(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024079816
(43)【公開日】2024-06-11
(54)【発明の名称】シート材料用の自動画像位置決めシステム
(51)【国際特許分類】
B65H 9/00 20060101AFI20240604BHJP
B65H 9/20 20060101ALI20240604BHJP
【FI】
B65H9/00 L
B65H9/20
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024055547
(22)【出願日】2024-03-29
(62)【分割の表示】P 2021564214の分割
【原出願日】2020-08-04
(31)【優先権主張番号】201910746103.5
(32)【優先日】2019-08-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】516174183
【氏名又は名称】上海旭恒精工機械製造有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100136629
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 光宜
(74)【代理人】
【識別番号】100080791
【弁理士】
【氏名又は名称】高島 一
(74)【代理人】
【識別番号】100125070
【弁理士】
【氏名又は名称】土井 京子
(74)【代理人】
【識別番号】100121212
【弁理士】
【氏名又は名称】田村 弥栄子
(74)【代理人】
【識別番号】100174296
【弁理士】
【氏名又は名称】當麻 博文
(74)【代理人】
【識別番号】100137729
【弁理士】
【氏名又は名称】赤井 厚子
(74)【代理人】
【識別番号】100152308
【弁理士】
【氏名又は名称】中 正道
(74)【代理人】
【識別番号】100201558
【弁理士】
【氏名又は名称】亀井 恵二郎
(74)【代理人】
【識別番号】100170184
【弁理士】
【氏名又は名称】北脇 大
(72)【発明者】
【氏名】ジアン、フア
(72)【発明者】
【氏名】クグノーニ、ダニエル バーナード
(57)【要約】 (修正有)
【課題】材料についての位置決め、および、位置決め訂正を実行するための光電検出デバイスを利用し、真空吸着コンポーネントを用いて材料を安定させ、かつ、高いシステムの位置決め精度、高い位置決め訂正精度および強い材料適合性といった利点を有するシート材料用の自動画像位置決めシステムを提供する。
【解決手段】自動位置決めシステムは、給送場所(1)から紙グリッパーバーへとシート材料を搬送するために用いられる。当該自動位置決めシステムは、第1搬送デバイス(2)および第2搬送デバイス(3)を含み、当該自動位置決めシステムはさらに、シート材料についての位置決め、および、位置決め訂正を実行するために用いられる光電検出デバイス(4)を含み、かつ、光電検出デバイスは、第2搬送デバイスの開始端に提供される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート材料用の自動画像位置決めシステムであって、当該自動位置決めシステムは、給送場所(1)から紙グリッパーバー(5)へと前記シート用材料を搬送するために用いられ、かつ、当該自動位置決めシステムは、第1搬送デバイス(2)および第2搬送デバイス(3)を有し、前記第1搬送デバイス(2)、前記第2搬送デバイス(3)および前記紙グリッパーバー(5)は、前記の搬送されるシート材料を互いへと移送するときに同一の搬送速度を有し、前記第2搬送デバイス(3)は、縦方向の訂正、横方向の訂正および回転角度の訂正の機能を有し;かつ、当該自動位置決めシステムはさらに、前記シート材料についての位置決めを実行するために用いられる光電検出デバイス(4)を有し、かつ、前記光電検出デバイス(4)は、前記第2搬送デバイス(3)の開始端に配置される、前記のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項2】
前記光電検出デバイス(4)が、ブラケットおよび前記シート材料についての位置決め検出を実行するために用いられる光電検出要素を有し、前記ブラケットは、前記第2搬送デバイス(3)の前記開始端に配置され、かつ、前記光電検出要素は、前記ブラケットに固定される、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項3】
前記シート材料の前端および側端上または設定された位置上に提供された位置決めマークが、位置決めのための参照位置として用いられる、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項4】
前記シート材料について実行される位置決め訂正が、横方向の訂正、縦方向の訂正および回転角度の訂正を有し、横方向が搬送方向に沿い、縦方向が前記搬送方向に対して垂直であり、前記シート材料が、正確に予め決められた位置に到達するようになっている、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項5】
