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▶ 岩穴口 圭子の特許一覧

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  • 特開-応援ボード 図1
  • 特開-応援ボード 図2
  • 特開-応援ボード 図3
  • 特開-応援ボード 図4A
  • 特開-応援ボード 図4B
  • 特開-応援ボード 図5
  • 特開-応援ボード 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024079521
(43)【公開日】2024-06-11
(54)【発明の名称】応援ボード
(51)【国際特許分類】
   G09F 7/04 20060101AFI20240604BHJP
【FI】
G09F7/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022202616
(22)【出願日】2022-11-30
(71)【出願人】
【識別番号】521287326
【氏名又は名称】岩穴口 圭子
(72)【発明者】
【氏名】岩穴口 圭子
(57)【要約】
【課題】本発明は、選手を応援するためのボードなどは選手にしっかりとアピールするために大きなボードが要求される。しかしながら応援ボードを大きくすると球場とかサッカー会場などへ移動する際に公共交通機関などではかさばって周囲に迷惑をかけるようになるなどの問題点があった。
【解決手段】本発明は上記問題点を解決するために、ボードを手で持って応援する応援用ボードであって、該応援用ボードは、手で握る取手部と、該取手部から延びてボードを支持する支持部と、該支持部に固定された磁性体と、該磁性体に磁力結合されるボード部とから構成された応援ボードである事を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボードを手で持って応援する応援ボードであって、該応援ボードは、手で握る取手部と、該取手部の一端から円弧状に拡がった円弧状支持部と該円弧状支持部に固定された磁性体と、該磁性体に磁力結合されるボード部とから構成された応援ボード。
【請求項2】
前記磁性体は前記支持部に所定間隔をあけて複数配置されている事を特徴とする請求項1記載の応援ボード。
【請求項3】
前記ボードは複数の数字体で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の応援ボード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば野球・サッカーなどのスポーツ競技において、それぞれの選手を応援するための応援ボードに関する。
【背景技術】
【0002】
野球・サッカーなどのスポーツ競技においてそれぞれの選手を応援するときは、太鼓・トランペット・笛などの楽器による応援、また旗やのぼり、あるいはボードによる応援などが一般的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、選手を応援するためのボードなどは選手にしっかりとアピールするために大きなボードが要求される。しかしながら応援ボードを大きくすると球場とかサッカー会場などへ移動する際に公共交通機関などではかさばって周囲に迷惑をかけるようになるなどの問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は上記問題点を解決するために、ボードを手で持って応援する応援用ボードであって、該応援用ボードは、手で握る取手部と、該取手部の一端から円弧状に拡がった円弧状支持部と該円弧状に固定された磁性体と、該磁性体に磁力結合されるボード部とから構成された応援ボードであり、軽量なのでたとえば子供にも安全に使える事を特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、ボードと、このボードを支持する支持部とが分離されているため、応援ボードがコンパクトに手さげバッグなどに収容できて移動の際などでの持ち運びが容易となる効果がある。
【0006】
またボードと支持部とが磁性体によって結合できるため、組立てが簡単に行なえるという効果ある。さらに磁性体は、支持部に対して複数個設けられているため、ボードの固定が確実となる効果がある。
【0007】
また、選手のゼッケンなどの場合は複数の数字のボードを用意しておくことでそれぞれの選手のゼッケンを付け替えて応援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の応援ボードの全体図である。
図2】本発明のボードを数字とした実施例の構成図である。
図3】本発明における応援ボードの分解図である。
図4】磁性体の固定の仕方の断面図である。
図5】本発明の応援ボードを分解してケースに収容した斜視図である。
図6】本発明の応援ボードの使用風景である。
【発明を実施するための形態】
【実施例0009】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の応援ボード図1は、手で握る細長い取手部1と、該取手部の一端から円弧状に拡がった円弧状支持部2とから構成されている。
【0010】
前記した支持部2は、前記取手部1の一端から放射状に延びる複数の骨部材2aを備えており、この骨部材2aのそれぞれの先端部は、縁部材2bによって結合されている。この縁部材2bは円弧状とされており、骨部材2a・2bには表側と裏面にそれぞれ第1フィルム部5aと第2フィルム部5bが貼り付けられている。そしてこの第1フィルム部5a・第2フィルム部5bは透明な樹脂材で構成されている。
【0011】
骨部材2a・2bの表側に貼られている第1フィルム部5aには磁性体3(例えば磁石)が第1フィルム部5aの上に、接着剤、例えば両面テープなどの固定部材4a、その上に磁性体3、さらに磁性体3を強固に固定するため固定部材4bのカバーフィルムを貼っている。このように強固に固定された磁性体3は、円弧状に延びた支持部2の中央よりもやや上方位置で横方向に延びる第1配置ゾーン8aに複数個、固定されている。また、取手部1近傍の支持部2にも横方向に延びる第2配置ゾーン8bが設けられており、この第2配置ゾーン8bにも複数個、固定されている(図3参照)。
【0012】
前記ボード6は複数の数字体、例えば0~9の数字体で構成されている。また、ボード6には、その裏面に薄い鉄板7a・7bが取り付けられている。このボード6に設けられた鉄板7a・7bが前記磁性体3に磁力結合される。これによって支持部2にボード6が磁力結合される。なお前記したボードに設けられていた鉄板7a・7bは配置位置8a・8bにそれぞれ貼り付けられている。
【0013】
前記ボード6はそれぞれの選手のゼッケンを付け替えて応援する為に数字とされている。又1桁・2桁でも配置が出来き、左右中央どこでも磁石に付くように鉄板が入っている。なお、本実施例ではボード5を数字体で形成したが、数字体に限らず文字、応援したい人の顔写真など、自由に設定することができる。取手部1、支持部は乳白色な樹脂とすることで、応援するゼッケンの数字が際立ち、後部座席からも観戦を邪魔することなく応援席を盛り上げる。
ボード6と支持する支持部2とが分離されているため収納ケースAに収納できコンパクトに持ち運べる。
【符号の説明】
【0015】
1 取手部
2 支持部
3 磁性体
4 固定部材
5 フィルム部
6 ボード部
7 金属部
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6