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特開2024-86910情報処理装置、投票受付方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024086910
(43)【公開日】2024-06-28
(54)【発明の名称】情報処理装置、投票受付方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/34 20120101AFI20240621BHJP
【FI】
G06Q50/34
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024066268
(22)【出願日】2024-04-16
(62)【分割の表示】P 2023129427の分割
【原出願日】2019-08-15
(31)【優先権主張番号】P 2018153653
(32)【優先日】2018-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】500033117
【氏名又は名称】株式会社MIXI
(72)【発明者】
【氏名】舛井 一文
(72)【発明者】
【氏名】石井 公二
(72)【発明者】
【氏名】谷口 希美
(72)【発明者】
【氏名】北村 怜
(57)【要約】
【課題】投票の経験が少ないユーザであっても容易に投票を行うことができる情報処理装置、投票受付方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】所定の画面を表示させるための画面情報を端末に送信する送信部21と、端末10aから、第1ユーザにより入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて、第1ユーザの投票を行う受信部21と、を備え、画面情報は、投票済みの一又は複数の第2ユーザに関する情報を含み、受信部21は、第1ユーザにより選択された少なくとも一の第2ユーザを特定する情報、又は、当該選択された少なくとも一の第2ユーザの投票情報の少なくとも一部を受信し、受信された情報に基づいて、第1ユーザの投票が行われる、情報処理装置。
【選択図】図9A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の画面を表示させるための画面情報を端末に送信する送信部と、
前記端末から、第1ユーザにより入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を行う受信部と、
を備え、
前記画面情報は、投票済みの一又は複数の第2ユーザに関する情報を含み、
前記受信部は、前記第1ユーザにより選択された少なくとも一の第2ユーザを特定する情報、又は、当該選択された少なくとも一の第2ユーザの投票情報の少なくとも一部を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票が行われる、
情報処理装置。
【請求項2】
前記第1ユーザにより選択された第2ユーザの投票情報は、投票方式及び投票対象のうち少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記所定の画面には、前記一又は複数の第2ユーザの投票回数又は勝率が含まれる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の画面には、投票対象に関する情報が含まれる、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記送信部は、前記一又は複数の第2ユーザのうち少なくとも一の第2ユーザを選択させるための選択肢に関する情報を含む前記画面情報を前記端末に送信する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、前記第1ユーザが存在する位置から所定の距離内に位置する一又は複数の第2ユーザである、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、前記第1ユーザと所定の回数以上チームを組んでいる一又は複数の第2ユーザである、請求項5又は6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、前記第1ユーザとメッセージの送受信を所定の回数以上実施している一又は複数の第2ユーザである、
請求項5から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、勝率が所定の値以上の一又は複数の第2ユーザである、
請求項5から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、前記第1ユーザの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有する一又は複数の第2ユーザである、
請求項5から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記選択肢に関する情報に選択肢として含まれる前記一又は複数の第2ユーザは、所定のフラグが付された一又は複数の第2ユーザである、
