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特開2024-79728圧力噴射方式を有する携帯型化粧液噴射装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024079728
(43)【公開日】2024-06-11
(54)【発明の名称】圧力噴射方式を有する携帯型化粧液噴射装置
(51)【国際特許分類】
   A45D 34/04 20060101AFI20240604BHJP
   B65D 83/00 20060101ALI20240604BHJP
【FI】
A45D34/04 550
B65D83/00 G
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024041325
(22)【出願日】2024-03-15
(62)【分割の表示】P 2022575360の分割
【原出願日】2021-05-17
(31)【優先権主張番号】10-2020-0070787
(32)【優先日】2020-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522475199
【氏名又は名称】蔡 洙 完
【氏名又は名称原語表記】CHAE, Su Wan
【住所又は居所原語表記】104-2601, 26, Gwangmyeongyeok-ro Gwangmyeong-si Gyeonggi-do 14349 Republic of Korea
(71)【出願人】
【識別番号】522475203
【氏名又は名称】白 鉉 東
【氏名又は名称原語表記】BACK, Hyun Dong
【住所又は居所原語表記】104-1201, 11, Misan-ro 100beon-gil Siheung-si Gyeonggi-do 14944 Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】蔡 洙 完
(72)【発明者】
【氏名】白 鉉 東
(57)【要約】      (修正有)
【課題】涙液なしに使うことができ、構造が簡単で、耐久性が向上した携帯型化粧液噴射装置を提供する。
【解決手段】バッテリーによって起動するコンプレッサーを内蔵した噴射装置本体と、噴射装置本体の上端に結合され、液状の化粧品を収納する貯液タンク、コンプレッサーによって発生した空気圧を用いて貯液タンクに収納された化粧品を噴霧するノズル部、貯液タンクを被せるための上部ケースからなる上部ユニットとを含み、ノズル部は上部に液流入孔が設けられ、中心には液流入孔と連通している管路が横方向に設けられている噴射管体と、噴射管体の管路に挿入された状態で水平方向にピストン運動しながら管路を選択的に開閉するピストンと、ピストンに連結される動作スイッチと、噴射管体の先端を取り囲むように後端が噴射管体の先端に螺合し、空気圧を用いて管路に負圧を発生させ、先端の中心部に液噴射孔が設けられているノズルキャップとを含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリーによって起動する空圧発生機構を内蔵している噴射装置本体と、前記噴射装置本体の上端に結合されるものであって、液状の化粧品を収納するための貯液タンク、及び前記空圧発生機構によって発生した空気圧を用いて、前記貯液タンクに収納された化粧品を引き出して一方向に噴霧するノズル部を含む上部ユニットと、を含み、
前記貯液タンクは、
化粧液の噴出の際に真空圧が発生しないようにすることで、化粧液が円滑に噴出されるように設けられる空気流入孔と、
化粧液が排出される排液口と、
一端は前記空気流入孔に連結され、他端は前記貯液タンクの内部または外部に延びる排圧管と、を含むことを特徴とする、携帯型化粧液噴射装置。
【請求項2】
前記排圧管は貯液タンクの内部に延び、「U」字形に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の携帯型化粧液噴射装置。
【請求項3】
前記上部ユニットは、
上端には栓カバーが設けられ、前方にはスライド式で開放するノズルカバーが設けられる上部ケースと、
前記上部ケースの前方に設けられるノズルカバースイッチと、
前記上部ケースの後方に設けられるメイン作動スイッチと、を含み、
前記栓カバーはヒンジ方式で回転しながら開放するように前記上部ケースに設けられ、前記上部ケースの内部に設けられる磁石の磁力によって前記上部ケースにくっついて固定されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯型化粧液噴射装置。
【請求項4】
前記ノズル部の噴射管路上には、それぞれ空気は通過するが、液状物質は常温及び大気圧の条件では通過することができないようにするグラフェン(Graphene)からなった濾過膜が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の携帯型化粧液噴射装置。
