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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024081625
(43)【公開日】2024-06-18
(54)【発明の名称】宇宙エネルギー集積放射具とその用途
(51)【国際特許分類】
   A61N 5/06 20060101AFI20240611BHJP
   A61H 39/00 20060101ALI20240611BHJP
【FI】
A61N5/06 Z
A61H39/00 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023205406
(22)【出願日】2023-12-05
(31)【優先権主張番号】P 2022194633
(32)【優先日】2022-12-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】522474815
【氏名又は名称】長田 成弘
(74)【代理人】
【識別番号】100195970
【弁理士】
【氏名又は名称】本夛 伸介
(72)【発明者】
【氏名】長田 成弘
【テーマコード(参考)】
4C082
4C101
【Fターム(参考)】
4C082PA10
4C082PC09
4C082PE10
4C082PG11
4C082PJ01
4C082PL01
4C101BA01
4C101BA08
4C101BA10
4C101BB02
4C101BB06
4C101BC01
4C101BC09
4C101BC22
4C101BC23
4C101BD02
4C101BD17
4C101BD18
4C101BD23
4C101BE20
4C101EB12
(57)【要約】
【課題】本発明は、宇宙エネルギー集積放射具とその用途に関するものであり、
詳細には、宇宙エネルギーが一定の立体的な形状に集積し放射しやすい性質を利用した特定構造の集積放射具とその用途を提供することを主たる目的とするものである。
【解決手段】本発明によれば、円形支持盤の表面に対し、木製の中心支柱を備え、球体、半球体及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体を、前記木製中心支柱を機軸にして同心円状に奇数個ずつ隣接配置、固定した宇宙エネルギー集積放射具が提供され、該宇宙エネルギー集積放射具は、対称軸を有しないことから、エネルギーを集積するために方角を気にすることなく任意に設置でき、放射する場合にも、被放射体に対する方位を気にする必要がなく一定量を持続的に共振させて供給することができる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
円形支持盤の表面に対し、木製又は紙製の中心支柱を備え、球体、半球体、楕円球体及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体を、前記木製又は紙製の中心支柱を機軸にして同心円状に奇数個ずつ隣接配置し、固定したことを特徴とする宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項2】
円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、中心支柱の上部方向に多層で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項3】
円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項4】
配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成された場合において、該円盤状の木製容器上部に円錐型フードを設置したことを特徴とする請求項3に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項5】
木製又は紙製の中心支柱に、磁石を内包させたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項6】
木製又は紙製の中心支柱を機軸に同心円状に配置固定する木製の球体、半球体、楕円球体及び輪球体の固体に磁石を内包させたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【請求項7】