請求項5から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記所定の画面は、投票に関する投票情報の入力を受け付ける投票画面である、
請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
コンピュータが、
所定の画面を表示させるための画面情報を端末に送信するステップと、
前記端末から、第1ユーザにより入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を行うステップと、を実行する投票受付方法であって、
前記画面情報は、投票済みの一又は複数の第2ユーザに関する情報を含み、
前記投票を行うステップは、前記第1ユーザにより選択された少なくとも一の第2ユーザを特定する情報、又は、当該選択された少なくとも一の第2ユーザの投票情報の少なくとも一部を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票が行われる、
投票受付方法。
【請求項14】
コンピュータを、
所定の画面を表示させるための画面情報を端末に送信する手段、
前記端末から、第1ユーザにより入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を行う手段、として機能させる、プログラムであって、
前記画面情報は、投票済みの一又は複数の第2ユーザに関する情報を含み、
前記投票を行う手段は、前記第1ユーザにより選択された少なくとも一の第2ユーザを特定する情報、又は、当該選択された少なくとも一の第2ユーザの投票情報の少なくとも一部を受信し、受信された情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を行う手段である、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、投票受付方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、競馬や競輪、競艇等の投票が行われる各種の競技においては、投票者からの投票を受け付ける投票装置が用いられる(例えば、特許文献1を参照)。投票者は、投票に必要な投票事項を投票用紙に記載し、投票装置に入力することにより投票を行うことができる。例えば、競馬の場合、レースが行われるレース場や単勝、複勝といった投票方式、投票する馬等の事項を投票用紙に記載し、投票装置に入力することにより、投票を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-114487号公報
【発明の概要】
【0004】
しかしながら、競技によっては投票の方法が複雑な場合がある。例えば、競馬の場合、選択すべき投票方式の種類や投票対象となる馬の数が多く、投票パターンが多数存在するため複雑である。そのため、投票の経験が少ない投票者にとっては、どの投票パターンに投票すればよいのかを決定することが難しいことから、容易に投票を行うことができなかった。
【0005】
そこで、本発明は、投票の経験が少ない投票者であっても容易に投票を行うことができる情報処理装置、投票受付方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、所定の画面を表示させるための画面情報を端末に送信する送信部と、端末から、第1ユーザにより入力された情報を受信し、受信された情報に基づいて、第1ユーザの投票を行う受信部と、を備え、画面情報は、投票済みの一又は複数の第2ユーザに関する情報を含み、受信部は、第1ユーザにより選択された少なくとも一の第2ユーザを特定する情報、又は、当該選択された少なくとも一の第2ユーザの投票情報の少なくとも一部を受信し、受信された情報に基づいて、第1ユーザの投票が行われる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、投票の経験が少ないユーザであっても容易に投票を行うことができる情報処理装置、投票受付方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る投票システムを示す図である。
図2】端末及びサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】端末の機能ブロック構成例を示す図である。
図4】サーバの機能ブロック構成例を示す図である。
図5】投票情報テーブルの一例を示す図である。
図6】投票対象情報テーブルの一例を示す図である。
図7】ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図8】投票システムが行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図9A】端末に表示される投票画面及びユーザ選択画面の一例を示す図である。
図9B】端末に表示される投票画面及びユーザ選択画面の一例を示す図である。
