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特開2024-78666印刷支援装置、メインフレーム装置、印刷支援方法、プログラム及び記録媒体
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  • 特開-印刷支援装置、メインフレーム装置、印刷支援方法、プログラム及び記録媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024078666
(43)【公開日】2024-06-11
(54)【発明の名称】印刷支援装置、メインフレーム装置、印刷支援方法、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/12 20060101AFI20240604BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20240604BHJP
【FI】
G06F3/12 344
G06F3/12 303
H04N1/00 127Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022191146
(22)【出願日】2022-11-30
(71)【出願人】
【識別番号】000232092
【氏名又は名称】NECソリューションイノベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115255
【弁理士】
【氏名又は名称】辻丸 光一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201732
【弁理士】
【氏名又は名称】松縄 正登
(74)【代理人】
【識別番号】100154081
【弁理士】
【氏名又は名称】伊佐治 創
(74)【代理人】
【識別番号】100227019
【弁理士】
【氏名又は名称】安 修央
(72)【発明者】
【氏名】原田 顕史
【テーマコード(参考)】
5C062
【Fターム(参考)】
5C062AA13
5C062AA29
5C062AB38
5C062AC34
5C062AE03
5C062AE07
5C062AF00
(57)【要約】
【課題】 印刷物の容易な仕分けを可能とする印刷支援装置を提供する。
【解決手段】 本発明の印刷支援装置は、印刷ジョブ取得部、表紙項目設定部、及び表紙データ生成部を含み、
前記印刷ジョブ取得部は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定部は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する。
【選択図】 図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷ジョブ取得部、表紙項目設定部、及び表紙データ生成部を含み、
前記印刷ジョブ取得部は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定部は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する、印刷支援装置。
【請求項2】
前記印刷ジョブ取得部が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定部は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、請求項1記載の印刷支援装置。
【請求項3】
印刷対象データ取得部、印刷指示情報生成部、及びデータ出力部を含み、
前記印刷対象データ取得部は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成部は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力部は、前記印刷指示情報を出力する、
請求項1又は2記載の印刷支援装置。
【請求項4】
請求項3記載の印刷支援装置を含むメインフレーム装置。
【請求項5】
印刷ジョブ取得工程、表紙項目設定工程、及び表紙データ生成工程を含み、
前記印刷ジョブ取得工程は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定工程は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成工程は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する、
印刷支援方法。
【請求項6】
前記印刷ジョブ取得工程が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定工程は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成工程は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、
請求項5記載の印刷支援方法。
【請求項7】
印刷対象データ取得工程、印刷指示情報生成工程、及びデータ出力工程を含み、
前記印刷対象データ取得工程は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成工程は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力工程は、前記印刷指示情報を出力する、
請求項5又は6記載の印刷支援方法。
【請求項8】
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】
前記印刷ジョブ取得手順が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定手順は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、
請求項8記載のプログラム。
【請求項10】
