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  • 特開-フィルター清掃装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024086349
(43)【公開日】2024-06-27
(54)【発明の名称】フィルター清掃装置
(51)【国際特許分類】
   B60H 3/06 20060101AFI20240620BHJP
   B01D 46/04 20060101ALI20240620BHJP
   B01D 46/10 20060101ALI20240620BHJP
   B01D 46/76 20220101ALI20240620BHJP
   F24F 8/90 20210101ALI20240620BHJP
【FI】
B60H3/06 611Z
B01D46/04 102
B01D46/10 A
B01D46/76
F24F8/90 130
F24F8/90 110
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022201435
(22)【出願日】2022-12-16
(71)【出願人】
【識別番号】391044797
【氏名又は名称】株式会社コーワ
(72)【発明者】
【氏名】桑原 龍也
(72)【発明者】
【氏名】横山 広
(72)【発明者】
【氏名】高井 勉
(72)【発明者】
【氏名】町田 幸雄
(72)【発明者】
【氏名】吉田 知弘
(72)【発明者】
【氏名】山崎 朋香
【テーマコード(参考)】
3L211
4D058
【Fターム(参考)】
3L211BA54
3L211DA14
3L211DA75
4D058JA04
4D058JA12
4D058JB24
4D058KA01
4D058MA02
4D058MA47
4D058QA03
4D058QA11
4D058RA02
(57)【要約】
【課題】 製造コストの低減を図ることができると共に、簡易にフィルターの清掃を行うことができる車両用空調設備のフィルター清掃装置を提供する。
【解決手段】 フィルター清掃装置10は、フィルター体1の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、フィルター体1に付着した塵埃を落下させる清掃手段3を有しており、空調用吹き出し口2とフィルター体1とダストボックス4が、空気ダクト5に対して一体的に着脱可能であると共に、フィルター体1とダストボックス4とは、空調用吹き出し口2に対して一体的に着脱可能とした。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の空気ダクトに接続されて室内に空気を吹き出す空調用吹き出し口と、
前記空調用吹き出し口の上流側に設けられる空気中の塵埃等を捕捉するフィルター体と、
前記フィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、前記フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段と、
落下した塵埃を収容する塵埃収容部を備えたダストボックスと、を有する、車両用空調設備のフィルター清掃装置において、
前記空調用吹き出し口と前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空気ダクトに対して一体的に着脱可能であると共に、
前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空調用吹き出し口に対して一体的に着脱可能であることを特徴とする車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項2】
フィルター体は空気ダクトの上流側に向かい開口部が形成された略袋形状であって、
前記フィルター体がダストボックスを兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項3】
フィルター体は、メッシュ状のフィルターと、板状の紙材で形成されたフィルター枠と、を有し、
ダストボックスは、前記フィルター枠と同材質により一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項4】
空調用吹き出し口は、室内へ吹き出される空気の風向を調整する略板状の複数のルーバー部材を有し、
前記ルーバー部材は、長手方向の端部が空調用吹き出し口の縁部に軸支されて可動可能に固定されていると共に、前記ルーバー部材を可動させた場合に、短手方向の端部がフィルター体の表面と当接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【請求項5】
フィルター体とダストボックスとは、空調用吹き出し口に対して各々着脱可能であって、
前記空調用吹き出し口は、除塵体を有しており、