図9C】端末に表示される投票画面及びユーザ選択画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
【0010】
(システム構成)
図1は、本発明の実施形態に係る投票システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す投票システム1は、例えば競馬等の投票が行われる競技においてユーザによる投票を管理するシステムである。
【0011】
本実施形態においては、投票システム1が競馬に使用される場合を例に説明するが、投票システム1は競馬に限られず競輪や競艇、オートレースといった投票行為が行われる各種競技に使用されてもよい。また、本実施形態にける投票システム1は、順位が決まる各種競技に使用されてもよい。また、上述した各種競技についてのシミュレーションゲーム等に使用されてもよい。
【0012】
投票システム1は、端末10a、端末10b、端末10c、端末10d及びサーバ20を備える。端末10a、端末10b、端末10c、端末10d及びサーバ20は、インターネット、無線LAN等の通信ネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。本実施形態において端末10a、端末10b、端末10c、端末10dを使用するユー
ザをそれぞれユーザA、ユーザB、ユーザC、ユーザDとする。また、端末10a、端末10b、端末10c、端末10dをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末10a、端末10b、端末10c、端末10dをそれぞれ端末10と表現する。なお、投票システム1が備える端末10の数は四つに限られず、一つ以上の端末10を備えていればよい。本実施形態において、端末10及びサーバ20をまとめて情報処理装置と称してもよいし、端末10のみを情報処理装置と称してもよいし、サーバ20のみを情報処理装置と称してもよい。
【0013】
端末10には、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器等、どのような端末が用いられてもよい。サーバ20は、1つの機器から構成されていてもよいし、複数の機器から構成されていてもよいし、クラウド上で実現されるサーバであってもよい。
【0014】
図1を用いて投票システム1の概要を説明する。まず、ユーザAは、端末10aを操作してサーバ20にアクセスする。ユーザAは、サーバ20にアクセスした後、ユーザを特定するための情報(ユーザID:Identification等)を端末10aに入力する。入力された情報は、通信ネットワークNを介してサーバ20に送信される。サーバ20は、受信した情報に基づき、投票システム1を使用しているユーザを特定する。
【0015】
その後、サーバ20は、投票画面を表示させるための情報を含む画面情報を生成し、端末10aに送信する。端末10aは、画面情報に基づいて投票画面を表示する。ユーザAは端末10aに表示された投票画面を用いて投票を行う。投票画面とは、ユーザが投票を行うための画面であり、競馬の場合、単勝や複勝、馬単といった投票方式及び投票の対象となる馬(例えば、投票方式が単勝の場合、一着になる馬)の選択肢が投票画面に表示され、ユーザAは投票画面を用いて投票方式及び投票対象となる馬の選択を行うことができる。「投票方式」には、1又は複数の投票対象に対して所定の順位等を順不同で指定するか又は明示的に指定するかを決定する情報が含まれるが、これに限られない。
【0016】
ユーザAによる投票を受け付ける際、投票システム1では、ユーザAの投票を補助する処理が行われる。例えば、ユーザAが投票の実績が少ないユーザであった場合、単勝や複勝といった選択すべき馬の数が少ないシンプルな投票方式を優先的に投票画面に表示してもよい。また、ユーザBが選択した投票方式や投票した馬の情報をユーザAの端末10aに表示し、ユーザAが投票の際に参照することができるようにしてもよい。
【0017】
ユーザAによる投票が完了すると、入力された投票情報は通信ネットワークNを介して端末10aからサーバ20へと送られる。その後、サーバ20は、実際のレースの結果に基づいてユーザAによる投票が的中しているか否か等を判定し、判定の結果を端末10aに送信する。
【0018】
(ハードウェア構成)
図2は、端末10及びサーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末10及びサーバ20は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)101、記憶装置102、通信IF(Interface)103、入力デバイス104及び出力デバイス105を有する。これらの各構成は、相互にデータ送受信可能に接続される。
【0019】
CPU101は、記憶装置102に記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU101は、通信IF103からデータを受け取り、データの演算結果を出力デバイス105に出力したり、記憶装置102に記憶したりする。
【0020】