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷支援装置、メインフレーム装置、印刷支援方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
大規模なデータを扱う企業などでは、コンピュータにより大量の印刷物の印刷が日常的に行われている。印刷物の中身を確認した上で大量の印刷物の仕分けを行うことにはかなりの労力や時間を要する。大規模なデータを扱う企業などでは、メインフレームを使用している場合があるが、帳票の印刷業務等において、メインフレームから出力される印刷物(帳票)のデータを、オープン系プリンタ用データ変換ソフトを有するサーバを介してオープンプリンタにて印刷することが可能である。この場合に、印刷表紙を印刷できるシステムが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4881171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなシステムにおいては、印刷表紙には、印刷ジョブ毎に固有の情報(例えば、ジョブ名及びジョブ番号)が自動的に印字される。この際、例えば、一つの印刷ジョブに複数の印刷対象データを含む場合、異なる印刷対象データであるのにも関わらず、表紙に印刷される情報が同一となり、表紙だけを見て印刷物の仕分けができないという課題がある。
【0005】
そこで本発明は、印刷物の容易な仕分けを可能とする印刷支援装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の印刷支援装置は、
印刷ジョブ取得部、表紙項目設定部、及び表紙データ生成部を含み、
前記印刷ジョブ取得部は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定部は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する。
【0007】
本発明のメインフレーム装置は、前記本発明の印刷支援装置を含む。
【0008】
本発明の印刷支援方法は、
印刷ジョブ取得工程、表紙項目設定工程、及び表紙データ生成工程を含み、
前記印刷ジョブ取得工程は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定工程は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成工程は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する。
【0009】
本発明のプログラムは、
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0010】
本発明の記録媒体は、
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、印刷物の仕分けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態1の印刷支援装置の一例の構成を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態1の印刷支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態1の印刷支援装置における処理の一例を示すフローチャートである。
図4図4は、実施形態2の印刷支援装置の一例の構成を示すブロック図である。
図5図5は、実施形態2の印刷支援装置における処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態について図を用いて説明する。本発明は、以下の実施形態には限定されない。以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用でき、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
【0014】
[実施形態1]
図1は、本実施形態の印刷支援装置10(以下「本装置」ともいう。)の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本装置10は、印刷ジョブ取得部11、表紙項目設定部12及び表紙データ生成部13を含む。また、本装置10は、図示していないが、例えば、入力部、出力部、表示部及び/又は記憶部を含んでもよい。
【0015】
本装置10は、例えば、前記各部を含む1つの装置でもよいし、前記各部が、通信回線網を介して接続可能な装置でもよい。また、本装置10は、前記通信回線網を介して、後述する外部装置と接続可能である。前記通信回線網は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。前記通信回線網は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、DTN(Delay Tolerant Networking)、LPWA(Low Power Wide Area)、L5G(ローカル5G)、等が挙げられる。無線通信としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ローカル5G、LPWA等が挙げられる。前記無線通信としては、各装置が直接通信する形態(Ad Hoc通信)、インフラストラクチャ(infrastructure通信)、アクセスポイントを介した間接通信等であってもよい。本装置10は、例えば、システムのサーバに組み込まれていてもよい。また、本装置10は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC、例えば、デスクトップ型、ノート型)、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。さらに、本装置10は、例えば、前記各部のうち少なくとも一つがサーバ上にあり、その他の前記各部が端末上にあるような、クラウドコンピューティングやエッジコンピューティング等の形態であってもよい。
【0016】
本装置10は、例えば、メインフレーム装置に含まれる形態であってもよい。なお、この点は、例えば、後述する実施形態2においても同様である。
