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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024086449
(43)【公開日】2024-06-27
(54)【発明の名称】車両構造
(51)【国際特許分類】
   B60R 9/042 20060101AFI20240620BHJP
   B60R 9/048 20060101ALI20240620BHJP
【FI】
B60R9/042
B60R9/048
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022201580
(22)【出願日】2022-12-16
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100147
【弁理士】
【氏名又は名称】山野 宏
(72)【発明者】
【氏名】松井 潤二
(72)【発明者】
【氏名】芝垣 登志男
(72)【発明者】
【氏名】蓮本 啓太
【テーマコード(参考)】
3D020
【Fターム(参考)】
3D020AA02
3D020AB01
3D020AC02
3D020AD12
3D020AD21
3D020AD23
(57)【要約】
【課題】車両のルーフの上面に搭載物を容易に載せることができる車両構造を提供する。
【解決手段】車両のルーフと、前記ルーフの上面に載せられる搭載物と、を備え、前記ルーフの上面は、前記車両の前後に沿って設けられた凹溝を有し、前記凹溝は、前記車両の上方および後方に開口しており、前記搭載物は、側壁部または下方に突出する凸部を有し、前記側壁部または前記凸部は、前記凹溝に嵌まり込む幅を有する、車両構造。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のルーフと、
前記ルーフの上面に載せられる搭載物と、を備え、
前記ルーフの上面は、前記車両の前後に沿って設けられた凹溝を有し、
前記凹溝は、前記車両の上方および後方に開口しており、
前記搭載物は、側壁部または下方に突出する凸部を有し、
前記側壁部または前記凸部は、前記凹溝に嵌まり込む幅を有する、
車両構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のルーフの上面に搭載物が載せられた車両構造に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両のルーフの上方にボートを積み込む積載装置を開示している。積載装置は、一対のルーフキャリアと一対の連結杵と第一支持杵と第二支持杵とを備えている。各ルーフキャリアは、車幅に沿って延びている。両ルーフキャリアは、前後に間隔を空けて車両のルーフの上面に支持金具によって固定されている。各連結杵は、車両の前後に沿って延びている。両連結杵は、車幅に間隔を空けて両ルーフキャリアの上面に固定されている。第一支持杵は、車幅に沿って延びている。第一支持杵は、両連結杵の前端に接続されるとともにルーフの上面に固定されている。第二支持杵は、車幅に沿って延びている。第二支持杵は、両連結杵の後端に接続されるとともにルーフの上面に固定されている。ボートは、積載装置の上に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000-33838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ルーフにボートを載せるために積載装置をルーフの上面に固定する作業が必要であり、ルーフにボートを載せる作業が煩雑になる。また、特許文献1では、積載装置を用いているため、部品点数が多い上に重量が重い。
【0005】
本発明の目的の一つは、車両のルーフの上面に搭載物を容易に載せることができる車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係る車両構造は、
車両のルーフと、
前記ルーフの上面に載せられる搭載物と、を備え、
前記ルーフの上面は、前記車両の前後に沿って設けられた凹溝を有し、
前記凹溝は、前記車両の上方および後方に開口しており、
前記搭載物は、側壁部または下方に突出する凸部を有し、
前記側壁部または前記凸部は、前記凹溝に嵌まり込む幅を有する。
【0007】
(2)上記(1)の車両構造において、
前記凹溝の後端部から上方に延びるように設けられたガイドを更に備えていてもよい。
【0008】
(3)上記(1)または上記(2)の車両構造において、
前記側壁部または前記凸部の前記凹溝の前後および上方に沿った移動を規制するように前記側壁部または前記凸部に取り付けられるブラケットを更に備えていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