記憶装置102は、各種情報を記憶するデバイスである。記憶装置102は、データの書き換えが可能な揮発性の記憶媒体やデータの読み出しのみが可能な不揮発性の記憶媒体である。
【0021】
通信IF103は、端末10又はサーバ20を通信ネットワークNに接続するデバイスである。通信IF103は、端末10又はサーバ20の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信IF103は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して端末10又はサーバ20に接続される。
【0022】
入力デバイス104は、ユーザからの情報の入力を受け付けるためのデバイスである。入力デバイス104は、例えばタッチパネル、ボタン、キーボード、マウス及びマイク等である。
【0023】
出力デバイス105は、情報を出力するためのデバイスである。出力デバイス105は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electronic Luminescent)ディスプレイ及びスピーカ等である。
【0024】
(機能ブロック構成)
図3は、端末10の機能ブロック構成例を示す図である。端末10は、第1通信部11と、表示制御部12と、入力受付部13とを含む。第1通信部11と、表示制御部12と、入力受付部13とは、端末10のCPU101が、記憶装置102に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。当該プログラムは、サーバ20からダウンロードされて端末10にインストール可能なプログラム(アプリケーション)であってもよい。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体であってもよい。
【0025】
第1通信部11は、通信IF103を介してサーバ20と投票情報を含む各種の情報を送受信する機能を有する。ここで、投票情報とは、ユーザが行う投票に関する情報である。例えば、競馬の場合、単勝や複勝、馬単といった投票方式や投票の対象となる馬、投票金額等を含む。
【0026】
また、第1通信部11は、通信IF103を介してサーバ20から画面情報を受信する。画面情報とは、投票画面を表示させるための情報である。画面情報は、サーバ20が備える生成部22によって生成される。
【0027】
表示制御部12は、サーバ20から受信した情報に基づき、液晶ディスプレイ等の出力デバイス105に投票画面を含む各種の画面を表示する。例えば、表示制御部12は、サーバ20から受信した画面情報に基づいて、図9A及び図9Cに示すような投票画面を出力デバイス105に表示させる。表示制御部12及び入力受付部13は、端末10が備えるWebブラウザにより実現される機能部であってもよい。
【0028】
入力受付部13は、タッチパネル、マウス又はキーボード等の入力デバイス104を介して、ユーザから投票情報を含む各種の情報の入力を受け付ける機能を有する。
【0029】
図4は、サーバ20の機能ブロック構成例を示す図である。サーバ20は、第2通信部21、生成部22及び記憶部25を有する。記憶部25は、記憶装置102又はサーバ2
0が通信可能な外部の記憶装置を用いて実現することができる。第2通信部21及び生成部22は、サーバ20のCPU101が、記憶装置102に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
【0030】
第2通信部21は、通信IF103を介して端末10と投票情報を含む各種の情報を送受信する機能を有する。例えば、ユーザAが既に投票済みのユーザの投票情報をコピーして投票を行う場合、第2通信部21は、ユーザAにより選択された投票情報をコピーするユーザを特定する情報、又は、選択されたユーザの投票情報の少なくとも一部を端末10aから受信してもよい。
【0031】
生成部22は、画面情報の生成を行う。画面情報は、投票画面を表示させるための情報であり、例えば、競馬の場合、単勝や複勝等の投票方式や馬番の選択肢といった情報が含まれる。
【0032】
記憶部25は、ユーザが投票を行うための各種の情報が記憶されている。具体的には、記憶部25には、投票情報26、投票対象情報27及びユーザ情報28が記憶されている。各情報について、図5から図7を用いて説明する。
【0033】
図5は、投票情報26を管理する投票情報テーブル26Aの一例を示す図である。図5には、「開催競馬場」、「レース」、「投票ユーザ名」、「投票方式」、「馬番」、「投票金額」及び「コピーされた回数」の列が存在し、列ごとに対応する情報が管理されている。なお、投票情報テーブル26Aには、上述した情報に限られず、任意の情報が含まれていてもよい。
【0034】
「開催競馬場」の列には、競馬場の名称、又は、競馬場を識別(特定)可能な情報が管理されている。競馬場の名称が管理されていることにより、各レコードに含まれる投票情報が、いずれの競馬場のレースについての投票情報であるかを特定することができる。本例では、管理されているいずれの投票情報も「競馬場A」で開催されたレースについての情報である。
【0035】
