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  • 特開-保持具及び保持具を備える加熱調理器 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024084023
(43)【公開日】2024-06-24
(54)【発明の名称】保持具及び保持具を備える加熱調理器
(51)【国際特許分類】
   A47J 47/16 20060101AFI20240617BHJP
   A47J 37/06 20060101ALI20240617BHJP
【FI】
A47J47/16 N
A47J37/06 316
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022198180
(22)【出願日】2022-12-12
(71)【出願人】
【識別番号】000103138
【氏名又は名称】エムケー精工株式会社
(72)【発明者】
【氏名】市川 智
(72)【発明者】
【氏名】若林 貴宏
【テーマコード(参考)】
4B040
4B066
【Fターム(参考)】
4B040AA08
4B040AC03
4B040CA16
4B040EB14
4B040GD01
4B066EE37
4B066EE40
(57)【要約】      (修正有)
【課題】プレートを簡単に保管することができる保持具および保持具を備える加熱調理器を提供する。
【解決手段】保持具50は、保持部70を有し、プレートを保持する。保持具50は正面に傾斜面73と背面に傾斜面64とを有し、傾斜面73と傾斜面64との間に傾斜面72が設けられている。また、取付具50は底部71と底部66を有している。傾斜面73と傾斜面72は底部71から立ち上がるように設けられ、傾斜面64は底部66から立ち上がるように設けられている。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
面と、前記面の端に突部を有する取付部にプレートを保持する保持具であって、
垂直方向から傾斜する第1傾斜面と、
垂直方向から傾斜する第2傾斜面と、
前記第1傾斜面の端と前記第2傾斜面の端とをつなぐ底面と、
前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に部材と、垂直方向から傾斜する第3傾斜面とを有し、
前記第1傾斜面と前記第3傾斜面との間でプレートを保持し、
前記第2傾斜面と前記部材との間で前記取付部を固定する
ことを特徴とする保持具。
【請求項2】
基台と、
前記基台の上面にプレートとを載置して調理物を調理する加熱調理器であって、
前記基台の縁に突部を有す取付部と、
前記取付部に前記プレートを保持する保持具とを有し、
前記保持具は
垂直方向から傾斜する第1傾斜面と、
垂直方向から傾斜する第2傾斜面と、
前記第1傾斜面の端と前記第2傾斜面の端とをつなぐ底面と、
前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に部材と、垂直方向から傾斜する第3傾斜面とを有し、
前記第1傾斜面と前記第3傾斜面との間でプレートを保持し、
前記第2傾斜面と前記部材との間で前記取付部を固定する
ことを特徴とする保持具を備える加熱調理器
【請求項3】
プレートを有する調理器に取り付けられる保持具であって、
前記プレートが差し入れられる傾斜溝と、
前記傾斜溝の底面よりも上側に、前記調理器に取り付けられる部材と、を備え、
前記傾斜溝は、前記部材側に傾斜している
ことを特徴とする保持具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は保持具および保持具を備える加熱調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
着脱可能なプレートに載せた肉や野菜などの調理物を上部に設けられた熱源で調理する加熱調理器が知られている(図13)。
【0003】
また、特開2011-139号(特許文献1)で公知される文献には、ホットプレートのふたを立て掛ける保持具(蓋置き台1)が記載されている。この文献により、脚部から上方に立ち上げて、上部に形作られたふた立て掛け部と、下部に形作られた受皿取付部とで形成される保持具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011-139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような加熱調理器を保管する際、加熱調理器本体の奥行き(図13中のy軸方向)よりもプレートの直径の方が大きいため収納場所は広くなってしまう。そのため、プレートを本体から外して本体とプレートを別々に保管することが考えられ、特許文献1のような保持具を利用してプレートを保管することが考えられる。しかし、特許文献1のような保持具を利用して、本体とプレートを別々に保管しても、加熱調理器本体の保管場所とプレート保管場所を確保しなければならない。
