(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024088312
(43)【公開日】2024-07-02
(54)【発明の名称】ワークフローの承認システム、承認順序設定方法及び承認順序設定プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/10 20230101AFI20240625BHJP
【FI】
G06Q10/10 310
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022203420
(22)【出願日】2022-12-20
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147304
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 知哉
(74)【代理人】
【識別番号】100148493
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 浩二
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】武田 健資
(72)【発明者】
【氏名】中谷 裕介
【テーマコード(参考)】
5L010
5L049
【Fターム(参考)】
5L010AA07
5L010AA12
5L049AA07
5L049AA12
(57)【要約】
【課題】承認欄の配置が予め決められていなくても、承認欄を認識して承認順序を設定することを可能にする。
【解決手段】ワークフロー承認システム100は、取得部11と、認識部14と、ルート設定部15とを備える。取得部11は、第1画像G1を取得する。認識部14は、第1画像G1に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、第1画像G1に含まれる1つ以上の承認欄を認識する。ルート設定部15は、認識部14によって認識された1つ以上の承認欄の配列に基づいて、第1画像G1を承認する承認者の順序を示す承認順序D1を設定する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1画像を取得する取得部と、
前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識する認識部と、
前記認識部によって認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定するルート設定部と
を備える、ワークフローの承認システム。
【請求項2】
前記認識部によって認識された前記1つ以上の承認欄に対応する承認欄画像を前記第1画像に重畳した第2画像を表示装置に表示する表示処理部を更に備える、請求項1に記載のワークフローの承認システム。
【請求項3】
前記1つ以上の承認欄画像を重畳する位置及び前記1つ以上の承認欄画像の形状の少なくとも一方を変更する変更部を更に備える、請求項2に記載のワークフローの承認システム。
【請求項4】
前記1つ以上の承認欄に対応する前記承認者として対象人物が前記承認順序に割り当てられた承認ルートを記憶する記憶部と、
前記承認ルートに割り当てられた前記対象人物に対して、前記承認順序に従って前記第2画像に対応する第2画像情報を送信する送信部と
を更に備える、請求項2又は請求項3に記載のワークフローの承認システム。
【請求項5】
前記対象人物を示す識別情報を入力する入力操作を受け付ける第1受付部を備え、
前記ルート設定部は、前記第1受付部が受け付けた前記識別情報を前記対象人物として前記承認者に割り当てる、請求項4に記載のワークフローの承認システム。
【請求項6】
前記送信部から送信された前記第2画像情報を受信する受信部と、
前記対象人物の操作を受け付ける第2受付部と、
前記対象人物による前記操作を前記第2受付部が受け付けると、前記受信部が受信した前記第2画像情報に対応する前記第2画像に含まれる前記1つ以上の承認欄のうち、前記対象人物に対応する承認欄に承認画像を付加する承認部と
を更に備え、
前記承認部によって前記承認画像が付加されると、前記送信部は、前記承認画像が付加されていない前記承認欄に対応する対象人物に前記第2画像情報を送信する、請求項4に記載のワークフローの承認システム。
【請求項7】
新たに設定された承認順序が、前記記憶部に記憶済みの承認ルートの承認順序と同じである場合、前記ルート設定部は、前記記憶部に記憶済みの承認ルートに割り当てられた対象人物を前記承認者として選択する、請求項4に記載のワークフローの承認システム。
【請求項8】
前記第1画像の一部の領域を対象領域に設定する領域設定部を更に備え、
前記認識部は、前記対象領域に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記対象領域に含まれる1つ以上の承認欄を認識する、請求項1に記載のワークフローの承認システム。
【請求項9】
取得部が第1画像を取得するステップと、
認識部が前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識するステップと、
