特開2024-92996IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

濃度測定装置及び濃度測定装置の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】複数の物質の濃度を同時かつ高精度に測定することができる濃度測定装置及び製造方法を提供する。また、溶液に含まれる物質の濃度が低い場合、又は、溶液に測定対象以外の夾雑物が含まれる場合であっても物質を高精度に測定することができる濃度測定装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】直線偏光成分を含む光を一端から入射し、表面プラズモン共鳴現象を生じさせる金属薄膜10Aが形成された第1側面4aで直線偏光をP偏光として全反射させる柱状の導波路部4Aを備え、濃度測定対象を選択的に吸着する酸化グラフェンを含む選択膜20Aが金属薄膜10A上に形成されている。
【選択図】図2A

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に開示された測定装置では、2種類以上の物質の濃度を同時に測定することが可能であるが、さらに高精度に物質の濃度を測定することが求められている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る濃度測定装置は、 直線偏光成分を含む光を一端から入射し、表面プラズモン共鳴現象を生じさせる金属薄膜が形成された側面で前記直線偏光をP偏光として全反射させる柱状の導波路部を備え、 濃度測定対象を選択的に吸着する酸化グラフェンを含む選択膜が前記金属薄膜上に形成されている。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、複数の物質の濃度を同時かつ高精度に測定することができる。また、本発明によれば、溶液に含まれる物質の濃度が低い場合、又は、溶液に測定対象以外の夾雑物が含まれる場合であっても物質を高精度に測定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A】 本発明の実施の形態1に係る濃度測定装置の構成を示す模式図である。
【図1B】 図1Aの濃度測定装置の光路を示す第1模式図である。
【図1C】 図1Aの濃度測定装置の光路を示す第2模式図である。
【図2A】 導波路部の構造を示す模式図である。
【図2B】 第1選択膜が形成された導波路部での測定結果を示すグラフである。
【図2C】 第1選択膜が形成されていない導波路部での測定結果を示すグラフである。
【図3A】 第1選択膜を形成する第1の方法を示す図である。
【図3B】 第1の方法で用いられる被覆カバーの構造を示す図である。
【図3C】 第1選択膜を形成する第2の方法を示す図である。
【図4】 第1選択膜として酸化グラフェンを用いた場合の規格化透過光強度の測定結果の一例を示すグラフである。
【図5A】 図2Aの導波路部の第1変形例を示す模式図である。
【図5B】 図2Aの導波路部の第2変形例を示す模式図である。
【図5C】 図2Aの導波路部の第3変形例を示す模式図である。
【図6A】 本発明の実施の形態2に係る濃度測定装置の構成を示す模式図である。
【図6B】 金属薄膜に第1選択膜の被覆がない場合の測定結果を示す図である。
【図6C】 第1選択膜が形成される様子を示す図である。
【図6D】 第1選択膜が形成されていない金属薄膜での測定結果を示す図である。
【図6E】 第1選択膜が形成された金属薄膜での測定結果を示す図である。
【図7A】 本発明の実施の形態3に係る濃度測定装置における導波路部の構造を示す模式図である。
【図7B】 第3選択膜が形成されていない金属薄膜での測定結果を示す図である。
【図7C】 第3選択膜が形成された金属薄膜での測定結果を示す図である。
【図8A】 グルコースの測定結果の一例を示すグラフである。
【図8B】 カテキンの測定結果の一例を示すグラフである。
【図8C】 エタノールの測定結果の一例を示すグラフである。
【図8D】 アデニンの測定結果の一例を示すグラフである。
【図9A】 塗布回数が互いに異なる第3選択膜での測定結果の第1例を示すグラフである。
【図9B】 塗布回数が互いに異なる第3選択膜での測定結果の第2例を示すグラフである。
【図9C】 塗布回数が互いに異なる第3選択膜での測定結果の第3例を示すグラフである。
【図9D】 塗布回数が互いに異なる第3選択膜での測定結果の第4例を示すグラフである。
【図10A】 5回被覆して形成された第3選択膜を用いて加熱なしで測定された測定結果の一例を示すグラフである。
【図10B】 5回被覆して形成された第3選択膜を用いて120℃に加熱した場合の測定結果の一例を示すグラフである。
【図11】 本発明の実施の形態5に係る濃度測定装置における第4選択膜の構造を示す模式図である。
【図12A】 図11の第4選択膜を用いて加熱なしで測定された測定結果の一例を示すグラフである。
【図12B】 図11の第4選択膜を用いて120℃に加熱した場合の測定結果の一例を示すグラフである。
【図13A】 図11の濃度測定装置の構成の第1変形例を示す図である。
【図13B】 図13Aの濃度測定装置の測定結果の一例を示す図である。
【図14A】 図11の濃度測定装置の構成の第2変形例を示す図である。
【図14B】 図14Aの濃度測定装置の測定結果の一例を示す図である。
【図15A】 図11の濃度測定装置の構成の第3変形例を示す図である。
【図15B】 図15Aの濃度測定装置の測定結果の一例を示す図である。
【図16A】 図11の濃度測定装置の構成の第4変形例を示す図である。
【図16B】 図16Aの濃度測定装置の測定結果の一例を示す図である。
【図17A】 金属薄膜上に酸化グラフェンから成る膜が形成されていない濃度測定装置でのコーヒー中のカフェインの濃度の測定結果の一例を示す図である。
【図17B】 金属薄膜上に酸化グラフェンから成る膜が5層積層されて構成される第1選択膜が形成された濃度測定装置でのコーヒー中のカフェインの濃度の測定結果の一例を示す図である。

選択図 図2A出願人が指定した本件の代表的な図

1A,1B,1C,1D 濃度測定装置、2 電源、3 発光ダイオード(LED;投光部)、4A,4B,4C,4D,4E,4F 導波路部、4a 第1側面、4b 第2側面、4c 第3側面、4d 第4側面、5 レンズ、6 偏光ビームスプリッタ、7A 第1検出部、7B 第2検出部、7C 第3検出部、8A,8B 測定部、9 表示装置、10A,10B,10C,10D,10E,10F 金属薄膜、11 パイプライン、12 物質(第1濃度測定対象)、13 物質(第2濃度測定対象)、20A 第1選択膜、20B 第2選択膜、20C 第3選択膜、20D 第4選択膜、20E 第5選択膜、30 被覆用カバー、31 駒込ピペット、32 綿棒、40 反射部、41 ビームスプリッタ、50,51 層、52 混合層、60 エアブラシ、AX 光軸、IL1,IL2 励起光

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