【0006】
そこで本発明の一目的は、プレートを加熱調理器本体に保持することができる保持具および保持具を備える加熱調理器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る保持具は、面と、面の端に突部を有する取付部にプレートを保持する保持具であって、保持具は、第1傾斜面と、第2傾斜面と、第1傾斜面の端と第2傾斜面の端とをつなぐ底面と、第1傾斜面と第2傾斜面との間に部材と第3傾斜面とを有し、第1傾斜面と第3傾斜面との間でプレートを保持し、第2傾斜面と部材との間で取付部を固定する。
【0008】
本発明に係る保持具を備える加熱調理器は、基台と、基台の上面にプレートを載置して調理物を調理する加熱調理器であって、基台の縁に突部を有す取付部と、取付部にプレートを保持する保持具とを有し、保持具は、垂直方向から傾斜する第1傾斜面と、垂直方向から傾斜する第2傾斜面と、第1傾斜面の端と第2傾斜面の端とをつなぐ底面と、第1傾斜面と第2傾斜面との間に部材と、垂直方向に傾斜する第3傾斜面とを有し、第1傾斜面と第3傾斜面との間でプレートを保持し、第2傾斜面と部材との間で取付部を固定する。
【0009】
本発明に係るプレートを有する調理器に取り付けられる保持具は、プレートが差し入れられる傾斜溝と、傾斜溝の底面よりも上側に、調理器に取り付けられる部材と、を備え、傾斜溝は、前記部材側に傾斜している
【発明の効果】
【0010】
本発明の一解決手段によれば、プレートを加熱調理器本体に保持することができる保持具および保持具を備える加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係る加熱調理器の斜視図である。
図2図1の加熱調理器の保管状態を示す図である。
図3図2の受皿の斜視図である。
図4図2のA-A線の断面図である。
図5図2の保持具の斜視図である。
図6図2の保持具の平面図である。
図7図2の保持具の側面図である。
図8図2の保持具の正面図である。
図9図2の保持具の底面図である。
図10図2の保持具の背面図である。
図11図7のB-B線の断面端図である。
図12】保持具の平面図である。
図13】従来の加熱調理器の斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0013】
また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
【0014】
以下、本発明の実施形態に係る保持具および保持具を備える加熱調理器について図面を参照して説明する。尚、図中のx軸は幅方向を示し、y軸は奥行き方向、z軸は高さ方向を示している。
【0015】
図1は、加熱調理器の斜視図、図2は加熱調理器の保管状態を示す図である。加熱調理器10は、熱源15でプレート20に載せられた肉や野菜などの調理物を調理するためのものである。加熱調理器10の本体11は、基台12と基台12の上部に設けられる熱源15と熱源15を支持する支持体16とを備えている。また、加熱調理器10の基台12には、プレート20が載置される。
【0016】
加熱調理器10は基台12に取付部13を有している。取付部13は後述する保持具50を取り付けるためのものである。また、取付部13は取り付けられる保持具50が引っ掛かるよう突部14を有している。本実施形態では、突部14は、基台12の縁の全周に設けられているが、これにこだわることなく取付部13のみに設けられてもよい。
【0017】
加熱調理器10は調理物を載せるためのプレート20を有している。以下、プレート20の調理物を載せる面を表面といい、調理物を載せない面を裏面という。プレート20は裏面側に図示しない軸を有している。軸は表面に貫通しない筒状の穴を有し、プレート20は、軸を基台12に設けられるプレートを支持する図示しない軸孔に挿入することで基台12に載置される。そのため、プレート20は加熱調理器10の使用後に取り外して洗浄することができる。
【0018】
また、プレート20は、調理物から出る汁や油脂などの不要な流動物が流れるよう周縁から中心に向かってくぼむよう傾斜している。また、プレート20は中心から一定距離離間して複数の排出孔21が設けられている。排出孔21は中心に流れる流動物を後述する受皿30に排出するための孔である。
【0019】
また、プレート20は周縁に例えばシリコーン製のリング22が備えられている。リング22は、ユーザーが調理物を取るとき、または載せるとき、熱源15が発する熱で熱くなるプレート20の縁にユーザーの手や腕が触れてやけどすることを防ぐためのものである。また、リング22はプレート20から取り外すことができるため洗浄し清潔に保つことができる。
【0020】
