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特開2024-92999生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024092999
(43)【公開日】2024-07-08
(54)【発明の名称】生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/22 20240101AFI20240701BHJP
【FI】
G06Q50/22
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023218428
(22)【出願日】2023-12-25
(31)【優先権主張番号】P 2022208060
(32)【優先日】2022-12-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】394004402
【氏名又は名称】株式会社フォーバル
(74)【代理人】
【識別番号】100190621
【弁理士】
【氏名又は名称】崎間 伸洋
(74)【代理人】
【識別番号】100212510
【弁理士】
【氏名又は名称】笠原 翔
(72)【発明者】
【氏名】宮川 義弘
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA13
(57)【要約】      (修正有)
【課題】コンピュータの取扱いが苦手な生活支援対象者であっても、支援者とのビデオ通話を容易に行うことができる生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法を提供する。
【解決手段】生活支援システム100は、生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者端末2と、生活支援対象者の支援を行う支援者によってビデオ通話が利用される支援者端末3と、対象者端末2にビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動させ、対象者端末2と支援者端末3の間のビデオ通話を利用可能な状態にする通話開始指示を支援者端末3の操作に応じて対象者端末2に送信するビデオ通話管理部31と、を備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段と、
前記生活支援対象者の支援を行う支援者によって前記ビデオ通話が利用される支援者通話手段と、
前記対象者通話手段に前記ビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動させ、前記対象者通話手段と前記支援者通話手段の間の前記ビデオ通話を利用可能な状態にする通話開始指示を前記支援者通話手段の操作に応じて前記対象者通話手段に送信するビデオ通話管理手段と、
を備える生活支援システム。
【請求項2】
前記ビデオ通話は、前記通話開始指示に対する前記生活支援対象者の応答許可を示す通話選択操作が前記対象者通話手段で行われた場合に開始される、
請求項1に記載の生活支援システム。
【請求項3】
前記ビデオ通話で前記支援者が前記生活支援対象者から受け付けた物品又はサービスの購入情報を登録する購入情報登録手段を更に備える、
請求項1又は2に記載の生活支援システム。
【請求項4】
前記ビデオ通話を録画した録画情報を取得し、当該録画情報を前記購入情報に関連付けて登録する通話録画手段を更に備える、
請求項3に記載の生活支援システム。
【請求項5】
前記録画情報の前記ビデオ通話における前記購入情報に関する部分を特定する録画箇所特定手段を更に備える、
請求項4に記載の生活支援システム。
【請求項6】
前記対象者通話手段に所定の医療サービスを実行させるためのプログラムを起動させ、前記生活支援対象者が前記所定の医療サービスを利用可能な状態にする医療サービス開始指示を前記支援者通話手段の操作に応じて前記対象者通話手段に送信する医療サービス管理手段を更に備える、
請求項1又は2に記載の生活支援システム。
【請求項7】
前記生活支援対象者の関係者に対し、当該生活支援対象者の支援内容を示す支援情報を共有する支援情報共有手段を更に備える、
請求項1又は2に記載の生活支援システム。
【請求項8】
コンピュータを用いた生活支援対象者の支援方法であって、
前記生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段に対し、前記生活支援対象者の支援を行う支援者によって前記ビデオ通話が利用される支援者通話手段から通話開始指示を行う開始指示ステップと、
前記対象者通話手段が前記通話開始指示を受け付けると、当該対象者通話手段の前記ビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動し、前記対象者通話手段と前記支援者通話手段の間の前記ビデオ通話を利用可能な状態にするビデオ通話ステップと、
