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特開2024-84912外出先提案装置、外出先提案方法、プログラム及び記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024084912
(43)【公開日】2024-06-26
(54)【発明の名称】外出先提案装置、外出先提案方法、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240619BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022199110
(22)【出願日】2022-12-14
(71)【出願人】
【識別番号】000232092
【氏名又は名称】NECソリューションイノベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115255
【弁理士】
【氏名又は名称】辻丸 光一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201732
【弁理士】
【氏名又は名称】松縄 正登
(74)【代理人】
【識別番号】100154081
【弁理士】
【氏名又は名称】伊佐治 創
(74)【代理人】
【識別番号】100227019
【弁理士】
【氏名又は名称】安 修央
(72)【発明者】
【氏名】二村 智康
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】 ユーザにあわせた適切な外出先の提案が可能な外出先提案装置を提供する。
【解決手段】 本発明の外出先提案装置は、外出先候補情報取得部、ユーザ情報取得部、運動判定部、及び外出先提案部を含み、
前記外出先候補情報取得部は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得部は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定部は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案部は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する。
【選択図】 図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外出先候補情報取得部、ユーザ情報取得部、運動判定部、及び外出先提案部を含み、
前記外出先候補情報取得部は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得部は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定部は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案部は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する、外出先提案装置。
【請求項2】
前記ユーザ情報が、ユーザの運動嗜好情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案する、請求項1記載の外出先提案装置。
【請求項3】
前記ユーザ情報が、ユーザの移動履歴情報を含み、
前記外出先候補情報が、混雑度情報を含み、
前記外出先提案部は、
前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定し、
前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案する、請求項1又は2記載の外出先提案装置。
【請求項4】
前記ユーザ情報が、時刻補正用情報を含み、
前記外出先提案部は、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正する、請求項3記載の外出先提案装置。
【請求項5】
前記外出先提案部は、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案する、請求項3記載の外出先提案装置。
【請求項6】
前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、
前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案する、請求項1又は2記載の外出先提案装置。
【請求項7】
前記ユーザ情報が、属性補正用情報を含み、
前記外出先提案部は、前記属性補正用情報に基づいて前記属性情報を補正し、補正した属性情報に基づいて外出先を提案する、請求項6記載の外出先提案装置。
【請求項8】
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案する、請求項1又は2記載の外出先提案装置。
【請求項9】
外出先候補情報取得工程、ユーザ情報取得工程、運動判定工程、及び外出先提案工程を含み、
前記外出先候補情報取得工程は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得工程は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定工程は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案工程は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する、外出先提案方法。
【請求項10】
外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順を含み、
前記外出先候補情報取得手順は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得手順は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定手順は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案手順は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外出先提案装置、外出先提案方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、新型コロナウイルス感染症等(COVID-19)の流行等の関連もあり、子供がいる家庭等において、子供を自宅外で遊ばせたいが、混雑する場所は避けたいという需要が高まっている。そこで、観光地等の混雑度に関する情報を観光者に提供するシステムが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022-080437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、単に観光地等の混雑度を提供できるだけであり、ユーザに合わせた適切な外出先の提案はできない。
