、受信した口コミ情報に対応する学校口コミ情報Uを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S356)。
【0089】
8.第1のユーザ端末装置100-1に表示されるUI画面
以下、第1のユーザ端末装置100-1に表示されるUI画面を説明する。図7A図7Dは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。ログインのための処理(省略可能)が完了すると、S124(図5B)の処理が行われ、第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置には、まず、図7Aに示す学校種別選択UI画面を第1のユーザ端末装置100-1に送信する。なお、図7Aには、学校の種別として中学校、高校及び大学が示されている。
【0090】
例えば、第1のユーザが、学校種別選択UI画面に対して中学を選択するための操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1は、サーバ装置200から図7Bに示す学校検索UI画面を受信し、ディスプレイ装置に表示する。なお、図7Bには、中学校の検索条件として、中学校が所在する都道府県、中学校の受験における偏差値、共学、男子校又は女子校の種別、学校名が用いられる場合が例示されている。
【0091】
なお、図7Bには、学校種別選択UI画面に、これらの情報に加え、検索ボタン及び口コミ情報付き検索ボタン、及び中学校の情報に対するアクセスランキングが表示される場合が例示されている。検索ボタンは、学校種別選択UI画面に入力した情報を用いた検索の実行を第1のユーザがサーバ装置200に指示するために用いられる。また、塾口コミ情報付き検索ボタンは、検索ボタンと同様な検索の実行の指示とともに、検索結果として得られた中学校の受験に合格した合格者が通学していた塾の塾口コミ情報Wを表示することをサーバ装置200に指示するために用いられる。
【0092】
第1のユーザが図7Bに示した学校検索UI画面を用いて中学を選択すると、第1のユーザ端末装置100-1は、図1に示した基本UI画面をディスプレイに表示する。ユーザが、基本UI画面に含まれる合格者の塾ボタン306を選択すると、第1のユーザ端末装置100-1は、図7Cに示す合格者塾UI画面をディスプレイ装置に表示する。合格者塾UI画面は、第1のユーザ端末装置100-1がサーバ装置200から受信したインタビュー情報M及び学校口コミ情報Uの一覧と、塾所在地情報V(図4A図4C)から生成した教室情報と、学校紹介情報Eと、合格者輩出情報314が含まれる付された塾紹介情報Sと、所在地(例えば都道府県)で塾を絞り込むための都道府県で絞り込みボックス308とを含む。また、合格者塾UI画面は、学校の入試試験に合格した第2のユーザのインタビューへの回答が一覧の形式で表示されるインタビュー一覧ボックス316を含む。なお、場合によっては、インタビュー一覧ボックス316には、学校の入学試験に不合格であった第2のユーザへのインタビューの回答が表示されてもよい。また、合格者塾UI画面は、学校口コミ情報が一覧の形式で表示される学校口コミ一覧ボックス318、及び塾の1以上の所在地を示す情報が表示される教室情報ボックス320を含む。
【0093】
一方、ユーザが、基本UI画面に含まれる受験体験記ボタン304を選択すると、第1のユーザ端末装置100-1は、図7Dに示す受験体験記UI画面をディスプレイ装置に表示する。受験体験記UI画面は、絞り込み情報を入力するための絞り込み情報ボックス322と、受験体験記概要情報が表示される1又は複数の受験体験記概要情報ボックス326が一覧の形式で表示される受験体験記一覧情報ボックス324を含む。
【0094】
なお、以上説明したユーザ端末装置100とサーバ装置200との間の通信シーケンスの順番、サーバ装置200の処理の順番、及び図7C及び図7Dに示した合格者塾UI画面及び受験体験記UI画面の表示の順番等は例示である。したがって、これらの順番等は、システム1による情報提供サービスの仕様の変更等に応じて、適宜、変更されうる。また、図4A図4Cに示したシステム1による情報提供サービスに用いられる情報もまた例示である。したがって、これらの情報もまた、システム1による情報提供サービスの仕様の変更等に応じて、適宜、変更されうる。また、図1図7A図7Dに示したUI画面は例示であって、システム1による情報提供サービスの仕様の変更等に応じて、適宜、変更されうる。また、システム1による情報提供サービスは、学校受験に関する情報の提供の他に、資格試験受験に関する情報の提供など、他の情報の提供にも応用されうる。
【0095】
なお、システム1の運営者は、サーバ装置200に塾の情報を登録させることにより、塾から登録料を受けることにより収益を得ることができる。また、システム1の運営者は、第1のユーザをサーバ装置200に登録し、登録した第1のユーザにのみ情報提供サービスを行うことにより、第1のユーザから利用料を受けることにより収益を得ることができる。
