(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024089819
(43)【公開日】2024-07-04
(54)【発明の名称】ゴルフ場予約システム、ゴルフ場予約方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/12 20120101AFI20240627BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240627BHJP
【FI】
G06Q50/12
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】23
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022205268
(22)【出願日】2022-12-22
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-03-28
(71)【出願人】
【識別番号】399037405
【氏名又は名称】楽天グループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】弁理士法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】竹内 伸一
(72)【発明者】
【氏名】中澤 満
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC18
5L050CC18
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ゴルフ場予約サービスにおけるユーザの利便性を高めるゴルフ場予約システムを提供すること。
【解決手段】ゴルフ場予約システムにおいて、サーバ10は、ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部101と、第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部102と、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部103と、を含む。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項2】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項3】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に行った予約に関する第1予約情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に行った予約に関する第2予約情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1予約情報及び前記第2予約情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項2に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項4】
前記第1予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報であり、
前記第2予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報である、
請求項2又は3に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項5】
前記第1取得部は、前記第1ユーザの属性に関する第1属性情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザの属性に関する第2属性情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項6】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスとは異なる他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項7】
前記第1取得部は、複数の前記他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項6に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項8】
前記ゴルフ場予約システムは、複数の前記他のサービスの中から、前記第1ユーザに応じた前記他のサービスを選択する選択部を更に含み、
前記第1取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項6に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項9】
前記第1取得部は、前記第1ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第1会員情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第2会員情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1会員情報及び前記第2会員情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項6に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項10】
前記第1取得部は、ゴルフ場までの前記第1ユーザの移動に関する第1移動情報を、前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、ゴルフ場までの前記第2ユーザの移動に関する第2移動情報を、前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記第1移動情報及び前記第2移動情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項11】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記第2ユーザの回答に関する第2回答情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1回答情報及び前記第2回答情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項12】
前記提案部は、前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項13】
前記提案部は、前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項14】
前記提案部は、前記第1ユーザ情報と、前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~3の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項15】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を含むゴルフ場予約方法。
【請求項16】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ゴルフ場予約システム、ゴルフ場予約方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが同伴者を集めなくてもゴルフ場を予約可能なゴルフ場予約サービスが知られている。例えば、予約の単位がユーザである1人予約を受け付けるゴルフ場予約サービスが知られている。1人予約を利用するユーザは、他のユーザが予約済みのプランを検索して予約することによって、同伴者を集めることなく、当該他のユーザと一緒にプレイできる。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数のユーザの各々のゴルファー特性を記憶し、対象ユーザのゴルファー特性に適合するゴルファー特性を有する候補ユーザを抽出することが記載されている。特許文献1の技術では、各ユーザが予め自身のスケジュールを入力し、互いのスケジュール及びゴルファー特性が合うグループで予約可能なプランを計画することによって、同伴者の予定を調整する手間を省けるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、新たなプランがその場で動的に計画するものであり、1人予約のようなゴルフ場予約サービスとは前提が異なるので、当該ゴルフ場予約サービスの利便性を十分に高めることはできない。この点は、1人予約以外の他の予約を受け付けるゴルフ場予約サービスも同様である。例えば、同伴者が1人だけいるユーザが、最低人数が3人以上であり、かつ、他のユーザが予約済みのプランを予約する場合も同様である。このため、従来の技術では、ゴルフ場予約サービスにおけるユーザの利便性を十分に高めることはできなかった。
【0006】
本開示の目的の1つは、ゴルフ場予約サービスにおけるユーザの利便性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るゴルフ場予約システムは、ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ゴルフ場予約サービスにおけるユーザの利便性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】ゴルフ場予約システムの全体構成の一例を示す図である。
【
図3】第1ユーザと相性の良さそうな第2ユーザが予約済みのプランが表示された予約画面の一例を示す図である。
【
図4】ゴルフ場予約システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
【
図7】ゴルフ場予約システムで実行される処理の一例を示す図である。
【
図10】変形例3の予約画面の一例を示す図である。
【
図11】変形例5で実現される機能の一例を示す図である。
【
図12】変形例7の予約画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.ゴルフ場予約システムの全体構成]
本開示に係るゴルフ場予約システムの実施形態の一例を説明する。
図1は、ゴルフ場予約システムの全体構成の一例を示す図である。例えば、ゴルフ場予約システム1は、サーバ10及びユーザ端末20を含む。サーバ10及びユーザ端末20の各々は、インターネット又はLAN等のネットワークNに接続される。
【0011】
サーバ10は、サーバコンピュータである。例えば、サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
【0012】
ユーザ端末20は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末20は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、又はタブレットである。例えば、ユーザ端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であってよい。操作部24は、キーボード、マウス、又はタッチパネル等の入力デバイスである。表示部25は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等のディスプレイである。
【0013】