ルート設定部が認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定するステップと、
を含む、承認順序設定方法。
【請求項10】
第1画像を取得する取得部、
前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識する認識部、及び、
前記認識部によって認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定するルート設定部
としてコンピューターを機能させる、承認順序設定プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワークフローの承認システム、承認順序設定方法及び承認順序設定プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている文書の処理を行う情報処理装置は、紙文書を読み取った画像データから必要な情報を抽出して予め登録していたワークフローに関する情報を参照することにより、紙文書の処理に必要なワークフローを判別する。また、特許文献1の情報処理装置は、画像データから押印欄の画像データを抽出して、予め登録していたワークフローの処理段階に関する情報を参照することによりワークフローにおける処理段階を判別して対応する他の情報処理装置に紙文書の画像データを送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の情報処理装置は、紙文書の処理に必要なワークフローと紙文書のレイアウト情報との異なる複数の組み合わせを登録している。特許文献1の情報処理装置は、紙文書を読み取った画像データからレイアウト情報を抽出して、登録された各レイアウト情報とのマッチングを行うことにより、紙文書の処理に必要なワークフローを判別する。したがって、予め登録されたレイアウト情報以外のレイアウト情報を有する文書に対して、必要なワークフローを判別することができない。
【0005】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、承認欄の配置が予め決められていなくても、承認欄を認識して承認順序を設定することが可能なワークフローの承認システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るワークフローの承認システムは、取得部と、認識部と、ルート設定部とを備える。前記取得部は、第1画像を取得する。前記認識部は、前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識する。前記ルート設定部は、前記認識部によって認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定する。
【0007】
本開示に係る承認順序設定方法は、取得部が第1画像を取得するステップと、認識部が前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識するステップと、ルート設定部が認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定するステップとを含む。
【0008】
本開示に係る承認順序設定プログラムは、第1画像を取得する取得部、前記第1画像に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、前記第1画像に含まれる1つ以上の承認欄を認識する認識部、及び、前記認識部によって認識された前記1つ以上の承認欄の配列に基づいて、前記第1画像を承認する承認者の順序を示す承認順序を設定するルート設定部としてコンピューターを機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、承認欄の配置が予め決められていなくても、承認欄を認識して承認順序を設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本実施形態に係るワークフロー承認システムを示す図である。
【
図2】本実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
【
図3】本実施形態に係る情報処理装置において取得される第1画像の一例を示す図である。
【
図4】本実施形態に係るワークフロー承認システムにおける承認順序を示す図である。
【
図5】承認欄を示す承認欄画像を含む第2画像の一例を示す図である。
【
図6】本実施形態に係るワークフロー承認システムにおける第2画像の他の例を示す図である。
【
図7】本実施形態に係るワークフロー承認システムにおける承認ルートを示す図である。
【
図8】本実施形態に係るワークフロー承認システムにおいて表示部に表示される通知画面を示す図である。
【
図9】1人目の対象人物による承認後の第2画像を示す図である。
【
図10】本実施形態に係るワークフロー承認方法を示すフローチャートである。
【
図11】本実施形態に係るワークフロー承認方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0012】
