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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024092505
(43)【公開日】2024-07-08
(54)【発明の名称】納豆容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/50 20060101AFI20240701BHJP
   B65D 81/26 20060101ALI20240701BHJP
【FI】
B65D85/50 160
B65D81/26 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022208485
(22)【出願日】2022-12-26
(71)【出願人】
【識別番号】306012237
【氏名又は名称】野村綜合商事株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】391011825
【氏名又は名称】中央化学株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】野村 栄司
(72)【発明者】
【氏名】大熊 智弘
(72)【発明者】
【氏名】小櫃 利夫
【テーマコード(参考)】
3E035
3E067
【Fターム(参考)】
3E035AA14
3E035BA02
3E035BB02
3E035BC02
3E035CA02
3E067AA11
3E067AB11
3E067BA10A
3E067BB14A
3E067BB15A
3E067BB16A
3E067BC02A
3E067EA17
3E067EB17
3E067EE39
3E067FA01
3E067FC01
3E067GB01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】蓋の開け閉めが簡単で、納豆の乾燥を防止および発酵を行うことができる納豆容器を提供すること。
【解決手段】納豆容器は、第1フランジ部を有する容器本体と、前記容器本体と連結され、前記第1フランジ部と対応する位置に第2フランジ部を有する蓋と、前記第1フランジ部または第2フランジ部に設けられた少なくとも一つの突起部125と、前記容器本体と、前記蓋とを嵌合させたときに、前記容器本体と前記蓋の間に少なくとも一つの隙間と、を含み、前記突起部125は、前記少なくとも一つの隙間の近傍に配置される。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1フランジ部を有する容器本体と、
前記容器本体と連結され、前記第1フランジ部と対応する位置に第2フランジ部を有する蓋と、
前記第1フランジ部または第2フランジ部に設けられた少なくとも一つの突起部と、
前記容器本体と、前記蓋とを嵌合させたときに、前記容器本体と前記蓋の間に少なくとも一つの隙間と、を含み、
前記突起部は、前記少なくとも一つの隙間の近傍に配置される、
納豆容器。
【請求項2】
前記容器本体および前記蓋は、平面を見たときに矩形を有し、
前記容器本体は、前記第1フランジ部の内側に連なって設けられた第1側面部、および前記第1側面部に連なって設けられる第1底面部を有する納豆収容部を含み、
前記蓋は、前記第2フランジ部の内側に連なって設けられた第2側面部、および前記第2側面部に連なって設けられる第1底面部を有する落し蓋部を含み、
前記納豆収容部の前記第1側面部の一部と、前記落し蓋部の前記第2側面部の一部が嵌合する、
請求項1に記載の納豆容器。
【請求項3】
前記突起部は、前記第1フランジ部または第2フランジ部の隅部に設けられ、
前記第1側面部の隅部は、第1円弧の形状を有し、
前記第2側面部の隅部は、第2円弧の形状を有し、
前記第2円弧の曲率半径は、前記第1円弧の曲率半径よりも大きい、
請求項2に記載の納豆容器。
【請求項4】
前記突起部は、2つの隅部の間に設けられ、
前記容器本体と、前記蓋とを嵌合させたときに、前記突起部を含む部分の断面における前記第2フランジ部の外側端部から前記第2側面部までの第2距離は、前記突起部を含まない部分の断面における前記第2フランジ部の外側端部から前記第2側面部までの第1距離よりも大きい、
請求項2に記載の納豆容器。
【請求項5】
前記第1側面部は、前記突起部の近傍において高さ方向に設けられた溝部を有する、
請求項2に記載の納豆容器。
【請求項6】
前記蓋及び前記容器本体の少なくともいずれかは、樹脂材料およびバイオマス材料を含む、