【0017】
図2に、本装置10のハードウェア構成のブロック図を例示する。本装置10は、例えば、中央処理装置(CPU、GPU等)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置105、出力装置106、通信デバイス107等を含む。本装置10の各部は、それぞれのインタフェース(I/F)により、バス103を介して相互に接続されている。
【0018】
中央処理装置101は、コントローラ(システムコントローラ、I/Oコントローラ等)等により、他の構成と連携動作し、本装置10の全体の制御を担う。本装置10において、中央処理装置101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、中央処理装置101が、印刷ジョブ取得部11、表紙項目設定部12、及び表紙データ生成部13として機能する。本装置10が、前記出力部を含む場合、中央処理装置101は、前記出力部として機能してもよい。本装置10は、演算装置として、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、APU(Accelerated Processing Unit)等の他の演算装置を備えてもよいし、CPUとこれらとの組合せを備えてもよい。
【0019】
バス103は、例えば、外部装置とも接続できる。前記外部装置は、例えば、メインフレーム装置、ユーザの端末、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンタ、外部入力装置、外部表示装置、外部撮像装置等が挙げられる。本装置10は、例えば、バス103に接続された通信デバイス107により、外部ネットワーク(前記通信回線網)に接続でき、外部ネットワークを介して、他の装置と接続することもできる。
【0020】
メモリ102は、例えば、メインメモリ(主記憶装置)が挙げられる。中央処理装置101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、中央処理装置101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。また、メモリ102は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)であってもよい。
【0021】
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラムを含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記録媒体と、記録媒体に読み書きするドライブとの組合せであってもよい。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられる。記憶装置104は、例えば、記録媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)、及びソリッドステートドライブ(SSD)であってもよい。本装置10が前記記憶部を含む場合、例えば、記憶装置104は、前記記憶部として機能する。前記記憶部は、例えば、後述する表紙項目定義情報、印刷ジョブ情報、表紙データ、印刷対象データ、及び印刷指示情報等を記憶できる。
【0022】
本装置10において、メモリ102及び記憶装置104は、ログ情報、外部データベース(図示せず)や外部の装置から取得した情報、本装置10によって生成した情報、本装置10が処理を実行する際に用いる情報等の種々の情報を記憶することも可能である。この場合、メモリ102及び記憶装置104は、例えば、前記表紙項目定義情報等を記憶していてもよい。なお、少なくとも一部の情報は、例えば、メモリ102及び記憶装置104以外の外部サーバに記憶されていてもよいし、複数の端末にブロックチェーン技術等を用いて分散して記憶されていてもよい。
【0023】
本装置10は、例えば、さらに、入力装置105、出力装置106を備える。入力装置105は、例えば、タッチパネル、トラックパッド、マウス等のポインティングデバイス;キーボード;カメラ、スキャナ等の撮像手段;ICカードリーダ、磁気カードリーダ等のカードリーダ;マイク等の音声入力手段;等が挙げられる。出力装置106は、例えば、LEDディスプレー、液晶ディスプレー等の表示装置;スピーカ等の音声出力装置;プリンタ;等が挙げられる。本実施形態1において、入力装置105と出力装置106とは、別個に構成されているが、入力装置105と出力装置106とは、タッチパネルディスプレーのように、一体として構成されてもよい。
【0024】
つぎに、本実施形態の印刷支援方法の一例を、図3のフローチャートに基づき説明する。本実施形態の印刷支援方法は、例えば、図1又は図2の本装置10を用いて、次のように実施する。なお、本実施形態の印刷支援方法は、図1又は図2の本装置10の使用には限定されない。
【0025】
まず、印刷ジョブ取得部11は、印刷ジョブ情報を取得する(S1、印刷ジョブ取得工程)。前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含む。前記印刷対象データ識別情報は、例えば、印刷対象データを特定するための情報である。印刷対象データ識別情報は、例えば、複数の項目を含んでもよい。前記項目は、例えば、前記印刷対象データに固有の情報であり、具体例としては、ジョブ名、ジョブ番号、ユーザ名、グループ名、帳票名、ファイル名、サブファイル名からなる群から選択された少なくとも一つの項目等があげられる。前記ジョブ名は、例えば、前記印刷ジョブ情報を生成した装置により設定された印刷ジョブ情報を特定するための情報である。前記ジョブ名は、例えば、任意に設定可能な情報であってもよいし、前記装置が自動的に設定した情報であってもよい。前記ジョブ番号は、例えば、前記印刷ジョブ情報を特定するための通し番号の情報である。前記ユーザ名は、特に制限されず、例えば、ユーザを識別可能な情報である。前記ユーザは、例えば、前記印刷ジョブ情報を生成した装置のユーザでもよいし、本装置10のユーザでもよい。