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特開2024-79681流体マニホールドおよびそれを作製する方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024079681
(43)【公開日】2024-06-11
(54)【発明の名称】流体マニホールドおよびそれを作製する方法
(51)【国際特許分類】
   F16L 41/03 20060101AFI20240604BHJP
   F16L 47/32 20060101ALI20240604BHJP
【FI】
F16L41/03
F16L47/32
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024027765
(22)【出願日】2024-02-27
(62)【分割の表示】P 2021185102の分割
【原出願日】2018-10-12
(31)【優先権主張番号】62/572,119
(32)【優先日】2017-10-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】500149223
【氏名又は名称】サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】Saint-Gobain Performance Plastics, Corporation
【住所又は居所原語表記】31500 Solon Road Solon, 44139 OH USA
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ツェルナー、クレメンス イー.
(72)【発明者】
【氏名】オセントスキー、ジェイソン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】改善された性能を有する流体マニホールドを提供する。
【解決手段】流体マニホールド100の本体部110は、近位端部112と、遠位端部114と、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120とを含み、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、本体部の近位端部から遠位端部へ延在し、プライマリー・チャネル122を囲んでいる。流体マニホールドは、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント130をさらに含むことが可能であり、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいてプライマリー・チャネルに接続された補助チャネル132を囲んでいる。流体マニホールドは、少なくとも1つの圧縮弁領域をさらに含むことが可能であり、圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得る。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部を含む流体マニホールドであって、前記本体部は、
近位端部と、
遠位端部と、
プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、前記本体部の前記近位端部から前記本体部の前記遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、
少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、前記少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記プライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、
前記本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、前記少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、前記閉位置になっているときには、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域と
を含む、流体マニホールド。
【請求項2】
流体マニホールド・アッセンブリであって、前記流体マニホールド・アッセンブリは、
本体部を含む流体マニホールドと、
クランピング・コンポーネントと
を含み、
前記本体部は、
近位端部と、
遠位端部と、
プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、前記本体部の前記近位端部から前記本体部の前記遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、
少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、前記少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記プライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、
前記本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、前記少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、前記閉位置になっているときには、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域とを含み、
前記クランピング・コンポーネントは、前記流体マニホールドの前記少なくとも1つの圧縮弁領域のそれぞれに配設されている、流体マニホールド・アッセンブリ。
【請求項3】
前記圧縮弁領域は、プライマリー圧縮マニホールド弁であり、前記プライマリー圧縮マニホールド弁は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れないように制限されるようになっている、請求項1に記載の流体マニホールド。
【請求項4】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・チャネル出口ポートと前記本体部の前記遠位端部との間に前記プライマリー・マニホールドに沿って配設されている、請求項1および3のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項5】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・マニホールドに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、前記補助チャネルが前記プライマリー・チャネルと概して同じ境界内にあるようになっている、請求項1、3、および4のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項6】
前記プライマリー・チャネルは、平均直径DPCを有しており、また、前記本体部の前記近位端部と前記本体部の前記遠位端部との間でその長さに沿って第1の軸線を有しており、前記補助チャネルは、平均直径DACを有しており、また、その長さに沿って第2の軸線を有しており、前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・マニホールドに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、前記プライマリー・チャネルおよび前記補助チャネルが交差し、エルボ・ベンドを形成するようになっており、前記エルボ・ベンドは、所定の球体によって画定される体積の中に含有されており、前記球体は、DPCおよびDACのうちの大きい方に等しい直径を有しており、前記球体は、前記第1の軸線および前記第2の軸線の交差部において中心を合わせられている、請求項1、3、4、および5のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項7】
前記エルボ・ベンドは、直角を有しており、前記エルボ・ベンドは、鋭角を有しており、前記エルボ・ベンドは、鈍角を有している、請求項6に記載の流体マニホールド。
【請求項8】
前記圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポート弁であり、前記プライマリー・チャネル出口ポート弁は、前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されており、前記プライマリー・チャネル出口ポート弁が前記閉位置になっているときに、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れないように制限されるようになっている、請求項1に記載の流体マニホールド。
【請求項9】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されている、請求項1および8のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項10】
前記圧縮弁領域は、前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されており、前記圧縮弁領域が前記閉位置になっているときに、前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中への流体フローを制限する前記弁領域の圧縮された部分が、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントの内部壁部と概して同一平面上になるようになっている、請求項1、8、および9のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項11】
前記流体マニホールドは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、請求項1または3~10のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項12】
前記遠位サポートは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、請求項1または3~11のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項13】
前記流体マニホールドは、補強シェルによって覆われている、請求項1または3~12のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項14】
前記アッセンブリは、前記流体マニホールドの前記プライマリー・チャネルにオーバーモールドされたプライマリー・チューブをさらに含む、請求項2に記載の流体マニホールド・アッセンブリ。
【請求項15】
前記アッセンブリは、前記少なくとも1つの補助チャネルのそれぞれにオーバーモールドされた補助チューブをさらに含む、請求項2に記載の流体マニホールド・アッセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体マニホールドに関し、より具体的には、圧縮弁領域が流体マニホールドの本体部に沿って位置付けされた状態のポリマー・ベースの流体マニホールドに関する。
【背景技術】
【0002】
流体マニホールドは、さまざまな用途において使用されている。バイオ医薬品製造産業は、製造プロセスの中で使用される媒体を輸送するために、流体マニホールドを利用してきた。そのようなマニホールドは、製造の中で使用される反応物、反応生成物、溶媒、希釈剤、緩衝液、または他の液体を含有することが可能である。しかし、この産業において使用される多くの流体マニホールド設計は、媒体を効率的に輸送することができないことに起因して、性能の低減を経験する。とりわけ、産業において使用される多くのマニホールドは、メイン・マニホールド本体部からの出口ポートの近くもしくはそれに隣接する、または、弁の近くもしくはそれに隣接するさまざまな領域の中の流体フローの低減を経験し、弁は、たとえば、マニホールドに接続された補助チュービングの一部として、または、それに作用するものとして、マニホールドから下流に組み込まれている。これは、流体マニホールドを通過する流体の一部分が停滞した状態になること、「デッド・ゾーン」と称されるマニホールドの構造的条件を結果として生じさせる可能性がある。マニホールドの中の、または、出口ポートの近くのマニホールドに接続されたチュービングの中の停滞した流体は、マニホールドを通って流れる輸送媒体、反応物、反応生成物、溶媒、希釈剤、緩衝液、または他の液体のその後の汚染を結果として生じさせる可能性がある。したがって、そのような用途において改善された性能を有する流体マニホールドに対する必要性が依然として存在している。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
1つの態様によれば、流体マニホールドは、本体部を含むことが可能であり、本体部は、近位端部と、遠位端部と、プライマリー・マニホールド・コンポーネントとを含むことが可能であり、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、本体部の近位端部から本体部の遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる。流体マニホールドは、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントをさらに含むことが可能であり、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいてプライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる。流体マニホールドは、マニホールドの本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域をさらに含むことが可能である。少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得り、閉位置になっているときには、マニホールドを通る流体フローが、プライマリー・チャネルを通って流れること、および、プライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限され得るようになっている。
【0004】
さらなる別の態様によれば、流体マニホールド・アッセンブリは、流体マニホールドを含むことが可能である。流体マニホールドは、本体部を含むことが可能であり、本体部は、近位端部と、遠位端部と、プライマリー・マニホールド・コンポーネントとを含むことが可能であり、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、本体部の近位端部から本体部の遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる。流体マニホールドは、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントをさらに含むことが可能であり、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいてプライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる。流体マニホールドは、マニホールドの本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域をさらに含むことが可能である。少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得り、閉位置になっているときには、マニホールドを通る流体フローが、プライマリー・チャネルを通って流れること、および、プライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限され得るようになっている。流体マニホールド・アッセンブリは、流体マニホールドの少なくとも1つの圧縮弁領域に配設されているクランピング・コンポーネントをさらに含むことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施形態は、例として図示されており、添付の図の中で限定されていない。