【請求項5】
前記濾過膜は、10~50μmの微細通孔を有することを特徴とする、請求項4に記載の携帯型化粧液噴射装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は化粧液噴射装置に関するものであり、より詳しくは涙液なしにきれいに使うことができ、構造が簡単であり、耐久性が向上した圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
美容のために使用する化粧品は皮膚に直接適用するものであるので、皮膚健康に敏感な作用をする。近来には、環境、食生活またはストレスの問題による皮膚トラブルで苦労している女性が多い。それで、皮膚管理の重要性がもっと高くなっており、よって多様な種類の化粧品または皮膚保護剤が市中に提案されている。
【0003】
近来、液状になっており、皮膚に直接適用することで、保湿、皮膚美容、皮膚健康の効果を同時に得ようとする化粧品が開発された。このような液状の化粧品は、皮膚吸収力を高めるために、微細粒子状態で顔面に噴射する化粧液噴射装置を介して皮膚に適用される。
【0004】
化粧液噴射装置のうちには、空気圧を発生させる小型コンプレッサーを内蔵しているものがある。これは、圧縮空気とともに化粧品を噴射することで、化粧品の消耗を減らし、微粒化することにより、化粧品の使用効果を高めるのに役立つ。普通の場合、健康に有益な有効成分を含んでいる液状の化粧品がこのような化粧液噴射装置を介して皮膚に供給される。
【0005】
従来の噴射式化粧品供給装置は、使用過程で一滴または二滴ずつ涙液が発生して使用上の不便さがあった。特に、密閉した化粧品カプセルから化粧品を引き出すためには空気孔を設けているが、この空気孔を通して涙液現象が発生した。化粧品の涙液が発生する場合、異物が付いたり、化粧品が消耗したりハンドバッグ内の他の物品に付いたりする。また、使用の際に唾を飛ばすように滴状に凝集して噴出される場合もあるので、使用上の不便さがあった。
【0006】
圧縮空気式化粧液噴射装置として、韓国特許出願第10-2017-0023673号がある。これによれば、使用の際に本体から分離されなければならないキャップを含む場合が多い。この場合、キャップを管理する不便さがある。すなわち、使用の都度キャップを分離し、使用の終了後に再びキャップを閉めなければならない使用上の不便さがある。
【0007】
また、従来の噴射装置はピン状のノズルを後ろに引いてノズル孔を開放する方式であるので、使用の時点及び終点に化粧液が液滴状として噴出される問題があった。すなわち、微粒子状として噴出されることができず、唾を吐くように凝集状として噴出される問題があった。
【0008】
このように、従来の化粧液噴射装置は様々な不便さを持っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このような問題に鑑み、本発明の目的は改善された圧力噴射方式の化粧液噴射装置を提供することにある。より具体的には、使用過程や携帯過程で一滴または二滴ずつ涙液が発生する現象がなく、ノズル部位をカバーするキャップが別にないので、キャップを分離したり結合したりする不便さがなく、耐久性が向上しており、使用の際に化粧品の粒子を細く維持させることができるなど、多方面に改善された圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的は、バッテリーによって起動するコンプレッサーを内蔵している噴射装置本体と、前記噴射装置本体の上端に結合されるものであって、液状の化粧品を収納するための貯液タンク、前記コンプレッサーによって発生した空気圧を用いて、前記貯液タンクに収納された化粧品を引き出して一方向に噴霧するノズル部、及び前記貯液タンクを被せるための上部ケースからなる上部ユニットと、を含み、
【0011】
前記ノズル部は、
上部に液流入孔が設けられており、中心には前記液流入孔と連通している管路が横方向に設けられている噴射管体と、前記噴射管体の管路に挿入された状態で水平方向に弾性的にピストン運動しながら前記管路を選択的に開閉するピストンと、前記ピストンに連結される動作スイッチと、
【0012】
前記噴射管体の先端を取り囲むように後端が前記噴射管体の先端に螺合するものであって、前記コンプレッサーによって発生した空気圧を用いて前記管路に負圧を発生させ、先端の中心部に液噴射孔が設けられているノズルキャップとを含むことを特徴とする携帯型化粧液噴射装置によって達成される。
【0013】
本発明の他の特徴によれば、前記ピストンには面積が拡張するピストンヘッドが設けられ、前記管路上には、ピストンヘッドが着座することができるピストンシートが設けられ、前記ピストンは、前記ピストンヘッドが前記ピストンシートに密着する方向に弾性力を受ける。
【0014】