前記グループ名は、例えば、ユーザが所属する部門などの集団を特定する情報であってもよいし、ユーザの役割や役職を示す情報であってもよい。前記帳票名は、例えば、印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを特定するための情報である。前記帳票名は、例えば、任意に設定可能な情報であってもよいし、前記装置が自動的に設定した情報であってもよい。前記ファイル名は、例えば、印刷対象データを格納するためにユーザが任意に作成した領域を特定するための情報である。前記サブファイル名は、例えば、印刷対象データを特定するためにシステムが自動で割り振った名称でもよいし、ユーザが任意で設定した名称でもよい。前記印刷ジョブ情報は、例えば、印刷キューとして蓄積される情報であるため、例えば、印刷キュー、又は印刷キュー情報ともいう。印刷ジョブ取得部11は、例えば、前記印刷ジョブ情報を生成及び/又は出力可能な装置から、前記印刷ジョブ情報を取得できる。具体例として、例えば、印刷ジョブ取得部11は、本装置10と接続された外部装置から、前記印刷ジョブ情報を取得できる。前記外部装置は、例えば、前述のメインフレーム装置があげられるが、これには限定されず、例えば、前記メインフレーム装置が送信した印刷ジョブ情報を一時保管する印刷キュー機能を有する装置等から取得してもよい。印刷ジョブ取得部11は、例えば、1つの印刷ジョブ情報を取得してもよいし、複数の印刷ジョブ情報を取得してもよい。
【0026】
つぎに、表紙項目設定部12は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定する(S2、表紙項目設定工程)。前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報である。前記表紙項目定義情報は、前記項目として、前記印刷ジョブ情報が含む印刷対象データ識別情報の前記項目の少なくとも一つを指定する情報があげられる。前記表紙項目定義情報は、例えば、1つの印刷対象データ識別情報を指定する情報でもよいし、2以上の複数の印刷対象データ識別情報を指定する情報であってもよい。前記表紙項目定義情報が指定する印刷対象データ識別情報の種類は、特に制限されず、任意の項目が指定できる。前記表紙項目定義情報は、例えば、印刷ジョブ情報毎に、少なくとも一つの異なる印刷対象データ識別情報を表紙項目として指定することが好ましい。具体例として、前記表紙項目定義情報は、例えば、ジョブ番号及び帳票名を指定できるが、これには制限されない。前記S1工程において、複数の印刷ジョブ情報が取得されている場合、表紙項目設定部12は、例えば、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定することが好ましい。前記表紙項目定義情報は、例えば、本装置10のメモリ102又は記憶装置104に記憶されていてもよいし、外部のデータベース又はサーバ装置に記憶されていてもよい。前記表紙項目定義情報は、例えば、本装置10のユーザにより設定可能なものであることが好ましい。前記表紙項目定義情報は、例えば、本装置10と接続された外部装置による印刷処理の実行前に設定されてもよいし、印刷処理の実行と併せて設定されてもよい。表紙項目設定部12は、例えば、前記表紙項目定義情報を参照し、前記表紙項目定義情報により指定された印刷対象データ識別情報を前記印刷ジョブ情報から抽出することにより、抽出した印刷対象データ識別情報を、前記印刷ジョブ情報の表紙に印刷する表紙項目に設定できる。
【0027】
つぎに、表紙データ生成部13は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する(S3、表紙データ生成工程)。前記表紙データは、例えば、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データの印刷後に、印刷対象データを区別可能にするためのページの情報である。前記表紙データの形式は、特に制限されず、任意の形式が採用できる。前記S1工程において、複数の印刷ジョブ情報が取得されている場合、表紙データ生成部13は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙データを生成できる。
【0028】
本実施形態の印刷支援装置は、前記表紙項目定義情報を用いて前記印刷ジョブ情報毎に、表紙に印刷する項目が設定できる。このため、本実施形態の印刷支援装置は、印刷ジョブ情報毎に表紙を印刷することが可能である。したがって、本実施形態の印刷支援装置によれば、例えば、複数種類の印刷物を印刷した場合であっても、表紙を確認するだけで印刷物の仕分けが可能である。また、前述のように、メインフレームから出力される印刷物のデータをオープンシステム系のプリンタにて印刷する場合、印刷物の表紙には、印刷ジョブごとに固有の情報が自動的に印刷される。本実施形態の印刷支援装置によれば、メインフレームから出力される印刷ジョブ情報についても、前記表紙項目定義情報を用いて印刷ジョブ情報毎に表紙に印刷する項目を設定することが可能となる。このため、本実施形態の印刷支援装置は、例えば、メインフレーム装置における印刷に特に好適に利用できる。したがって、本実施形態の印刷支援装置は、例えば、メインフレーム装置用の印刷支援装置ということもできる。
【0029】
[実施形態2]
実施形態2は、本発明の印刷支援装置の他の例である。
【0030】
本実施形態の印刷支援装置について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の印刷支援装置10の一例の構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態の印刷支援装置10Aは、実施形態1の印刷支援装置10の構成(印刷ジョブ取得部11、表紙項目設定部12及び表紙データ生成部13)に加えて、例えば、印刷対象データ取得部14、印刷指定情報生成部15及びデータ出力部16を含む。印刷支援装置10Aにおいて、例えば、印刷対象データ取得部14、印刷指定情報生成部15及びデータ出力部16を含むこと以外の構成は、実施形態1の印刷支援装置10と同様であり、その説明を援用できる。
