(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024081944
(43)【公開日】2024-06-19
(54)【発明の名称】端末装置、プログラム、サーバ装置及び方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240612BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022195551
(22)【出願日】2022-12-07
(71)【出願人】
【識別番号】518135412
【氏名又は名称】株式会社リクルート
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100139066
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 健太郎
(72)【発明者】
【氏名】甲斐 駿介
(72)【発明者】
【氏名】植田 雄大
(72)【発明者】
【氏名】小島 清樹
(72)【発明者】
【氏名】梁 一誠
(72)【発明者】
【氏名】稲村 秀人
(72)【発明者】
【氏名】永田 智明
(72)【発明者】
【氏名】大城 康平
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】求職者のアピールポイントを効率よく的確に入力できる端末装置及びサーバ装置を提供する。
【解決手段】端末装置(求職者端末3)は、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続し、各求人サービスに共通の画面であって、求職者の職種を入力する第1画面を表示し、入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含む第2画面を表示し、第2画面に含まれるスキルに関する質問の数が、接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される一方、サーバ装置(求人サービス提供装置2)は、端末装置から受信した職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を端末装置に送信し、スキルに関する質問の数を、端末装置が接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
異なる複数の求人サービスのいずれかに接続する手段と、
前記求人サービスに共通の画面であって、求職者の職種を含む職歴を入力するための第1画面を表示する手段と、
前記第1画面で入力された前記職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含む第2画面を表示する手段と、を備え、
前記第2画面に含まれる前記スキルに関する質問の数は、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される、
端末装置。
【請求項2】
前記第2画面に含まれる前記選択肢の中から選択されたスキルに基づいて生成される、前記求職者がアピールしたいポイントを選択するための第3画面を表示する手段を、さらに備える、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第2画面に含まれる前記スキルに関する質問の数は、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスに、前記求職者へのスカウトサービスが含まれる場合に、基準よりも多めに設定される、
請求項1又は2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第2画面に含まれる前記スキルに関する質問の数は、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスに、求人情報の閲覧サービスが含まれる場合に、基準よりも少なめに設定される、
請求項1又は2に記載の端末装置。
【請求項5】
コンピュータを、
異なる複数の求人サービスのいずれかに接続する手段、
前記求人サービスに共通の画面であって、求職者の職種を含む職歴を入力するための第1画面を表示する手段、
前記第1画面で入力された前記職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含む第2画面を表示する手段、として機能させ、
前記第2画面に含まれる前記スキルに関する質問の数を、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更する、
プログラム。
【請求項6】
求職者が操作する端末装置であって、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した前記端末装置から、前記求職者の職種を含む職歴を受信する手段と、
受信した前記職歴に含まれる前記職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を前記端末装置に送信する手段と、を備え、
前記スキルに関する質問の数は、前記端末装置が接続した前記求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される、
サーバ装置。
【請求項7】
送信した前記選択肢の中から選択されたスキルを前記端末装置から受信する手段と、
受信したスキルに基づいて、前記求職者がアピールしたいポイントの候補を含む情報を前記端末装置に送信する手段と、
送信した前記アピールしたいポイントの候補の中から選択されたアピールしたいポイントを前記端末装置から受信する手段と、
をさらに備える請求項6に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記スキルに関する質問の数は、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスに、前記求職者へのスカウトサービスが含まれる場合に、基準よりも多めに設定される、
請求項6又は7に記載のサーバ装置。
【請求項9】
前記スキルに関する質問の数は、接続した前記求人サービスにより提供されるサービスに、求人情報の閲覧サービスが含まれる場合に、基準よりも少なめに設定される、
請求項6又は7に記載のサーバ装置。
【請求項10】
プロセッサにより実行される方法であって、
求職者が操作する端末装置であって、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した前記端末装置から、前記求職者の職種を含む職歴を受信するステップと、
受信した前記職歴に含まれる前記職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を前記端末装置に送信するステップと、を含み、
前記スキルに関する質問の数は、前記端末装置が接続した前記求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される、
方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、求職者のデータ入力を支援する端末装置、プログラム、サーバ装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ネット上で作成した電子履歴書を求人企業宛に送付する履歴書作成システムが開示されている。このシステムでは、履歴書に必要な情報(氏名・住所・学歴・職歴等)を登録すると、その情報を利用して同じ履歴書を何通も作成して求人企業に送付することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、求人企業に応募する場合には、上記の履歴書に必要な情報に加え、これまでに身に付けたスキルなどのアピールポイントを主張して自己PRすることが重要になる。特許文献1には、履歴書に必要な情報を登録することが記載されているが、アピールポイントを登録することについては記載がない。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、求職者のアピールポイントを効率よく的確に入力することができる端末装置、プログラム、サーバ装置及び方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る端末装置は、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続する手段と、求人サービスに共通の画面であって、求職者の職種を含む職歴を入力するための第1画面を表示する手段と、第1画面で入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含む第2画面を表示する手段と、を備え、第2画面に含まれるスキルに関する質問の数は、接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される。