本発明の他の特徴によれば、前記ピストン中間部に円周方向に沿って凹溝が設けられており、前記ピストンは、一端は前記凹溝に向かって開放しており、他端は前記管路に向かって開放している連結孔が設けられており、前記ピストンには、前記凹溝を中心に前後方に水密のためのOリングが設けられることができる。
【0015】
前記噴射装置本体の上端に形成される上部ケースがキャップ状に被せられ、前記上部ケースは、ガイドフックによって一定の区間内でのみ上下方向にスライドしながら開放し、前記上部ケースは、閉まった状態では前記ノズルキャップの液噴射孔を遮り、上昇して開放した状態では前記液噴射孔を開放するように設けられることができる。
【0016】
本発明のさらに他の特徴によれば、前記貯液タンクは、
化粧液の噴出の際に真空圧が生じないようにすることにより化粧液が円滑に噴出されることができるように設けられる空気流入孔と、化粧液が排出される排液口と、一端は前記空気流入孔に連結され、他端は前記貯液タンクの内部に延びる排圧管とを含み、
【0017】
前記上部ケースの内面には、前記空気流入孔を選択的に開閉するための涙液防止パッドが固定的に設けられることを特徴とする携帯型化粧液噴射装置によって達成される。
【発明の効果】
【0018】
このような構成によれば、使用過程や携帯過程で一滴または二滴ずつ涙液が発生する現象がなく、ノズル部位をカバーするキャップが別にないので、キャップを分離したり結合したりする不便さがなく、簡単な組立性によって製作コストを節減することができ、使用の際に化粧品の粒子を細く維持させて使用感を向上させる圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置が提供される。
【0019】
本発明によれば、ピストン運動によって管路を選択的に開放する方式であるので、化粧液が凝集状として噴出される問題を解消することができる携帯型化粧液噴射装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施例による携帯型化粧液噴射装置の斜視図である。
図2】本発明の実施例による携帯型化粧液噴射装置の使用状態を示す斜視図である。
図3図1のA-A線に沿って取った概略断面図である。
図4図1のA-A線に沿って取った使用状態の断面図である。
図5図1のA-A線に沿って取った一部分解断面図である。
図6】本発明の他の実施例による図3に対応する断面図である。
図7図1のB-B線に沿って取った概略断面図で、使用状態を示す図である。
図8】本発明の実施例による携帯型化粧液噴射装置の貯液タンク及びノズル部の一部分解斜視図である。
図9】本発明の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の斜視図である。
図10】本発明の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の使用状態を示す斜視図である。
図11図10のA-A線に沿って取った概略断面図である。
図12図11のB-B線に沿って取った概略断面図である。
図13】本発明の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の貯液タンク及びノズル部の一部分解斜視図である。
図14】本発明の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の貯液タンクの作用を説明するための構成図である。
図15】本発明の他の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の断面構成図である。
図16】本発明のさらに他の実施例による圧力噴射方式の携帯型化粧品噴射装置の貯液タンクの断面構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付図面の図1図8を参照して本発明の具体的な内容を詳細に説明する。
【0022】
本発明による圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置(以下、「化粧液噴射装置」という)は、噴射装置本体1と、前記噴射装置本体1の上端に結合される上部ユニット3とを含んでなる。噴射装置本体1の下部にはサービスユニット5がオプションとして付加されることができる。
【0023】
噴射装置本体の内部には、充電式バッテリー7と、制御回路9と、コンプレッサー11とが設けられる。噴射装置本体1には、バッテリー充電のための充電端子が設けられることができる。コンプレッサー(compressor)11は小型のものであり、圧縮空気を発生させてノズル部に供給するものである。このような構成は従来のものと違いない。
【0024】
上部ユニット3は噴射装置本体1の上部に結合される。ネジ式結合も可能であり、ワンタッチ式結合も可能である。
【0025】