【0006】
図1A】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールドの斜視図の図示を含む図である。
図1B】本明細書で説明されている特定の実施形態による図1aの流体マニホールドの断面の斜視図の図示を含む図である。
図1C】本明細書で説明されている特定の実施形態による図1aの流体マニホールドの断面の斜視図の領域の図示を含む図である。
図2】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールドの斜視図の図示を含む図である。
図3】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールドの斜視図の図示を含む図である。
図4】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリの斜視図の図示を含む図である。
図5A】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5B】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5C】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5D】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5E】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5F】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5G】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図5H】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのための例示的なクランピング装置の斜視図の図示を含む図である。
図6】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールドの斜視図の図示を含む図である。
図7】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのさまざまな例の斜視図の図示を含む図である。
図8】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのさまざまな例の斜視図の図示を含む図である。
図9】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのさまざまな例の斜視図の図示を含む図である。
図10】本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのさまざまな例の斜視図の図示を含む図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図の中のエレメントは、簡単かつ明確にするために図示されており、必ずしも正しい縮尺で描かれているわけではないということを当業者は認識する。たとえば、図の中のエレメントのうちのいくつかの寸法は、本発明の実施形態の理解を改善することを助けるために、他のエレメントに対して誇張されている可能性がある。さらに、異なる図面の中の同じ参照符号の使用は、同様のまたは同一のアイテムを示している。
【0008】
図と組み合わせた以下の説明は、本明細書で開示されている教示を理解することを支援するために提供される。以下の議論は、本教示の特定の実装形態および実施形態に焦点を合わせることとなる。この焦点は、本教示を説明することを支援するために提供されており、本教示の範囲または適用可能性に対する限定として解釈されるべきではない。しかし、他の実施形態が、本出願の中に開示されているような本教示に基づいて使用され得る。
【0009】
「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、または、それらの任意の他の変化形は、非排他的な包含をカバーすることが意図されている。たとえば、特徴の列挙を含む方法、物品、または装置は、必ずしもそれらの特徴のみに限定されるわけではなく、明示的に列挙されていない他の特徴、または、そのような方法、物品、もしくは装置に固有の他の特徴を含むことが可能である。さらに、逆のことが明示的に述べられていない限り、「または」は、包含的な「または」を表しており、排他的な「または」を表していない。たとえば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満たされる:Aは真であり(または、存在している)、かつ、Bは偽である(または、存在していない);Aは偽であり(または、存在していない)、かつ、Bは真である(または、存在している);ならびに、AおよびBの両方が真である(または、存在している)。
【0010】
また、「a」または「an」の使用は、本明細書で説明されているエレメントおよびコンポーネントを説明するために用いられている。これは、単に便宜上行われているに過ぎず、本発明の範囲の一般的な意味を与えるために行われている。この記載は、「1つの」または「少なくとも1つの」を含むように読まれるべきであり、それがそうでないことを意味していることが明確でない限り、単数形は、複数形も含み、または、その逆も同様である。たとえば、単一のアイテムが本明細書で説明されているとき、2つ以上のアイテムが、単一のアイテムの代わりに使用され得る。同様に、2つ以上のアイテムが本明細書で説明されている場合、単一のアイテムが、その2つ以上のアイテムに置換され得る。
【0011】
別段の定義がない限り、本明細書で使用されているすべての技術的なおよび科学的な用語は、本発明が属する当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有している。材料、方法、および例は、単に例示目的のものに過ぎず、限定するものであることは意図されていない。本明細書で説明されていない範囲において、特定の材料および加工行為に関する多くの詳細は、従来のものであり、ソーラー制御技術の中のテキストブックおよび他のソースの中に見出され得る。
【0012】
本明細書で説明されている実施形態は、概して、本体部を有する流体マニホールドであって、本体部は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐する少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、流体マニホールドの本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域とを含むことが可能であり、少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、閉位置になっているときには、流体フローが、プライマリー・チャネルを通って流れること、または、プライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れることのいずれかを制限されるようになっている、流体マニホールドに関する。
【0013】
これらの概念は、下記に説明されている実施形態を考慮してより良好に理解され、それらは、本開示の範囲を図示しており、それを限定してはいない。
【0014】
図1aは、本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド100の斜視図の図示を含む。特定の実施形態によれば、および、図1aに示されているように、流体マニホールド100は、本体部110を有することが可能であり、本体部110は、近位端部112と、遠位端部114と、近位端部112から遠位端部114へ延在するプライマリー・マニホールド・コンポーネント120とを含むことが可能である。プライマリー・マニホールド・コンポーネント120は、プライマリー・チャネル122を囲むことが可能である。本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント130をさらに含むことが可能である。補助マニホールド・コンポーネント130は、プライマリー・チャネル122に接続された補助チャネル132を囲むことが可能である。本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域140をさらに含むことが可能である。特定の実施形態によれば、圧縮弁領域140は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得る。
【0015】
図1bは、流体マニホールド100の内部キャビティーを示す、図1aの流体マニホールド100の斜視図断面を含む。図1cは、圧縮弁領域140を示す、図1aの流体マニホールド100の一部分の斜視図断面を含む。ある実施形態によれば、および、図1bおよび図1cに示されているように、補助チャネル132は、プライマリー・チャネル出口ポート125においてプライマリー・チャネル122に接続され得り、プライマリー・チャネル出口ポート125は、プライマリー・チャネル125から外へ、少なくとも1つの圧縮弁領域140を通して、補助チャネル132の中へつながっている。
【0016】
本明細書で説明されている特定の実施形態によれば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する任意の望ましい数の補助マニホールド・コンポーネント130を含むことが可能である。特定の実施形態によれば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する特定の数の補助マニホールド・コンポーネント130を含むことが可能である。たとえば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約2個の補助マニホールド・コンポーネント130、たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約3個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約4個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約5個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約6個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約7個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約8個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約9個の補助マニホールド・コンポーネント130、または、さらには、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120から分岐する少なくとも約10個の補助マニホールド・コンポーネント130などを含むことが可能である。
【0017】
さらに他の実施形態によれば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている任意の望ましい数の圧縮弁領域を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている特定の数の圧縮弁領域140を含むことが可能である。たとえば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約2個の圧縮弁領域140、たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約3個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約4個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約5個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約6個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約7個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約8個の圧縮弁領域140、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約9個の圧縮弁領域140、または、さらには、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている少なくとも約個の圧縮弁領域140などを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、本体部110は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120とそれぞれの補助マニホールド・コンポーネント130との間に配設されている圧縮弁領域140を有することが可能である。
【0018】
他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポート弁であることが可能である。さらに他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120と補助マニホールド・コンポーネント130との間で、本体部110に沿って配設され得る。さらに他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、プライマリー・チャネル出口ポート125において本体部110に沿って配設され得る。さらなる他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110を通る流体フローがプライマリー・チャネル122から外へ補助チャネル132の中へ流れないように制限されるようになっている。さらに他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設されており、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110を通る流体フローがプライマリー・チャネル出口ポート125を通って流れないように制限されるようになっている。
【0019】
さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、圧縮弁領域140の圧縮された部分が、プライマリー・チャネル122から補助チャネル132の中への流体フローを制限するようになっている。さらに他の実施形態によれば、ならびに、図1a、図1b、および図1cに示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、流体フローを制限する圧縮弁領域140の圧縮された部分が、プライマリー・マニホールド・コンポーネント130の内部壁部と概して同一平面上にあるようになっている。
【0020】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、圧縮弁領域140の長さに広がるプライマリー・チャネルの領域が、特定の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF:Longitudinal Dead Space Factor)を有するようになっている。本明細書で説明されている実施形態を参照して使用されているように、長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)は、等式LDSF=|ACPPC-ACPCR|/ACPPCよって定義され、ここで、ACPPCは、本体部の近位端部と本体部の遠位端部との間のプライマリー・チャネルの平均断面外周(average cross-sectional perimeter)に等しく、ACPCRは、圧縮弁領域の長さに広がるプライマリー・チャネルの平均断面外周に等しい。特定の実施形態によれば、圧縮弁領域140の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)は、約0.5以下、たとえば、約0.45以下、または約0.4以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.25以下、または約0.2以下、または約0.15以下、または約0.1以下、または、さらには、約0.01以下などであることが可能である。圧縮弁領域140の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)は、上記に述べられている値のいずれかの間の範囲の中にあることが可能であるということが認識されることとなる。圧縮弁領域140の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)は、上記に述べられている値のいずれかの間の任意の値であることが可能であるということがさらに認識されることとなる。
【0021】
さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110がデッド・スペースを実質的に有していないようになっている。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110がデッド・スペースを有していないようになっている。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110が停滞した流体フローを実質的に有していないようになっている。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部110に沿って配設され得り、圧縮弁領域140が閉位置になっているときに、本体部110が停滞した流体フローを有していないようになっている。
【0022】
図2は、本明細書で説明されている他の実施形態による流体マニホールド200の斜視図の図示を含む。ある実施形態によれば、ならびに、図2に示されているように、流体マニホールド200は、本体部210を有することが可能であり、本体部210は、近位端部212と、遠位端部214と、近位端部212から遠位端部214へ延在するプライマリー・マニホールド・コンポーネント220とを含むことが可能である。プライマリー・マニホールド・コンポーネント220は、プライマリー・チャネル222を囲むことが可能である。本体部210は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント230をさらに含むことが可能である。補助マニホールド・コンポーネント230は、プライマリー・チャネル222に接続された補助チャネル232を囲むことが可能である。本体部210は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域240をさらに含むことが可能である。特定の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得る。
【0023】
特定の実施形態によれば、本体部210は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する任意の望ましい数の補助マニホールド・コンポーネント230を含むことが可能である。特定の実施形態によれば、本体部210は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する特定の数の補助マニホールド・コンポーネント230を含むことが可能である。たとえば、本体部210は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約2個の補助マニホールド・コンポーネント230、たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約3個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約4個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約5個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約6個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約7個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約8個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約9個の補助マニホールド・コンポーネント230、または、さらには、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220から分岐する少なくとも約10個の補助マニホールド・コンポーネント230などを含むことが可能である。
【0024】
さらに他の実施形態によれば、本体部210は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている任意の望ましい数の圧縮弁領域を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、本体部210は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている特定の数の圧縮弁領域240を含むことが可能である。たとえば、本体部210は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約2個の圧縮弁領域、たとえば、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約3個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約4個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約5個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約6個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約7個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約8個の圧縮弁領域240、または、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約9個の圧縮弁領域240、または、さらには、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている少なくとも約個の圧縮弁領域240などを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、本体部210は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って配設されている1個の圧縮弁領域240を有することが可能である。
【0025】
特定の実施形態によれば、および、図2に示されているように、圧縮弁領域240は、プライマリー圧縮マニホールド弁を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、および、図2に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、補助マニホールド・コンポーネント230に隣接して、プライマリー・マニホールド・コンポーネント220に沿って、本体部210に沿って配設され得る。さらに他の実施形態によれば、および、図2に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、プライマリー・チャネル出口ポート225に隣接して本体部210に沿って配設され得る。さらなる他の実施形態によれば、および、図2に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210を通る流体フローが補助チャネル232を通過してプライマリー・チャネル222の少なくとも一部分を通って流れないように制限されるようになっている。さらに他の実施形態によれば、および、図2に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、本体部210に沿って配設されており、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210を通る流体フローがプライマリー・チャネル出口ポート225を通過して流れないように制限されるようになっている。
【0026】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル222は、平均直径DPCを有することが可能であり、また、本体部の近位端部212と本体部210の遠位端部214との間でその長さに沿って第1の軸線を有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チャネル232は、平均直径DACを有することが可能であり、また、その長さに沿って第2の軸線を有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、プライマリー・チャネル222および補助チャネル232が交差し、エルボ・ベンドを形成するようになっており、エルボ・ベンドは、所定の球体によって画定される体積の中に含有されており、ここで、この球体は、DPCおよびDACのうちの大きい方に等しい直径を有しており、ここで、この球体は、第1の軸線および第2の軸線の交差部において中心を合わせられている。
【0027】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、プライマリー・チャネル222および補助チャネル232が交差し、所定の鈍角を有するエルボ・ベンドを形成するようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、プライマリー・チャネル222および補助チャネル232が交差し、直角になっているエルボ・ベンドを形成するようになっている。
【0028】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、プライマリー・チャネル222が補助チャネル232と同じ境界内にあることができるようになっている。本明細書で説明されている実施形態を参照して使用されているように、プライマリー・チャネル222が補助チャネル232の遠位縁部234を越えて0.5*DAC以下の距離まで延在する場合には、プライマリー・チャネル222は、補助チャネル232と同じ境界内にあるということが認識されることとなる。さらなる他の実施形態では、プライマリー・チャネル222は、補助チャネル232の遠位縁部234を越えて、0.4*DAC以下、または0.3*DAC以下、または0.25*DAC以下、または0.2*DAC以下、または0.15*DAC以下、または0.1*DAC以下、または0.05*D以下、または0.01*DACの距離まで延在することが可能である。さらなる実施形態では、プライマリー・チャネル222は、遠位フロー・チャネルの遠位縁部234において、正確に終端することが可能である。
【0029】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210がデッド・スペースを実質的に有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210がデッド・スペースを有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210が停滞した流体フローを実質的に有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域240は、本体部210に沿って配設され得り、圧縮弁領域240が閉位置になっているときに、本体部210が停滞した流体フローを有していないようになっている。
【0030】
図3は、本明細書で説明されている他の実施形態による流体マニホールド300の斜視図の図示を含む。ある実施形態によれば、ならびに、図3に示されているように、流体マニホールド300は、本体部310を有することが可能であり、本体部310は、近位端部312と、遠位端部314と、近位端部312から遠位端部314へ延在するプライマリー・マニホールド・コンポーネント220とを含むことが可能である。プライマリー・マニホールド・コンポーネント320は、プライマリー・チャネル322を囲むことが可能である。本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント330をさらに含むことが可能である。補助マニホールド・コンポーネント330は、プライマリー・チャネル322に接続された補助チャネル332を囲むことが可能である。本体部310は、第1の圧縮弁領域341および第2の圧縮弁領域343をさらに含むことが可能である。第1の圧縮弁領域341は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に本体部310に沿って配設され得る。第2の圧縮弁領域343は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設され得る。特定の実施形態によれば、圧縮弁領域341、343は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得る。
【0031】