「レース」の列には、レース番号、又は、レースを識別(特定)可能な情報が管理されている。同一の競馬場において一日に複数のレースが開催される場合がある。レース番号が管理されていることにより、各レコードに含まれる投票情報が、いずれのレースについての投票情報であるかを特定することができる。本例では、管理されているいずれの投票情報も「第1レース」についての情報である。
【0036】
「ユーザID」の列には、投票を行ったユーザのユーザIDが管理されている。ユーザIDとは、それぞれのユーザに対応付けられた識別子である。ユーザIDにより、ユーザの特定を行うことができる。本例では、ユーザIDとして識別子「U-2」、「U-3」及び「U-4」が管理されている。
【0037】
「投票方式」の列には、ユーザが行った投票の投票方式、又は、投票方式を識別(特定)可能な情報が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-2」のユーザ及び「U-3」のユーザが行った投票の投票方式は「単勝」であり、ユーザIDが「U-4」のユーザが行った投票の投票方式は「3連単」である。
【0038】
「馬番」の列には、投票対象の馬を識別する馬番号が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-2」のユーザは「1番」の馬に投票し、ユーザIDが「U-3」のユーザは「2番」の馬に投票し、ユーザIDが「U-4」のユーザは「1番」、「2番」及び「3番」の馬に投票している。投票方式に応じて、投票する馬の数は異なる。
【0039】
「投票金額」の列には、ユーザが投票した金額が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-2」のユーザの投票金額は「1000円」であり、ユーザIDが「U-3」のユーザの投票金額は「500円」であり、ユーザIDが「U-4」のユーザの投票金額は「400円」である。
【0040】
「コピーされた回数」の列には、他のユーザに投票情報をコピーされた回数が管理されている。本実施形態においては、投票を行おうとするユーザは、既に投票を済ませたユーザの投票情報の少なくとも一部をコピーし、コピーした投票情報に基づいて投票を行うことができる。本例においては、ユーザIDが「U-2」のユーザの投票情報は「5回」コピーされ、ユーザIDが「U-3」のユーザの投票情報は「2回」コピーされ、ユーザIDが「U-4」のユーザの投票情報はコピーされていない。
【0041】
図6は、投票対象情報27を管理する投票対象情報テーブル27Aの一例を示す図である。図6には、「馬番」、「馬名」、「騎手」、「性別」及び「年齢」の列が存在し、列ごとに対応する情報が管理されている。なお、投票対象情報テーブル27Aには、上述した情報に限られず、任意の情報が管理されていてもよい。
【0042】
「馬番」の列には、レースに出馬するそれぞれの馬に付された番号が管理されている。本例において、管理されている馬番は「1番」、「2番」、「3番」である。
【0043】
「馬名」の列には、レースに出馬する馬の名称、又は、馬を識別(特定)可能な情報が管理されている。本例では、馬番が1番の馬の名称は「XXX」であり、馬番が2番の馬の名称は「YYY」であり、馬番が3番の馬の名称は「ZZZ」である。
【0044】
「騎手」の列には、馬に搭乗する騎手の名称が管理されている。本例では、馬番が1番の馬に搭乗する騎手の名称は「AAA」であり、馬番が2番の馬に搭乗する騎手の名称は「BBB」であり、馬番が3番の馬に搭乗する騎手の名称は「CCC」である。
【0045】
「性別」の列には、馬の性別が管理されている。本例では、馬番が1番及び2番の馬は「牡馬」であり、馬番が3番の馬は「牝馬」である。
【0046】
「年齢」の列には、馬の年齢が管理されている。本例では、馬番が1番の馬の年齢は「5歳」であり、馬番が2番の馬の年齢は「4歳」であり、馬番が3番の馬の年齢は「6歳」である。
【0047】
図7は、ユーザ情報28を管理するユーザ情報テーブル28Aの一例を示す図である。ユーザ情報28とは、投票システム1を利用するユーザに関する情報である。図7には、「ユーザID」、「ユーザ名」、「投票回数」及び「勝率」の列が存在し、列ごとに対応する情報が管理されている。なお、ユーザ情報テーブル28Aには、上述した情報に限られず、任意の情報が含まれていてもよい。
【0048】
「ユーザID」の列には、投票システム1を利用するユーザの識別子が管理されている。本例では、識別子「U-1」、「U-2」、「U-3」及び「U-4」が管理されている。
【0049】
「ユーザ名」の列には、投票システム1を利用するユーザの名称が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-1」、「U-2」、「U-3」及び「U-4」のユーザの名称は、それぞれ「ユーザA」「ユーザB」、「ユーザC」及び「ユーザD」である。
【0050】
「投票回数」の列には、ユーザが過去に投票を行った回数が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-1」のユーザが「1回」、ユーザIDが「U-2」のユーザが「10回」、ユーザIDが「U-3」のユーザが「5回」、ユーザIDが「U-4」のユーザが「20回」投票を行っている。