上部ユニット3は、液状の化粧品を収納するための貯液タンク13と、前記コンプレッサー11によって発生した空気圧を用いて、前記貯液タンク13に収納された液状の化粧品Cを引き出して一方向に噴霧するノズル部15と、貯液タンク13を覆って取り囲むための上部ケース17とを含む。
【0026】
貯液タンク13は上広下狭の漏斗状になっており、排液口13aはその最下端に、特に底板に設けられる。貯液タンク13の後方側壁には、内容物の残量を確認することができるようにするための透視窓が設けられることができる。
【0027】
前記ノズル部15は、噴射管体19、ピストン21、動作スイッチ23、及びノズルキャップ25を含む。
【0028】
噴射管体19は液が排出される通路になる管路27を提供するためのものである。噴射管体の後方上部には、貯液タンク13から排出される液が流入する液流入孔19aが設けられている。管路27は前記液流入孔19aと連通しており、噴射管体19の長手方向に沿って横方向に設けられている。
【0029】
ピストン21は噴射管体の管路27に挿入された状態で水平方向に弾性的にピストン運動しながら管路を選択的に開閉する。
【0030】
動作スイッチ29がピストン21に連結される。動作スイッチ29はピストン21の後端に一体型にまたは組立型に設けられることができる。動作スイッチ29は外部に露出されるように設けられることができ、上部ケース17が閉まった状態では動作することができないようにロッキングされることができる。このために、動作スイッチには係合溝33が設けられ、上部ケース17は閉まった状態、すなわち下降した状態でこの係合溝33に係合されている。上部ケース17が開いた状態、すなわち上昇した状態では動作スイッチ23が作動することができる。動作スイッチ23を押すことにより、ピストン21が管路27を開放し、コンプレッサー11が作動し始める。電気的スイッチW1、W2が動作スイッチ23と連動することができる。
【0031】
ノズルキャップ25が噴射管体の先端19bを取り囲むように、後端が前記噴射管体の先端と螺合する。ノズルキャップ25は円錐状になっている。
【0032】
ノズルキャップ25は、コンプレッサー11によって発生した空気圧によって管路27に真空圧が生ずるようにする。ノズルキャップ25の先端中心部には、最終に化粧液が噴射される出口になる液噴射孔25aが設けられている。
【0033】
以下、ピストン21の作動によって管路27を選択的に開閉する実施例を説明する。
【0034】
ピストン21には面積が拡張するピストンヘッド35が設けられる。
【0035】
管路27上には、ピストンヘッド35が着座することができるピストンシート37が設けられる。ピストン21は、ピストンヘッド35が前記ピストンシート37に密着する方向に弾性力を受ける。このために、一端はピストン21に直間接的に連結され、他端は噴射管体19の後端に支持されるコイルスプリング39が備えられる。
【0036】
ピストン21のステム21a部分にはOリング41が設けられることで、液が噴射管体19の後方に流出することができないようにする。
【0037】
図示のように、ピストンヘッド35は皿ネジの頭部と類似しているが、多様な形態に変形可能である。
【0038】
以下、本発明の実施例による貯液タンク13及びその設置構造を説明する。
【0039】
貯液タンク13は、化粧液Cの噴出の際に真空圧が生じないことによって化粧液が円滑に噴出されるように設けられる空気流入孔53、化粧液Cが排出される排液口13a、及び一端は空気流入孔53に連結され、他端は貯液タンク13の内部に延びる排圧管55を含む。
【0040】
そして、上部ケース17の内面には、空気流入孔53を選択的に開閉するための第2涙液防止パッド57が固定的に設けられる。
【0041】
以下、噴射装置本体1の上端に設けられる上部ケース17の設置構造及び作動状態を主に図7を参照して説明する。
【0042】
上部ケース17はキャップ状で貯液タンク13の周囲に被せられる。噴射装置本体1には、対称状にガイドフック47が上方に突設される。ガイドフック47の外側面には上下に長くガイド溝47aが設けられている。上部ケース17の内側壁下部には係止突起49が突設され、この係止突起49はガイド溝47aに挿入される。上部ケース17はこのガイド溝47aの長さに対応する区間で上下方向にスライドすることができる。
【0043】
閉まっている上部ケース17が閉まった状態を維持し、かつ一旦開いた状態では開いた状態を維持することができるように磁石体M1、M2が各部位に設けられることができる。
【0044】
上部ケース17は閉まった状態では前記ノズルキャップの液噴射孔25aを遮断し、上昇して開いた状態では前記液噴射孔25aを開放するように設けられる。そして、上部ケース17の前方内側面には、液噴射孔25aの前方に第1涙液防止パッド51が固定的に設けられる。
【0045】