なお、記憶部12,22に記憶されるプログラムは、ネットワークNを介して供給されてもよい。また、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されたプログラムが、情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)、又は、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)を介して供給されてもよい。
【0014】
また、ゴルフ場予約システム1は、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、
図1の例に限られない。例えば、ゴルフ場予約システム1は、ユーザ端末20を含まずに、サーバ10だけを含んでもよい。この場合、ユーザ端末20は、ゴルフ場予約システム1の外部に存在する。ゴルフ場予約システム1は、サーバ10を含まずに、ユーザ端末20だけを含んでもよい。この場合、サーバ10は、ゴルフ場予約システム1の外部に存在する。
【0015】
[2.ゴルフ場予約システムの概要]
本実施形態では、ユーザがゴルフ場予約サービスの1人予約を利用する場面を例に挙げる。ゴルフ場予約サービスは、ゴルフ場の予約を受け付けるサービスである。例えば、ユーザは、ゴルフ場のプランを検索するための検索条件を入力する。検索条件は、任意の条件であってよく、例えば、プレイ日、料金、エリア、その他の詳細な条件、又はこれらの組み合わせである。ユーザは、検索結果の中から、所望のプランを選択して予約を完了させる。
【0016】
1人予約は、ユーザが同伴者を集めなくても予約可能なサービスである。1人予約は、自分1人だけでラウンドするのではなく、1人予約を利用した複数のユーザ同士でラウンドをする。原則として、同じ組のユーザ同士で互いに予定を合わせることなく、1人予約が行われる。通常の予約の単位がスタート時間(ティータイム)枠であるのに対し、1人予約の単位は、ユーザである。例えば、ユーザがユーザ端末20を操作してサーバ10にアクセスすると、1人予約をするための予約画面が表示部25に表示される。
【0017】
図2は、予約画面の一例を示す図である。本実施形態では、ブラウザで予約画面SCが表示される場合を例に挙げるが、ブラウザ以外の他のアプリケーション(例えば、ゴルフ場予約サービス専用のアプリケーション)で予約画面SCが表示されてもよい。例えば、ユーザは、入力フォームFに対し、1人予約のプランを検索するための検索条件を入力する。1人予約の検索条件も、通常の予約と同様、任意の条件であってよい。ユーザが検索条件を入力しなくても、予約画面SCには、おすすめのプランが表示されてもよい。
【0018】
本実施形態では、ユーザに対し、相性の良さそうな他のユーザが予約済みのプランが提案されるようになっている。以降、1人予約を利用するユーザ(予約画面SCを表示させたユーザ)を、第1ユーザという。1人予約で予約済みの他のユーザを、第2ユーザという。第2ユーザは、第1ユーザと面識があることもあるが、基本的には第1ユーザと初対面である。例えば、第1ユーザが予約画面SCをスクロールすると、相性の良さそうな第2ユーザが予約済みのプランが予約画面SCに表示される。
【0019】
図3は、第1ユーザと相性の良さそうな第2ユーザが予約済みのプランが表示された予約画面SCの一例を示す図である。相性の良さは、種々の観点で推定可能であるが、本実施形態では、ゴルフの平均スコアが同じことが、相性が良いことに相当する場合を例に挙げる。
図3の例では、平均スコアが80台の第1ユーザの予約画面SCが上側に示されている。平均スコアが120台の第1ユーザの予約画面SCが下側に示されている。平均スコアは、自己申告制であってもよいし、過去の履歴から計算されてもよい。
【0020】
例えば、平均スコアが80台の第1ユーザの予約画面SCには、同じく平均スコアが80台の第2ユーザ(
図3の例では、ユーザU1~U4)が予約済みのプランが提案される。平均スコアが120台の第1ユーザの予約画面SCには、同じく平均スコアが120台の第2ユーザ(
図3の例では、ユーザU6~U9)が予約済みのプランが提案される。予約画面SCには、平均スコアが同じ第2ユーザが予約済みのプランだけではなく、その他のプランが表示されてもよい。その他のプランは、平均スコアに関係なく、日時が早い順又はその他の条件に応じて表示されてもよい。
【0021】
なお、プランを予約済みの第2ユーザの中に、第1ユーザと平均スコアが同じ者が少ない場合には、第1ユーザと平均スコアが似た第2ユーザが予約済みのプランが提案されてもよい。平均スコアが似るとは、平均スコアの差が小さいことである。平均スコアの差が小さいほど、平均スコアが似ることを意味してもよいし、平均スコアの差が閾値未満であることが、平均スコアが似ることを意味してもよい。例えば、平均スコアが80台の第1ユーザに対し、平均スコアが90台又は70台の第2ユーザが予約済みのプランが提案されてもよい。
【0022】
以上のように、本実施形態では、平均スコアが第1ユーザと似た第2ユーザが予約済みのプランが、第1ユーザの予約画面SCで提案される。1人予約では、基本的に初対面の者同士で同じ組になるので、ユーザが不安を感じることもある。この点、平均スコアが似た者で同じ組になれば、初対面であっても互いに気を使わずにプレイできる可能性がある。そこで、第1ユーザに対し、平均スコアが同じ又は似た第2ユーザが予約済みのプランを提案し、気軽に1人予約を利用できるようにすることによって、第1ユーザの利便性を高めるようになっている。以降、ゴルフ場予約システム1の詳細を説明する。
【0023】
[3.ゴルフ場予約システムで実現される機能]
図4は、ゴルフ場予約システム1で実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。以降の説明では、第1ユーザ及び第2ユーザを区別する必要のない時は、単にユーザという。
【0024】
[3-1.サーバで実現される機能]
例えば、サーバ10は、データ記憶部100、第1取得部101、第2取得部102、及び提案部103を含む。データ記憶部100は、記憶部12により実現される。第1取得部101、第2取得部102、及び提案部103は、制御部11により実現される。
【0025】
[データ記憶部]
データ記憶部100は、ゴルフ場予約サービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、ユーザデータベースDB1と、プランデータベースDB2と、を記憶する。
【0026】
図5は、ユーザデータベースDB1の一例を示す図である。ユーザデータベースDB1は、ユーザに関する各種情報が格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDBには、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレス、電話番号、住所、及びプロフィール情報が格納される。ユーザデータベースDB1には、任意の情報が格納されてよく、ユーザデータベースDB1に格納される情報は、
図5の例に限られない。例えば、後述の変形例で説明する情報がユーザデータベースDB1に格納されてもよい。
【0027】
ユーザIDは、ユーザを識別可能なユーザ識別情報である。このため、ユーザIDと記載した箇所は、ユーザ識別情報と読み替えることができる。ユーザ識別情報は、ユーザID以外の他の情報であってもよく、ユーザIDに限られない。例えば、ユーザ識別情報は、メールアドレス、電話番号、又は住所であってもよい。ユーザ識別情報は、ユーザを何らかの形で識別可能な情報であればよい。パスワードは、ログイン時に必要な情報である。
【0028】
プロフィール情報は、ユーザのプロフィールに関する情報である。プロフィール情報は、任意の項目を含むことができる。例えば、プロフィール情報は、性別、年齢(年齢層)、エリア、平均スコア、プレイスタイル、自己紹介文、意気込み、又はこれらの組み合わせである。本実施形態では、ユーザが自身のプロフィール情報を自由に編集できるものとするが、プロフィール情報は、過去の予約履歴情報、プレイ履歴情報、又はユーザのアイコン等の他の情報に基づいて更新されてもよい。
【0029】
予約履歴情報及びプレイ履歴情報は、ユーザデータベースDB1又は他のデータベースに格納されているものとする。予約履歴情報は、ゴルフ場予約サービスで過去に予約した予約内容に関する情報である。例えば、予約履歴情報は、予約を受け付けた日時、予約したプレイのスタート日時、料金、同伴者、又はこれらの組み合わせである。プレイ履歴情報は、ユーザによる過去のプレイ結果に関する情報である。例えば、プレイ履歴情報は、過去にプレイしたゴルフ場、スタート時間、スコア、同伴者、天候、又はこれらの組み合わせである。
【0030】
図6は、プランデータベースDB2の一例を示す図である。プランデータベースDB2は、ゴルフ場予約サービスから予約可能なプランに関する各種情報を格納するためのデータベースである。例えば、プランデータベースDB2には、ゴルフ場ID、プランID、ゴルフ場の名前、プランの名前、スタート日時、料金、上限人数、最低人数、及び予約状況情報が格納される。プランデータベースDB2には、任意の情報が格納されてよく、プランデータベースDB2に格納される情報は、
図6の例に限られない。例えば、1人予約以外の通常の予約のプランに関する情報がプランデータベースDB2に格納されてもよい。
【0031】
ゴルフ場IDは、ゴルフ場を識別可能なゴルフ場識別情報の一例である。このため、ゴルフ場IDと記載した箇所は、ゴルフ場識別情報と読み替えることができる。ゴルフ場識別情報は、ゴルフ場ID以外の他の情報であってもよく、ゴルフ場IDに限られない。例えば、ゴルフ場識別情報は、ゴルフ場の名前、メールアドレス、電話番号、又は住所であってもよい。
【0032】
プランIDは、プランを識別可能なプラン識別情報の一例である。このため、プランIDと記載した箇所は、プラン識別情報と読み替えることができる。プラン識別情報は、プランID以外の他の情報であってもよく、プランIDに限られない。例えば、プラン識別情報は、プランの名前、又は、ID以外の他の名前で呼ばれる番号のようなものであってもよい。
【0033】
例えば、ゴルフ場の担当者が、加盟店用のユーザIDでゴルフ場予約サービスにログインしてプランに関する情報(例えば、スタート日時、料金、上限人数、及び最低人数)を入力することによって、プランを作成する。サーバ10は、他のプランと同じにならないように、新たなプランのプランIDを生成し、担当者によって入力された情報とともに、プランデータベースDB2に格納する。プランに関する情報自体は、任意の情報であってよく、
図6の例に限られない。例えば、プランの紹介文や画像がプランデータベースDB2に格納されてもよい。
【0034】
予約状況情報は、プランの予約状況に関する情報である。例えば、予約状況情報は、プランを予約した第2ユーザのユーザID、現状の予約人数、又は予約を受け付けた受付日時を示す。例えば、ある第2ユーザがプランを予約すると、サーバ10は、このプランの予約状況情報に、この第2ユーザのユーザIDが追加し、予約人数及び受付日時を更新する。例えば、ある第2ユーザがプランをキャンセルすると、サーバ10は、このプランの予約状況情報から、この第2ユーザのユーザID及び受付日時を削除し、予約人数を更新する。第1ユーザがプランを予約又はキャンセルした場合も同様の処理が実行される。
【0035】
なお、データ記憶部100が記憶するデータは、上記の例に限られない。データ記憶部100は、任意のデータを記憶可能である。例えば、データ記憶部100は、予約画面SCを表示させるためのデータ(例えば、HTMLデータ又は画像データ)を記憶してもよい。他にも、データ記憶部100は、本実施形態で説明する処理に必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、過去に販売されたプランに関するデータベースを記憶してもよい。