を含む生活支援対象者の支援方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、対象者の安否確認を遠隔地から行う技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、バイタルセンサーや生体感知センサーから受信したバイタルサインや利用者の存在・位置と動きに基づいて救命情報中継装置が異常と判定したときに所定の形式の信号を送信して医療機関に通報する自動通報システムについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-103116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
65歳以上の高齢化比率の高まり、独居世帯拡大及び少子化の進行は、地域社会において重要な課題である。少子高齢化は、若者の県外等への流出を招き、過疎化を進めて生活インフラの衰退にもつながる。加えて地域合併等の自治範囲の拡大により、買物・移動・医療・生活支援・防災・自治連絡、各種自治体の申請手続き等は地域社会の大きな負担となり、自治費の高騰が予想される。
【0005】
また、生活支援対象者のケアを行う支援者自体にも高齢化の問題がある。支援者の負担軽減やコスト削減のために、インターネット等の通信ネットワークによるビデオ通話の利用が考えられる。ビデオ通話の利用により、利便性向上と孤独の解消、高齢化する支援団体の負担軽減を行うことができる。また、ビデオ通話の利用により、地域社会での支援者の支援団体への参加も容易になり、地元サポートセンターにおける雇用創出にもつながる。しかし、高齢者の中には、タブレット等のコンピュータの取扱いが苦手な方が多いデジタルデバイドの問題もある。このような高齢者に対してタブレットを貸し出しても、ビデオ通話の起動自体が困難な作業となってしまう。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、コンピュータの取扱いが苦手な生活支援対象者であっても、支援者とのビデオ通話を容易に行うことができる生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段と、前記生活支援対象者の支援を行う支援者によって前記ビデオ通話が利用される支援者通話手段と、前記対象者通話手段に前記ビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動させ、前記対象者通話手段と前記支援者通話手段の間の前記ビデオ通話を利用可能な状態にする通話開始指示を前記支援者通話手段の操作に応じて前記対象者通話手段に送信するビデオ通話管理手段と、を備える生活支援システムである。
【0008】
また、本発明の一態様は、コンピュータを用いた生活支援対象者の支援方法であって、前記生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段に対し、前記生活支援対象者の支援を行う支援者によって前記ビデオ通話が利用される支援者通話手段から通話開始指示を行う開始指示ステップと、前記対象者通話手段が前記通話開始指示を受け付けると、当該対象者通話手段の前記ビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動し、前記対象者通話手段と前記支援者通話手段の間の前記ビデオ通話を利用可能な状態にするビデオ通話ステップと、を含む生活支援対象者の支援方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コンピュータの取扱いが苦手な生活支援対象者であっても、支援者とのビデオ通話を容易に行うことができる生活支援システム及び生活支援対象者の支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る生活支援システムを示す図である。
図2】本実施形態に係る生活支援システムに適用されるサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図3】本実施形態に係る生活支援システムに適用されるサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4】対象者端末に表示される支援者とのビデオ通話の様子を示す表示例である。
図5】本実施形態の生活支援システムによるビデオ通話の管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6】本実施形態の生活支援システムによる録画情報の登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図7】本実施形態の生活支援システムによる関係者への情報共有処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<システム構成>