【0007】
上記態様において、第2画面に含まれる選択肢の中から選択されたスキルに基づいて生成される、求職者がアピールしたいポイントを選択するための第3画面を表示する手段を、さらに備えてもよい。
【0008】
上記態様において、第2画面に含まれるスキルに関する質問の数は、接続した求人サービスにより提供されるサービスに、求職者へのスカウトサービスが含まれる場合に、基準よりも多めに設定されてもよい。
【0009】
上記態様において、第2画面に含まれるスキルに関する質問の数は、接続した求人サービスにより提供されるサービスに、求人情報の閲覧サービスが含まれる場合に、基準よりも少なめに設定されてもよい。
【0010】
本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータを、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続する手段、求人サービスに共通の画面であって、求職者の職種を含む職歴を入力するための第1画面を表示する手段、第1画面で入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含む第2画面を表示する手段、として機能させ、第2画面に含まれるスキルに関する質問の数を、接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更する。
【0011】
本発明の他の態様に係るサーバ装置は、求職者が操作する端末装置であって、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した端末装置から、求職者の職種を含む職歴を受信する手段と、受信した職歴に含まれる職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を端末装置に送信する手段と、を備え、スキルに関する質問の数は、端末装置が接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される。
【0012】
上記態様において、送信した選択肢の中から選択されたスキルを端末装置から受信する手段と、受信したスキルに基づいて、求職者がアピールしたいポイントの候補を含む情報を端末装置に送信する手段と、送信したアピールしたいポイントの候補の中から選択されたアピールしたいポイントを端末装置から受信する手段と、をさらに備えてもよい。
【0013】
上記態様において、スキルに関する質問の数は、接続した求人サービスにより提供されるサービスに、求職者へのスカウトサービスが含まれる場合に、基準よりも多めに設定されてもよい。
【0014】
上記態様において、スキルに関する質問の数は、接続した求人サービスにより提供されるサービスに、求人情報の閲覧サービスが含まれる場合に、基準よりも少なめに設定されてもよい。
【0015】
本発明の他の態様に係る方法は、プロセッサにより実行される方法であって、求職者が操作する端末装置であって、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した端末装置から、求職者の職種を含む職歴を受信するステップと、受信した職歴に含まれる職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を端末装置に送信するステップと、を含み、スキルに関する質問の数は、端末装置が接続した求人サービスにより提供されるサービスの特性に基づいて変更される。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、求職者のアピールポイントを効率よく的確に入力することができる端末装置、プログラム、サーバ装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】第1実施形態に係る求人サービス提供装置及び求職者端末を含む求人サービス提供システムの構成を例示するブロック図である。
【
図2】
図1の求人サービス提供装置の構成を例示するブロック図である。
【
図3】
図1の求職者端末の構成を例示するブロック図である。
【
図4】求職者端末に表示される職歴入力画面の一例である。
【
図5】求職者端末に表示されるスキル選択画面の一例である。
【
図6】求職者端末に表示されるアピールポイント選択画面の一例である。
【
図7】第1実施形態における求人サービス提供システムの動作の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
【
図8】第2実施形態における求人サービス提供システムの動作の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
【
図9】求職者端末に表示される雇用形態入力画面の一例である。
【
図10】求職者端末に表示される希望条件入力画面の一例である。
【
図11】求職者端末に表示される希望条件入力画面の一例である。
【
図12】第3実施形態における求人サービス提供システムの動作の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
【
図13】第4実施形態に係る求人サービス提供装置及び求職者端末を含む求人サービス提供システムと外部求人サービス提供装置とのネットワーク構成を例示するブロック図である。
【
図14】求職者端末に表示される連携サービス設定画面の一例である。
【
図15】第4実施形態における求人サービス提供システムの動作の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
【
図16】求職者端末に表示されるトップ画面の一例である。
【
図17】求職者端末に表示されるトップ画面の一例である。
【
図18】求職者端末に表示される会員登録画面の一例である。
【
図19】求職者端末に表示される会員登録画面の一例である。
【
図20】第5実施形態における求人サービス提供システムの動作の一例を説明するためのシーケンスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0019】
[第1実施形態]
[求人サービス提供システムの概要]
図1を参照して、第1実施形態に係る求人サービス提供装置及び求職者端末を含む求人サービス提供システムの構成について説明する。求人サービス提供システム1は、例えば、サーバ装置である求人サービス提供装置2と、求職者が操作する端末装置である求職者端末3とを備える。求人サービス提供システム1は、例えば、転職を検討する求職者に対する転職支援サービスを提供するシステムである。なお、求人サービスは、転職支援サービスに限定されず、就職を検討する求職者に対する就職支援サービスであってもよい。
【0020】
求職者端末3は、例えば、スマートフォン、PC(Personal Computer)端末、ノートPC、タブレット端末、その他の端末装置であってよい。
【0021】
求職者端末3は、求人サービス用のアプリケーション(以下、「アプリ」ともいう。)をインストールしてもよいし、インストールしなくてもよい。
【0022】
求人サービス用のアプリを求職者端末3にインストールした場合には、例えば、インストールしたアプリによって求職者端末3に表示される画面を用いて、求職者端末3と求人サービス提供装置2との間でデータをやり取りすることができる。
【0023】
他方、求人サービス用のアプリを求職者端末3にインストールしない場合には、例えば、求職者端末3が求人サービス提供装置2のウェブサイトに接続することで求職者端末3に表示される画面を用いて、求職者端末3と求人サービス提供装置2との間でデータをやり取りすることができる。
【0024】
本実施形態では、例示的に、求職者端末3がスマートフォンであり、求人サービス用のアプリを求職者端末3にインストールした場合について説明する。
【0025】
求人サービス提供装置2と求職者端末3は、それぞれネットワークNを介して相互に通信できるように構成される。