図1を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認システム100の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るワークフロー承認システム100を示す図である。
図1に示すように、ワークフロー承認システム100は、情報処理装置101と、3つの操作端末102、103、104と、ネットワーク20とを備える。なお、ワークフロー承認システム100が備える操作端末の数は、3つに限らない。ワークフロー承認システム100において、例えば、操作端末102における申請処理に対して、操作端末103、104が承認処理を行う。本実施形態において、操作端末102のユーザーは、ワークフローの申請者であり、操作端末103、104のユーザーは、ワークフローの承認者である。
【0013】
情報処理装置101、操作端末102、操作端末103及び操作端末104は、ネットワーク20を介して互いに通信を行うことができる。ネットワーク20は、例えば、LAN(Local Area Network)、無線LAN、携帯電話通信網、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)等のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0014】
操作端末102、103、104は、ユーザーが使用する端末であり、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、タブレット端末、又はスマートフォンであり得る。操作端末102、103、104の各々は、図示しない、操作部と、表示部と、制御部と、記憶部とを備える。
【0015】
操作部は、キーボード、マウス、トラックパッド等を含む。操作端末102に対するユーザー(申請者)の操作を受け付ける。操作端末102の操作部は、第1受付部21の一例である。
【0016】
表示部は、例えば、液晶ディスプレイ及び有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等を含む。制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーを含む。
【0017】
記憶部は、半導体メモリー及びハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置を含む。記憶部は、データ及びコンピュータープログラム等を記憶する。
【0018】
制御部は、操作部、表示部及び記憶部を制御する。また、制御部は、ネットワーク20を介して情報処理装置101又は他の操作端末と各種データの送受信を行う。
【0019】
次に、
図2及び
図3を参照して、本実施形態に係る情報処理装置101を説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置101の機能ブロック図である。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置101において取得される第1画像の一例を示す図である。
【0020】
情報処理装置101は、例えば、サーバーであり得る。情報処理装置101は、取得部11と、領域設定部12と、記憶部13と、認識部14と、ルート設定部15と、表示処理部16と、変更部17と、送信部18と、承認部23とを備える。情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーと、ネットワーク20を介して各操作端末と各種データの送受信を行う通信モジュールとを含む。記憶部13は、半導体メモリー及びハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置を含む。記憶部13は、データ及びコンピュータープログラム等を記憶する。コンピュータープログラムには、承認順序設定プログラムが含まれる。情報処理装置101のプロセッサーは、記憶部13に記憶された承認順序設定プログラムを実行することにより、取得部11、領域設定部12、認識部14、ルート設定部15、表示処理部16、及び変更部17、及び送信部18として機能する。送信部18は、通信モジュールによる送信処理を制御する。
【0021】
操作端末102において申請処理が開始されると、操作端末102は、申請書を示す第1画像G1を生成する。取得部11は、第1画像G1を取得する。具体的には、情報処理装置101の通信モジュールが、操作端末102から情報処理装置101に対して送信された第1画像G1を受信すると、取得部11は、通信モジュールによって受信された第1画像G1を取得する。なお、第1画像G1は、操作端末102から送信される以外に、記憶部13に予め記憶されていてもよい。この場合、取得部11は、記憶部13から取得する。
【0022】
表示処理部16は、第1画像G1を操作端末102の表示部に表示させる。具体的には、表示処理部16は、通信モジュールを介して、第1画像G1と、第1画像G1を操作端末102の表示部に表示させる指示とを操作端末102に対して送信する。操作端末102の制御部は、表示処理部16から送信された第1画像G1と指示とを受信し、指示に従って第1画像G1を表示部に表示させる。