特定の実施形態によれば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する任意の望ましい数の補助マニホールド・コンポーネント330を含むことが可能である。特定の実施形態によれば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する特定の数の補助マニホールド・コンポーネント330を含むことが可能である。たとえば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約2個の補助マニホールド・コンポーネント330、たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約3個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約4個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約5個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約6個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約7個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約8個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約9個の補助マニホールド・コンポーネント330、または、さらには、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320から分岐する少なくとも約10個の補助マニホールド・コンポーネント330などを含むことが可能である。
【0032】
さらに他の実施形態によれば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている任意の望ましい数の圧縮弁領域を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている特定の数の圧縮弁領域341を含むことが可能である。たとえば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約2個の圧縮弁領域341、たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約3個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約4個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約5個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約6個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約7個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約8個の圧縮弁領域341、または、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約9個の圧縮弁領域341、または、さらには、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている少なくとも約10個の圧縮弁領域341などを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、本体部310は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320とそれぞれの補助マニホールド・コンポーネント330との間に配設されている圧縮弁領域341を有することが可能である。
【0033】
さらに他の実施形態によれば、本体部310は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている任意の望ましい数の圧縮弁領域を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、本体部310は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている特定の数の圧縮弁領域343を含むことが可能である。たとえば、本体部310は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約2個の圧縮弁領域、たとえば、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約3個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約4個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約5個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約6個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約7個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約8個の圧縮弁領域343、または、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約9個の圧縮弁領域343、または、さらには、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている少なくとも約10個の圧縮弁領域343などを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、本体部310は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って配設されている1個の圧縮弁領域343を有することが可能である。
【0034】
特定の実施形態によれば、および、図3に示されているように、圧縮弁領域341は、プライマリー・チャネル出口ポート弁を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント320と補助マニホールド・コンポーネント330との間で本体部310に沿って配設され得る。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、プライマリー・チャネル出口ポート325において本体部310に沿って配設され得る。さらなる他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域340が閉位置になっているときに、本体部310を通る流体フローがプライマリー・チャネル322から外へ補助チャネル332の中へ流れないように制限されるようになっている。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、本体部310に沿って配設されており、圧縮弁領域340が閉位置になっているときに、本体部310を通る流体フローがプライマリー・チャネル出口ポート325を通って流れないように制限されるようになっている。
【0035】
特定の実施形態によれば、および、図3に示されているように、圧縮弁領域343は、プライマリー圧縮マニホールド弁を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、補助マニホールド・コンポーネント330に隣接してプライマリー・マニホールド・コンポーネント320に沿って本体部310に沿って配設され得る。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、プライマリー・チャネル出口ポート325に隣接して本体部310に沿って配設され得る。さらなる他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域340が閉位置になっているときに、本体部310を通る流体フローが補助チャネル332を通過してプライマリー・チャネル322の少なくとも一部分を通って流れないように制限されるようになっている。さらに他の実施形態によれば、および、図3に示されているように、プライマリー圧縮マニホールド弁は、本体部310に沿って配設されており、圧縮弁領域340が閉位置になっているときに、本体部310を通る流体フローがプライマリー・チャネル出口ポート325を通過して流れないように制限されるようになっている。
【0036】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域341、343は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域341、343が閉位置になっているときに、本体部310がデッド・スペースを実質的に有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域341、343は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域341、343が閉位置になっているときに、本体部310がデッド・スペースを有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域341、343は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域341、343が閉位置になっているときに、本体部310が停滞した流体フローを実質的に有していないようになっている。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域341、343は、本体部310に沿って配設され得り、圧縮弁領域341、343が閉位置になっているときに、本体部310が停滞した流体フローを有していないようになっている。
【0037】
圧縮弁領域341は、図1a、図1b、および図1cを参照して説明されている圧縮弁領域140の特性のいずれかを含むことが可能であり、または、それを有するものとして説明され得るということが認識されることとなる。圧縮弁領域343は、図2を参照して説明されている圧縮弁領域240の特性のいずれかを含むことが可能であり、または、それを有するものとして説明され得るということがさらに認識されることとなる。
【0038】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、特定の主張される圧力の下に設置されているときに閉位置になるように構成され得る。たとえば、圧縮弁領域140、240、341、343は、約20N以下の、または約19N以下の、または約18N以下の、または約17N以下の、または約16N以下の、または約15N以下の、または約14N以下の、または約13N以下の、または約12N以下の、または約11N以下の、または約10N以下の、または約9N以下の、または約8N以下の、または約7N以下の、または約6N以下の、または約5N以下の主張される圧力の下に設置されているときに閉位置になるように構成され得る。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、少なくとも約1Nの、たとえば、少なくとも約1.5Nの、または、さらには、少なくとも約2.0Nなどの主張される圧力の下に設置されているときに閉位置になるように構成され得る。圧縮弁領域140、240、341、343は、上記に述べられている最小値および最大値のいずれかの間の範囲内の主張される圧力の下に設置されているときに閉位置になるように構成され得るということが認識されることとなる。圧縮弁領域140、240、341、343は、上記に述べられている最小値および最大値のいずれかの間の任意の値の主張される圧力の下に設置されているときに閉位置になるように構成され得るということがさらに認識されることとなる。
【0039】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、圧縮弁領域140、240、341、343を画定する外側壁部の平均厚さに等しい特定の平均厚さATCVRを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120を画定する外側壁部の平均厚さに等しい特定の平均厚さATPMCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130は、補助マニホールド・コンポーネント130を画定する外側壁部の平均厚さに等しい特定の平均厚さATAMCを有することが可能である。
【0040】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均厚さATCVRは、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120の平均厚さATPMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域ATCVRの平均厚さは、0.9ATPMC以下に、たとえば、0.8ATPMC以下に、または0.7ATPMC以下に、または0.6ATPMC以下に、または0.5ATPMC以下に、または0.4ATPMC以下に、または0.3ATPMC以下に、または、さらには、0.2ATPMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域ATCVRの平均厚さは、少なくとも約0.01ATPMC、たとえば、少なくとも約0.05ATPMC、または、さらには、少なくとも約0.1ATPMCであることが可能である。
【0041】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均厚さATCVRは、補助マニホールド・コンポーネント130の平均厚さATAMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域ATCVRの平均厚さは、0.9ATAMC以下に、たとえば、0.8ATAMC以下に、または0.7ATAMC以下に、または0.6ATAMC以下に、または0.5ATAMC以下に、または0.4ATAMC以下に、または0.3ATAMC以下に、または、さらには、0.2ATAMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域ATAVRの平均厚さは、少なくとも約0.01ATAMC、たとえば、少なくとも約0.05ATAMC、または、さらには、少なくとも約0.1ATAMCであることが可能である。
【0042】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、圧縮弁領域140、240、341、343を画定する外側壁部の平均引張強度に等しい特定の平均引張強度TSCVRを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120を画定する外側壁部の平均引張強度に等しい特定の平均引張強度TSPMCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130は、補助マニホールド・コンポーネント130を画定する外側壁部の平均引張強度に等しい特定の平均引張強度TSAMCを有することが可能である。
【0043】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均引張強度TSCVRは、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120の平均引張強度TSPMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域TSCVRの平均引張強度は、0.9TSPMC以下に、たとえば、0.8TSPMC以下に、または0.7TSPMC以下に、または0.6TSPMC以下に、または0.5TSPMC以下に、または0.4TSPMC以下に、または0.3TSPMC以下に、または、さらには、0.2TSPMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域TSCVRの平均引張強度は、少なくとも約0.01TSPMC、たとえば、少なくとも約0.05TSPMC、または、さらには、少なくとも約0.1TSPMCなどであることが可能である。
