(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024088224
(43)【公開日】2024-07-02
(54)【発明の名称】荷室ボード支持構造
(51)【国際特許分類】
B60R 5/04 20060101AFI20240625BHJP
B60L 50/64 20190101ALN20240625BHJP
【FI】
B60R5/04 Z
B60L50/64
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022203288
(22)【出願日】2022-12-20
(71)【出願人】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】株式会社SUBARU
(74)【代理人】
【識別番号】110003410
【氏名又は名称】弁理士法人テクノピア国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】上田 逸央
(72)【発明者】
【氏名】星野 寿春
【テーマコード(参考)】
3D022
5H125
【Fターム(参考)】
3D022BA10
3D022BA20
3D022BB01
3D022BC11
5H125AA01
5H125AC12
5H125FF04
(57)【要約】
【課題】荷室ボードを好適に支持する。
【解決手段】荷室ボード支持構造は、バッテリが収容されるバッテリケースと、バッテリケースの上部に配置される蓋部とを有し、荷室下方に配置されるバッテリパックと、バッテリパックの上方に配置される荷室ボードと、を備え、蓋部は、バッテリケース内に連通される開口部が形成される開口カバー部を備え、荷室ボードは、少なくとも開口カバー部に支持される。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリが収容されるバッテリケースと、前記バッテリケースの上部に配置される蓋部とを有し、荷室下方に配置されるバッテリパックと、
前記バッテリパックの上方に配置される荷室ボードと、
を備え、
前記蓋部は、前記バッテリケース内に連通される開口部が形成される開口カバー部を備え、
前記荷室ボードは、少なくとも前記開口カバー部に支持される
荷室ボード支持構造。
【請求項2】
前記蓋部は、所定のプラグを覆うプラグカバー部を備え、
前記荷室ボードは、少なくとも前記開口カバー部及び前記プラグカバー部に支持される
請求項1に記載の荷室ボード支持構造。
【請求項3】
前記開口カバー部は、前記バッテリに接続される送電ケーブルが通される開口部が形成されるケーブルカバー部を備える
請求項1又は請求項2に記載の荷室ボード支持構造。
【請求項4】
前記開口カバー部は、前記バッテリケース内に収容された電子機器に接続されるハーネスが通される開口部が形成されるハーネスカバー部を備え、
前記ケーブルカバー部及び前記ハーネスカバー部は、一体的に形成される
請求項3に記載の荷室ボード支持構造。
【請求項5】
前記ケーブルカバー部及び前記ハーネスカバー部は、交差する方向に延びている
請求項4に記載の荷室ボード支持構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の荷室に敷かれた荷室ボードを支持する荷室ボード支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車両用荷室構造としては、荷室のフロアに配置される複数の収納部と、複数の収容部を開閉するフォロアボードとが設けられ、フォロアボードは複数の収容部を区画する縁部上に支持されたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ハイブリッド自動車や電気自動車では、駆動源となるモータに電気を供給するバッテリパックが荷室下部に設けられることがある。このような自動車では、バッテリパックの上部に荷室ボードが設けられ、荷室ボード上に荷物等を搭載可能となっている。
【0005】
そのため、荷室ボード上に荷物等が搭載されることにより荷室ボードに加えられた荷重が、荷室ボードの下部に配置されたバッテリパックに伝わることになる。そこで、荷室ボードに加えられる荷重を好適に支持することが求められている。
【0006】
そこで本発明は、荷室ボードを好適に支持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る荷室ボード支持構造は、バッテリが収容されるバッテリケースと、前記バッテリケースの上部に配置される蓋部とを有し、荷室下方に配置されるバッテリパックと、前記バッテリパックの上方に配置される荷室ボードと、を備え、前記蓋部は、前記バッテリケース内に連通される開口部が形成される開口カバー部を備え、前記荷室ボードは、少なくとも前記開口カバー部に支持される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、荷室ボードを好適に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
<1.車両の概要構成>
図1は、車両1の構成概要を示した図である。なお、
図1では、車両1の構成のうち主に本発明に係る要部の構成のみを抽出して示している。
【0011】
本実施形態の車両1は、動力源としてモータ2を備えた電気自動車又はブリッド自動車である。車両1は、
