(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024008773
(43)【公開日】2024-01-19
(54)【発明の名称】情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
(51)【国際特許分類】
G09B 19/04 20060101AFI20240112BHJP
G09B 5/02 20060101ALI20240112BHJP
G09B 19/06 20060101ALI20240112BHJP
G06Q 50/20 20120101ALI20240112BHJP
【FI】
G09B19/04
G09B5/02
G09B19/06
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022167424
(22)【出願日】2022-10-19
(62)【分割の表示】P 2022109935の分割
【原出願日】2022-07-07
(71)【出願人】
【識別番号】522107924
【氏名又は名称】株式会社Ongli
(74)【代理人】
【識別番号】100218970
【弁理士】
【氏名又は名称】大杉 肇
(72)【発明者】
【氏名】國井 弘之
(72)【発明者】
【氏名】戒能 碩人
【テーマコード(参考)】
2C028
5L049
【Fターム(参考)】
2C028AA03
2C028AA04
2C028BA01
2C028BA03
2C028BB04
2C028BC01
2C028BD01
5L049CC34
(57)【要約】
【課題】音読の楽しさを体験させることが可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備える。読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。取得工程では、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得する。変換工程では、音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。判定工程では、第1文字情報と、第2文字情報とに基づいて、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を判定する。表示制御工程では、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、第1文字情報の中で一致箇所を表示させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備え、
前記読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出し、
前記取得工程では、前記第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得し、
前記変換工程では、前記音読音声を文字に関する第2文字情報に変換し、
前記判定工程では、前記第1文字情報と、前記第2文字情報とに基づいて、前記第1文字情報と前記第2文字情報との一致箇所を判定し、
前記表示制御工程では、前記第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、前記第1文字情報の中で前記一致箇所を表示させる、
情報処理方法。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び前記第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、前記一致箇所を表示させる、
情報処理方法。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記取得工程では、撮像された画像を前記教材として取得する、
情報処理方法。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記取得工程では、入力された音声情報を前記教材として取得する、
情報処理方法。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記取得工程では、入力された文字情報を前記教材として取得する、
情報処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理方法において、
記憶制御工程をさらに備え、
前記記憶制御工程では、前記一致箇所の数を記憶させる、
情報処理方法。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記取得工程では、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザの音読の進捗に関する進捗情報を取得する、
情報処理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理方法において、
前記表示制御工程では、所定以上の進捗を有する前記第2ユーザが使用している教材に関する第1教材情報を表示させる、
情報処理方法。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理方法において、
送受信工程をさらに備え、
前記送受信工程では、前記第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間でメッセージを送受信可能に構成される、
情報処理方法。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理方法において、
送受信工程をさらに備え、
前記送受信工程では、前記第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間で前記教材を送受信可能に構成される、
情報処理方法。
【請求項11】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記変換工程では、前記第1文字情報を音声情報に変換し、
前記表示制御工程では、前記第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、出力された前記音声情報に対応した対応箇所を表示させる、
情報処理方法。
【請求項12】
請求項11に記載の情報処理方法において、
受付工程をさらに備え、
前記受付工程では、前記第1文字情報中における任意の文字に対する選択操作を受け付け、
前記変換工程では、選択された文字を音声情報に変換する、
情報処理方法。
【請求項13】
請求項11に記載の情報処理方法において、
前記表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び前記第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、前記対応箇所を表示させる、
情報処理方法。
【請求項14】
請求項1に記載の情報処理方法において、
修正工程をさらに備え、
前記判定工程では、前記第1文字情報の綴り及び文法の少なくとも一方の正誤を判定し、
前記修正工程では、前記第1文字情報において誤っていると判定された箇所を修正する、
情報処理方法。
【請求項15】
請求項1に記載の情報処理方法において、
前記取得工程では、前記教材の使用実績を取得し、
前記表示制御工程では、所定以上の使用実績を有する教材に関する第2教材情報を表示させる、
情報処理方法。
【請求項16】
プログラムであって、
請求項1から15までの何れか1項に記載の情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させる、
プログラム。
【請求項17】
情報処理装置であって、
請求項1から15までの何れか1項に記載の情報処理方法の各工程がなされるようにプログラムを実行させる、
情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、プログラム及び情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、下記の技術が開示されている。
【0003】
電子機器は、ディスプレイ上にテキストを表示させるテキスト表示手段と、ユーザが発した音声の内容を認識する音声認識手段と、音声認識手段が認識したユーザの音声の内容と、テキストの内容とを比較して、誤読があった場合には、テキスト中の誤読部分を他とは区別されて識別されるように表示させる誤読部分表示手段と、誤読があった場合に、ユーザに再読を指示する再読指示手段と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記技術では、学習を主な用途としているため、音読の楽しさを体験させることが困難であった。
【0006】
本発明では上記事情を鑑み、音読の楽しさを体験させることが可能な情報処理装置を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備える。読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。取得工程では、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得する。変換工程では、音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。判定工程では、第1文字情報と、第2文字情報とに基づいて、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を判定する。表示制御工程では、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、第1文字情報の中で一致箇所を表示させる。
【0008】
上記の開示によれば、音読の楽しさを体験させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】情報処理システム100を表す構成図である。
【
図2】サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】情報処理装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図4】情報処理装置300(制御部310)によって実現される機能を示すブロック図である。
【
図5】情報処理装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
【
図6】情報処理装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
【
図7】情報処理装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
【
図10】リスニング中の画面の一例を示す図である。
【
図11】スピーキング開始画面の一例を示す図である。
【
図12】スピーキング中の画面の一例を示す図である。
【
図13】履歴を表示中の画面の一例を示す図である。
【
図16】メッセージ確認画面の一例を示す図である。
【
図17】メッセージ入力画面の一例を示す図である。
【
図21】生徒の詳細表示画面の一例を示す図である。
