IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 大和ハウス工業株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-建物 図1
  • 特開-建物 図2
  • 特開-建物 図3
  • 特開-建物 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024087126
(43)【公開日】2024-07-01
(54)【発明の名称】建物
(51)【国際特許分類】
   E02D 27/01 20060101AFI20240624BHJP
   E04H 9/14 20060101ALI20240624BHJP
   E04B 1/70 20060101ALI20240624BHJP
   E04B 1/64 20060101ALI20240624BHJP
【FI】
E02D27/01 A
E04H9/14 Z
E04B1/70 C
E04B1/64 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022201741
(22)【出願日】2022-12-19
(71)【出願人】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100162031
【弁理士】
【氏名又は名称】長田 豊彦
(74)【代理人】
【識別番号】100175721
【弁理士】
【氏名又は名称】高木 秀文
(72)【発明者】
【氏名】内村 陽介
(72)【発明者】
【氏名】山田 拓久
【テーマコード(参考)】
2D046
2E001
2E139
【Fターム(参考)】
2D046BA01
2E001DA01
2E001DA03
2E001DB02
2E001FA21
2E001GA60
2E001NA07
2E001NB01
2E001NC01
2E001ND01
2E139AA07
2E139AB13
2E139AB16
2E139AC04
(57)【要約】
【課題】床下浸水が生じてから床下浸水の検出までの時間の低減を図ることができる建物造を提供する。
【解決手段】住宅1は、建物本体3と、建物本体3を支持する基礎10と、屋外に面する基礎10の基礎天端11aの上方の通気路Pに設けられ、液体の存在を検知する漏水センサ5と、を具備する。また、漏水センサ5は、長手状に形成され、基礎10の延伸方向に沿って設けられる。また、漏水センサ5は、基礎天端11aに設けられる大引40よりも屋外側に設けられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物本体と、
前記建物本体を支持する基礎と、
屋外に面する前記基礎の基礎天端の上方の空間に設けられ、液体の存在を検知するセンサと、
を具備する、
建物。
【請求項2】
前記センサは、
長手状に形成され、前記基礎の延伸方向に沿って設けられる、
請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記センサは、
前記基礎天端に設けられる大引よりも屋外側に設けられる、
請求項1に記載の建物。
【請求項4】
前記センサが設けられる前記空間は、屋外側に開口する開口部を具備し、
前記開口部は、脱着可能な基礎換気スリットによって覆われている、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の建物。
【請求項5】
前記センサは、
前記基礎天端に対して高さ方向に間隔をおいて設けられる、
請求項4に記載の建物。
【請求項6】
前記センサは、
前記基礎換気スリットに設けられた支持部によって支持されている、
請求項5に記載の建物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基礎構造を具備する建物の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、基礎構造を具備する建物の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、建物本体を支持する枠状の基礎と、当該基礎で囲まれる建物本体の床下部分の地盤の上に敷設される土間コンクリートとを具備する建物が記載されている。このような建物の基礎天端には、土台等を介して1階部分の床板が載置される。
【0004】