【0036】
[第1取得部]
第1取得部101は、ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する。第1ユーザ情報は、第1ユーザのユーザIDに関連付けられてユーザデータベースDBに格納された情報、又は、第1ユーザ端末20から取得された情報である。例えば、第1取得部101は、第1ユーザの属性に関する第1属性情報を、第1ユーザ情報として取得する場合を説明する。
【0037】
第1属性情報は、第1ユーザを分類可能な情報である。例えば、属性は、年齢(年齢層)、性別、ゴルフの上手さ、プレイスタイル、好み、又は性格である。属性は、本実施形態の例に限られず、第1ユーザを何らかの形で分類可能な情報であればよい。例えば、ユーザ自身で登録されたデモグラフィック情報、電子商取引サービスの取引履歴等の事実属性、取引履歴等に基づいて推定されたペルソナである推定属性であってもよい。推定属性は、第1ユーザが車を保有しているか否かを示してもよい。推定属性は、複数の事実属性と、学習済みの機械学習モデルと、を利用して推定されてもよい。
【0038】
本実施形態では、第1取得部101が、ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報を取得する場合を説明するが、後述の変形例のように、第1取得部101は、他のサービスにおける第1ユーザ情報を取得してもよい。ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報とは、ゴルフ場予約サービスの運営者が管理するコンピュータ(本実施形態では、サーバ10)に記憶されている情報、又は、当該情報から生成された情報である。
【0039】
本実施形態では、第1ユーザのゴルフの上手さが、第1ユーザ情報及び第1分類情報に相当する場合を説明する。更に、ゴルフの上手さの一例として、平均スコアを説明する。このため、平均スコアについて記載している箇所は、第1ユーザ情報及び第1分類情報と読み替えることができる。第1分類情報は、先述した他の情報であってもよい。第1ユーザ情報は、第1分類情報以外にも、後述の変形例で説明する他の情報であってもよい。
【0040】
本実施形態では、平均スコアが80台又は120台といったように、一定の幅を有する数値で表現される場合を説明するが、平均スコアは、幅を有さない1つの数値で表現されてもよい。ゴルフの上手さは、ゴルフの上手さを定量的に表現可能な他の情報であってもよく、平均スコアに限られない。例えば、第1ユーザ情報は、平均スコアではなく直近のスコア、平均飛距離、ゴルフを始めてからの年数、又は総プレイ回数であってもよい。
【0041】
なお、第1ユーザの好みが第1ユーザ情報に相当する場合には、第1ユーザのプロフィール情報の全部又は一部が第1ユーザ情報に相当してもよい。例えば、第1ユーザの性格が第1ユーザ情報に相当する場合も同様に、第1ユーザのプロフィール情報の全部又は一部が第1ユーザ情報に相当してもよい。第1ユーザ情報は、プレイスタイル、自己紹介若しくは意気込みの全部又は一部、自己紹介若しくは意気込みから推定される好み若しくは性格、又はプレイ開始の時間帯であってもよい。
【0042】
本実施形態では、第1ユーザ情報がユーザデータベースDB1に格納されている場合を説明する。このため、第1取得部101は、ユーザデータベースDB1を参照し、第1ユーザ情報を取得する。ユーザデータベースDB1以外の他のデータベースに第1ユーザ情報が格納されている場合には、第1取得部101は、他のデータベースを参照し、第1ユーザ情報を取得すればよい。サーバ10以外の他のコンピュータ又は情報記憶媒体に第1ユーザ情報が記憶されている場合には、第1取得部101は、他のコンピュータ又は情報記憶媒体から、第1ユーザ情報を取得すればよい。
【0043】
なお、第1ユーザ情報は、コンピュータ又は情報記憶媒体に予め記憶されているのではなく、その場で動的生成されてもよい。例えば、第1取得部101は、第1ユーザのゴルフの上手さ、好み、性格、又はこれらの組み合わせを推定する機械学習モデルを利用して、その場で第1ユーザ情報を生成して取得してもよい。この場合、機械学習モデルには、第1ユーザの平均飛距離や過去の利用履歴といった特徴が入力される。機械学習モデルには、訓練用のユーザの特徴と、このユーザのゴルフの上手さ等の第1ユーザ情報に相当する情報と、の関係が学習されている。機械学習モデルは、当該入力された第1ユーザの特徴に応じた第1ユーザ情報を出力する。第1取得部101は、機械学習モデルにより出力された第1ユーザ情報を取得してもよい。
【0044】
[第2取得部]
第2取得部102は、第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する。第1ユーザが一緒にプレイ可能とは、第1ユーザと第2ユーザが同じ組になれることである。このプランは、少なくとも1人の第2ユーザが予約済みのプランであればよく、複数の第2ユーザが予約済みであってもよい。本実施形態では、上限人数に達していないプランを対象とするが、上限人数に達したプランであってもよい。
【0045】
本実施形態では、プランの一例として、1人予約のプランを説明するが、このプランは、他のプランで呼ばれてもよく、1人予約に限られない。1人予約と記載した箇所は、他の任意の名前のプランに読み替えることができる。例えば、同伴者を1人だけ見つけたユーザが、初対面の他のユーザとプレイするプランであってもよい。例えば、2人1組のペア同士で、4人でラウンドするプランであってもよい。例えば、不特定多数のユーザが参加可能なオープンコンペのプランであってもよい。
【0046】
本実施形態では、プランに関する情報がプランデータベースDB2に格納されているので、第2取得部102は、プランデータベースDB2を参照することによって、複数のプランを特定する。第2取得部102は、任意の数のプランを特定可能である。例えば、第2取得部102は、プレイ日が直近の期間(例えば、1週間~1ヶ月程度)に含まれる全てのプランを特定してもよいし、上限人数に達していないプランだけを特定してもよい。例えば、ユーザが検索条件を指定した場合には、第2取得部102は、検索条件を満たすプランを特定してもよい。
【0047】
なお、プランに関する情報が、プランデータベースDB2以外の他のデータベースに格納されている場合には、第2取得部102は、他のデータベースを参照することによって、複数のプランを特定すればよい。サーバ10以外の他のコンピュータ又は情報記憶媒体に、プランに関する情報が記憶されている場合には、第2取得部102は、他のコンピュータに対し、プランに関する情報を要求し、他のコンピュータ又は情報記憶媒体から当該情報を取得することによって、プランを特定すればよい。
【0048】
第2ユーザ情報は、第2ユーザに関する情報という点で第1ユーザ情報とは異なるが、他の点については、第1ユーザ情報と同様である。このため、第1取得部101の説明で記載した第1ユーザ情報の具体例は、第2ユーザ情報も同様であってよい。例えば、第2取得部102は、ゴルフ場予約サービスにおける第2ユーザ情報を取得してもよいし、第2取得部102は、第2ユーザの属性に関する第2属性情報を、第2ユーザ情報として取得してもよい。これらの第2取得部102の処理も、第1取得部101の説明における第1ユーザ情報との記載を、第2ユーザ情報に読み替えればよい。
【0049】
[提案部]
提案部103は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、特定部により特定された複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する。提案は、プランの内容を示す画像を表示することである。例えば、他のプランよりも優先的に表示すること、他のプランよりも強調して表示すること、予約時の特典(ポイントの付与又は割引等)を増やすこと、又は他のプランを表示させずに提案の対象となるプランだけを表示することも、提案に相当する。優先的に表示とは、先の順序(例えば、上側又は左側)に表示することである。
【0050】
図3の例では、提案部103が3つのプランを提案する場合が示されているが、提案部103が提案するプランの数は、3つに限られない。例えば、提案部103は、1つ、2つ、又は4つ以上のプランを提案してもよい。提案部103が提案するプランの数は、上限数が設けられていなくてもよい。例えば、提案部103は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、所定の条件を満たすプランを全て提案してもよい。
【0051】
本実施形態では、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報がゴルフ場予約サービスにおける情報なので、提案部103は、ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。また、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報の具体例として第1属性情報及び第2属性情報を説明するので、提案部103は、第1属性情報及び第2属性情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。
【0052】
例えば、提案部103は、第1ユーザの平均スコアと、第2ユーザの平均スコアと、に基づいて、複数のプランの中から、提案対象となる少なくとも1つのプランを選択して提案する。本実施形態では、平均スコアが80台や120台といった一定の幅で表現される。提案部103は、第1ユーザの平均スコアと同じ平均スコアの第2ユーザが予約した少なくとも1つのプランを選択して提案する。
【0053】
図3の上側の例であれば、第1ユーザの平均スコアが80台なので、提案部103は、平均スコアが80台の第2ユーザが予約済みのプランを選択して提案する。
図3の下側の例であれば、第1ユーザの平均スコアが120台なので、提案部103は、平均スコアが120台の第2ユーザが予約済みのプランを選択して提案する。提案部103は、第1ユーザの平均スコアが他の値である場合も同様にして、平均スコアが同じ第2ユーザが予約したプランを選択して提案すればよい。提案部103は、第1ユーザの平均スコアと似ている第2ユーザが予約したプランを選択して提案してもよい。
【0054】
なお、平均スコアは、80台や120台といった一定の幅ではなく、82や123といった数値で表現される場合も、提案部103は、第1ユーザの平均スコアと同じ又は似ている平均スコアの第2ユーザが予約済みのプランを選択して提案すればよい。ここでの平均スコアが同じとは、上記数値の差が0であることを意味する。平均スコアが似ているとは、上記数値の差が小さいことを意味する。例えば、提案部103は、第1ユーザの平均スコアと、第2ユーザの平均スコアと、の差が小さい順に所定数のプランを選択して提案する。提案部103は、この差が閾値未満の全てのプランを選択して提案してもよい。
【0055】
また、提案部103は、平均スコア以外の第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、プランを提案してもよい。例えば、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報が年齢(年齢層)を示す場合、提案部103は、第1ユーザと同じ又は似た年齢(年齢層)の第2ユーザが予約済みのプランを提案してもよい。年齢(年齢層)が似ているとは、年齢(年齢層)の違いが閾値未満であることを意味する。例えば、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報がプレイスタイルを示す場合、提案部103は、第1ユーザと同じプレイスタイルの第2ユーザが予約済みのプランを提案してもよい。他にも例えば、提案部103は、性別、好み、又は性格といった種々の要素に基づいて、第1ユーザに対し、プランを提案してもよい。