【
図22】スケジュールの管理画面の一例を示す図である。
【
図23】第1教材情報の表示画面の一例を示す図である。
【
図25】教材配信の設定用画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0011】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0012】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0013】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0014】
1.ハードウェア構成
第1節では、本実施形態のハードウェア構成について説明する。
【0015】
1-1.情報処理システム100
図1は、情報処理システム100を表す構成図である。情報処理システム100は、サーバ装置200と、情報処理装置300とを備え、これらがネットワークを通じて接続されている。これらの構成要素についてさらに説明する。ここで、情報処理システム100に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。したがって、例えば、情報処理装置300単体であっても情報処理システム100の一例となる。
【0016】
1-2.サーバ装置200
図2は、サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部250とを有し、これらの構成要素がサーバ装置200の内部において通信バス260を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
【0017】
制御部210は、サーバ装置200に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部210は、例えば、不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部210は、記憶部220に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、サーバ装置200に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部220に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部210によって具体的に実現されることで、制御部210に含まれる各機能部として実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部210は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部210を有するように実施してもよい。またそれらの組み合わせであってもよい。
【0018】
記憶部220は、サーバ装置200の情報処理に必要な様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部210によって実行されるサーバ装置200に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組み合わせであってもよい。
【0019】
通信部250は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、5G/LTE/3G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、サーバ装置200は、通信部250を介して、情報処理装置300とネットワークを介して種々の情報を通信する。
【0020】
1-3.情報処理装置300
図3は、情報処理装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置300は、制御部310と、記憶部320と、表示情報生成部330と、入力受付部340と、通信部350と、マイク370と、スピーカ380と、カメラ390とを有し、これらの構成要素が情報処理装置300の内部において通信バス360を介して電気的に接続されている。制御部310、記憶部320及び通信部350の説明は、サーバ装置200における制御部210、記憶部220及び通信部250の説明と略同様のため省略する。
【0021】
表示情報生成部330は、テキスト、画像(静止画及び動画を含む)を表示させるものであり、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスに表示する情報を生成する。
【0022】
入力受付部340は、情報処理装置300に種々の情報を入力するためのものであり、マウス、キーボード、ポインティングデバイス等から入力される信号を受け付ける。ユーザによってなされた操作入力は、命令信号として、通信バス360を介して制御部310に転送される。そして、制御部310は、必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。
【0023】
マイク370は、情報処理装置300に音声を入力するためのものであり、音声を電気信号に変換する音声機器である。マイク370の指向性は特に限定されないが、例えば、全指向性、再指向性、単一指向性等であってもよい。
【0024】
スピーカ380は、情報処理装置300から音声を出力するためのものであり、電気信号を音声に変換する音声機器である。スピーカ380の周波数帯域は特に限定されないが、例えば、フルレンジ、ウーファー、ミッドパス、スコーカー、ツイーター等であってもよい。
【0025】
カメラ390は、撮像した画像を電気信号として記録するカメラであり、静止画及び動画を撮像可能なカメラである。カメラ390は、オートフォーカス機能、露光時間制御機能、手ぶれ補正機能等を備えてもよい。
【0026】
2.機能構成
第2節では、本実施形態の機能構成について説明する。前述の通り、記憶部320に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部310によって具体的に実現されることで、制御部310に含まれる各機能部として実行されうる。
【0027】
図4は、情報処理装置300(制御部310)によって実現される機能を示すブロック図である。具体的には、情報処理装置300(制御部310)は、読出部311と、取得部312と、変換部313と、判定部314と、表示制御部315と、記憶制御部316と、送受信部317と、修正部318と、受付部319とを備える。
【0028】
読出部311は、種々の情報を読み出すように構成される。例えば、読出部311は、教材の文字に関する第1文字情報を記憶部320から読み出す。読出部311は、読出工程を実行可能に構成される。
【0029】
取得部312は、種々の情報を取得するように構成される。例えば、取得部312は、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声をマイク370から取得する。取得部312は、取得工程を実行可能に構成される。
【0030】
変換部313は、種々の情報を変換するように構成される。例えば、変換部313は、取得された音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。変換部313は、変換工程を実行可能に構成される。
【0031】
判定部314は、種々の情報を判定するように構成される。例えば、判定部314は、第1文字情報と、第2文字情報とに基づいて、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を判定する。判定部314は、判定工程を実行可能に構成される。
【0032】
表示制御部315は、種々の情報を表示させるように構成される。例えば、表示制御部315は、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、情報処理装置300の表示デバイスに一致箇所を表示させる。表示制御部315は、表示制御工程を実行可能に構成される。
【0033】
記憶制御部316は、種々の情報を記憶させるように構成される。例えば、記憶制御部316は、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所の数を記憶部320に記憶させる。記憶制御部316は、記憶制御工程を実行可能に構成される。
【0034】
送受信部317は、種々の情報を送受信させるように構成される。例えば、送受信部317は、第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間でメッセージを送受信可能に構成される。送受信部317は、送受信工程を実行可能に構成される。
【0035】
修正部318は、種々の情報を修正するように構成される。例えば、修正部318は、第1文字情報において、判定部314により誤っていると判定された箇所を修正する。修正部318は、修正工程を実行可能に構成される。
【0036】
受付部319は、種々の情報を受け付けるように構成される。例えば、受付部319は、第1文字情報中における任意の文字に対する選択操作を受け付ける。受付部319は、受付工程を実行可能に構成される。
【0037】
3.情報処理方法
第3節では、前述した情報処理装置300の情報処理方法について説明する。この情報処理方法は、読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備える。読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。取得工程では、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得する。変換工程では、当該音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。判定工程では、当該第1文字情報と、当該第2文字情報とに基づいて、当該第1文字情報と当該第2文字情報との一致箇所を判定する。表示制御工程では、当該第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、当該一致箇所を表示させる。
【0038】
図5~
図7は、情報処理装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。以下、このアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明するものとする。ここで、第1ユーザは、情報処理装置300の利用者を示すものとする。また、以降、「スピーキング」と「音読」とは、同義として記載することもある。
【0039】
まずは、
図5のアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明する。
図5では、リスニングを実行する際の情報処理を示している。
【0040】
読出部311は、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す(アクティビティA110)。教材は、英文が記載された読み物として説明する。第1文字情報は、例えば、フォント「MS明朝」、フォント色「黒」、及びフォントサイズ「10.5」で書かれた文字であってもよい。
【0041】
