(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024089855
(43)【公開日】2024-07-04
(54)【発明の名称】日よけ
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20240627BHJP
B60J 3/00 20060101ALN20240627BHJP
【FI】
A41D13/11 L
A41D13/11 Z
B60J3/00 F
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022205343
(22)【出願日】2022-12-22
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-10-17
(71)【出願人】
【識別番号】517033160
【氏名又は名称】株式会社モード
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(74)【代理人】
【識別番号】100225347
【弁理士】
【氏名又は名称】鬼澤 正徳
(72)【発明者】
【氏名】市川 恵美子
(57)【要約】
【課題】利用者が受ける紫外線量を低減できる日よけを提供する。
【解決手段】紫外線を遮断するプレート形状の本体部11を備えた日よけ10であって、本体部11に第1方向に沿って直線状に設けられた縦折り線20,21,22と、本体部11に第1方向と交差する第2方向に沿って直線状に設けられた横折り線23,24,25と、本体部11に設けられ、かつ、縦折り線20,21,22と、を有する日よけ10を構成した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紫外線を遮断するプレート形状の本体部を備えた日よけであって、
前記本体部に第1方向に沿って直線状に設けられた第1折り線と、
前記本体部に前記第1方向と交差する第2方向に沿って直線状に設けられた第2折り線と、
を有する、日よけ。
【請求項2】
請求項1記載の日よけにおいて、
前記本体部の角部に設けられ、かつ、前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って折り畳まれた前記本体部の前記角部に掛けられ、かつ、前記本体部を折り畳まれた状態に保持する保持具を更に有する、日よけ。
【請求項3】
請求項1記載の日よけにおいて、
前記本体部に設けられ、かつ、前記本体部との間に利用者の手が差し込まれる支持具を有する日よけ。
【請求項4】
請求項1記載の日よけにおいて、
前記本体部に設けられる支持具と、
前記本体部と前記支持具とにより支持される携帯型ファンと、
を有する日よけ。
【請求項5】
請求項4記載の日よけにおいて、
前記本体部に設けられ、かつ、前記携帯型ファンにより吸い込まれる空気が通過する通気部材を有する、日よけ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、紫外線を遮断する機能を有し、かつ、携帯が可能な日よけに関する。
【背景技術】
【0002】
紫外線を遮断する機能を有し、かつ、携帯が可能な日よけの一例であるクロスシートが、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている多目的クロスシートは、少なくとも防水又は撥水又はUV加工のいずれか一つが施された四角形状の生地の一つの角部に、開口を有する三角形状の防水加工が施された袋状部を設け、該袋状部に、前記四角形状の生地を収納することができる。特許文献1には、防水加工が施された袋状部に形成された開口の中へ生地を折り畳んで入れることによって、水滴や汚れを袋状部及び畳んだ内部に収容することができる、と記載されている。また、特許文献1には、多目的クロスシートは、畳んだり、袋状部に収納すれば場所をとるものではないし、軽いのでバッグやカバンに常時あっても苦にならない、と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されている日よけは、利用者を覆いにくく、利用者が受ける紫外線量を低減できにくい、という問題があった。
【0005】
本開示の目的は、利用者が受ける紫外線量を、一層低減できる日よけを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、紫外線を遮断するプレート形状の本体部を備えた日よけであって、前記本体部に第1方向に沿って直線状に設けられた第1折り線と、前記本体部に前記第1方向と交差する第2方向に沿って直線状に設けられた第2折り線と、を有する、日よけである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の日よけによれば、利用者が受ける紫外線量を、一層低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本開示の日よけを本体部の内面側から見た展開図である。
【
図4】日よけの本体部を縦折り線に沿って折り畳んだ状態の図である。
【