【0096】
上述したように、第1のユーザが、一般の検索エンジンで塾を検索した場合には、学校が選択されておらず、また、いずれの塾で学習した受験生がいずれの学校に合格したかが不明である。したがって、検索結果に、合格者輩出情報314といった、いずれの塾で学んだ受験生が特定の学校に合格したかを示す情報は、検索結果として表示されえない。一方、システム1による情報提供サービスにおいては、いずれの塾で学んだ受験生が特定の学校に合格したかを示す情報が表示されうる。
【0097】
また、上述したように、第1のユーザが、一般の検索エンジンを用いて塾を検索しても、特定の塾に通学して第2のユーザが受験した学校の学校口コミ情報Uは検索されえない。また、同様に、第1のユーザが、一般の検索エンジンを用いて学校を検索しても、検索の対象となった学校を特定の塾に通学して受験した第2のユーザの受験体験記は検索されえない。一方、システム1による情報提供サービスにおいては、第2のユーザがいずれの塾に通学して特定の学校に合格したかと、第2のユーザの受験体験記と、学校口コミ情報Uとの関係が既知である。したがって、システム1による情報提供サービスによれば、特定の塾に通学して第2のユーザが受験した学校口コミ情報Uと、及び検索の対象となった学校を特定の塾に通学して受験した第2のユーザの受験体験記の情報とが、第1のユーザに提供されうる。
【0098】
[第2の実施形態]
次に、添付図面を参照して本開示の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態において図示された構成要素及び処理と同一の構成要素及び処理には、第2の実施形態においても、第1の実施形態においてと同一の参照符号が付されている。なお、第2の実施形態においては、塾情報に含まれる塾口コミ情報W(図4C)をサーバ装置200から第1のユーザ端末装置100-1に送信し、UI画面の中に表示するための様々な処理が説明される。また、第2の実施形態における処理は、図2図3A及び図3Bに示したシステム1のユーザ端末装置100及びサーバ装置200により実行される。
【0099】
1.ユーザ端末装置100とサーバ装置200との間の通信シーケンス
まず、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを説明する。図8A及び図8Bは、図2に示した第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間の通信シーケンスを示す図である。
【0100】
まず、第1のユーザの操作に応じて、学校を検索し、検索の結果として見つかった学校の学校紹介情報とともに、検索の結果として見つかった学校の入試に合格した第2のユーザが通学していた塾の塾口コミ情報を表示するための処理を説明する。図8Aに示すように、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間で、図5Bに示したS120~S130の処理が行われる。第1のユーザが、図7Bに示した学校検索UI画面に含まれる口コミ情報付き検索ボタンに対する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介してこの操作を示す情報を受信する(S200)。
【0101】
プロセッサ112は、この情報を受信すると、通信インターフェイス114を介して、学校検索情報と塾口コミ付き学校検索情報とをサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から学校検索情報と塾口コミ付き学校検索情報とを受信する(S202)。
【0102】
サーバ装置200のプロセッサ212は、学校検索情報を受信すると、受信した学校検索情報に基づいて学校情報検索テーブル(図4A)を検索し、学校検索情報に適合した学校の学校情報を取得する。また、プロセッサ212は、取得した学校情報に含まれる受験生識別情報Fを用いて第2のユーザ情報テーブル(図4B)を検索し、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの情報を取得する。さらに、プロセッサ212は、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザ情報に含まれる合格校識別情報H及び通学塾識別情報Nに基づいて塾情報テーブル(図4C)を検索し、学校検索情報に適合した学校に合格した第2のユーザが通学していた1以上の塾の塾情報を取得する(S204)。
【0103】