アクティビティA110では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。(2)制御部310は、当該第1文字情報の表示情報を表示情報生成部330に生成させる。(3)表示情報生成部330は、情報処理装置300の表示デバイスに第1文字情報を表示させる。
【0042】
続いて、変換部313は、教材の文字に関する第1文字情報を音声情報に変換する(アクティビティA120)。第1文字情報から音声情報への変換は、例えば、公知の変換プログラムを使用することができる。当該音声情報は、当該変換プログラムでテキスト音声合成の処理を実行された、合成音声としての情報を示す。
【0043】
アクティビティA120では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された第1文字情報を読み出す。(2)制御部310は、変換処理を実行し、第1文字情報を音声情報に変換する。(3)制御部310は、当該音声情報を記憶部320に記憶させる。
【0044】
続いて、制御部310は、教材の文字に関する第1文字情報に対応する音声情報をスピーカ380から出力させる(アクティビティA130)。すなわち、スピーカ380は、教材の文字を読み上げた音声情報(合成音声)を出力する。
【0045】
アクティビティA130では、例えば、次の2段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、第1文字情報に対応する音声情報を読み出す。(2)制御部310は、出力処理を実行し、当該音声情報をスピーカ380から出力させる。
【0046】
続いて、表示制御部315は、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、出力された音声情報に対応した対応箇所を表示させる(アクティビティA140)。すなわち、例えば、単語「listening」の音声情報が出力された場合、表示制御部315は、教材における「listening」の部分を強調表示させる。つまり、カラオケでの歌詞表示のように、該当箇所を強調表示させた後、所定時間(例えば10秒間)経過後に強調表示を通常の表示に戻すようにしてもよい。このように、表示制御部315は、ハイライト表示、強調文字表示、及び第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、対応箇所を表示させてもよい。
【0047】
ここで、各表示態様について説明する。ハイライト表示とは、文章などの文字列を、背景色を反転表示するなどして強調する表示方法を示す。強調文字表示とは、文章などの文字列を太字にして表示すること、斜体にして表示すること、及び、下線付きの文字列を示す。フォントとは、文字列に割り当てられるフォント、当該フォントの色、及び当該フォントのサイズのことを示す。例えば、第1文字情報がフォント「MS明朝」、フォント色「黒」、及びフォントサイズ「10.5」で書かれた文字であった場合、異なるフォントは、フォント「メイリオ」、フォント色「赤」、フォントサイズ「12」の少なくとも1つが適用されてもよい。
【0048】
アクティビティA140では、例えば、次の4段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された第1文字情報を読み出す。(2)制御部310は、判定処理を実行し、出力された音声情報と、第1文字情報との対応箇所を判定する。(3)制御部310は、当該対応箇所の表示情報を表示情報生成部330に生成させる。(4)制御部310は、当該対応箇所を情報処理装置300の表示デバイスに表示させる。
【0049】
続いて、
図6のアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明する。
図6では、スピーキングを実行する際の情報処理を示している。
【0050】
読出部311は、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す(アクティビティA210)。教材は、英文が記載された読み物として説明する。第1文字情報は、例えば、フォント「MS明朝」、フォント色「黒」、及びフォントサイズ「10.5」で書かれた文字であってもよい。
【0051】
アクティビティA210では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。(2)制御部310は、当該第1文字情報の表示情報を表示情報生成部330に生成させる。(3)表示情報生成部330は、情報処理装置300の表示デバイスに第1文字情報を表示させる。
【0052】
続いて、取得部312は、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声をマイク370から取得する(アクティビティA220)。
【0053】
アクティビティA220では、例えば、次の2段階の情報処理が実行される。(1)マイク370は、第1ユーザの音読音声を取得する。(2)制御部310は、当該音読音声に関する情報を記憶部320に記憶させる。
【0054】
続いて、変換部313は、第1ユーザの音読音声を、文字に関する第2文字情報に変換する(アクティビティA230)。音読音声から第2文字情報への変換は、例えば、公知の変換プログラムを使用することができる。
【0055】
アクティビティA230では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された音読音声に関する情報を読み出す。(2)制御部310は、変換処理を実行し、音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。(3)制御部310は、第2文字情報を記憶部320に記憶させる。
【0056】
続いて、判定部314は、教材の文字に関する第1文字情報と、第1ユーザの音読音声が変換された第2文字情報とに基づいて、当該第1文字情報と当該第2文字情報との一致箇所を判定する(アクティビティA240)。すなわち、例えば、教材に「light」と記載されていた場合に、第1ユーザが「light」と発音したとすると、第1文字情報と第2文字情報とが一致したと判定される。一方、教材に「light」と記載されていた場合に、第1ユーザが「l」と「r」の発音をうまく出来ずに、「right」と発音したとすると、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所はないと判定される。
【0057】
ここで、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所は、単語単位でもよく、文字単位でもよい。上記の例では、単語「light」の全てに一致箇所がないと判定されてもよいし、文字「l」に一致箇所がなく、残りの文字「ight」に一致箇所があると判定されてもよい。
【0058】
アクティビティA240では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、第1文字情報及び第2文字情報を読み出す。(2)制御部310は、判定処理を実行し、第1文字情報と、第2文字情報とを比較し、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を判定する。(3)制御部310は、当該一致箇所に関する情報を記憶部320に記憶させる。
【0059】
続いて、表示制御部315は、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を表示させる(アクティビティA250)。すなわち、例えば、単語「speaking」が一致箇所と判定された場合、表示制御部315は、教材における「speaking」の部分を強調文字で表示させる。このように、表示制御部315は、ハイライト表示、強調文字表示、及び第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、一致箇所を表示させてもよい。ここで、各表示態様は、前述した内容と同様のものとする。
【0060】
アクティビティA250では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された一致箇所に関する情報を読み出す。(2)制御部310は、当該一致箇所の表示情報を表示情報生成部330に生成させる。(3)表示情報生成部330は、情報処理装置300の表示デバイスに一致箇所を表示させる。
【0061】
続いて、制御部310は、第1ユーザによる音読が終了したか否かを判定する(アクティビティA260)。
【0062】
アクティビティA260では、例えば、次の2段階の情報処理が実行される。(1)入力受付部340は、
図11に示す画面440におけるOKボタン448又は
図12に示す画面450におけるOKボタン458の入力操作を受け付ける。(2)制御部310は、入力受付部340に当該入力操作がされたと判定すると、第1ユーザによる音読が終了したと判定する。
【0063】
続いて、記憶制御部316は、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所の数を記憶させる(アクティビティA270)。すなわち、例えば、教材における「listening」、「speaking」及び「light」の各単語を第1ユーザが音読したと判定されると、一致箇所の数(単語数)は「3」となる。
【0064】
アクティビティA270では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された一致箇所に関する情報を読み出す。(2)制御部310は、算出処理を実行し、一致箇所の単語数を算出する。(3)制御部310は、一致箇所の単語数を記憶部320に記憶させる。
【0065】
続いて、
図7のアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明する。
図7では、教材の取り込みを実行する際の情報処理を示している。
【0066】
制御部310は、カメラ390で画像が撮像されたか否かを判定する(アクティビティA310)。画像が撮像されたと判定された場合、取得部312は、撮像された画像を教材として取得する(アクティビティA340)。
【0067】
アクティビティA310からアクティビティA340では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、カメラ390の撮像処理を監視する。(2)制御部310は、カメラ390が撮像処理をしたと判定すると、カメラ390で画像が撮像されたと判定する。(3)制御部310は、取得処理を実行し、撮像された画像を教材として記憶部320に記憶させる。
【0068】
続いて、制御部310は、マイク370に音声情報が入力されたか否かを判定する(アクティビティA320)。音声情報が入力されたと判定された場合、取得部312は、入力された音声情報を教材として取得する(アクティビティA320)。
【0069】
アクティビティA320からアクティビティA340では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、マイク370の音声入力処理を監視する。(2)制御部310は、マイク370が音声入力処理をしたと判定すると、マイク370に音声情報が入力されたと判定する。(3)制御部310は、取得処理を実行し、入力された音声情報を教材として記憶部320に記憶させる。