図5】(A)は、日よけを横折り線に沿って折り畳んだ状態の図、(B)は、日よけを保持具で閉じた状態に保持する図である。
【
図6】日よけを携帯型ファンと共に使用する展開図である。
【
図7】(A)は、日よけを車両のサンバイザーに取り付けた状態の正面図、(B)は、日よけを車両のドアガラスの内側に配置した状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、日よけの実施形態を図面に基づいて説明する。日よけの実施形態を説明するための図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。日よけは、紫外線を遮断する遮断装置、遮断シート、遮断プレート等の何れかとして定義することも可能である。
【0010】
図1に示す日よけ10は、プレート形状(板形状)の本体部11、保持具12,13、支持具14を有する。本体部11は、内面40及び外面41を有する。
図1は、本体部11が展開された状態において、本体部11を内面40側から見たものである。
図2は、本体部11の内面40を利用者30、特に、顔に向けた状態で、日よけ10を使用する例の側面図、
図3は、日よけ10を使用する状態において、利用者30を真上から見た平面図である。
【0011】
本体部11は、所定の剛性、つまり、張りを有し、かつ、利用者が手で折り畳み及び展開ができるような材質(素材)、例えば、軟質合成樹脂製である。軟質合成樹脂として、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等が用いられている。本体部11は、厚さが0.05mm~0.15mm程度の範囲内である。本体部11の色は、例えば、透明、透明度のある、つまり、視界を遮らない薄い紫色、透明度のある薄い茶色、透明度のある薄い黒色等である。本体部11を内面40側から見ると、本体部11の外周形状は、四角形、例えば、長方形または正方向である。
【0012】
本体部11は、第1縁部16、第2縁部17、第3縁部18及び第4縁部19を有する。
図1において、第1縁部16と第2縁部17とが平行に配置され、第3縁部18と第4縁部19とが平行に配置されている。
図1において、第1縁部16と第3縁部18との間に形成される角度は、略90度であり、第2縁部17と第4縁部19との間に形成される角度は、略90度である。
【0013】
本体部11は、第1折り線として、例えば、複数の縦折り線20,21,22を有し、かつ、第2折り線として、例えば、複数の横折り線23,24,25を有する。
図1において、縦折り線20、21,22、及び横折り線23,24,25は、全て直線状に設けられている。縦折り線20,21,22は、第3縁部18及び第4縁部19と平行に配置されている。縦折り線20,21,22は、第1縁部16から第2縁部17に亘って設けられている。縦折り線21は、縦折り線20と縦折り線22との間に配置されている。
【0014】
横折り線23,24,25は、第1縁部16及び第2縁部17と平行に配置されている。横折り線23の端部と横折り線24とが接続され、横折り線23及び横折り線24が直線状に配置されている。横折り線23が第3縁部18に接続され、横折り線24は、第4縁部19に接続されている。横折り線23と横折り線24とが、縦折り線21を隔てて配置されている。横折り線25は、第3縁部18から第4縁部19に亘って設けられている。横折り線23は、縦折り線20と略90度の角度で交差して配置されている。横折り線24は、縦折り線22と略90度の角度で交差して配置されている。横折り線25は、縦折り線20,21,22と、それぞれ略90度の角度で交差して配置されている。
【0015】
さらに、本体部11は、紫外線を遮断する機能(UVカット機能)を有する。例えば、本体部11の外面に、UVカット機能を有するフィルムが貼り付けて固定されている。このフィルムは、厚さ0.05mm程度であり、かつ、材質は、ポリエチレンテレフタレートである。また、本体部11を構成する材料自体に、紫外線吸収剤が添加剤として添加されていてもよい。
【0016】
保持具12,13は、例えば、ゴム製の紐である。保持具12は、第1縁部16、第3縁部18、縦折り線20及び横折り線25により囲まれた領域において、本体部11に取り付けられている。保持具13は、第1縁部16、第4縁部19、縦折り線22及び横折り線25により囲まれた領域において、本体部11に取り付けられている。保持具13は、本体部11が閉じられた状態を保持することに用いることができる。
【0017】
また、保持具12,13は、本体部11が展開された状態で、日よけ10を車両の室内に取り付ける場合に用いることができる。支持具14は、例えば、ゴム製の紐である。支持具14は、本体部11の内面40側に取り付けられている。支持具14は、縦折り線21を跨ぐような形状で、つまり、アーチ形状で湾曲されている。
【0018】
次に、日よけ10の利用例を、
図2及び
図3を参照して説明する。利用者30は、支持具14と本体部11との間に手の指を差し込むことにより、日よけ10を支持する。そして、内面40側を利用者30の顔に向け、外面41を前方に向けた状態で、日よけ10を支持する。日よけ10は、