【0051】
「勝率」の列には、ユーザの過去の投票の的中率が管理されている。本例では、ユーザIDが「U-1」のユーザの的中率は「0%」であり、ユーザIDが「U-2」のユーザの的中率は「10%」であり、ユーザIDが「U-3」のユーザの的中率は「30%」であり、ユーザIDが「U-4」のユーザの的中率は「60%」である。
【0052】
(処理手順)
図8は、投票システム1が行う処理の一例を示すシーケンス図である。図8を用いて、投票システム1による処理の手順について説明する。本例においては、ユーザAが端末10aを介して投票を行う場合を例に説明する。
【0053】
まず、端末10b、端末10c、端末10dは、それぞれユーザB、ユーザC、ユーザDから投票情報の入力を受け付け(ステップS100)、サーバ20へ投票情報を送信する(ステップS101)。なお、端末10b、端末10c、端末10dによる投票情報の送信は同時に行われなくともよく、それぞれの端末から異なる時間に送信されてもよい。また、投票情報は、端末10b、端末10c、端末10dの全てから送信されなくともよい。
【0054】
サーバ20は、投票情報を受信し、受信した投票情報を記憶部25に記憶する(ステップS102)。具体的には、図5に示す投票情報テーブル26Aの対応するレコードを更新してもよい。
【0055】
次に、サーバ20は、端末10aから投票画面の表示に関する要求を受け付けると、投票画面を表示させるための画面情報を生成する(ステップS103)。画面情報には、投票方式や投票対象の選択肢が含まれていてもよい。
【0056】
サーバ20は、画面情報及び選択肢情報を端末10aに送信する(ステップS104)。本実施形態に係る投票システム1では、投票を行うユーザAは、他のユーザが行った投票に関する投票情報の少なくとも一部をコピーすることで、自ら投票情報を入力することなく投票を行うことができる。具体的には、ユーザBが既に投票を済ませた後に、ユーザAが投票を行おうとする場合、ユーザAはユーザBの投票方式や投票対象をコピーすることで、自ら投票情報の入力を行うことなくユーザBと同一の投票方式及び投票対象について投票を行うことができる。なお、本例では、投票情報のうち投票方式及び投票対象のみをコピーする場合について説明するが、コピーの対象となる投票情報は限定されない。例えば、投票金額を含めてコピーしてもよいし、投票方式が固定されている競技においては、投票対象のみをコピーしてもよい。サーバ20から端末10aに送信される選択肢情報とは、投票済みの一又は複数のユーザのうちから投票情報をコピーするユーザを、投票を行う投票ユーザに選択させるための選択肢に関する情報である。
【0057】
端末10aは、受信した画面情報に基づいて投票画面を表示する(ステップS105)。例えば、図9Aに示すような、投票画面を表示してもよい。ここで、図9Aを用いて投票画面の説明を行う。
【0058】
図9Aは、投票画面の一例を示す図である。図9Aに示す投票画面には、投票方式の選択肢、投票対象(投票する馬)の入力欄、投票金額の入力欄が表示されている。本例においては、投票方式が選択されていない状態であっても、投票対象の入力欄が表示されているが、投票方式が選択された後に投票対象の入力欄が表示される態様であってもよい。このとき、選択された投票方式に応じて投票対象の入力欄の数が異なっていてもよい。例えば、ユーザが単勝を選択した場合、選択すべき馬は一着の馬のみであるため、二着及び三着の馬を選択する欄は表示されなくともよい。
【0059】
また、端末10aは、サーバ20から投票対象情報27を受信し、投票画面に表示してもよい。例えば、投票対象情報27に基づいて、馬の馬名や搭乗する騎手、馬の性別、馬の年齢等が表示されてもよい。
【0060】
さらに、端末10aは、サーバ20から投票対象情報27を受信し、投票画面に表示してもよい。例えば、投票情報26に基づいて、それぞれの馬への投票人数や他のユーザが投票している馬を特定する情報が表示されてもよい。
【0061】
図9Aに示す投票画面に表示されている「他のユーザの投票をコピー」という選択肢を選択すると、端末10aは、受信した選択肢情報に基づいて図9Bに示すようなユーザ選択画面を表示する(ステップS106)。図9Bに示すユーザ選択画面には、選択肢「ユーザB」、「ユーザC」、「ユーザD」が含まれている。
【0062】
また、図9Bに示すユーザ選択画面には、ユーザの選択肢に付随して、各ユーザのユーザ情報が表示されている。本例においては、それぞれのユーザの「投票回数」及び「勝率」が表示されている。なお、ユーザ選択画面には、ユーザ情報に限られず、選択肢として表示されたユーザの投票情報(投票方式や投票対象、投票金額等)が表示されてもよい。
【0063】
また、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、所定のルールに基づいて決定されてもよい。以下、所定のルールについて具体例を説明する。
【0064】