【0070】
続いて、制御部310は、入力受付部340に文字情報が入力されたか否かを判定する(アクティビティA330)。文字情報が入力されたと判定された場合、取得部312は、入力された文字情報を教材として取得する(アクティビティA330)。
【0071】
アクティビティA330からアクティビティA340では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、入力受付部340の文字入力処理を監視する。(2)制御部310は、入力受付部340が文字入力処理をしたと判定すると、入力受付部340に文字情報が入力されたと判定する。(3)制御部310は、取得処理を実行し、入力された文字情報を教材として記憶部320に記憶させる。
【0072】
続いて、判定部314は、取得された教材の文字(第1文字情報)の綴り及び文法の正誤を判定する(アクティビティA350)。例えば、アクティビティA310における撮像対象に「Heaven help those who help themselves.」と記載されていた場合、判定部314は、三単現の「s」が抜けていると判定する。
【0073】
アクティビティA350では、例えば、次の4段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、教材の第1文字情報を読み出す。(2)制御部310は、記憶部320に記憶された所定のプログラムを読み出す。(3)制御部310は、判定処理を実行し、教材の第1文字情報の綴り及び文法の正誤を判定する。(4)制御部310は、当該判定結果を記憶部320に記憶させる。ここで、所定のプログラムは、公知の綴りチェックプログラムや公知の文法チェックプログラムであってもよい。
【0074】
続いて、修正部318は、第1文字情報において誤っていると判定された箇所を修正する(アクティビティA360)。例えば、判定部314により「Heaven help those who help themselves.」の記載が判定され、誤りが含まれていると判定された場合、修正部318は、「Heaven helps those who help themselves.」のように、正しい文章に修正する。
【0075】
アクティビティA360では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、記憶部320に記憶された、第1文字情報の判定結果を読み出す。(2)制御部310は、記憶部320に記憶された所定のプログラムを読み出す。(3)制御部310は、修正処理を実行し、第1文字情報において誤っていると判定された箇所を修正する。(4)制御部310は、修正後の第1文字情報を記憶部320に記憶させる。ここで、所定のプログラムは、公知の綴りチェックプログラムや公知の文法チェックプログラムであってもよい。
【0076】
4.画面例
第4節では、本実施形態の画面例について説明する。本実施形態の「タップ操作」は、タップ操作及びクリック操作を含むものとする。ここで、第2ユーザは、情報処理装置300の利用者であって、第1ユーザとは異なる利用者を示すものとする。
【0077】
図8は、メニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面の一例である画面410には、領域411、リスニングボタン412、スピーキングボタン413、履歴ボタン414、教材作成ボタン415、教材編集ボタン416及び教師用ボタン417が表示されている。
【0078】
領域411は、画面410における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域411には、「メニュー/生徒用」と表示されている。したがって、画面410は、生徒用のメニュー画面を示すことが分かる。
【0079】
リスニングボタン412は、情報処理装置300の機能の1つであるリスニングを開始させるためのボタンである。リスニングボタン412は、タップ操作をされることにより、
図9に示す画面420に遷移させる。
【0080】
スピーキングボタン413は、情報処理装置300の機能の1つであるスピーキングを開始させるためのボタンである。スピーキングボタン413は、タップ操作をされることにより、
図11に示す画面440に遷移させる。
【0081】
履歴ボタン414は、情報処理装置300の機能の1つである履歴を表示させるためのボタンである。履歴ボタン414は、タップ操作をされることにより、
図13に示す画面460に遷移させる。
【0082】
教材作成ボタン415は、情報処理装置300の機能の1つである、教材を作成するためのボタンである。教材作成ボタン415は、タップ操作をされることにより、教材作成画面の一例である、
図14に示す画面470に遷移させる。
【0083】
教材編集ボタン416は、情報処理装置300の機能の1つである、教材を編集するためのボタンである。教材編集ボタン416は、タップ操作をされることにより、
図15に示す画面480に遷移させる。
【0084】
教師用ボタン417は、生徒用のメニュー画面から教師用のメニュー画面に遷移させるためのボタンである。教師用ボタン417は、タップ操作をされることにより、
図18に示す画面520に遷移させる。
【0085】
図9は、リスニング開始画面の一例を示す図である。リスニング開始画面の一例である画面420には、領域421、領域422、リスニング表示423、スピーキング表示424、領域425、再生ボタン426、停止ボタン427及びOKボタン428が表示されている。
【0086】
領域421には、不図示の教材選択画面において選択された教材の題名が表示されている。領域421には、「Harmony」と表示され、教材「Harmony」のリスニングが開始されることが分かる。
【0087】
領域422には、リスニングで再生された単語数が表示されている。領域422には、「0/720単語」と表示され、教材「Harmony」が720単語で構成されていること、及び、現時点ではまだリスニングを進めていないことが分かる。
【0088】
リスニング表示423は、リスニングが選択されている場合にアクティブに表示される領域である。ここでは、リスニングが選択されているため、リスニング表示423がアクティブに表示されている。
【0089】
スピーキング表示424は、スピーキングが表示されている場合にアクティブに表示される領域である。ここでは、リスニングが選択されているため、スピーキング表示424が非アクティブに表示されている。
【0090】
領域425には、選択された教材の内容が表示されている。領域425には、教材「Harmony」の内容が表示されている。
【0091】
再生ボタン426は、教材の音声を再生させるためのボタンである。再生ボタン426は、タップ操作をされることにより、教材に対応する音声が再生され、リスニングが開始される。
【0092】
停止ボタン427は、リスニングを一時停止させるためのボタンである。停止ボタン427は、タップ操作をされることにより、教材に対応する音声が停止され、リスニングが一時停止される。
【0093】
OKボタン428は、リスニングを終了させるためのボタンである。OKボタン428は、タップ操作をされることにより、リスニングが終了され、画面420から画面410に遷移させる。
【0094】
図10は、リスニング中の画面の一例を示す図である。リスニング中の画面の一例である画面430には、領域431、領域432、リスニング表示433、スピーキング表示434、領域435、再生ボタン436、停止ボタン437及びOKボタン438が表示されている。領域431、リスニング表示433、スピーキング表示434、再生ボタン436、停止ボタン437及びOKボタン438の説明は、領域421、リスニング表示423、スピーキング表示424、再生ボタン426、停止ボタン427及びOKボタン428の説明と略同様のため省略する。
【0095】
領域432には、リスニングで聞いた単語数が表示されている。領域432には、「220/720単語」と表示され、教材「Harmony」が720単語で構成されていること、及び、現時点で220単語の音声が再生されたことが分かる。
【0096】
領域435には、選択された教材の内容が表示されている。領域435には、教材「Harmony」の内容が表示されている。領域435では、リスニングの際の音声に対応した部分が強調文字で表示されている。すなわち、表示制御部315は、ハイライト表示、強調文字表示、及びフォントと異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、リスニングの際の音声に対応した対応箇所を表示させてもよい。
【0097】
図11は、スピーキング開始画面の一例を示す図である。スピーキング開始画面の一例である画面440には、領域441、領域442、リスニング表示443、スピーキング表示444、領域445、開始ボタン446、停止ボタン447及びOKボタン448が表示されている。
【0098】
領域441には、不図示の教材選択画面において選択された教材の題名が表示されている。領域441には、「Harmony」と表示され、教材「Harmony」のスピーキングが開始されることが分かる。
【0099】
領域442には、スピーキングで音読された単語数が表示されている。領域442には、「0/720単語」と表示され、教材「Harmony」が720単語で構成されていること、及び、現時点ではまだスピーキングを進めていないことが分かる。
【0100】
リスニング表示443は、リスニングが選択されている場合にアクティブに表示される領域である。ここでは、スピーキングが選択されているため、リスニング表示443が非アクティブに表示されている。
【0101】
スピーキング表示444は、スピーキングが表示されている場合にアクティブに表示される領域である。ここでは、スピーキングが選択されているため、スピーキング表示444がアクティブに表示されている。
【0102】
領域445には、選択された教材の内容が表示されている。領域445には、教材「Harmony」の内容が表示されている。
【0103】
開始ボタン446は、スピーキングを開始させるためのボタンである。開始ボタン446は、タップ操作をされることにより、第1ユーザの音読音声を入力可能に制御させる。
【0104】
停止ボタン447は、スピーキングを一時停止させるためのボタンである。停止ボタン447は、タップ操作をされることにより、第1ユーザの音読音声の入力を停止するように制御させる。
【0105】
OKボタン448は、スピーキングを終了する際に選択されるボタンである。OKボタン428は、タップ操作をされることにより、スピーキングが終了され、画面440から画面410に遷移させる。
【0106】
図12は、スピーキング中の画面の一例を示す図である。スピーキング中の画面の一例である画面450には、領域451、領域452、リスニング表示453、スピーキング表示454、領域455、開始ボタン456、停止ボタン457及びOKボタン458が表示されている。領域451、リスニング表示453、スピーキング表示454、開始ボタン456、停止ボタン457及びOKボタン458の説明は、領域441、リスニング表示443、スピーキング表示444、開始ボタン446、停止ボタン447及びOKボタン448の説明と略同様のため、省略する。