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
まず、全体的なシステム構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る生活支援システム100を示す図である。生活支援システム100は、インターネット等の通信ネットワークを介して生活支援対象者に対する支援者による遠隔支援を実現する。
【0012】
生活支援システム100は、通信ネットワークを介して対象者端末2、支援者端末3及び関係者端末4と各種情報の送受信を行うサーバ1によって実現される。サーバ1は、対象者端末2、支援者端末3及び関係者端末4に対して生活支援対象者の支援に関する種々の情報を提供する情報処理装置(コンピュータ)である。
【0013】
対象者端末2は、生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段である。例えば、生活支援対象者は高齢者であり、対象者端末2は生活支援対象者の住居に配置される。対象者端末2は、タブレット、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等によって構成される。対象者端末2は、予めインストールされたプログラムにより、サーバ1と各種の情報をやり取りしてもよいし、ウェブブラウザを通じて各種の情報をやり取りしてもよい。
【0014】
また、本実施形態の対象者端末2には、緊急時等に支援者端末3を呼び出すためのボタンが設けられてもよい。ボタンは物理的なスイッチでもよいし、画面上に表示される操作部分でもよい。
【0015】
支援者端末3は、生活支援対象者の支援を行う支援者(支援団体)によってビデオ通話が利用される支援者通話手段である。例えば、支援者は、生活支援対象者の住むエリアに対応する民生委員や全国社会福祉協議会の担当者や契約等によって生活支援対象者の支援を行う民間の事業者等である。支援者端末3は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等によって構成される。支援者端末3は、予めインストールされたプログラムにより、サーバ1と各種の情報をやり取りしてもよいし、ウェブブラウザを通じて各種の情報をやり取りしてもよい。
【0016】
関係者端末4は、生活支援対象者と関係を有する家族や親戚等の関係者によって利用される関係者連携手段である。関係者は、生活支援対象者とは別の場所に居住しており、関係者端末4に提供される情報に基づいて支援者による支援を把握する。関係者端末4は、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等によって構成される。関係者端末4は、予めインストールされたプログラムにより、サーバ1と各種の情報をやり取りしてもよいし、ウェブブラウザを通じて各種の情報をやり取りしてもよい。
【0017】
<ハードウェア構成>
次に、サーバ1を構成するハードウェアの一例について説明する。図2は、本実施形態に係る生活支援システム100に適用されるサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ1は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
【0018】
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。
【0019】
入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。入力部17は、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成され、各種情報を入力する。記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。通信部19は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で通信を行う。
【0020】
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
【0021】
ここで説明したハードウェア構成はあくまで一例である。サーバ1を含む本実施形態で説明するコンピュータは、図2の構成と共通する構成であってもよいし、異なる構成でもよい。また、コンピュータは、2台以上のコンピュータによって構成されてもよい。図1における対象者端末2、支援者端末3及び関係者端末4は、例えば、図2で示したハードウェア構成と同様の構成を有するタブレット、スマートフォン又はパーソナルコンピュータである。
【0022】
<機能的構成>