請求項1に記載の納豆容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、納豆容器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、納豆は原料である大豆を浸漬・蒸煮した後これに納豆菌を接種したものを外形寸法が略99×99×30mmの容器内に収納して醗酵室内に一定期間入れて発酵させた後、辛子容器と醤油容器を容器内に入れて包装して出荷する。従来の納豆容器は、発泡樹脂シート部材を過熱加圧成型により、納豆を収容する容器本体と、容器本体の開口部を塞ぐ蓋体とで構成されている。特許文献1には、納豆容器の一例が開示されている。従来の納豆容器の場合、容器本体の一部と蓋の一部とがシール(熱溶着)されることで閉じられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3093469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、従来の納豆容器の場合、納豆容器を開けるときに、シールされた部分を開封するために一定以上の力が必要である。しかしながら、高齢者の場合、筋力が低下しているため、納豆容器を開けることが困難な場合がある。
【0005】
また、従来の納豆容器の場合、納豆といっしょに添付される醤油・辛子などの添付物と納豆がくっつかないこと、および納豆の乾燥防止のためにフィルム(被膜)が必要であるが、食べるときに最初にフィルムを外す必要があり、煩雑である。
【0006】
また、高齢者の場合、納豆容器1パック分の納豆を一食の中で食べきれないため、次の食事の時のために残す場合がある。しかしながら、従来の納豆容器の場合、シール部分を開封してしまうと、閉じることはできないため、納豆が乾燥してしまう。一方、蓋が容器本体110の上部を完全に覆ってしまうと、空気の循環ができず、発酵が進まなくなってしまう。
【0007】
そこで、本発明は上記の課題を解決するものであり、蓋の開け閉めが簡単で、納豆の乾燥を防止および発酵を行うことができる納豆容器を提供することを目的の一つとする。また、納豆容器内のフィルムをなくしながら、納豆の乾燥を防止することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、第1フランジ部を有する容器本体と、前記容器本体と連結され、前記第1フランジ部と対応する位置に第2フランジ部を有する蓋と、前記第1フランジ部または第2フランジ部に設けられた少なくとも一つの突起部と、前記容器本体と、前記蓋とを嵌合させたときに、前記容器本体と前記蓋の間に少なくとも一つの隙間と、を含み、前記突起部は、前記少なくとも一つの隙間の近傍に配置される、納豆容器が提供される。
【0009】
上記納豆容器において、前記容器本体および前記蓋は、平面を見たときに矩形を有し、前記容器本体は、前記第1フランジ部の内側に連なって設けられた第1側面部、および前記第1側面部に連なって設けられる第1底面部を有する納豆収容部を含み、前記蓋は、前記第2フランジ部の内側に連なって設けられた第2側面部、および前記第2側面部に連なって設けられる第1底面部を有する落し蓋部を含み、前記納豆収容部の前記第1側面部の一部と、前記落し蓋部の前記第2側面部の一部が嵌合してもよい。
【0010】
上記納豆容器において、前記突起部は、前記第1フランジ部または第2フランジ部の隅部に設けられ、前記第1側面部の隅部は、第1円弧を有し、前記第2側面部の隅部は、第2円弧を有し、前記第2円弧の曲率半径は、前記第1円弧の曲率半径よりも大きくてもよい。
【0011】
上記納豆容器において、前記突起部は、2つの隅部の間に設けられ、前記容器本体と、前記蓋とを嵌合させたときに、前記突起部を含む部分の断面における前記第2フランジ部の外側端部から前記第2側面部までの第1距離は、前記突起部を含まない部分の断面における前記第2フランジ部の外側端部から前記第2側面部までの第2距離よりも大きくてもよい。
【0012】
上記納豆容器において、前記第1側面部は、前記突起部の近傍において高さ方向に設けられた溝部を有してもよい。
【0013】
上記納豆容器において、前記蓋及び前記容器本体の少なくともいずれかは、樹脂材料およびバイオマス材料を含んでもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の一実施形態を用いることにより、蓋の開け閉めが簡単で、納豆の乾燥を防止および発酵を行うことができる納豆容器を提供することができる。また、本発明の一実施形態を用いることにより、納豆容器内のフィルムをなくしながら、納豆の乾燥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施形態に係る納豆容器の概略斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る開いた状態の納豆容器の概略平面図である。
図3】本発明の一実施形態に係る開いた状態の納豆容器の概略断面図である。
図4】本発明の一実施形態に係る閉じた状態の納豆容器の概略平面図である。
図5】本発明の一実施形態に係る閉じた状態の納豆容器の概略断面図である。
図6】本発明の一実施形態に係る閉じた状態の納豆容器の概略断面図の拡大図である。
図7】本発明の一実施形態に係る閉じた状態の納豆容器の概略平面図の拡大図である。
図8】本発明の一実施形態に係る閉じた状態の納豆容器の概略断面図の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本出願で開示される発明の各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