【0107】
領域452には、スピーキングで音読された単語数が表示されている。領域452には、「220/720単語」と表示され、教材「Harmony」が720単語で構成されていること、及び、現時点で220単語が音読されたことが分かる。
【0108】
領域455には、選択された教材の内容が表示されている。領域435には、教材「Harmony」の内容が表示されている。領域455では、第1ユーザの音読音声に対応した部分が強調文字で表示されている。すなわち、表示制御部315は、ハイライト表示、強調文字表示、及び第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、第1ユーザの音読音声に対応した一致箇所を表示させてもよい。
【0109】
図13は、履歴を表示中の画面の一例を示す図である。履歴を表示中の画面の一例である画面460には、領域461、領域462、領域463及びOKボタン464が表示されている。
【0110】
領域461は、画面460における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域461には、「履歴」と表示されている。したがって、画面460は、リスニングの実施及びスピーキングの実施についての履歴画面を示すことが分かる。
【0111】
領域462には、スピーキングで音読された単語数が表示されている。領域462には、音読された単語数(第1ユーザが音読した単語数)として「1220単語」と表示され、スピーキングの実施状況を視覚化したグラフも表示されている。
【0112】
領域463には、リスニングで再生された時間が表示されている。領域463には、リスニングで再生された時間(第1ユーザが聞いた時間)として「11.2時間」と表示され、リスニングの実施状況を視覚化したグラフも表示されている。
【0113】
OKボタン464は、履歴の表示を終了させるためのボタンである。OKボタン464は、タップ操作をされることにより、画面460から画面410に遷移させる。
【0114】
図14は、教材作成画面の一例を示す図である。教材作成画面の一例である画面470には、領域471、領域472、撮影ボタン473及び戻るボタン474が表示されている。画面470では、カメラ390で撮影されたものを教材として作成することを例示している。
【0115】
領域471は、画面470における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域471には、「カメラ」と表示されている。したがって、画面470は、カメラ390を使用して教材を作成可能であることが分かる。
【0116】
領域472には、カメラ390の撮像対象が表示されている。領域472には、英文が表示され、当該英文を取り込んで教材を作成可能であることが示されている。
【0117】
撮影ボタン473は、カメラ390の撮像対象を撮像するためのボタンである。撮影ボタン473は、タップ操作をされることにより、領域472に表示された撮像対象を撮像させる。このとき、制御部310は、撮像された撮像対象をOCR処理して、テキスト情報として記憶部320に記憶させてもよい。
【0118】
戻るボタン474は、カメラ390での撮像を終了させるためのボタンである。戻るボタン474は、タップ操作をされることにより、画面470から画面410に遷移させる。
【0119】
図15は、教材編集画面の一例を示す図である。教材編集画面の一例である画面480には、領域481、領域482、キーボード483、OKボタン484及び戻るボタン485が表示されている。
【0120】
領域481は、画面480における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域481には、「編集」と表示されている。したがって、画面480は、教材を編集するための画面であることが分かる。
【0121】
領域482には、編集対象の教材が表示されている。領域482には、教材の内容が表示され、任意の点でタップ操作をされることにより、該当する部分が編集可能となる。
【0122】
キーボード483は、領域482に表示された教材を編集するためのものである。キーボード483は、タップ操作をされることにより、該当する部分に文字入力や削除処理を実行する。
【0123】
OKボタン484は、教材の編集を終了させるためのボタンである。OKボタン484は、タップ操作をされることにより、現在の編集内容を保存した上で、画面480から画面410に遷移させる。
【0124】
戻るボタン485は、教材の編集を終了させるためのボタンである。戻るボタン485は、タップ操作をされることにより、現在の編集内容を破棄した上で、画面480から画面410に遷移させる。
【0125】
図16は、メッセージ確認画面の一例を示す図である。メッセージ確認画面の一例である画面490には、領域491、領域492及び戻るボタン493が表示されている。
【0126】
領域491は、画面490における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域491には、「メッセージ確認」と表示されている。したがって、画面490は、第2ユーザとのメッセージのやり取りを確認するための画面であることが分かる。
【0127】
領域492には、第1ユーザと第2ユーザとの間でのメッセージを表示する領域である。領域492は、任意の第2ユーザを選択可能に構成され、第2ユーザが選択されることで、画面490から画面510に遷移させる。領域492には、第2ユーザ「○○ ○○」のメッセージ「よろしくお願いします!」、第2ユーザ「△△ △△」のメッセージ「はじめまして!」、及び、第2ユーザ「□□ □□」のメッセージ「がんばるぞ~!」が表示されている。
【0128】
戻るボタン493は、メッセージの確認を終了させるためのボタンである。戻るボタン493は、タップ操作をされることにより、画面490から画面410に遷移させる。
【0129】
図17は、メッセージ入力画面の一例を示す図である。メッセージ入力画面の一例である画面510には、領域511、領域512、入力ボックス513、キーボード514及び戻るボタン515が表示されている。
【0130】
領域511は、画面510における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域511には、「メッセージ入力」と表示されている。したがって、画面510は、第2ユーザへのメッセージを入力するための画面であることが分かる。
【0131】
領域512は、第1ユーザと第2ユーザとの間でのメッセージを表示する領域である。領域512には、第1ユーザ「×× ××」のメッセージ「今日も一日ありがとうございました!」、及び、第2ユーザ「○○ ○○」のメッセージ「よろしくお願いします!」が表示されている。
【0132】
入力ボックス513は、第2ユーザ「○○ ○○」へのメッセージを入力可能とするボックスである。入力ボックス513は、タップ操作をされることにより、キーボード514からの文字入力を受け付ける。
【0133】
キーボード514は、入力ボックス513へのメッセージ入力を可能とするものである。キーボード514は、タップ操作をされることにより、入力ボックス513に文字入力を可能とする。入力ボックス513は、キーボード514からの文字入力の終了後、送信アイコンをタップ操作されることにより、入力されたメッセージを第2ユーザ「○○ ○○」に送信させる。
【0134】
戻るボタン515は、メッセージの入力を終了させるためのボタンである。戻るボタン515は、タップ操作をされることにより、画面510から画面410に遷移させる。
【0135】
図17に示すように、送受信部317は、第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間でメッセージを送受信可能に構成されてもよい。
【0136】
図18は、メニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面の一例である画面520には、領域521、クラス追加ボタン522、生徒追加ボタン523、生徒詳細ボタン524、スケジュールボタン525、教材配信ボタン526及び生徒用ボタン527が表示されている。以降では、第1ユーザを教師、第2ユーザを生徒として説明する。
【0137】
領域521は、画面520における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域521には、「メニュー/教師用」と表示されている。したがって、画面520は、教師用のメニュー画面を示すことが分かる。
【0138】
クラス追加ボタン522は、クラスの追加をするためのボタンである。クラス追加ボタン522は、タップ操作をされることにより、
図19に示す画面530に遷移させる。
【0139】
生徒追加ボタン523は、生徒の追加をするためのボタンである。生徒追加ボタン523は、タップ操作をされることにより、
図20に示す画面540に遷移させる。
【0140】
生徒詳細ボタン524は、生徒の詳細を確認するためのボタンである。生徒詳細ボタン524は、タップ操作をされることにより、
図21に示す画面550に遷移させる。
【0141】
スケジュールボタン525は、スケジュールを設定するためのボタンである。スケジュールボタン525は、タップ操作をされることにより、
図22に示す画面560に遷移させる。
【0142】
教材配信ボタン526は、教材を配信するためのボタンである。教材配信ボタン526は、タップ操作をされることにより、
図23に示す画面570に遷移させる。
【0143】
生徒用ボタン527は、教師用のメニュー画面から生徒用のメニュー画面に遷移させるためのボタンである。生徒用ボタン527は、タップ操作をされることにより、
図8に示す画面410に遷移させる。
【0144】
図19は、クラス追加画面の一例を示す図である。クラス追加画面の一例である画面530には、領域531、領域532、領域533、領域534、保存ボタン535及び戻るボタン536が表示されている。
【0145】
領域531は、画面530における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域531には、「クラス追加」と表示されている。したがって、画面530は、クラスを追加するための画面を示すことが分かる。
【0146】
領域532は、追加するクラスを選択するための領域である。領域532は、追加対象となるクラス名が表示され、プルダウンメニューからクラスを選択可能に構成される。領域532では、「四谷大塚Aクラス」が選択されている。
【0147】
領域533は、領域532で選択されたクラスの授業曜日を設定するための領域である。領域533は、タップ操作をされることにより、該当する曜日を選択可能に構成される。領域533では、月曜日及び木曜日が選択されている。
【0148】
領域534は、領域532で選択されたクラスの授業時間を設定するための領域である。領域534は、対象となる授業時間が表示され、プルダウンメニューから授業時間を設定可能に構成される。領域534では、四谷大塚Aクラスの授業時間は「09:30から10:30」に設定されている。
【0149】
保存ボタン535は、領域532、領域533及び領域534で選択又は設定された内容を保存するためのボタンである。保存ボタン535は、タップ操作をされることにより、上記選択又は設定内容を記憶部320に記憶させるように制御部310を動作させる。