【0026】
ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせなどのいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
【0027】
[求人サービス提供装置の物理的な構成]
図2に示すように、求人サービス提供装置2は、物理的な構成として、例えば、プロセッサ21と、通信インタフェース22と、記憶装置23とを備える。
【0028】
プロセッサ21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサである。プロセッサ21は、記憶装置23に記憶されているプログラム231を実行することで、後述する求人サービス提供装置2の各種機能を実現する制御部211として機能する。
【0029】
通信インタフェース22は、ネットワークNに接続し、ネットワークN上の他の装置や端末と通信する通信部として機能する。
【0030】
記憶装置23は、例えば、ディスクドライブ又は半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶装置23は、求人サービス提供装置2の各種機能を実現するためのプログラム231及びそのプログラム231で使用される各種のデータ232などを記憶する記憶部として機能する。
【0031】
各種のデータ232には、例えば、求職者の個人情報、求職者の職歴や学歴などを含む経歴に関する情報、後述するスキルに関する質問及び選択肢に関する情報、並びに、後述する求職者のスキル及びアピールポイントに関する情報などを構成するデータが含まれる。
【0032】
[求職者端末の物理的な構成]
図3に示すように、求職者端末3は、物理的な構成として、例えば、プロセッサ31と、通信インタフェース32と、記憶装置33と、入力装置34と、表示装置35とを備える。
【0033】
プロセッサ31は、例えば、CPUやMPUなどのプロセッサである。プロセッサ31は、記憶装置33に記憶されているプログラム331を実行することで、求職者端末3の各種の機能を実現する制御部311として機能する。
【0034】
通信インタフェース32は、ネットワークNに接続し、ネットワークN上の他の端末や装置と通信する通信部として機能する。
【0035】
記憶装置33は、例えば、ディスクドライブ又は半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶装置33は、求職者端末3の各種の機能を実現するためのプログラム331及びそのプログラム331で使用される各種のデータなどを記憶する記憶部として機能する。プログラム331には、求人サービス用のアプリが含まれる。
【0036】
入力装置34は、ユーザからの入力を受け付ける入力部として機能する。入力装置34として、例えば、タッチパネル、ペンタブレット、キーボード、マウス、マイクなどを用いることができる。
【0037】
表示装置35は、画像や画面などを表示する表示部として機能する。表示装置35として、例えば、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイなどを用いることができる。
【0038】
[求職者端末の機能的な構成]
図3の制御部311により実現される求職者端末3の各種機能について説明する。制御部311は、例えば、各種の画面を表示装置35に表示させ、画面上で求職者が選択又は入力したデータを求人サービス提供装置2に送信し、求人サービス提供装置2から送信されるデータを受信して画面に表示させる機能を有する。
【0039】
各種の画面として、例えば、職歴入力画面、スキル選択画面、及びアピールポイント選択画面などがある。各種の画面について、以下に順に説明する。
【0040】
図4は、職歴入力画面の一例であり、求職者の経歴のうち、直近の職歴を入力するための画面である。
図4の職歴入力画面は、データを選択又は入力する入力欄として、例示的に、職種入力欄4a、所属会社入力欄4b、雇用形態入力欄4c及び在職期間入力欄4dが設けられている。
【0041】
職種入力欄4aには、求職者の直近の職種を入力する。
図4では、予め定められた職種の中から選択することで職種を入力する。職種として、例えば、営業、総務、企画、事務、経理、人事、販売、接客、開発及び技術などを設けることができるが、運用の実体に合わせて適宜必要な職種を設けることができる。
【0042】
所属会社入力欄4bには、求職者が直近に所属していた又は所属している会社名称を入力する。
【0043】
雇用形態入力欄4cには、所属会社入力欄4bに入力した会社での雇用形態を入力する。
図4では、予め定められた雇用形態の中から選択することで雇用形態を入力する。雇用形態として、例えば、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト及びパートなどを設けることができるが、運用の実体に合わせて適宜必要な雇用形態を設けることができる。
【0044】
在職期間入力欄4dには、所属会社入力欄4bに入力した会社に在職中であるかどうかを示すチェックマークと、在職期間の開始年月及び終了年月を入力する。終了年月は、在職中でない場合にのみ入力可能とし、在職中である場合には、入力不可としてもよい。
【0045】
なお、職歴入力画面に設ける入力項目は、
図4に例示した項目に限定されず、例えば、所属会社での年収など、職歴に関連する項目を適宜入力させてもよい。また、職歴入力画面の他、例えば、求職者の学歴を入力するための学歴入力画面などを含む求職者の経歴を入力するための画面を適宜表示装置35に表示させてもよい。さらに、職務経験がない場合には、求職者が希望する職務に関する情報を入力するための画面を表示させてもよい。
【0046】
図5は、スキル選択画面の一例であり、求職者のスキルを入力するための画面である。スキル選択画面には、スキルに関する質問及び選択肢が表示される。
図5のスキル選択画面には、例示的に、スキルに関する質問として4つの質問5a、5c、5e、5gと、それぞれの質問に対する選択肢として三つの選択肢5b、5d、5fと、が表示されている。
【0047】
スキルに関する質問及び選択肢は、職種ごとに予め作成され、求人サービス提供装置2の記憶装置23に記憶されている。したがって、例えば、
図4の職歴入力画面の職種入力欄4aに入力された職種を求人サービス提供装置2に送信し、その職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を求人サービス提供装置2から受信してスキル選択画面に表示させることが好ましい。
【0048】
スキル選択画面に表示される選択肢の中から該当するものを一つ以上選択させてスキルを入力させる。スキル選択画面で選択するスキルには、技術的な能力の他、例えば、業界、業務又は部署などの経験分野を含む様々な経験や、保有している資格又は学位などの知識や教養につながるものを含めることができる。
【0049】
これにより、求職者は、スキル選択画面に表示される質問に従って、選択肢の中から該当するものを一つ以上選択することで、求職者のスキルを簡易に明らかにすることが可能となる。
【0050】
なお、スキル選択画面に表示される選択肢に対し、さらに下位概念の選択肢を設け、下位概念の選択肢の中から質問に対する答えを選択できるようにしてもよい。
【0051】
図6は、アピールポイント選択画面の一例であり、求職者のアピールポイントを入力するための画面である。アピールポイント選択画面には、アピールポイントとして選択可能な複数の候補が表示され、求職者は、画面に表示される複数の候補の中から該当するものを一つ以上選択することでアピールポイントを入力する。
【0052】
アピールポイント選択画面に表示するアピールポイントの候補として、例えば、
図5のスキル選択画面などで選択されたスキルを用いることができる。これにより、求職者は、自身が選択したスキルの中からアピールしたいスキルを一つ以上選択することでアピールポイントを入力できるため、求職者のアピールポイントを効率よくかつ的確に入力することが可能となる。
【0053】
図6のアピールポイント選択画面には、選択可能なアピールポイントの候補として、例示的に、求職者の専門スキルに関する候補6aと、求職者が保有している資格及び学位に関する候補6bと、求職者が経験のある業界や部署に関する候補6cと、求職者の具体的な業務経験に関する候補6dと、が表示されている。
【0054】