図1に示すように、モータ2、バッテリパック3、インバータ4、送電ケーブル5を備える。バッテリパック3は、バッテリ11及びBCU(Battery Control Unit)12を備える。
【0012】
モータ2は、車両1を走行させる動力源であり、例えば三相交流モータである。モータ2は、バッテリ11から送電ケーブル5及びインバータ4を介して供給される電力によって駆動力を発生させ、その駆動力を駆動輪に伝達することで車両1を走行させる。なお、車両1がハイブリッド自動車である場合、動力源としてエンジンも備えることとなる。
【0013】
また、モータ2は、回生運転を行うことによって電気(電力)を生成する。モータ2の回生運転によって生成された電気は、インバータ4及び送電ケーブル5を介してバッテリ11に供給される。
【0014】
バッテリ11は、いわゆる高電圧二次電池であり、モータ2に供給するための電気を蓄電可能である。
【0015】
インバータ4は、バッテリ11から供給される直流電流を三相の交流電流に変換し送電ケーブル5を介してモータ2に供給する。また、モータ2が回生運転を行う場合、インバータ4は、モータ2から供給される交流電流を直流電流に変換し送電ケーブル5を介してバッテリ11に供給する。
【0016】
バッテリ11は、モータ2による回生運転によって充電が可能である。また、バッテリ11は、不図示の外部装置からの電気供給によっても充電が可能であってもよい。
【0017】
BCU12は、例えばECU(Electronic Control Unit)によって構成されており、バッテリ11の状態を監視し、また、バッテリ11の動作を制御する。BCU12は、バッテリ11の電流、電圧及び温度をそれぞれ測定するセンサが接続されており、これらセンサから測定結果を取得する。そして、BCU12は、センサから取得した測定結果を他のECUにハーネス17(
図3参照)を介して送信したり、センサから取得した測定結果や他のECUの指示に基づいてバッテリ11の動作を制御したりする。
【0018】
図2は、荷室7の構成を説明する図である。
図2に示すように、車両1は、後部座席6の後方に荷室7が設けられている。荷室7は、バックドア8によって開閉が可能となっている。
【0019】
荷室7の下方には、バッテリパック3が搭載されている。バッテリパック3の上部には荷室ボード9が設けられており、荷室ボード9上に荷物等を置くことが可能となっている。
【0020】
図3は、荷室7下部の断面図である。
図4は、蓋部15の斜視図である。
図3に示すように、バッテリパック3は、荷室ボード9の下方であって、上部が開口した凹状に形成されたリヤフロアパネル10内に収容され固定されている。
【0021】
バッテリパック3は、上記したバッテリ11及びBCU12に加え、ケース枠部13(13a~13d)、バッテリケース14、蓋部15及びサービスプラグ16を備えている。
【0022】
ケース枠部13は、左右方向に沿って配置される2個のケース枠部13a、13bと、前後方向に沿って配置される2個のケース枠部13c、13dとを含んで構成されている。
【0023】
ケース枠部13a、13bは前後方向に所定間隔だけ離隔して配置され、ケース枠部13c、13dは左右方向に所定間隔だけ離隔して配置されている。そして、ケース枠部13は、ケース枠部13a、13b、13c、13dが連結されることで、全体として中央が開口した略長方形状に形成されている。
【0024】
ケース枠部13は、例えばアルミニウム等の金属材でなり、下方向に開口するように断面が略U字形状となっていて剛性が高められている。バッテリパック3は、ケース枠部13が車体に不図示の締結ボルト等で締結されることで固定される。
【0025】
ケース枠部13の下部には、バッテリケース14が不図示の締結ボルト等によって取り付けられている。バッテリケース14は、上部が開口した凹形状に形成されている。バッテリケース14の中には、バッテリ11及びBCU12等が収容されている。
【0026】
ケース枠部13の上部には、バッテリケース14の開口を覆う蓋部15が設けられている。蓋部15は、2個の骨格部21、開口カバー部22、プラグカバー部23、2個のケーブル保護部24を備える。
【0027】
骨格部21は、ケース枠部13c、13dに両端が支持されるように左右方向に沿って配置されている。骨格部21は、下方向に開口するように断面が略U字形状となっていて剛性が高められている。
【0028】
骨格部21は、前後方向に離隔して2個設けられている。一方の骨格部21は、蓋部15における前後方向の略中央に配置されている。他方の骨格部21は、一対の骨格部21より後方側に配置されている。
【0029】
一方の骨格部21の前方には、開口カバー部22及びプラグカバー部23が設けられている。開口カバー部22は、前後方向に沿って延在するケーブルカバー部31と、左右方向に沿って延在するハーネスカバー部32とが一体的に形成される。そして、開口カバー部22は、全体として略T字形状に形成されている。
【0030】
ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32は、下方向に開口するように断面が略U字形状となっていて剛性が高められている。また、ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32の上面は、連続して面一に形成されている。
【0031】