真空吸着デバイスを有する前記第2搬送デバイス(3)に入った後、前記シート材料の前部が停止し、または、前記第2搬送デバイス(3)のコンベアベルトと同一の等速移動を行い、かつ、前記シート材料がこの場合、前記光電検出デバイス(4)の光電検出領域を通過し、かつ、前記シート材料が前記第2搬送デバイス(3)の前記コンベアベルトに吸着した後、前記光電検出デバイス(4)がこの場合、前記シート材料の特定の位置を検出する、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項6】
当該システムが、前記シート材料の搬送の最中、循環プロセス毎に単一のシートの搬送方法を採用する、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項7】
前記シート材料の搬送頻度が設定された値未満であるとき、前記第1搬送デバイス(2)および前記第2搬送デバイス(3)が、1つの作業周期、すなわち、前記シート材料が前記給送場所(1)から来て、前記紙グリッパーバー(5)に入るまでの1つの作業周期で搬送を完了し;かつ、
前記シート材料の搬送頻度が設定された値より大きいとき、前記第1搬送デバイス(2)および前記第2搬送デバイス(3)が、1つの独立した作業周期で別個に搬送を完了する、
請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項8】
前記第1搬送デバイス(2)が、第1駆動コンポーネントと、少なくとも2つの第1コンベアベルトコンポーネントのグループを有し;
第1コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第1コンベアプレート(206)、第1コンベアベルト(203)、第1従動歯車(204)および4つの第1副歯車(2
05)を有し、前記第1コンベアベルト(203)は、前記第1従動歯車(204)および前記の4つの第1副歯車(205)に各々接続され、前記第1コンベアベルト(203)は、前記第1従動歯車(204)の駆動の下で回転し、前記第1駆動機構は、第1サーボモーター(201)および第1駆動シャフト(202)を含み、前記第1サーボモーター(201)は、前記第1駆動シャフト(202)に接続され、前記第1駆動シャフト(202)と前記第1従動歯車(204)との間には駆動接続部が存在し、前記サーボモーター(201)は、前記第1駆動シャフト(202)を回転するように駆動させ、かつ、前記第1駆動シャフト(202)は、前記第1従動歯車(204)を回転するように駆動させる、
請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項9】
前記第2搬送デバイス(3)が、真空吸着コンポーネント、第2駆動コンポーネントおよび4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを含み;
第2コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第2コンベアベルト(305)、第2従動歯車(303)および第2副歯車(304)を有し、前記第2コンベアベルト(305)は、前記第2従動歯車(303)および前記第2副歯車(304)に接続され、前記第2駆動コンポーネントは、第2サーボモーター(301)および第2駆動シャフト(302)を有し、前記第2サーボモーター(301)は前記第2駆動シャフト(302)に接続され、前記第2駆動シャフト(302)は前記第2従動歯車(303)に接続され、前記第2サーボモーター(301)は、前記第2駆動シャフト(302)を回転するように駆動させ、かつ、前記第2駆動シャフト(302)は、前記第2従動歯車(303)を回転するように駆動させ;かつ、
前記真空吸着コンポーネントは、前記第2コンベアベルト(305)より下に配置され、前記第2コンベアベルト(305)は複数の吸着穴(306)を備え、かつ、前記真空吸着コンポーネントおよび前記コンベアベルト上の前記吸着穴(306)は、接続される、
請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項10】
前記の4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループにおいて、中央に配置された2つの第2コンベアベルトのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、かつ、一旦搬送される材料が存在すると、吸着機能が有効とされる必要があり;かつ、吸着機能は、外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループが前記の搬送されるシート材料に対する作用を有するときに有効とされる、請求項9に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動位置決めシステムに関し、かつ、とりわけシート材料用の自動画像位置決めシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
背景