なお、アピールポイントの候補は、スキル選択画面で選択されたスキルに限定されず、例えば、求職者の経歴に関する情報などの求職者が過去に入力した情報をアピールポイントの候補に含めてもよい。また、スキル選択画面で選択されたスキルに属する下位概念のスキルをアピールポイントの候補に加えてもよい。
【0055】
[求人サービス提供装置の機能的な構成]
図2の制御部211により実現される求人サービス提供装置2の各種機能について説明する。制御部211は、例えば、求職者端末3から送信されるデータを受信して、記憶装置23のデータ232として登録し、受信したデータに関連するデータを記憶装置23のデータ232から呼び出して求職者端末3に送信する機能を有する。
【0056】
制御部211が受信するデータには、例えば、求職者端末3において、上述した各種の画面で選択されたデータや各種の画面に入力されたデータが含まれる。制御部211が送信するデータには、例えば、上述した各種の画面に表示させるデータが含まれる。
【0057】
なお、求人サービス用のアプリを求職者端末3にインストールしない場合には、上述した各種の画面を求職者端末3に表示させる機能を制御部211がさらに備えることが好ましい。
【0058】
[第1実施形態に係る求人サービス提供システムの動作]
図7を参照して、第1実施形態における求人サービス提供システム1の動作の一例について説明する。
【0059】
最初に、求職者端末3の制御部311は、求職者の操作に従って求人サービス用のアプリを起動して会員登録に関する処理を実行し(ステップS101)、求職者により入力されたデータを求人サービス提供装置2に送信する。これにより、求人サービス提供装置2において、求職者の会員情報が求職者の個人情報として登録される。
【0060】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図4の職歴入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による職歴の入力を受け付ける(ステップS102)。入力された職歴を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0061】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者の職歴に関する情報を登録する(ステップS103)。
【0062】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、職歴に含まれる職種に対応するスキルに関する質問及び選択肢に関する情報を呼び出し(ステップS104)、求職者端末3に送信する。
【0063】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図5のスキル選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるスキルの選択を受け付ける(ステップS105)。選択されたスキルを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0064】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のスキルに関する情報を登録する(ステップS106)。
【0065】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者に対応するスキルに関する情報を呼び出し(ステップS107)、求職者端末3に送信する。
【0066】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図6のアピールポイント選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるアピールポイントの選択を受け付ける(ステップS108)。選択されたアピールポイントを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0067】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のアピールポイントに関する情報を登録する(ステップS109)。
【0068】
そして、求職者端末3と求人サービス提供装置2との間で、求人サービスの提供に必要となるその他の項目を登録するための処理を実行した後に、本動作を終了する。
【0069】
上述したように、第1実施形態に係る求人サービス提供システム1によれば、求職者端末3は、求職者の職種を含む職歴を入力するための職歴入力画面を表示し、その職歴入力画面で入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含むスキル選択画面を表示し、そのスキル選択画面に含まれる選択肢の中から選択されたスキルに基づいて生成される、求職者がアピールしたいポイントを選択するためのアピールポイント選択画面を表示することができる。
【0070】
そして、求人サービス提供装置2は、求職者の職種を含む職歴を求職者端末3から受信し、受信した職歴に含まれる職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を求職者端末3に送信し、送信した選択肢の中から選択されたスキルを求職者端末3から受信し、受信したスキルに基づいて、求職者がアピールしたいポイントの候補を含む情報を求職者端末3に送信し、送信したアピールしたいポイントの候補の中から選択されたアピールしたいポイントを求職者端末3から受信することができる。
【0071】
これにより、求職者は、スキル選択画面に表示される質問に従って、選択肢の中から該当するものを一つ以上選択することで、求職者のスキルを簡易に明らかにすることができ、自身が選択したスキルの中からアピールしたいスキルを一つ以上選択することで、求職者のアピールポイントを入力することができる。
【0072】
したがって、第1実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1によれば、求職者のアピールポイントを効率よく的確に入力することが可能となる。
【0073】
[第2実施形態]
第2実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1について説明する。第2実施形態に係る求人サービス提供システム1の構成は、上述した第1実施形態に係る求人サービス提供システム1と同様であるため、求人サービス提供システム1の構成については説明を省略する。
【0074】
双方のシステムで異なる点は、
図5のスキル選択画面に表示されるスキルに関する質問の数が、第1実施形態では、求職者の職種ごとに同数となるのに対し、第2実施形態では、求職者の求職意欲に基づいて変更される点である。以下において、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0075】
求職者端末3の表示装置35に表示させる各種の画面として、第1実施形態で説明した各種の画面に加え、例えば、求職者の求職に対する意欲を入力するための求職意欲入力画面をさらに設けることが好ましい。求職意欲入力画面には、データを選択又は入力する入力欄として、例えば、求職意欲の度合いを表す選択肢を設けることができる。求職意欲の度合いを表す選択肢として、例えば、以下の(a)乃至(c)を設けることができる。
【0076】
(a)今すぐ転職又は就職したい
(b)3か月以内に転職又は就職したい
(c)半年以内に転職又は就職したい
【0077】
求職意欲の度合いは、求職者が転職又は就職したい時期が近くなるに従って高くなるように設定することが好ましい。例えば、上記(a)、(b)、(c)を、求職意欲の度合いが高い方から順に並べると、(a)、(b)、(c)の順となる。
【0078】
図5のスキル選択画面に表示されるスキルに関する質問の数は、求職意欲入力画面で選択(入力)された求職意欲に基づいて変更される。
【0079】
例えば、求職意欲入力画面で選択された求職意欲の度合いが低くなるに従って、スキル選択画面に表示されるスキルに関する質問の数が減るように変更することができる。言い換えると、求職意欲入力画面で選択された求職意欲の度合いが高くなるに従って、スキル選択画面に表示されるスキルに関する質問の数が増えるように変更することができる。
【0080】