ケーブルカバー部31は、断面が略U字形状となっていることにより、前方向に開口部31aが形成されている。
【0032】
開口部31aは、前方側のケース枠部13aとケーブルカバー部31とによって囲まれた空間であり、バッテリケース14内に連通されている。そして、開口部31aには、送電ケーブル5が通されているとともに、送電ケーブル5の左右に一対のケーブル保護部24が設けられている。
【0033】
バッテリパック3では、送電ケーブル5がケース枠部13aの上であって開口部31aに通されることで、バッテリケース14内に水等が浸入したとしても、送電ケーブル5が水没し漏電する可能性を低減することができる。
【0034】
送電ケーブル5は、開口部31aにおいてケース枠部13aの上面に沿って前後方向に配されている。また、送電ケーブル5は、開口部31aの前方から、ケース枠部13aの前面に沿って上下方向に配されている。
【0035】
ケーブル保護部24は、ケース枠部13aの前面に沿って上下方向に延在するとともに、ケース枠部13aの上面に沿って上端部から後方向に延在するように略直角に形成されている。ケーブル保護部24は、送電ケーブル5の厚さよりも厚く形成されている。
【0036】
これにより、例えば車両1が後方から衝突されバッテリパック3が前方に移動したときに、前方の部品と蓋部15との間にケーブル保護部24が介在することとなる。したがって、ケーブル保護部24は、前方の部品と蓋部15との間で送電ケーブル5が挟まれて損傷し漏電してしまう可能性を低減することができる。
【0037】
ハーネスカバー部32は、断面が略U字形状となっていることにより、左右方向に開口部32a、32bがそれぞれ形成されている。
開口部32aは、ケース枠部13dとハーネスカバー部32とによって囲まれた空間であり、バッテリケース14内に連通されている。そして、開口部32aには、BCU12に接続されるハーネス17が通されている。
開口部32bは、ハーネスカバー部32と蓋部15の一部とによって囲まれた空間であり、バッテリケース14内に連通されている。そして、開口部32bは、ハーネス等を通すための予備の空間として形成されている。
【0038】
プラグカバー部23は、開口カバー部22の右前方に設けられている。プラグカバー部23は、中央部分が上方向に膨らんだお椀型形状に形成されて剛性が高められている。プラグカバー部23は、蓋部15における他の部品に対して着脱可能に取り付けられている。プラグカバー部23の内部には、点検時や非常時に手操作によってバッテリ11の通電を遮断するためのサービスプラグ16が設けられている。プラグカバー部23は、通常時においてサービスプラグ16が手操作されないようにサービスプラグ16を覆っている。
【0039】
骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23は、それぞれの上面の高さが略同一に形成されている。
【0040】
車両1では、バックドア8の開口部の内装を形成するリアスカートトリム41がバッテリパック3の後方に設けられている。リアスカートトリム41は、前方側がバッテリパック3のケース枠部13bに固定されるとともに、後方側がリヤフロアパネル10に固定されている。
【0041】
そして、バッテリパック3は、上部に荷室ボード9が敷かれることで、荷室ボード9によって覆われる。このとき、荷室ボード9は、2個の骨格部21、開口カバー部22、プラグカバー部23及びリアスカートトリム41によって支持されている。なお、荷室ボード9と蓋部15との間の空間42には、例えば発泡スチロール等の充填剤(不図示)が挿入されている。
【0042】
荷室ボード9上に荷物等が搭載されることにより荷室ボード9に加えられた荷重は、荷室ボード9を支持する2個の骨格部21、開口カバー部22、プラグカバー部23及びリアスカートトリム41に伝わる。
【0043】
このとき、蓋部15の2個の骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23は、上記したように剛性が高い形状に形成されているため、荷重を好適に受けることができる。
【0044】
<2.変形例>
なお、以上の実施形態は本発明を実施する一例で有り、本発明の実施は以上の例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
【0045】
例えば、上記した実施形態では、骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23は、それぞれの上面の高さが略同一に形成されている。しかしながら、骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23の上面の高さは同一でなくてもよい。上面の高さが同一でない場合、荷室ボード9との間に形成される空間に充填剤を挿入すればよい。すなわち、骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23は、直接、又は、充填剤を介して間接的に荷室ボード9を支持するようにしてもよい。
【0046】
また、上記した実施形態では、荷室ボード9が、2個の骨格部21、開口カバー部22、プラグカバー部23及びリアスカートトリム41によって支持されているようにした。しかしながら、荷室ボード9は、2個の骨格部21、開口カバー部22、プラグカバー部23及びリアスカートトリム41の1又は複数によって支持されていればよい。このとき、荷室ボード9は、少なくとも開口カバー部22に支持されているとよい。