上記(1)の車両構造は、例えば凹溝の後方から凹溝の内部に側壁部または凸部を嵌め込んで搭載物を前方に押すことで搭載物をルーフの上面に載せることができる。つまり、凹溝を有するルーフ自体が搭載物を乗せるための積載装置の機能を兼ねている。そのため、上記(1)の車両構造は、上述した従来の積載装置を用いなくてもよい。上記(1)の車両構造は、上記積載装置を用いる場合に比較して、ルーフの上面に搭載物を載せる作業を簡略化できる。よって、上記(1)の車両構造は、ルーフの上面に搭載物を容易に載せることができる。その上、上記(1)の車両構造は、上記積載装置を用いる場合に比較して、部品点数を低減できる。部品点数を低減できる上記(1)の車両構造は、車両を軽量化できる。上記(1)の車両構造は、側壁部または凸部が凹溝に嵌まり込む幅を有するため、凹溝の内部にはまり込んだ側壁部または凸部が凹溝の内部でぐらつき難い。そのため、上記(1)の車両構造は、ルーフの上面に搭載物を安定して載せることができる。
【0010】
上記(2)の車両構造は、ガイドによって凹溝の後方から凹溝の内部に側壁部または凸部を嵌め込み易い。
【0011】
上記(3)の車両構造は、ブラケットによって側壁部または凸部の凹溝の前後および上方に沿った移動を規制できるため、ルーフの上面に搭載物を固定できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態の車両構造を備える車両を示す概略斜視図である。
図2図2は、図1のII-II断面図である。
図3図3は、図1のIII-III断面図である。
図4図4は、実施形態の車両構造に備わる搭載物を示す概略斜視図である。
図5図5は、図4の搭載物の一部を分解した状態を示す概略斜視図である。
図6図6は、車両のルーフの上に搭載部を載せる手順を説明する説明図である。
図7図7は、車両のルーフの上に搭載部を載せる手順を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の車両構造の実施形態を図1から図7を参照しつつ以下に説明する。図中の同一符号は同一または相当部分を示す。各図面が示す部材の大きさは、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法を表すものではない。図中の「UP」は本実施形態の車両構造10が設けられる車両1の上方、「LWR」は下方、「FR」は前方、「RR」は後方、「RH」は右方、「LH」は左方を示す。以下の説明の「上」、「下」、「前」、「後」、「右」、および「左」のそれぞれは、上記車両の「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右方」、および「左方」のそれぞれに対応している。
【0014】
《実施形態》
〔車両構造〕
実施形態の車両構造10は、図7に示される車両1のルーフ2と、図1に示されるようにルーフ2の上面に載せられる搭載物3とを備える。実施形態の車両構造10の特徴の一つは、図1に示されるように、ルーフ2の上面が特定の凹溝21を有し、搭載物3が特定の側壁部32または凸部を有する点にある。実施形態の車両構造10では、凹溝21に側壁部32または凸部がはめ込まれることでルーフ2の上面に搭載物3が載せられる。本実施形態の車両構造10は、詳しくは後述するように、搭載物3がボートである場合を例に説明する。
【0015】
[凹溝]
凹溝21は、ルーフ2の上面に搭載物3が載せられる際、本例では図2図3に示されるように搭載物3の側壁部32が嵌め込まれる。図2図3では、説明の便宜上、ルーフ2および凹溝21は輪郭が図示され、搭載物3、後述するブラケット4、および後述するガイド5は断面が図示されている。凹溝21は、図1に示されるようにルーフ2の上面に車両1の前後に沿って設けられている。凹溝21は、上方および後方に開口している。凹溝21は、凹溝21の長さの全長にわたって上方に開口している。凹溝21の後端は後方に開口している。本例の凹溝21の数は2つである。本例の各凹溝は、ルーフ2の上面の左縁および右縁の各々の前端から後端にわたって設けられたルーフドリップレールで構成されている。本例の各凹溝は雨樋の機能も有する。各凹溝21は、図2図3に示されるように、底部21aと外壁部21bとを有する。
【0016】
[搭載物]
搭載物3は、本例では図4に示されるボートである。図4には、通常に使用可能な状態のボートが示されている。本例のボートは、おわん型の手漕ぎボートである。本例のボートは、底部31、左方の側壁部32、右方の側壁部32、船首壁33、船尾壁34、2つのオール35、2つのオールハンガー36、および2つのグリップ37を備える。
【0017】