【0044】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均引張強度TSCVRは、補助マニホールド・コンポーネント130の平均引張強度TSAMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域TSCVRの平均引張強度は、0.9TSAMC以下に、たとえば、0.8TSAMC以下に、または0.7TSAMC以下に、または0.6TSAMC以下に、または0.5TSAMC以下に、または0.4TSAMC以下に、または0.3TSAMC以下に、または、さらには、0.2TSAMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域TSCVRの平均引張強度は、少なくとも約0.01TSAMC、たとえば、少なくとも約0.05TSAMC、または、さらには、少なくとも約0.1TSAMCなどであることが可能である。
【0045】
さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、圧縮弁領域140、240、341、343を画定する外側壁部の平均密度に等しい特定の平均密度DNCVRを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120を画定する外側壁部の平均密度に等しい特定の平均密度DNPMCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130は、補助マニホールド・コンポーネント130を画定する外側壁部の平均密度に等しい特定の平均密度DNAMCを有することが可能である。
【0046】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均密度DNCVRは、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120の平均密度DNPMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域DNCVRの平均密度は、0.9DNPMC以下に、たとえば、0.8DNPMC以下に、または0.7DNPMC以下に、または0.6DNPMC以下に、または0.5DNPMC以下に、または0.4DNPMC以下に、または0.3DNPMC以下に、または、さらには、0.2DNPMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域DNCVRの平均密度は、少なくとも約0.01DNPMC、たとえば、少なくとも約0.05DNPMC、または、さらには、少なくとも約0.1DNPMCなどであることが可能である。
【0047】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343の平均密度DNCVRは、補助マニホールド・コンポーネント130の平均密度DNAMCとは異なっていてもよい。さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域DNCVRの平均密度は、0.9DNAMC以下に、たとえば、0.8DNAMC以下に、または0.7DNAMC以下に、または0.6DNAMC以下に、または0.5DNAMC以下に、または0.4DNAMC以下に、または0.3DNAMC以下に、または、さらには、0.2DNAMC以下などになっていてもよい。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域DNAVRの平均密度は、少なくとも約0.01DNAMC、たとえば、少なくとも約0.05DNAMC、または、さらには、少なくとも約0.1DNAMCなどであることが可能である。
【0048】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120および圧縮弁領域140、240、341、343は、個別の形状を有することが可能である。さらに他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130および圧縮弁領域140、240、341、343は、個別の形状を有することが可能である。
【0049】
さらなる他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントの中へ延在する陥凹部を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから外へ突出する隆起部を含むことが可能である。
【0050】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、直線的になっていることが可能である。さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、平均内径DPCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332のそれぞれは、直線的になっていることが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332のそれぞれは、平均内径DACを有することが可能である。さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、補助チャネルDACのそれぞれの内径よりも大きい内径DPCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、補助チャネル132、232、332のそれぞれの内径DACに等しい内径DPCを有することが可能である。
【0051】
さらに他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、特定のチャネル直径比DPC/DACを有することが可能である。たとえば、流体マニホールド100、200、300は、少なくとも0.01の、少なくとも0.05の、または少なくとも0.1の、または少なくとも0.2の、または少なくとも0.3の、または少なくとも0.4の、または少なくとも0.5の、または少なくとも0.6の、または少なくとも0.7の、または少なくとも0.8の、または、さらには、少なくとも0.9の、チャネル直径比DPC/DACを有することが可能である。さらに他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、0.99以下の、たとえば、0.9以下の、または0.8以下の、または0.7以下の、または0.6以下の、または0.5以下の、または0.4以下の、または0.3以下の、または0.2以下の、または0.1以下の、または、さらには、0.05以下のチャネル直径比DPC/DACを有することが可能である。流体マニホールド100、200、300は、上記に述べられている値のいずれかの間の範囲内の特定のチャネル直径比DPC/DACを有することが可能であるということが認識されることとなる。流体マニホールド100、200、300は、上記に述べられている値のいずれかの間の任意の値特定のチャネル直径比DPC/DACを有することが可能であるということがさらに認識されることとなる。
【0052】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、特定の平均直径DDCを有することが可能である。たとえば、プライマリー・チャネル122、222、322は、少なくとも1mmの、たとえば、少なくとも2mmの、または少なくとも5mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも30mmの、または少なくとも35mmの、または少なくとも40mmの、または少なくとも45mmの、または少なくとも70mmの、または少なくとも75mmの、または少なくとも80mmの、または少なくとも85mmの、または少なくとも90mmの、または、さらには、少なくとも95mmなどの平均直径DDCを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、100mm以下の、たとえば、以下の、または95mm以下の、または90mm以下の、または85mm以下の、または80mm以下の、または75mm以下の、または70mm以下の、または65mm以下の、または60mm以下の、または55mm以下の、または50mm以下の、または45mm以下の、または40mm以下の、または35mm以下の、または30mm以下の、または25mm以下の、または20mm以下の、または15mm以下の、または10mm以下の、または5mm以下の、または、さらには、2mm以下などの平均直径DDCを有することが可能である。プライマリー・チャネル122、222、322は、上記に述べられている値のいずれかの間の範囲内の平均直径DDCを有することが可能であるということが認識されることとなる。プライマリー・チャネル122、222、322は、上記に述べられている値のいずれかの間の任意の値の平均直径DDCを有することが可能であるということがさらに認識されることとなる。
【0053】
さらに他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332は、特定の平均直径DACを有することが可能である。たとえば、補助チャネル132、232、332は、少なくとも1mmの、たとえば、少なくとも2mmの、または少なくとも3mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも30mmの、または少なくとも35mmの、または少なくとも40mmの、または少なくとも45mmの、または少なくとも70mmの、または少なくとも75mmの、または少なくとも80mmの、または少なくとも85mmの、または少なくとも90mmの、または、さらには、少なくとも95mmなどの平均直径DACを有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332は、100mm以下の、たとえば、95mm以下の、または90mm以下の、または85mm以下の、または80mm以下の、または75mm以下の、または70mm以下の、または65mm以下の、または60mm以下の、または55mm以下の、または50mm以下の、または45mm以下の、または40mm以下の、または35mm以下の、または30mm以下の、または25mm以下の、または20mm以下の、または15mm以下の、または10mm以下の、または5mm以下の、または、さらには、2mm以下などの平均直径DACを有することが可能である。補助チャネル132、232、332は、上記に述べられている値のいずれかの間の範囲内の平均直径DACを有することが可能であるということが認識されることとなる。補助チャネル132、232、332は、上記に述べられている値のいずれかの間の任意の値の平均直径DACを有することが可能であるということがさらに認識されることとなる。
【0054】
さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、円形断面を有することが可能である。さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チャネル122、222、322は、非円形断面を有することが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332は、円形断面を有することが可能である。さらに他の実施形態によれば、補助チャネル132、232、332は、非円形断面を有することが可能である。
【0055】
他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、特定の材料を含むことが可能である。たとえば、流体マニホールド100、200、300は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0056】
他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、本質的に、特定の材料からなることが可能である。たとえば、流体マニホールド100、200、300は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0057】
他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120、220、320は、特定の材料を含むことが可能である。たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120、220、320は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0058】
他の実施形態によれば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120、220、320は、本質的に、特定の材料からなることが可能である。たとえば、プライマリー・マニホールド・コンポーネント120、220、320は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0059】
他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130、230、330は、特定の材料を含むことが可能である。たとえば、補助マニホールド・コンポーネント130、230、330は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0060】
他の実施形態によれば、補助マニホールド・コンポーネント130、230、330は、本質的に、特定の材料からなることが可能である。たとえば、補助マニホールド・コンポーネント130、230、330は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0061】
他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、特定の材料を含むことが可能である。たとえば、圧縮弁領域140、240、341、343は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0062】
他の実施形態によれば、圧縮弁領域140、240、341、343は、本質的に、特定の材料からなることが可能である。たとえば、圧縮弁領域140、240、341、343は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0063】
他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、埋め込み補強材料を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、埋め込み補強材料は、ポリエステル、接着変性ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド、ステンレス鋼、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、埋め込み補強材料は、本質的に、ポリエステル、接着変性ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド、ステンレス鋼、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。さらに他の実施形態によれば、埋め込み補強材料は、ワイヤーまたはストランドを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、埋め込み補強材料は、編組ワイヤーまたは編組ストランドを含むことが可能である。
