(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024008909
(43)【公開日】2024-01-19
(54)【発明の名称】スプーン及び箸自動包装装置
(51)【国際特許分類】
B65B 63/00 20060101AFI20240112BHJP
B65B 55/16 20060101ALI20240112BHJP
B65B 55/18 20060101ALI20240112BHJP
【FI】
B65B63/00
B65B55/16
B65B55/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023111561
(22)【出願日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】10-2022-0084650
(32)【優先日】2022-07-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523257886
【氏名又は名称】バイムテック・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ビョン・ヨン・キム
【テーマコード(参考)】
3E056
【Fターム(参考)】
3E056AA05
3E056BA04
3E056BA05
3E056CA01
3E056FH05
3E056FH20
3E056GA10
(57)【要約】
【課題】スプーン及び箸を熱風機で乾燥させた後、UV LEDで殺菌処理して広告入りの包装紙袋で自動的に個別包装を行うことができるスプーン及び箸自動包装装置を提供する。
【解決手段】スプーン形状に設けられた溝にスプーンを装着したスプーントレイを供給するスプーントレイ供給部と、箸を整列して収容した箸トレイを供給する箸トレイ供給部と、スプーントレイのスプーンを下降させてスプーン出入口に待機させるスプーン移動部と、箸トレイの箸を下降させてコンテナーベルト自動開閉部に待機させる箸移動部と、スプーン移動部及び箸移動部を介してスプーン及び箸が載置される回転型検査部と、回転型検査部に載置されたスプーンの衛生状態を点検し、回転型検査部に載置された箸の方向を点検する画像分析部と、スプーン及び箸を個別の包装紙袋に包装する包装部と、スプーン及び箸を収容することが可能な包装紙袋が保管される包装紙袋保管部と、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スプーン形状に設けられた溝にスプーンを装着したスプーントレイを供給するスプーントレイ供給部と、
箸を整列して収容した箸トレイを供給する箸トレイ供給部と、
前記スプーントレイのスプーンを下降させてスプーン出入口に待機させるスプーン移動部と、
前記箸トレイの箸を下降させてコンテナーベルト自動開閉部に待機させる箸移動部と、
前記スプーン移動部及び箸移動部を介してスプーン及び箸が載置される回転型検査部と、
前記回転型検査部に載置されたスプーンの衛生状態を点検し、前記回転型検査部に載置された箸の方向を点検する画像分析部と、
前記スプーン及び箸を個別の包装紙袋に包装する包装部と、
前記スプーン及び箸を収容することが可能な包装紙袋が保管される包装紙袋保管部と、を含むことを特徴とする、スプーン及び箸自動包装装置。
【請求項2】
前記スプーントレイ供給部及び箸トレイ供給部の両側面に、それぞれスプーントレイ及び箸トレイに収容されたスプーン及び箸を乾燥させる第1及び第2熱風機をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項3】
前記スプーントレイ供給部及び箸トレイ供給部の下面に、それぞれスプーントレイ及び箸トレイに収容されたスプーン及び箸に第1及び第2殺菌液保管筒の殺菌液をミスト状に噴射させる第1及び第2超音波振動子をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項4】
前記スプーン移動部は、
スプーントレイのスプーンを回転枠部に下降させる第1油圧自動開閉部と、
前記スプーンが覆されたり前後が入れ替わったりすることを防止するために、第1制御部によって1つずつガイド部に下降させる回転枠部と、
前記ガイド部の下端にスプーンを待機させるスプーン出入口と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項5】
前記ガイド部の通路に第1UV LEDが設置されてスプーンを殺菌することを特徴とする、請求項4に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項6】
前記箸トレイ供給部の内側面に設置され、箸トレイに収容された箸を殺菌する第2UV LEDをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項7】
前記箸移動部は、
箸トレイの殺菌された箸を箸回転部に下降させる第2油圧自動開閉部と、
前記油圧自動開閉部を通過する箸の整列及び箸同士のねじれ防止のために回転させながら一列に下降させる箸回転部と、
一対の前記箸を落とした直後に閉じる箸自動開閉部と、
前記落とされた箸を、回転するコンテナーの区画に合わせて送る箸保管部と、
前記コンテナーを介して移動する箸を待機させるコンテナーベルト自動開閉部と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項8】
前記回転型検査部に、スプーン出入口とコンテナーベルト自動開閉部に待機していたスプーン及び箸が載置されると、固定油圧部を介して固定させることを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項9】
前記回転型検査部に載置された箸の前後を判別した後、回転部を回転させて箸を正しい方向に移動できるように整列させた後、画像分析部で正常と判断された場合には包装部へ送り、画像分析部で異常と判断された場合には不良収去箱へ送ることを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項10】
