特開 2024-91198 トイレットペーパーホルダー

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2024091198

(43)【公開日】2024-07-04

(54)【発明の名称】トイレットペーパーホルダー

(51)【国際特許分類】

   A47K 10/36 20060101AFI20240627BHJP

【ＦＩ】

A47K10/36 K

A47K10/36 Z

【審査請求】有

【請求項の数】6

【出願形態】書面

(21)【出願番号】P 2022212956

(22)【出願日】2022-12-23

(11)【特許番号】

(45)【特許公報発行日】2023-12-19

(71)【出願人】

【識別番号】523024473

【氏名又は名称】北里 睦男

(72)【発明者】

【氏名】北里 睦男

(57)【要約】

【課題】 長期間に亘って確実に動作させることができ、しかも操作が簡単でコンパクト化が可能なトイレットペーパー繰り出し装置を提供する。
【解決手段】 アンダーカバーを振動させることによるトイレットペーパーの繰り出しができる装置の提供。
［００１７］
【選択図】図２

【特許請求の範囲】

【請求項1】

本体トイレットペーパーホルダーを、アンダーカバーとスプリングを組み合わせ筒芯の偏芯位置に取り付けたシリコンゴムによりトイレットペーパーをアンダーカバーの振動により繰り出すことができる装置である。

【請求項2】

アンダーカバーにローラを数個取り付けることによりトイレットペーパーの回転を誘導する、またペーパーの癒着も防ぐ請求項１記載のトイレットペーパー繰り出し装置。

【請求項3】

繰り出し時に逆回転を防止する際一方向回転装置を取り付け適量の繰り出しを行う請求項１記載請求項２記載の繰り出し装置。

【請求項4】

アンダーカバーにアクチュエータ・回転モータ・繰り出し量センサーを取り付け繰り出し量を設定する請求項３記載の繰り出し装置。

【請求項5】

人感知センサーを取り付けた請求項３記載の繰り出し装置。

【請求項6】

トイレットペーパー繰り出し装置にフットペダル操作によりトイレットペーパーを繰り出す装置。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、トイレットペーパーホルダーからトイレットペーパーを取り出すとき取り出しやすいように、数センチつまみ部分を繰り出す機構に関するトイレットペーパーホルダーに関するものである。

【背景技術】

【0002】

従来のトイレットペーパーホルダーは、トイレットペーパーロールの中心部の穴にトイレットペーパーが保持されており、必要な分を切り取った後、切り取り板の下でトイレットペーパーが隠れてしまい、次にトイレットペーパーを引き出す際、切り取り板を持ち上げる必要がある。

【0003】

【先行技術文献】

【0004】

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0005】

この際切り取った後次に使うとき、数センチ繰り出し部分があればスムーズにトイレットペーパーを取り出すことができる。そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものである。

【課題を解決するための手段】

【0006】

すなわち本発明に係る装置は、本体トイレットペーパーホルダーを、下側の受け板と、スプリングを組み合わせ、トイレットペーパー中心から偏芯位置に取り付けたシリコンゴムによりトイレットペーパーを下側の受け板の上下振動によりトイレットペーパーが繰り出される技術の提供である。

【0007】

このように構成されたトイレットペーパー繰り出し装置であれば、数センチつまみ部分がありトイレットペーパーの取り出しが容易であり、動作不良を起こし得るトイレットペーパーの癒着も防げる。

【0008】

【発明の効果】

【0009】

このように構成した本発明によれば、トイレットペーパーの使用後、繰り出しによりつまみ部分があるためストレスなくトイレットペーパーを引き出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【0010】

【図1】本実施形態のトイレットペーパーを引き出し装置の使用状態を模式的に示す図。

【図2】同実施形態のトイレットペーパー装置の構成を模式的に示す図。

【図3】同実施形態のトイレットペーパー装置の受け板における構成を模式的に示す図。

【図4】同実施形態のトイレットペーパー装置の偏芯動作を示す変形実施形態の状態を模式的に示す図。

【発明を実施するための形態】

【0011】

以下に本発明に係るトイレットペーパー繰り出し装置の一実施形態について図面を参照して説明する。

【0012】

本実施形態に係るトイレットペーパー供給装置は、図１に示すように、▲９▼トイレットホルダー本体に取り付けられた▲２▼アンダーカバー戻しスプリングによりトイレットペーパーを保持によりトイレットペーパーが保持されて▲８▼の芯回転止めと▲６▼シリコンゴムにより▲１０▼アンダーカバーの上下運動により▲１２▼の方向にトイレットペーパーが偏芯し▲１３▼の部分トイレットペーパーが繰り出される。

【0013】

その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。

【符号の説明】

【0014】

▲１▼・・・アンダーカバー保持シャフト
▲２▼・・・アンダーカバー戻しスプリング
▲３▼・・・上下操作レバー
▲４▼・・・芯
▲５▼・・・トイレットペーパー保持ローラ
▲６▼・・・シリコン製ゴム
▲７▼・・・アンダーカバー及び切り取り部カッター
▲８▼・・・芯の回転止フック
▲９▼・・・トイレットペーパーホルダ本体
▲１０▼・・・アンダーカバー
▲１１▼・・・ローラー
▲１２▼・・・トイレットペーパー回転方向
▲１３▼・・・トイレットペーパー繰り出し部分

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【手続補正書】

【提出日】2023-09-14

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正の内容】

【請求項1】

トイレットペーパーホルダーはトイレットペーパーホルダー本体、アンダーカバー及びアンダーカバー保持シャフト、スプリング、回転ローラー、シリコンゴムを取り付けた芯で構成され、ペーパーロールをスプリングが組み込まれたアンダーカバー保持シャフトにより上に持ち上げる方向にセットされ、芯の軸方向の上部はシリコンゴムが取り付けられていると共に回転ローラーを設けたアンダーカバーはスプリングの力によりペーパーロールを斜め方向に上に押し上げてシリコンゴムとペーパーロールの中芯が接触した状態を保持しアンダーカバーを押し下げる事によりシリコンゴムを支点にペーパーロールが繰り出し方向に回転を促され摘み代を確保する事が出来るトイレットペーパーホルダー。

【手続補正書】

【提出日】2023-09-14

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正の内容】

【請求項2】

前記 回転ローラーは複数個のローラーから構成されている事を特徴とする請求項１に記載のトイレットペーパーホルダー。