【0023】
この状態において、操作端末102の操作部が操作端末102に対するユーザー(申請者)の操作を受け付けると、操作端末102の制御部は、申請者の操作に応じた指示を情報処理装置101に送信する。情報処理装置101のプロセッサーは、通信モジュールを介して、操作端末102からの指示を受信し、受信した指示に従って情報処理装置101を制御する。
【0024】
図3に示すように、第1画像G1は、一例として、3つの承認欄S1、S2、S3を含む。
【0025】
領域設定部12は、通信モジュールを介して、操作端末102から送信された、申請者によるマウスのドラッグ操作、又はトラックパッドのタッチ操作によって選択された第1画像G1の一部の領域を示す選択情報を受信すると、選択情報に基づいて、第1画像G1の一部の領域を対象領域R1に設定する。
図3に示す例では、第1画像G1のうち、3つの承認欄S1、S2、S3を含む円形の領域が選択されたとする。
【0026】
認識部14は、第1画像G1に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、第1画像G1に含まれる1つ以上の承認欄を認識する。具体的には、認識部14は、第1画像G1の対象領域R1に対して画像処理を行い、対象領域R1に含まれる各画素の色及び座標に基づいて、対象領域R1に3つの文字C1、C2、C3が横並びで含まれ、文字C1、C2、C3の各々の下方に枠線があると判定する。認識部14は、3つの文字C1、C2、C3と枠線との位置関係に基づいて、文字C1の下方の枠線が承認欄S1であると認識し、文字C2の下方の枠線が承認欄S2であると認識し、文字C3の下方の枠線が承認欄S3であると認識する。なお、対象領域R1における文字と枠線との組み合わせの配置は、
図3に示す例に限らない。
【0027】
次に、
図2~
図4を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認システム100において設定される承認順序D1について説明する。
図4は、本実施形態に係るワークフロー承認システム100における承認順序D1を示す図である。
【0028】
図2に示すルート設定部15は、認識部14によって認識された承認欄S1、S2、S3の配列に基づいて、第1画像G1を承認する承認者の順序を示す承認順序D1を設定する。
【0029】
例えば、ルート設定部15は、
図3に示すように、対象領域R1において、右から左に向かって文字C1「承認1」、文字C2「承認2」及び文字C3「承認3」が昇順に並んでいることから、「承認1」、「承認2」、「承認3」の順に承認順序D1を設定する。具体的には、ルート設定部15は、「承認1」を1人目の承認者として設定し、「承認2」を2人目の承認者として設定し、「承認3」を3人目の承認者として設定する。なお、ルート設定部15は、
図3に示す文字の並びであっても、例えば「承認3」、「承認2」、「承認1」の順に承認順序D1を設定してもよい。
【0030】
次に、
図2及び
図5を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認システム100における承認欄及び承認順序D1の確認方法について説明する。
図5は、承認欄を示す承認欄画像30を含む第2画像G2の一例を示す図である。
【0031】
図2及び
図5に示すように、表示処理部16は、認識部14によって認識された承認欄S1、S2、S3にそれぞれ対応する承認欄画像30である承認欄画像30A、30B、30Cを第1画像G1に重畳した第2画像G2を生成して操作端末102の表示部に表示させる。
【0032】
例えば、表示処理部16は、承認欄S1、S2、S3にそれぞれ対応した形状とサイズを有する承認欄画像30A、30B、30Cを生成し、第1画像G1における承認欄S1、S2、S3の位置に配置する。表示処理部16は、承認欄画像30A、30B、30Cを第1画像G1に配置した第2画像G2を生成して記憶部13に記憶させるとともに、通信モジュールを介して、第2画像G2を操作端末102に送信する。操作端末102の制御部は、表示処理部16によって送信された第2画像G2を受信し、第2画像G2を表示部に表示させる。
【0033】
ここで、例えば、認識部14による対象領域R1における文字又は枠線の誤認等により、承認欄画像30A、30B、30Cが、第1画像G1における承認欄S1、S2、S3の位置に正しく配置されないことがある。
【0034】
次に、
図6を参照して、第2画像G2における承認欄画像30の調整について説明する。
図6は、本実施形態に係るワークフロー承認システム100における第2画像G2の他の例を示す図である。
図6に示す第2画像G2は、
図3に示す第2画像G2に比べて、承認欄画像30Cの代わりに承認欄画像30Dを含む。承認欄画像30Dは、承認欄S3から外側に外れた位置に配置される。
【0035】
図2に示す変更部17は、操作端末102のユーザー(申請者)の操作に応じて、承認欄画像30を重畳する位置及び承認欄画像30の形状の少なくとも一方を変更する。
【0036】