左方の側壁部32と右方の側壁部32と船首壁33とは、底部31の周縁に立設されている。底部31と左方の側壁部32と右方の側壁部32と船首壁33とは一体に構成されている。船尾壁34は、底部31と左方の側壁部32と右方の側壁部32とに対して着脱可能に設けられている。船尾壁34は、底部31と左方の側壁部32と右方の側壁部32とに取り付けられている。底部31は、中央に設けられた凹部31aを有する。底部31の表面のうち、例えば凹部31aと船尾壁34との間の面が乗員の座面となる。凹部31aはボートの乗員の足が置かれるスペースに用いられる。底部31は、ボートが図1に示されるようにひっくり返された状態でルーフ2の上に載せられた際、実質的にルーフ2の全面を覆うような大きさを有する。その際、船首壁33は、ルーフ2の前端部分の傾斜に実質的に対応した角度となるように傾斜している。そのため、ルーフ2の外形とボートの外形とが連続するような搭載状態となり、ボートがルーフ2の一部であるかのように見える。左方の側壁部32と右方の側壁部32の各々には、オール35とグリップ37とが取り付けられている。各グリップ37は乗員に掴まれる部分である。各グリップ37は、2つのボルト6が締結されることによって左方の側壁部32と右方の側壁部32の各々に取り付けられている。各グリップ37には、各オール35が引っ掛けられるオールハンガー36が取り付けられている。
【0018】
図5を参照して、ルーフ2の上面に載せられる状態のボートを説明する。船尾壁34は、底部31と左方の側壁部32と右方の側壁部32とから取り外されている。各オールハンガー36は各グリップ37からから取り外されている。各グリップ37は左方の側壁部32と右方の側壁部32の各々から取り外されている。取り外された船尾壁34、2つのオールハンガー36、および2つのグリップ37は、凹部31aに収納される。収納された船尾壁34、2つのオールハンガー36、および2つのグリップ37は、図示が省略された適宜な手段によって凹部31aに固定される。
【0019】
左方の側壁部32と右方の側壁部32の各々の上端部は、図2図3に示されるように凹溝21に嵌まり込む幅を有する。ルーフ2の上面にボートが載せられる際、図5に示されるボートが図1に示されるようにひっくり返された状態で、図2図3に示されるように各側壁部32の上端部が凹溝21に嵌め込まれる。
【0020】
本例の左方の側壁部32と右方の側壁部32の各々には、図5に示されるように2つの貫通孔32aが設けられている。各貫通孔32aは、図4に示されるようにグリップ37を固定するボルト6、または図2に示されるように後述するブラケット4を固定するボルト6が締結される。図4に示されるグリップ37を固定するボルト6と図2に示されるブラケット4を固定するボルト6とは共用することができる。
【0021】
[ブラケット]
本例の車両構造10は、図1図2に示されるように、側壁部32の凹溝21の前後および上方に沿った移動を規制するように側壁部32に取り付けられるブラケット4を更に備えていてもよい。本例のブラケット4は、凹溝21および側壁部32とは独立した部材である。本例のブラケット4は、各凹溝21および各側壁部32に対して着脱可能に設けられている。本例のブラケット4の数は4つである。なお、ブラケット4の数は4つに限定されず適宜選択できる。
【0022】
本例の各ブラケット4は、各凹溝21の外壁部21bの外面とボートの各側壁部32の外面とにわたって設けられている。本例の各ブラケット4の上部には貫通孔41が設けられている。本例の各ブラケット4の下部は、底部21aと外壁部21bとの角部に引っかかるようにフック状に形成されている。ルーフ2の上面にボートが載せられる際、図2に示されるように各ブラケット4の貫通孔41と各側壁部32の貫通孔32aとにボルト6が締結されることによって、各ブラケット4の上部が各側壁部32の外面に固定される。各ブラケット4の上部が各側壁部32に固定されることよって、各ブラケット4の下部が各凹溝21の外壁部21bの外面に押しつけられて上記角部に引っ掛けられている。なお、図示は省略されているものの、各ブラケット4の下部が外壁部21bまたは底部21aにボルトなどによって締結されていてもよい。各ブラケット4が各外壁部21bの外面に固定されることと各ブラケット4が各外壁部21bの外面に押し付けられることとによって、各側壁部32の各凹溝21の前後に沿った移動が規制されている。各ブラケット4の下部が上記角部に引っ掛けられていることによって、搭載物3の各凹溝21の上方に沿った移動が規制されている。各ブラケット4によって搭載物3がルーフ2の上面に固定されている。
【0023】
[ガイド]
本例の車両構造10は、図1図3に示されるように、凹溝21の後端部から上方に延びるように設けられたガイド5を更に備えていてもよい。ガイド5は、ルーフ2の上面に搭載物3が載せられる際、搭載物3の側壁部32を凹溝21に嵌め込み易くすることができる。ガイド5は、左方の凹溝21と右方の凹溝21の少なくとも一方の凹溝21に設けられている。本例のガイド5は、各凹溝21の後端部の外壁部21bの上面に溶接などによって一体に構成されている。両ガイド5の内幅は、搭載物3の両側壁部32の外幅よりも広い。そのため、両側壁部32が凹溝21に嵌め込まれ易い。