前記除塵体は、前記フィルター体のみを前記空調用吹き出し口から離脱する際に、前記フィルター体の表面が前記除塵体に摺接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調設備のフィルター清掃装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両用空調設備に設置されるフィルター清掃装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用空調設備では外気を取り入れて空気を調和し室内に送り込む場合に、フィルターを通して外気を浄化した後に室内へと供給するようになっており、フィルターには外気中に含まれる塵埃が堆積して目詰まりが生じるため、フィルターの清掃を簡易に行うことができる発明が知られている。(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載のフィルター清掃装置は、後端部が空気ダクトに接続されて、空気の吹き出し口にルーバーを設けてなるベントルーフにおいて、ルーバーの後側にフィルターを着脱可能に取り付けたものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11-321299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載のフィルター清掃装置は、フィルターによってダクト内への異物の侵入が防止され、ダクト内に溜まっている塵埃をフィルターでろ過することができ、かつ、ベントルーフを取り外すことにより、フィルターの交換を容易に行うことができるものであったが、長期間フィルターの交換を行わない場合にはフィルターに塵埃が堆積したままの状態となり、目詰まりが生じるという課題を有するものであった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、モーターや電気配線を必要としないので製造コストの低減を図ることができると共に、簡易にフィルターの清掃を行うことができる車両用空調設備のフィルター清掃装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、車両の空気ダクトに接続されて室内に空気を吹き出す空調用吹き出し口と、前記空調用吹き出し口の上流側に設けられる空気中の塵埃等を捕捉するフィルター体と、前記フィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、前記フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段と、落下した塵埃を収容する塵埃収容部を備えたダストボックスと、を有する、車両用空調設備のフィルター清掃装置において、前記空調用吹き出し口と前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空気ダクトに対して一体的に着脱可能であると共に、前記フィルター体と前記ダストボックスとは、前記空調用吹き出し口に対して一体的に着脱可能であることを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明では、フィルター清掃装置がフィルター体の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段を有しているので、簡易にフィルターの清掃を行うことができると共に、モーターや電気配線を必要としないので製造コストの低減を図ることができる。また、フィルター体とダストボックスは、空気ダクト及び空調用吹き出し口に対して着脱可能としているので、ダストボックスに溜まった塵埃の廃棄やフィルター体の交換も容易に行うことができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、フィルター体は空気ダクトの上流側に向かい開口部が形成された略袋形状であって、前記フィルター体がダストボックスを兼ねていることを特徴としている。これにより、フィルター清掃装置の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、フィルター体は、メッシュ状のフィルターと、板状の紙材で形成されたフィルター枠と、を有し、ダストボックスは、前記フィルター枠と同材質により一体的に形成されていることを特徴としている。これにより、フィルター体及びダストボックスの廃棄を容易に行うことができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1~3のいずれかの発明において、空調用吹き出し口は、室内へ吹き出される空気の風向を調整する略板状の複数のルーバー部材を有し、前記ルーバー部材は、長手方向の端部が空調用吹き出し口の縁部に軸支されて可動可能に固定されていると共に、前記ルーバー部材を可動させた場合に、短手方向の端部がフィルター体の表面と当接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴としている。これにより、フィルター清掃装置の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、フィルター体とダストボックスとは、空調用吹き出し口に対して各々着脱可能であって、前記空調用吹き出し口は、除塵体を有しており、前記除塵体は、前記フィルター体のみを前記空調用吹き出し口から離脱する際に、前記フィルター体の表面が前記除塵体に摺接することで塵埃を落下させる清掃手段であることを特徴としている。これにより、フィルター清掃装置の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明は、簡易にフィルターの清掃を行うことができると共に、モーターや電気配線を必要としないので製造コストの低減を図ることができる。また、ダストボックスに溜まった塵埃の廃棄やフィルター体の交換も容易に行うことができる。