プロセッサ212は、取得したこれらの情報に含まれる学校紹介情報E、塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して学校紹介情報E、塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを受信する(S206)。さらに、プロセッサ112は、学校紹介情報Eと、塾紹介情報Sの一覧とを含む学校・塾紹介UI画面(図10Aを参照して後述)を、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す。なお、学校・塾紹介UI画面において、塾紹介情報Sは、合格者輩出情報314及び塾口コミ選択ボタン330を含む。また、学校・塾紹介UI画面には、学校紹介情報及び塾紹介情報の全てが表示される必要はなく、例えば、学校名及び塾名と学校及び塾の校舎等の画像情報だけが表示されてもよい(S208)。
【0104】
第1のユーザが、学校・塾紹介UI画面に含まれる塾口コミ選択ボタン330に対する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、この操作を示す情報を、入力インターフェイス116を介して受信する(S210)。プロセッサ112は、学校紹介情報と、選択された塾口コミ選択ボタン330に対応する塾口コミ情報とを、塾紹介・塾口コミUI画面(図10Bを参照して後述)に表示する。なお、塾紹介・塾口コミUI画面には、塾紹介情報の全てが表示される必要はなく、例えば、塾名と塾の校舎等の画像情報だけが表示されてもよい(S212)。なお、学校紹介情報とともに、学校紹介情報により紹介される学校の入試に不合格であった第2のユーザが通学していた塾の塾口コミ情報が、さらに表示されてもよい。
【0105】
次に、第1のユーザにより指定された塾の所在地及び学校名の少なくともいずれかに基づいて、塾を検索し、検索の結果として見つかった塾の塾紹介情報とともに、検索の結果として見つかった塾の塾口コミ情報を表示するための処理を説明する。図8Bに示すように、まず、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間で、図5Bに示したS120及びS122の処理が行われる。
【0106】
第1のユーザが、第1のユーザ端末装置100-1の入力デバイスに対して塾の検索を選択するための操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介してこの操作を示す情報を受信する(S220)。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、第1のユーザにより塾を検索することが選択されたことを示す塾検索選択情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して、塾検索選択情報を受信する(S222)。
【0107】
サーバ装置200のプロセッサ212は、塾検索のための塾検索UI画面(図10Cを参照して後述)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介して塾検索UI画面を受信し、入力インターフェイス116を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す(S224)。
【0108】
第1のユーザが、塾検索UI画面の塾口コミ付き検索ボタンを選択する操作を行うと、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、入力インターフェイス116を介してこの操作を示す情報を受信する(S226)。さらに、プロセッサ112は、塾の所在地及び学校名の少なくともいずれかを示す塾検索情報を含み、塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wの検索に用いられる口コミ付き塾検索情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から口コミ付き塾検索情報を受信する(S228)。
【0109】
サーバ装置200のプロセッサ212は、塾検索情報が学校名を示す場合には、塾情報テーブル(図4C)を検索し、塾検索情報に含まれる学校名を合格実績情報Tに含む塾情報を取得する。あるいは、プロセッサ212は、受信した塾検索情報に都道府県の情報が含まれる場合には、塾情報テーブル(図4C)を検索し、塾検索情報に含まれる都道府県を塾所在地情報Vに含む塾情報を取得する(S230)。サーバ装置200のプロセッサ212は、S204の処理において取得した塾情報に含まれる塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から、塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを受信する(S232)。
【0110】