例えば、選択肢として表示されるユーザは、ユーザAが存在する位置から所定の距離内に位置するユーザであってもよいし、複数のユーザのうちユーザAの位置に近い順に所定の数のユーザであってもよい。また、ユーザ選択画面に表示されるユーザの並び順は、ユーザAの位置に近い順であってもよい。このとき、ユーザが使用する端末の位置情報に基づいてユーザ同士の距離を決定してもよい。例えば、サーバ20の第2通信部21は、端末10a及び端末10a以外の複数の端末から端末の位置情報を受信してもよい。このとき、サーバ20は、受信した位置情報に基づいて端末10a以外の端末が端末10aから所定の距離内に位置するか否かを判定する判定部を備え、端末10aは、当該判定部による判定結果を受信し、端末10aから所定の距離内に位置する端末のユーザを選択肢として表示してもよい。
【0065】
また、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、過去の投票の勝率が所定の値以上であるユーザであってもよい。例えば、サーバ20は、ユーザ情報28に基づいて各ユーザの勝率が所定の値以上であるか否かを判定する判定部をさらに備え、端末10aは、判定部による判定結果を受信し、勝率が所定の値以上であるユーザを選択肢として表示してもよい。
【0066】
また、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、ユーザAの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有するユーザであってもよい。具体的には、ユーザAと投票情報が似ているユーザであり、例えば、過去の投票において投票している馬が所定の割合以
上で一致しているユーザ等であってもよい。このとき、サーバ20は、各ユーザの投票傾向を示す属性がユーザAの投票傾向を示す属性と同一であるか否かを投票情報26に基づいて判定する判定部をさらに備え、端末10aは、判定部による判定結果を受信し、属性が同一であるユーザを選択肢として表示してもよい。
【0067】
また、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、所定のフラグが付されたユーザであってもよい。例えば、ユーザ情報テーブル28Aにおいて、芸能人や有名人であるユーザに対してフラグを付しておき、フラグが付されたユーザを選択肢として表示してもよい。このとき、サーバ20は、ユーザ情報28に基づいて各ユーザに対してフラグが付されているか否かを判定する判定部をさらに備え、端末10aは、判定部による判定結果を受信し、フラグが付されているユーザを選択肢として表示してもよい。
【0068】
以上説明した、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザを決定する所定のルールは、複数組み合わされてもよい。例えば、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、過去の投票の勝率が所定の値以上であり、かつ、ユーザAの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有するユーザであってもよい。また、例えば、過去の投票の勝率が所定の値以上であり、かつ、所定のフラグが付与されたユーザであってもよい。また、ユーザAの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有するユーザであり、かつ、所定のフラグが付与されたユーザであってもよい。
【0069】
また、1つの所定のルールに基づいて決定したユーザが複数いる場合に、更に他の所定のルールを組み合わせるようにしてもよい。例えば、ユーザ選択画面に選択肢として表示されるユーザは、過去の投票の勝率が所定の値以上であるユーザが複数いる場合に、当該複数のユーザの中で、ユーザAの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有するユーザであってもよい。また、例えば、過去の投票の勝率が所定の値以上であるユーザが複数いる場合に、当該複数のユーザの中で、所定のフラグが付与されたユーザであってもよい。また、ユーザAの過去の投票傾向を示す属性と同一の属性を有するユーザが複数いる場合に、当該複数のユーザの中で、所定のフラグが付与されたユーザであってもよい。
【0070】
端末10aは、ユーザAから投票情報をコピーするユーザの選択を受け付けると(ステップS107)、選択されたユーザを特定する情報をサーバ20に送信する(ステップS108)。サーバ20は、選択されたユーザの投票情報を含む画面情報を生成し(ステップS109)、端末10aに送信する(ステップS110)。端末10aは、受信した投票情報に基づいて投票画面を更新する(ステップS111)。具体的には、図9Cに示すように、選択されたユーザの投票情報が入力された投票画面を表示する。本例では、ユーザAは、図9Bに示すユーザ選択画面において「ユーザD」を選択している。そのため、ユーザ選択後に表示される投票画面は、ユーザDの投票情報と同一の投票情報が入力された状態で表示される。具体的には、投票方法が「3連単」、一着の馬の馬番が「1番」、二着の馬の馬番が「2番」、三着の馬の馬番が「3番」、投票金額が「400円」と入力された状態で投票画面が表示される。