例えば、上記(a)、(b)、(c)に対する質問の数として、(a)では20問、(b)では10問、(c)では5問と設定することができる。このように質問の数を設定するのは、求職意欲の度合いが高いほど、質問に対して回答する意欲が高くなる傾向にあることによる。したがって、求職意欲の度合いが高いほど質問の数を増やし、求職意欲の度合いが低いほど質問の数を減らすことで、システム全体の回答率を高めることができる。これにより、サービスを利用するために行う登録手続きを求職者が途中で離脱してしまう割合を減らすことが可能となる。
【0081】
ここで、求職意欲に基づいて提示する質問を、AI学習させてもよい。例えば、求職者が回答したスキルと、質問に対する回答率とを用い、求人の人材要件とのマッチングに結びついたスキルが有用であるとして機械学習させ、各スキルにスコアを付与してランク付けしてもよい。この場合、求職意欲に基づいて質問の数を変更する際に、上位ランクの質問を優先して提示することが好ましい。
【0082】
[第2実施形態に係る求人サービス提供システムの動作]
図8を参照して、第2実施形態における求人サービス提供システム1の動作の一例について説明する。この動作では、上述した第1実施形態で説明した
図7のステップS101の会員登録に関する処理が既に実行されているものとする。
【0083】
最初に、求職者端末3の制御部311は、例えば、求職意欲入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による求職意欲の入力を受け付ける(ステップS201)。入力された求職意欲を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0084】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者の求職意欲に関する情報を登録する(ステップS202)。
【0085】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図4の職歴入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による職歴の入力を受け付ける(ステップS203)。入力された職歴を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0086】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者の職歴に関する情報を登録する(ステップS204)。
【0087】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職意欲及び職歴に含まれる職種に対応するスキルに関する質問及び選択肢に関する情報を呼び出し(ステップS205)、求職者端末3に送信する。具体的に、スキルに関する質問は、職種に基づいて特定され、スキルに関する質問の数は、求職意欲に基づいて変更される。
【0088】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図5のスキル選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるスキルの選択を受け付ける(ステップS206)。ここで、スキル選択画面に表示されるスキルに関する質問は、職種に対応する質問であり、その質問の数は求職意欲に対応する数となる。このステップS206で選択されたスキルを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0089】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のスキルに関する情報を登録する(ステップS207)。
【0090】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者に対応するスキルに関する情報を呼び出し(ステップS208)、求職者端末3に送信する。
【0091】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図6のアピールポイント選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるアピールポイントの選択を受け付ける(ステップS209)。選択されたアピールポイントを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0092】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のアピールポイントに関する情報を登録する(ステップS210)。
【0093】
そして、求職者端末3と求人サービス提供装置2との間で、求人サービスの提供に必要となるその他の項目を登録するための処理を実行した後に、本動作を終了する。
【0094】
上述したように、第2実施形態に係る求人サービス提供システム1によれば、求職者端末3は、求職者の求職意欲を入力するための求職意欲入力画面を表示し、求職者の職種を含む職歴を入力するための職歴入力画面を表示し、その職歴入力画面で入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含むスキル選択画面を表示することができ、そのスキル選択画面に含まれるスキルに関する質問の数を、求職意欲入力画面で入力された求職意欲に基づいて変更することができる。
【0095】
そして、求人サービス提供装置2は、求職者の求職意欲を求職者端末3から受信し、求職者の職種を含む職歴を求職者端末3から受信し、受信した職歴に含まれる職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を求職者端末3に送信することができ、その送信するスキルに関する質問の数を、受信した求職意欲に基づいて変更することができる。
【0096】
これにより、求職者は、自身の求職意欲に応じた質問数に回答することで、求職者のスキルを簡易に明らかにすることができ、自身が選択したスキルの中からアピールしたいスキルを一つ以上選択することで、求職者のアピールポイントを入力することができる。
【0097】
したがって、第2実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1によれば、求職者のアピールポイントを求職意欲に応じて効率よく的確に入力することが可能となる。
【0098】
[第3実施形態]
第3実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1について説明する。第3実施形態に係る求人サービス提供システム1の構成は、上述した第1実施形態に係る求人サービス提供システム1と同様であるため、求人サービス提供システム1の構成については説明を省略する。
【0099】
双方のシステムで異なる点は、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問が、第1実施形態では、各求職者に対して同じであるのに対し、第3実施形態では、求職者が希望する雇用形態によって変更される点である。以下において、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0100】
第3実施形態では、例示的に、求職者が希望する雇用形態が、正社員及び契約社員である場合と、アルバイト及びパートである場合とで、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問を変更する実施例について説明する。
【0101】
本実施例のように雇用形態を分けるのは、正社員及び契約社員では、これまでの経験やスキルが、求人の人材要件とのマッチングにおいて重要な要件となる傾向があるのに対し、アルバイト及びパートでは、勤務地や職種などの求職者の希望条件が、求人の人材要件とのマッチングにおいて重要な要件となる傾向があるためである。
【0102】
なお、派遣社員などの他の雇用形態は、正社員及び契約社員のグループ、又はアルバイト及びパートのグループのいずれかのグループに含ませてもよいし、他のグループを別途形成してそのグループに含ませてもよい。
【0103】
正社員及び契約社員のグループには、例えば、第1実施形態で説明した
図4の職歴入力画面、
図5のスキル選択画面及び
図6のアピールポイント選択画面を表示させることで、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問を変更する。
【0104】