【0064】
他の実施形態によれば、流体マニホールド100、200、300は、補強シェルによって覆われ得る。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、ポリマー材料を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、本質的に、ポリマー材料からなることが可能である。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、熱可塑性の材料を含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、熱可塑性の材料からなることが可能である。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、ポリプロピレンを含むことが可能である。さらに他の実施形態によれば、補強シェルは、ポリプロピレンからなることが可能である。
【0065】
図4は、本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリ400の斜視図の図示を含む。ある実施形態によれば、および、図4に示されているように、流体マニホールド・アッセンブリ400は、流体マニホールド401(300、200、300)および少なくとも1つのクランピング・コンポーネント450を含むことが可能である。
【0066】
流体マニホールド401は、図1a、図2、または図3の流体マニホールド(すなわち、流体マニホールド100、200、300)を参照して説明されているコンポーネントおよび特性のいずれかを含むことが可能であるということが認識されることとなる。図示の目的のために、流体マニホールド401は、本体部110を含むことが可能であり、本体部110は、近位端部412と、遠位端部414と、近位端部412から遠位端部414へ延在するプライマリー・マニホールド・コンポーネント420とを含むことが可能である。プライマリー・マニホールド・コンポーネント420は、プライマリー・チャネル422を囲むことが可能である。本体部410は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント420から分岐する少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント430をさらに含むことが可能である。補助マニホールド・コンポーネント430は、プライマリー・チャネル422に接続された補助チャネル432を囲むことが可能である。本体部410は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント420と補助マニホールド・コンポーネント430との間に配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域440をさらに含むことが可能である。特定の実施形態によれば、圧縮弁領域440は、開位置と閉位置との間で動作可能であり得る。
【0067】
特定の実施形態によれば、クランピング・コンポーネント450は、少なくとも1つの圧縮弁領域440のそれぞれに配設され得る。さらに他の実施形態によれば、クランピング・コンポーネント450は、圧縮弁領域440が閉位置に設置されるように、圧縮弁領域440に十分な圧力を印加するように構成され得る。
【0068】
さらなる他の実施形態によれば、流体マニホールド・アッセンブリ400は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント420の少なくとも一部分によってオーバーモールドされたプライマリー・チューブ425をさらに含むことが可能である。特定の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、本体部410の近位端部においてオーバーモールドされ得る。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、プライマリー・マニホールド・コンポーネント420のプライマリー・チャネル422にオーバーモールドされ得る。
【0069】
さらに他の実施形態によれば、流体マニホールド・アッセンブリ400は、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネント430の少なくとも一部分によってオーバーモールドされた補助チューブ435をさらに含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チューブ435は、補助マニホールド・コンポーネント430の補助チャネル432にオーバーモールドされ得る。さらに他の実施形態によれば、流体マニホールド・アッセンブリ400は、補助マニホールド・コンポーネント430のうちの任意の1つまたはそれぞれと関連付けられた別個の補助チューブ435をさらに含むことが可能である。特定の実施形態によれば、補助チューブ435のそれぞれは、対応する補助マニホールド・コンポーネント430の少なくとも一部分によってオーバーモールドされ得る。さらなる他の実施形態によれば、補助チューブ435のそれぞれは、対応する補助マニホールド・コンポーネント430の補助チャネル432にオーバーモールドされ得る。
【0070】
特定の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、チューブに隣接する開口部におけるプライマリー・チャネル422の内径に対応するかまたはそれに等しい内径を有することが可能である。
【0071】
さらなる他の実施形態によれば、補助チューブ435は、チューブに隣接する開口部における対応する補助チャネル432の内径に対応するかまたはそれに等しい内径を有することが可能である。
【0072】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、ポリマー材料を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、熱可塑性物質、熱硬化性物質、エラストマー、熱可塑性エラストマー、エンジニアリング熱可塑性エラストマー、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0073】
さらに他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、本質的に、ポリマー材料からなることが可能である。さらなる他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、本質的に、熱可塑性物質、熱硬化性物質、エラストマー、熱可塑性エラストマー、エンジニアリング熱可塑性エラストマー、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。他の実施形態によれば、プライマリー・チューブ425は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0074】
さらに他の実施形態によれば、補助チューブ435は、ポリマー材料を含むことが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チューブ435は、熱可塑性物質、熱硬化性物質、エラストマー、熱可塑性エラストマー、エンジニアリング熱可塑性エラストマー、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。他の実施形態によれば、補助チューブ435は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせを含むことが可能である。
【0075】
さらに他の実施形態によれば、補助チューブ435は、本質的に、ポリマー材料からなることが可能である。さらなる他の実施形態によれば、補助チューブ435は、本質的に、熱可塑性物質、熱硬化性物質、エラストマー、熱可塑性エラストマー、エンジニアリング熱可塑性エラストマー、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。他の実施形態によれば、補助チューブ435は、本質的に、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、ポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)、または、それらの任意の組み合わせからなることが可能である。
【0076】
他の実施形態によれば、クランピング・コンポーネントは、クランピング・コンポーネントを覆うシリンダーを含むことが可能であり、流体マニホールドを保持するように構成され得る。図5aは、特定の実施形態による、流体マニホールド501がクランピング装置500の中に着座させられた状態のシリンダー・ケース510を含むクランピング装置500の斜視図の図示を含む。図5bは、別の実施形態による、流体マニホールド501をロードおよび覆うためのヒンジ付きドア520を示す、クランピング装置500の斜視図の図示を含む。図5cは、別の実施形態による、クランピング装置500のヒンジ付きドア520を固定するためにシリンダー・ケース510の中へ挿入されたボール・ディテント・ピン530を示す、クランピング装置500の斜視図の図示を含む。図5dは、別の実施形態による、クランピング装置500のヒンジ付きドア520を固定するためのボール・ディテント・ピン530を示すクランピング装置500の斜視図の図示を含む。図5eは、別の実施形態による、流体マニホールド501がクランピング装置500の中に着座させられた状態で開構成になっているシリンダー・ケース510を含むクランピング装置500の断面の斜視図の図示を含み、クランピング・コンポーネント550を示す図示を含む。図5fは、別の実施形態による、流体マニホールド501がクランピング装置500の中に着座させられた状態で閉構成になっているシリンダー・ケース510を含むクランピング装置500の断面の斜視図の図示を含み、クランピング・コンポーネント550図示を含む。図5gは、別の実施形態による、クランピング・コンポーネント550を保持しているクランピング装置500の一部分の斜視図の図示を含む。図5hは、別の実施形態による、クランピング・コンポーネント550を保持するための開口部を備えたクランピング装置500の一部分の斜視図の図示を含む。クランピング装置500は、たとえば、電気的な手段、機械的な手段、油圧手段、および空気圧式の手段などのような、作動手段を通して、クランピング・コンポーネント550を作動させるために作動させられ得る。これらの作動手段の非限定的な例は、シリンダー、レバー、および歯車装置を含むことが可能である。
【0077】
図6は、本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールドの斜視図の図示を含む。図7図10は、本明細書で説明されている特定の実施形態による流体マニホールド・アッセンブリのさまざまな例の斜視図の図示を含む。
【0078】
多くの異なる態様および実施形態が可能である。それらの態様および実施形態のうちのいくつかが、本明細書で説明されている。本明細書を読んだ後に、当業者は、それらの態様および実施形態は、単に例示目的のものに過ぎず、本発明の範囲を限定しないということを認識することとなる。実施形態は、下記に列挙されているような実施形態のうちの任意の1つまたは複数にしたがったものであることが可能である。
【0079】
実施形態1. 本体部を含む流体マニホールドであって、本体部は、近位端部と、遠位端部と、プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、本体部の近位端部から本体部の遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいてプライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、閉位置になっているときには、流体フローがプライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローがプライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域とを含む、流体マニホールド。
【0080】
実施形態2. 流体マニホールド・アッセンブリであって、流体マニホールド・アッセンブリは、本体部を含む流体マニホールドと、クランピング・コンポーネントとを含み、本体部は、近位端部と、遠位端部と、プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、本体部の近位端部から本体部の遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいてプライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、閉位置になっているときには、流体フローがプライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローがプライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域とを含み、クランピング・コンポーネントは、流体マニホールドの少なくとも1つの圧縮弁領域のそれぞれに配設されている、流体マニホールド・アッセンブリ。
【0081】
実施形態3. 圧縮弁領域は、プライマリー圧縮マニホールド弁であり、プライマリー圧縮マニホールド弁は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、閉位置になっているときに、流体フローがプライマリー・チャネルを通って流れないように制限されるようになっている、実施形態1に記載の流体マニホールド。
【0082】
実施形態4. 圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポートと本体部の遠位端部との間にプライマリー・マニホールドに沿って配設されている、実施形態1および3のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0083】
実施形態5. 圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールドに沿って配設されており、閉位置になっているときに、補助チャネルがプライマリー・チャネルと概して同じ境界内にあるようになっている、実施形態1、3、および4のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0084】
実施形態6. プライマリー・チャネルは、平均直径DPCを有しており、また、本体部の近位端部と本体部の遠位端部との間でその長さに沿って第1の軸線を有しており、補助チャネルは、平均直径DACを有しており、また、その長さに沿って第2の軸線を有しており、圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールドに沿って配設されており、閉位置になっているときに、プライマリー・チャネルおよび補助チャネルが交差し、エルボ・ベンドを形成するようになっており、エルボ・ベンドは、所定の球体によって画定される体積の中に含有されており、球体は、DPCおよびDACのうちの大きい方に等しい直径を有しており、球体は、第1の軸線および第2の軸線の交差部において中心を合わせられている、実施形態1、3、4、および5のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0085】