【0056】
[3-2.ユーザ端末で実現される機能]
ユーザ端末20は、データ記憶部200、表示制御部201、及び操作受付部202を含む。データ記憶部200は、記憶部22により実現される。表示制御部201及び操作受付部202は、制御部21により実現される。
【0057】
[データ記憶部]
データ記憶部200は、ゴルフ場予約サービスの申し込みに必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部200は、予約画面SCを表示するためのブラウザ又はゴルフ場予約サービスに専用のアプリケーションを記憶する。
【0058】
[表示制御部]
表示制御部201は、種々の画面を表示部25に表示させる。例えば、表示制御部201は、予約画面SCを表示部25に表示させる。
【0059】
[操作受付部]
操作受付部202は、操作部24から行われた種々の操作を受け付ける。例えば、操作受付部202は、予約画面SCに対する操作を受け付ける。操作受付部202により受け付けられた操作内容は、サーバ10に送信される。
【0060】
[4.ゴルフ場予約システムで実行される処理]
図7は、ゴルフ場予約システム1で実行される処理の一例を示す図である。
図7の処理は、制御部11,21がそれぞれ記憶部12,22に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。
【0061】
図7のように、ユーザ端末20は、サーバ10との間で、第1ユーザが入力したユーザID及びパスワードに基づいて、ゴルフ場予約サービスにログインするためのログイン処理を実行する(S1)。S1では、サーバ10は、ユーザID及びパスワードがユーザデータベースDB1に存在する場合、第1ユーザによるログインを許可する。ゴルフ場予約サービスでは、種々の画面を表示可能であるが、ここでは、1人予約の予約画面SCの表示制御について説明する。
【0062】
サーバ10は、ユーザデータベースDB1を参照し、第1ユーザのユーザIDに関連付けられたプロフィール情報に含まれる第1ユーザの平均スコアを取得する(S2)。サーバ10は、プランデータベースDB2を参照し、少なくとも1人の第2ユーザが予約済みであり、かつ、上限人数に達成していない複数のプランを特定する(S3)。サーバ10は、ユーザデータベースDB1を参照し、S3で特定した複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザの平均スコアを取得する(S4)。
【0063】
サーバ10は、S2で取得した第1ユーザの平均スコアと、S4で取得した第2ユーザの平均スコアと、に基づいて、S3で特定した複数のプランの中から、提案対象となる少なくとも1つのプランを選択する(S5)。サーバ10は、S5で選択した少なくとも1つのプランに基づいて、予約画面SCの表示データを生成してユーザ端末20に送信する(S6)。ユーザ端末20は、表示データを受信すると、予約画面SCを表示部25に表示させ(S7)、本処理は終了する。以降、第1ユーザが選択したプランの予約を受け付ける処理が実行される。予約を受け付ける処理自体は、公知のゴルフ場予約サービスの処理を利用可能である。
【0064】
本実施形態のゴルフ場予約システム1は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する。これにより、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報を利用して、第1ユーザに最適なプランを提案できるので、第1ユーザの利便性が高まる。例えば、第1ユーザに合いそうな第2ユーザが予約済みのプランを提案できる。例えば、実施形態で説明した1人予約は、基本的には初対面の者同士が同じ組になるので、1人予約に慣れるまでは心理的な障壁が生じる可能性がある。この点、第1ユーザに合いそうな第2ユーザが予約済みのプランを提案することによって、心理的な障壁を下げることができる。その結果、第1ユーザの利便性が高まるとともに、ゴルフ場予約サービスの利用を促進できる。先に予約をした第2ユーザの立場からしても、より多くの人数でゴルフを楽しめる確率が上がるので、第2ユーザの利便性も高まる。
【0065】
また、ゴルフ場予約システム1は、ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、第1ユーザ及び第2ユーザの各々のゴルフに関する情報が直接的に表れているので、このような第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報を利用することによって、より最適なプランを第1ユーザに提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0066】
また、ゴルフ場予約システム1は、第1属性情報及び第2属性情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、同じ又は似た属性のユーザ同士が同じ組でラウンドできるような最適なプランを第1ユーザに提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0067】
[5.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
【0068】
[5-1.変形例1]
例えば、実施形態では、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報の一例として、第1属性情報及び第2属性情報を説明したが、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、第1属性情報及び第2属性情報に限られない。変形例1以降では、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報の他の例を説明する。第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、実施形態及び変形例1以降で説明する複数の情報を含んでもよい。即ち、これら複数の情報が総合的に考慮されて、第1ユーザに対し、プランが提案されてもよい。
【0069】
変形例1の第1取得部101は、ゴルフ場予約サービスで第1ユーザが過去に行った予約に関する第1予約情報を、第1ユーザ情報として取得する。第1予約情報は、第1ユーザが過去に行った予約の内容である。第1予約情報は、1人予約だけではなく、通常の予約の内容であってもよい。例えば、第1予約情報は、過去の予約におけるプレイ履歴であってもよいし、予約時に入力された情報であってもよい。
【0070】
例えば、プレイ履歴は、参加したメンバー構成、ゴルフ場のエリア、時期、料金、開始時刻、プレイ回数、プレイ頻度、又はこれらの組み合わせであってもよい。変形例1では、第1予約情報がユーザデータベースDB1に格納されており、第1取得部101がユーザデータベースDB1から第1予約情報を取得する場合を説明するが、実施形態と同様に、第1取得部101は、他のデータベース、他のコンピュータ、又は情報記憶媒体から第1予約情報を取得してもよい。
【0071】
変形例1の第2取得部102は、ゴルフ場予約サービスで第2ユーザが過去に行った予約に関する第2予約情報を、第2ユーザ情報として取得する。第2予約情報は、第2ユーザに関する情報という点で第1予約情報とは異なるが、他の点については、第1予約情報と同様である。このため、第1取得部101の説明で記載した第1予約情報の具体例は、第2予約情報も同様であってよい。
【0072】
図8は、変形例1の予約画面SCの一例を示す図である。変形例1の提案部103は、第1予約情報及び第2予約情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。例えば、提案部103は、第1予約情報が示す予約内容と同じ又は似た傾向を有する第2予約情報を特定し、当該特定された第2予約情報に対応する第2ユーザが予約済みのプランを、第1ユーザに提案する。予約内容が似るとは、予約内容の違いが閾値未満であることを意味する。例えば、人数、エリア、時期、料金、開始時刻、プレイ回数、プレイ頻度、又はこれらの組み合わせの違いが閾値未満(エリアの場合は、距離が違いに相当する)であることが、予約内容が似ることに相当する。
【0073】
図8の例では、提案部103は、第1ユーザによる1人予約のプレイ回数と同程度のプレイ回数の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。
図8の上側の例では、第1ユーザの1人予約でのプレイ回数が5回なので、提案部103は、同程度(例えば、3回~7回)のプレイ回数の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。
図8の下側の例では、第1ユーザの1人予約でのプレイ回数が12回なので、提案部103は、同程度(例えば、10回~14回)のプレイ回数の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。同程度とは、プレイ回数の差が閾値未満(例えば、3未満)であることを意味する。
【0074】
なお、提案部103による提案方法は、
図8の例に限られない。例えば、提案部103は、参加したメンバー構成、ゴルフ場のエリア、時期、料金、開始時刻、プレイ頻度、又はこれらの組み合わせが第1ユーザと同じ又は似た第2ユーザを、第1予約情報及び第2予約情報に基づいて特定してもよい。提案部103は、第1ユーザに対し、当該特定された第2ユーザが予約済みのプランを提案してもよい。
【0075】
変形例1のゴルフ場予約システム1は、第1予約情報及び第2予約情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、同じ又は似た予約内容のユーザ同士が同じ組でラウンドできるような最適なプランを第1ユーザに提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。例えば、
図8のように、1人予約によるプレイ回数が似たユーザ同士であれば、心理的な安心感が得られやすい。第1ユーザが初めて1人予約をする場合には、第1ユーザに対し、同じく初めて1人予約をする第2ユーザが予約済みのプランを提案することによって、第1ユーザに心理的な安心感を与えることができる。
【0076】
[5-2.変形例2]
例えば、変形例1の第1予約情報は、ゴルフ場予約サービスで第1ユーザが過去に予約したプランに関する情報であってもよい。このプランは、1人予約であってもよいし、通常の予約であってもよい。例えば、第1予約情報は、第1ユーザが過去に1人予約で予約をしたタイミングにおけるプランの空き状況であってもよい。例えば、空き状況は、上限人数に達するまでの人数(現状の予約人数)であってもよいし、予約した時に残り1枠だったか否か、又は、3枠埋まってから所定時間が経過したタイミングだったか否か等であってもよい。第1予約情報は、変形例1で説明した例のうち、1人予約におけるスタート時間から計算される平均スタート時間であってもよい。
【0077】
第2予約情報は、ゴルフ場予約サービスで第2ユーザが過去に予約したプランに関する情報である。第2予約情報は、第2ユーザに関する情報という点で第1予約情報とは異なるが、他の点については、第1予約情報と同様である。このため、第1取得部101の説明で記載した第1予約情報の具体例は、第2予約情報も同様であってよい。第2予約情報は、第2ユーザが予約中のプランに関する情報であってもよい。例えば、第2予約情報は、第2ユーザが予約中のプランのスタート時間であってもよい。