前記回転型検査部に載置されたスプーンの衛生状態を画像分析部で点検し、良好であれば包装部へ送り、不良であれば不良収去箱へ送ることを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項11】
前記画像分析部は、カメラを介して、スプーンにくっ付いている異物を撮影して、人工知能で良好及び不良を判別することを特徴とする、請求項10に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項12】
前記包装紙袋は、前面及び背面にロゴ、食堂広告、企業広告のうちの少なくとも一つが印刷されたことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項13】
前記包装部における個別包装は、包装紙袋保管部に保管された包装紙袋が下方に下降しながら蓋部に積み重ねられ、包装紙袋開閉部を介して包装紙袋が一枚下降すると、包装紙袋固定部に封筒が引っ掛けられ、空気圧縮機で空気を吹き込んで包装紙袋の入口を開けた後、スプーン・箸セットを落として包装されると、スプーン・箸セット保管筒に収納することを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【請求項14】
前記スプーン・箸包装の数量、スプーン・箸包装の数量の予約、UV LEDの動作時間、熱風機の作動時間をタッチディスプレイから選択し、包装紙袋の数量をタッチディスプレイに表示する操作部をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスプーン及び箸自動包装装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スプーン及び箸の自動包装装置に関し、特に、広告入りの包装紙袋にスプーン及び箸を自動的に包装することができる装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スプーン及び箸は、食品を食べるときに使用する道具であって、金属素材で構成されて再使用できる。
【0003】
このようなスプーン及び箸は、一般に、飲食店で使用後に洗ってカトラリーケースに入れて置く。しかし、カトラリーケースに入れたスプーン及び箸は、様々な人の手を経るため、感染症感染や衛生に脆弱であるという問題点がある。
【0004】
これを解決するために、飲食店では、スプーン及び箸を洗った後、熱湯消毒し、包装紙袋に包装して使用している。
【0005】
しかし、包装紙袋にスプーン及び箸を一々手作業で包装することは、人手を多く必要とするという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した問題点を解決するための本発明の目的は、スプーン及び箸を熱風機で乾燥させた後、UV LEDで殺菌処理して広告入りの包装紙袋で自動的に個別包装を行うことができるスプーン及び箸自動包装装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するための本発明によるスプーン及び箸自動包装装置は、スプーン形状に設けられた溝にスプーンを装着したスプーントレイを供給するスプーントレイ供給部と、箸を整列して収容した箸トレイを供給する箸トレイ供給部と、前記スプーントレイのスプーンを下降させてスプーン出入口に待機させるスプーン移動部と、前記箸トレイの箸を下降させてコンテナーベルト自動開閉部に待機させる箸移動部と、前記スプーン移動部及び箸移動部を介してスプーン及び箸が載置される回転型検査部と、前記回転型検査部に載置されたスプーンの衛生状態を点検し、前記回転型検査部に載置された箸の方向を点検する画像分析部と、前記スプーン及び箸を個別の包装紙袋に包装する包装部と、前記スプーン及び箸を収納することが可能な包装紙袋が保管される包装紙袋保管部と、を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記スプーントレイ供給部及び箸トレイ供給部の両側面に、それぞれスプーントレイ及び箸トレイに収容されたスプーン及び箸を乾燥させる第1及び第2熱風機をさらに含むことを特徴とする。
【0009】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記スプーントレイ供給部及び箸トレイ供給部の下面に、それぞれスプーントレイ及び箸トレイに収容されたスプーン及び箸に第1及び第2殺菌液保管筒の殺菌液をミスト形式で噴射させる第1及び第2超音波振動子をさらに含むことを特徴とする。
【0010】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記スプーン移動部は、スプーントレイのスプーンを回転枠部に下降させる第1油圧自動開閉部と、前記スプーンが覆されたり前後が入れ替わったりすることを防止するために、第1制御部によって1つずつガイド部に下降させる回転枠部と、前記ガイド部の下端にスプーンを待機させるスプーン出入口と、を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記ガイド部の通路に第1UV LEDが設置されてスプーンを殺菌することを特徴とする。
【0012】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記箸トレイ供給部の内側面に設置され、箸トレイに収容された箸を殺菌する第2UV LEDをさらに含むことを特徴とする。