第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、サーバ装置200から受信した1以上の塾の塾紹介情報S、及び塾の塾口コミ情報Wの一覧を含む塾紹介・塾口コミUI画面(図10Dを参照して後述)を、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す。なお、塾紹介・塾口コミUI画面において塾口コミ情報Wは、合格者輩出情報314及び塾口コミ選択ボタン330を含む(S234)。
【0111】
第1のユーザが、塾紹介・塾口コミUI画面の中の塾口コミ情報Wに含まれる塾口コミ選択ボタン330を操作すると、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、この操作を示す情報を、入力インターフェイス116を介して受信する(S236)。プロセッサ112は、塾紹介情報Sと、選択された塾口コミ選択ボタン330に対応する塾口コミ情報Wとを、塾紹介・塾口コミUI画面(図10B)に表示する(S238)。
【0112】
2.サーバ装置200の処理
以下、サーバ装置200の処理を説明する。図9A及び図9Bは、図8A及び図8Bに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を示すフローチャートである。まず、図8Aに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を、図9Aを参照して説明する。図9Aに示すように、サーバ装置200は、図6Aに示したS300~S306の処理を行う。サーバ装置200のプロセッサ212は、第1のユーザ端末装置100-1から、塾口コミ付き塾検索情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、塾口コミ付き塾検索情報を受信した場合(Y)にはS402の処理に進み、受信しなかった場合(N)にはS400の処理に留まる(S400)。
【0113】
サーバ装置200のプロセッサ212は、学校情報検索テーブル(図4A)に含まれる学校情報を検索し、学校検索情報に適合した学校の学校情報を取得する。また、プロセッサ212は、取得した学校情報に含まれる受験生識別情報Fを用いて第2のユーザ情報テーブル(図4B)を検索し、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの情報を取得する。さらに、プロセッサ212は、学校検索情報に適合した学校を受験した第2のユーザの第2のユーザ情報に含まれる合格校識別情報H及び通学塾識別情報Nに基づいて塾情報テーブル(図4C)を検索し、学校検索情報に適合した学校に合格した第2のユーザが通学していた1以上の塾の塾情報を取得する(S402)。
【0114】
サーバ装置200のプロセッサ212は、S402の処理において取得したこれらの情報に含まれる学校紹介情報E、塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S404)。
【0115】
次に、図8Bに示した通信シーケンスにおけるサーバ装置200の処理を、図9Bを参照して説明する。図9Bに示すように、まず、サーバ装置200のプロセッサ212は、図6Aに示したS300の処理を行う。サーバ装置200のプロセッサ212は、第1のユーザ端末装置100-1から、塾検索選択情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、塾検索選択情報を受信した場合(Y)にはS422の処理に進み、受信していない場合(N)にはS420の処理に留まる(S420)。
【0116】
サーバ装置200のプロセッサ212は、塾検索のための塾検索UI画面(図10C)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S422)。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1から口コミ付き塾検索情報を受信したか否かを判断する。プロセッサ212は、口コミ付き塾検索情報を受信した場合(Y)にはS426の処理に進み、受信していない場合(N)にはS424の処理に留まる(S424)。
【0117】
サーバ装置200のプロセッサ212は、塾検索情報が学校名を示す場合には、塾情報テーブル(図4C)を検索し、塾検索情報に含まれる学校名を合格実績情報Tに含む塾情報を取得する。あるいは、プロセッサ212は、受信した塾検索情報に都道府県の情報が含まれる場合には、塾情報テーブル(図4C)を検索し、塾検索情報に含まれる都道府県を塾所在地情報Vに含む塾情報を取得する(S426)。サーバ装置200のプロセッサ212は、S204の処理において取得した塾情報に含まれる塾紹介情報S及び塾口コミ情報Wを、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する(S428)。
【0118】
3.第1のユーザ端末装置100-1に表示されるUI画面