【0078】
図9は、変形例2の予約画面SCの一例を示す図である。変形例2の提案部103は、第1ユーザの過去の予約における平均スタート時間が同程度の第2予約情報を特定し、当該特定された第2予約情報に対応する第2ユーザが予約済みのプランを、第1ユーザに提案する。同程度とは、平均スタート時間の差が閾値未満(例えば、15分以内)であることを意味する。
【0079】
図9の上側の例では、第1ユーザの平均スタート時間が6:14なので、提案部103は、平均スタート時間が6:00~6:30の間の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。このプランのスタート時間自体も、平均スタート時間が6:00~6:30の間である。
図9の下側の例では、第1ユーザの平均スタート時間が9:30なので、提案部103は、平均スタート時間が9:15~9:45の間の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。このプランのスタート時間自体も、平均スタート時間が9:15~9:45の間である。
【0080】
変形例2のゴルフ場予約システム1は、第1予約情報は、ゴルフ場予約サービスで第1ユーザが過去に予約したプランに関する情報である。第2予約情報は、ゴルフ場予約サービスで第2ユーザが過去に予約したプランに関する情報である。これにより、同じ又は似た予約内容のユーザ同士が同じ組でラウンドできるような最適なプランを第1ユーザに提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0081】
[5-3.変形例3]
例えば、実施形態では、ゴルフ場予約サービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、プランが提案される場合を説明したが、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、ゴルフ場予約サービスとは異なる他のサービスにおける情報であってもよい。他のサービスは、ゴルフ場予約サービスと連携可能な任意のサービスであってよく、例えば、電子商取引サービス、旅行予約サービス(例えば、ホテル又はツアー等を予約するサービス)、チケット予約サービス(例えば、野球やサッカー等のスポーツ観戦のチケットを予約するサービス)、通信サービス、決済サービス、金融サービス、又はフリーマーケットサービスであってもよい。
【0082】
第1取得部101は、他のサービスにおける第1ユーザ情報を取得する。第2取得部102は、他のサービスにおける第2ユーザ情報を取得する。例えば、サーバ10は、他のサービスのサーバと連携している。第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、他のサービスのサーバに記憶されているものとする。第1取得部101は、他のサービスのサーバから、第1ユーザ情報を取得する。第2取得部102は、他のサービスのサーバから、第2ユーザ情報を取得する。
【0083】
なお、第1取得部101は、他のサービスのサーバから取得した情報に基づいて、第1ユーザ情報を生成することによって、第1ユーザ情報を取得してもよい。同様に、第2取得部102は、他のサービスのサーバから取得した情報に基づいて、第2ユーザ情報を生成することによって、第1ユーザ情報を取得してもよい。第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報が他のサービスにおける情報という点で実施形態とは異なるが、他の点については、実施形態と同様である。
【0084】
例えば、他のサービスが電子商取引サービスである場合、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、電子商取引サービスにおける購入履歴、閲覧履歴、商品のブックマーク、住所等の登録情報、又はこれらの組み合わせである。例えば、他のサービスが旅行予約サービスである場合、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、旅行予約サービスで予約した施設、施設のエリア、予約日、自宅からの移動距離、利用した交通手段、又はこれらの組み合わせである。他のサービスが通信サービス、決済サービス、金融サービス、又はフリーマーケットサービスの場合も同様に、これらのサービスで管理されている情報が第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に相当すればよい。
【0085】
図10は、変形例3の予約画面SCの一例を示す図である。
図10の例では、他のサービスが電子商取引サービスである。変形例3の提案部103は、他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報が利用されるという点で実施形態とは異なるが、他の点については、実施形態と同様である。
【0086】
図10の上側の例では、第1ユーザが電子商取引サービスでAAA社のドライバーを購入したことが第1ユーザ情報に示されている。提案部103は、AAA社の商品又は他社のドライバーといった似た商品を購入した第2ユーザが予約済みのプランを提案する。
図10の下側の例では、第1ユーザが電子商取引サービスでBBB社のアイアンを購入したことが第1ユーザ情報に示されている。提案部103は、BBB社の商品又は他社のアイアンといった似た商品を購入した第2ユーザが予約済みのプランを提案する。なお、商品が似るとは、商品自体は異なるが、電子商取引サービスにおけるジャンル又はカテゴリが同じことを意味する。
【0087】
変形例3のゴルフ場予約システム1は、他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報を利用して、第1ユーザに最適なプランを提供できるので、第1ユーザの利便性が高まる。例えば、ゴルフ場予約サービスで十分な情報が蓄積されていなかったとしても、最適なプランを第1ユーザに提案できる。
図10の例であれば、第1ユーザが購入した商品と同じ又は似た商品を購入した第2ユーザと同じ組になれば、商品の話題で盛り上がる可能性があるので、第1ユーザの心理的な障壁を下げることができる。
【0088】
[5-4.変形例4]
例えば、変形例3で説明した他のサービスが複数存在してもよい。第1取得部101は、複数の他のサービスの各々における第1ユーザ情報を取得する。第2取得部102は、複数の他のサービスの各々における第2ユーザ情報を取得する。第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報自体は、変形例4で説明した通りである。他のサービスの例も、変形例3で説明した通りである。
【0089】
変形例4では、複数の他のサービスの一例として、電子商取引サービス、旅行予約サービス、及び金融サービスといった3つを説明する。ゴルフ場予約サービスは、これら3つのサービスと連携しているものとする。第1取得部101は、電子商取引サービス、旅行予約サービス、及び金融サービスの各々のサーバから、第1ユーザ情報を取得する。第2取得部102は、電子商取引サービス、旅行予約サービス、及び金融サービスの各々のサーバから、第2ユーザ情報を取得する。
【0090】
変形例4の提案部103は、複数の他のサービスの各々における第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。他のサービスが複数存在するという点で変形例4とは異なるが、他の点については、変形例4と同様である。例えば、提案部103は、電子商取引サービスで購入した商品、旅行予約サービスで予約した施設、及び金融サービスで利用した金融商品の少なくとも1つが第1ユーザと同じ又は似た第2ユーザが予約済みのプランを提案する。施設が似るとは、施設のエリア又はジャンルが同じことを意味する。金融商品が似るとは、金融商品のジャンルが同じことを意味する。
【0091】
変形例4のゴルフ場予約システム1は、複数の他のサービスの各々における第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、複数の他のサービスの各々における第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報を利用して、第1ユーザに最適なプランを提供できるので、第1ユーザの利便性が高まる。例えば、ゴルフ場予約サービスで十分な情報が蓄積されていなかったとしても、複数の他のサービスにおける傾向を総合的に考慮して、最適なプランを第1ユーザに提案できる。
【0092】
[5-5.変形例5]
例えば、変形例4のように、複数の他のサービスが存在する場合には、プランを提案するために参考になる他のサービスが、第1ユーザによって異なる可能性がある。このため、第1ユーザに応じた他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、プランが提案されるようにしてもよい。
【0093】
図11は、変形例5で実現される機能の一例を示す図である。変形例5のゴルフ場予約システム1は、選択部104を含む。選択部104は、複数の他のサービスの中から、第1ユーザに応じた他のサービスを選択する。第1ユーザに応じた他のサービスとは、第1ユーザ情報に基づいて選択される他のサービスである。第1ユーザ情報と、他のサービスと、の関係は、予め定められているものとする。選択部104は、第1ユーザ情報に基づいて、他のサービスを選択する。
【0094】
例えば、第1ユーザが、ゴルフ場予約システム1のプロフィール情報に、同じ組になった第2ユーザと何の話題で盛り上がりたいかが示されているものとする。選択部104は、プロフィール情報にゴルフ用品の話題が示されている場合には、3つの他のサービスのうち、電子商取引サービスを選択する。選択部104は、プロフィール情報にゴルフ場の話題が示されている場合には、3つの他のサービスのうち、旅行予約サービスを選択する。選択部104は、プロフィール情報に金融の話題が示されている場合には、3つの他のサービスのうち、金融サービスを選択する。
【0095】
変形例5の第1取得部101は、選択部104により選択された他のサービスにおける第1ユーザ情報を取得する。第2取得部102は、選択部104により選択された他のサービスにおける第2ユーザ情報を取得する。選択部104により選択された他のサービスという点で変形例3,4とは異なるが、他の点については、変形例3,4と同様である。
【0096】
変形例5の提案部103は、選択部104により選択された他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。選択部104により選択された他のサービスという点で変形例3,4とは異なるが、他の点については、変形例3,4と同様である。
【0097】
変形例5のゴルフ場予約システム1は、複数の他のサービスの中から、第1ユーザに応じた他のサービスを選択し、当該選択された他のサービスにおける第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、複数の他のサービスの中から、プランを提案するために最適な他のサービスを選択し、第1ユーザに最適なプランを提供できるので、第1ユーザの利便性が高まる。例えば、第1ユーザが盛り上がりたい話題を共有できる第2ユーザと同じ組になるような最適なプランを第1ユーザに提案できる。
【0098】
[5-6.変形例6]
例えば、変形例3~5で説明した第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報は、他のサービスの会員であるか否かに関する情報であってもよい。変形例6の第1取得部101は、第1ユーザが他のサービスの会員であるか否かに関する第1会員情報を、第1ユーザ情報として取得する。第2取得部102は、第2ユーザが他のサービスの会員であるか否かに関する第2会員情報を、第2ユーザ情報として取得する。第1会員情報及び第2会員情報の各々は、他のサービスのユーザIDであってもよいし、単に会員であるか否かを示すフラグであってもよい。