健康器具、装身具及び医療用器具であることを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、宇宙エネルギー集積放射具とその用途に関するものであり、さらに詳細には、宇宙エネルギーが一定の立体的な形状に集積し放射しやすい性質を利用した特定構造の集積放射具とその用途に関するものである。
【背景技術】
【0002】
宇宙エネルギーは、高密度で大量に集積或いは放射することで、例えば電気として利用することもできる他、少量であれば、健康回復や成長促進などの様々なライフサイクルに応じた用途活用が可能である。
特に、前者においては、二酸化炭素の排出等を抑えるべく化石燃料に変わる代替エネルギーへの転換が世界規模で喫緊の課題ある中、宇宙エネルギーの応用にはその期待が大きい。一方の後者では、ストレス社会への適応性が日常生活において求められる中、正常なホメオスタシス維持のために必要なエネルギー源泉である。
【0003】
宇宙エネルギーの集積放射能が強い基本図形として、例えば、五芒星、六芒星、メビウス、三重円及び中心に点のある円等平面的図形のほか、当該平面的図形の組合せによる三次元空間、例えばピラミッドなどが知られている。三次元空間となす理由は、平面的図形よりも宇宙エネルギーの接触面が増大し、その宇宙エネルギーの集積・放射力が強化されやすいからである。
【0004】
しかしながら、前記のような宇宙エネルギーが強く放射できる図形及びその立体形には左右対称軸を有するものが多く、その対称軸を南北に合わせずに用いると宇宙エネルギーの集積・放射力が極度に減衰する欠点がある。
【0005】
特許文献1には、宇宙に存在する不可視のエネルギーを収集して病気の治療や水、食品等の品質を改善することができる宇宙エネルギー収集具及び装置に関するものが開示され、当該宇宙エネルギー収集具とその装置は、表示プレートの表面に対し複数本の三角着色環状帯線を同心状に形成して第1三角着色環状帯線群を形成し、その着色の明度を外側から内側へ向かって段階的に変化させ、この第1三角着色環状帯線群と同様の第2三角着色環状帯線群を60度位相に変位して形成する構成とるものである。
【0006】
しかしながら、特許文献1による技術は、平面状の収集プレート上に三角もしくは六角形状の二次元構成をとることからエネルギーの収集力が弱く、使用時には、南北方向に対称軸を合わせる必要があることから、機動性の良い使用ができない。
【0007】
また、特許文献2は特許文献1と同一出願人であり、特許文献1に関する改良と従来の宇宙エネルギーの収集の方法を改良した技術を開示するものであるが、基本の構成が特許文献1と共通し、宇宙エネルギーの効率的な集積と放射の技術として本質的な課題が解決されていない。
【0008】
特許文献3は、被照射体に宇宙エネルギーを放射する食品用宇宙エネルギー放射装置に関するものであり、衛生上問題が無く、固体や液体に関わらず、任意のものに対して宇宙エネルギーを照射でき、特に食品に照射することで、食品の味を上質な味に変えることができる食品用宇宙エネルギー照射方法を提供することを目的とするところ、電気エネルギーを光エネルギーに変換するエネルギー変換装置と、前記エネルギー変換装置から光が照射される紫外線で発光し、宇宙エネルギーを発生する特定のマークを設けた宇宙エネルギー発生装置とで構成する考案である。
【0009】
しかしながら、宇宙エネルギーの放射前のエネルギーは、宇宙エネルギー本来の収集に基づくものではなく、昨今求められている代替エネルギーの技術としては不適である。
【0010】
特許文献4は、宇宙エネルギーのうち気エネルギーを、いかに合理的に、効果的に、かつ安価に取り込み(集め)反応させ、そこから発生する効用(体質改善、細胞の活性化、身体治癒)をより多くの人々が日常的に利用してもらうための方法を具現化することを課題とし、その課題解決策として陶磁器の焼成手法である“つり焼き”で、表裏の両面釉薬仕上げで焼成された六芒星(ヒランヤ)の形をした白磁セラミックの両面に、金もしくはプラチナ転写を焼き付けた陶板(セラミックヘッド)を作成することによって達成する考案を開示するものである。
【0011】
しかしながら、特許文献4に係る考案においても、宇宙エネルギーを集約するための基本図形は、上記の特許文献1及び特許文献2と同じく、二つの三角形が組み合わさった六芒星(ヒランヤ)をベースにするものであり、前記特許文献1及び特許文献2と同じ課題を残したままである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開平4-348766号公報