次に、サーバ1の機能的構成について説明する。図3は、本実施形態に係る生活支援システム100に適用されるサーバ1の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
【0023】
図3に示すように、サーバ1は、ビデオ通話管理部31と、購入情報登録部32と、通話録画部33と、録画箇所特定部34と、医療サービス管理部35と、支援情報共有部36と、をプロセッサ(CPU11)上で実現される機能部として備える。また、サーバ1には、各種情報が登録されるデータベース90が構築される。なお、データベース90は、サーバ1の外部に配置され、通信ネットワークを介して各種情報が読み出される構成であってもよい。
【0024】
ビデオ通話管理部31は、対象者端末2に対する支援者端末3からの通話開始指示に基づいて対象者端末2のビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動するビデオ通話手段である。プログラムは、例えば、対象者端末2に予めインストールされるビデオ通話用のアプリケーションである。ビデオ通話機能自体は、サーバ1とは異なる不図示のビデオ通話提供サーバから提供されるものでもよい。
【0025】
データベース90には、生活支援対象者と支援者がビデオ通話を行うための各種情報を含むビデオ通話情報が記憶される。ビデオ通話管理部31は、ビデオ通話情報に含まれる生活支援対象者の宛先情報や支援者の宛先情報を利用してビデオ通話を管理する。
【0026】
本実施形態では、対象者端末2上での生活支援対象者の確認を通じてビデオ通話が開始される。生活支援対象者の確認は、例えば、対象者端末2上で行われる通話選択操作によって確認される。通話選択操作には、ビデオ通話の許可、音声通話の許可等が含まれる。ビデオ通話の許可又は音声通話の許可を選択する通話選択操作を支援者が行うことをトリガとしてビデオ通話が開始される。なお、ビデオ通話の不許可を選択する不許可操作が行われるとビデオ通話は開始されない。この場合、支援者端末3に対して生活支援対象者によって不許可操作が行われたことがサーバ1から通知される。
【0027】
通常、生活支援システム100は、生活支援対象者、支援者、関係者の3者契約となる。週1回から5回のビデオ通話の頻度や1回のビデオ通話の時間等、生活支援対象者や関係者はビデオ通話の頻度や時間を契約に応じて設定できる。ビデオ通話を行う時間指定が行われてもよい。また、通話開始指示の送信時において通話選択操作が行われない場合の再コールの有無、再コールする場合の頻度等も設定できる。再コールする場合の頻度設定は、通話選択操作が行われない場合に所定時間間隔(例:15分間隔)で所定回数(例:2回)行う等、生活支援対象者や関係者が適宜設定できる。これらの情報も、データベース90に生活支援対象者に関連付けて記憶される。
【0028】
図4は、対象者端末2に表示される支援者とのビデオ通話の様子を示す表示例である。対象者端末2の出力部16には、支援者端末3を利用する支援者のビデオ画像が表示される。ビデオ通話では、支援者から生活支援対象者への現在の状況のヒアリングや、生活支援対象者から支援者に対して物品やサービスの購入依頼等が行われる。支援者は、ヒアリングした内容や生活支援対象から依頼された物品やサービスの購入依頼を記録する。
【0029】
購入情報登録部32は、ビデオ通話で生活支援対象者から支援者が依頼された物品やサービスの購入依頼を示す購入情報をデータベース90に登録する購入情報登録手段である。購入情報には、例えば、購入情報は、銘柄、個数、料金、納期、承認の有無等が含まれる。また、購入情報には、カード払い、ビリング(口座引落)、着払い等の支払方法が含まれてもよい。更に、サービスの購入依頼には、生活支援対象者からの遠隔医療の申し込みが含まれてもよい。
【0030】
購入情報は、支援者端末3上で支援者によって入力される。図4の表示例に示すビデオ通話画面には、支援者が入力した購入情報のテキストを表示する購入項目表示部51が示される。購入項目表示部51には、生活支援の対象者の苗字(例:鈴木様)、購入品リスト(例:トイレットペーパー、牛乳、パン)等が表示される。
【0031】
また、図4の購入項目表示部51の内容を生活支援対象者が確認するための確認ボタンを対象者端末2の画面に表示し、購入情報登録部32は当該確認ボタンが操作されたことを示す情報を購入情報とともにデータベース90に登録する構成としてもよい。これによって、支援者の入力ミスや支援者の伝達ミスに起因する不適切な購入代行が効果的に防止される。
【0032】
支援者は購入情報に基づいて物品やサービスの購入の代行を行う。購入の代行は、例えば、インターネット上のEコマース(Electric Commerce)等を利用して行うことができる。Eコマースの購入画面をビデオ通話で生活支援対象者に示しながら購入手続が行われてもよい。なお、利用するEコマースは、予め設定されるEコマースの中から選択されることが好ましい。該当地域の会社が運営しているEコマースを設定することにより、地産地消にもつなげることができる。