以下、本発明の他の実施例を図6に基づいて説明する。本実施例によれば、ピストン21’の中間部に円周方向に沿って凹溝43が設けられている。また、ピストン21’には、一端は前記凹溝43に向かって開いており、他端は管路27に向かって開いている連結孔45が設けられている。ピストン21’には、前記凹溝43を中心に前後方に水密のためのOリング41、41’が設けられることができる。管路27はシリンダーの役割を果たす。
【0046】
動作スイッチ23を押せば、凹溝43が液流入孔19aの直下部に位置するようになり、よって液が管路27に沿って流出することができるようになる。
【0047】
上部ケース17には、化粧液の補充の際に開くことができる上部蓋29が設けられている。この上部蓋29はヒンジ式で開放し、磁石体M1、M2によって容易に開放することができ、安定的に固定されることができる。
【0048】
以下、本発明のさらに他の実施例を図8に基づいて説明する。
【0049】
本実施例は貯液タンクの栓59に関するものである。貯液タンクに化粧液を補充するときは、この栓59を開けて液投入口13bを開放する。化粧液を補充した後、この栓59を閉める場合、貯液タンク13の内部に圧力が発生する。本実施例は、圧力によって化粧液が一滴または二滴ずつ外部に噴出される問題を解消するためのものである。
【0050】
本実施例によれば、栓59は液投入口13bに挿入されて固定される。栓59の一端下部にはエア抜きピン61が設けられる。貯液タンク13の上板には、液投入口13bと、そのそばにエア抜きピン61が挿入されるエア抜きホール62とが設けられる。栓を挿入する過程でエア抜きピン61を後で挿入すれば、エア抜きホール62を通して空気が貯液タンク13の外に排出される。よって、貯液タンク13には圧力が増加しない。結果として、ノズル部15を通して液が噴出される可能性は極めて低くなる。
【0051】
以下、本発明のさらに他の実施例を説明する。
【0052】
本発明のさらに他の実施例によれば、ノズルキャップが噴射管体19と結合する構造に特徴がある。ノズルキャップ25の結合部は、ネジ部63と直線部65とから構成されている。ノズルキャップ25の噴射管体の先端間の位置関係は噴射品質に非常に敏感である。本発明によれば、ノズルキャップ25が噴射管体19のセンター(center)と正確に合うようにする構成を提供する。直線部65が最小限の公差でスリーブのようにガイドの役割を果たすとともに噴射管体19に結合して中心点に位置するようにする。螺合の場合には組立誤差があるが、このノズルキャップの直線部65は組立公差を無くすことで、長時間の使用にも粒子状態を最初の状態のように良く維持する役割を果たす。すなわち、装置の耐久性向上に寄与する。
【0053】
本発明のさらに他の実施例によれば、赤外線ランプ67がノズルキャップの周囲に設けられることができる。これは、化粧液を加熱することで、皮膚に適用するとき、冷たい感じを無くすことができ、皮膚に赤外線を供給して化粧液の効果を倍加させる役割を果たす。赤外線ランプ67はリング状になっており、ノズルキャップの外周を取り囲むように設けられることができる。
【0054】
以下、本発明の他の形態を図9図16を参照して説明する。
【0055】
本発明による圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置(以下、「化粧液噴射装置」という)は、噴射装置本体1と、前記噴射装置本体1の上端に結合される上部ユニット3とを含んでなる。噴射装置本体1の下部にはサービスユニット5がオプションとして付加されることができる。
【0056】
噴射装置本体の内部には、充電式バッテリー7と、制御回路9と、空圧発生機構11とが設けられる。噴射装置本体1には、バッテリー充電のための充電端子が設けられることができる。空圧発生機構11は小型コンプレッサーであり、圧縮空気を発生させてノズル部に供給するものである。
【0057】
噴射装置本体の内部には、充電式バッテリー7と、制御回路9と、空圧発生機構11とが設けられる。噴射装置本体1には、バッテリー充電のための充電端子が設けられることができる。空圧発生機構11は小型コンプレッサー(compressor)であり、圧縮空気を発生させてノズル部に供給するものである。
【0058】
本発明の重要な特徴は貯液タンク13にある。貯液タンク13は、タンク本体16と、タンク本体16の上板16-1に設けられる空気流入孔39と、その内部に設けられる排圧管20とを含む。
【0059】
空気流入孔39は、化粧液の噴出の際に真空圧が生じないようにすることで、化粧液が円滑に噴出されるように設けられるものであり、一つが存在する。
排液口13aは化粧液が排出される孔であり、タンク本体16の下端に設けられ、ノズル27と連結される。
【0060】
空気流入孔39及び排液口13aは従来にもある構成要素である。タンク本体16の上板16-1に液投入口16-2が設けられ、この液投入口16-2には栓38が挿入されている。
【0061】