このような建物において、雨量の大きな雨が継続的に降り続いた場合等には、床下浸水が生じる場合がある。床下浸水は、床板に設けられた床下点検口から確認することができる。しかしながら、この方法では、床下浸水を随時検出することはできない(検査したタイミングでしか床下浸水を確認できない)ため、床下浸水を検出するタイミングが、床下浸水が生じてからかなり時間が経過した後となる可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016-138382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、床下浸水が生じてから床下浸水の検出までの時間の低減を図ることができる建物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、建物本体と、前記建物本体を支持する基礎と、屋外に面する前記基礎の基礎天端の上方の空間に設けられ、液体の存在を検知するセンサと、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記センサは、長手状に形成され、前記基礎の延伸方向に沿って設けられるものである。
【0010】
請求項3においては、前記センサは、前記基礎天端に設けられる大引よりも屋外側に設けられるものである。
【0011】
請求項4においては、前記センサが設けられる前記空間は、屋外側に開口する開口部を具備し、前記開口部は、脱着可能な基礎換気スリットによって覆われているものである。
【0012】
請求項5においては、前記センサは、前記基礎天端に対して高さ方向に間隔をおいて設けられるものである。
【0013】
請求項6においては、前記センサは、前記基礎換気スリットに設けられた支持部によって支持されているものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0015】
請求項1においては、床下浸水を随時検出可能であるので、床下浸水が生じてから床下浸水の検出までの時間の低減を図ることができる。
【0016】
請求項2においては、床下浸水を検知する精度を向上させることができる。
【0017】
請求項3においては、センサのメンテナンス性を向上させることができる。
【0018】
請求項4においては、センサのメンテナンス性を向上させることができる。
【0019】
請求項5においては、地盤に撥ねた雨水によってセンサが反応してしまうのを抑制することができる。
【0020】
請求項6においては、センサのメンテナンス性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の一実施形態に係る建物の基礎構造及び当該基礎構造によって支持される建物本体の1階床部分を示す側面断面図。
図2】建物を示すブロック図。
図3】別例に係る建物の基礎構造及び当該基礎構造によって支持される建物本体の1階床部分を示す側面断面図。
図4】(a)別例に係る建物における漏水センサの取付け部を示した斜視図。(b)その側面断面図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下では、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る住宅1について説明する。
【0023】
住宅1は、例えば戸建住宅である。住宅1は、基礎構造2、建物本体3、基礎換気スリット4及び漏水センサ5を具備する。
【0024】
基礎構造2は、地盤Eと建物本体3との間に設けられる部分である。基礎構造2は、主として基礎10、土間コンクリート20、基礎際金物30及び大引40を具備する。
【0025】
図1に示す基礎10は、地盤Eに埋設され建物本体3を支持するものである。基礎10は、コンクリート材等により形成される。基礎10は、建物本体3の平面形状に対応するように、平面視で枠状に形成される。基礎10は、地盤Eに埋設されたベース部(不図示)から上方へ立ち上がるように形成された立上り部11を具備する。立上り部11は、その一部(下部)が地盤Eに埋設され、他部(上部)が地盤Eの上方(地上)へ突出するように形成される。
【0026】
図1に示す土間コンクリート20は、建物本体3の床下の地盤Eからの水蒸気の発生を防ぐために設けられるものである。土間コンクリート20は、基礎10で囲まれた枠内の地盤E上に敷設される。
【0027】
図1に示す基礎際金物30は、後述する大引40を基礎10に固定するためのものである。基礎際金物30は、基礎10の立上り部11の基礎天端11a上に設けられる。基礎際金物30は、基礎天端11aの上方において大引40を支持可能な形状に形成される。基礎際金物30は、基礎10の延伸方向(図1において紙面に垂直な方向)に間隔をおいて複数設けられる。
【0028】
図1に示す大引40は、後述する床パネル60を支えるためのものである。大引40は、鋼製の略角筒状に形成される。大引40は、長手方向が基礎10の延伸方向と平行となるようにして、基礎際金物30上に設けられる。大引40は、当該基礎際金物30に適宜の方法で固定される。これにより、大引40は、基礎際金物30を介して、基礎10(立上り部11)の基礎天端11aに固定される。
【0029】
このように構成された基礎構造2によって支持される建物本体3は、床パネル60、内壁パネル70及び外壁パネル80を具備する。
【0030】
図1に示す床パネル60は、建物本体3の1階の床部分を構成するものである。床パネル60は、大引40上に設けられる。
【0031】