型抜き機は、紙包装および印刷後機械デバイスであり、かつ、主としてボール紙および段ボールの型抜き(全断、半断)、圧痕およびレタリング作業、ならびに、自動廃棄物排出のために用いられる。型抜き機は、印刷物またはボール紙を回転させ、かつ、エンボス加工板を用いることにより特定の圧力を加えることによりナイフにより彫られた型板、金型、鋼線、銅板、鉛板または鋼板を用いることによって特定の形状に切断する。
【0003】
しかしながら、圧縮成形プロセスの最中、圧縮される材料が給送デバイス上で特定の位置ズレを有し、とりわけボール紙の型抜きでは、プロセスが連続して実行され、かつ、種々の要因の積み重ねが型抜きの精度を下げ、不十分な圧縮成形の質をもたらす。したがって、対応する位置決めシステムを据える必要性が存在する。
【0004】
既存の位置決めシステムのほとんどは、位置決めのために物理的ストップブロックを用い、かつ、材料上にある程度のギザギザが容易に引き起こされる。据え付けられたボール紙または段ボールについては、印刷紙は、糊によって据え付けられた後で変形し、かつ、ボール紙誤差がいっそう大きくなる。結果として、物理的前方ストップブロックが位置決めに用いられた後の型抜きにおいて発生する精度誤差もまた、増大する。
【0005】
ほとんどの既存の位置決めシステムでは、材料は魚の鱗の方式で搬送される。圧縮される材料が位置決めされているとき、および、訂正のために位置決めされるとき、材料の後部が次の一枚の材料によって持ち上げられ、訂正された材料が自然に平らにされた状態ではなく、かつ、次の材料がまだ移動しているようになっている。この場合、材料の位置決め訂正精度が影響を受ける。
【発明の概要】
【0006】
概要
本発明の目的は、先行技術における上記欠陥を克服するためのシート材料用の自動画像位置決めシステムを提供することである。
【0007】
本発明の目的は、以下の技術的解決策によって達成され得る:
シート材料用の自動画像位置決めシステムが提供される。当該自動位置決めシステムは、給送場所から紙グリッパーバーへとシート材料を搬送するために用いられ、当該自動位置決めシステムは、第1搬送デバイスおよび第2搬送デバイスを含み、第1搬送デバイス、第2搬送デバイスおよび紙グリッパーバーは、搬送されるシート材料を互いへと移送するときに同一の搬送速度を有し、かつ、第2搬送デバイスは、縦方向の訂正、横方向の訂正および回転角度の訂正の機能を有し;かつ、当該自動位置決めシステムはさらに、シート材料についての位置決めを実行するために用いられる光電検出デバイスを含み、かつ、光電検出デバイスは、第2搬送デバイスの開始端に配置される。
【0008】
好ましくは、光電検出デバイスは、ブラケットと、シート材料についての位置決め検出を実行するために用いられる光電検出要素を含み、ブラケットは第2搬送デバイスの開始端に配置され、かつ、光電検出要素はブラケットに固定される。
【0009】
好ましくは、シート材料の前縁および側縁上または設定された位置上に提供された位置決めマークが、位置決めのための参照位置として用いられる。
【0010】
好ましくは、シート材料の位置決め訂正は、横方向の訂正、縦方向の訂正および回転角度の訂正を含み、横方向は搬送方向に沿い、縦方向は搬送方向に対して垂直であり、シート材料が正確に予め定められた位置に到達するようになっている。
【0011】
好ましくは、真空吸着デバイスを有する第2搬送デバイスに入った後、シート材料の前部が停止し、または、第2搬送デバイスのコンベアベルトと同一の等速移動を行い、かつ、シート材料はこの場合、光電検出デバイスの光電検出領域を通過し、かつ、シート材料が第2搬送デバイスのコンベアベルトに吸着した後、光電検出デバイスはこの場合、シート材料の特定の位置を検出する。
【0012】
好ましくは、当該システムは、シート材料の搬送の最中、循環プロセス毎に単一のシートの搬送方法を採用する。
【0013】
好ましくは、シート材料の搬送頻度が設定された値未満であるとき、第1搬送デバイスおよび第2搬送デバイスは、1つの作業周期(すなわち、シート材料が給送場所から来て、紙グリッパーバーに入るまでの1つの作業周期)で搬送を完了し;かつ、
シート材料の搬送頻度が設定された値より大きいとき、第1搬送デバイスおよび第2搬送デバイスは、1つの独立した作業周期で別個に搬送を完了する。
【0014】
好ましくは、第1搬送デバイスは、第1駆動コンポーネントと、少なくとも2つの第1コンベアベルトコンポーネントのグループを含み;
第1コンベアベルトコンポーネントの各セットは、第1コンベアプレート、第1コンベアベルト、第1従動歯車および4つの第1副歯車を含み、第1コンベアベルトは、第1従動歯車および4つの第1副歯車に各々接続され、第1コンベアベルトは、第1従動歯車の駆動の下で回転し、かつ、第1駆動コンポーネントは、第1サーボモーターおよび第1駆動シャフトを含み、第1サーボモーターは、第1駆動シャフトに接続され、第1駆動シャフトと第1従動歯車との間には駆動接続部が存在し、サーボモーターは、第1駆動シャフトを回転するように駆動させ、かつ、第1駆動シャフトは、第1従動歯車を回転するように駆動させる。
【0015】
好ましくは、第2搬送デバイスは、真空吸着コンポーネント、第2駆動コンポーネントおよび4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを含み;