以下、第1のユーザ端末装置100-1に表示されるUI画面を説明する。図10A図10Dは、図2及び図3Aに示した第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示されるUI画面を例示する図である。まず、図8Aに示したS208等の処理において表示される学校・塾紹介UI画面を説明する。図10Aに示すように、学校・塾紹介UI画面は、検索により見つかった学校の学校紹介情報E(図4A)を一番上に含み、学校紹介情報Eの下に、この学校の入試を受けて合格した第2のユーザが通っていた1以上の塾の塾紹介情報Sを、一覧形式で含む。
【0119】
次に、図8Aに示したS212等の処理において表示される塾紹介・塾口コミUI画面を説明する。図10Bに示すように、塾紹介・塾口コミUI画面は、一番上に、塾口コミ選択ボタン330に対する第1のユーザにより選択された塾の塾紹介情報Sを含み、塾紹介情報Sの下に、第2のユーザにより投稿されたこの塾の塾口コミ情報Wを一覧形式で含む。
【0120】
なお、塾口コミ情報Wそれぞれは、これらの塾口コミ情報Wを投稿した第2のユーザそれぞれの第2のユーザ情報に含まれる情報を選択的に1以上、含んでよい。第2のユーザ情報に含まれる情報は、上述したように、合格校識別情報Hにより示される学校の学校名、不合格校識別情報Iにより示される学校の学校名、入学校情報Lにより示される学校名、通学塾識別情報Nにより示される塾の塾名等の情報、通学校情報Oにより示される学校名、及び入塾時志望項情報Pにより示される学校名等である。塾口コミ情報Wにこのような情報を付すことにより、第1のユーザに塾口コミ情報Wを投稿した第2のユーザの素性をある程度、知らせることができる。また、上述したように、第1のユーザは、合格校情報Hが示す学校と、入塾時志望校情報Pが示す学校とを検討することにより、第2のユーザが塾に入った時点と受験の時点とでどの程度、学力が上がったか等を知ることができる。したがって、塾口コミ情報Wに対する第1のユーザの信頼が向上する。なお、図10Bに示した塾紹介・塾口コミUI画面は、第1の実施形態において図7C及び図7Dに示した合格者塾UI画面及び受験体験記UI画面に含まれる塾口コミ選択ボタン330に対して第1のユーザが操作を行った場合にも表示されうる。
【0121】
次に、図8Bに示したS224の処理において表示される塾検索UI画面を説明する。図10Cに示すように、塾検索UI画面は、塾を都道府県で絞り込むためのボックス、塾を学校名で絞り込むためのボックス、塾を塾名で絞り込むためのボックス、検索ボタン、塾口コミ情報付き検索ボタン及びアクセスランキングを含む。検索ボタンは、図1に示した基本UI画面が検索の結果として表示されるように検索を行うために用いられる。塾口コミ情報付き検索ボタンは、図10Dに示す塾紹介・塾口コミUI画面が検索の結果として表示されるように検索を行うために用いられる。
【0122】
次に、図8Bに示したS234の処理において表示される塾紹介・塾口コミUI画面を説明する。図10Dに示すように、塾紹介・塾口コミUI画面は、合格者輩出情報314及び塾口コミ選択ボタン330を含む塾紹介情報ボックス312を、一覧形式で含む。
【0123】
以上説明したように塾口コミ情報Wを表示すると、上述したように、塾口コミ情報Wに、第1のユーザが第2のユーザの素性をある程度、知らせることができる情報を付すことができる。したがって、塾口コミ情報Wに対する第1のユーザの信頼を高めることができる。また、図10Cに示した塾検索UI画面を用いて塾の検索を行うことができるようにすると、第1のユーザは、塾の所在地、第1のユーザが受験しようとする学校名、及び塾名を用いて、塾口コミ情報Wを第1のユーザ端末装置100-1のディスプレイ装置に表示させることができる。
【0124】
4.変型例
なお、以上、図8A及び図8B等を参照して、サーバ装置200から第1のユーザ端末装置100-1に、検索により見つかった塾の塾口コミ情報Wの全てを送信し、第1のユーザ端末装置100-1に対する第1のユーザの操作に応じて、塾口コミ情報Wを表示する場合を説明した。しかしながら、検索が行われた時点でサーバ装置200から第1のユーザ端末装置100-1に見つかった塾の塾口コミ情報Wの全てを送信する必要はない。したがって、図11に示すように、図8Aに示した処理を、以下のように変型することができる。
【0125】
図11に示すように、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間で、図5Bに示したS120~S128の処理が行われ、続いて、図8Bに示したS220~S230の処理が行われる。さらに、サーバ装置200のプロセッサ212は、S230の処理により取得された学校情報及び塾情報から、学校紹介情報E及び塾紹介情報S(図4A及び図4C)を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から学校紹介情報E及び塾紹介情報Sを受信する(S260)。
【0126】