図1に示す内壁パネル70は、建物本体3の内壁を構成する部材である。内壁パネル70は、床パネル60の外周縁に沿って設けられる。
【0032】
図1に示す外壁パネル80は、建物本体3の外壁を構成する部材である。外壁パネル80は、床パネル60の外周縁に沿って、内壁パネル70の屋外側に設けられる。
【0033】
図1に示す断熱材90は、内壁パネル70と外壁パネル80との間に設けられる。
【0034】
このように構成された基礎構造2及び建物本体3において、図1に示す床下空間Sの換気を促進するために、基礎天端11aの上方に通気路Pが形成される。通気路Pは、基礎天端11a、大引40及び外壁パネル80等によって取り囲まれるように形成される。通気路Pは、外壁パネル80の下端及び基礎10の立上り部11との間において開口するように形成される。通気路Pの開口には、基礎換気スリット4が設けられる。
【0035】
基礎換気スリット4は、通気路Pを介して床下空間Sの換気を行うとともに、通気路Pに雨水等が入り込むのを抑制するためのものである。基礎換気スリット4には、通気可能な複数のスリットが形成される。基礎換気スリット4は、通気路Pの開口を覆うように、脱着可能に設けられる。
【0036】
床下空間Sと屋外空間とは、大引40の下方(基礎際金物30同士の間)の隙間、通気路P及び基礎換気スリット4を介して連通される。これにより、床下空間Sの換気を行うことができる。
【0037】
このように構成された基礎構造2において、雨量の大きな雨が継続的に降り続いた場合等には、床下空間Sへの浸水(以下、床下浸水)が生じる場合がある。床下浸水は、例えば基礎換気スリット4、通気路P、及び大引40の下方(基礎際金物30同士の間)の隙間を介して、雨水が床下空間Sに浸入することによって生じる。
【0038】
住人は、床パネル60に形成された図示せぬ床下点検口から床下空間Sに降りて、床下浸水を確認することができる。しかしながら、床下空間Sは非常に狭い(低い)ため、床下空間Sを行き来するのは大変である。また、上記方法では、床下浸水を随時検出することはできない(検査したタイミングでしか床下浸水を確認できない)ため、床下浸水を検出するタイミングが、床下浸水が生じてからかなり時間が経過した後となる可能性がある。
【0039】
そこで、本実施形態に係る住宅1においては、床下浸水の経路上に漏水センサ5が設けられる。具体的には、基礎天端11aの上方の通気路Pに漏水センサ5が設けられる。
【0040】
漏水センサ5は、液体の存在を検知するものである。漏水センサ5は、任意の種類のセンサを使用することができる。本実施形態においては、漏水センサ5は、電気式の漏水センサが使用される。漏水センサ5は、電極間の抵抗を検知可能に構成され、電極に液体が接触した場合の電極間の抵抗の変化(低下)により、床下浸水を検知する。漏水センサ5は、一度床下浸水を検出した後は、漏水センサ5に付着した水を拭き取ることにより、再度床下浸水の検出が可能な状態となる。
【0041】
漏水センサ5は、可撓性を有する長手状に形成される。本実施形態においては、漏水センサ5は、帯状に形成される。漏水センサ5は、屋外に面する立上り部11の基礎天端11aに設けられる。漏水センサ5は、基礎10の延伸方向に延びるように設けられる。漏水センサ5は、ステープル等によって基礎天端11aに固定される。
【0042】
図2に示すランプ6は、漏水センサ5による床下浸水の検出を住人に報知するものである。ランプ6は、建物本体3の室内空間の適宜の位置に設けられ、漏水センサ5と接続される。ランプ6は、漏水センサ5が床下浸水を検出した場合に点灯し、漏水センサ5が床下浸水を検出しなくなった場合に消灯するように構成される。
【0043】
以上のように、本実施形態に係る住宅1においては、床下浸水の経路上に漏水センサ5が設けられているので、床下浸水の検出の精度を向上させることができる。また、床下点検口から床下空間Sに降りなくても、床下浸水を検出することができる。また、床下浸水を随時検出できる(検査のタイミングでしか床下浸水を検出できないということがない)ので、床下浸水の進行を抑制することができ、床下浸水による被害を抑制できる。
【0044】
また、漏水センサ5は、一度液体の存在を検出した後は、漏水センサ5に付着した水を拭き取るメンテナンスを行う必要がある。本実施形態に係る住宅1においては、基礎換気スリット4を取り外すことにより、通気路Pの開口部が開放される。これにより、通気路Pの開口部(屋外側)から、漏水センサ5に付着した水を拭き取ることが可能となる。したがって、漏水センサ5のメンテナンス性を向上させることができる。
【0045】
具体的には、漏水センサ5に付着している水滴が視認できる場合には、通気路Pの開口部から手を入れて、布等で水滴を拭き取ることができる。また、漏水センサ5に付着している水滴が視認できない場合には、棒体の先端に布を取り付け、棒体の先端を漏水センサ5に沿って移動させることで、水滴を拭き取ることができる。また、エアスプレーガン等で漏水センサ5にエアーを吹き付けることで、漏水センサ5に付着している水滴を吹き飛ばすことができる。