【0005】
そこで本発明は、ユーザにあわせた適切な外出先の提案が可能な外出先提案装置、外出先提案方法、プログラム及び記録媒体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の外出先提案装置は、
外出先候補情報取得部、ユーザ情報取得部、運動判定部、及び外出先提案部を含み、
前記外出先候補情報取得部は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得部は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定部は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案部は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する。
【0007】
本発明の外出先提案方法は、
外出先候補情報取得工程、ユーザ情報取得工程、運動判定工程、及び外出先提案工程を含み、
前記外出先候補情報取得工程は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得工程は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定工程は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案工程は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する。
【0008】
本発明のプログラムは、
外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順を含み、
前記外出先候補情報取得手順は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得手順は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定手順は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案手順は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザにあわせた適切な外出先を提案できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、実施形態1の外出先提案装置を含む外出先提案システムの一例の構成を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態1の外出先提案装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態1の外出先提案装置における処理の一例を示すフローチャートである。
図4図4は、外出先提案部14による処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明において、「外出先」は、例えば、ユーザの目的地を意味し、その種類は特に制限されず、施設でもよいし、所定の領域でもよい。前記外出先の具体例としては、例えば、公園、アスレチックフィールド、スポーツ施設、スキー場、キャンプ場、保育施設、観光地、テーマパーク、商業施設等の各種施設;散歩コース、ハイキングコース、登山道等の所定の領域(ルート);等があげられるが、これには制限されない。前記「外出先」は、例えば、お出かけスポット等ともいう。
【0012】
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。本発明は、以下の実施形態には限定されない。以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用でき、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
【0013】
[実施形態1]
図1は、本実施形態の外出先提案装置10(以下「本装置」ともいう。)の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本装置10は、外出先候補情報取得部11、ユーザ情報取得部12、運動判定部13、及び外出先提案部14を含む。また、本装置10は、図示していないが、例えば、入力部、出力部、表示部及び/又は記憶部を含んでもよい。
【0014】
本装置10は、例えば、前記各部を含む1つの装置でもよいし、前記各部が、通信回線網を介して接続可能な装置でもよい。また、本装置10は、前記通信回線網を介して、後述する外部装置と接続可能である。前記通信回線網は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。前記通信回線網は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、DTN(Delay Tolerant Networking)、LPWA(Low Power Wide Area)、L5G(ローカル5G)、等があげられる。無線通信としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ローカル5G、LPWA等が挙げられる。前記無線通信としては、各装置が直接通信する形態(Ad Hoc通信)、インフラストラクチャ(infrastructure通信)、アクセスポイントを介した間接通信等であってもよい。本装置10は、例えば、システムとしてサーバに組み込まれていてもよい。また、本装置10は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC、例えば、デスクトップ型、ノート型)、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。本装置10は、例えば、前記各部のうち少なくとも一つがサーバ上にあり、その他の前記各部が端末上にあるような、クラウドコンピューティングやエッジコンピューティング等の形態であってもよい。
【0015】