第2コンベアベルトコンポーネントの各セットは、第2コンベアベルト、第2従動歯車および第2副歯車を含み、第2コンベアベルトおよび第2従動歯車は、第2副歯車に接続され、第2駆動コンポーネントは、第2サーボモーターおよび第2駆動シャフトを含み、第2サーボモーターは第2駆動シャフトに接続され、第2駆動シャフトは第2従動歯車に接続され、第2サーボモーターは、第2駆動シャフトを回転するように駆動させ、かつ、第2駆動シャフトは、第2従動歯車を回転するように駆動させ;かつ、
真空吸着コンポーネントは、第2コンベアベルトより下に配置され、第2コンベアベルトは複数の吸着穴を備え、かつ、真空吸着コンポーネントおよびコンベアベルト上の吸着穴は、接続される。
【0016】
好ましくは、4つの第2コンベアベルトのグループにおいて、中央に配置された2つの第2コンベアベルトのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、かつ、一旦搬送される材料が存在すると、吸着機能が有効とされる必要があり;かつ、吸着機能は、外側に配置された2つの第2コンベアベルトのグループが搬送されるシート材料に対する
作用を有するときに有効とされる。
【0017】
先行技術と比較すると、本発明は次の利点を有する:
(1)光電検出デバイスが、材料についての位置決め、および、位置決め訂正を実行するために用いられる。位置合わせ、および、遮断によって材料の縁が位置決めされる従来の方法と比べて、本発明では、位置決めがいっそう正確に完了し得、かつ、位置決めシステムの精度が保証され得る。
(2)第2搬送デバイスが、真空吸着コンポーネントを用いてコンベアベルト上の材料の安定性を保証し、したがって搬送信頼性を改善し、かつ、位置決め精度に対する搬送プロセスの影響を減少させる。
(3)現在、既存の位置決めシステムでは、搬送は魚の鱗の方式で実行され、訂正された材料の後部が次の一枚の材料によって持ち上げられ、訂正された材料が自然に平らにされた状態ではなく、かつ、次の材料がまだ移動しているようになっている。この場合、材料の訂正精度が影響を受ける。しかしながら、本発明では、材料の位置決め精度および位置決め訂正精度を改善するために、単一のシート材料の搬送方法が用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】
図1は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムの概略図である。
【
図2】
図2は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムの平面図である。
【
図3】
図3は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムの側面図である。
【
図4】
図4は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムの部分的な概略図である。
【
図5】
図5は、本発明による、実際に使用されている状態のシート材料用の自動画像位置決めシステムの概略図である。
【
図6】
図6は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムにおける第2搬送デバイスの部分的な構造図である。
【
図7】
図7は、本発明による、シート材料用の自動画像位置決めシステムの各訂正量の計算の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
実施形態の詳細な説明
本発明の実施形態における技術的解決策は、本発明の実施形態における図面を参照して明確かつ完全に説明される。自明なことに、説明される実施形態は、本発明のすべての実施形態ではなく、いくつかの実施形態である。本発明の実施形態に基づいて、創意工夫を伴なわずに当業者によって得られるすべてのその他の実施形態が、本発明の保護の範囲に属するべきである。
【0020】
実施形態
シート材料用の自動画像位置決めシステムが提供される。当該自動位置決めシステムは、給送場所1から紙グリッパーバー5へとシート材料を搬送するために用いられる。
図1に示されているように、当該シート材料用の自動画像位置決めシステムは、第1搬送デバイス2、第2搬送デバイス3および光電検出デバイス4を含む。第1搬送デバイス2、第2搬送デバイス3および紙グリッパーバー5は、搬送されるシート材料を互いへと移送するときには、同一の搬送速度を有し、光電検出デバイス4は、第2搬送デバイス3の開始端に配置され、かつ、光電検出デバイス4は、シート材料についての位置決め、および、位置決め訂正を実行するために用いられる。光電検出デバイス4は具体的には、カラーマークセンサー、工業用カメラまたは幅および縁測定センサーであり得る。
【0021】
本発明は、搬送プロセスにおいて単一のシートの搬送方法を採用し、かつ、単一のシート材料(ボール紙および特定の可撓性を有する合成材料プレートのような)の前縁ならびに側縁上または決められた位置上のマーク(印刷もしくは刻印)が、位置決めのための参照位置として用いられる。
【0022】
図1に示されているように、光電検出デバイス4は、ブラケットおよび光電検出要素を含む。ブラケットは、第2搬送デバイス3の開始端に配置される。光電検出要素はブラケットに固定され、かつ、シート材料上についての位置決め検出を実行するために用いられる。
【0023】
位置決め検出プロセスは、次の通りである:1枚のシート材料が、