【0033】
購入情報は、支援者端末3又はサーバ1に記録される。サーバ1に記録される購入情報は、支援者端末3にインストールされるアプリケーションで受け付けてもよいし、ウェブブラウザで表示される入力ページ等を通じてサーバ1に送信されてもよい。購入情報のサーバ1の記録方法は特に限定されない。
【0034】
通話録画部33は、対象者端末2と支援者端末3の間で行われるビデオ通話を録画した録画情報を取得する通話録画手段である。図4の表示例に示すビデオ通話画面には録画中であることを示す録画表示部52が示される。録画情報には、支援者から生活支援対象へのヒアリングや生活支援対象者から支援者への購入依頼等が含まれる。なお、録画対象は、支援者端末3で表示されるビデオ画像及び音声、対象者端末2で表示されるビデオ画像及び音声、又はこれら両方である。また、通話録画部33は、音声情報のみを取得してもよい。
【0035】
録画箇所特定部34は、録画情報のビデオ通話の中から生活支援対象者から支援者に依頼された物品又はサービスの購入に関する会話やテキスト情報等を特定する録画箇所特定情報を取得する録画箇所特定手段である。
【0036】
録画箇所特定部34は、例えば、音声解析により該当する会話の録音部分を示す録画箇所特定情報を取得する。録画箇所特定情報は、該当する会話部分の録画でもよい。音声解析は、予め「購入」、「買物」、「買って欲しい」等のキーワードを設定し、当該キーワードを利用して録画箇所特定情報を取得してもよい。また、録画箇所特定部34は、ビデオ通話中に支援者端末3に設定される特定ボタンを支援者が操作することにより、録画箇所特定情報を取得してもよい。この場合、支援者が特定ボタンを押している間の録画時間が録画箇所特定情報として取得される。
【0037】
なお、通話録画部33は、録画箇所特定部34で特定された録画箇所特定情報に対応する録画部分のみを保存するようにしてもよい。
【0038】
医療サービス管理部35は、対象者端末2(対象者通話手段)に所定の医療サービスを実行させるためのプログラムを起動させ、生活支援対象者が所定の医療サービスを利用可能な状態にする医療サービス開始指示を支援者端末3(支援者通話手段)の操作に応じて対象者端末2に送信する。
医療サービスは特に限定されないが、例えば、オンライン診療を行うためのアプリケーション等が挙げられる。
【0039】
支援情報共有部36は、関係者端末4を介して生活支援対象者の関係者に対して支援に関する支援情報を共有する支援情報共有手段である。支援情報には、支援者からのヒアリング結果、購入情報、録画情報、録画箇所特定情報等が含まれてもよい。支援情報共有部36は、関係者端末4から支援情報の閲覧要求を受け付けると、当該関係者端末4に対して要求した支援情報を送信する。
【0040】
また、支援情報共有部36は、ビデオ通話に関する情報を関係者に通知する機能を有してもよい。例えば、支援情報共有部36は、通話開始指示を受信したタイミング又は通話選択操作が行われたタイミングでビデオ通話が行われていることを示す情報を関係者端末4に送信する。更に、関係者端末4は、ビデオ通話情報を受信すると、当該ビデオ通話に参加するか否かを選択することもできる。この場合、ビデオ通話情報の中にビデオ通話に参加するためのアドレス等のリンク情報を含め、当該リンク情報に基づいて生活支援対象者と支援者のビデオ通話に関係者も参加する方法を採ることができる。これによって、関係者は都合の良い時間にビデオ通話が開始された場合は、自らもビデオ通話に参加することが可能となる。
【0041】
また、支援情報共有部36は、購入情報を関係者に通知する機能を有してもよい。例えば、支援情報共有部36は、支援者端末3上で支援者によって入力された購入情報又は購入情報が入力されたことを示す購入通知情報を関係者端末4に送信する。
【0042】
また、この購入情報の送信には、予め設定される通知条件が設定されてもよい。通知条件は、例えば、所定金額以上の購入がされたことや、所定の数量以上の購入が行われたこと等、購入に関する種々の条件である。また、通知条件は、所定期間内に同じ物品やサービスが複数回購入されることを条件としてもよい。この場合、支援情報共有部36は、過去の購入情報と予め設定される限度数に基づいて通知条件を満たすか否かを判定する方法を採ることができる。これによって、痴呆症の生活支援対象者等が、消費しきれない量の消耗品(例えば、消費期限のある牛乳等)を購入しようとする事態を関係者が把握できるようになる。更に、支援情報共有部36は、通知条件を満たしたことを関係者端末4以外の支援者端末3や対象者端末2に通知する構成としてもよい。これによって支援者や生活支援対象者は、ビデオ通話中に不必要な購入が行われようとしていることを把握することができる。なお、単純に購入情報が入力されたことを通知条件と設定することもできる。
【0043】