排圧管20は、一端が空気流入孔39に連結され、他端はタンク本体16の内部に延びる。排圧管20の連結のために、空気流入孔39に、図示のように、貯液タンクの内部に突出したニップルが設けられることができる。排圧管20を取り付ける方法は多様であり得る。排圧管20をタンク本体16の外部に少し突出するように結合して接着剤で固定させることもできる。
【0062】
本発明の実施例によれば、排圧管20は「U」字形に取り付けられ、屈曲した部分がタンク本体16の底板16-3の上面に接する長さを有することができる。排圧管20は対角線形に前記貯液タンク13に設けられ、他端はタンク本体16の上板16-1の底面に近接するように設けられている。そして、排圧管20の遊動防止のために、排圧管20の端部はタンク本体16の内壁に設けられるホルダー20-1に固定させることができる。
【0063】
本発明の実施例によれば、排圧管20は、設置の便宜のために、貯液タンク13の外部に延びるように設けられることもできる。排圧管20は細いチューブ状になっており、シリコン、ゴムその他の合成樹脂からなることができる。排圧管20の内径は、例えば0.3~5mmであり得る。
【0064】
結局、化粧液Cは排圧管20を通してはタンク本体16から流出することができなく、それと反対に、空気は流入することができることが核心である。空気はいくらでも小径の管路を通して流入することができるが、化粧液Cは、表面張力によってタンク本体16の内部に圧力が作用しない限り、排圧管20を通して流出することができなくなる。
【0065】
排圧管20の長さは状況に応じて調整可能である。例えば、図15に示すように、タンク本体16の底板16-3まで接するほどに設定されることもできる。管径を小さくする場合、化粧液の粘度が高い場合などには、この排圧管20の長さを減らすことができる。
【0066】
このような構成によれば、図14(a)及び(b)にそれぞれ示すように、貯液タンクが横たわっているか逆さまにある場合にも、化粧液Cが排圧管20を通過して空気流入孔39に流出することができなくなる。一方、空気は噴霧の際にタンク本体16の内部に生ずる負圧によってタンク本体16に流入することができる。
【0067】
以下、本発明の他の実施例を説明する。本実施例は上部ユニット3に関するものである。上部ユニット3は、液状の化粧品を収納するための貯液タンク13と、前記空圧発生機構11によって発生した空気圧を用いて、貯液タンク13に収納された液状の化粧品を引き出して一方向に噴霧するノズル部15とを含む。
【0068】
さらに、上部ユニット3は、上部ケース17、ノズルカバースイッチ19、及びメイン作動スイッチ21を含む。上部ケース17の上端には栓カバー23が設けられ、前方にはスライド式で開放するノズルカバー25が設けられる。ノズルカバースイッチ19は上部ケース17の前方に設けられる。メイン作動スイッチ21は上部ケース17の後方に設けられる。
【0069】
栓カバー23はヒンジ方式で回転しながら開放するように上部ケース17に設けられ、上部ケース17の内部に設けられるカバー固定磁石22の磁力によって上部ケースの横板17aにくっついて固定されることができる。カバー固定磁石22は上部ケースの横板17aの底面に固定的に設けられることができ、栓カバー23は磁性体である金属片を含むことができる。
【0070】
貯液タンク13の排液口13aは液を残さず全部使えるようにその最下端に設けられる。貯液タンク13の後方側壁には、内容物の残量を確認することができるようにするための透視窓14が設けられることができる。
【0071】
上部ケース17の後方側壁には、貯液タンク13の透視窓14と同じ位置に透明部18が設けられている。上部ケース17の上端には栓カバー23が設けられ、前方にはスライド式で上方に開放するノズルカバー25が設けられる。ノズルカバースイッチ19は上部ケース17の前方に設けられてノズル27の噴出口を遮る。メイン作動スイッチ21は上部ケース17の後方に設けられ、指によって押されることによって空圧発生機構11を作動させる。
【0072】
ノズルカバー25は、一端は上部ケース17に支持され、他端はノズルカバー25に支持される第1スプリング29によって上方に弾支される。ノズルカバースイッチ19及びノズルカバー25はカバーホルディング手段によって閉まった状態を維持するようになる。ノズルカバースイッチ19を押せば、カバーホルディング手段が解除されることで、ノズルカバー25が弾性的にスライドして、図10及び図12に示すように、開放する。ノズルカバー25の背面には、ノズル27の先端にほとんど接するほどの厚さの吸収パッド31が接着される。吸収パッド31は、液補充の際、圧力によって微量で噴出し得る化粧液を吸収するためのものである。
【0073】