【0031】
つぎに、本実施形態の印刷支援方法の一例を、図5のフローチャートに基づき説明する。本実施形態の印刷支援方法は、例えば、図4に示す印刷支援装置10Aを用いて、次のように実施する。なお、本実施形態の印刷支援方法は、図4の印刷支援装置10Aの使用には限定されない。
【0032】
本実施形態の印刷支援装置10Aの印刷対象データ取得部14は、印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得する(S4、印刷対象データ取得工程)。前記印刷対象データは、例えば、前記表紙データと併せて印刷されるデータであれば特に制限されない。前記印刷対象データの具体例としては、例えば、メインフレーム装置により管理されている帳票データ等の、メインフレーム装置上で実行した印刷ジョブの実行結果等があげられる。前記印刷対象データは、例えば、本装置10のメモリ102又は記憶装置104に記憶されていてもよいし、本装置外の外部装置に記憶されていてもよい。前記外部装置は、特に制限されず、例えば、本装置10と通信可能なメインフレーム装置の記憶装置があげられる。
【0033】
つぎに、印刷指示情報生成部15は、表紙データ生成部13が作成した表紙データ及び印刷対象データ取得部14が取得した印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成する(S5、印刷指示情報生成工程)。前記S1工程において、複数の印刷ジョブ情報が取得されている場合、印刷指示情報生成部15は、例えば、複数の印刷ジョブ情報毎に、前記印刷指示情報を生成する。
【0034】
つぎに、データ出力部16は、前記印刷指示情報を出力する(S6、データ出力工程)。データ出力部16は、例えば、前記印刷指示情報を本装置10の出力装置106(例えば、プリンタ)に出力してもよいし、外部装置に出力してもよい。前記外部装置は、例えば、プリンタ等の印刷装置、及び、前記印刷装置と通信可能なサーバ装置があげられる。具体例として、本装置10が前記メインフレーム装置に含まれている場合、データ出力部16は、例えば、前記メインフレーム装置と接続された印刷装置又は印刷装置と通信可能なサーバ装置に印刷指示情報を出力できる。
【0035】
本実施形態の印刷支援装置は、前記表紙項目定義情報に基づき、前記印刷ジョブ情報毎に、表紙及び印刷物が印刷できるため、例えば、大量の印刷物を印刷した場合であっても、印刷物の仕分けは表紙によって行うことが可能である。また、前述のように、メインフレームから出力される印刷物のデータをオープンシステム系のプリンタにて印刷する場合、印刷物の表紙には、印刷ジョブごとに固有の情報が自動的に印刷される。本実施形態の印刷支援装置によれば、メインフレームから出力される印刷ジョブ情報についても、前記表紙項目定義情報を用いて印刷ジョブ情報毎に表紙に印刷する項目を設定することが可能となる。このため、本実施形態の印刷支援装置は、例えば、メインフレーム装置における印刷に特に好適に利用できる。
【0036】
[実施形態3]
実施形態3は、本発明のメインフレーム装置の例である。本発明のメインフレーム装置は、前記本発明の印刷支援装置を含むことを特徴とし、その他の構成及び条件は、何ら制限されない。本発明のメインフレーム装置は、前記本発明の印刷支援装置を含むことから、例えば、表紙項目定義情報に基づいて、印刷ジョブ情報毎に異なる表紙を印刷することが可能となる。このため、本発明のメインフレーム装置によれば、複数種類の印刷物を印刷した場合であっても、表紙を確認するだけで印刷物の仕分けが可能となる。メインフレームから出力される印刷物のデータをオープンシステム系のプリンタにて印刷する場合、印刷物の表紙には、印刷ジョブごとに固有の情報が自動的に印刷される。本実施形態の印刷支援装置によれば、メインフレームから出力される印刷ジョブ情報についても、前記表紙項目定義情報を用いて印刷ジョブ情報毎に表紙に印刷する項目を設定することが可能となる。このため、本実施形態の印刷支援装置は、例えば、メインフレーム装置における印刷に特に好適に利用できる。
【0037】
[実施形態4]
本実施形態のプログラムは、前述の印刷支援方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。具体的に、本実施形態のプログラムは、コンピュータに、印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を実行させるためのプログラムである。
【0038】
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する。
【0039】
また、本実施形態のプログラムは、コンピュータを、印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順として機能させるプログラムということもできる。
【0040】
本実施形態のプログラムは、前記本発明の印刷支援装置及び印刷支援方法における記載を援用できる。前記各手順は、例えば、「手順」を「処理」と読み替え可能である。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)である。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、フラッシュメモリ(例えば、SSD(Solid State Drive)、USBフラッシュメモリ、SD/SDHCカード等)、光ディスク(例えば、CD‐R/CD‐RW、DVD‐R/DVD‐RW、BD‐R/BD‐RE等)、光磁気ディスク(MO)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。また、本実施形態のプログラム(例えば、プログラミング製品、又はプログラム製品ともいう)は、例えば、外部のコンピュータから配信される形態であってもよい。前記「配信」は、例えば、通信回線網を介した配信でもよいし、有線で接続された装置を介した配信であってもよい。本実施形態のプログラムは、配信された装置にインストールされて実行されてもよいし、インストールされずに実行されてもよい。