【0013】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記箸移動部は、箸トレイの殺菌済みの箸を箸回転部に下降させる第2油圧自動開閉部と、前記油圧自動開閉部を通過する箸の整列及び箸同士のねじれ防止のために回転させながら一列に下降させる箸回転部と、一対の前記箸を落とした直後に閉じる箸自動開閉部と、前記落とされた箸を、回転するコンテナーの区画に合わせて送る箸保管部と、前記コンテナーを通って移動する箸を待機させるコンテナーベルト自動開閉部と、を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記回転型検査部に、スプーン出入口とコンテナーベルト自動開閉部に待機していたスプーン及び箸が載置されると、固定油圧部を介して固定させることを特徴とする。
【0015】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記回転型検査部に載置された箸の前後を判別した後、回転部を回転させて箸を正しい方向に移動できるように整列させた後、画像分析部で正常と判断された場合には包装部へ送り、画像分析部で異常と判断された場合には不良収去箱へ送ることを特徴とする。
【0016】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記回転型検査部に載置されたスプーンの衛生状態を画像分析部で点検し、良好であれば包装部へ送り、不良であれば不良収去箱へ送ることを特徴とする。
【0017】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記画像分析部は、カメラを介して、スプーンにくっ付いている異物を撮影して、人工知能で良好及び不良を判別することを特徴とする。
【0018】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記包装紙袋は、前面及び背面にロゴ、食堂広告及び企業広告のうちの少なくとも一つが印刷されたことを特徴とする。
【0019】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記包装部における個別包装は、包装紙袋保管部に保管された包装紙袋が下降しながら蓋部に積み重ねられ、包装紙袋開閉部を介して包装紙袋が一枚下降すると、包装紙袋固定部に封筒が引っ掛けられ、空気圧縮機で空気を吹き込んで包装紙袋の入口を開けた後、スプーン・箸セットを落として包装されると、スプーン・箸セット保管筒に収納することを特徴とする。
【0020】
本発明によるスプーン及び箸自動包装装置において、前記スプーン・箸包装の数量、スプーン・箸包装の数量の予約、UV LEDの動作時間、熱風機の作動時間をタッチディスプレイから選択し、包装紙袋の数量をタッチディスプレイに表示する操作部をさらに含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
以上のように、本発明によれば、スプーン及び箸を熱風機によって乾燥させた後、UV LEDで殺菌処理するので、感染病の予防と衛生を清潔にすることができるだけでなく、広告入りの包装紙袋に自動的に個別包装することにより広告効果を得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す平面図である。
【
図2】本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す側面図である。
【
図3】本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す正面図である。
【
図4】本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す斜視図である。
【
図5】本発明による広告入りの包装紙袋を示す前後面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下では、添付図面を参照して、本発明の実施形態について、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施し得るように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0024】
次に、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置の好適な実施形態について説明する。
【0025】
図1は、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す平面図であり、
図2は、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す側面図であり、
図3は、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す正面図であり、
図4は、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置を示す斜視図である。
【0026】
図1~
図4を参照すると、本発明によるスプーン及び箸自動包装装置は、スプーントレイ供給部100、箸トレイ供給部200、第1及び第2熱風機120、220、スプーン移動部150、箸移動部250、回転型検査部300、画像分析部400、包装部500、包装紙袋供給部600、及び操作部700を含んで構成される。
【0027】
前記スプーントレイ供給部100は、スプーン形状に設けられた溝に、洗ったスプーンを装着したスプーントレイ110を供給することができる。
【0028】
前記スプーントレイ供給部100の両側面には、2~4個の第1熱風機120が設置され、スプーントレイ110に収められたスプーンを乾燥させる。
【0029】
前記スプーントレイ供給部100の下面には、多数の第1超音波振動子130が設置され、スプーントレイ110に収められたスプーンに第1殺菌液保管筒140の殺菌液をミスト状に噴射させた後、第1熱風機120で乾燥させる。
【0030】
前記スプーントレイ110の乾燥済みのスプーンは、スプーン移動部150を介して下方に下降し、スプーン出入口154で待機する。