例えば、申請者は、マウス又はトラックパッド等を操作して、操作端末102の表示部に表示された第2画像G2の承認欄画像30Dを選択する。更に、申請者は、マウス又はトラックパッド等を操作することで、承認欄画像30Dの第2画像G2における位置、又は承認欄画像30Dのサイズを変更する指示を操作端末102に対して入力する。
【0037】
操作端末102は、入力された指示を情報処理装置101に送信する。情報処理装置101の変更部17は、通信モジュールを介して、操作端末102からの指示を受信する。変更部17は、受信した指示に従って、記憶部13の第2画像G2を更新する。具体的には、変更部17は、記憶部13の第2画像G2に対して、受信した指示に従って承認欄画像30Dの第2画像G2における位置、又は承認欄画像30Dのサイズを変更する。
【0038】
図6では、申請者の操作によって位置を移動した後の承認欄画像30Dを、承認欄画像30Eとして破線で示す。例えば、表示処理部16は、変更部17による変更処理後の第2画像G2を操作端末102の表示部に表示させる。
【0039】
次に、
図2及び
図7を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認システム100における承認ルートRT1の設定について説明する。
図7は、本実施形態に係るワークフロー承認システム100における承認ルートRT1を示す図である。
【0040】
図2に示すルート設定部15は、承認順序D1に対象人物を割り当てる。例えば、操作端末102のユーザー(申請者)は、承認順序D1に割り当てる対象人物を示す識別情報を操作端末102に対して入力する。具体的には、申請者は、対象人物「A」を示す識別情報と、対象人物「A」の割り当て先が承認順序D1の「承認1」であることを示す割当情報とを入力する。また、申請者は、対象人物「B」を示す識別情報と、対象人物「B」の割り当て先が承認順序D1の「承認2」であることを示す割当情報とを入力する。また、申請者は、対象人物「C」を示す識別情報と、対象人物「C」の割り当て先が承認順序D1の「承認3」であることを示す割当情報とを入力する。識別情報は、一例として、個人ID、又はメールアドレス等である。
【0041】
操作端末102の操作部は、ユーザーによる識別情報及び割当情報の入力操作を受け付ける。操作端末102の制御部は、入力された識別情報及び割当情報を情報処理装置101に送信する。
【0042】
情報処理装置101のルート設定部15は、通信モジュールを介して、操作端末102から送信された識別情報及び割当情報を受信する。ルート設定部15は、識別情報及び割当情報に基づいて、承認順序D1の「承認1」に、対象人物「A」を示す識別情報を設定する。また、ルート設定部15は、識別情報及び割当情報に基づいて、承認順序D1の「承認2」に、対象人物「B」を示す識別情報を設定する。また、ルート設定部15は、識別情報及び割当情報に基づいて、承認順序D1の「承認3」に、対象人物「C」を示す識別情報を設定する。
【0043】
ルート設定部15は、識別情報を設定済みの承認順序D1を承認ルートRT1として記憶部13に記憶する。なお、ルート設定部15は、ワークフローの申請者を示す情報として、申請者の個人ID、又はメールアドレス等を承認ルートRT1に含めてもよい。
【0044】
次に、ワークフロー承認システム100におけるワークフローの承認処理について説明する。
【0045】
本実施形態において、生成された申請書に対して承認を求める場合、申請書を示す画像情報が、承認者に順に送信される。具体的には、
図2に示す送信部18は、承認ルートRT1に割り当てられた対象人物に対して、表示処理部16によって生成された第2画像G2に対応する第2画像情報J2を、承認順序D1に従って送信するように通信モジュールを制御する。第2画像情報J2は、第2画像G2を示すバイナリデータ、又は第2画像G2に対応するハイパーリンクを示す情報を含む。
【0046】
送信部18は、記憶部13の第2画像G2を参照し、第2画像G2における承認欄S1、S2、S3のうち、空白かつ最前の承認欄を特定する。例えば、送信部18は、承認欄S1、S2、S3に対応する画素の色を判別し、承認欄S1、S2、S3にそれぞれ含まれる全部の画素が同じ色を示す場合、承認欄S1、S2、S3をそれぞれ空白であると判定する。送信部18は、記憶部13の承認ルートRT1を参照し、空白であると判定した承認欄S1、S2、S3のうち、承認ルートRT1の最前に配置された承認者(対象人物)に対応する承認欄を特定する。例えば、第2画像G2がいずれの承認者からも未承認である場合、送信部18は、承認欄S1を特定する。送信部18は、承認ルートRT1に基づいて、特定した承認欄S1に対応する対象人物「A」を示す識別情報を取得する。送信部18は、取得した識別情報に基づいて、第2画像情報J2を対象人物「A」に送信する。
【0047】
本実施形態において、操作端末103(
図1)が対象人物「A」の操作端末であるとする。操作端末103の制御部は、情報処理装置101の送信部18によって送信された、第2画像情報J2を受信する。操作端末103の制御部は、
図2に示す受信部19の一例である。操作端末103の制御部は、第2画像情報J2を受信すると、例えば、第2画像情報J2の受信を通知する通知画面V1を生成して操作端末103の表示部に表示させる。
