(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024092885
(43)【公開日】2024-07-08
(54)【発明の名称】携帯男性専用トイレットペーパー ぶるん・ぶるん・ナイナイ
(51)【国際特許分類】
A61F 13/471 20060101AFI20240701BHJP
A61F 13/15 20060101ALI20240701BHJP
A47K 10/16 20060101ALI20240701BHJP
【FI】
A61F13/471
A61F13/15 110
A47K10/16 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022212933
(22)【出願日】2022-12-26
(71)【出願人】
【識別番号】512148296
【氏名又は名称】吉田 隆藏
(71)【出願人】
【識別番号】512148300
【氏名又は名称】吉田 麻衣
(72)【発明者】
【氏名】吉田 隆藏
(72)【発明者】
【氏名】吉田 麻衣
【テーマコード(参考)】
2D135
3B200
【Fターム(参考)】
2D135AA07
2D135AA20
2D135AB02
2D135AB08
3B200AA01
3B200AA14
3B200BA01
3B200BA17
3B200BB02
3B200BB05
3B200CA11
3B200CB09
3B200DA27
3B200DB02
3B200DB12
3B200DB13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】排尿後も清潔で衛生的な状態が維持できる携帯男性専用トイレットペーパーを提供する。
【解決手段】抗菌消臭剤を施した水溶解吸水紙を数枚重ねたものを折りたたみ、手のひらに隠れるぐらいの大きさにした携帯できる男性専用トイレットペーパーで、外出時にズボンの後ろポケットなどに忍ばせておき、立ち小便が終わった直後又は直前に片手で取り出し亀頭に付着して残っている残尿水滴を拭き取り、立ち小便をしたそのトイレ内にある大便用水洗トイレに流すか、またはトイレ内のゴミ箱に捨てるか、あるいはポケットに入れて持ち帰りゴミ箱に捨てる事により、トイレの床、壁、便器に残尿が飛び散らず、自分のズボン、パンツ下着などが濡れず、汚れる事もないため、清潔で衛生的な状態が維持される。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗菌・消臭剤を施した薄くて柔らかい水溶解吸水紙を数枚重ねて1枚にして、片面側の紙は表とし少し厚く(
図1-A)、一定の時間、残尿水滴に溶解が耐えられるぐらいの浸透溶解をしない水溶解吸水紙、または水溶解フィルム紙を使用しています。縦7cm・横16cm程の大きさで、着物の襟のように両端を折り(
図3)、片方は短く、もう片方は長くして各2枚に折りたたんでいるところ(
図3-E)を特長とした、手のひらに隠れるぐらいの大きさの携帯男性専用トイレットペーパー。ぶるんぶるんナイナイです。
【請求項2】
請求項1記載のペーパーの、長く折りたたんだ方の片側端面を接着し(
図2-B)半開きになるようにしたところ、また短く折りたたんだ方を蓋(
図2-C)としたところを特長とし、その蓋の上端の内側面(
図2-D)には、開け閉めが簡単にできるやさしい糊、弱粘着の糊を添加している携帯男性専用トイレットペーパー、ぶるんぶるんナイナイです。
【請求項3】
請求項1、2記載のペーパーを、外出時にズボンの後ろポケットなどに忍ばせ持ち歩き、立ち小便をした直後、残尿水滴が付着している亀頭を覆いかぶせるようにして拭き取るためと、請求項1記載の、着物の襟のように折りたたんだこの小さなペーパーを片手で取り出し、指先で開きやすくするために2枚に折りたたんであるその2枚は(
図3-E)、角角を丸く切り落としているところを特長とし、またその部分は常に解放されており、片手で開きやすくなっています。残尿水滴を拭き取った後は片手で蓋(
図2-C)を閉めて小便をしたトイレにある大便器に流すか、またはトイレ内に設置してあるゴミ箱に捨てるか、あるいはポケットに入れて自分で持ち帰り処分する、全て片手で操作できる、携帯男性専用トイレットペーパー、ぶるんぶるんナイナイです。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
外出時に、トイレで男性が立ち小便をした後、亀頭に付着して残っている残尿水滴を拭き取るためのもの。水に溶ける紙なので、使用後は大便器に流して捨てることができる。主に、持ち歩いて使うための携帯男性専用トイレットペーパーです。またこれを家のトイレ、ホテルなどの宿泊施設、商業施設など、あらゆる男性トイレに備え付けとして置いておくことにより、人も家も施設も、快適になれるというものです。外出時だけでなく、普段も使える携帯男性専用トイレットペーパー、ぶるん・ぶるん・ナイナイです。