【特許文献2】特開平7―47140号公報
【特許文献3】実用新案登録第3036330号公報
【特許文献4】実用新案登録第3116969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上記の問題点に鑑みて提案されたものであって、宇宙エネルギー集積放射具とその用途に関するものである。
さらに詳細には、宇宙エネルギーが一定の立体的な形状に集積し放射しやすい性質を利用した特定構造の集積放射具とその用途を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題解決のため、種々検討した結果、最適には球・半球・楕円球・輪環体を特定の条件で構成することによってその目的を達成し、所望の効果を発揮できる本発明を完成するに至った。
【0015】
すなわち、下記(1)乃至(7)の構成により、所望の目的が達成される。
(1)円形支持盤の表面に対し、木製又は紙製の中心支柱を備え、球体、半球体、楕円球体及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体を、前記木製又は紙製の中心支柱を機軸にして同心円状に奇数個ずつ隣接配置し、固定したことを特徴とする宇宙エネルギー集積放射具。
(2)円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、中心支柱の上部方向に多層で構成されたことを特徴とする(1)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
(3)円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成されたことを特徴とする(1)または(2)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
(4)配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成された場合において、該円盤状の木製容器上部に円錐型フードを設置したことを特徴とする(3)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
(5)木製又は紙製の中心支柱に、磁石を内包させたことを特徴とする(1)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
(6)木製又は紙製の中心支柱を機軸に同心円状に配置固定する木製の球体、半球体及び輪環体の固体に磁石を内包させたことを特徴とする(1)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
(7)健康器具、装身具及び医療用器具であることを特徴とする(1)に記載の宇宙エネルギー集積放射具。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、円形支持盤の表面に対し、木製又は紙製の中心支柱を備え、球体、半球体及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体を、前記木製又は紙製の中心支柱を機軸にして同心円状に奇数個ずつ隣接配置、固定した宇宙エネルギー集積放射具が提供され、該宇宙エネルギー集積放射具は、対称軸を有しないことから、エネルギーを集積するために方角を気にすることなく任意に設置でき、放射する場合にも、被放射体に対する方位を気にする必要がなく一定量を持続的に共振させて供給することができる。
また本発明の宇宙エネルギー集積放射具は、宇宙エネルギーを集積し易い曲線で構成される三次元の木製固体を使用することから、前記宇宙エネルギーの集積放射力は強く安定している。
上記のとおり、安定で持続的なエネルギーの放射が達成できることによって、用途は、健康器具、装身具及び医療用器具等の生活用品へと多岐にわたって展開し得る。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の宇宙エネルギー集積放射具(輪環体を基本構成とするもの)の一例を示す側面図及び上面図である。
図2】本発明の宇宙エネルギー集積放射具(楕円状の球体を基本構成とするもの)の一例を示す側面図及び上面図である。
図3】本発明の宇宙エネルギー集積放射具(半球体を基本構成とするもの)の一例を示す側面図及び上面図である。