図3は受皿30の斜視図、図4は受皿30の断面図である。加熱調理器10は、基台12に受皿30を備えている。受皿30は、プレート20の排出孔21から排出される流動物を受けとめ、後述する容器40へ流動物を流出させるものである。受皿30は排出される流動物をキャッチする受部33を有している。受部33は略円形で中心にプレート20の軸を囲むよう筒状に突出する凸孔31を有している。凸孔31は排出孔21から排出される流動物でプレートの軸が汚れないようするためのものである。また、受皿30は、キャッチする流動物を後述する容器40へ排出する排出部34を有している。排出部34は、凹孔32を有し、流動物が流れるよう凹孔32に向かってくぼむよう傾斜している。
【0021】
加熱調理器10は、基台12に容器40を備えている。容器40は、基台12から引き出すことができるよう設けられている。そのため、容器40は、受皿30から排出される流動物を貯留し、使用後は引き出して容器40を洗浄することができる。
【0022】
図5は保持具50の斜視図、図6は保持具50の平面図、図7は保持具50の側面図、図8は保持具50の正面図、図9は保持具50の底面図、図10は保持具50の背面図、図11は保持具50の断面端図である。保持具50は、基台12の取付部13に取り付けて使用するものである。保持具50は正面に傾斜面73と背面に傾斜面64とを有し、傾斜面73と傾斜面64との間に傾斜面72が設けられている。また、取付具50は底部71と底部66を有している。傾斜面73と傾斜面72は底部71から立ち上がるように設けられ、傾斜面64は底部66から立ち上がるように設けられている。また、図7で示すよう傾斜面72の上端に底部66が設けられるよう底部66は底部71が設けられる位置と比べて高さ方向(z軸方向)において高く設けられている。
【0023】
保持具50は複数の部材61と複数のスリット67を有している。部材61は傾斜面72の中途からz軸方向に向かって設けられており、部材61の周囲は、スリット67が設けられている。スリット67は、部材61の周囲をスリット67で囲むことで部材61をy軸方向に揺動させるためのものである。それにより、保持具50を取付部13に取り付けやすくしている。
【0024】
また、部材61は、基台12の取付部13を部材61と傾斜面64とで挟むことで保持具50を固定させるためものである。また、部材61は、端部に突起62が設けられている。これにより、部材61の突起62と取付部13の突部14とが互いにストッパーとなり保持具50を取付部13に固定することができる。より具体的に説明すると、図7で示す部材61の中途と傾斜面64との距離68は、取付部13の突部14の厚みとほぼ等しく設けられている。また、同図で示す部材61の突起62と傾斜面64との距離69は取付部13の厚みとほぼ等しく設けられている。そのため、部材61と傾斜面64とで取付部13を挟んで固定することができる。
【0025】
保持具50は、ガイド63を有している。ガイド63は、板状で、z軸方向において、部材61より高くなるよう底部66上に設けられている。図7で示すようにガイド63と傾斜面64との距離74は、距離69よりも長く設けられている。これは、保持具50を取付部13に取り付けるとき、ユーザーがガイド63に取付部13の縁(突部14)を当てて押し込むことで、ユーザーに部材61の位置が分かりやすく、ひいては嵌め込みやすくするためのものである。また、ガイド63を設けることで取付部13が部材61より先にガイド63に接触するため、部材61の破損を防ぐこともできる。また、保持具50は、部材61と傾斜面64とで取付部13を挟んで固定するが、部材61は揺動するため、突部14を軸にして保持具50は回転してしまう恐れがある。そのため、傾斜面64とガイド63との距離(距離74)は、距離68と同じ距離もしくは若干長く設けられている。それにより、ガイド63は保持具50が回転することを防ぐことができる。
【0026】
保持具50は、保持部70(または、傾斜溝70ともいう)を有している。保持具70は、傾斜面73と傾斜面72と低部71とで構成され、プレート20を保持するためのものである。傾斜面73と傾斜面72との距離75は、プレート20が差し込みやすいようほぼプレート20の厚みの長さで設けられている。
【0027】
保持具50の傾斜面72と傾斜面64は、プレート20を保持するとき、プレート20が本体11に立て掛けられる(傾斜する)よう垂直方向から所定角度(角度76)傾斜して設けられている。プレート20の重心を本体側に傾けることで、プレート20を本体11に接触させ、加熱調理器10の保管時にy軸方向において場所を取らないようにしている。また、図7で示す低部71のy軸方向における角度77もプレート20の重心が本体側に傾斜するよう水平方向から所定角度(角度77)傾斜して設けられている。さらに、底部71は、プレート20の形状に沿ってz軸方向において下方向に湾曲して設けられている(図11)。そのため、低部71が湾曲することにより円形のプレート20がx軸方向に転がることを防いでいる。
【0028】