図2に、本装置10のハードウェア構成のブロック図を例示する。本装置10は、例えば、中央処理装置(CPU、GPU等)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置105、出力装置106、通信デバイス107等を含む。本装置10の各部は、それぞれのインタフェース(I/F)により、バス103を介して相互に接続されている。
【0016】
中央処理装置101は、コントローラ(システムコントローラ、I/Oコントローラ等)等により、他の構成と連携動作し、本装置10の全体の制御を担う。本装置10において、中央処理装置101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、中央処理装置101が、外出先候補情報取得部11、ユーザ情報取得部12、運動判定部13、及び外出先提案部14として機能する。本装置10は、演算装置として、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、APU(Accelerated Processing Unit)等の他の演算装置を備えてもよいし、これらの組合せを備えてもよい。
【0017】
バス103は、例えば、外部装置とも接続できる。前記外部装置は、例えば、ユーザの端末、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンタ、外部入力装置、外部表示装置、外部撮像装置等があげられる。本装置10は、例えば、バス103に接続された通信デバイス107により、外部ネットワーク(前記通信回線網)に接続でき、外部ネットワークを介して、他の装置と接続することもできる。
【0018】
メモリ102は、例えば、メインメモリ(主記憶装置)が挙げられる。中央処理装置101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、中央処理装置101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。また、メモリ102は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)であってもよい。
【0019】
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラムを含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記録媒体と、記録媒体に読み書きするドライブとの組合せであってもよい。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられる。記憶装置104は、例えば、記録媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)、及びソリッドステートドライブ(SSD)であってもよい。本装置10が前記記憶部を含む場合、例えば、記憶装置104は、前記記憶部として機能する。前記記憶部は、例えば、外出先候補情報、及びユーザ情報等を記憶できる。
【0020】
本装置10において、メモリ102及び記憶装置104は、ログ情報、外部データベース(図示せず)や外部の装置から取得した情報、本装置10によって生成した情報、本装置10が処理を実行する際に用いる情報等の種々の情報を記憶することも可能である。この場合、メモリ102及び記憶装置104は、例えば、前述の本装置のユーザの情報等を記憶していてもよい。なお、少なくとも一部の情報は、例えば、メモリ102及び記憶装置104以外の外部サーバに記憶されていてもよいし、複数の端末にブロックチェーン技術等を用いて分散して記憶されていてもよい。
【0021】
本装置10は、例えば、さらに、入力装置105、出力装置106を備える。入力装置105は、例えば、タッチパネル、トラックパッド、マウス等のポインティングデバイス;キーボード;カメラ、スキャナ等の撮像手段;ICカードリーダ、磁気カードリーダ等のカードリーダ;マイク等の音声入力手段;等があげられる。出力装置106は、例えば、LEDディスプレー、液晶ディスプレー等の表示装置;スピーカ等の音声出力装置;プリンタ;等があげられる。本実施形態1において、入力装置105と出力装置106とは、別個に構成されているが、入力装置105と出力装置106とは、タッチパネルディスプレーのように、一体として構成されてもよい。
【0022】
つぎに、本実施形態の外出先提案方法の一例を、図3のフローチャートに基づき説明する。本実施形態の外出先提案方法は、例えば、図1又は図2の装置10を用いて、次のように実施する。なお、本実施形態の外出先提案方法は、図1又は図2の装置10の使用には限定されない。
【0023】
まず、外出先候補情報取得部11は、外出先候補情報を取得する(S1、外出先候補情報取得工程)。前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含む。前記外出先候補情報において、前記外出先活動レベル情報は、例えば、前記外出先毎の外出先識別情報に紐づけられていてもよい。前記外出先識別情報は、前記外出先を特定するための情報であり、例えば、外出先の名称、住所、外出先の説明等を含む。前記外出先活動レベル情報は、例えば、外出先において想定されるユーザの活動レベルを示す情報である。前記外出先活動レベル情報は、例えば、アウトドア活動レベル及びインドア活動レベルの少なくとも一方を含む。前記アウトドア活動レベルは、例えば、外出先におけるアウトドア活動指向の高さの程度を示す情報であり、外出先において想定されるユーザの活動レベルに応じて適宜設定できる。前記インドア活動レベルは、例えば、前記外出先におけるインドア活動指向の高さの程度を示す情報であり、外出先において想定されるユーザの活動レベルに応じて適宜設定できる。外出先候補情報取得部11は、例えば、本装置10外のデータベースから前記外出先候補情報を取得してもよいし、本装置10のメモリ102又は記憶装置104に記憶された前記外出先候補情報を取得してもよい。前記外出先候補情報は、例えば、お出かけスポット情報ともいう。
【0024】
前記外出先候補情報は、例えば、その他の情報を含んでもよい。前記その他の情報は、例えば、外出先属性情報、及び混雑度情報等があげられる。前記外出先属性情報は、例えば、エリア情報、対象属性情報等の情報を含む。前記エリア情報は、例えば、関東、近畿、東北等の、外出先の所在地が属する地域の情報であり、前記外出先の住所に応じて設定できる。前記対象属性情報は、例えば、前記外出先での活動がお勧めできる対象者の属性の情報であり、例えば、子供の有無等の家族構成、性別、年齢等の情報があげられる。前記混雑度情報は、例えば、前記外出先の混雑の度合いを示す情報であり、現時点での混雑度でもよいし、所定期間における予想混雑度でもよいし、過去の混雑度の履歴でもよい。