【0150】
戻るボタン536は、領域532、領域533及び領域534で選択又は設定された内容を破棄するためのボタンである。戻るボタン536は、タップ操作をされることにより、上記選択又は設定内容を破棄して、画面520に遷移させる。
【0151】
図20は、生徒追加画面の一例を示す図である。生徒追加画面の一例である画面540には、領域541、領域542、領域543及び戻るボタン544が表示されている。
【0152】
領域541は、画面540における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域541には、「生徒追加」と表示されている。したがって、画面540は、生徒を追加するための画面であることが分かる。
【0153】
領域542は、生徒を検索するための領域である。領域542では、ID検索ボックスに生徒のIDが入力された状態で、検索ボタンをタップ操作されることにより、領域543の検索結果に反映される。
【0154】
領域543は、領域542で検索された結果を示す領域である。領域543には、第2ユーザ「△△ △△」が表示されている。領域543では、検索された生徒(第2ユーザ「△△ △△」)を追加する場合、追加ボタンをタップ操作されることにより、第2ユーザ「△△ △△」が追加され、記憶部320に記憶される。
【0155】
戻るボタン544は、領域543における検索結果を破棄するためのボタンである。戻るボタン544は、タップ操作をされることにより、現在の検索結果を破棄して、画面520に遷移させる。
【0156】
図21は、生徒の詳細表示画面の一例を示す図である。生徒の詳細表示画面の一例である画面550には、領域551、領域552、領域553、領域554、領域555及びOKボタン556が表示されている。
【0157】
領域551は、画面550における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域551には、「△△ △△のプロフィール」と表示されている。したがって、画面550は、生徒である第2ユーザ「△△ △△」のプロフィールが表示された画面であることが分かる。
【0158】
領域552は、領域551に表示された生徒のアイコン及び所属クラスを表示する領域である。領域552には、第2ユーザ「△△ △△」のアイコン及び所属クラスが表示されている。
【0159】
領域553は、領域551に表示された生徒の目標を表示する領域である。領域553には、第2ユーザ「△△ △△」の目標「半年後にオックスフォード大学のMBAに留学できるようなレベルまで持っていきたいです!」が表示されている。教師(第1ユーザ)は、当該目標を確認し、生徒(第2ユーザ)への音読指導の計画を立てることができる。
【0160】
領域554は、領域551に表示された生徒についてのメモを表示する領域である。領域554は、メモを記載した本人(本実施形態では第1ユーザ)のみ確認可能としてもよい。領域554は、入力ボックスにメモを入力可能に構成される。領域554には、「いつも宿題をまとめて月曜日の深夜にやる癖がある。土日には一切学習をしないようだ。」と記載されている。教師(第1ユーザ)は、当該メモを確認し、生徒(第2ユーザ)の音読指導への計画を立てることができる。
【0161】
領域555は、領域551に表示された生徒のデータを表示する領域である。領域555には、データの一例として、当該生徒の音読の進捗が表示されてもよい。
【0162】
OKボタン556は、生徒の詳細表示を終了するためのボタンである。OKボタン556は、タップ操作をされることにより、画面520に遷移させる。
【0163】
図22は、スケジュールの管理画面の一例を示す図である。スケジュールの管理画面の一例である画面560には、領域561、領域562、領域563、領域564及び戻るボタン565が表示されている。
【0164】
領域561は、画面560における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域561には、「スケジュール」及び「2022年06月10日」と表示されている。したがって、画面560は、2022年06月10における音読指導のスケジュールが表示された画面であることが分かる。
【0165】
領域562は、各クラスの授業のスケジュールを表示する領域である。領域562には、09:30から10:30にAクラスで授業があること、及び、13:30から14:30にBクラスで授業があることが表示されている。
【0166】
領域563には、設定された宿題の提出期限が表示されている。領域563では、2022年06月10日までに、設定された宿題の提出期限が設定されていることが分かる。
【0167】
領域564には、各クラスの宿題の提出状況が表示されている。領域564には、Aクラスの生徒のうち提出済みが75%、Bクラスの生徒のうち提出済みが60%、及び、Cクラスの生徒のうち提出済みが85%であることが表示されている。なお、領域564においてクラスが選択されることにより、当該クラスの各生徒の提出状況を確認可能に構成されてもよい。
【0168】
戻るボタン565は、スケジュールの確認を終了するためのボタンである。戻るボタン565は、タップ操作をされることにより、画面520に遷移させる。
【0169】
図22に示すように、取得部312は、第1ユーザとは異なる第2ユーザの音読の進捗に関する進捗情報を取得してもよい。
【0170】
図23は、第1教材情報の表示画面の一例を示す図である。第1教材情報の表示画面の一例である画面590には、領域591、領域592及び戻るボタン593が表示されている。画面590は、例えば、画面560の領域564における任意のクラスが選択された上で、当該クラスの任意の生徒が選択された場合に表示されてもよい。ここで、第1教材情報は、例えば、教材のタイトルであってもよく、取得された場所に関する情報であってもよく、教材の一部(例えば教材の1行目から10行目)であってもよい。
【0171】
領域591は、画面590における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域591には、「□□ □□の進捗と使用教材」と表示されている。したがって、画面570は、第2ユーザ「□□ □□」の音読の進捗状況、及び第2ユーザ「□□ □□」が使用している教材に関する情報が表示されている画面であることが分かる。
【0172】
領域592には、第2ユーザ「□□ □□」の音読の進捗状況、及び第2ユーザ「□□ □□」が使用している教材に関する情報が表示されている。具体的には、領域592には、第2ユーザ「□□ □□」の音読の進捗状況が85%、第2ユーザ「□□ □□」が使用している教材のタイトル「Reading book」、及び、教材「Reading book」の一部が表示されている。
【0173】
戻るボタン593は、第1教材情報の表示を終了するためのボタンである。戻るボタン575は、タップ操作をされることにより、画面520に遷移させる。
【0174】
図23に示すように、表示制御部315は、所定以上の進捗を有する第2ユーザが使用している教材に関する第1教材情報を、第1ユーザの情報処理装置300に表示させてもよい。所定以上の進捗は、例えば、設定された音読の進捗のうち80%以上の進捗であってもよく、第1ユーザの音読の進捗が50%の場合に51%以上の進捗であってもよい。
【0175】
図24は、教材読込用画面の一例を示す図である。教材読込用画面の一例である画面570には、領域571、読込ボタン572、読込ボタン573、読込ボタン574及び戻るボタン575が表示されている。
【0176】
領域571は、画面570における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域571には、「教材を読み込む」と表示されている。したがって、画面570は、画像、PDFファイル又はwordファイルから教材を読み込み、教材を配信する準備をするための画面であることが分かる。
【0177】
読込ボタン572は、画像から教材を読み込むためのボタンである。読込ボタン572は、タップ操作をされることにより、フォルダ内の画像に写っている英文をOCRで読み込むように制御される。当該制御後、制御部310は、画面580に遷移させる。
【0178】
読込ボタン573は、PDFファイルから教材を読み込むためのボタンである。読込ボタン573は、タップ操作をされることにより、フォルダ内のPDFファイルから英文を読み込むように制御される。当該制御後、制御部310は、画面580に遷移させる。
【0179】
読込ボタン574は、wordファイルから教材を読み込むためのボタンである。読込ボタン574は、タップ操作をされることにより、フォルダ内のwordファイルから英文を読み込むように制御される。当該制御後、制御部310は、画面580に遷移させる。
【0180】
戻るボタン575は、教材の読み込みを終了するためのボタンである。戻るボタン575は、タップ操作をされることにより、画面520に遷移させる。
【0181】
図25は、教材配信の設定用画面の一例を示す図である。教材配信の設定用画面の一例である画面580には、領域581、領域582、領域583、領域584、配信ボタン585及び戻るボタン586が表示されている。
【0182】
領域581は、画面580における表示内容のタイトルを表示する領域である。領域581には、「教材配信設定」と表示されている。したがって、画面580は、教材配信の設定用の画面であることが分かる。
【0183】
領域582は、教材の配信先を選択するための領域である。領域582は、配信対象となるクラス名が表示され、プルダウンメニューからクラスを選択可能に構成される。領域582では、「四谷大塚Aクラス」が選択されている。なお、領域582では、複数のクラスが選択されてもよい。
【0184】
領域583は、領域582で選択された配信先への配信日時を選択するための領域である。領域583は、対象となる配信日時が表示され、プルダウンメニューから配信日時を選択可能に構成される。領域583では、2022年06月10日の09:30に配信されるよう設定されている。
【0185】
領域584は、教材の配信の際に付与されるコメントを記入するための領域である。領域584には、例えば、音読の楽しさを体験させるように、生徒に対するエールが記入されてもよい。領域584には、「音読の楽しさを体験してください!」と記載されている。
【0186】
配信ボタン585は、領域582、領域583及び領域584で設定された内容で、読み込まれた教材を配信するためのボタンである。配信ボタン585は、タップ操作をされることにより、画面570で読み込まれた教材を配信先に配信する。
【0187】
戻るボタン586は、教材の配信を終了させるためのボタンである。戻るボタン586は、タップ操作をされることにより、画面520の画面に遷移させる。
【0188】
図25に示すように、送受信部317は、第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間で教材を送受信可能に構成される。
【0189】
5.本実施形態の態様
第5節では、本実施形態の各態様について説明する。