【0048】
次に、
図8を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認システム100において表示部に表示される通知画面V1について説明する。
図8は、本実施形態に係るワークフロー承認システム100において表示部に表示される通知画面V1を示す図である。
【0049】
図8に示すように、通知画面V1は、第1メッセージ画像MSG1と、第2メッセージ画像MSG2と、承認ボタン画像B1と、差戻ボタン画像B2とを含む。
【0050】
第1メッセージ画像MSG1は、第2画像情報J2の受信を通知するメッセージ「申請が届いています。」を含む画像である。第2メッセージ画像MSG2は、第2画像情報J2を示す画像である。例えば、第2画像情報J2が第2画像G2に対応するハイパーリンクL1を示す情報である場合、ハイパーリンクL1が第2メッセージ画像MSG2として通知画面V1に配置される。
【0051】
例えば、承認者である対象人物「A」がマウス又はトラックパッド等を操作して第2メッセージ画像MSG2をタップ又はクリックすると、操作端末103の制御部は、通知画面V1に代えて第2画像G2を表示するように操作端末103の表示部を制御する。
【0052】
承認ボタン画像B1は、承認者が申請書を承認する際に押下するボタンを示す。差戻ボタン画像B2は、承認者が申請書を承認せず申請者に差し戻す際に押下するボタンを示す。
【0053】
承認者が申請書を承認する場合、承認者は、マウス又はトラックパッド等を操作して承認ボタン画像B1をタップ又はクリックする。操作端末103の操作部は、承認者による操作を受け付ける。操作端末103の操作部は、第2受付部22の一例である。操作端末103の制御部は、操作部が受け付けた承認ボタン画像B1をタップ又はクリックする操作に応じて、申請書が対象人物「A」によって承認されたことを示す承認情報AP1を情報処理装置101に送信する。
【0054】
次に、
図9を参照して、1人目の承認者である対象人物「A」による承認後の第2画像G2について説明する。
図9は、1人目の承認者による承認後の第2画像G2を示す図である。
【0055】
図2に示す情報処理装置101の承認部23は、操作端末103から送信された承認情報AP1を受信する。承認部23は、受信した承認情報AP1に基づいて、
図9に示す記憶部13の第2画像G2に含まれる承認欄S1、S2、S3のうち、対象人物「A」に対応する承認欄S1に承認画像を付加する。具体的には、承認部23は、記憶部13の承認ルートRT1を参照し、承認情報AP1に基づいて、対象人物「A」が「承認1」に割り当てられていることを特定する。承認部23は、第2画像G2参照し、特定した「承認1」に対応する承認欄が承認欄S1であると特定する。また、承認部23は、第2画像G2に含まれる承認欄S1に対応する承認欄画像30Aの座標を特定する。
【0056】
承認部23は、対象人物「A」を示す承認画像41を生成し、特定した承認欄画像30Aの座標に基づいて、生成した承認画像41を第2画像G2における承認欄S1の位置に配置して第2画像G2を更新する。承認画像41は、一例として、電子印である。承認画像41は、電子印以外に、対象人物「A」を示すテキストデータ、又はアイコン等でもよい。
【0057】
承認部23によって承認画像41が第2画像G2に付加されると、送信部18は、承認画像41が付加されていない承認欄に対応する対象人物に第2画像情報J2を送信するように通信モジュールを制御する。
【0058】
送信部18は、記憶部13の第2画像G2を参照し、第2画像G2における承認欄S1、S2、S3のうち、承認画像41が付加された承認欄に対応する承認者の次の承認者を示す承認欄を特定する。
図9に示す例では、送信部18は、承認画像41が付加された承認欄S1に対応する「承認1」の次の承認者である「承認2」を示す承認欄S2を特定する。送信部18は、記憶部13の承認ルートRT1を参照し、特定した承認欄S2に対応する対象人物「B」を示す識別情報を取得する。送信部18は、取得した識別情報に基づいて、第2画像情報J2を対象人物「B」に送信する。
【0059】
本実施形態において、操作端末104(
図1)が対象人物「B」の操作端末であるとする。操作端末104における処理、及び対象人物「B」の操作端末104に対する操作は、それぞれ、操作端末103における処理、及び対象人物「A」の操作端末103に対する操作と同様であるため、説明を省略する。
【0060】
また、操作端末104において、対象人物「B」によって申請書が承認された後の情報処理装置101の承認部23及び送信部18の処理は、対象人物「A」による承認処理後の処理と同様であるため、説明を省略する。
【0061】
本実施形態において、対象人物「B」による承認処理後、送信部18は、第2画像情報J2を対象人物「C」に送信する。図示しない対象人物「C」の操作端末における処理、及び対象人物「C」の図示しない操作端末に対する操作は、それぞれ、操作端末104における処理、及び対象人物「B」の操作端末104に対する操作と同様であるため、説明を省略する。
【0062】