カバーホルディング手段は、一対のカバー磁石33、33’を含む。第1カバー磁石33はノズルカバー25の下端に固定され、第2カバー磁石33’は噴射装置本体1の上端に設けられる。カバー磁石33、33’の磁力は第1スプリング29の弾性力より強くなっている。これにより、ノズルカバー25が閉まった状態を維持することができる。ノズルカバースイッチ19を水平方向に押せば、カバー磁石33、33’が互いにずれて磁力が減殺し、よって第1スプリング29によってノズルカバー25が弾性的に上方にスライドする。ノズルカバースイッチ19は第2スプリング35によって横方向に弾性的に動作する。ノズルカバースイッチ19が元の状態に戻り、ノズルカバー25を下方に押せば、カバー磁石33、33’がまたくっつくことにより、ノズルカバー25が閉まった状態を維持する。
【0074】
必要に応じて、ノズルカバースイッチ19が勝手に押されないようにするためのロック手段をさらに備えることができる。例えば、使用者がノズルカバースイッチ19を上方に少し押し上げた後に押されることができるようにする方式を採用することができる。
【0075】
本発明の実施例によれば、ノズルカバー25が閉まった状態ではメイン作動スイッチ21が作動しないようにするためのB接点スイッチとしてのロッキングスイッチをさらに備える。ロッキングスイッチは、図10に示すように、ノズルカバー25の下端に設けられる第1-1信号磁石37と、噴射装置本体1に設けられる第1-2信号磁石37’とを含むことができる。これによれば、ノズルカバー25が開いた状態でのみメイン作動スイッチ21が機能を果たす。
【0076】
図示のものによれば、第1-1信号磁石37と第1-2信号磁石37’とが分離されるとき、メイン作動スイッチ21が機能を果たすように構成されている。
【0077】
しかし、第1-1信号磁石37及び第1-2信号磁石37’の代わりに、ノズルカバー25が最大に開いた状態でロックキング機能を解除することによってメイン作動スイッチ21が作動するように、選択的に第3-1信号磁石75及び第3-2信号磁石75’を設けることもできる。第3-1信号磁石75及び第3-2信号磁石75’は、図11及び図12に示すように、ストッパー43の上面及び栓カバー23の底面にそれぞれ設けられることができる。図12は第3-1信号磁石75と第3-2諡号磁石75’とがくっついてメイン作動スイッチ21が機能するようにする状態を示す。
【0078】
栓カバー23は基本的に貯液タンク13に化粧液Cを補充するために設けられる。栓カバー23は使用の際には図9及び図11に実線で示すように閉まっており、液補充の際には一点鎖線で示すように開くことができるようになっている。
【0079】
貯液タンク13の上端にはゴムまたはシリコンのような弾性素材からなった栓38が結合されている。使用者はこの栓38を分離した後、化粧液を補充することができる。
【0080】
化粧液Cがノズル部15を通して噴出されるうちに貯液タンク13内に空気が流入することができる場合にのみ化粧液が容易に噴出されるはずなので、貯液タンク13には空気流入孔39が設けられている。
【0081】
本発明のさらに他の特徴によれば、ノズルカバー25が閉まった状態でのみ栓カバー23が開くようにするためのカバー開放制限手段を含む。前記カバー開放制限手段は、ヒンジ軸41を中心にヒンジ方式で開くようになっている栓カバー23と、ノズルカバー25の内面に突設されるストッパー43とを含む。ストッパー43は、図10及び図12に示すように、ノズルカバー25がスライド開放した場合、栓カバー23の一側底面を支持することで、栓カバー23がヒンジ式で回転することができないようにする。
【0082】
メイン作動スイッチ21は第3スプリング45によって弾支される。メイン作動スイッチ21は、A接点になる第2信号磁石47、47’を含む。第2信号磁石47、47’は、メイン作動スイッチ21の下端及び噴射装置本体1の上端に設けられることができる。メイン作動スイッチ21を押せば、第2信号磁石47、47’が互いにスイッチの接点の役割を果たすことで、空圧発生機構11を作動させる信号を発生させることができる。
【0083】
以下、主に図11図13を参照してノズル部15を説明する。
【0084】
貯液タンク13の最下端には、排液口13aが設けられた位置にノズル着座部49が設けられ、ここに一対の第1Oリング51が挿着される。ノズルベース53には噴出管55が連結されている。第1Oリング51の間には第1濾過膜57が介在されている。第1濾過膜57はグラフェン素材からなっており、常温及び大気圧の条件で涙液することを遮断する役割を果たす。そして、第1濾過膜57は、圧力が作用するときには化粧液が通過することができる程度の微細通孔を有している。
【0085】
第1濾過膜57は10~50μmの微細通孔を有するグラフェン(Graphene)素材からなっているものであり得る。
【0086】
ノズル27は、ピン状のノズルヘッド59と、このノズルヘッド59の周囲を取り囲むように固定されるハウジング61と、ノズルヘッド59を噴出管55に結合させた状態で固定されるようにするノズル設置部63とを含む。ハウジング61はノズル設置部63に螺合式で結合される。ノズルヘッド59は、先端59aが尖っており、その中心には液が噴出される経路になるホール59bが設けられている。