【0046】
漏水センサ5が床下浸水を検出した場合、ランプ6が点灯することによって住人は床下浸水の発生を知ることができる。床下浸水が発生した場合、住人は、床下空間Sの詳細な検査を行うようにすることができる。
【0047】
以上の如く、本実施形態に係る住宅1は、
建物本体3と、
前記建物本体3を支持する基礎10と、
屋外に面する前記基礎10の基礎天端11aの上方の通気路P(空間)に設けられ、液体の存在を検知する漏水センサ5(センサ)と、
を具備するものである。
【0048】
このような構成により、床下浸水を随時検出可能であるので、浸水が生じてから浸水の検出までの時間の低減を図ることができる。
【0049】
また、前記漏水センサ5は、
長手状に形成され、前記基礎10の延伸方向に沿って設けられるものである。
【0050】
このような構成により、床下浸水を検知する精度を向上させることができる。
【0051】
また、前記漏水センサ5は、
前記基礎天端11aに設けられる大引40よりも屋外側に設けられるものである。
【0052】
このような構成により、漏水センサ5のメンテナンス性を向上させることができる。
【0053】
また、前記漏水センサ5が設けられる前記通気路Pは、屋外側に開口する開口部を具備し、
前記開口部は、脱着可能な基礎換気スリット4によって覆われているものである。
【0054】
このような構成により、漏水センサ5のメンテナンス性を向上させることができる。
【0055】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
【0056】
例えば、本発明に係る建物は住宅に限定されるものではなく、ビル等の他の建物であってもよい。
【0057】
また、漏水センサ5は、基礎10の基礎天端11aに設けられるものとしたが、漏水センサ5の配置場所は通気路P内であればこれに限定されるものではなく、例えば基礎際金物30や、大引40の屋外側の側面に設けられてもよい。
【0058】
また、本実施形態においては、ランプ6により床下浸水を報知するものとしたが、床下浸水の報知手段はこれに限定されず任意のものとすることができ、例えば音で知らせるものであってもよい。
【0059】
また、本実施形態において、漏水センサ5は、基礎10の基礎天端11aに載置されるものとしたが、基礎天端11aに対して高さ方向に間隔をおいて設けられてもよい。例えば、漏水センサ5を基礎天端11aに対して高さ方向に間隔をおいて設けるための構成として、図3に示すように、基礎換気スリット4は支持部4aを具備していてもよい。
【0060】
支持部4aは、基礎換気スリット4の上下中途部から屋内側に向けて水平方向に突出するとともに、斜め上方向に屈曲するように形成される。支持部4aは、その上面において漏水センサ5を支持する。以下、図4を用いて、支持部4aの上面において漏水センサ5を支持する方法について説明する。
【0061】
まず、図4(a)に示すように、基礎10の基礎天端11aに、当該基礎天端11aから上方に突出する突起7を設置する。突起7は、基礎10の延伸方向において間隔をおいて2つ設けられる。次に、漏水センサ5の両端を、突起7上に載置するとともに当該突起7に係合(固定)する。このとき、漏水センサ5は、若干弛ませて配置する。
【0062】
次に、図4(b)に示すように、通気路Pの屋外側から、漏水センサ5と基礎天端11aとの隙間に、基礎換気スリット4の支持部4aを滑り込ませる。そして、図3に示すように、基礎換気スリット4を通気路Pの開口に取り付ける。これにより、漏水センサ5を、基礎天端11aに対して高さ方向に間隔をおいて(基礎天端11aから浮かして)配置することができる。
【0063】
これにより、地盤Eに撥ねた雨水が漏水センサ5に接触し、床下浸水が発生していないにもかかわらず漏水センサ5が反応してしまうのを抑制することができる。また、漏水センサ5に付着した水が乾き易いため、水の拭き取りの頻度を低減することができ、ひいては漏水センサ5のメンテナンス性を向上させることができる。
【0064】
以上の如く、本実施形態に係る住宅1において、
前記漏水センサ5は、
前記基礎天端11aに対して高さ方向に間隔をおいて設けられるものである。
【0065】
このような構成により、地盤Eに撥ねた雨水によって漏水センサ5が反応してしまうのを抑制することができる。
【0066】
また、前記漏水センサ5は、前記基礎換気スリット4に設けられた支持部4aによって支持されているものである。
【0067】
このような構成により、漏水センサ5のメンテナンス性をより向上させることができる。
【0068】
なお、漏水センサ5を基礎換気スリット4の支持部4aに予め設置し、当該基礎換気スリット4を通気路Pの開口に取り付けるようにしてもよい。この場合、基礎天端11aに突起7を設置しなくてもよい。
【符号の説明】
【0069】
1 住宅
2 基礎構造
3 建物本体
4 基礎換気スリット
4a 支持部
5 漏水センサ
10 基礎
11 立上り部
11a 基礎天端
図1
図2
図3
図4