【0071】
端末10aは、ユーザAから投票の実行指示を受け付ける(ステップS112)。ユーザAは、入力された投票内容を確認した後、投票画面に表示されている「決定」という選択肢を選択することで投票の実行指示を入力することができる。
【0072】
その後、端末10aは、ユーザAによる投票の投票情報をサーバ20に送信する(ステップS113)。サーバ20は、受信した投票情報を記憶部25に記憶する(ステップS114)。具体的には、投票情報テーブル26Aの対応するレコードを更新する。
【0073】
本実施形態によれば、他のユーザの投票情報が投票を行うユーザの投票画面に自動で入
力される。そのため、投票経験の少ないユーザであっても容易に投票を行うことができる。また、ユーザ選択画面において、選択肢として表示されるユーザの過去の投票回数や勝率といった情報が表示される。そのため、勝率の高いユーザや投票回数の多い経験が豊富なユーザを選択することができ、投票を行うユーザが初心者であってもベテランのユーザと同程度の勝率を実現することが可能となる。
【0074】
さらに、投票画面に、馬の馬名や搭乗する騎手、馬の性別、馬の年齢といった投票対象の情報が表示されることにより、投票を行うユーザは、表示される情報を参考にしつつ投票対象を決定することができる。
【0075】
さらに、本実施形態によれば、ユーザは、他のユーザの投票情報をコピーすることができるため、投票対象を自ら決定する際に通常確認すると想定される情報(馬の状態や投票対象ごとのオッズ等)を参照する必要がない。これにより、端末10及びサーバ20間の通信量を削減することができる。
【0076】
なお、上述した例においては、投票情報をコピーするユーザを特定する情報がサーバ20に送られた後、サーバ20が特定したユーザの投票情報を記憶部25から抽出しているが、投票情報は端末10aが有していてもよい。このとき、端末10aは、投票情報をコピーするユーザの投票情報の少なくとも一部を端末10aからサーバに送信してもよい。
【0077】
また、上述した例においては、ユーザAによって選択されたユーザDの投票情報と同一の投票情報が入力された投票画面が自動で生成されたが、ユーザDの投票情報をユーザAの端末10aに表示させ、表示されたユーザDの投票情報を参照しつつユーザAが自ら投票情報の入力を行ってもよい。
【0078】
また、上述した例においては、投票画面に他のユーザの投票をコピーするボタンを用意し、当該ボタンが押下された場合にユーザ選択画面を表示するようにしたが、これに限定されない。例えば、ホーム画面やSNS(Social Network Service)の画面に、投票済みの他のユーザの投票情報や投票情報をコピーするユーザを選択するボタン等を表示するようにしてもよい。この場合、サーバ20は、所定の画面(投票画面、ホーム画面又はSNSの画面等)を表示させるための情報を含む画面情報を生成し、端末10aに送信するようにしてもよい。
【0079】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
【手続補正書】
【提出日】2024-05-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、前記プロセッサは、
第1ユーザと1以上の第2ユーザを含む複数のユーザがそれぞれ使用する端末の位置情報を取得し、
前記第1ユーザの端末の位置からの近さに基づいて前記1以上の第2ユーザをユーザ選択画面に表示し、
前記ユーザ選択画面から前記第1ユーザに選択された第2ユーザの投票情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を実行する、
情報処理装置。
【請求項2】
プロセッサが、第1ユーザと1以上の第2ユーザを含む複数のユーザがそれぞれ使用する端末の位置情報を取得し、
プロセッサが、前記第1ユーザの端末の位置からの近さに基づいて前記1以上の第2ユーザをユーザ選択画面に表示し、
プロセッサが、前記ユーザ選択画面から前記第1ユーザに選択された第2ユーザの投票情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を実行する、
情報処理方法。
【請求項3】
第1ユーザと1以上の第2ユーザを含む複数のユーザがそれぞれ使用する端末の位置情報を取得し、
前記第1ユーザの端末の位置からの近さに基づいて前記1以上の第2ユーザをユーザ選択画面に表示し、
前記ユーザ選択画面から前記第1ユーザに選択された第2ユーザの投票情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を実行する、処理をプロセッサに実行させるためのプログラム。
【請求項4】
サーバと端末とを備え、
前記サーバが、
第1ユーザと1以上の第2ユーザを含む複数のユーザがそれぞれ使用する端末の位置情報を取得し、
前記第1ユーザの端末の位置からの近さに基づいて前記1以上の第2ユーザをユーザ選択画面に表示し、
前記ユーザ選択画面から前記第1ユーザに選択された第2ユーザの投票情報に基づいて、前記第1ユーザの投票を実行する、
システム。