図4】本発明の宇宙エネルギー集積放射具(球体を基本構成とするもの)の一例を示す側面図及び上面図である。
図5】本発明の宇宙エネルギー集積放射具を円盤状の木製容器内に形成した全体を示す外観図である。
図6】本発明の宇宙エネルギー集積放射具の中心支柱において、磁石を内包させた一例を示す斜視図である。
図7】本発明のラウンドボール不使用の薄型タイプの例を示す図である。
図8】転写試験の実験時に使用した本発明の宇宙エネルギー集積放射具を示した図である。
図9図8同様、転写試験の実験時に使用した本発明の宇宙エネルギー集積放射具を示した図である。
図10】本発明の発明特定事項に基づき、奇数の法則に沿ってラウンドボールの配置例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態につき、その奏する効果を含めて詳述する。
【0019】
本発明は、宇宙エネルギー集積放射具とその用途に関するものであり、さらに詳細には、宇宙エネルギーが一定の立体的な形状に集積し放射しやすい性質を利用した特定構造の集積放射具とその用途に関するものである。
【0020】
本発明の請求項1によれば、円形支持盤の表面に対し、木製又は紙製の中心支柱を備え、球体、半球体、楕円球及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体を、前記木製中心支柱を機軸にして同心円状に奇数個ずつ隣接配置し、固定したことを特徴とする宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
【0021】
出願人は、宇宙エネルギーは丸いものに集積・放射される性質があることに鑑み、曲線で構成される形状に着目し、その配置と配列を検討しエネルギーの集積と放射力の関係を評価した。当該評価の検査道具としては、当業界で一般に使用されるダウジングの正木式フーチとドイツ式スウィングロッドを使用した。宇宙エネルギーの集積状態は、共振によって時計廻りの真円運動を示すかどうかで判断でき、その強さ(集積度合い)は共振の振れ幅によって観察することができる。
【0022】
出願人らの評価によれば、集積放射具で使用する材質は木製(堅いほど良い)の天然物が最適であり、木製の中心支柱の周囲を、球体、半球体、楕円球体及び輪環体から選ばれたいずれか1種の木製固体によって同心円状に奇数個配置することが最も好ましいことが判明した。
<奇数の法則>(図8
本発明において、宇宙エネルギーを利用する場合に構成する玉の数はすべて奇数であること、また平面的には玉の輪の最外輪は内輪から数えて奇数番目とし、さらに、垂直的には内輪、中輪及び外輪迄の玉の傘ね具合も全て奇数で構成することが至適条件である。
本発明で奇数個配置するのは、対称軸をずらす為である。つまり、前述のとおり、物体が対称軸を有する場合には、宇宙エネルギーの集積・放射力の減衰を防止すべく、左右対称軸を南北に合わせる必要があるが、前記木製物体を偶数配置した場合には、左右対称軸を保持することとなるからである。偶数条件を外し、奇数個の配置とすることで、任意の方位から宇宙エネルギーの集積放射が可能となるため、本発明の目的において合理的な条件に合致する。
【0023】
当該請求項1による発明特定事項によって構成された宇宙エネルギー集積放射具の例を図1乃至4に示した。いずれの配置も、木製の中心支柱を囲みn周の同心円状で構成されるが、前記中心支柱の第1周目は7個、第2周目は13個、第3周目は19個で構成され、同心円が1週増えるごとに6個単位で木製固体が増える法則がある。
また、1個当たりのサイズが大きくなれば、宇宙エネルギーの集積放射力は増強し、その用途も大規模な設備への応用が可能となる。
【0024】
宇宙エネルギーの集積放射力は、各構成の木製固体のサイズに依存する他、円形支持盤の表面に対し、幾層にも重ねることで比例的または相乗的に増強される。図1乃至4は、構成単位の形状に応じてその重畳的な構成の一例を開示したものである。
【0025】
すなわち、本発明の請求項2によれば、円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、中心支柱の上部方向に多層で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供されるものである。
【0026】