【0017】
なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後に-1,-2等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
【0018】
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物の位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上あるいは直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
【0019】
(1.納豆容器100の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る納豆容器100の概略斜視図である。図2は、開いた状態における納豆容器100の概略平面図である。図3は、開いた状態の納豆容器100の概略断面図である。図4は、閉じた状態の納豆容器の概略平面図である。図5は、閉じた状態の納豆容器の概略断面図である。
【0020】
図2に示すように、納豆容器100は、容器本体110、蓋120を含む。容器本体110と、蓋120とは、一つの辺において連結している連結部140を有する。連結部140は、ミシン目状に設けられる。これにより、食べる際に容器本体110と、蓋120とを簡単に切り離すことが可能である。
【0021】
容器本体110および蓋120は、樹脂材料および植物由来の原料(バイオマス材料)を含んでもよい。この例では、容器本体110および蓋120は、樹脂材料としてポリプロピレン(PP)、およびバイオマス材料としてバイオポリエチレンを含む。納豆容器100におけるバイオマス材料の含有率は、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは12.5%である。納豆容器100におけるバイオマス材料の含有率が12.5%の場合、タルクを含有したPPフィラーのみで製造された従来の納豆容器に比べて7%のCO削減効果を有することができる。
【0022】
容器本体110が、上記材料を用いて構成されることにより、発泡ポリスチレンを用いた従来の納豆容器に比べて強度を高めることができる。これにより、納豆をかき混ぜるときに容器本体110の破損(突き破る)を防止することができる。
【0023】
図2に示すように、容器本体110及び蓋120は、平面から見たときにそれぞれ矩形である。より具体的には、容器本体110は、略100mm角の正方形である。容器本体110は、納豆収容部111、および第1フランジ部113を含む。納豆収容部111は、第1側面部111sおよび第1底面部111bを含む。第1側面部111sおよび第1底面部111bは、連なって設けられる。第1底面部111bは、フラットな形状を有する。これにより、納豆をかき混ぜる際に箸と容器で接触した際に凹凸がないため、ガタガタする感触を抑えられる。
【0024】
また、容器本体110は、第1側面部111sに溝部111sgを有する。溝部111sgは、高さ方向に延伸する。溝部111sgは、通気口としての機能を有する。
【0025】
蓋120は、落し蓋部121と、第2フランジ部123を含む。落し蓋部121は、第2側面部121sおよび第2底面部121bを含む。第2側面部121sおよび第2底面部121bは、連なって設けられる。蓋120の第2フランジ部123は、容器本体110の第1フランジ部113に対応した位置に設けられる。蓋120は、突起部125を含む。この例では、突起部125-1は、第2フランジ部123のうち隅部123cに設けられる。突起部125-2は、2つの隅部123cの間(例えば辺に対応する部分の中間地点)に設けられる。突起部125は、幅2mm程度、高さ0.5mm程度であるが、適宜調節してもよい。
【0026】
図6は、図4の閉じた状態の納豆容器100のうち、突起部を含まないB1-B2部分の概略断面図の拡大図である。図6に示すように、納豆収容部111の第1側面部111sは、上側凸部111sutおよび下側凹部111sdoを有する。落し蓋部121は、上側凹部121suoと、下側凸部121sdtを有する。納豆収容部111の上側凸部111sutの形状と、落し蓋部121の上側凹部121suoの形状は対応する。また、納豆収容部111の下側凹部111sdoの形状と、落し蓋部121の下側凸部121sdtの形状は対応する。納豆収容部111の上側凸部111sutの端部は、落し蓋部121の下側凸部121sdtの端部に対して内側に向く方向(第1方向D1)において略同一又は内側に設けられる。これにより、蓋120を閉じたときに、容器本体110と、蓋120とが嵌合(内嵌合)し、蓋120が閉じた状態が維持される。また、容器本体110は、上述の材料で形成されている関係上、可撓性を有する。そのため、蓋120の開閉時に大きな力を必要せずに、簡単に蓋120を開ける又は閉じることができる。
【0027】