第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、受信した学校紹介情報E及び塾紹介情報Sを含む学校・塾紹介UI画面(図10A)を、出力インターフェイス111を介してディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す。第1のユーザが、学校・塾紹介UI画面に含まれる塾口コミ選択ボタン330を操作すると、第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、この操作を示す情報を、入力インターフェイス116を介して受信する(S262)。
【0127】
第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、いずれの塾の塾口コミ選択ボタン330が操作されたかを示す塾口コミ選択情報を、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200のプロセッサ212は、通信インターフェイス214を介して塾口コミ選択情報を受信する(S264)。サーバ装置200のプロセッサ212は、S264の処理において受信した塾口コミ選択情報が示す塾口コミ情報を、塾情報テーブルを検索して取得する(S266)。
【0128】
サーバ装置200のプロセッサ212は、S266の処理において取得した塾口コミ情報を、通信インターフェイス214を介して第1のユーザ端末装置100-1に送信する。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、通信インターフェイス114を介してサーバ装置200から塾口コミ情報を受信する(S268)。第1のユーザ端末装置100-1のプロセッサ112は、出力インターフェイス111を介して、受信した塾口コミ情報を含む塾紹介・塾口コミUI画面(図10B)をディスプレイ装置に表示し、第1のユーザに示す(S270)。このように図8Bに示した処理を変更すると、第1のユーザ端末装置100-1とサーバ装置200との間で通信される情報の量を減らすことができる。
【0129】
本明細書で説明された処理及び手順は、実施形態において明示的に説明された態様のみならず、コンピュータにより実行されるソフトウェア、コンピュータのハードウェア又はこれらの組み合わせによっても実現可能である。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク及び光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することにより実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、端末装置やサーバ装置を含む各種のコンピュータに実行させることが可能である。
【0130】
本明細書で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールにより実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は、複数のモジュールにより実行されるものとすることができる。また、本明細書で説明される各種情報が単一のメモリや記憶部に格納される旨が説明されたとしても、そのような情報は、単一の装置に備えられた複数のメモリ又は複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されるものとすることができる。さらに、本明細書において説明されるソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、又は、より多い構成要素に分解することにより実現されるものとすることができる。
【符号の説明】
【0131】
100 ユーザ端末装置
100-1 第1のユーザ端末装置
100-2 第2のユーザ端末装置
111 出力インターフェイス
112,212 プロセッサ
113,213 メモリ
114,214 通信インターフェイス
115 通信処理回路
116 入力インターフェイス
200 サーバ装置
211 入出力インターフェイス
300 学校紹介情報ボックス
302 受験体験詳細ボタン
304 受験体験記ボタン
306 塾ボタン
308 都道府県で絞り込みボックス
310 集計情報ボックス
312 塾紹介情報ボックス
314 合格者輩出情報
316 インタビュー一覧ボックス
318 学校口コミ一覧ボックス
320 教室情報ボックス
322 学校口コミ選択ボタン
324 受験体験記一覧情報ボックス
326 受験体験記概要情報ボックス
328 受験体験記詳細情報ボックス
330 塾口コミ選択ボタン
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図5C
図5D
図6A
図6B
図6C
図7A
図7B
図7C
図7D
図8A
図8B
図9A
図9B
図10A
図10B
図10C
図10D
図11