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▶ 浅井 兼三の特許一覧

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  • 特開-健康学習台 図1
  • 特開-健康学習台 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024008757
(43)【公開日】2024-01-19
(54)【発明の名称】健康学習台
(51)【国際特許分類】
   A47B 23/00 20060101AFI20240112BHJP
   A47B 23/04 20060101ALI20240112BHJP
   A47B 21/013 20060101ALI20240112BHJP
   A47B 13/00 20060101ALI20240112BHJP
【FI】
A47B23/00 E
A47B23/04 A
A47B21/013
A47B13/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022122979
(22)【出願日】2022-07-08
(71)【出願人】
【識別番号】519356906
【氏名又は名称】浅井 兼三
(72)【発明者】
【氏名】浅井 兼三
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053NN01
3B053TB03
3B053TC01
3B053TD04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】常日頃の学習にあたり、学習時、どうしても前かがみになりそうになり、猫背の姿勢になりがちである。又、話を聞いている時の姿勢も学習台に手(腕)をたずさえているだけで、姿勢は正しくなり楽な姿勢で話を聞くことができる学習台。
【解決手段】学習台の天板(パネル)の角度が2段階と4段階に(別型)変えられるようにした。そうする事により前かがみの状態による学習をさける事が出来る。
さらに読書をする場合、本を垂直に持つか、若干斜めにして読む姿勢になる。8のパネルのB操作により本を垂直、ないし斜め状態にする事が出来る。本を持たなくて、軽く支える事により読書が可能になる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
図番1の側面図▲5▼のアームコントロールゲージについてご説明させていただきます。ゲージには数々の穴(穴数=8)があけてあり、その穴に長さ5cmほどのピンを差し込み▲6▼のメインアームをピンにあたるところまで下げ▲3▼のメインパネルを下げれば学習時、自身の身長・体格に適した角度に設定できます。学習時において学習後にパソコン操作台として活用される場合(Aのピンを学習角度用ピンとして、Bのピンをパソコン操作台低角度用ピンとして、区分のみの名称にて記させていただきます。)学習終了後2本のピンは差したままの状態でパネルは平面収納できます。
続いてパソコン使用の場合はAのピンは一時抜いていただく必要があります。又、Aのピンはパソコン終了後に差し込み平面収納していただけます。Bのピンは角度変更(低角度=1、2、3)されない場合は常時その位置のままで差し支えありません。
【請求項2】
図番1の側面図▲4▼、図番2の正面図▲4▼のハンドスペースの外面の構造と内部の構造とに区分してご説明させていただきます。
外面について・・・横幅600mm奥行80mm立ちパネル面より5、6mm成人の方が両肘を広げられる横幅のスペースを有しています。奥行の80mmの立ち幅は本・ノート・パソコンの初期の設定位置としてのストップラインとし間合いのとれた幅になっています。図番1の▲4▼-1の部分にあたります。
内部構造について・・・パネルの手前部分には片面9穴(計18穴)の貫通穴があけてあります。図番1の側面図の▲1▼のベース、▲2▼のジョイント、▲3▼のパネルにボルト(皿)にて組み合わせの構造が強度的にも最適です。しかし、この状態のみではパネル面にボルトの頭が3、4mm出てしまいます。その為に内部構造はパネル面より1層目は1mm厚の鋼板(穴あき)2層目は2mm厚のプラスチック板(穴あき)3層目は1mmのプラスチック板(穴なし)上層面はラミネート化粧板にてハンドスペースの表面となります。(板のサイズは4枚共600mm×70mm幅です。)
【請求項3】
図番2の正面図▲7▼のノートスライドストッパー、▲8▼のブックスライドストッパー、▲9▼のアームスタンドスライドストッパーそれぞれの使用方法に合わせて操作を行うことができます。▲8▼と▲9▼の組み合わせにより、読書時に本を持ち上げなくても最も読みやすい位置(姿勢)にて読書ができます。
▲9▼の取り扱いについて・・・図番2の平面図▲9▼-1の位置のアームスタンドを差し込み、本立・参考資料等は立て、パネルにA4サイズ紙を置いてパソコンを操作しつつ▲9▼-1の資料を見つつメモを取ることができます。(但し▲9▼-1のアームスタンドの取り扱いはパソコン用低角度1、2、3段までの角度のみの使用に限ります。アームスタンドは高角度にての使用は行えません。)又、アームスタンドは左面のパネルの裏面が収納位置になっていて引き出し式の出し入れになっています。▲9▼-2のようにはみ出しの本の受皿としての使用方法も可能となります。
【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
児童・生徒が学習する台。
1.本発明は机上に置いて使用するもので、学習台は学習時において、読み書き時に姿勢が自然に正しくなります。
【背景の技術】
【0002】
図1の側面図の番号順の取り扱い説明。
1のベースは学習台を机に固定することにより安定させます。(1は4と5とも関連します。)
2はベースと3のパネルとを接続する為の中間部品です。3のパネルは角度の切り替えができ、側面図8のパネルも3のパネルの動きに応じて角度調整ができます。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
学習時の児童・生徒はどうしても前かがみの姿勢になりがちです。そうならないようにできる限り正面パネルと対面姿勢で学習ができる事が理想なので、正しい姿勢で、向き合って学習できるように致しました。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
学習時できる限り、背筋を伸ばし猫背の姿勢にならない学習姿勢が理想ですが、身長に適した机、成長につれ机上と目線との間隔等により適切な姿勢での学習がなかなか難しいように見受けられます。学習台は体形にできる限り合わせる為に数段の角度設定が行え、正面パネルとの対面により近い状態で学習できます。
【発明の効果】
【0005】
新しい分野での発明につき、従来の技術との違いをどのように比較、表現したら良いか?(図面上で学習台の縦の高さと角度の関係、目線と身長、体格との対比はある程度の説明はできます。)
ただ従来の学習の姿勢を少しでも正しい姿勢で学習出来ればと!!