既に説明したように、宇宙エネルギーは丸いものに集積・放射されやすい性質があるため、発明者は曲線や曲面の応用にこだわり、円形支持盤の表面に対し、球体、半球体及び輪環体を最適配置に並べ固定する構成をとったところ、前記円形支持盤に固定した宇宙エネルギー集積放射具を円盤状の木製容器に設置し使用するに至った。
この場合、容器壁面に孔をうがち、宇宙エネルギーが水平方向にも放射されるようにしたものも実施の態様として許容される。孔の位置や数については、用途に応じて任意に調整できる。
既に述べたように、例えば、基本構成の形状は球の場合、その数は奇数単位で構成することがポイントとなる。球の輪は水平的に幾層にも重ね且つ垂直的にも玉を重ねるごとに比例的に宇宙エネルギーの集積照射力が強化される。球のサイズは大きくなる程に宇宙エネルギーの集積照射力が強くなる。
尚、球の形状は球状の他、半球、輪環球、楕円球及びドーナツ球等が有効である。素材は好適には、木、貝類等の天然物を用いる。原則として人工素材は無効であるが、波動センサーのフーチやスウィングロッドを用いたテストで真円運動をするものについては制限するものではない。
また、玉の色彩がエネルギーの強弱に影響を与えることがあり、その調整は適宜に行うことが許容されるものであり、そのことによって最適な宇宙エネルギーの集積照射が実現できる。
【0027】
すなわち、本発明の請求項3によれば、円形支持盤の表面に対し、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
【0028】
尚、他の放射バリエーションとして、円盤状の木製容器の壁面に孔をうがつかわりに、円錐型フードに孔をうがち、前記円盤状の木製容器の蓋上に設置しても、上記と同じ効果が得られる。
【0029】
すなわち、本発明の請求項4によれば、配置固定された宇宙エネルギー集積放射具が、円盤状の木製容器内に形成された場合において、該円盤状の木製容器上部に円錐型フードを設置したことを特徴とする請求項3に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
【0030】
また、本発明において使用する木製又は紙製の中心支柱には、NS両極で構成される磁石を内包させることが好ましい。内包された磁石の磁束が、本発明で構成する幾何学的な立体的形状と共振して前記立体的形状の宇宙エネルギーを集積放射する力を増強するために有効だからである。
この場合、前記NS両極で構成される磁石の最適な方位は、地球の経緯度に対して任意に採択調整し得る。磁束密度についても、用途に応じて任意に採択し得るものである。
すなわち、本発明の請求項5によれば、木製又は紙製の中心支柱に、磁石を内包させたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
なお、本発明品の使用場所が北半球の場合、磁石はN極を利用し、南半球の場合にはS極を利用しなければ宇宙エネルギーが働かない点に留意する(磁気の法則)。
【0031】
また、別の実施態様として、本発明で構成する球体、半球体、楕円球体及び輪環体のいずれかにおいて、上記木製又は紙製の中心支柱に磁石を内包させるのと同じ理由により、NS両極で構成される磁石を内包させることが好ましい。
【0032】
すなわち、本発明の請求項6によれば、木製又は紙製の中心支柱を機軸に同心円状に配置固定する木製の球体、半球体、楕円球体及び輪環体の固体に磁石を内包させたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
集積放射具の用途としては、その大きさにより様々であるが、化石燃料由来のエネルギーに代替するエネルギー、日常的な用途としては、健康器具、装身具及び医療用器具等が挙げられる。
すなわち、本発明の請求項7によれば、健康器具、装身具及び医療用器具であることを特徴とする請求項1に記載の宇宙エネルギー集積放射具が提供される。
【実施例0033】
以下、添付図面や実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は当該実施例に限定されるものではない。
【0034】
図1乃至図4には、本発明の宇宙エネルギー集積放射具の一例を、それぞれ側面図および上面図で示した。
各開示例での放射力は、宇宙エネルギーを多量に包含する麦飯石の水溶液を標準として確認した。本品の宇宙エネルギー放射力の顕在化の方法として下記の通り実行した。
検査道具は、既に述べたようにダウジングの正木式フーチとドイツ式スウィングロッドを用いた。
先ず麦飯石の水溶液の宇宙エネルギーをチェックした結果、フーチ及びスウィングロッドでも時計廻りの真円運動を示した。