実施形態7. プライマリー・チャネルは、補助チャネルの遠位縁部を越えて、0.4*DAC以下の、または0.3*DAC以下の、または0.25*DAC以下の、または0.2*DAC以下の、または0.15*DAC以下の、または0.1*DAC以下の、または0.05*DAC以下の、または0.01*DACの距離まで延在している、実施形態6に記載の流体マニホールド。
【0086】
実施形態8. エルボ・ベンドは、直角を有しており、エルボ・ベンドは、鋭角を有しており、エルボ・ベンドは、鈍角を有している、実施形態6に記載の流体マニホールド。
【0087】
実施形態9. プライマリー・チャネルの軸線は、補助チャネルのうちの少なくとも1つの軸線に対して垂直になっている、実施形態6に記載の流体マニホールド。
【0088】
実施形態10. 圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポート弁であり、プライマリー・チャネル出口ポート弁は、流体マニホールドの本体部に沿って配設されており、プライマリー・チャネル出口ポート弁が閉位置になっているときに、流体フローがプライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中へ流れないように制限されるようになっている、実施形態1に記載の流体マニホールド。
【0089】
実施形態11. 圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポートにおいて流体マニホールドの本体部に沿って配設されている、実施形態1および10のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0090】
実施形態12. 圧縮弁領域は、流体マニホールドの本体部に沿って配設されており、圧縮弁領域が閉位置になっているときに、プライマリー・チャネルから外へ補助チャネルの中への流体フローを制限する弁領域の圧縮された部分が、プライマリー・マニホールド・コンポーネントの内部壁部と概して同一平面上になるようになっている、実施形態1、10、および11のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0091】
実施形態13. 圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、閉位置になっているときに、圧縮弁領域の長さに広がるプライマリー・チャネルの領域が、約0.5以下の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)を有するようになっており、ここで、LDSF=|ACPPC-ACPCR|/ACPPCであり、ここで、ACPPCは、本体部の近位端部と本体部の遠位端部との間のプライマリー・チャネルの平均断面外周に等しく、ここで、ACPCRは、圧縮弁領域の長さに広がるプライマリー・チャネルの平均断面外周に等しい、実施形態1、10、11、および12のいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0092】
実施形態14. 圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、閉位置になっているときに、圧縮弁領域の長さに広がるプライマリー・チャネルの領域が、約0.45の、または0.4の、または0.35の、または0.3の、または0.25の、または0.2の、または0.15の、または0.1の、または0.01の長手方向デッド・スペース・ファクター(LDSF)を有するようになっている、実施形態8に記載の流体マニホールド。
【0093】
実施形態15. 圧縮弁領域は、約20N以下の、または約19N以下の、または約18N以下の、または約17N以下の、または約16N以下の、または約15N以下の、または約14N以下の、または約13N以下の、または約12N以下の、または約11N以下の、または約10N以下の、または約9N以下の、または約8N以下の、または約7N以下の、または約6N以下の、または約5N以下の主張される圧力の下で、閉位置になるように構成されている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0094】
実施形態16. 圧縮弁領域は、平均厚さATCVRを有しており、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、平均厚さATPMCを有しており、ATCVRは、ATPMCとは異なっている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0095】
実施形態17. 圧縮弁領域ATCVRの平均厚さは、0.9ATPMC以下に、または0.8ATPMC以下に、または0.7ATPMC以下に、または0.6ATPMC以下に、または0.5ATPMC以下に、または0.4ATPMC以下に、または0.3ATPMC以下に、または0.2ATPMC以下になっている、実施形態16に記載の流体マニホールド。
【0096】
実施形態18. 圧縮弁領域は、平均引張強度TSCRを有しており、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、平均引張強度TSPMCを有しており、TSCRは、TSPMCとは異なっている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0097】
実施形態19. 圧縮弁領域の平均引張強度TSCRは、0.9TSPMC以下に、または0.8TSPMC以下に、または0.7TSPMC以下に、または0.6TSPMC以下に、または0.5TSPMC以下に、または0.4TSPMC以下に、または0.3TSPMC以下に、または0.2TSPMC以下になっている、実施形態18に記載の流体マニホールド。
【0098】
実施形態20. 圧縮弁領域は、平均密度DNCRを有しており、プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、平均密度DNPMCを有しており、DNCRは、DNPMCとは異なっている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0099】
実施形態21. 圧縮弁領域DNCRの平均密度は、0.9DNPMC以下に、または0.8DNPMC以下に、または0.7DNPMC以下に、または0.6DNPMC以下に、または0.5DNPMC以下に、または0.4DNPMC以下に、または0.3DNPMC以下に、または0.2TCPMC以下になっている、実施形態20に記載の流体マニホールド。
【0100】
実施形態22. 圧縮弁領域およびプライマリー・マニホールド・コンポーネントは、個別の形状で構成されている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0101】
実施形態23. 圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントの中へ延在する陥凹部を含む、実施形態22に記載の流体マニホールド。
【0102】
実施形態24. 圧縮弁領域は、プライマリー・マニホールド・コンポーネントから外へ突出する隆起部を含む、実施形態22に記載の流体マニホールド。
【0103】
実施形態25. プライマリー・チャネルは、デッド・ゾーンを有していない、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0104】
実施形態26. プライマリー・チャネルは、直線的になっている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0105】
実施形態27. プライマリー・チャネルは、補助チャネルのそれぞれの直径よりも大きい内径を有している、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0106】
実施形態28. プライマリー・チャネルは、補助チャネルのそれぞれの直径に等しい内径を有している、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0107】
実施形態29. プライマリー・チャネルは、平均直径DPCを有しており、また、本体部の近位端部と本体部の遠位端部との間でその長さに沿って第1の軸線を有しており、補助チャネルは、平均直径DACを有しており、また、その長さに沿って第2の軸線を有しており、流体マニホールドは、少なくとも0.01、または少なくとも0.05、または少なくとも0.1、または少なくとも0.2、または少なくとも0.3、または少なくとも0.4、または少なくとも0.5、または少なくとも0.6、または少なくとも0.7、または少なくとも0.8、または少なくとも0.9のDPC/DACの比を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0108】
実施形態30. 流体マニホールドは、0.99以下の、または0.9以下の、または0.8以下の、または0.7以下の、または0.6以下の、または0.5以下の、または0.4以下の、または0.3以下の、または0.2以下の、または0.1以下の、または0.05以下のDDC/DACの比を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0109】
実施形態31. プライマリー・チャネルは、少なくとも1mmの、または少なくとも2mmの、または少なくとも5mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも30mmの、または少なくとも35mmの、または少なくとも40mmの、または少なくとも45mmの、または少なくとも50mmの、または少なくとも55mmの、または少なくとも60mmの、または少なくとも65mmの、または少なくとも70mmの、または少なくとも75mmの、または少なくとも80mmの、または少なくとも85mmの、または少なくとも90mmの、または少なくとも95の平均直径DDCを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0110】
実施形態32. プライマリー・チャネルは、100mm、以下の、または95mm以下の、または90mm以下の、または85mm以下の、または80mm以下の、または75mm以下の、または70mm以下の、または65mm以下の、または60mm以下の、または55mm以下の、または50mm以下の、または45mm以下の、または40mm以下の、または35mm以下の、または30mm以下の、または25mm以下の、または20mm以下の、または15mm以下の、または10mm以下の、または5mm以下の、または2mm以下の平均直径DDCを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0111】
実施形態33. 少なくとも1つの補助チャネルは、少なくとも1mmの、または少なくとも2mmの、または少なくとも5mmの、または少なくとも10mmの、または少なくとも15mmの、または少なくとも20mmの、または少なくとも25mmの、または少なくとも30mmの、または少なくとも35mmの、または少なくとも40mmの、または少なくとも45mmの、または少なくとも50mmの、または少なくとも55mmの、または少なくとも60mmの、または少なくとも65mmの、または少なくとも70mmの、または少なくとも75mmの、または少なくとも80mmの、または少なくとも85mmの、または少なくとも90mmの、または少なくとも95mmの平均直径DACを有している、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0112】
実施形態34. 少なくとも1つの補助チャネルは、100mm以下の、または95mm以下の、または90mm以下の、または85mm以下の、または80mm以下の、または75mm以下の、または70mm以下の、または65mm以下の、または60mm以下の、または55mm以下の、または50mm以下の、または45mm以下の、または40mm以下の、または35mm以下の、または30mm以下の、または25mm以下の、または20mm以下の、または15mm以下の、または10mm以下の、または5mm以下の、または2mm以下の平均直径DACを有している、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0113】
実施形態35. プライマリー・チャネルは、円形断面を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0114】
実施形態36. プライマリー・チャネルは、非円形断面を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0115】
実施形態37. 補助チャネルは、円形断面を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0116】
実施形態38. 補助チャネルは、非円形断面を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0117】
実施形態39. 流体マニホールドは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、上記実施形態うちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0118】
実施形態40. 遠位サポートは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、上記実施形態うちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0119】
実施形態41. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0120】
実施形態42. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、ポリエステル、接着変性ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド、またはステンレス鋼を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0121】
実施形態43. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、ワイヤーまたはストランドを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0122】
実施形態44. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、編組ワイヤーまたは編組ストランドを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0123】
実施形態45. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われている、上記実施形態うちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0124】