図3のように、縦折り線20,21,22が、外面41側から見て山折りとなるように、若干、折り曲げられて使用される。さらに、日よけ10は、
図2及び
図3のように、横折り線25が、外面41側から見て山折りとなるように、若干、折り曲げられて使用される。このように、本体部11が各種の折り線に沿って折り曲げられることで、本体部11が利用者30の顔に近づく形状に変形される。
【0019】
そして、太陽光は、
図2で左上から日よけ10に向かって照射され、
図3で真上から照射されるものとする。本体部11は、紫外線を遮断する機能を備えているため、日よけ10の利用者30は、顔が受ける紫外線量を低減でき、顔の日焼けを抑制できる。また、
図2のように、横折り線25は、外面41側から見て若干、山折りされる。このため、本体部11の一部を利用者30の顔へ接近させ易くなり、利用者30の顔が受ける紫外線量を更に低減できる。さらに、
図3のように、縦折り線20、21,22は、外面41側から見て若干、山折りされる。このため、本体部11が利用者30の顔を囲み易くなる。したがって、利用者30の顔が受ける紫外線量を更に低減できる。
【0020】
次に、日よけ10を展開状態から折り畳む例を説明する。
図1に示すように、日よけ10を内面40側から見た状態において、縦折り線21を谷折りして、第3縁部18と第4縁部19とを近づけ、
図4のように、本体部11の全体を2つ折りにする。すると、横折り線23と横折り線24とが重なる。さらに、
図4において、横折り線23及び横折り線24を共に同じ方向に折り曲げ、例えば、谷折りし、第2縁部17と第1縁部16とを近づけることで、
図5(A)のように、本体部11の全体を4つ折りにする。そして、
図5(B)のように、本体部11の角部が4枚重なった個所を、保持具13で互いに固定する。
【0021】
このため、本体部11が閉じられた状態に保持され、日よけ10の全体がコンパクトになる。したがって、日よけ10の取り扱い、携行、及び運搬が容易になる。また、日よけ10をバッグまたは鞄等の内部に収容し易くなる。なお、
図5のように、本体部11が折り畳まれている状態から、保持具13を、本体部11の角部が4枚重なった個所から外し、本体部11を各種の折り線に沿って元の形状に戻すと、日よけ10は、
図1のように本体部11が展開された状態になる。
【0022】
図6のように、日よけ10は、携帯型ファン50と共に使用することもできる。携帯型ファン50は、本体部11の内面40側に置かれ、支持具14によって支持される。携帯型ファン50は、グリップ51、羽根52及びカバー53を有する。グリップ51は、例えば、合成樹脂製であり、グリップ51の内部に電池及び収容されている。グリップ51は、支持具14と本体部11との間に挿入され、支持具14の張力で携帯型ファン50が本体部11へ押し付けられる。カバー53は、例えば、合成樹脂製であり、カバー53は、グリップ51に取り付けられている。カバー53内に電動モータ及び羽根52が設けられている。羽根52は、例えば、合成樹脂製であり、羽根52は、電動モータの回転軸に取り付けられている。
図6に示す日よけ10及び携帯型ファン50は、日よけセットとして定義することもできる。
【0023】
利用者30は、グリップ51を手で握り、日よけ10を顔の前で支持する。そして、グリップ51に設けられているスイッチがオンされると、電池の電力で電動モータが回転され、かつ、羽根52が回転する。羽根52が回転されると、羽根52と本体部11との間から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は羽根52の前方、つまり、利用者30の顔へ向けて流れる。利用者30の周辺で空気の強制対流が発生し、利用者30は涼感を得ることができる。なお、グリップ51に設けられているスイッチがオフされると、電動モータ及び羽根52が停止される。
【0024】
さらに、本体部11の縦折り線20と縦折り線22との間に、通気部材54が設けられていてもよい。利用者の頭部の周りで強制対流が発生し、通気部材54は、通気性を有する材質、例えば、布製である。また、通気部材54は、紫外線吸収剤が塗布されていてもよい。本体部11を展開した状態において、羽根52及びカバー53の配置領域を含む範囲に、本体部11を厚さ方向に貫通する穴55が設けられ、その穴55が通気部材54によって覆われている。このため、羽根52が回転されると、本体部11の外面41側の空気が、通気部材54を透過して内面40側に吸い込まれる。したがって、携帯型ファン50による空気の輸送流量が増加する。
【0025】
図7(A)は、日よけ10を車両60の室内61に配置した例である。室内61には、運転席62及び助手席63が設けられている。助手席63の前にサンバイザー64が設けられており、日よけ10がサンバイザー64に取り付けられている。日よけ10は、車両60の前後方向でサンバイザー64の後方に配置され、かつ、保持具12,13がサンバイザー64の角部に掛けられることにより、日よけ10がサンバイザー64に取り付けられている。日よけ10は、本体部11が展開された状態であり、日よけ10は、助手席63に座る利用者、つまり、乗員が受ける紫外線量を低減できる。
【0026】