【0099】
変形例6の提案部103は、第1会員情報及び第2会員情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。例えば、提案部103は、第1ユーザに対し、第1ユーザが会員である他のサービスの会員である第2ユーザが予約済みのプランを提案する。即ち、提案部103は、同じサービスの会員同士で同じ組になるように、第1ユーザに対し、プランを提案する。他のサービスが複数存在する場合には、提案部103は、少なくとも1つの他のサービスの会員同士で同じ組になるように、第1ユーザに対し
プランを提案すればよい。
【0100】
変形例6のゴルフ場予約システム1は、第1会員情報及び第2会員情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、例えば、他のサービスの会員同士でゴルフをプレイして、他のサービスの話題で盛り上がるといったことが可能になる。例えば、スポーツチームのファンクラブのサービスが他のサービスに相当する場合、同じスポーツチームのファン同士でゴルフをプレイさせ、そのスポーツチームの話題で盛り上がることができる。更に、第1ユーザ及び第2ユーザが、ゴルフを通じて仲良くなり、そのスポーツチームの試合を見に行くことになれば、他のサービスに対しても利益が発生する。
【0101】
[5-7.変形例7]
例えば、第1ユーザは、ゴルフ場まで車で移動する第2ユーザと同じ組になり、ゴルフ場まで同乗したいと思うことがある。逆に、ゴルフ場まで車で移動する第1ユーザは、ゴルフ場まで電車で移動する第2ユーザを乗せたいと思うことがある。このため、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報として、移動に関する情報が利用されてもよい。
【0102】
変形例7の第1取得部101は、ゴルフ場までの第1ユーザの移動に関する第1移動情報を、第1ユーザ情報を取得する。第1移動情報は、ゴルフ場までの移動手段又は移動時間に関する情報である。移動手段は、交通手段ということもできる。例えば、移動手段は、車、電車、バス、タクシー、又はバイクである。移動時間は、第1ユーザが登録した自宅等の位置と、ゴルフ場の位置と、に基づいて推定された時間である。移動時間の推定方法自体は、ナビゲーションアプリ等で利用されている種々の方法を利用可能である。
【0103】
変形例7では、第1移動情報がユーザデータベースDB1に登録されているものとする。例えば、第1取得部101は、ユーザデータベースDB1を参照し、第1移動情報を取得する。実施形態で説明したように、第1取得部101は、他のデータベース、サーバ10以外の他のコンピュータ、又は情報記憶媒体から第1移動情報を取得してもよい。変形例3~6のように、第1取得部101は、他のサービスから第1移動情報を取得してもよい。他のサービスは、第1ユーザの移動に関する情報が登録されている。例えば、他のサービスは、自動車保険サービス又は旅行予約サービスであってもよい。
【0104】
変形例7の第2取得部102は、ゴルフ場までの第2ユーザの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報を取得する。第2移動情報は、第2ユーザに関する情報という点で第1移動情報とは異なるが、他の点については、第1移動情報と同様である。このため、第1取得部101の説明で記載した第1予約情報の具体例は、第2予約情報も同様であってよい。
【0105】
図12は、変形例7の予約画面SCの一例を示す図である。変形例7の提案部103は、第1移動情報及び第2移動情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。例えば、提案部103は、第1移動情報が電車等の公共交通機関を示す場合に、第1ユーザに対し、第2移動情報が車を示す第2ユーザが予約済みのプランを提案する。提案部103は、提案部103は、第1移動情報が車を示す場合に、第1ユーザに対し、第2移動情報が電車等の公共交通機関を示す第2ユーザが予約済みのプランを提案する。
【0106】
図12の上側の例では、第1ユーザの普段の移動手段が電車であることが第1ユーザ情報に示されている。提案部103は、同行者を車に乗せても良い第2ユーザが予約済みのプランを提案する。
図12の下側の例では、第1ユーザの普段の移動手段が車であり、かつ、同行者を乗せても良いことがプロフィール情報に含まれているものとする。提案部103は、同行者の車に乗りたい第2ユーザが予約済みのプランを提案する。なお、第1移動情報及び第2移動情報は、プロフィール情報ではなく、他のサービスから取得されてもよい。例えば、自動車保険サービス又は旅行予約サービスから、第1移動情報及び第2移動情報が取得されてもよい。
【0107】
変形例7のゴルフ場予約システム1は、第1移動情報及び第2移動情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、第1ユーザに対し、自身の移動に応じた最適な第2ユーザが予約済みのプランを提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0108】
[5-8.変形例8]
例えば、第1ユーザ及び第2ユーザの各々に対し、事前に又は事後的にアンケートが行われてもよい。第1ユーザ及び第2ユーザの各々によるアンケートの回答結果が考慮されて、第1ユーザに対し、プランが提案されてもよい。
【0109】
変形例8の第1取得部101は、ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する。変形例8では、第1回答情報は、事前に行われたアンケートの回答に関する情報であるものとする。例えば、アンケートには、ゴルフのプレイスタイル、同行者のプレイスタイル、同行者と盛り上がりたい話題、自身の趣味、ゴルフ場までの移動手段、又はこれらの組み合わせといった質問が含まれている。
【0110】
例えば、第1ユーザのユーザ端末20には、アンケートの回答フォームが表示される。第1取得部101は、ユーザ端末20から、第1回答情報を取得する。第1回答情報は、ユーザデータベースDB1に予め格納されており、第1取得部101は、ユーザデータベースDB1から、第1回答情報を取得してもよい。実施形態と同様に、第1回答情報は、他のデータベース、サーバ10以外の他のコンピュータ、又は情報記憶媒体に記憶されていてもよい。変形例3~6と同様に、第1回答情報は、他のサービスから取得されてもよい。
【0111】
変形例8の第2取得部102は、ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第2ユーザの回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する。第2回答情報は、第2ユーザに関する情報という点で第1回答情報とは異なるが、他の点については、第1回答情報と同様である。このため、第1取得部101の説明で記載した第1回答情報の具体例は、第2回答情報も同様であってよい。
【0112】
変形例8の提案部103は、第1回答情報及び第2回答情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。例えば、提案部103は、第1ユーザに対し、第1ユーザによる回答と同じ又は似た回答の第2ユーザが予約済みのプランを提案する。提案部103は、第1ユーザに対し、第1ユーザによる回答と異なる回答の第2ユーザが予約済みのプランを提案してもよい。
【0113】
変形例8のゴルフ場予約システム1は、第1回答情報及び第2回答情報に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、第1ユーザに対し、アンケートの回答結果に応じたプランを提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0114】
[5-9.変形例9]
例えば、実施形態では、第1ユーザと同じ又は似た特徴を有する第2ユーザが予約済みのプランが提案される場合を説明したが、提案部103は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザとは反対の特徴を有する第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案してもよい。どの特徴が反対であるかは、データ記憶部100に予め記憶されているものとする。例えば、変形例8のアンケートを例に挙げると、提案部103は、第1ユーザに対し、第1ユーザによる回答と異なる回答の第2ユーザが予約済みのプランを提案してもよい。
【0115】
例えば、ユーザは、プロフィール情報として、同行者に教わりたい、又は、同行者に教えたいといった属性を指定してもよい。この場合、提案部103は、第1ユーザが同行者に教わりたいことを示す属性を指定した場合に、同行者に教えたいことを示す属性を指定した第2ユーザが予約済みのプランを、第1ユーザに提案してもよい。逆に、提案部103は、第1ユーザが同行者に教えたいことを示す属性を指定した場合に、同行者に教わりたいことを示す属性を指定した第2ユーザが予約済みのプランを、第1ユーザに提案してもよい。
【0116】
変形例9のゴルフ場予約システム1は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザとは反対の特徴を有する第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する。これにより、第1ユーザに足りないものを補ってくれるような第2ユーザが予約済みのプランを提案できるので、第1ユーザの利便性が、より高まる。
【0117】
[5-10.変形例10]
例えば、第1ユーザが過去に1人予約を利用したことがある場合、第1ユーザが一緒にプレイしたことがある第2ユーザが予約済みのプランが存在することもある。この場合、第1ユーザは、面識のある第2ユーザと同じ組でもう一度プレイしたいと思うことがある。このため、提案部103は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、過去に第1ユーザが一緒にプレイをした第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案してもよい。
【0118】
なお、過去にどのユーザとプレイしたかは、変形例1等で説明した第1予約情報及び第2予約情報としてユーザデータベースDB1に格納されていてもよいし、第1予約情報及び第2予約情報とは異なる情報としてユーザデータベースDB1に格納されていてもよい。提案部103は、ユーザデータベースDB1を参照して第1ユーザが一緒にプレイしたことがある第2ユーザを特定し、プランデータベースDB2を参照して当該第2ユーザが予約済みのプランを特定すればよい。
【0119】
変形例10のゴルフ場予約システム1は、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報に基づいて、第1ユーザに対し、過去に第1ユーザが一緒にプレイをした第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する。これにより、第1ユーザに、面識のある第2ユーザと一緒にプレイできるプランを提案できるので、第1ユーザの利便性が高まる。
【0120】
[5-11.変形例11]