ここで基台12の取付部13はz軸方向から所定角度傾斜して設けられている。そのため、傾斜面64と部材61とガイド63も所定角度傾斜して設けられている(図7では傾斜面の傾斜角度である角度78のみを示す)。そのため、保持具50を取付部13に取付けたとき、傾斜面64と部材61とが取付部13に嵌合するため、保持具50を取付部13に固定することができる。また、基台12の取付部13がz軸方向に設けられている(傾斜してない)場合には、傾斜面64と部材61とガイド63も傾斜しない。
【0029】
保持具50は、側部81を有している。側部81はx軸方向において保持具50の両端に設けられており、保持具50を支持するためのものである。具体的に説明すると、傾斜する傾斜面73と傾斜面72と傾斜面64とにより保持具50は背面側に重心を有す。しかし、側面81により保持具50が転倒することを防いでいる。
【0030】
次に、保持具50を使用してプレート20を保管するときの効果と作用について説明する。保持具50を本体11に取付けるとき、ユーザーは加熱調理器10の本体11をy軸方向に傾ける。傾けた本体11の取付部13の下部に保持具50を載置し、本体11の傾斜をゆっくりと直す。このとき保持具50の傾斜面64と部材61とガイド63は所定角度傾斜(角度78)して設けられているため、取付部13に保持具50を取付やすい。また、ガイド63は取付部13を部材61と傾斜面64の間に嵌め込む位置の目安となり、ユーザーは取付部13を部材61と傾斜面64との間に嵌め込みやすい。さらに、部材61はy軸方向に揺動するため、部材61と傾斜面64との間に取付部13が嵌め込められると部材61は傾斜面72方向へとしなり、突部14が底部66まで嵌め込められると、部材61はもとの形状に戻る。これにより、保持具50は取付部13に固定される。
【0031】
加熱調理器10を傾けて保持具50を取付部13に取り付けたとき、ガイド63は、保持具50が回転することを防止している。具体的に説明すると、部材61と傾斜面64とで取付部13を挟んで固定するが、部材61は揺動するため、保持具50は、取付部13の突部14を軸に回転してしまう恐れがある。しかし、ガイド63は部材61よりz軸方向に高く設けられ、また、距離74の長さで設けられているため、保持具50が回転することを防いでいる。
【0032】
次にユーザーは、プレート20を保管するためプレート20を保持具50に立てかける。具体的に説明すると、プレート20を裏面が本体側に向くよう傾斜溝70に載置する。このとき、傾斜溝70は(傾斜面73、72、底部71)は所定角度(角度76、角度77)傾斜しているためプレート20の重心は本体11側へと傾く。また、底部71は湾曲しているためプレート20の転がりを防いでいる。そのため、プレート20は、固定具50に保持され、プレート20を加熱調理器10に簡単に保管することができる。また、プレート20の重心を本体11側に傾けることで、プレート20を本体に沿わせて保管することができる。つまり、加熱調理器10は、保持具50にプレート20を保持させると、プレート20を基台12に載置するときと比べて奥行き方向にスリムになるため収納場所をとらない。
【0033】
図12は、他の実施形態による保持具50Aの平面図である。本実施形態では、曲面を有する取付部13Aを想定して説明する。保持具50Aは、傾斜面64Aとガイド63Aを有している。傾斜面64Aと部材61Aは、曲面の形状を有す取付部13Aが部材61Aと傾斜面64Aとの間に嵌るよう湾曲している。また、ガイド63Aも取付部13Aに沿うように湾曲している。このように、保持具50Aは取付部13Aの形状(例えば、曲面や角を有する形状)によって、傾斜面64Aと部材61Aとガイド63Aとの形状を変形させ設けることで、取付部13Aに固定することができる。
【0034】
また、前記実施例の保持具50、50Aでは、調理物を載せるためのプレート20を例として説明した。これにこだわることなく、保持具50、50Aは例えば、電気なべのふたを保持するものとして使用してもよい。
【0035】
また、取付部13には突部14を有する構成で説明したが、これにこだわることなく、取付部13に例えば凹部または、孔を有する構成とし、保持具50の突起63、63Aが嵌る構成としてもよい。
【0036】
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、形状や構成その要旨を逸脱しない範囲で変更可能としている。
【0037】
10 加熱調理器
11 本体
12 基台
13 取付部
14 突部
20 プレート
50、50A 保持具
61、61A 部材
62、62A 突起
63、63A ガイド
64、72、73、64A 傾斜面
66、71 底部
67 スリット
68、69、74、75 距離
70 保持部(傾斜溝)
76、77、78 角度
81 側部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13