他方、アルバイト及びパートのグループには、例えば、勤務地、職種、給与、勤務期間の上限などの求職者の希望条件を聞き出すための質問を含む画面を表示させることで、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問を変更する。アルバイト及びパートでは、継続性という観点から、求職者の希望条件を満たすことが重要になるためである。
【0105】
第3実施形態では、求職者端末3の表示装置35に表示させる各種の画面として、第1実施形態で説明した各種の画面に加え、例えば、雇用形態入力画面及び希望条件入力画面をさらに設けることが好ましい。雇用形態入力画面及び希望条件入力画面について、以下に順に説明する。
【0106】
図9は、雇用形態入力画面の一例であり、求職者が希望する雇用形態を入力するための画面である。
図9の雇用形態入力画面には、雇用形態の選択肢として、例示的に、アルバイト9a、パート9b、正社員9c、契約社員9d、派遣社員9e、その他9f、及びまだ決まっていない9gが設けられている。
【0107】
図10及び
図11は、希望条件入力画面の一例であり、
図9で選択した雇用形態が、例えば、アルバイト又はパートである場合に、求職者の希望条件を入力するための画面である。
【0108】
図10は、求職者の希望条件のうち、希望する勤務地を入力するための画面であり、この画面には、求職者が希望する勤務地を取得するための質問として、“希望する勤務地を教えてください”が表示されている。
図10には、例示的に、勤務地を検索するキーワードを入力する欄10aが設けられている。求職者は、検索の結果、画面に表示される勤務地の中から所望の勤務地を選択することで希望する勤務地を入力することができる。
【0109】
図11は、求職者の希望条件のうち、希望する職種を入力するための画面であり、この画面には、求職者が希望する職種を取得するための質問として、“希望する職種を教えてください”が表示されている。
図11では、職種の選択肢として、例示的に、飲食/フード11a、販売11b、接客/サービス11c、レジャー/エンタメ11d、営業11e、事務11f、総務/企画11g、教育11h、物流/配送11i、軽作業11j、及び建築/土木/建設11kが設けられている。
【0110】
求職者端末3の制御部311は、
図9の雇用形態入力画面で入力された雇用形態が、正社員及び契約社員のいずれかである場合に、例えば、
図4の職歴入力画面、
図5のスキル選択画面及び
図6のアピールポイント選択画面を表示装置35に順次表示させる。これらの画面には、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問が含まれている。
【0111】
求職者端末3の制御部311は、
図9の雇用形態入力画面で入力された雇用形態が、アルバイト及びパートのいずれかである場合に、例えば、
図10及び
図11の希望条件入力画面を表示装置35に順次表示させる。これらの画面には、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問が含まれている。
【0112】
このように、求職者が希望する雇用形態に応じて求職者への質問を変更することで、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問の内容や数を、雇用形態ごとの求人企業及び求職者の実情に合わせて変更することができる。これにより、求人企業には、マッチングに適した求職者情報を提供し、求職者には、求職者に相応しい求人情報を案内することが可能となる。
【0113】
[第3実施形態に係る求人サービス提供システムの動作]
図12を参照して、第3実施形態における求人サービス提供システム1の動作の一例について説明する。この動作では、上述した第1実施形態で説明した
図7のステップS101の会員登録に関する処理が既に実行されているものとする。
【0114】
最初に、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図9の雇用形態入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による希望する雇用形態の入力を受け付ける(ステップS301)。入力された雇用形態を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0115】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者の雇用形態に関する情報を登録する(ステップS302)。
【0116】
続いて、求職者端末3の制御部311は、雇用形態入力画面で入力された雇用形態が、正社員又は契約社員であるかどうかを判定する(ステップS303)。この判定がYESである場合(ステップS303;YES)に、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図4の職歴入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による職歴の入力を受け付ける(ステップS305)。入力された職歴を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0117】
上記ステップS303の判定で、雇用形態が正社員又は契約社員でない場合(ステップS303;NO)に、求職者端末3の制御部311は、雇用形態入力画面で入力された雇用形態が、アルバイト又はパートであるかどうかを判定する(ステップS304)。この判定がYESである場合(ステップS304;YES)に、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図10及び
図11の希望条件入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による希望条件の入力を受け付ける(ステップS306)。入力された希望条件を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0118】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、上記ステップS305又はステップS306で入力された情報(求職者の職歴に関する情報又は希望条件に関する情報)を登録する(ステップS307)。
【0119】
続いて、求職者端末3の制御部311は、正社員又は契約社員用の登録処理の実行を継続する(ステップS308)か、アルバイト又はパート用の登録処理の実行を継続し(ステップS309)、その後本動作を終了する。
【0120】
なお、上記ステップS308の正社員又は契約社員用の登録処理には、上述した第1実施形態で説明した
図7のステップS104からステップS109までの処理も含まれる。
【0121】
上述したように、第3実施形態に係る求人サービス提供システム1によれば、求職者端末3は、求職者が希望する雇用形態を入力するための雇用形態入力画面を表示し、その雇用形態入力画面で入力された雇用形態に基づいて、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問を変更し、変更後の質問を含む画面を表示することができる。
【0122】
そして、求人サービス提供装置2は、求職者が希望する雇用形態を求職者端末3から受信し、受信した雇用形態に基づいて、求人の人材要件とのマッチングに用いる求職者の情報を取得するための質問を変更し、変更後の質問を含む情報を求職者端末3に送信することができる。
【0123】
これにより、求職者は、自身が希望する雇用形態を入力することで、その雇用形態ごとの求人企業及び求職者の実情に応じた質問が提示され、その質問に回答することで、求人の人材要件とのマッチングに適した求職者の情報を入力することが可能となる。
【0124】
したがって、第3実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1によれば、求職者が希望する雇用形態に見合った有用な求職者情報を効率よく入力することが可能となる。
【0125】
[第4実施形態]
第4実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1について説明する。第4実施形態に係る求人サービス提供システム1の構成は、上述した第1実施形態に係る求人サービス提供システム1と同様であるため、求人サービス提供システム1の構成については説明を省略する。
【0126】
双方のシステムで異なる点は、第4実施形態では、