【0025】
つぎに、ユーザ情報取得部12は、ユーザ情報を取得する(S2、ユーザ情報取得工程)。前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含む。前記活動情報は、例えば、ユーザの活動の有無及び/又は程度を示す情報であり、ユーザにより入力された情報でもよいし、スマートフォン、ウェアラブル端末等が測定した情報であってもよい。前記活動情報の具体例としては、例えば、歩数、活動レベル、トレーニングの種類及び時間、ワークアウトの有無及び時間等の情報があげられる。前記活動情報は、例えば、所定期間における活動量の情報であってもよい。前記所定期間は、特に制限されず、例えば、時間単位でもよいし、日にち単位でもよいし、週単位でもよい。本装置10は、取得したユーザ情報をメモリ102又は記憶装置104に記憶してもよい。
【0026】
前記ユーザ情報は、例えば、その他の情報を含んでもよい。前記その他の情報は、例えば、ユーザの運動嗜好情報、ユーザの移動履歴情報、時刻補正用情報、ユーザの属性情報、属性補正用情報、起点住所情報等があげられる。
【0027】
前記運動嗜好情報は、例えば、ユーザの運動の嗜好の程度を示す情報であり、ユーザが任意に設定できる。前記運動嗜好情報は、例えば、アウトドア嗜好レベル及びインドア嗜好レベルの少なくとも一方を含んでもよい。前記アウトドア嗜好レベルは、例えば、ユーザのアウトドアアクティビティの嗜好の程度を示す情報であり、ユーザが任意に設定できる。前記インドア嗜好レベルは、例えば、ユーザのインドアアクティビティの嗜好の程度を示す情報であり、ユーザが任意に設定できる。
【0028】
前記移動履歴情報は、例えば、ユーザの移動履歴を示す情報である。前記移動履歴情報の具体例としては、例えば、カーナビゲーションシステムの移動履歴、スマートフォン、ウェアラブル端末等のGPS(Global Positioning System)等の情報が利用できる。
【0029】
前記時刻補正用情報は、例えば、後述するユーザの外出時間帯の推定において、外出時間帯を補正するための情報である。前記時刻補正用情報は、例えば、予めユーザにより設定された外出時刻の情報でもよいし、本装置10が推定した外出時刻を補正するための係数でもよい。後者の場合、例えば、本装置10による外出先の提案を受けたユーザからのフィードバック情報を前記時刻補正用情報として使用できる。前記フィードバック情報の具体例としては、例えば、「推定された外出予定時間の算出結果に+〇時間」等の情報があげられる。
【0030】
前記属性情報は、例えば、ユーザの年齢、性別、家族構成(例えば、大家族、核家族、子供の有無、子供の年齢)等の情報があげられる。
【0031】
前記属性補正用情報は、例えば、後述するユーザ属性情報に基づく外出先の提案において、ユーザ属性情報を補正するための情報である。前記属性補正用情報は、例えば、ユーザの年齢及びユーザの子供の年齢の少なくとも一方を補正する情報、ユーザの性別を補正する情報等があげられる。具体前記属性補正用情報は、例えば、予めユーザにより設定された情報でもよいし、本装置10による外出先の提案を受けたユーザからのフィードバック情報でもよい。
【0032】
前記起点住所情報は、例えば、ユーザの活動拠点の住所情報であり、ユーザが任意に設定した住所でもよいし、本装置10が前記移動履歴情報から推定した住所でもよい。
【0033】
運動判定部13は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定する(S3、運動判定工程)。前記運動のレベルは、例えば、運動の有無でもよいし、運動の程度でもよいし、運動強度でもよい。運動判定部13は、例えば、前記活動情報が所定の条件を満たすか否かを判定することで前記運動のレベルを判定できる。前記所定の条件は、特に制限されず、前記活動情報の種類等に応じて適宜設定でき、例えば、「所定期間における平均歩数が閾値以上」、「所定期間において、歩数が閾値を超える日が一定以上」、「所定期間において、閾値以上の時間のワークアウトを行った日が一定以上」等が設定でき、前記条件と、前記運動のレベルとが紐づけられて記憶されている。前記条件と、前記運動のレベルとの組み合わせは、特に制限されず、任意の組み合わせが採用できるが、例えば、運動量の多い条件に対して高い運動レベルが紐づけられていることが好ましい。運動判定部13は、例えば、ユーザの活動情報が予め設定されたいずれかの条件を満たす場合、ユーザの運動レベルが前記条件を満たすレベルであると判定できる。
【0034】
そして、外出先提案部14は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する(S4、外出先提案工程)。外出先提案部14は、例えば、ユーザの運動のレベルと、外出先の外出先活動レベル情報とを比較し、ユーザの運動レベルよりも低い外出先活動レベル情報を有する外出先を提案してもよいし、ユーザの運動レベルと同等の外出先活動レベル情報を有する外出先を提案してもよいし、ユーザの運動レベルよりも高い外出先活動レベル情報を有する外出先を提案してもよい。外出先提案部14が提案する外出先は、例えば、1でもよいし、2以上の複数でもよい。外出先提案部14は、例えば、本装置10のディスプレイ等の出力装置106に前記外出先を出力することで前記外出先を提案してもよいし、通信デバイス107を介して、ユーザの端末に前記外出先を送信することにより前記外出先を提案してもよい。本装置10は、前記運動レベルの判定結果に基づいて外出先候補情報から外出先を提案できる。このため、本装置10によれば、例えば、ユーザの運動レベルに応じた適切な外出先の提案が可能となる。また、外出先提案部14は、例えば、前記外出先とあわせて、前記外出先候補情報が含む前記その他の情報を併せて出力してもよい。これにより、例えば、本装置10による外出先の提案を受けたユーザは、提案された外出先のさらに詳細な情報を確認することが可能となり、より適切な外出先を選択することができる。
【0035】
また、外出先提案部14による処理S4は、上記の例には限定されず、例えば、以下のような処理が可能であってもよい。図4を用いて、外出先提案部14による外出先の提案の例について説明する。図4は、外出先提案部14による処理の一例を示すフローチャートである。なお、本発明の外出先提案装置10は、前述のように、例えば、S3における運動のレベルの判定結果に基づいて外出先を提案可能であればよく、以下の例におけるユーザの運動嗜好情報、移動履歴情報、属性情報、及び起点住所情報を用いた外出先の提案については、あってもよいし、なくてもよい。
【0036】