図1の右側にある給送場所1において吸着し(掴まれ)、かつ、その後で山積みになった紙から引き抜かれ、かつ、第1コンベアベルト203へと送られる。第1コンベアベルト203は、シート材料を設定された速度で第2コンベアベルト305へと移動させる。真空吸着デバイスを有する第2コンベアベルト305に入った後、シート材料の前部が停止し、または、第2コンベアベルト305と同一の等速移動を行い、かつ、シート材料はこの場合、光電検出デバイス4の光電検出領域を通過する。シート材料が第2コンベアベルト305に吸着した後、光電検出デバイス4はこの場合、シート材料の特定の位置を検出する。
【0024】
図2~
図4に示されているように、第1搬送デバイス2は、第1駆動コンポーネントおよび5つの第1コンベアベルトコンポーネントのグループを含む。第1コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第1コンベアプレート206、第1コンベアベルト203、第1従動歯車204および4つの第1副歯車205を含む。第1コンベアベルト203は、第1従動歯車204の駆動の下で回転する。第1コンベアベルト203は、第1コンベアプレート206の上面を覆う。第1駆動コンポーネントは、第1サーボモーター201および第1駆動シャフト202を含む。第1サーボモーター201は、第1駆動シャフト202を回転するように駆動させる。第1駆動シャフト202と第1従動歯車204との間には、駆動接続部が存在する。さらに、第1駆動シャフト202は、従動歯車を回転するように駆動させる。
【0025】
図2~
図4に示されているように、第2搬送デバイス3は、真空吸着コンポーネント、第2駆動コンポーネントおよび4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを含む。第2コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第2コンベアベルト305および第2従動歯車303および第2副歯車304を含む。第2コンベアベルト305は、第2従動歯車303および第2副歯車304に接続される。第2駆動コンポーネントは、第2サーボモーター301および第2駆動シャフト302を含む。第2サーボモーター301は、第2駆動シャフト302を回転するように駆動させ、第2駆動シャフト302は、第2従動歯車303に接続され、かつ、第2駆動シャフト302は、第2従動歯車303を回転するように駆動させる。真空吸着コンポーネントは、第2コンベアベルト305より下に配置され、第2コンベアベルト305は、複数の吸着穴306を備え、かつ、真空吸着コンポーネントは、コンベアベルト上で吸着穴306と連通する。中央に配置された2つの第2コンベアベルトのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、かつ、一旦搬送される材料が存在すると、吸着機能が有効とされる必要がある。吸着機能は、外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループが搬送されるシート材料に対する作用を有するときに有効とされる。
【0026】
図5に示されているように、当該システムが用いられるとき、1枚のシート材料が第1搬送デバイス2へと送られ、シート材料の前部が印刷マークを備え、かつ、第1搬送デバイス2は、第2搬送デバイス3へとシート材料を搬送する。シート材料が第2搬送デバイ
ス3へと搬送されるとき、搬送される材料は、停止し、または、第2コンベアベルト305と同一の速度で進み、かつ、搬送される材料は、真空吸着コンポーネントによって第2コンベアベルト305に吸着する。この場合、光電検出デバイス4は、シート材料の位置を突き止め、かつ、位置決めデータを制御デバイスへと送る。制御デバイスは、位置決めデータを予め設定された理論データと比較し、かつ、第2搬送デバイスが動作する必要がある距離および回転角度(すなわち、材料について訂正される必要のある距離および回転角度)を計算し、かつ、その後、第2搬送システム3は、訂正されたデータによる進行、および、その後の紙グリッパーバー5への材料の移送について知らされる。
【0027】
第2搬送デバイス3は、搬送プロセスの最中、シート材料についての位置決め訂正を実行する。訂正プロセスは、横方向(搬送方向に沿う)の訂正、縦方向(搬送方向に対して垂直)の訂正および回転角度の訂正を含み、シート材料が正確に予め決定された位置に到達するようになっている。
【0028】
紙グリッパーバー5がシート材料を掴み、かつ、移動し始めるとき、第2搬送デバイス3の真空吸着デバイスは閉じ、かつ、空気圧が注入されて吸着したシート材料を解放し、かつ、シート材料の搬送が完了する。
【0029】
横方向(搬送方向に沿う)の訂正、縦方向(搬送方向に対して垂直)の訂正および回転角度の訂正の具体的なプロセスは、次の通りである:
横方向の訂正は、第2サーボモーター301により第2搬送デバイス3の搬送速度を変更することによって実行され、縦方向(搬送方向に対して垂直)の訂正は、縦方向訂正サーボモーター7により第2搬送デバイス3を駆動させることによって実行され、かつ、回転角度の訂正は、回転角度訂正サーボモーター6により第2搬送デバイス3を回転するように駆動させることによって実行される。