図7は、閉じた状態の納豆容器100の隅部123cの概略平面図の拡大図である。図7に示すように、納豆収容部111のうち第1側面部111sの隅部111scは、円弧(「第1円弧」ともいう)の形状を有する。落し蓋部121のうち第2側面部121sの隅部121scは、円弧(「第2円弧」ともいう)を有する。隅部121scの円弧の曲率半径R2は、隅部111scの円弧の曲率半径R1よりも大きい。これにより、容器本体110と、蓋120との間に隙間117が形成される。また、蓋120には、突起部125が形成されている。突起部125は、隙間117の近傍に形成されている。これにより、納豆容器100の内部空間と外部空間とをつなぐ空気airの通路が設けられる。
【0028】
図8は、閉じた状態の納豆容器100のうち、隅部123cにおける突起部125を含むC1-C2部分の概略断面図の拡大図である。図8に示すように、落し蓋部121の第2側面部121sは、上側凹部121suoおよび下側凸部121sdtを有さず、平坦である。このとき、図8における蓋120のうち第2フランジ部123の外側端部123oeから第2側面部121sまでの第2距離L2は、図6における蓋120のうち第2フランジ部123の外側端部123oeから第2側面部121sまでの第1距離L1よりも大きい。これにより、図8に示すように、落し蓋部121の第2側面部121sと、納豆収容部111の第1側面部111sとの間に隙間117が設けられる。また、本実施形態では、蓋120の第2フランジ部123には、隙間117の近傍に突起部125が形成されている。これにより、容器本体110の第1フランジ部113と、蓋120の第2フランジ部123との間にも隙間117が形成される。したがって、納豆容器100の内部空間と外部空間とをつなぐ空気airの通路が設けられる。
【0029】
以上より、本実施形態を用いることにより、納豆容器100の内部空間と外部空間とをつなぐ空気airの通路が設けられるため、通気性が確保され、発酵に必要な酸素を納豆容器に供給することができる。また、本実施形態の場合、突起部125および隙間117は、部分的に設けられている。さらに、突起部125は、上述のサイズを有するので、部分的に空気の通路を形成するにとどまり、納豆の乾燥を防止することができる。よって、本実施形態を用いることにより、フィルム(被膜)を使用しなくても発酵し且つ乾燥を防止することができる。
【0030】
また、本実施形態を用いることにより、容器本体110の第1側面部111sと、蓋120の第2側面部121sとが嵌合することにより、蓋120を閉じることができる。これにより、容器本体と蓋とを熱でシールする必要がなくなる。したがって、簡単に蓋120を開けることができ、食べ残した際も簡単に蓋120が閉められる。
【0031】
(変形例)
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、各実施形態の組み合わせ若しくは設計変更を行ったもの、又は、処理の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
【0032】
本発明の実施形態では、蓋120の第2フランジ部123に突起部125が設けられる例を示したが、本発明はこれに限定されない。突起部125は、容器本体110の第1フランジ部113に設けられてもよい。
【0033】
本発明の実施形態では、容器本体110および蓋120は、平面から見たときに正方形を有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。容器本体110および蓋120は、正方形以外の矩形を有してもよい。
【0034】
また、容器本体110および蓋120のうち、容器本体110の納豆収容部111および蓋120の落し蓋部121は、矩形に限定されない。例えば、容器本体110の納豆収容部111および蓋120の落し蓋部121が、平面から見て円形であってもよい。この場合、落し蓋部121の第2側面部121sに溝が設けられてもよい。
【0035】
本発明の実施形態では、突起部125-1は、第2フランジ部123のうち隅部123cに設けられ、突起部125-2は、2つの隅部123cの間(例えば辺に対応する部分の中間地点)に設けられる例を示したが、本発明はこれに限定されない。突起部125は、第2フランジ部123のうち隅部123cおよび2つの隅部123cの間のいずれかに設けられてもよい。この場合においても、本発明の作用効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0036】
100・・・納豆容器,110・・・容器本体,111・・・納豆収容部,111b・・・第1底面部,111s・・・第1側面部,111sdo・・・下側凹部,111sg・・・溝部,111sut・・・上側凸部,113・・・第1フランジ部,117・・・隙間,120・・・蓋,121・・・蓋部,121b・・・第2底面部,121s・・・第2側面部,121sdt・・・下側凸部,121suo・・・上側凹部,123・・・第2フランジ部,123c・・・隅部,123oe・・・外側端部,125・・・突起部,140・・・連結部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8