実施形態46. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、ポリマー、熱可塑性物質、たとえば、ポリプロピレンなどを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0125】
実施形態47. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、熱可塑性物質を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0126】
実施形態48. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、ポリプロピレンを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0127】
実施形態49. アッセンブリは、流体マニホールドのプライマリー・チャネルにオーバーモールドされたプライマリー・チューブをさらに含む、実施形態2に記載の流体マニホールド・アッセンブリ。
【0128】
実施形態50. アッセンブリは、流体マニホールドのプライマリー・チャネルにオーバーモールドされたプライマリー・チューブをさらに含む、実施形態2に記載の流体マニホールド・アッセンブリ。
【0129】
実施形態51. アッセンブリは、少なくとも1つの補助チャネルのそれぞれにオーバーモールドされた補助チューブをさらに含む、実施形態2に記載の流体マニホールド・アッセンブリ。
【0130】
実施形態52. チューブのそれぞれは、ポリマーを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0131】
実施形態53. チューブのそれぞれは、熱可塑性物質、熱硬化性物質、エラストマー、熱可塑性エラストマー、またはエンジニアリング熱可塑性エラストマーを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0132】
実施形態54. チューブのそれぞれは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0133】
実施形態55. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0134】
実施形態56. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、ポリエステル、接着変性ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド、またはステンレス鋼を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0135】
実施形態57. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、ワイヤーまたはストランドを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0136】
実施形態58. 流体マニホールドは、埋め込み補強材料を含み、補強材料は、編組ワイヤーまたは編組ストランドを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0137】
実施形態59. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われている、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0138】
実施形態60. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、ポリマー、熱可塑性物質、たとえば、ポリプロピレンなどを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0139】
実施形態61. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、熱可塑性物質を含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0140】
実施形態62. 流体マニホールドは、補強シェルによって覆われており、補強シェルは、ポリプロピレンを含む、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の流体マニホールド。
【0141】
先述の実施形態のものは、従来技術からの逸脱を表している。特に、本明細書で説明されている流体マニホールド、および、流体マニホールドを作製する方法は、当技術分野において以前は認識されていない特徴の組み合わせを含み、性能改善を促進させる。そのような特徴は、それに限定されないが、流体マニホールドの中の過剰なスペースまたはデッド・スペースを排除する場所において、とりわけ、マニホールドの補助出口ポートの近くのまたはそれに隣接する場所において、流体マニホールドの本体部の中の圧縮弁領域の包含を含むことが可能である。本明細書で説明されている流体マニホールドは、従来技術のマニホールドを上回る注目すべき予想外の改善を実証した。とりわけ、それらは、改善した流体フロー、低減した流体停滞、低いコスト、耐久性、製造のしやすさ、および、使用のしやすさを示した。
【0142】
全体的な説明の中に上記に説明されている活動のすべてが必要とされるわけではないということ、特定の活動の一部分は必要とされない可能性があるということ、および、説明されているものに加えて1つまたは複数のさらなる活動が実施され得るということに留意されたい。さらには、活動が列挙されている順序は、必ずしも、それらが実施される順序であるわけではない。
【0143】
利益、他の利点、および、課題に対する解決策が、特定の実施例に関して上記に説明されてきた。しかし、利益、利点、課題に対する解決策、ならびに、任意の利益、利点、または解決策が起こることまたはより顕著になることを引き起こすことができる任意の特徴は、任意のまたはすべての請求項の重要な、必要な、または必須の特徴として解釈されるべきではない。
【0144】
本明細書、および、本明細書で説明されている実施例の図示は、さまざまな実施例の構造の一般的な理解を提供することが意図されている。本明細書および図示は、本明細書で説明されている構造または方法を使用する装置およびシステムのエレメントおよび特徴のすべての徹底的なおよび包括的な説明としての役割を果たすことを意図していない。また、別個の実施例が、単一の実施例の中に組み合わせて提供され得り、逆に、簡潔化のために単一の実施例の文脈において説明されているさまざまな特徴が、また、別個にまたは任意のサブコンビネーションで提供され得る。さらに、範囲で記述されている値への参照は、その範囲の中のそれぞれの値およびすべての値を含む。多くの他の実施例が、この明細書を読んだ後にのみ、当業者に明らかになり得る。他の実施例が、本開示から使用および導出され得り、構造的置換、論理的置換、または別の変更が、本開示の範囲から逸脱することなく行われ得るようになっている。したがって、本開示は、制限的なものであるというよりもむしろ例示目的のものとして見なされるべきである。
図1A
図1B
図1C
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図5F
図5G
図5H
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2024-03-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部を含む流体マニホールドであって、前記本体部は、
近位端部と、
遠位端部と、
プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、前記本体部の前記近位端部から前記本体部の前記遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、
少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、前記少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記プライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、
前記本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、前記少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、前記閉位置になっているときには、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域とを含み、
前記圧縮弁領域の平均厚さAT CVR は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントの平均厚さAT PMC の0.9以下であり、
前記流体マニホールドは、補強シェルによって覆われている、
流体マニホールド。
【請求項2】
流体マニホールド・アッセンブリであって、前記流体マニホールド・アッセンブリは、
本体部を含む流体マニホールドと、
クランピング・コンポーネントと
を含み、
前記本体部は、
近位端部と、
遠位端部と、
プライマリー・マニホールド・コンポーネントであって、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントは、前記本体部の前記近位端部から前記本体部の前記遠位端部へ延在しており、プライマリー・チャネルを囲んでいる、プライマリー・マニホールド・コンポーネントと、
少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントであって、前記少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントは、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントから分岐しており、プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記プライマリー・チャネルに接続された補助チャネルを囲んでいる、少なくとも1つの補助マニホールド・コンポーネントと、
前記本体部に沿って配設されている少なくとも1つの圧縮弁領域であって、前記少なくとも1つの圧縮弁領域は、開位置と閉位置との間で動作可能であり、前記閉位置になっているときには、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れること、および、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れることのうちの少なくとも1つを制限されるようになっている、少なくとも1つの圧縮弁領域とを含み、前記圧縮弁領域の平均厚さAT CVR は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントの平均厚さAT PMC の0.9以下であり、
前記クランピング・コンポーネントは、前記流体マニホールドの前記少なくとも1つの圧縮弁領域のそれぞれに配設され、
前記流体マニホールドは、補強シェルによって覆われている、
流体マニホールド・アッセンブリ。
【請求項3】
前記圧縮弁領域は、プライマリー圧縮マニホールド弁であり、前記プライマリー圧縮マニホールド弁は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、流体フローが前記プライマリー・チャネルを通って流れないように制限されるようになっている、請求項1に記載の流体マニホールド。
【請求項4】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・チャネル出口ポートと前記本体部の前記遠位端部との間に前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されている、請求項1および3のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項5】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、前記補助チャネルが前記プライマリー・チャネルと概して同じ境界内にあるようになっている、請求項に記載の流体マニホールド。
【請求項6】
前記プライマリー・チャネルは、平均直径DPCを有しており、また、前記本体部の前記近位端部と前記本体部の前記遠位端部との間でその長さに沿って第1の軸線を有しており、前記補助チャネルは、平均直径DACを有しており、また、その長さに沿って第2の軸線を有しており、前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントに沿って配設されており、前記閉位置になっているときに、前記プライマリー・チャネルおよび前記補助チャネルが交差し、屈曲部を形成するようになっており、前記屈曲部は、所定の球体によって画定される体積の中に含有されており、前記球体は、DPCおよびDACのうちの大きい方に等しい直径を有しており、前記球体は、前記第1の軸線および前記第2の軸線の交差部において中心を合わせられている、請求項に記載の流体マニホールド。
【請求項7】
前記屈曲部は、直角を有しており、前記屈曲部は、鋭角を有しており、前記屈曲部は、鈍角を有している、請求項6に記載の流体マニホールド。
【請求項8】
前記圧縮弁領域は、プライマリー・チャネル出口ポート弁であり、前記プライマリー・チャネル出口ポート弁は、前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されており、前記プライマリー・チャネル出口ポート弁が前記閉位置になっているときに、流体フローが前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中へ流れないように制限されるようになっている、請求項1に記載の流体マニホールド。
【請求項9】
前記圧縮弁領域は、前記プライマリー・チャネル出口ポートにおいて前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されている、請求項1および8のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項10】
前記圧縮弁領域は、前記流体マニホールドの前記本体部に沿って配設されており、前記圧縮弁領域が前記閉位置になっているときに、前記プライマリー・チャネルから外へ前記補助チャネルの中への流体フローを制限する前記圧縮弁領域の圧縮された部分が、前記プライマリー・マニホールド・コンポーネントの内部壁部と概して同一平面上になるようになっている、請求項に記載の流体マニホールド。
【請求項11】
前記流体マニホールドは、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、請求項1および2のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【請求項12】
前記遠位端部は、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、軟質ポリ塩化ビニル(fPVC)、ポリアルキルシロキサン、ジメチルシロキサン、ジエチルシロキサン、ジプロピルシロキサン、メチルエチルシロキサン、メチルプロピルシロキサン、ポリジアルキルシロキサン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリプロピレン、またはポリ[フッ化ビニリデン](PVDF)を含む、請求項1および2のいずれか一項に記載の流体マニホールド。
【外国語明細書】