図13に示すように、求人サービス提供装置2とは別に設けられた複数の外部の求人サービス提供装置4(以下、「外部求人サービス提供装置4」ともいう。)と接続可能に構成されている点と、求職者が入力した求職者に関する情報が外部求人サービス提供装置4と連携可能な点である。以下において、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0127】
外部求人サービス提供装置4は、求人サービス提供装置2と同様に、転職を検討する求職者に対する転職支援サービスを提供するシステムである。なお、求人サービス提供装置2と同様に、就職を検討する求職者に対する就職支援サービスを提供するシステムであってもよい。
【0128】
外部求人サービス提供装置4と連携する求職者に関する情報には、例えば、求職者の個人情報、求職者の職歴や学歴などを含む経歴に関する情報、並びに求職者のスキル及びアピールポイントに関する情報などを含むことができる。
【0129】
求職者の職歴に関する情報並びに求職者のスキル及びアピールポイントに関する情報は、上述した第1実施形態で説明した
図4の職歴入力画面、
図5のスキル選択画面及び
図6のアピールポイント選択画面などを用いて求職者に入力させることで、取得することが好ましい。
【0130】
求職者端末3の表示装置35に表示させる各種の画面として、第1実施形態で説明した各種の画面に加え、例えば、求職者に関する情報を連携させる他の求人サービスを設定するための連携サービス設定画面をさらに設けることが好ましい。
【0131】
図14は、連携サービス設定画面の一例である。
図14には、例示的に、連携させる他の求人サービスとして、3つの求人サービス14a、14b、14cが表示されている。求職者が他の求人サービスとの連携を設定する場合には、それぞれの求人サービス欄に設けられたチェック欄14d、14e、14fをチェックする。同図では、求人サービス14aのチェック欄14dがチェックされ、求人サービス14b、14cのチェック欄14e、14fがチェックされていない状態を示す。
【0132】
なお、連携サービス設定画面に表示する求人サービスは、求職者が希望する雇用形態をサービスの対象にする求人サービスのみに絞り込んで表示してもよい。具体的に、求職者が希望する雇用形態が正社員である場合には、求人対象に正社員を含む求人サービスのみを表示することが好ましい。
【0133】
図14の連携サービス設定画面で完了ボタン14gが押下されると、求職者端末3の制御部311は、求職者により連携が設定された求人サービスとの間で求職者に関する情報を連携するように要求するメッセージを求人サービス提供装置2に送信する。
【0134】
求人サービス提供装置2の制御部211は、受信したメッセージに対応する求人サービスの外部求人サービス提供装置4との間で連携処理を実行する。連携処理を実行することで、求職者に関する情報が外部求人サービス提供装置4に登録され、求職者は、外部求人サービス提供装置4により提供される求人サービスを利用できるようになる。
【0135】
外部求人サービス提供装置4は、連携を設定した求職者の求職者端末3に対し、例えば、求職者向けの求人に関するメールやスカウトメールを送信することができる。
【0136】
[第4実施形態に係る求人サービス提供システムの動作]
図15を参照して、第4実施形態における求人サービス提供システム1の動作の一例について説明する。ここで、本動作におけるステップS401からステップS409までの処理は、上述した第1実施形態で説明した
図7のステップS101からステップS109までの処理と同様であるため、それらの処理については説明を省略する。
【0137】
ステップS409において、求職者のアピールポイントに関する情報が求人サービス提供装置2で登録された後に、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図14の連携サービス設定画面を表示装置35に表示させ、求職者による連携求人サービスの設定を受け付ける(ステップS201)。そして、求職者により連携が設定された求人サービスとの間で連携するように要求するメッセージが、求人サービス提供装置2に送信される。
【0138】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、受信したメッセージに対応する求人サービスとの連携処理を実行する(ステップS411)。
【0139】
続いて、上記ステップS411で連携処理を実行した外部求人サービス提供装置4は、求職者向けの求人に関するメールなどを、求職者端末3に送信する(ステップS412)。そして、本動作を終了する。
【0140】
上述したように、第4実施形態に係る求人サービス提供システム1によれば、求職者端末3は、職歴入力画面、スキル選択画面及びアピールポイント選択画面を順次表示して求職者に関する情報を入力させた後に、連携サービス設定画面を表示し、その連携サービス設定画面で連携対象となる他の求人サービスを設定させることで、設定された他の求人サービスから求職者がメールを受け取ることが可能となる。
【0141】
そして、求人サービス提供装置2は、求職者の職歴及びスキルを含む求職者に関する情報を求職者端末3から取得し、取得した求職者に関する情報を、他の求人サービスと連携するように要求するメッセージを端末装置から受信することで、受信したメッセージに対応する他の求人サービスとの連携処理を実行することができる。
【0142】
これにより、求職者が求人サービスで入力した職歴及びスキルを含む求職者に関する情報を、他の求人サービスと連携させることができ、求職者は、求職者向けの求人に関するメールやスカウトメールを他の求人サービスから自動的に受信することができる。
【0143】
したがって、第4実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1によれば、求職者に関する情報を他の求人サービスに登録する手間を省くことが可能となる。
【0144】
[第5実施形態]
第5実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1について説明する。第5実施形態に係る求人サービス提供システム1の構成は、上述した第1実施形態に係る求人サービス提供システム1と同様であるため、求人サービス提供システム1の構成については説明を省略する。
【0145】
また、第5実施形態に係る求人サービス提供システムは、上述した第4実施形態と同様に、複数の外部求人サービス提供装置4と接続可能に構成される。
【0146】
第1実施形態と異なる点は、第5実施形態では、複数の外部求人サービス提供装置4と接続可能に構成されている点と、求職者が来訪する求人サービスの各々に対して共通の職歴入力画面が提示され、職歴入力画面に入力された職種に基づいてスキル選択画面に表示されるスキルに関する質問の数が、来訪元の求人サービスに基づいて変更される点である。
【0147】
求職者が来訪する求人サービスには、求人サービス提供装置2により提供される求人サービスと、外部求人サービス提供装置4の各々により提供される求人サービスとが含まれる。以下において、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0148】
求職者端末3の表示装置35に表示させる各種の画面として、第1実施形態で説明した各種の画面の他に、例えば、求職者が来訪する求人サービスのトップ画面及び会員登録画面が、求人サービスごとに設けられる。なお、トップ画面及び会員登録画面は、上述した各実施形態でも表示される画面であり、第5実施形態に限定するものではない。
【0149】
図16及び
図17は、それぞれ異なる求人サービスで表示されるトップ画面の一例であり、
図18及び
図19は、それぞれ異なる求人サービスで表示される会員登録画面の一例である。トップ画面及び会員登録画面として、種々の求人サービスで用いられているトップ画面及び会員登録画面を適用することができる。
【0150】
求職者端末3の制御部311は、求職者が所望するいずれかの求人サービスに接続してトップ画面を表示装置35に表示させることで、求職者を求人サービスに来訪させる。求職者端末3の制御部311は、トップ画面から遷移する会員登録画面を用い、求職者の会員情報を求人サービス提供装置2又は外部求人サービス提供装置4に登録させる。
【0151】
求職者が来訪した求人サービスで会員情報が登録されると、求職者端末3の制御部311は、例えば、上述した第1実施形態で説明した
図4の職歴入力画面を表示装置35に表示させる。