【0047】
また、上記した実施形態では、2個の骨格部21、開口カバー部22及びプラグカバー部23の形状は一例であり、荷室ボード9にかかる荷重を受けることができる形状、すなわち、剛性が高められた形状であれば、他の形状であってもよい。
【0048】
また、上記した実施形態では、ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32の上面が連続して面一に形成されているようにしたが、ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32の上面の高さは異なっていてもよい。
【0049】
<3.まとめ>
上記のように実施形態の荷室ボード支持構造は、バッテリ11が収容されるバッテリケース14と、バッテリケース14の上部に配置される蓋部15とを有し、荷室7下方に配置されるバッテリパック3と、バッテリパック3の上方に配置される荷室ボード9と、を備え、蓋部15は、バッテリケース14内に連通される開口部31a、32a、32bが形成される開口カバー部22を備え、荷室ボード9は、少なくとも開口カバー部22に支持される。
これにより、荷室ボード9上に荷物等が搭載されることにより荷室ボード9に加えられた荷重を開口カバー部22で受けることができる。
このとき、蓋部15には、例えば、ケース枠部13aの上に送電ケーブル5を通すために蓋部15に開口部31aが形成されているとよい。そして、荷室ボード支持構造では、送電ケーブル5を通すための開口部31aを形成する開口カバー部22によって荷室ボード9を支持することができるため、荷室ボード9を支持する新たな部品を設ける必要がなくなる。
そのため、荷室ボード支持構造は、部品点数を削減することができるともに、充填剤を減らすことができる。かくして、荷室ボード支持構造は、荷室ボード9を好適に支持することができる。
【0050】
蓋部15は、所定のプラグ(サービスプラグ16)を覆うプラグカバー部23を備え、荷室ボード9は、少なくとも開口カバー部22及びプラグカバー部23に支持される。
バッテリパック3には、バッテリ11の通電を遮断するためのサービスプラグ16を設ける必要がある。そして、サービスプラグ16は、通常時に手操作されないため操作不可な状態にする必要がある。そこで、蓋部15には、サービスプラグ16を覆うプラグカバー部23が設けられている。
そして、荷室ボード支持構造では、サービスプラグ16を覆うプラグカバー部23によって荷室ボード9を支持することができる。そのため、荷室ボード支持構造は、荷室ボード9を支持する新たな部品を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができるとともに、荷室ボード9を好適に支持することができる。
【0051】
開口カバー部22は、バッテリ11に接続される送電ケーブル5が通される開口部31aが形成されるケーブルカバー部31を備える
これにより、荷室ボード支持構造は、送電ケーブル5を通すための開口部31aを形成するケーブルカバー部31によって荷室ボード9を支持することができる。そのため、荷室ボード支持構造は、荷室ボード9を支持する新たな部品を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができるとともに、荷室ボード9を好適に支持することができる。
【0052】
開口カバー部22は、バッテリケース14内に収容された電子機器(BCU12)に接続されるハーネス17が通される開口部32aが形成されるハーネスカバー部32を備え、ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32は、一体的に形成される。
これにより荷室ボード9上に荷物等が搭載されることにより荷室ボード9に加えられた荷重をケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32で受けることができる。
このとき、ケース枠部13dの上にハーネス17を通すために蓋部15には開口部32aが形成されているとよい。そして、ハーネス17を通すための開口部32aを形成するハーネスカバー部32によって荷室ボード9を支持することができる。そのため、荷室ボード支持構造は、荷室ボード9を支持する新たな部品を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができるとともに、荷室ボード9を好適に支持することができる。
また、ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32が一体的に形成されることで剛性を高めることができる。したがって、荷室ボード9から伝わる荷重に対する強度をさらに高めることができる。
【0053】
ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32は、交差する方向に延びている。
ケーブルカバー部31及びハーネスカバー部32が例えば直交する方向に延びているため、これらの剛性をより高めることができる。
【符号の説明】
【0054】
1 車両
3 バッテリパック
7 荷室
9 荷室ボード
12 BCU
13 ケース枠部
15 蓋部
16 サービスプラグ
21 骨格部
22 開口カバー部
31 ケーブルカバー部
32 ハーネスカバー部