前記ユーザ情報が前記運動嗜好情報を含む場合、外出先提案部14は、例えば、さらに、前記外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案してもよい(S4A)。この場合、外出先提案部14は、例えば、ユーザの運動嗜好情報と外出先の外出先活動レベル情報を比較し、ユーザの運動嗜好情報にマッチした外出先の外出先活動レベル情報を有する外出先を前記外出先候補情報から抽出し、提案できる。
【0037】
つぎに、外出先提案部14は、例えば、前記運動レベルが閾値以上か否かを判定(S4B)し、閾値以上でない場合(S4B、No)、S4Aで抽出した外出先のうち、外出先活動レベルがユーザのアウトドア嗜好レベル以下の外出先を除外してもよい(S4C)。このような処理によれば、例えば、運動不足のユーザに対し、アウトドア活動が可能な外出先を提案することができ、ユーザの運動不足解消に貢献できる。他方、ユーザの運動レベルが閾値以上の場合(S4B、Yes)、S4Dに進む。
【0038】
つぎに、前記ユーザ情報が前記移動履歴情報を含み、前記外出先候補情報が、前記混雑度情報を含む場合、外出先提案部14は、例えば、前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定する(S4D)。外出先提案部14は、例えば、ユーザの移動履歴情報から、ユーザが自宅から出発した時刻から帰宅した時刻を取得し、前記出発時刻から帰宅時刻までの間の平均値を外出予定時刻として推定できる。また、外出先提案部14は、さらに、前記出発時刻から帰宅時刻の中間時間を外出予定時刻のピークタイムとして推定してもよい。具体例として、外出先提案部14は、例えば、ユーザが自宅の駐車場から移動開始した時間から、自宅の駐車場に戻ってきた時間の中間時間を時間ピークとして算出し、さらに、直近6か月間のピーク時間の平均値を前記外出予定時刻のピークタイムに設定できる。また、前記ユーザ情報が前記時刻補正用情報を含む場合、S4Dにおいて、外出先提案部14は、例えば、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正してもよい。
【0039】
つぎに、外出先提案部14は、例えば、前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案してもよい(S4E)。具体的に、外出先提案部14は、例えば、前記外出予定時刻において、混雑度が閾値以下の外出先を前記外出先候補情報から抽出できる。前記混雑度の閾値は、特に制限されず、ユーザが任意に設定できる。前記外出予定時刻における混雑度に基づいて外出先を提案することにより、例えば、現時点での混雑度や、過去の混雑履歴等を参照した場合と比較して、より精度よく混雑を回避した外出が可能となる。
【0040】
つぎに、前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含む場合、外出先提案部14は、例えば、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案してもよい(S4F)。この場合、外出先提案部14は、例えば、前記属性補正用情報に基づいて、前記属性情報を補正してもよい。前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案することにより、例えば、ユーザにより適した外出先を提案できる。
【0041】
つぎに、外出先提案部14は、例えば、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案してもよい(S4G)。外出先提案部14は、例えば、前記移動履歴情報に基づいて、所定期間内にユーザが訪れたエリアを推定し、前記推定したエリアが属するエリア情報を有する外出先を提案候補から除外できる。前記所定期間は、特に制限されず、例えば、一か月、3か月、6か月等があげられる。このように処理することで、例えば、ユーザが訪れたことのない新たな外出先を提案することが可能となる。なお、本発明はこれには制限されず、例えば、外出先提案部14は、前記移動履歴情報に基づいて、ユーザが訪れたエリアを推定し、前記推定したエリアが属するエリア情報を有する外出先を提案候補として抽出してもよい。例えば、ユーザの家族構成に幼い子供が含まれている場合、トイレの場所等の勝手がわかっている外出先にでかけることが好ましい。このように処理することで、例えば、ユーザが行き慣れている外出先を優先的に提案することが可能となる。
【0042】
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含む場合、外出先提案部14は、例えば、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案してもよい。前記起点住所情報に基づく外出先の提案は、例えば、前記起点住所情報から近い順にランキング付けした提案でもよいし、前記起点住所情報から所定範囲内に存在する外出先の提案でもよい。これにより、例えば、ユーザの活動拠点となる起点住所から訪れやすい外出先を提案することが可能となる。
【0043】
なお、上記の説明において、S4A~S4Hまでを順次実行する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれには制限されず、S4A~S4Hを実行する順序は、特に制限されず任意であり、さらにS4B以外の工程については、あってもよいし、なくてもよい。
【0044】
本実施形態の外出先提案装置は、例えば、ユーザの活動情報に基づいて判定した運動のレベルに応じた外出先をユーザに提案できる。また、本実施形態の外出先提案装置は、前記活動情報に加えて、様々な情報に基づいて外出先を抽出・提案することができる。このため、本実施形態の外出先提案装置によれば、例えば、簡便にユーザに適した外出先を提案できる。
【0045】
[実施形態2]
本実施形態のプログラムは、前述の外出先提案方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。具体的に、本実施形態のプログラムは、コンピュータに、外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順を実行させるためのプログラムである。
【0046】
前記外出先候補情報取得手順は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得手順は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定手順は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案手順は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する。