【0014】
請求項2、4及び5の発明は、フィルター清掃装置の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。また、請求項3の発明は、フィルター体及びダストボックスの廃棄を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】(a)本発明に係るフィルター清掃装置の第1実施形態を示す斜視図(b)第1実施形態のフィルター清掃装置を構成するフィルター体とダストボックスを示す斜視図
図2】第1実施形態のフィルター清掃装置を示す分解斜視図
図3】第1実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図
図4】(a)本発明に係るフィルター清掃装置の第2実施形態を示す斜視図(b)及び(c)第2実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図
図5】(a)本発明に係るフィルター清掃装置の第3実施形態を示す斜視図(b)第3実施形態のフィルター清掃装置を構成するフィルター体とダストボックスを示す斜視図(c)第3実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。図1(a)は、本発明に係るフィルター清掃装置の第1実施形態を示す斜視図であり、図1(b)は、第1実施形態のフィルター清掃装置を構成するフィルター体とダストボックスを示す斜視図である。また、図2は、第1実施形態のフィルター清掃装置を示す分解斜視図であり、図3は、第1実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図である。これらの図を用いて本発明に係るフィルター清掃装置の第1実施形態について以下に説明する。
【0017】
車両用空調設備に使用される第1実施形態のフィルター清掃装置10は、車両の空気ダクト5に接続されて室内に空気を吹き出す空調用吹き出し口2と、空調用吹き出し口2の上流側に設けられる空気中の塵埃等を捕捉するフィルター体1と、フィルター体1の表面に当接しつつ摺動又は振動することで、フィルター体に付着した塵埃を落下させる清掃手段3と、落下した塵埃8を収容する塵埃収容部4aを備えたダストボックス4とを有している。尚、ダストボックス4は、フィルター体1を収容するフィルター体収容部4bも有しており、フィルター体1は、フィルター体収容部4bに載置された後、蓋体4cにてダストボックス4内に固定される構成としている。これにより、清掃手段3によって、フィルター体1に付着した塵埃8を容易に除去することができる。
【0018】
そして、空調用吹き出し口2とフィルター体1とダストボックス4とは、空気ダクト5に対して一体的に着脱可能としている。これにより、フィルター清掃装置10を容易に車外に取り出すことができる。尚、蓋体4cの上面に形成されている符号9、9で示す部材は、空気ダクト5に連結してフィルター清掃装置10を固定する固定金具である。
【0019】
また、フィルター体1とダストボックス4とは、空調用吹き出し口2に対して一体的に着脱可能としている。これにより、ダストボックス4に溜まった塵埃8の廃棄やフィルター体1の交換も容易に行うことができる。
【0020】
第1実施形態のフィルター清掃装置10を構成するフィルター体1は、メッシュ状であって、プリーツ形状のフィルター1aと、板状の紙材で形成されたフィルター枠1bとを有しており、ダストボックス4は、フィルター枠1bと同材質により一体的に形成されている。これにより、フィルター体1及びダストボックス4の廃棄8を容易に行うことができる。
【0021】
第1実施形態のフィルター清掃装置10を構成する空調用吹き出し口2は、室内へ吹き出される空気の風向を調整する略板状の複数のルーバー部材2a、2a、・・を有しており、このルーバー部材2aは、長手方向の端部が空調用吹き出し口2の縁部に軸支されて可動可能に固定されていると共に、ルーバー部材2aを手動で可動させた場合に、短手方向の端部がフィルター体1の表面と当接することで塵埃8を落下させる清掃手段3となっている。
【0022】
具体的には、略板状の複数のルーバー部材2aの中の中央のルーバー部材2aには、つまみ部2bが形成されており、このつまみ部2bを使用者が指でつまんで図3の矢印に示すように上下方向に可動させた場合に、短手方向の端部がフィルター体1の表面に当接し、叩打することによって、フィルター1aが振動してフィルター1aに付着している塵埃8がダストボックス4の塵埃収容部4aに収容される。尚、フィルター1aには、図1及び図2に示すように、ルーバー部材2aの当接箇所に可撓性を備えた合成樹脂からなる樹脂部1cを形成しておくことが好ましい。この樹脂部1cによって、プリーツの形状を維持できると共に、振動を大きくすることができ、フィルター1aに付着している塵埃8を確実に剥がすことができる。