例えば、提案部103は、第1ユーザ情報と、第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案してもよい。機械学習手法自体は、公知の種々の手法を利用可能である。例えば、教師有り学習、半教師有り学習、又は教師無し学習の何れの手法であってもよい。提案部103は、勾配ブースティング決定木を一例とするアンサンブル学習モデルを利用して、第1ユーザに対して提案するプランを決定してもよい。これらは、何れも教師有り学習のモデルであってよい。
【0121】
なお、機械学習モデルは、ニューラルネットワーク又はサポートベクターマシンといった他の機械学習手法が利用されてもよい。他にも例えば、ルールベースで提案すべき第2ユーザが特定されてもよい。例えば、過去に機械学習モデルで提案されたプランを第1ユーザが選択し、その後も、その時と同じ第2ユーザと一緒にプレイしたか否かが特定されてもよい。この場合に、第1ユーザ情報及び第2ユーザ情報を機械学習モデルに学習させてもよい。
【0122】
変形例11の機械学習モデルには、相性が良いと思われるユーザ同士の情報のペアが訓練データとして学習されている。例えば、あるユーザが1人予約で他のユーザと一緒にプレイし、後日再び同じ組でプレイした場合には、これらのユーザのユーザ情報のペアが、訓練データとして機械学習モデルに学習されている。提案部103が第1ユーザ情報を機械学習モデルに入力すると、機械学習モデルは、第1ユーザ情報を特徴量化して特徴量に応じた第2ユーザ情報を出力する。
【0123】
機械学習モデルから出力された第2ユーザ情報は、第1ユーザと相性が良いと思われる者を示す。提案部103は、機械学習モデルから出力された第2ユーザ情報と同じ又は似た第2ユーザ情報の第2ユーザが予約済みのプランを、第1ユーザに提案する。ここでの似ているとは、第2ユーザ情報に含まれる値の差が閾値未満であることを意味する。例えば、第2ユーザ情報に、平均スコア、年齢、エリア、プレイスタイルといった複数の項目が含まれている場合には、これら複数の項目の値の差が閾値未満であることが、第2ユーザ情報が似ていることに相当する。
【0124】
変形例11のゴルフ場予約システム1は、第1ユーザ情報と、第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、第1ユーザに対し、少なくとも1つのプランを提案する。これにより、機械学習モデルを利用して第1ユーザに合いそうな第2ユーザを特定できるので、より最適なプランを提案できる。
【0125】
[5-12.その他の変形例]
例えば、上記説明した変形例を組み合わせてもよい。
【0126】
例えば、サーバ10又はユーザ端末20で実現されるものとして説明した機能は、ゴルフ場予約システム1における少なくとも1つのコンピュータにより実現されるようにすればよく、複数のコンピュータで機能が分担されてもよい。この場合、複数のコンピュータの各々が、他のコンピュータに対し、自身の処理結果を送信することによって、機能の分担が実現されるようにすればよい。例えば、サーバ10で実現されるものとして説明した機能は、ユーザ端末20により実現されてもよい。例えば、ユーザ端末20で実現されるものとして説明した機能は、サーバ10により実現されてもよい。
【0127】
[6.付記]
例えば、本開示に係るゴルフ場予約システムは、下記のような構成も可能である。
(1)
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々を予約済みの第2ユーザに関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
(2)
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)に記載のゴルフ場予約システム。
(3)
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に行った予約に関する第1予約情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に行った予約に関する第2予約情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1予約情報及び前記第2予約情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(2)に記載のゴルフ場予約システム。
(4)
前記第1予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報であり、
前記第2予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報である、
(2)又は(3)に記載のゴルフ場予約システム。
(5)
前記第1取得部は、前記第1ユーザの属性に関する第1属性情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザの属性に関する第2属性情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(4)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(6)
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスとは異なる他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(5)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(7)
前記第1取得部は、複数の前記他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(6)に記載のゴルフ場予約システム。
(8)
前記ゴルフ場予約システムは、複数の前記他のサービスの中から、前記第1ユーザに応じた前記他のサービスを選択する選択部を更に含み、
前記第1取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(6)又は(7)に記載のゴルフ場予約システム。
(9)
前記第1取得部は、前記第1ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第1会員情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第2会員情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1会員情報及び前記第2会員情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(6)~(8)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(10)
前記第1取得部は、ゴルフ場までの前記第1ユーザの移動に関する第1移動情報を、前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、ゴルフ場までの前記第2ユーザの移動に関する第2移動情報を、前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記第1移動情報及び前記第2移動情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(9)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(11)
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記第2ユーザの回答に関する第2回答情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1回答情報及び前記第2回答情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(10)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(12)
前記提案部は、前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(11)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(13)
前記提案部は、前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(12)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
(14)
前記提案部は、前記第1ユーザ情報と、前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
(1)~(13)の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【符号の説明】
【0128】
1 ゴルフ場予約システム、N ネットワーク、10 サーバ、11,21 制御部、12,22 記憶部、13,23 通信部、20 ユーザ端末、24,34 操作部、25,35 表示部、F 入力フォーム、N ネットワーク、DB ユーザデータベース、SC 予約画面、100 データ記憶部、101 第1取得部、102 第2取得部、103 提案部、104 選択部、200 データ記憶部、201 表示制御部、202 操作受付部、DB1 ユーザデータベース、DB2 プランデータベース。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部と、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項2】
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部と、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項3】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項4】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項5】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項6】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項7】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に行った予約に関する第1予約情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に行った予約に関する第2予約情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1予約情報及び前記第2予約情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項6に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項8】
前記第1予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報であり、
前記第2予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報である、
請求項7に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項9】