【0030】
図7には各訂正量が示されており、かつ、X
3-X
30は、縦方向訂正変位量であり;
【0031】
【0032】
は、横方向訂正変位であり;かつ、
【0033】
【0034】
は、訂正角度である。
【0035】
本発明は、据え付けられたボール紙(または段ボール)にとりわけ適しており、かつ、印刷紙は、糊によって据え付けられた後で変形するので、ボール紙誤差がいっそう大きくなる(0.5mmに到達するか、または、0.5mmを超える)。結果として、物理的前方ストップブロックが位置決めに用いられた後の型抜きにおいて発生する精度誤差もまた、増大する。
【0036】
本発明の第1搬送デバイス2および第2搬送デバイス3は、2つの実施形態を採用し得
る:
1)第1搬送デバイス2および第2搬送デバイス3は、1つの作業周期(すなわち、シート材料が底部の給送場所1から来て、紙グリッパーバーシステムに入るまでの1つの作業周期)で搬送を完了する。材料の搬送頻度が低いとき(概して、1時間あたり2000枚未満であるとき)、この方法が用いられ得る。
2)材料の搬送頻度が高いとき(概して、1時間あたり2000~3000枚を超えるとき)、読み取りのために光電検出デバイス4に残された上記時間はいっそう短くなり、読み取りの失敗が容易に発生し、かつ、当該システムは、正常に動作し得ない。この場合、第1搬送デバイス2および第2搬送デバイス3は、1つの独立した作業周期で別個に搬送を完了する。この方式では、光電検出デバイス4が読み取るためのいっそう多くの時間が存在し、かつ、このシステムが採用する搬送頻度はいっそう高い。
【0037】
前記実施形態は、本発明の技術的解決策を説明することを意図するのみであり、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明によって開示された技術的範囲内で、種々の同等の修正または置換に想到し得、これらの修正または置換は、本発明の保護の範囲内でカバーされるべきである。したがって、本発明の保護の範囲は、請求の範囲の保護の範囲に従うものとする。
【符号の説明】
【0038】
1 給送場所
2 第1搬送デバイス
201 第1サーボモーター
202 第1駆動シャフト
203 第1コンベアベルト
204 第1従動歯車
205 第1副歯車
206 第1コンベアプレート
3 第2搬送デバイス
301 第2サーボモーター
302 第2駆動シャフト
303 第2従動歯車
304 第2副歯車
305 第2コンベアベルト
306 吸着穴
4 光電検出デバイス
5 紙グリッパーバー
6 回転角度訂正サーボモーター
7 縦方向訂正サーボモーター
【手続補正書】
【提出日】2024-03-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
好ましくは、真空吸着デバイスを有する第2搬送デバイスに入った後、シート材料の前部が停止し、または、第2搬送デバイスのコンベアベルトと同一の等速移動を行い、かつ、シート材料はこの場合、光電検出デバイスが検出する領域を通過し、かつ、シート材料が第2搬送デバイスのコンベアベルトに吸着した後、光電検出デバイスはこの場合、シート材料の特定の位置を検出する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
好ましくは、4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループにおいて、中央に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、かつ、一旦搬送される材料が存在すると、吸着機能が有効とされる必要があり;かつ、吸着機能は、外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループが搬送されるシート材料に対する作用を有するときに有効とされる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
位置決め検出プロセスは、次の通りである:1枚のシート材料が、
図1の右側にある給送場所1において吸着し(掴まれ)、かつ、その後で山積みになった紙から引き抜かれ、かつ、第1コンベアベルト203へと送られる。第1コンベアベルト203は、シート材料を設定された速度で第2コンベアベルト305へと移動させる。真空吸着デバイスを有する第2コンベアベルト305に入った後、シート材料の前部が停止し、または、第2コンベアベルト305と同一の等速移動を行い、かつ、シート材料はこの場合、光電検出デバイス4
が検出
する領域を通過する。シート材料が第2コンベアベルト305に吸着した後、光電検出デバイス4はこの場合、シート材料の特定の位置を検出する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
図2~