送信部18は、記憶部13の第2画像G2を参照し、第2画像G2における承認欄S1、S2、S3のすべてに承認画像41が付加されていると判定し、承認者に承認完了を通知する。
【0063】
例えば、送信部18は、第2画像G2における承認欄S1、S2、S3のすべてに承認画像41が付加されていると判定すると、記憶部13の承認ルートRT1を参照し、承認ルートRT1に含まれる申請者を示す情報を取得する。
【0064】
送信部18は、取得した申請者を示す情報に基づいて、例えば、承認完了を通知するメッセージを申請者に送信する。
【0065】
[承認ルートRT1設定の変形例]
本実施形態において、申請者によって対象人物を示す識別情報が入力されることで承認順序D1に対象人物が割り当てられる以外に、記憶部13に記憶済みの承認ルートRT1を参照することで承認順序D1に対象人物が割り当てられてもよい。
【0066】
例えば、ルート設定部15は、新たに承認順序D2を設定したとき、記憶部13を参照する。記憶部13に承認ルートRT1が記憶されていると、ルート設定部15は、承認ルートRT1を記憶部13から取得し、承認ルートRT1の承認順序D1と承認順序D2とを比較する。ルート設定部15は、承認順序D1と承認順序D2とが同じであると判定すると、承認ルートRT1に設定された複数の識別情報と、複数の識別情報にそれぞれ対応する割り当て先を示す割当情報とを取得する。ルート設定部15は、取得した複数の識別情報と割当情報とに基づいて、複数の識別情報を承認順序D2に設定する。
【0067】
次に、
図10及び
図11を参照して、本実施形態に係るワークフロー承認方法について説明する。
図10及び
図11は、本実施形態に係るワークフロー承認方法を示すフローチャートである。
図11は、
図10の続きである。
【0068】
図10に示すように、まず、操作端末102において申請処理が開始されると、取得部11は、第1画像G1を取得する(ステップS11)。
【0069】
領域設定部12は、申請者の操作に応じた選択情報に基づいて、第1画像G1の一部の領域を対象領域R1に設定する(ステップS12)。
【0070】
認識部14は、第1画像G1の対象領域R1に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて、第1画像G1に含まれる承認欄S1、S2、S3を認識する(ステップS13)。
【0071】
表示処理部16は、認識部14によって認識された承認欄S1、S2、S3にそれぞれ対応した形状とサイズを有する承認欄画像30A、30B、30Cを生成し、第1画像G1における承認欄S1、S2、S3の位置に配置することで、承認欄S1、S2、S3にそれぞれ対応する3つの承認欄画像30を第1画像G1に重畳した第2画像G2を生成する(ステップS14)。
【0072】
承認欄画像30の第2画像G2における位置、又は承認欄画像30のサイズを変更する指示が入力された場合、変更部17は、入力され指示に従って承認欄画像30の第2画像G2における位置、又は承認欄画像30のサイズを変更する(ステップS15)。
【0073】
ルート設定部15は、認識部14によって認識された承認欄S1、S2、S3の配列に基づいて、第1画像G1を承認する承認者の順序を示す承認順序D1を設定する(ステップS16)。
【0074】
ルート設定部15は、記憶部13を参照し(ステップS17)、記憶部13に承認順序D1を有する承認ルートRT1が記憶済みである場合(ステップS17でYes)、承認ルートRT1に設定された複数の識別情報を承認順序D1に設定する。つまり、ルート設定部15は、承認ルートRT1を設定する(ステップS20)。処理は、
図11のステップS21に進む。
【0075】
一方、承認順序D1を有する承認ルートRT1が記憶部13に記憶されていない場合(ステップS17でNo)、第1受付部は、識別情報及び割当情報の入力操作を受け付ける(ステップS18)。
【0076】
ルート設定部15は、第1受付部が受け付けた識別情報及び割当情報に基づいて、識別情報を承認順序D1に設定し、承認順序D1に対象人物を割り当てて、(ステップS19)承認ルートRT1を設定する(ステップS20)。処理は、
図11のステップS21に進む。
【0077】
送信部18は、承認ルートRTに割り当てられた対象人物に対して、第2画像G2に対応する第2画像情報J2を、承認順序D1に従って、承認順序D1における1人目の承認者に送信する(ステップS21)。
【0078】
受信部19は、送信部18によって送信された第2画像情報J2を受信する(ステップS22)。
【0079】
承認者による操作を第2受付部22が受け付けると、承認部23は、対象人物を示す承認画像41を生成して第2画像G2における対象人物に対応する承認欄に付加する(ステップS23)。
【0080】
承認欄に承認画像41が付加されると、送信部18は、次の送信先を決定する(ステップS24)。送信部18は、承認画像41が付加された承認欄に対応する承認者の次の承認者の承認欄に承認画像41が付加されていない場合(ステップS24でYes)、次の承認者を送信先として決定して、第2画像情報J2を送信する(ステップS21)。
【0081】
一方、すべての承認欄に承認画像41が付加されている場合(ステップS24でNo)、送信部18は、承認完了を通知するメッセージを申請者に送信する(ステップS25)。