図7(B)は、日よけ10を車両60の室内61に配置する他の例である。車両60の室内61にクランプ65が2つ設けられている。2つのクランプ65は、永久磁石、または、粘着テープ等により、車両60の内面に取り付けられている。2つのクランプ65により、日よけ10が吊り下げられている。日よけ10は、ドア66のドアガラス67の内側に位置する。日よけ10は、本体部11が展開された状態であり、日よけ10は、助手席に座る利用者、つまり、乗員が受ける紫外線量を低減できる。
【0027】
さらに、利用者30が本体部11を展開状態とし、本体部11の角部を利用者30が手で掴み、日よけ10を吊り下げて使用することもできる。また、本体部11を展開状態とし、日よけ10を使用場所に立てて置き、対象物(物品)を紫外線から保護するために用いることもできる。
【0028】
さらに、本体部11を折り畳んだ状態とし、本体部11内に薄手の物品、例えば、ノート、資料、ハンカチ、タオル、大切な物、等を収容する収容具として、日よけ10を使用することもできる。つまり、日よけ10は、文具、クリアファイル、ケースの代用とすることができ、かつ、収容した物品を紫外線から保護することができる。
【0029】
本実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。本体部11は、本体部の一例である。日よけ10は、日よけの一例である。縦折り線20,21,22は、第1折り線の一例である。第3縁部18及び第4縁部19と平行な方向、つまり、第3縁部18及び第4縁部19に沿った方向が、第1方向の一例である。横折り線23,24,25は、第2折り線の一例である。第1縁部16及び第2縁部17と平行な方向、つまり、第1縁部16及び第2縁部17に沿った方向が、第2方向の一例である。保持具13は、保持具の一例である。支持具14は、支持具の一例である。通気部材54は、通気部材の一例である。
【0030】
本実施形態は、図面を用いて開示されたものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、日よけを折り畳んだ状態に保持する保持具は、面ファスナー、ホック、ボタン等でもよい。また、展開された状態における本体部の外周形状は、四角形、楕円形、円形等であってもよい。さらに、本体部に設ける折り線の数、本体部に設ける折り線の位置は、任意である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本開示は、紫外線を遮断する機能を有する日よけとして利用可能である。
【符号の説明】
【0032】
10…日よけ、11…本体部、12,13…保持具、14…支持具、20,21,22…縦折り線、23,24,25…横折り線、50…携帯型ファン、54…通気部材
【手続補正書】
【提出日】2023-04-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が手で握るグリップ、及び電動モータにより回転される羽根を有する携帯型ファンと、
紫外線を遮断するプレート形状の本体部、及び前記携帯型ファンを支持する支持具を有する日よけと、
を有し、
前記グリップは、前記日よけ及び前記携帯型ファンを前記利用者の顔の前で支持する状態として前記利用者の手で握られ、
前記本体部は、
前記本体部の内面側を前記利用者の顔に近づく形状に変形させるために、第1方向に沿って直線状に設けられた2つの第1折り線と、
前記本体部の内面側を前記利用者の顔に近づく形状に変形させるために、前記第1方向と交差する第2方向に沿って直線状に設けられた複数の第2折り線と、
を有し、
前記支持具は、前記本体部のうち前記利用者の顔に向けられる内面側で前記2つの第1折り線の間に取り付けられている、
日よけセット。
【請求項2】
請求項1記載の日よけセットにおいて、
前記本体部の角部に設けられ、かつ、前記第1折り線及び前記第2折り線に沿って折り畳まれた前記本体部の前記角部に掛けられ、かつ、前記本体部を折り畳まれた状態に保持する保持具を更に有する、日よけセット。
【請求項3】
請求項1記載の日よけセットにおいて、
前記本体部に設けられ、かつ、前記携帯型ファンにより吸い込まれる空気が通過する通気部材を有する、日よけセット。
【手続補正書】
【提出日】2023-08-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
利用者が手で握るグリップ、及び電動モータにより回転される羽根を有する携帯型ファンと、
紫外線を遮断するプレート形状の本体部、及び前記携帯型ファンを支持する支持具を有する日よけと、
を有し、
前記グリップは、前記日よけ及び前記携帯型ファンを前記利用者の顔の前で支持する状態として前記利用者の手で握られ、
前記本体部は、
前記本体部の内面側を前記利用者の顔に近づく形状に変形させるために、第1方向に沿って直線状に設けられた複数の第1折り線と、
前記本体部の内面側を前記利用者の顔に近づく形状に変形させるために、前記第1方向と交差する第2方向に沿って直線状に設けられた複数の第2折り線と、
を有し、
前記支持具は、前記本体部のうち前記利用者の顔に向けられる内面側で前記複数の第1折り線のうち2つの第1折り線の間に取り付けられている、
日よけセット。