【0041】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
【0042】
<付記>
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
印刷ジョブ取得部、表紙項目設定部、及び表紙データ生成部を含み、
前記印刷ジョブ取得部は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定部は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する、印刷支援装置。
(付記2)
前記印刷ジョブ取得部が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定部は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成部は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、付記1記載の印刷支援装置。
(付記3)
印刷対象データ取得部、印刷指示情報生成部、及びデータ出力部を含み、
前記印刷対象データ取得部は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成部は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力部は、前記印刷指示情報を出力する、
付記1又は2記載の印刷支援装置。
(付記4)
付記1から3のいずれか一項に記載の印刷支援装置を含むメインフレーム装置。
(付記5)
印刷ジョブ取得工程、表紙項目設定工程、及び表紙データ生成工程を含み、
前記印刷ジョブ取得工程は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定工程は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成工程は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成する、
印刷支援方法。
(付記6)
前記印刷ジョブ取得工程が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定工程は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成工程は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、
付記5記載の印刷支援方法。
(付記7)
印刷対象データ取得工程、印刷指示情報生成工程、及びデータ出力工程を含み、
前記印刷対象データ取得工程は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成工程は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力工程は、前記印刷指示情報を出力する、
付記5又は6記載の印刷支援方法。
(付記8)
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記9)
前記印刷ジョブ取得手順が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定手順は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、
付記8記載のプログラム。
(付記10)
印刷対象データ取得手順、印刷指示情報生成手順、及びデータ出力手順を含み、
前記印刷対象データ取得手順は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成手順は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力手順は、前記印刷指示情報を出力する、
付記8又は9記載のプログラム。
(付記11)
印刷ジョブ取得手順、表紙項目設定手順、及び表紙データ生成手順を含み、
前記印刷ジョブ取得手順は、印刷ジョブ情報を取得し、
前記印刷ジョブ情報は、印刷対象データ識別情報を含み、
前記表紙項目設定手順は、表紙項目定義情報に基づいて、前記印刷ジョブ情報から表紙項目を設定し、
前記表紙項目定義情報は、表紙に印刷する項目を指定するための情報であり、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて表紙データを生成し、
前記各手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記12)
前記印刷ジョブ取得部が、複数の印刷ジョブ情報を取得し、
前記表紙項目設定手順は、前記複数の印刷ジョブ情報毎に前記表紙項目を設定し、
前記表紙データ生成手順は、前記表紙項目に基づいて前記複数の印刷ジョブ情報毎の表紙データを生成する、
付記11記載の記録媒体。
(付記13)
印刷対象データ取得手順、印刷指示情報生成手順、及びデータ出力手順を含み、
前記印刷対象データ取得手順は、前記印刷ジョブ情報により特定される印刷対象データを取得し、
前記印刷指示情報生成手順は、前記表紙データ及び印刷対象データに基づいて印刷指示情報を生成し、
前記データ出力手順は、前記印刷指示情報を出力する、
付記11又は12記載の記録媒体。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明によれば、ユーザが設定した任意の情報を印字した表紙が出力できるため、印刷物の仕分けが容易になる。このため、本発明は、例えば、メインフレームによりデータを扱う分野、特に、金融分野、行政分野、情報管理分野等において有用である。
【符号の説明】
【0044】
10 印刷支援装置
11 印刷ジョブ取得部
12 表紙項目設定部
13 表紙データ生成部
14 印刷対象データ取得部
15 印刷指示情報生成部
16 データ出力部
101 中央処理装置
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信デバイス

図1
図2
図3
図4
図5