【0023】
上述のように、第1実施形態のフィルター清掃装置10は、空調用吹き出し口2が清掃手段3を兼ねていることから、フィルター清掃装置10の部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【0024】
図4(a)は、本発明に係るフィルター清掃装置の第2実施形態を示す斜視図であり、図4(b)及び(c)は、第2実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図である。これらの図を用いて本発明に係るフィルター清掃装置の第2実施形態について以下に説明する。
【0025】
車両用空調設備に使用される第2実施形態のフィルター清掃装置20は、空調用吹き出し口12とフィルター体11とダストボックス14とは、空気ダクト5に対して一体的に着脱可能であると共に、フィルター体11とダストボックス14とは、空調用吹き出し口12に対して一体的に着脱可能であって、さらに、フィルター体11とダストボックス14とは、空調用吹き出し口12に対して各々着脱可能であって、空調用吹き出し口12は、除塵体6を有しており、除塵体6は、フィルター体11のみを空調用吹き出し口12から離脱する際に、フィルター体11の表面が除塵体6に摺接することで塵埃8を落下させる清掃手段13となっている。
【0026】
フィルター体1の平板状のフィルターであり、清掃手段13を構成する除塵体6は平板の可撓性を備えた合成樹脂からなるブレードであって、空調用吹き出し口12側から延出する取付部材12aに一端が固定され、他端は、図4(b)に示す通常の状態では斜め下方に位置するフィルター体11の上部に軽く当接している。そして、図4(c)に示すように、フィルター体11を取付部材12aに形成されている開口から上方に引き出して空調用吹き出し口12から離脱する際に、フィルター体11の上流側の表面が除塵体6に摺接することで塵埃8を落下させている。この時、除塵体6の他端は、摺接するフィルター体11によって上方に持ち上げられた状態となっている。尚、その他の構成は第1実施形態のフィルター清掃装置と同様なので説明は省略する。上述のように構成された第2実施形態のフィルター清掃装置20は、部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【0027】
図5(a)は、本発明に係るフィルター清掃装置の第3実施形態を示す斜視図であり、図5(b)は、第3実施形態のフィルター清掃装置を構成するフィルター体とダストボックスを示す斜視図、図5(c)第3実施形態のフィルター清掃装置を示す一部断面図である。これらの図を用いて本発明に係るフィルター清掃装置の第3実施形態について以下に説明する。
【0028】
車両用空調設備に使用される第3実施形態のフィルター清掃装置30は、空調用吹き出し口22とフィルター体21とダストボックス24とは、空気ダクト5に対して一体的に着脱可能であると共に、フィルター体21とダストボックス24とは、空調用吹き出し口22に対して一体的に着脱可能であり、フィルター体21が空気ダクト5の上流側に向かい開口部21aが形成された紙製の略袋形状であって、フィルター体21がダストボックス24を兼ねている構成としている。尚、符号15で示す部材は、フィルター体21の外面を蓋体24cと共に覆っている外ケースである。
【0029】
清掃手段23は、図5(c)に示すように、中央のルーバー部材22aに形成されているつまみ部22bを使用者が指でつまんで矢印に示すように上下方向に可動させた場合に、中央のルーバー部材22aの短手方向の端部がフィルター体21に形成されている当接部21bに当接して叩打することによって、フィルター体21が振動してフィルター部21cに付着している塵埃8は剥離されると共に下方に落下して、塵埃収容部24aに収容される構成としている。尚、その他の構成は第1実施形態のフィルター清掃装置と同様なので説明は省略する。上述のように構成された第3実施形態のフィルター清掃装置30は、部品点数を減らすことができ、一層製造コストの低減を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明に係るフィルター清掃装置は、自動車等の車両用空調設備に設置されて利用される。
【符号の説明】
【0031】
1、11、21 フィルター体
1a フィルター
1b フィルター枠
1c 樹脂部
2、12、22 空調用吹き出し口
2a、12a、22a ルーバー部材
2b、12b、22b つまみ部
3、13、23 清掃手段
4、14、24 ダストボックス
4a、14a、24a 塵埃収容部
4b、14b フィルター体収容部
4c、14c、24c 蓋体
5 空気ダクト
6 除塵体
8 塵埃
9 固定金具
10、20、30 フィルター清掃装置
12a 取付部材
15 外ケース
21a 開口部
21b 当接部
21c フィルター部
図1
図2
図3
図4
図5