<処理の流れ>
次に、図5を参照し、生活支援対象者と支援者のビデオ通話を管理する管理処理について説明する。図5は、本実施形態の生活支援システム100によるビデオ通話の管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0044】
ステップS1において、ビデオ通話管理部31は、支援者端末3上の支援者の操作に応じて通話開始指示を対象者端末2に送信する。
【0045】
ステップS2において、対象者端末2は、受信した通話開始指示に基づいてビデオ通話を行うためのプログラムを起動し、当該プログラムに対して通話に応答する通話選択操作が生活支援対象者によって行われたか否かを判定する。通話に応答する通話選択操作が行われた場合には処理はステップS3に進む(ステップS2;Yes)。通話に応答しない不許可操作が行われた場合には処理はステップS8に進み(ステップS2;No)、ステップS8において、対象者端末2は、通話が不許可であったことを示す不許可情報を支援者端末3に送信する。
【0046】
ステップS3において、対象者端末2は、起動したプログラムによって支援者端末3とのビデオ通話を開始する。上述の通り、ビデオ通話では、支援者から生活支援対象者へのヒアリングや生活支援対象者から支援者への購入代行の依頼等が行われる。
【0047】
ステップS4において、支援者端末3は、生活支援対象者とのビデオ通話を録画し、録画情報を保存する。この録画情報の保存は、サーバ1によって直接行われてもよい。
【0048】
ステップS5において、購入情報登録部32は、支援者端末3の入力部17を通じて購入情報の入力が行われたか否かを判定する。購入情報登録部32は、購入情報の入力が行われたことを検出した場合には処理をステップS6に進め(ステップS5;Yes)、購入情報の入力が行われなかった場合には処理をステップS7に進める(ステップS5;No)。
【0049】
ステップS6において、購入情報登録部32は、入力された購入情報を生活支援対象者に関連付けてデータベース90に登録する。データベース90に登録される購入情報には、生活支援対象者の他、担当する支援者に関する情報が含まれてもよい。
【0050】
ステップS7において、ビデオ通話管理部31は、ビデオ通話が終了したか否かのモニタを行い、ビデオ通話の終了を検出すると処理を終了する。
【0051】
次に、図6を参照し、録画情報の登録処理について説明する。図6は、本実施形態の生活支援システム100による録画情報の登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す録画情報の登録処理は、ステップS4の録画処理のタイミングで開始されてもよいし、所定のスケジュールや支援者の操作に基づいて図5の管理処理と並行して行われてもよい。
【0052】
ステップS11において、通話録画部33は、ビデオ通話の録画情報を取得し、取得した録画情報をデータベース90に生活支援対象者の情報と関連付けて登録する。通話録画部33は、例えば、通信ネットワークを介して支援者端末3に記憶されたものを取得する。また、通話録画部33は、支援者端末3を介さずに直接的にビデオ通話の録画情報を取得してもよい。録画情報の取得方法は特に制限されない。
【0053】
ステップS12において、録画箇所特定部34は、録画情報を解析してビデオ通話における購入情報に関する部分を特定する処理を実行する。購入情報に関する部分の特定は、上述の通り、音声解析やビデオ通話時の支援者端末3の操作情報等に基づいて行われる。解析結果は、録画中の対象部分の録音時間を示す時間情報でもよいし、録画から対象部分を切り出した動画でもよい。
【0054】
ステップS13において、録画箇所特定部34は、データベース90に録画情報の解析結果である録画箇所特定情報を生活支援対象者の情報や解析元の録画情報と関連付けて登録する。以上、一連の処理により、生活支援対象者と支援者のビデオ通話の録画情報及び録画箇所特定情報がデータベース90に登録される。
【0055】
次に、図7を参照し、生活支援対象者の関係者への情報を共有する情報共有処理について説明する。図7は、本実施形態の生活支援システム100による情報共有処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0056】
ステップS21において、支援情報共有部36は、関係者端末4からの生活支援対象者に係る支援情報についての閲覧要求があったか否かをモニタする。支援情報共有部36は、支援情報の閲覧要求があった場合には処理をステップS22に進め(ステップS21:Yes)、支援情報の閲覧要求が確認できなかった場合には処理をステップS23に進める(ステップS21:No)。
【0057】