【0031】
ここで、前記スプーン移動部150は、第1油圧自動開閉部151、スプーン回転枠部152、ガイド部153、及びスプーン出入口154を含んで構成される。
【0032】
前記第1油圧自動開閉部151は、スプーントレイ110の乾燥済みのスプーンをスプーン回転枠部152へ下降させる。
【0033】
例えば、前記スプーン回転枠部152は、スプーンが下降しながら覆されたり前後が入れ変わったりすることを防止するために、第1制御部160によって1つずつガイド部153へ下降させる。このとき、前記ガイド部153の通路に設置された第1UV LED170によってスプーンが殺菌されながら下降してガイド部153の下端のスプーン出入口154で待機する。
【0034】
前記箸トレイ供給部200は、洗った箸を整列させて収容する箸トレイ210を供給することができる。
【0035】
前記箸トレイ供給部200の両側面には、2~4つの第2熱風機220が設置され、箸トレイ210に収められた箸を乾燥させる。
【0036】
前記箸トレイ供給部200の下面には、多数の第2超音波振動子230が設置され、箸トレイ210に収められた箸に第2殺菌液保管筒240の殺菌液をミスト状に噴射させた後、第2熱風機220で乾燥させ、しかる後に、箸トレイ供給部200の内側面に設置された第2UV LED270を介して殺菌させる。
【0037】
前記箸トレイ210の殺菌済みの箸は、箸移動部250を介して下方に下降してコンテナーベルト自動開閉部256で待機する。
【0038】
ここで、前記箸移動部250は、第2油圧自動開閉部251、箸回転部252、箸自動開閉部253、箸保管部254、コンテナー255、及びコンテナーベルト自動開閉部256を含んで構成できる。
【0039】
前記第2油圧自動開閉部251は、箸トレイ210の殺菌済みの箸を箸回転部252へ下降させる。
【0040】
ここで、前記箸回転部252は、第2油圧自動開閉部251を通過する箸の整列及び箸同士のねじれ防止のために回転させながら一列に下降させる力学をする。
【0041】
前記箸自動開閉部253は、一対の箸を落とした直後に閉じる役割を果たす。このとき、落とされた箸は、コンテナー255の区画に合わせて送るために、箸保管部254に位置しており、箸保管部254が回転しながらコンテナー255の区画に落ちる。
【0042】
前記コンテナー255の区画に落ちた箸は、コンテナー255の移動によってコンテナーベルト自動開閉部256の前で待機する。
【0043】
ここで、前記第2油圧自動開閉部251、箸回転部252、箸自動開閉部253、箸保管部254は、第2制御部260によって制御される。
【0044】
前記回転型検査部300は、コンテナーベルト自動開閉部256に待機していた箸が載置されると、固定油圧部310によって箸が外に抜け出さないように固定される。このとき、画像分析部400を介して箸の前後を判別した後、回転部320を回転させて、箸を正しい方向(同じ方向)に移動できるように整列させた後、正常であれば包装部500へ送り、異常であれば不良収去箱510に送る。
【0045】
一方、スプーン出入口154に待機しているスプーンは、回転型検査部300上に載置されると、固定油圧部310によって固定される。このとき、画像分析部400を介してスプーンの衛生状態を点検した後、良好であれば包装部500へ送り、不良であれば不良収去箱510へ送る。
【0046】
ここで、前記画像分析部400は、カメラを介して、スプーンにくっ付いている異物を撮影して人工知能で良好及び不良を判別することにより、分離排出することができる。
【0047】
前記包装紙袋保管部600には、スプーン及び箸(以下、スプーン・箸セット)を収納することが可能な包装紙袋10が保管されている。
【0048】
前記包装紙袋保管部600に保管された包装紙袋10が下方に下降しながら蓋部610に積み重ねられ、包装紙袋開閉部620を介して包装紙袋10が一枚ずつ下降すると、包装紙袋固定部630に引っ掛けられる。このとき、空気圧縮機640で空気を吹き込んで包装紙袋10の入口を開けた後、スプーン・箸セットを落として包装部500で包装されると、スプーン・箸セット保管筒520に収納される。
【0049】
前記操作部700は、タッチディスプレイを介して、スプーン・箸セット包装の数量、スプーン・箸セット包装の数量の予約、UV LEDの動作時間、熱風機の作動時間などを選択することができ、包装紙袋の数量をディスプレイに表示することができ、これに限定されない。
【0050】
図5は、本発明による広告入りの包装紙袋を示す前後面図である。
【0051】
図5を参照すると、前記包装紙袋10は、前面及び背面11、12に、
図4に示すようにロゴ、レストラン、企業広告が印刷されているが、これに限定されない。
【0052】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、以下の請求の範囲で定義している本発明の基本概念を用いた当業者の種々の変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属する。
【符号の説明】
【0053】
10 包装紙袋
100 スプーントレイ供給部
110 スプーントレイ
120、220 熱風機
130、230 超音波振動子
140、240 殺菌液保管筒
150 スプーン移動部
151、251 油圧自動開閉部
152 回転枠部
153 ガイド部
154 スプーン出入口
160、260 制御部
170、270 UV LED
200 箸トレイ供給部
250 箸移動部
252 箸回転部
253 箸自動開閉部
254 箸保管部
255 コンテナー
256 コンテナーベルト自動開閉部
300 回転型検査部
310 固定油圧部
320 回転部
400 画像分析部
500 包装部
510 不良収去箱
520 スプーン・箸セット保管筒
600 包装紙袋保管部
610 蓋部
620 包装紙袋開閉部
630 包装紙袋固定部
640 空気圧縮機
700 操作部