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-10-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
児童・生徒が学習する台。
1.本発明は机上に置いて使用するもので、学習台は学習時において、読み書き時に姿勢が自然に正しくなります。
〔1〕
読み書きにおいての図番1の側面図と図番2の正面図に基づいて両文章をそれぞれに分け説明させていただきます。
読みについて 平面図▲8▼のブックスライドストッパー(滑り止め)に本を乗せて読み書きを行うことができます。図番1の側面図では▲8▼と▲9▼のアームスタンドによる両手を使わずに読書ができます。(ノートパソコンも同様です)
書きについて図番2の平面図▲7▼のノートスライドストッパーにノートを設置し、書きやすい位置にスライドさせ書きを行うことができます。
【背景の技術】
【0002】
〔2〕
明細書による文面により図番1の側面図と図番2の正面図にて整合性を説明させていただきます。
〔図面の簡単な説明〕
側面図について・・・▲1▼のベース、▲2▼のジョイント、▲3▼のメインパネル、それぞれの連結により、▲3▼のメインパネルが上下動できます。▲5▼のアームコントロールゲージとその中に組み込まれている▲6▼のメインアームにより8段の角度設定ができます(設定角度の低角度1(4°)~最上段の(37°+)まで)。コントロールゲージの穴にピンを差し込むことにより即座に角度設定ができます。
側面図▲7▼のノートスライドストッパーは図番2の▲7▼にあたります。最も書きやすい位置に設定できます。▲8▼のブックスライドストッパーは▲7▼と同様、最も読みやすい位置に設定ができます。又、側面図▲8▼と▲9▼の組み合わせにより読書時・ノートパソコン等の使用にも、又、図番2の正面図の▲9▼は左パネル側面(収納位置)に差し込み、スライドし本受け(ラック)もできます。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
〔3〕
前かがみの姿勢への是正・・・学習時低学年から高学年に至るまで、学習机は同一のものを使用しての学習を行っています。しかし、身長が成長するにつけ、天板と目線との間がだんだん長くなり、したがって一層前かがみの姿勢になりがちです。そうならない為に、図番1の側面図のように天板面を手前側に起こして対面学習ができる状態にすることにより、前かがみになりやすい姿勢を正すことができます(図番による○印の番号はこの部分では側面図全体を示させていただきます)。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
〔4〕
〔4〕は〔3〕の〔発明が解決しようとしている課題〕に対しての解答要素を含んでいます。この項目では成長につれ机上の目線間隔が広がらないようにする為に、対面学習ができる方法にて〔課題を解決する為の手段〕に答えられる側面図全体による意思表示とさせていただきます。
【発明の効果】
【0005】
新しい分野での発明につき、従来の技術との違いをどのように比較、表現したら良いか?(図面上で学習台の縦の高さと角度の関係、目線と身長、体格との対比はある程度の説明はできます。)
ただ従来の学習の姿勢を少しでも正しい姿勢で学習出来ればと!!
〔5〕
図面上で学習台の縦の高さと角度の関係、目線と身長と体格との対比について説明させていただきます。
基準となるのが側面図▲3▼のメインパネル横軸(45cm)と縦軸が交わったところを0点として8段階ある角度の度数に45cmの長さの線を表わすことにより(4°6°9°12°16°23°30°37°)のそれぞれの縦の長さが表示でき、それに基づいて目線と身長との対比を定め、自身の体格に合った角度を定めることができます。最低角度4°による縦横の長さは高さ31cm 横410mm、最高角度37°では縦252mm 横324mm(若干+-はあります)の図を表わすことができます。(上記の文面の数字を縦にて表わすことにより、学習台の対面学習の角度が表示できます。それにそって身長・体格に合った角度を選ぶことができます)
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は側面図全面を表わしています。従来の固定された机(床上より70cm+-の天板の学習机と異なり、身長・体格に合わせて対面学習ができる学習机です。
図2図2は正面図にてメインパネルの全面を表わしています。側面図による各々の角度設定と正面図▲7▼▲8▼▲9▼が本・ノートを定着させ、読みやすい位置書きやすい位置にそれぞれスライドさせることができます。