【0087】
ノズルヘッド59は噴出管55の周縁部に嵌合され、これらの間には一対の第2Oリング65及び第2濾過膜67が介在されている。第2濾過膜67は、第1濾過膜57と同様に、グラフェン素材の薄膜であり、大気圧及び常温の条件で涙液を防止し、圧力が作用する場合には化粧液が通過するようにする手段である。第2Oリング65は第2濾過膜67の両側にそれぞれ設けられている。
【0088】
ノズルヘッド59はノズル設置部63にインサート成形される。ノズル設置部63は、図13に示すように、貯液タンク13と螺合する。このために、貯液タンク13の前面には螺合管69が形成され、ノズル設置部63にはネジ固定部71が設けられている。一方、ノズル設置部63には、空気圧がノズルヘッド59とハウジング61との間の空間に流入するようにガイドするための空気ホール73が設けられている。空気ホール73は、組立の便宜性のために、噴射装置本体1の中央に設けられる。
【0089】
空圧発生機構11で発生した圧縮空気はノズルヘッド59とハウジング61との間の空間Sを速く通過しながらベルヌーイの定理によってノズルヘッド59の内部の圧力を低下させることで、化粧液が吸入されるようにする。結局、化粧液Cが負圧(negative pressure)によって第2及び第3濾過膜57、67を通過してノズル27から噴霧される。
【0090】
本発明によれば、貯液タンク13の上端に設けられた空気流入孔39及び前記ノズル部の噴射管路上には、それぞれ空気は通過するが、液状物質は常温大気圧の条件では通過することができないようにする濾過膜40、57、67が設けられていることを特徴とする。
【0091】
濾過膜40、57、67は、設置位置によって微細通孔のサイズが異なることができ、平均的に10~50μmの通孔を有する。グラフェン素材が濾過膜40、57、67の基本素材として使われることができるが、これに限定されず、第2及び第3濾過膜57、67のうちの一つは省略することもできる。グラフェン(Graphene)は炭素原子のみからなった炭素同素体であり、炭素原子1個の厚さの蜂巣状の構造を有する薄膜形態の新素材であり、本発明はこのグラフェンを用いている。
【0092】
以下、本発明のさらに他の実施例を図16に基づいて説明する。
【0093】
本実施例は貯液タンクの栓38に関するものである。貯液タンクに化粧液を補充するときは、この栓38を開けて液投入口16-2を開放する。化粧液を補充した後、この栓38を閉める場合、貯液タンク13の内部に圧力が発生する。本実施例は、圧力によって化粧液が一滴または二滴ずつノズル27に噴出される問題を解消するためのものである。
【0094】
本実施例によれば、栓38の内部に「L」字形の空気抜き管路38-3が設けられる。空気抜き管路38-3の一端は栓の下端部38-2に開放しており、他端は栓の上端部38-1に開放している。
【0095】
図16(a)のように、栓を閉める過程では空気抜き管路38-3を通して空気が栓の外に排出される。よって、タンク本体16の内部圧力が増加しなくなる。栓を閉める最後の瞬間にのみ空気抜き管路38-3が閉鎖される(図16(b)参照)。よって、栓を開閉する過程でタンク本体16の内部圧力は極微な程度に止まる。結果として、ノズル27を通して液が噴出する可能性は極めて低くなる。
【産業上の利用可能性】
【0096】
本発明は涙液なしにきれいに使うことができ、構造が簡単であり、耐久性が向上した圧力噴射方式の携帯型化粧液噴射装置を提案したものである。
【0097】
本発明の実施例によれば、噴射装置本体1の下端にはサービスユニット5がさらに結合することができる。サービスユニット5によって、ランプ、ガルバニックマッサージ具、皮膚の美容のためのLEDラムプ、振動按摩器などを提供することができる。これらはバッテリー7の電源を用いた便宜器具または美容器具である。サービスユニット5は多様な方式で噴射装置本体に連結されることができる。
【0098】
以上で図示及び説明した構成は本発明の技術的思想に基づく好適な実施例に過ぎない。当業者は通常の技術的常識に基づいて多様な変更を実施することができるはずであるが、これは本発明の保護範囲に含まれるものであることに気をつけなければならないであろう。
【0099】
以上で開示した実施例は多様な組合せが可能であり、可能なすべての組合せは本発明の権利範囲内にあるものである。
【符号の説明】
【0100】
1 噴射装置本体
3 上部ユニット
5 サービスユニット
7 バッテリー
9 制御回路
11 コンプレッサー
13 貯液タンク
15 ノズル部
17 上部ケース
19 ノズルカバースイッチ
C 化粧液
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16