ステップS22において、支援情報共有部36は、データベース90を参照し、関係者端末4に関連付けられる生活支援対象者の支援情報を取得する。そして、支援情報共有部36は、閲覧要求を行った関係者端末4に支援情報を送信する。この支援情報は、関係者端末4で指定された情報のみを送信してもよい。例えば、購入情報、録画情報の中から関係者が購入情報のみを指定した場合、支援情報共有部36は、購入情報のみを関係者端末4に送信する。なお、支援情報共有部36は、関係者端末4が確認したい支援情報を選択する画面を出力し、当該画面の選択結果に基づいて支援情報を当該関係者端末4に送信してもよい。
【0058】
ステップS23において、支援情報共有部36は、生活支援対象者と支援者のビデオ通話が開始されたか否かをモニタする。支援情報共有部36は、ビデオ通話が開始された場合には処理をステップS24に進め(ステップS23:Yes)、ビデオ通話の開始が確認できなかった場合には処理をステップS25に進める(ステップS23:No)。
【0059】
ステップS24において、支援情報共有部36は、生活支援対象者と支援者のビデオ通話が開始されたことを示す情報を関係者端末4に送信する。ビデオ通話が開始されたことを示す情報には、関係者がビデオ通話に参加するためのリンク先情報が含まれてもよい。関係者は、都合がよい場合にリンク先情報に基づいてビデオ通話に参加することができる。なお、ビデオ通話が開始されたことを示す情報は、関係者端末4が希望した場合のみ送信する設定とすることもできる。
【0060】
ステップS25において、支援情報共有部36は、購入に関する通知条件を満たすか否かを判定する。上述の通り、通知条件は、所定以上の金額の購入が行われたことでもよいし、購入情報が入力されたことだけを通知条件としてもよい。通知条件を満たすか否かは、データベース90に登録される購入情報と通知条件に基づいて判定できる。
【0061】
支援情報共有部36は、購入情報が通知条件を満たしたと判定された場合には処理をステップS26に進め(ステップS25:Yes)、通知条件を満たしていないと判定された場合には処理をステップS21に戻す(ステップS25:No)。
【0062】
ステップS26において、支援情報共有部36は、通知条件を満たした購入が行われたことを示す警告情報を関係者端末4に送信する。警告情報には購入情報が含まれてもよい。ステップS26の処理の後、処理は再びステップS21に戻る。以上、一連の処理により、関係者に対して生活支援対象者の支援情報が共有される。なお、支援情報に関連する処理として一つのフローチャートにまとめたが、ステップS21とステップS22のまとまりや、ステップS23とステップS24のまとまりや、ステップS25とステップS26のまとまりは、それぞれが並行して行われる処理としてもよい。
【0063】
<本実施形態の有利な効果>
以上、説明したように、本実施形態の生活支援システム100は、生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者通話手段としての対象者端末2と、生活支援対象者の支援を行う支援者によってビデオ通話が利用される支援者通話手段としての支援者端末3と、対象者端末2にビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動させ、対象者端末2と支援者端末3の間のビデオ通話を利用可能な状態にする通話開始指示を支援者端末3の操作に応じて対象者端末2に送信するビデオ通話管理手段としてのビデオ通話管理部31と、を備える。
なお、対象者通話手段は、上記の対象者端末2に限定されず、例えば、対象者端末2からの要求に応じて実行される、サーバ1内の機能部であってもよい。
【0064】
また、本実施形態のコンピュータを用いた生活支援対象者の支援方法は、生活支援対象者によってビデオ通話が利用される対象者端末2に対し、生活支援対象者の支援を行う支援者によってビデオ通話が利用される支援者端末3から通話開始指示を行う開始指示ステップと、対象者端末2が通話開始指示を受け付けると、当該対象者端末2のビデオ通話を実行させるためのプログラムを起動し、対象者端末2と支援者端末3の間のビデオ通話を利用可能な状態にするビデオ通話ステップと、を含む。
【0065】
生活支援システム100及び生活支援対象者の支援方法が以上の構成を採ることにより、コンピュータの取扱いが苦手な生活支援対象者であっても、電源がオン状態であれば支援者の操作に基づいてビデオ通話を容易に開始できる。デジタルデバイドの問題を解決でき、利便性向上と孤独の解消や高齢化する支援団体の負担軽減を実現できる。更に、移動の負担が大きい地域であっても、リモートを活用できれば支援団体にも参加し易くなり、地元サポートセンターにて雇用創出につなげることができる。また、購入代行を行うEコマースを地域社会の会社に設定することにより、地産地消も実現できる。
【0066】
また、本実施形態では、ビデオ通話は、通話開始指示に対する生活支援対象者の応答許可を示す通話選択操作が対象者端末2で行われた場合に開始される。