図4の職歴入力画面は、各求人サービスに共通して設けられる画面である。例えば、各求人サービスから、求人サービス提供装置2が提供する職歴入力画面に接続させてもよいし、求人サービスごとに共通する職歴入力画面をそれぞれ設けてもよい。
【0152】
職歴入力画面で職歴を入力した後に表示される
図5のスキル選択画面のスキルに関する質問の数は、求職者が来訪した求人サービス(以下、「来訪サービス」ともいう。)が提供するサービスの特性に基づいて変更される。
【0153】
例えば、求人サービスが提供するサービスの特性に基づいて、スキルに関する質問の数を増減させることが好ましい。これは、求人サービスが提供するサービスの特性によって、求職者の求職に対するモチベーションが異なる傾向にあるためである。
【0154】
具体的に、求人サービスのサービス特性に、企業やヘッドハンターなどからのスカウトサービスが含まれる場合には、スキルに関する質問の数を基準よりも多めに設定することが好ましい。求職者へのスカウトサービスを提供する求人サービスには、積極的に求職活動したい求職者が比較的多く登録する傾向があり、求職に対する求職者のモチベーションが比較的高いと考えられるためである。したがって、スキルに関する質問の数をある程度増やしても、求職者の回答率を高めに維持したまま求職者から有用な回答を得ることが期待できる。
【0155】
また、求人サービスのサービス特性に、求人情報を検索して閲覧するサービスが含まれる場合には、スキルに関する質問の数を基準よりも少なめに設定することが好ましい。求人情報の閲覧サービスを提供する求人サービスには、とりあえず求人を見てみたいという程度の求職者が比較的多く登録する傾向があり、求職に対する求職者のモチベーションが比較的低いと考えられるためである。したがって、スキルに関する質問の数を少なめにすることで、求職者が途中で離脱する割合を減らすことができ、回答率を高めに維持することが期待できる。
【0156】
[第5実施形態に係る求人サービス提供システムの動作]
図20を参照して、第5実施形態における求人サービス提供システム1の動作の一例について説明する。
【0157】
最初に、求職者端末3の制御部311は、求職者の操作指示に従って、いずれかの求人サービス(例えば第1サービス又は第2サービス)に接続することで、求職者をいずれかの求人サービスに来訪させる(ステップS501)。
【0158】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、会員登録画面を表示装置35に表示させ、求職者による会員情報の入力を受け付けて、会員登録に関する処理を実行する(ステップS502)。入力された会員情報は、求人サービス提供装置2又は外部求人サービス提供装置4に送信され、登録される。
【0159】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図4の職歴入力画面を表示装置35に表示させ、求職者による職歴の入力を受け付ける(ステップS503)。入力された職歴を含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0160】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者の職歴に関する情報を登録する(ステップS504)。
【0161】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、来訪サービス及び職種に対応するスキルに関する質問及び選択肢に関する情報を呼び出し(ステップS505)、求職者端末3に送信する。具体的に、スキルに関する質問は、職種に基づいて特定され、スキルに関する質問の数は、来訪サービスに基づいて変更される。
【0162】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図5のスキル選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるスキルの選択を受け付ける(ステップS506)。ここで、スキル選択画面に表示されるスキルに関する質問は、職種に対応する質問であり、その質問の数は来訪サービスに対応する数となる。このステップS506で選択されたスキルを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0163】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のスキルに関する情報を登録する(ステップS507)。
【0164】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者に対応するスキルに関する情報を呼び出し(ステップS508)、求職者端末3に送信する。
【0165】
続いて、求職者端末3の制御部311は、例えば、
図6のアピールポイント選択画面を表示装置35に表示させ、求職者によるアピールポイントの選択を受け付ける(ステップS509)。選択されたアピールポイントを含む情報は、求人サービス提供装置2に送信される。
【0166】
続いて、求人サービス提供装置2の制御部211は、求職者のアピールポイントに関する情報を登録する(ステップS510)。
【0167】
そして、求職者端末3と求人サービス提供装置2との間で、求人サービスの提供に必要となるその他の項目を登録するための処理を実行した後に、本動作を終了する。
【0168】
上述したように、第5実施形態に係る求人サービス提供システム1によれば、求職者端末3は、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続し、各求人サービスに共通する画面であって、求職者の職種を含む職歴を入力するための職歴入力画面を表示し、その職歴入力画面で入力された職種に対応付けて管理されているスキルに関する質問及び選択肢を含むスキル選択画面を表示することができ、そのスキル選択画面に含まれるスキルに関する質問の数を、接続した求人サービスに基づいて変更することができる。
【0169】
そして、求人サービス提供装置2は、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した求職者端末3から求職者の職種を含む職歴を受信し、受信した職歴に含まれる職種に対応付けて記憶されているスキルに関する質問及び選択肢を含む情報を求職者端末3に送信することができ、その送信するスキルに関する質問の数を、求職者端末3が接続した求人サービスに基づいて変更することができる。
【0170】
これにより、求職者は、異なる複数の求人サービスのいずれかに接続した場合であっても、各求人サービスに共通する職歴入力画面から職種を含む職歴を入力することができ、入力した職種及び接続した求人サービスに対応するスキルに関する質問に回答することで、求職者のスキルを簡易に明らかにすることができ、自身が選択したスキルの中からアピールしたいスキルを選択することで、求職者のアピールポイントを入力することが可能となる。
【0171】
したがって、第5実施形態に係る求人サービス提供装置2及び求職者端末3を含む求人サービス提供システム1によれば、異なる複数の求人サービスのいずれかの求人サービスに接続することで、各求人サービスに対する求職者のアピールポイントを効率よく的確に入力することが可能となる。
【0172】
[変形例]
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記各実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、又は並列に実行することができる。
【0173】
また、上述した各実施形態におけるプログラムは、CD、DVDなどの光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)を通じて、又は通信ネットワークなどを介してサーバ装置(媒体)からダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
【符号の説明】
【0174】
1…求人サービス提供システム、2…求人サービス提供装置、3…求職者端末、4…外部求人サービス提供装置、21…プロセッサ、22…通信インタフェース、23…記憶装置、31…プロセッサ、32…通信インタフェース、33…記憶装置、34…入力装置、35…表示装置、211…制御部、231…プログラム、232…データ、311…制御部、331…プログラム、N…ネットワーク