次に本発明品について測定したところ、フーチ及びスウィングロッド共に時計廻りの真円運動を示したことから、本発明品は宇宙エネルギーを集積・放射していることが確認された。
【0035】
次に、出願人は、発明品の宇宙エネルギー蓄積放射力につき、転写力を確認することで実証する実験を試みた。
具体的には、前記のフーチ、スウィングロッドが真円運動を示さない、即ち宇宙エネルギーを保持しない転写対象物(食品衣類、アクセサリー等)に宇宙エネルギーを転写することを目的とするものである。
【0036】
本発明品の上に、フーチやスウィングロッドが共振しないエネルギー非保持の転写対象物を載せ、しばらく放置(10分から30分位)したところ、フーチやスウィングロッドが真円運動を示し宇宙エネルギーが転写されたことが確認できた。
食品の場合では、例えば、酒、コーヒー、ジュース、水道水及び醤油等では味が円やかになる効果が見られた。
以上より、本発明品は転写力確認の面からも「宇宙エネルギー蓄積放射力を備えるツール」として有用であることが確認された。
【0037】
さらに、出願人は、放射力の増強効果について、構造の面から確認する実験を試みた。具体的には以下のとおりである。
【0038】
転写時間の実験(図9及び図10
本実験は、奇数の法則に基づいて、奇数1,3,5の整数を用いて集積体を構成して行った。
(1)ラウンドボールに設置の玉の輪が平面的に一輪のもの(A-1)三輪のものを(B-1)五輪のものを(C-1)とし、ラウンドボールなしで一輪のものを(A-2)三輪のものを(B-2)五輪 のものを(C-2)とする。
(2)ラウンドボールに設置の玉の輪を平面的には内輪、中輪、外輪の三層のみにしぼり、垂直的には全て一玉のものを(A-3) 、全て三玉のものを(B-3)、全て五玉のものを(C-3)、他方ラウンドボールなしの玉の輪が全て一玉のものを(A-4)、全て三玉のものを(B-4)、全て五玉のものを(C-4)とする。
(3)上記(2)の磁石付きの場合で、垂直的に全て一玉のものを(A-5)、全て三玉のものを(B-5)、五玉のものを(C-5)とし他方ラウンドボールなしの磁石付きの場合で垂直的に全て一玉のものを(A-6)、全て三玉のものを(B-6)、全て五玉のものを(C-6)とする。
(4) 偶数リングの場合
ラウンドボールなしで玉の輪が平面的に二輪のものを(D-1)とし、四輪のものを(E-1)とし、ラウンドボール有りで 二輪のものを(D-2)とし四輪のものを(E-2)とする。

以上、(1)~(4)の各装置の上に宇宙エネルギーが無集積(波動センサーが真円運動を示さない状態)のセンベイを乗せて宇宙エネルギーの転写を試みた。
その結果、転写時間は次の通りとなった。

(1)のケース
(A-1)7分 (A-2) 10分
(B-1) 2分 (B-2) 4分
(C-1) 1分 (C-2) 2分

(2)のケース
(A-3) 10分 (A-4) 16分
(B-3) 5分 (B-4) 12分
(C-3) 1分 (C-4) 6分

(3)のケース
(A-5) 10分 (A-6) 16分
(B-5) 5分 (B-6) 12分
(C-5) 1分 (C-6) 6分

(4)のケース
(D-1) 71分 (D-2) 26分
(E-3) 43分 (E-2) 14分
【0039】
(実験考察)
以上の結果から、宇宙エネルギーの転写力(照射力)は、ラウンドボール有の場合、宇宙エネルギーの粒子が多く蓄積されるので、ラウンドボール無しよりも強くなり、又、玉の輪が平面的に増す程に転写力はアップすることが証明された。
さらには、玉の輪を垂直的に積み上げると転写力はさらに増した。
玉の輪は2輪若しくは4輪等の偶数の場合には、宇宙エネルギーが弱く、転写時間も長時間を要することから奇数構成に比べて実用性に悖る結果が確認された。
磁石に関しては、転写には無関係であり、生体の血行作用のみが確認された。
【0040】
更に、球の輪を垂直的にも増加した場合の放射力発揮の時間についても同様に、波動センサーテストで試みた。
ラウンドボールありで、水平的に三層構造の球の輪が垂直的に一段のものをA-3、二段のものをB-3、三段のものをC-3としたところ、テストの結果は(A-3)5分間、(B-3)3分間、(C-3)1分間を要した。
したがって、球の輪を垂直的にも積み上げると宇宙エネルギーの集積照射力が更に増大することが証明された。
【0041】
ここで、本発明品の製造方法(三層三段の場合)について、形状のタイプ別に例示する。
<数珠タイプの玉の場合>