【0082】
なお、本実施形態において、対象領域R1が設定されなくてもよい。この場合、第1画像G1の全部に対して画像処理を行い、第1画像G1の全部に含まれる承認欄を認識する。また、領域設定部12は、情報処理装置101に設けられなくてもよい。
【0083】
なお、本実施形態において、情報処理装置101は、サーバーであり、操作端末102、103、104とは異なる装置として設けられる構成としたが、情報処理装置101は、操作端末102、103、104のいずれかに設けられてもよい。
【0084】
以上のように、ワークフロー承認システム100は、1つ以上の承認欄を含む第1画像G1を取得し、第1画像G1に含まれる文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて承認欄を認識し、認識した承認欄の配列に基づいて、第1画像G1を承認する承認者の順序を示す承認順序D1を設定する。したがって、ワークフロー承認システム100において、第1画像G1における承認欄の配置によらず、文字と枠線との組み合わせの配置に基づいて第1画像G1における承認欄の位置を特定できるため、承認欄の配置が予め決められた定型文書でなくても、容易に承認順序の設定が可能になる。
【0085】
また、ワークフロー承認システム100において、承認欄に対応する承認欄画像30を第1画像G1に重畳した第2画像G2が表示装置に表示される。これにより、例えば、ワークフロー承認システム100において承認欄が正しく認識されたか否かをワークフローの申請者が容易に判断できる。
【0086】
また、ワークフロー承認システム100において、第2画像G2における承認欄画像30を重畳する位置及び承認欄画像30の形状の少なくとも一方が変更される。したがって、ワークフロー承認システム100において承認欄が誤って認識された場合においても、承認欄画像30を承認欄の位置に正しく配置できる。
【0087】
また、ワークフロー承認システム100において、承認欄に対応する承認者として対象人物が承認順序D1に割り当てられた承認ルートRT1を記憶し、承認ルートRT1に割り当てられた承認者に対して、承認順序D1に従って第2画像G2に対応する第2画像情報J2が送信される。このように、第2画像情報J2が承認ルートRT1に割り当てられた承認者に対して、順に送信されるため、第2画像情報J2が承認者の順番を間違えて送信されたり、承認者以外に第2画像情報J2が送信されることを防ぐことができる。
【0088】
また、ワークフロー承認システム100において、受け付けた入力操作に従って、入力された識別情報が対象人物として割り当てられる。したがって、ワークフローの申請者は、任意の対象人物を承認者として選択できる。
【0089】
また、ワークフロー承認システム100において、第2画像情報J2を受信した承認者の操作を受け付けると、第2画像G2に含まれる1つ以上の承認欄のうち、第2画像情報J2を受信した承認者に対応する承認欄に承認画像が付加されるとともに、次の承認者に対して第2画像情報J2が送信される。このように、承認者の操作によって、承認画像が付加と第2画像情報J2の送信とが行われるため、承認者による承認処理がより容易になる。
【0090】
また、ワークフロー承認システム100において、新たに設定された承認順序D2が、記憶済みの承認ルートRT1の承認順序D1と同じである場合、承認ルートRT1に割り当てられた対象人物が承認者として選択される。したがって、以前に設定した承認ルートRT1における承認者が承認順序D2に対して設定されるため、申請者による作業を削減できる。
【0091】
また、ワークフロー承認システム100において、第1画像G1の一部の領域が対象領域R1に設定され、対象領域R1に含まれる1つ以上の承認欄が認識される。このように、承認欄が配置される範囲を限定することで、承認欄の認識精度を向上させることができる。
【0092】
以上、図面を参照して本開示の実施形態について説明した。ただし、本開示は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、又は、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
【0093】
また、図面は、本開示の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0094】
本開示は、ワークフローの承認の分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0095】
11 :取得部
12 :領域設定部
13 :記憶部
14 :認識部
15 :ルート設定部
16 :表示処理部
17 :変更部
18 :送信部
19 :受信部
20 :ネットワーク
21 :第1受付部
22 :第2受付部
23 :承認部
30、30A~30E :承認欄画像
:承認欄画像
41 :承認画像
100 :ワークフロー承認システム
C1、C2、C3 :文字
D1、D2 :承認順序
G1 :第1画像
G2 :第2画像
J2 :第2画像情報
R1 :対象領域
RT1 :承認ルート
S1、S2、S3 :承認欄
V1 :通知画面