図4に示されているように、第2搬送デバイス3は、真空吸着コンポーネント、第2駆動コンポーネントおよび4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを含む。第2コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第2コンベアベルト305および第2従動歯車303および第2副歯車304を含む。第2コンベアベルト305は、第2従動歯車303および第2副歯車304に接続される。第2駆動コンポーネントは、第2サーボモーター301および第2駆動シャフト302を含む。第2サーボモーター301は、第2駆動シャフト302を回転するように駆動させ、第2駆動シャフト302は、第2従動歯車303に接続され、かつ、第2駆動シャフト302は、第2従動歯車303を回転するように駆動させる。真空吸着コンポーネントは、第2コンベアベルト305より下に配置され、第2コンベアベルト305は、複数の吸着穴306を備え、かつ、真空吸着コンポーネントは、コンベアベルト上で吸着穴306と連通する。中央に配置された2つの第2コンベアベルト
コンポーネントのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、かつ、一旦搬送される材料が存在すると、吸着機能が有効とされる必要がある。吸着機能は、外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループが搬送されるシート材料に対する作用を有するときに有効とされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
図5に示されているように、当該システムが用いられるとき、1枚のシート材料が第1搬送デバイス2へと送られ、シート材料の前部が印刷マークを備え、かつ、第1搬送デバイス2は、第2搬送デバイス3へとシート材料を搬送する。シート材料が第2搬送デバイス3へと搬送されるとき、搬送される材料は、停止し、または、第2コンベアベルト305と同一の速度で進み、かつ、搬送される材料は、真空吸着コンポーネントによって第2コンベアベルト305に吸着する。この場合、光電検出デバイス4は、シート材料の位置を突き止め、かつ、位置決めデータを制御デバイスへと送る。制御デバイスは、位置決めデータを予め設定された理論データと比較し、かつ、第2搬送デバイスが動作する必要がある距離および回転角度(すなわち、材料について訂正される必要のある距離および回転角度)を計算し、かつ、その後、第2搬送
デバイス3は、訂正されたデータによる進行、および、その後の紙グリッパーバー5への材料の移送について知らされる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート材料用の自動画像位置決めシステムであって、当該自動画像位置決めシステムは、給送場所(1)から紙グリッパーバー(5)へと前記シート材料を搬送するために用いられ、かつ、当該自動画像位置決めシステムは、第1搬送デバイス(2)および第2搬送デバイス(3)を有し、当該自動画像位置決めシステムは、前記シート材料の搬送の最中、循環プロセス毎に単一のシートの搬送方法を採用し、前記第1搬送デバイス(2)、前記第2搬送デバイス(3)および前記紙グリッパーバー(5)は、前記の搬送されるシート材料を互いへと移送するときに同一の搬送速度を有し、前記第2搬送デバイス(3)は、縦方向の訂正、横方向の訂正および回転角度の訂正を実行し、前記シート材料が当該自動画像位置決めシステムに接触する平面を基準にすると、横方向は前記平面上で搬送方向に沿う方向であり、縦方向は前記平面上で前記搬送方向に対して垂直な方向であり、かつ、回転角度の回転軸は前記平面に対して垂直であり;かつ、当該自動画像位置決めシステムはさらに、前記シート材料についての位置決めを実行するために用いられる光電検出デバイス(4)を有し、かつ、前記光電検出デバイス(4)は、前記第2搬送デバイス(3)の開始端に配置され、
当該自動画像位置決めシステムはさらに、制御デバイスを有し;
前記シート材料が前記第2搬送デバイス(3)のコンベアベルトに吸着した後、前記光電検出デバイス(4)がこの場合、前記シート材料の特定の位置を示す位置決めデータを検出し、かつ、前記位置決めデータを前記制御デバイスへと送り、前記制御デバイスは、前記位置決めデータを予め設定された理論データと比較し、かつ、前記第2搬送デバイスが動作する必要がある距離および回転角度を計算し、かつ、前記第2搬送デバイス(3)は、訂正されたデータによる進行、および、前記紙グリッパーバー(5)への前記材料の移送について知らされ;
前記第2搬送デバイス(3)が、真空吸着コンポーネント、第2駆動コンポーネントおよび4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを含み、第2コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第2コンベアベルト(305)を有し;前記真空吸着コンポーネントは、前記第2コンベアベルト(305)より下に配置され、前記第2コンベアベルト(305)は複数の吸着穴(306)を備え、かつ、前記真空吸着コンポーネントおよび前記第2コンベアベルト(305)上の前記吸着穴(306)は、接続される、前記のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項2】
前記光電検出デバイス(4)が、ブラケットおよび前記シート材料についての位置決め検出を実行するために用いられる光電検出要素を有し、前記ブラケットは、前記第2搬送デバイス(3)の前記開始端に配置され、かつ、前記光電検出要素は、前記ブラケットに固定される、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項3】