中央に支柱が通るサイズの孔をあけた木製の円形支持盤上に内側から順に玉数の小、中、大の奇数玉からなる数珠を並べ、接着剤を用いて接着する。
この様な構造物を計3個作り、中央に支柱を有する木製円板上に三段重とする。これをラウンドボールの中に固定し蓋をかぶせて本発明品とする。
この場合、ラウンドボール内側には、コルクの帯を内輪壁の任意の位置に固定することも適宜採用し得る。固定にはくぎ等の金属は使わず、接着剤で固定するのが好ましい。
【0042】
<半球タイプの玉の場合>
半球を用いる他は、数珠タイプと同様の方法で製造し、本発明品とする。
【0043】
<ドーナツタイプの玉の場合>
中央に支柱を有する木製の円形支持盤上に、数珠タイプと同様、ドーナツタイプの球を並べ固定する。
次に各球の孔に竹の棒を固定し、それに玉を計三段重ねとする。これをラウンドボールに接着し蓋を取付けて本発明品とする。
【0044】
<連結球タイプの玉の場合>
中央に支柱を固定した木製の円形支持盤上に内側から順に球数が小、中、大の奇数からなる連結球を並べて接着し本発明品とする。
【符号の説明】
【0045】
1 宇宙エネルギー集積放射具を構成する中心支柱
2 円盤状木製容器(ラウンドボール)の蓋
3 有孔の円盤状木製容器(ラウンドボール)本体
4 無孔の円盤状木製容器(ラウンドボール)本体
5 有孔の円錐形フード
【0046】
<本発明品の応用の可能性>
東洋医療における「気、血、水」によるホメオスタシスの観点から考察を試みる。漢方の診断法として、「気・血・水」3つのバランス考量で人の健康状態「証」を図り、治療方針を決める考え方がある。気には先天の気(腎気)と後天の気があり、後天の気即ち吸気(肺)の酸素と食物の気(宇宙エネルギー)が合体して正気が形成され、経路を通して全身を循環していて、気が不足すると気虚となり、気の流れが順調でないと気滞となる。又、血がスムーズに流れないと&#30208;血が生じ、水(体液)が偏在すると水毒と称される(水腫、腹水、胃内停水)。
以上の弊害がある場合、本品の宇宙エネルギー(気)の放射(転写)によって、「気・血・水」が正常化し、人間本来のホメオスタシス維持が図られる結果、漢方薬同様の効果が期待出来る。
即ち宇宙エネルギー(気)の照射(気の補充)により約70%含有の人体細胞の水が活性化(水毒の改善)し新陳代謝が旺盛になり血行が促進(お血の改善)されることとなる。その結果、体の働きが理想的なものになる。
水との関係については、宇宙エネルギー(量子)が丸い物により集積する性質を利用したのが本発明の本質であるが、奇数玉の輪という構造(情報)に遭遇すると宇宙エネルギーは波形から粒子化して集積し(量子の二重性)、振動共鳴して対象物の水分子を活性化する。
【0047】
次に、経路の観点からの考察を試みる。人体には約365穴のツボ(経穴)があるとされ、これがすべて経路上に位置している。
経路とはツボが一定の形に結ばれて縦に点々とつながって気、血運航の通路で十二正経と八奇経がある。そして、いずれも枝分かれしながら内臓とつながっていて内臓の異常はそれに関連のある経路に現れてくる。十二正経には、手とつながる六経(肺経、大腸経、心経、小腸経、心包経、三焦経)と足とつながる六経(胃経、脾経、膀胱経、腎経、胆経、肝経)が存在する。
ところで、生薬エキスには微量の気(宇宙エネルギー)があり、皮膚から吸収され、経路を通して健康促進に効果を発揮することから、漢方では外治法と云って生薬エキスを皮膚に貼付する方法が伝えられている。
又握薬の法として生薬エキスをじかに手で握ったり、瓶入りの生薬エキスを手で握ることが昔から行われて効果を発揮していた。皮膚の中でも臍(へそ)部位と足裏(湧泉)は気を特によく吸収すると云われている。
例えば口内炎、口内腫瘍の際には細辛の乾燥根の粉末を臍部に貼ると有効であり、又腎炎による浮腫にはヒガンバナをすりつぶして貼ると有効である。又藍染めの着物や下着を着ると心身が壮快になる。紅花染めの下着は月経調整の働きがあるとされる。藍、紅花には非常に微量の気があり、このような改善が見られる。
従って手の六正経に対しては握薬の法として本発明品に手のひらを当て、足の六正経に対しては外治法として本発明品を足の裏に当てると効果的である。
又、臍周辺は十二正経すべてが通っているので、本発明品を臍部中心に当てると有効である。さらに異常を認知する部分に本発明品を当てると、より効果が発揮されることが考えられる。
【0048】
実用的な応用の考察を試みる。具体的には次に列挙した用途が考えられる。