【0024】
[搭載手順]
主に図6図7を参照して、人がルーフ2の上面へのボートを載せる手順を説明する。図6図7では、説明の便宜上、車両1が簡略化して示されており、オール35の図示が省略されている。ルーフ2の上面へのボートを載せる前に、図5に示されるように、船尾壁34と2つのオールハンガー36と2つのグリップ37とを取り外す。取り外された2つのオールハンガー36と2つのグリップ37と船尾壁34とをボートの凹部31aに収納しておく。
【0025】
図6の左上図に示されるように、ひっくり返されたボートの前方部分が上、後方部分が下となるようにボートを傾ける。傾けたボートの各側壁部32の前方部分を各ガイド5に沿わせて各凹溝21の後方の開口から各凹溝21の内部に嵌める。図6の右上図に示されるように、ボートの各側壁部32を各凹溝21の内部に嵌めた状態で、ボートの後方部分を上方へ持ち上げつつボートを前方へ押す。図6の左下図に示されるように、ボートを前方へ押して各側壁部32を各凹溝21に沿ってスライドさせる。図2に示されるように、各ボルト6を各ブラケット4の貫通孔41および各側壁部32の各貫通孔32aに締結する。この締結によって、各ブラケット4の上部を各側壁部32に固定する。この固定によって、各ブラケット4の下部を各凹溝21の外壁部21bの側面に押し付ける。よって、図6の右下図に示されるように、ルーフ2の上面にボートが固定される。
【0026】
図7に示されるように、ひっくり返されたボートをルーフ2の上方から下方に移動させて各凹溝21の上方から各凹溝21の内部にボートの各側壁部32を嵌め込んでもよい。その後は、図2および図6の右下図を参照して説明した通りである。
【0027】
車両構造10は、ルーフドリップレールで構成された凹溝21の内部にひっくり返したボートの側壁部32の上端部を嵌め込むことで、ルーフ2の上面に搭載物3を載せることができる。車両構造10は、搭載物3をルーフ2の上面に載せるために、ルーフ2の上面に固定される従来の積載装置を用いなくてもよいし、ボート自体に凹溝21に嵌まり込む凸部を別途設けなくてもよいし、凹溝21を別途設けなくてもよい。車両構造10は、上記積載装置を用いる場合に比較して、ルーフ2の上面に搭載物3を載せる作業を簡略化できるので、ルーフ2の上面に搭載物3を容易に載せることができる。車両構造10は、上記積載装置を用いる場合に比較して、部品点数を低減できる。車両構造10は、ボート自体に凸部を別途設ける場合に比較して、構成部材を低減できる。車両構造10は、凹溝21を別途設ける場合に比較して、車両1の製造作業を簡略化できる。部品点数と構成部材とを低減できる車両構造10は、車両1の軽量化に寄与する。部品点数と構成部材とを低減できて製造作業を簡略化できる車両構造10は、コストの上昇と生産性の低下とを抑制できる。
【0028】
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0029】
凹溝の数は、2つに限定されず、例えば1つでも3つでもよい。凹溝の数が1つの場合、凹溝は、例えばルーフの上面の中央に設けられている。凹溝の数が3つの場合、各凹溝は、例えばルーフの上面の左縁と右縁と中央とに設けられている。
【0030】
凹溝は、ルーフドリップではなく、スポーツワゴンのルーフの上面に設けられた凹溝で構成されていてもよい。
【0031】
ボートはひっくり返すことなくルーフの上面に載せられてもよい。ボートの底部は下方に突出する凸部を有している。凸部の先端は凹溝に嵌まり込む幅を有する。凸部の先端が凹溝に嵌まり込むことによって、ルーフの上面にボートが載せられる。
【0032】
搭載物は、ルーフボックスまたは自転車キャリアなどであってもよい。ルーフボックスまたは自転車キャリアの下面は、下方に突出する凸部を有する。凸部の先端は凹溝に嵌まり込む幅を有する。凸部の先端が凹溝に嵌まり込むことによって、ルーフの上面にルーフボックスまたは自転車キャリアが載せられる。
【0033】
ブラケットは、例えば溶接によって凹溝の外壁部に一体に構成されていてもよい。
【0034】
ガイドは、凹溝とは独立した部材であってもよい。ガイドは、凹溝に対して着脱可能に設けられていてもよい。ガイドは、例えばボルトによって凹溝に対して固定されていてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 車両
10 車両構造
2 ルーフ
21 凹溝
21a 底部
21b 外壁部
3 搭載物
31 底部
31a 凹部
32 側壁部
32a 貫通孔
33 船首壁
34 船尾壁
35 オール
36 オールハンガー
37 グリップ
4 ブラケット
41 貫通孔
5 ガイド
6 ボルト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7