前記シート材料の前端および側端上または設定された位置上に提供された位置決めマークが、位置決めのための参照位置として用いられる、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項4】
前記シート材料について実行される位置決め訂正が、前記の横方向の訂正、前記の縦方向の訂正および前記の回転角度の訂正を有し、前記シート材料が、正確に予め決められた位置に到達するようになっている、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項5】
真空吸着デバイスを有する前記第2搬送デバイス(3)に入った後、前記シート材料の前部が停止し、または、前記第2搬送デバイス(3)のコンベアベルトと同一の等速移動を行い、かつ、前記シート材料がこの場合、前記光電検出デバイス(4)が検出する領域を通過する、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項6】
前記シート材料の搬送頻度が設定された値未満であるとき、前記第1搬送デバイス(2)および前記第2搬送デバイス(3)が、1つの作業周期、すなわち、前記シート材料が前記給送場所(1)から来て、前記紙グリッパーバー(5)に入るまでの1つの作業周期で搬送を完了し;かつ、
前記シート材料の搬送頻度が設定された値より大きいとき、前記第1搬送デバイス(2)および前記第2搬送デバイス(3)が、1つの独立した作業周期で別個に搬送を完了する、
請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項7】
前記第1搬送デバイス(2)が、第1駆動コンポーネントと、少なくとも2つの第1コンベアベルトコンポーネントのグループを有し;
第1コンベアベルトコンポーネントの各グループは、第1コンベアプレート(206)、第1コンベアベルト(203)、第1従動歯車(204)および4つの第1副歯車(205)を有し、前記第1コンベアベルト(203)は、前記第1従動歯車(204)および前記の4つの第1副歯車(205)に各々接続され、前記第1コンベアベルト(203)は、前記第1従動歯車(204)の駆動の下で回転し、前記第1駆動コンポーネントは、第1サーボモーター(201)および第1駆動シャフト(202)を含み、前記第1サーボモーター(201)は、前記第1駆動シャフト(202)に接続され、前記第1駆動シャフト(202)と前記第1従動歯車(204)との間には駆動接続部が存在し、前記サーボモーター(201)は、前記第1駆動シャフト(202)を回転するように駆動させ、かつ、前記第1駆動シャフト(202)は、前記第1従動歯車(204)を回転するように駆動させる、
請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項8】
第2コンベアベルトコンポーネントの各グループが、第2従動歯車(303)および第2副歯車(304)をさらに有し、前記第2コンベアベルト(305)は、前記第2従動歯車(303)および前記第2副歯車(304)に接続され、前記第2駆動コンポーネントは、第2サーボモーター(301)および第2駆動シャフト(302)を有し、前記第2サーボモーター(301)は前記第2駆動シャフト(302)に接続され、前記第2駆動シャフト(302)は前記第2従動歯車(303)に接続され、前記第2サーボモーター(301)は、前記第2駆動シャフト(302)を回転するように駆動させ、かつ、前記第2駆動シャフト(302)は、前記第2従動歯車(303)を回転するように駆動させる、請求項1に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【請求項9】
前記の4つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループは、中央に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループおよび外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループを有し、前記の中央に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループは、仕様と合致する任意のシート材料に適し、前記真空吸着コンポーネントは、一旦前記シート材料が前記第2搬送デバイスに進入すると、前記の中央に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループに前記シート材料を吸着させ;かつ、前記真空吸着コンポーネントは、前記シート材料が前記の外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループに到達する程十分に大きい場合に、前記の中央に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループおよび前記の外側に配置された2つの第2コンベアベルトコンポーネントのグループに前記シート材料を吸着させる、請求項8に記載のシート材料用の自動画像位置決めシステム。
【外国語明細書】