前記第1取得部は、前記第1ユーザの属性に関する第1属性情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザの属性に関する第2属性情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項10】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスとは異なる他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項11】
前記第1取得部は、複数の前記他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項12】
前記ゴルフ場予約システムは、複数の前記他のサービスの中から、前記第1ユーザに応じた前記他のサービスを選択する選択部を更に含み、
前記第1取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項13】
前記第1取得部は、前記第1ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第1会員情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第2会員情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1会員情報及び前記第2会員情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項14】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得ステップと、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項15】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得ステップと、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項16】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項17】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項18】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項19】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項20】
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項21】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項22】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの前記少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項23】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【手続補正書】
【提出日】2024-01-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部と、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項2】
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部と、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項3】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項4】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項5】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部と、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部と、
を含むゴルフ場予約システム。
【請求項6】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記ゴルフ場予約サービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項7】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に行った予約に関する第1予約情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に行った予約に関する第2予約情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1予約情報及び前記第2予約情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項6に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項8】
前記第1予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第1ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報であり、
前記第2予約情報は、前記ゴルフ場予約サービスで前記第2ユーザが過去に予約した前記プランに関する情報である、
請求項7に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項9】
前記第1取得部は、前記第1ユーザの属性に関する第1属性情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザの属性に関する第2属性情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1属性情報及び前記第2属性情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項10】
前記第1取得部は、前記ゴルフ場予約サービスとは異なる他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項1~5の何れかに記載のゴルフ場予約システム。
【請求項11】
前記第1取得部は、複数の前記他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記複数の他のサービスの各々における前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項12】
前記ゴルフ場予約システムは、複数の前記他のサービスの中から、前記第1ユーザに応じた前記他のサービスを選択する選択部を更に含み、
前記第1取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報を取得し、
前記第2取得部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第2ユーザ情報を取得し、
前記提案部は、前記選択部により選択された前記他のサービスにおける前記第1ユーザ情報及び前記第2ユーザ情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項13】
前記第1取得部は、前記第1ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第1会員情報を、前記第1ユーザ情報として取得し、
前記第2取得部は、前記第2ユーザが前記他のサービスの会員であるか否かに関する第2会員情報を、前記第2ユーザ情報として取得し、
前記提案部は、前記第1会員情報及び前記第2会員情報に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記少なくとも1つのプランを提案する、
請求項10に記載のゴルフ場予約システム。
【請求項14】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得ステップと、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項15】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得ステップと、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項16】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項17】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項18】
コンピュータが、
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案ステップと、
を実行するゴルフ場予約方法。
【請求項19】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザのゴルフ場までの移動に関する第1移動情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々のゴルフ場までの移動に関する第2移動情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部、
前記第1移動情報と、前記複数の第2ユーザの各々の第2移動情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項20】
ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する第1ユーザの回答に関する第1回答情報を、第1ユーザ情報として取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記ゴルフ場予約サービスのアンケートに対する前記複数の第2ユーザの各々の回答に関する第2回答情報を、第2ユーザ情報として取得する第2取得部、
前記第1回答情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2回答情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項21】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、前記第1ユーザとは反対の特徴を有する前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項22】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうち、過去に前記第1ユーザが一緒にプレイをした前記第2ユーザが予約済みの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項23】
ゴルフ場予約サービスを利用する第1ユーザに関する第1ユーザ情報を取得する第1取得部、
複数の第2ユーザが、前記第1ユーザが一緒にプレイ可能な複数のプランの各々に予約済みである場合に、前記複数の第2ユーザの各々に関する第2ユーザ情報を取得する第2取得部、
前記第1ユーザ情報と、前記複数の第2ユーザの各々の前記第2ユーザ情報と、過去の予約実績が学習された機械学習モデルと、に基づいて、前記第1ユーザに対し、前記複数のプランのうちの少なくとも1つのプランを提案する提案部、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。