(1)帆布製又はフェルトの両側に切れ目を入れてベルトを通し、その中に本発明品を収納しマジックテープ(登録商標)で止めて用いる。主に胴体の表裏、脚部に照射すると、臍部と足裏に必ず照射すること。なぜなら、これ等は気の吸収に鋭敏な部位であるからである(内臓調整)。
(2)小型化した本発明品を携帯用としてバッグやポケットに収納して用いる(疲労予防)。
(3)ヘッドフォンの耳当て部分に小型携帯用を取り付ける(耳鳴り、難聴)。
(4)椅子の背もたれの裏側に取り付ける(疲労予防)。
(5)丸枠型のメガネのレンズ部位に小型携帯用をセットする(眼精疲労)。
(6)円筒型の容器内に連結球の輪を設置し、その中に瓶入りの食品を設置する(酒類、水道水の味の向上)。
(7)奇数球の輪を数珠として用いる(邪気予防)。
(8)超小型をスリッパの踵部位に設置(脚の調整)
足裏の湧泉のツボから入った宇宙エネルギーは体のすみずみ迄波及し細胞の活性化をはかり身体中に力をみなぎらせてくれる。
(9)ラウンドボールの壁面に吊り下げ用のヒモを取り付けて壁掛けとして用いる(パワースポット兼飾り)。
健康器具として利用する場合においては、両側面にバンド維持用の紐を取り付ける方法が採用できる。
(10)中央に孔のある輪環型の玉の輪を帆布又はフェルトに縫い付けるが、プラスチック製ネジで止めて以下の日用品に取り付ける。
(a) 枕用(不眠)
(b) 防止用(薄毛)
(c) プロテクター用(電磁波予防)
(d) リュック用(登山)
(e) マット用(脚の調整)
(f) 座布団用(リラックス)
(g) クッション用(疲労回復)
(h) ペット服用(リラックス)
(11)健康器具 (主)薄型タイプ (副)ラウンドボールタイプ (図7参照)
(胴体用又は椅子設置用の具体例…タイプ1)
円形フェルト(ポリエステル)の中央に磁石を取り付け、それを囲むようにドーナツ型天然木(中央孔あり)の玉の輪(奇数個)を糸で縫い合わせ次に同サイズのフェルト2枚で挟み、さらに同サイズの本革2枚で両面に重ねて周辺をプラネジ又は接着剤で固定する。
(手足用の具体例)
胴体用の本革部分だけを楕円形にし、それ以外は胴体用と同じ製法とする。
(胴体用又は椅子設置用の具体例…タイプ2)
円形フェルト(ポリエステル)の中央に磁石を取り付け、それを囲むように特定の袋状ネットに天然ご遺志を奇数個入れ、碁石と碁石の間を結束バンドで結び、碁石の輪を作成しさらに結束バンドでフェルトに固定する。それ以降は上記のタイプ1と同様にして本発明の集積放射具を制する。
<ラウンドボール(円盤状の木製容器)及び薄型タイプの外輪の玉を囲んだ本革の紐状又は帯状の輪に関する考察>
両者の構造は、宇宙エネルギーという微粒子の貯蔵庫の役目であり、この構造によって宇宙エネルギーの集積照射力が相乗的に向上する。
実施態様によっては、ラウンドボールの代用効果が期待できるものである。
(12)エネルギー転写器 (主)ラウンドボールタイプ (副)薄型タイプ
【0049】
最後に、本発明品の中心支柱に磁石を設置する効果について開示する。
地球は巨大な磁石であるが現在、地磁気が段々減少傾向にあり2000年後にはゼロになると予想されている。すでに現代は磁気不足の時代に突入していて、半健康人の増加がみられ、人為的な磁気補充の必要性が増している。
イリノイ大薬学部のバーノシー教授の理論によれば、血液が磁力線(500ガウス以上)の中を流れると電圧が生じ、血中に電流が発生(電磁誘導)し血流のイオン化(電解質解離減少)が進み、これによって血流の循環がよくなり、自律神経が正常化し筋肉のコリや痛みに効果を発揮するという。
【0050】
本発明品においては、年輪状の奇数球の輪による宇宙エネルギー照射での血行促進作用に加え、磁気エネルギーによる血行促進作用のダブル効果でより健康効果が高められる。
ここで、磁石の設置場所については、図6で示したように、本発明品の中心支柱の中央に設置し、磁石の形状はオセロの駒状のものを用いる。磁力の強さは、好適には500ガウス(=50ミリテスラ)以上を目安とする。
尚、磁石の極は、経緯度に応じて任意に調整し得るので特に制約はないが、平板形状の場合には、一般には表をN極、裏をS極とするのが好ましい。表と裏を逆に設置すると、宇宙エネルギーの集積・放射力がゼロとなってしまう場合があるので注意を要する。
図1
図2
図3
図4
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図6
図7
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図10