【0047】
また、本実施形態のプログラムは、コンピュータを、外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順として機能させるプログラムということもできる。
【0048】
本実施形態のプログラムは、前記本発明の外出先提案装置及び外出先提案方法における記載を援用できる。前記各手順は、例えば、「手順」を「処理」と読み替え可能である。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)である。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、フラッシュメモリー(例えば、SSD(Solid State Drive)、USBフラッシュメモリー、SD/SDHCカード等)、光ディスク(例えば、CD‐R/CD‐RW、DVD‐R/DVD‐RW、BD‐R/BD‐RE等)、光磁気ディスク(MO)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。また、本実施形態のプログラム(例えば、プログラミング製品、又はプログラム製品ともいう)は、例えば、外部のコンピュータから配信される形態であってもよい。前記「配信」は、例えば、通信回線網を介した配信でもよいし、有線で接続された装置を介した配信であってもよい。本実施形態のプログラムは、配信された装置にインストールされて実行されてもよいし、インストールされずに実行されてもよい。
【0049】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
【0050】
<付記>
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
外出先候補情報取得部、ユーザ情報取得部、運動判定部、及び外出先提案部を含み、
前記外出先候補情報取得部は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得部は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定部は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案部は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する、外出先提案装置。
(付記2)
前記ユーザ情報が、ユーザの運動嗜好情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案する、付記1記載の外出先提案装置。
(付記3)
前記ユーザ情報が、ユーザの移動履歴情報を含み、
前記外出先候補情報が、混雑度情報を含み、
前記外出先提案部は、
前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定し、
前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案する、付記1又は2記載の外出先提案装置。
(付記4)
前記ユーザ情報が、時刻補正用情報を含み、
前記外出先提案部は、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正する、付記3記載の外出先提案装置。
(付記5)
前記外出先提案部は、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案する、付記3又は4記載の外出先提案装置。
(付記6)
前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、
前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案する、付記1から5のいずれかに記載の外出先提案装置。
(付記7)
前記ユーザ情報が、属性補正用情報を含み、
前記外出先提案部は、前記属性補正用情報に基づいて前記属性情報を補正し、補正した属性情報に基づいて外出先を提案する、付記6記載の外出先提案装置。
(付記8)
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含み、
前記外出先提案部は、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案する、付記1から7のいずれかに記載の外出先提案装置。
(付記9)
外出先候補情報取得工程、ユーザ情報取得工程、運動判定工程、及び外出先提案工程を含み、
前記外出先候補情報取得工程は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得工程は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定工程は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案工程は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案する、外出先提案方法。
(付記10)
前記ユーザ情報が、ユーザの運動嗜好情報を含み、
前記外出先提案工程は、さらに、外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案する、付記9記載の外出先提案方法。
(付記11)
前記ユーザ情報が、ユーザの移動履歴情報を含み、
前記外出先候補情報が、混雑度情報を含み、
前記外出先提案工程は、
前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定し、
前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案する、付記9又は10記載の外出先提案方法。
(付記12)
前記ユーザ情報が、時刻補正用情報を含み、
前記外出先提案工程は、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正する、付記11記載の外出先提案方法。
(付記13)
前記外出先提案工程は、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案する、付記11又は12記載の外出先提案方法。
(付記14)
前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、
