(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024081094
(43)【公開日】2024-06-17
(54)【発明の名称】窓ガラス補強断熱防音施工
(51)【国際特許分類】
E06B 3/64 20060101AFI20240610BHJP
E06B 3/56 20060101ALI20240610BHJP
【FI】
E06B3/64
E06B3/56
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022204963
(22)【出願日】2022-12-05
(71)【出願人】
【識別番号】522495935
【氏名又は名称】谷地 輝人
(72)【発明者】
【氏名】谷地 輝人
【テーマコード(参考)】
2E016
【Fターム(参考)】
2E016AA01
2E016BA01
2E016BA06
2E016CA01
2E016CB01
2E016CB02
2E016CC02
2E016DA06
2E016DC05
2E016DD01
(57)【要約】
【課題】これまで安価で強度を増す方法はフィルムを貼る方法しか無かったが、台風などの災害では飛散物からの被害を高い強度で防ぐことはできなかった。
【解決手段】このようにはめ込み接着する事で透明ポリカーボネート板が強力に固定され、強風等での飛散物からの破損被害から、室内への飛散の確率を大幅に低減出来る事が期待され、また、防災対策と同時に防音性能向上や、断熱性能も上がり結露も起きにくくなります。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存の窓ガラスに厚みのある透明ポリカーボネート板をガラスがはめ込まれた枠と同じサイズに切り、部屋の内側から直接ガラスの上にはめ込み、その周りをポリカーボネート対応シーリング材で接着して完成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この技術は既存の窓ガラスに設置する事により、ガラスと同等の視界を維持し、安価で画期的な耐衝撃性を持たせ、同時に断熱性能、防音性能を高める事の出来るとても有効で必要とされている改善方法。
【背景技術】
【0002】
従来は強化ガラスを使用する方法などで二重サッシにするなど高額になる方法しか強度を上げる方法は無く、安価な方法ではフィルムを貼る形で強度は不足していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまで安価で強度を増す方法はフィルムを貼る方法しか無かったが、台風などの災害では飛散物からの被害を高い強度で防ぐことはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
既存の窓ガラスに厚みのある透明ポリカーボネート板をガラスがはめ込まれた枠と同じサイズに切り、部屋の内側から直接ガラスの上にはめ込み、その周りをポリカーボネート対応シーリング材で接着して完成するもの。
【発明の効果】
【0006】
この工法によりポリカーボネート板はとても耐衝撃性があり、粘りのある素材で、台風災害時の飛散物による破損や、強風による破損の被害を既存のガラスより高い確率で防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明の実施形態を
図1に示す。
厚みのある透明ポリカーボネート板を窓ガラスと合わせたサイズで切り、内側枠にガラスと合わせてはめ込み、ポリカーボネート対応のシール材で周りをしっかり接着する。
【実施形態の効果】
このようにはめ込み接着する事で透明ポリカーボネート板が強力に固定され、強風等での飛散物からの破損被害から、室内への飛散の確率を大幅に低減出来る事が期待され、また、防災対策と同時に防音性能向上や、断熱性能も上がり結露も起きにくくなる。
【符号の説明】
【0009】
1 透明ポリカーボネート板
2 ガラス窓枠
3 窓ガラス上にはめ込み接着した状態
4 ポリカーボネート板をはめ込み前の窓ガラス
5 はめ込み後ポリカーボネート板を接着したシール材部分