【0190】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備える。読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出す。取得工程では、第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得する。変換工程では、第1ユーザの音読音声を文字に関する第2文字情報に変換する。判定工程では、教材の第1文字情報と、変換された第2文字情報とに基づいて、第1文字情報と第2文字情報との一致箇所を判定する。表示制御工程では、第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、一致箇所を表示させる。
【0191】
学校における英語指導では、最初の段階で簡単なフォニックス指導が行われ、その後は教科書の文章を音読することに移行する。また、教科書の内容を進める際には、音読指導が行われる場合が多い。
【0192】
しかしながら、英語が苦手な者は、音読指導をされても、英文のどこを読んでいるのか分からなくなる場合があることにより、英文を読めなくなる傾向がある。また、英語が苦手な者は、前述のように英文を読めなくなる傾向があるため、英語が嫌いになる場合があった。
【0193】
そこで、本実施形態の一態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供することで、音読に対する気付きを得る機会を付与し、結果的に、音読の楽しさを体験させることができる。したがって、本実施形態の一態様によれば、音読の楽しさを体験させることが可能である点において、音読に関する技術分野におけるコンピュータの制御機能の改良を提供することができる。
【0194】
ここで、個々の主体的な学びの体験とは、英語のテストの点数を上げることや、英語を習得すること等に焦点を当てた学習用途を示すものではなく、個々のユーザの自発性を促進させることを示す。個々のユーザの自発性を促進させることで、結果的に、音読(スピーキング)の上達につながるため、音読の楽しさを体験させることができる。
【0195】
本実施形態の一態様では、表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、一致箇所を表示させる。
【0196】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読した箇所を容易に視認させることができる。
【0197】
本実施形態の一態様では、取得工程では、撮像された画像を教材として取得する。
【0198】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、例えば、街の看板で気に入ったものがあれば、この看板を撮像して教材として取得することにより、楽しく音読させることができる。
【0199】
本実施形態の一態様では、取得工程では、入力された音声情報を教材として取得する。
【0200】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、例えば、好きな洋楽があれば、この洋楽の音声情報を教材として取得することにより、楽しく音読させることができる。
【0201】
本実施形態の一態様では、取得工程では、入力された文字情報を教材として取得する。
【0202】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、例えば、海外における気に入った童話があれば、この童話の文章を教材として取得することにより、楽しく音読させることができる。
【0203】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、記憶制御工程をさらに備える。記憶制御工程では、一致箇所の数を記憶させる。
【0204】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読の履歴を見返すことが可能であるため、音読に対するユーザのモチベーションを向上させることができる。
【0205】
本実施形態の一態様では、取得工程では、第1ユーザとは異なる第2ユーザの音読の進捗に関する進捗情報を取得する。
【0206】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、ユーザが他ユーザの進捗を確認することで、ユーザから他ユーザに働きかけることが可能であるとともに、音読に対するユーザのモチベーションを向上させることができる。
【0207】
本実施形態の一態様では、表示制御工程では、所定以上の進捗を有する第2ユーザが使用している教材に関する第1教材情報を表示させる。
【0208】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、所定以上の進捗を有するユーザが使用している教材に関する情報を共有することにより、当該ユーザよりも進捗の遅いユーザが当該教材に興味を持ち、当該教材を音読してみようという意欲をかき立てることにつなげることができる。
【0209】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、送受信工程をさらに備える。送受信工程では、第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間でメッセージを送受信可能に構成される。
【0210】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読について他ユーザと意見交換が可能であるため、音読に対するユーザのモチベーションを向上させることができる。
【0211】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、送受信工程をさらに備える。送受信工程では、第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間で教材を送受信可能に構成される。
【0212】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、他ユーザのお気に入りの教材を音読することにより、音読に対する気付きを得ることができる。
【0213】
本実施形態の一態様では、変換工程では、第1文字情報を音声情報に変換する。表示制御工程では、第1文字情報の表示態様とは異ならせた態様で、出力された音声情報に対応した対応箇所を表示させる。
【0214】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読をする前にリスニングをすることにより、教材のどこを読んでいるのかを容易に把握することができる。
【0215】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、受付工程をさらに備える。受付工程では、第1文字情報中における任意の文字に対する選択操作を受け付ける。変換工程では、選択された文字を音声情報に変換する。
【0216】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、気になる単語の発音を確認可能であるため、正しい発音を身につけさせることにつながり、音読の楽しさを体験させることができる。
【0217】
本実施形態の一態様では、表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、対応箇所を表示させる。
【0218】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、リスニングした箇所を容易に視認させることができる。
【0219】
本実施形態の一態様では、情報処理方法は、修正工程をさらに備える。判定工程では、教材の第1文字情報の綴り及び文法の少なくとも一方の正誤を判定する。修正工程では、当該第1文字情報において誤っていると判定された箇所を修正する。
【0220】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、正しい文章を音読させることにつながり、文章の把握能力を向上させることができる。
【0221】
本実施形態の一態様では、取得工程では、教材の使用実績を取得する。表示制御工程では、所定以上の使用実績を有する教材に関する第2教材情報を表示させる。
【0222】
このような態様によれば、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、多数のユーザが使用している教材に関する情報を共有することにより、他のユーザが当該教材に興味を持ち、当該教材を音読してみようという意欲をかき立てることにつなげることができる。
【0223】
本実施形態の一態様では、プログラムは、情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させる。
【0224】
このような態様によれば、プログラムとして提供されることで、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読に対する気付きを得る機会を付与し、結果的に、音読の楽しさを体験させることができる。したがって、本実施形態の一態様によれば、音読の楽しさを体験させることが可能である点において、音読に関する技術分野におけるコンピュータの制御機能の改良を提供することができる。
【0225】
本実施形態の一態様では、情報処理装置300は、情報処理方法の各工程がなされるようにプログラムを実行させる。
【0226】
このような態様によれば、方法として実行されることで、個々の主体的な学びの体験を提供する場合において、音読に対する気付きを得る機会を付与し、結果的に、音読の楽しさを体験させることができる。したがって、本実施形態の一態様によれば、音読の楽しさを体験させることが可能である点において、音読に関する技術分野におけるコンピュータの制御機能の改良を提供することができる。
【0227】
6.その他
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0228】
本実施形態の態様は、プログラムであってもよい。このプログラムは、情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させる。
【0229】
第1変形例として、制御部310は、各種データおよび各種情報について記憶部320に書き出し処理(記憶処理)および読み出し処理をしているが、これに限られず、例えば、制御部310内のレジスタやキャッシュメモリ等を使用して、各アクティビティの情報処理を実行してもよい。
【0230】
第2変形例として、教材中で使用される言語は、特に英語に限定されないが、例えば、日本語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語等、他の言語であってもよい。
【0231】
第3変形例として、教師用のメニュー画面において、クラス追加ボタン522が表示されているが、別途、クラス削除ボタンを表示させ、対応するクラスを削除可能な構成を採用してもよい。
【0232】
第4変形例として、教師用のメニュー画面において、生徒追加ボタン523が表示されているが、別途、生徒削除ボタンを表示させ、対応する生徒を削除可能な構成を採用してもよい。
【0233】