【背景技術】
【0002】
女性は小便が終わった後、女性専用のナプキンまたはトイレットペーパーなどで必ず拭いて清潔にしており、男性の場合、大部分の人は立ち小便をして終わった後、亀頭に残尿水滴が残り付着したまま陰茎をぶるんぶるんと振ってそのまま衣服下着内におさめており、不清潔です。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
男性の立ち小便した後は、必ず亀頭に尿水滴が大なり小なり残って付着しておりこの滴を拭き取るためのペーパー。特に、外出時での立ち小便後に、亀頭に付着して残っている残尿水滴を拭き取るための物としての先行技術文献情報は、私の知るかぎりありません。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、大部分の男性は立ち小便が終わった後、亀頭が残尿水滴で濡れたそのまま、陰茎を振って衣服内におさめており、トイレの床や壁、または衣服のズボンやパンツ下着などが汚れることが多く、不清潔です。本考案のペーパーを使用することにより床や壁などを汚すことの罪悪感と、自分自身の衣服が汚れるという不快感が解消され、安心して心地良く陰茎を衣服内におさめることができ、周囲も自分自身も爽快な気分になれます。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、男性が外出時などに立ち小便をして終わった直後に、亀頭に付着して残っている残尿水滴を拭き取るためのものであり、折りたたんで携帯し、持ち運びができる小さなペーパーです。
【0006】
本発明は、抗菌・消臭剤を施した柔らかい水溶解吸水紙を数枚重ねて出来ており、外出時にポケットなどに入れて持ち歩き、立ち小便が終わった直後に、請求項1、2、3に記載のペーパーを取り出し、亀頭に付着している残尿水滴を拭き取り、立ち小便をしたトイレの大便用の水洗トイレに流すか、またはそのトイレに設置されているゴミ箱に捨てるか、またはポケットに入れて持ち帰り処分する、携帯男性専用トイレットペーパーです。
【発明の効果】
【0007】
男性は立ち小便を終えて陰茎を振り、衣服内にそのまましまった時、男性であればどのような人でもそれなりに清潔に対する不快感を抱き乍らトイレを後にすると思われます。このペーパーを使用することにより、陰茎を振って床や壁などに飛散させることがなく、また衣服ズボンや下着パンツなどが汚れることもなく、清潔で衛生的であり、トイレを掃除する人、洗濯する人(主婦、主夫、清掃事業者介護人など)に大変喜ばれると思います。
【図面の簡単な説明】
【
図2】請求項2記載の長く折りたたんだ方の片側端面を[
図2-B]接着して半開きになる図面
【
図3】着物の襟のように両端の片側は長く、もう片方は短く折りたたんでいる図面
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、ペーパーの蓋を閉め、折りたたんだ状態では四角型[
図3]をしており、縦7cm 横8cmぐらいの小さなペーパーで、四角形の一辺側[
図3-E]は、亀頭をペーパーの奥まで入れやすくするため、蓋とは別に請求項3記載のとおり常に解放されており、亀頭に付着している残尿水滴を拭き取る時は、蓋と合わせて4角形のペーパーの二辺が開きますので、亀頭をペーパーの奥まで入れやすく[
図4]、その結果完全に残尿水滴を拭き取ることが出来ます。
【0009】
小便をする時は、どなた様でも必然的に亀頭をペーパーの奥に入れると思いますので、亀頭に付着している残尿水滴が2~3滴あったとしても、抗菌消臭剤を施した数枚重なっている水溶解吸水紙で吸い取り拭けますので、安心して持ち運びができます。
【0010】
本発明は、家庭のトイレで大便用に使う一般的なトイレットペーパーと同じ状態で、常に家庭のトイレに設置しておき、使用することは勿論ですが、男性が外出する前、または出勤する前トイレに入った時などに、そのトイレから2~3枚取り出しポケットなどに入れておきます。
【0011】
外出先で立ち小便をした直後、あらかじめポケットなどに入れて持ち歩いていた請求項1、2、3記載のペーパーを片手で取り出し身体にすり寄せて宛がえながら、(もう片方の手は陰茎を捕らえており、片手ですべて操作するため、このペーパーをちょっと身体にすり寄せ宛てがえながら行えば開きやすいです)片手だけで扱え、指先で請求項2記載の蓋を開き、排尿が終わった直後の亀頭に覆いかぶせるようにして残尿水滴を拭き取り、片手で蓋を閉め、小便をしたトイレにある大便器に流すか、またはトイレに設置してあるゴミ箱に捨てるか、あるいは請求項1記載のとおり、抗菌消臭剤を施してあって、一定の時間は残尿水滴に溶解が耐えられる水溶解吸水紙あるいは水溶解フィルム紙を使用していますので、そのままポケットに入れて持ち帰り処分することが出来る携帯男性専用トイレットペーパー、ぶるんぶるんナイナイです。