前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含み、
前記外出先提案工程は、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案する、付記9から13のいずれかに記載の外出先提案方法。
(付記15)
前記ユーザ情報が、属性補正用情報を含み、
前記外出先提案工程は、前記属性補正用情報に基づいて前記属性情報を補正し、補正した属性情報に基づいて外出先を提案する、付記14記載の外出先提案方法。
(付記16)
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含み、
前記外出先提案工程は、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案する、付記9から15のいずれかに記載の外出先提案方法。
(付記17)
外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順を含み、
前記外出先候補情報取得手順は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得手順は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定手順は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案手順は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記18)
前記ユーザ情報が、ユーザの運動嗜好情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案する、付記17記載のプログラム。
(付記19)
前記ユーザ情報が、ユーザの移動履歴情報を含み、
前記外出先候補情報が、混雑度情報を含み、
前記外出先提案手順は、
前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定し、
前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案する、付記17又は18記載のプログラム。
(付記20)
前記ユーザ情報が、時刻補正用情報を含み、
前記外出先提案手順は、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正する、付記19記載のプログラム。
(付記21)
前記外出先提案手順は、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案する、付記19又は20記載のプログラム。
(付記22)
前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、
前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案する、付記17から21のいずれかに記載のプログラム。
(付記23)
前記ユーザ情報が、属性補正用情報を含み、
前記外出先提案手順は、前記属性補正用情報に基づいて前記属性情報を補正し、補正した属性情報に基づいて外出先を提案する、付記22記載のプログラム。
(付記24)
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案する、付記17から23のいずれかに記載のプログラム。
(付記25)
外出先候補情報取得手順、ユーザ情報取得手順、運動判定手順、及び外出先提案手順を含み、
前記外出先候補情報取得手順は、外出先候補情報を取得し、
前記外出先候補情報は、外出先毎の外出先活動レベル情報を含み、
前記ユーザ情報取得手順は、ユーザ情報を取得し、
前記ユーザ情報は、ユーザの活動情報を含み、
前記運動判定手順は、前記活動情報に基づいてユーザの運動のレベルを判定し、
前記外出先提案手順は、前記判定結果に基づいて、前記外出先候補情報から外出先を提案し、
前記各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記26)
前記ユーザ情報が、ユーザの運動嗜好情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、外出先活動レベル情報と、前記運動嗜好情報とに基づいて外出先を提案する、付記25記載の記録媒体。
(付記27)
前記ユーザ情報が、ユーザの移動履歴情報を含み、
前記外出先候補情報が、混雑度情報を含み、
前記外出先提案手順は、
前記移動履歴情報に基づいてユーザの外出予定時刻を推定し、
前記外出予定時刻における前記混雑度に基づいて外出先を提案する、付記25又は26記載の記録媒体。
(付記28)
前記ユーザ情報が、時刻補正用情報を含み、
前記外出先提案手順は、前記時刻補正用情報に基づいて前記外出予定時刻を補正する、付記27記載の記録媒体。
(付記29)
前記外出先提案手順は、さらに、前記移動履歴情報に基づいて前記外出先を提案する、付記27又は28記載の記録媒体。
(付記30)
前記外出先候補情報が、外出先属性情報を含み、
前記ユーザ情報が、ユーザの属性情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、前記外出先属性情報及び前記属性情報に基づいて外出先を提案する、付記25から29のいずれかに記載の記録媒体。
(付記31)
前記ユーザ情報が、属性補正用情報を含み、
前記外出先提案手順は、前記属性補正用情報に基づいて前記属性情報を補正し、補正した属性情報に基づいて外出先を提案する、付記30記載の記録媒体。
(付記32)
前記ユーザ情報が、起点住所情報を含み、
前記外出先提案手順は、さらに、前記起点住所情報に基づいて外出先を提案する、付記25から31のいずれかに記載の記録媒体。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明によれば、ユーザの活動情報に基づいて判定した運動のレベルに応じた外出先をユーザに提案できる。また、本発明の外出先提案装置は、前記活動情報に加えて、様々な情報に基づいて外出先を抽出・提案することができる。このため、本実施形態の外出先提案装置によれば、例えば、簡便にユーザに適した外出先を提案できる。このため、本発明は、生活支援、健康維持、観光案内等の分野において、特に好適に利用できる。
【符号の説明】
【0052】
10 外出先提案装置
11 外出先候補情報取得部
12 ユーザ情報取得部
13 運動判定部
14 外出先提案部
101 中央処理装置
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信デバイス

図1
図2
図3
図4