第5変形例として、情報処理装置300とサーバ装置200とは、教材に関する情報を送受信可能に構成されてもよい。例えば、情報処理装置300における通信部350からサーバ装置200における通信部250に教材の文字情報を送信し、サーバ装置200における制御部210が内部処理を実行し、サーバ装置200における通信部250から情報処理装置300における通信部350に当該文字情報に対応する音声情報を送信してもよい。
【0234】
第6変形例として、取得部312は、教材の使用実績を取得し、表示制御部315は、所定以上の使用実績を有する教材に関する第2教材情報を表示させてもよい。ここで、第2教材情報は、例えば、教材のタイトルであってもよく、取得された場所に関する情報であってもよく、教材の一部(例えば教材の1行目から10行目)であってもよい。
【0235】
第6変形例では、例えば、次の3段階の情報処理が実行される。(1)サーバ装置200は、複数の情報処理装置300から教材の使用実績を取得する。(2)制御部310は、サーバ装置200の記憶部220に記憶された各教材の使用実績を取得する。(3)制御部310は、分類処理を実行し、所定以上の使用実績を有する教材(例えば、3000人のユーザに使用されている教材)に関する第2教材情報を表示させる。
【0236】
第7変形例として、アクティビティA330における文字情報の入力は、入力受付部340による入力受付に限られることなく、例えば、デジタル教科書等の文字情報をコピー・アンド・ペーストして入力されるものであってもよい。この場合、アクティビティA340において、当該コピー・アンド・ペーストされた文字情報が教材として取得される。
【0237】
第8変形例として、受付部319をさらに備えてもよい。受付部319は、教材の文字(第1文字情報)中における任意の文字に対する選択操作を受け付けてもよい。この場合、変換部313は、選択された文字を音声情報に変換する。
【0238】
第8変形例では、情報処理装置300がスマートフォン又はタブレット端末である場合、表示画面に表示されている教材中の任意の文字が指でなぞられる(選択操作される)ことで、なぞられた箇所に対応する文字の音声がスピーカ380から出力される。具体的には例えば、教材中の「light」の文字が指でなぞられた場合、スピーカ380から「light」の音声が出力される。
【0239】
第8変形例では、例えば、次の4段階の情報処理が実行される。(1)制御部310は、教材の文字中における任意の文字に対する選択操作を受け付ける。(2)制御部310は、記憶部320に記憶された公知の変換プログラムを読み出す。(3)制御部310は、変換処理を実行し、選択された文字を音声情報に変換する。(4)制御部310は、当該音声情報をスピーカ380から出力させる。
【0240】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0241】
(1)情報処理方法であって、読出工程と、取得工程と、変換工程と、判定工程と、表示制御工程とを備え、前記読出工程では、教材の文字に関する第1文字情報を読み出し、前記取得工程では、前記第1文字情報が音読される際における第1ユーザの音声に関する音読音声を取得し、前記変換工程では、前記音読音声を文字に関する第2文字情報に変換し、前記判定工程では、前記第1文字情報と、前記第2文字情報とに基づいて、前記第1文字情報と前記第2文字情報との一致箇所を判定し、前記表示制御工程では、前記第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、前記第1文字情報の中で前記一致箇所を表示させる、情報処理方法。
【0242】
(2)上記(1)に記載の情報処理方法において、前記表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び前記第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、前記一致箇所を表示させる、情報処理方法。
【0243】
(3)上記(1)又は(2)に記載の情報処理方法において、前記取得工程では、撮像された画像を前記教材として取得する、情報処理方法。
【0244】
(4)上記(1)から(3)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、前記取得工程では、入力された音声情報を前記教材として取得する、情報処理方法。
【0245】
(5)上記(1)から(4)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、前記取得工程では、入力された文字情報を前記教材として取得する、情報処理方法。
【0246】
(6)上記(1)から(5)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、記憶制御工程をさらに備え、前記記憶制御工程では、前記一致箇所の数を記憶させる、情報処理方法。
【0247】
(7)上記(1)から(6)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、前記取得工程では、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザの音読の進捗に関する進捗情報を取得する、情報処理方法。
【0248】
(8)上記(7)に記載の情報処理方法において、前記表示制御工程では、所定以上の進捗を有する前記第2ユーザが使用している教材に関する第1教材情報を表示させる、情報処理方法。
【0249】
(9)上記(1)から(8)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、送受信工程をさらに備え、前記送受信工程では、前記第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間でメッセージを送受信可能に構成される、情報処理方法。
【0250】
(10)上記(1)から(9)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、送受信工程をさらに備え、前記送受信工程では、前記第1ユーザと、該第1ユーザとは異なる第2ユーザとの間で前記教材を送受信可能に構成される、情報処理方法。
【0251】
(11)上記(1)から(10)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、前記変換工程では、前記第1文字情報を音声情報に変換し、前記表示制御工程では、前記第1文字情報の表示態様とは異ならせた表示態様で、出力された前記音声情報に対応した対応箇所を表示させる、情報処理方法。
【0252】
(12)上記(11)に記載の情報処理方法において、受付工程をさらに備え、前記受付工程では、前記第1文字情報中における任意の文字に対する選択操作を受け付け、前記変換工程では、選択された文字を音声情報に変換する、情報処理方法。
【0253】
(13)上記(11)又は(12)に記載の情報処理方法において、前記表示制御工程では、ハイライト表示、強調文字表示、及び前記第1文字情報のフォントとは異なるフォントでの表示のうち少なくとも1つの表示態様で、前記対応箇所を表示させる、情報処理方法。
【0254】
(14)上記(1)から(13)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、修正工程をさらに備え、前記判定工程では、前記第1文字情報の綴り及び文法の少なくとも一方の正誤を判定し、前記修正工程では、前記第1文字情報において誤っていると判定された箇所を修正する、情報処理方法。
【0255】
(15)上記(1)から(14)までの何れか1項に記載の情報処理方法において、前記取得工程では、前記教材の使用実績を取得し、前記表示制御工程では、所定以上の使用実績を有する教材に関する第2教材情報を表示させる、情報処理方法。
【0256】
(16)プログラムであって、上記(1)から(15)までの何れか1項に記載の情報処理方法の各工程をコンピュータに実行させる、プログラム。
【0257】
(17)情報処理装置であって、上記(1)から(15)までの何れか1項に記載の情報処理方法の各工程がなされるようにプログラムを実行させる、情報処理装置。
もちろん、この限りではない。
【符号の説明】
【0258】
100 :情報処理システム
200 :サーバ装置
210 :制御部
220 :記憶部
250 :通信部
260 :通信バス
300 :情報処理装置
310 :制御部
311 :読出部
312 :取得部
313 :変換部
314 :判定部
315 :表示制御部
316 :記憶制御部
317 :送受信部
318 :修正部
319 :受付部
320 :記憶部
330 :表示情報生成部
340 :入力受付部
350 :通信部
360 :通信バス
370 :マイク
380 :スピーカ
390 :カメラ
410 :画面
411 :領域
412 :リスニングボタン
413 :スピーキングボタン
414 :履歴ボタン
415 :教材作成ボタン
416 :教材編集ボタン
417 :教師用ボタン
420 :画面
421 :領域
422 :領域
423 :リスニング表示
424 :スピーキング表示
425 :領域
426 :再生ボタン
427 :停止ボタン
428 :OKボタン
430 :画面
431 :領域
432 :領域
433 :リスニング表示
434 :スピーキング表示
435 :領域
436 :再生ボタン
437 :停止ボタン
438 :OKボタン
440 :画面
441 :領域
442 :領域
443 :リスニング表示
444 :スピーキング表示
445 :領域
446 :開始ボタン
447 :停止ボタン
448 :OKボタン
450 :画面
451 :領域
452 :領域
453 :リスニング表示
454 :スピーキング表示
455 :領域
456 :開始ボタン
457 :停止ボタン
458 :OKボタン
460 :画面
461 :領域
462 :領域
463 :領域
464 :OKボタン
470 :画面
471 :領域
472 :領域
473 :撮影ボタン
474 :ボタン
480 :画面
481 :領域
482 :領域
483 :キーボード
484 :OKボタン
485 :ボタン
490 :画面
491 :領域
492 :領域
493 :ボタン
510 :画面
511 :領域
512 :領域
513 :入力ボックス
514 :キーボード
515 :ボタン
520 :画面
521 :領域
522 :クラス追加ボタン
523 :生徒追加ボタン
524 :生徒詳細ボタン
525 :スケジュールボタン
526 :教材配信ボタン
527 :生徒用ボタン
530 :画面
531 :領域
532 :領域
533 :領域
534 :領域
535 :保存ボタン
536 :ボタン
540 :画面
541 :領域
542 :領域
543 :領域
544 :ボタン
550 :画面
551 :領域
552 :領域
553 :領域
554 :領域
555 :領域
556 :OKボタン
560 :画面
561 :領域
562 :領域
563 :領域
564 :領域
565 :ボタン
570 :画面
571 :領域
572 :読込ボタン
573 :読込ボタン
574 :読込ボタン
575 :ボタン
580 :画面
581 :領域
582 :領域
583 :領域
584 :領域
585 :配信ボタン
586 :ボタン
590 :画面
591 :領域
592 :領域
593 :ボタン