これにより、ビデオ通話の開始のためには生活支援対象者の操作が条件となるので、入浴後等の生活支援対象者がビデオ通話し難い状況でビデオ通話が同意なしに開始される事態を回避でき、生活支援対象者のプライバシーを守ることができる。
【0067】
また、本実施形態の生活支援システム100は、ビデオ通話で支援者が生活支援対象者から受け付けた物品又はサービスの購入情報を登録する購入情報登録部32を更に備える。
これにより、購入情報を確認できるので、購入間違いのリスクを効果的に低減できる。
また、思い違い等が生じても、購入情報を確認することにより原因を特定することができ、トラブルへの発展を回避できる。
更に、図4の購入項目表示部51に示すように、ビデオ通話で購入リストを表示することで、生活支援対象者と支援者間の購入内容の確認もできる。
【0068】
また、本実施形態の生活支援システム100は、ビデオ通話を録画した録画情報を取得し、当該録画情報を購入情報に関連付けて登録する通話録画部33を更に備える。
これにより、入力ミスや勘違い等が生じた場合でも録画を確認することにより原因を確実に解明できる。
【0069】
また、本実施形態の生活支援システム100は、録画情報の前記ビデオ通話における購入情報に関する部分を特定する録画箇所特定部34を更に備える。
これにより、録画箇所特定部34の解析結果を利用して録画における購入に関する部分を確認できるので原因を解明するための時間が効果的に短縮される。
【0070】
また、本実施形態の生活支援システム100は、対象者端末2(対象者通話手段)に所定の医療サービスを実行させるためのプログラムを起動させ、生活支援対象者が所定の医療サービスを利用可能な状態にする医療サービス開始指示を支援者端末3(支援者通話手段)の操作に応じて対象者端末2に送信する医療サービス管理手段を更に備えてもよい。
これにより、上述の買い物支援だけでなく、例えば、オンライン診療サービスのような医療サービスを生活支援者が受けることを支援することができる。なお、支援者端末3の操作に応じて、対象者端末2にダウンロードされたアプリケーションを起動することを想定しているため、支援者が生活支援対象者の個人情報に触れることなく、上述の支援のみを行うことができる。
【0071】
また、本実施形態の生活支援システム100は、生活支援対象者の関係者に対し、当該生活支援対象者の支援内容を示す支援情報を共有する支援情報共有部36を更に備える。
これにより、生活支援対象者と離れて暮らす家族や親戚等の関係者が支援者の支援内容を確認できる。生活支援対象者にとっても関係者に支援内容が共有されるので、より安心して支援者の支援を受けることができる。
【0072】
また、本実施形態のように、支援者によって、生活支援対象者の対象者端末2をリモート操作(制御)することで、デジタル化による効率化(直接、自宅に伺う手間や時間を省ける)できる一方で、ビデオ通話によるアナログな要素(例えば、日常会話など)を行う(デジタルとアナログの融合を図る)ことで、生活支援対象者の精神面のケア(メンタル面のモチベーション維持)を行うこともできる。ひいては、生活支援対象者の孤独感の解消に寄与することができる。
【0073】
<その他>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0074】
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。換言すると、上述の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバ1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に上述の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックを他の装置等に移譲させてもよい。逆に他の装置の機能ブロックをサーバ等に移譲させてもよい。また、一つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
【0075】
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
【0076】
このようなプログラムを含む記録媒体は、プログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で提供される記録媒体等で構成される。プログラムはネットワークを介して配信可能であることから、記録媒体は、ネットワークに接続された、或いは接続可能なコンピュータに搭載、或いはアクセス可能なものであってもよい。
【0077】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
【符号の説明】
【0078】
1 サーバ
2 対象者端末
3 支援者端末
31 ビデオ通話管理部
32 購入情報登録部
33 通話録画部
34 録画箇所特定部
35 医療サービス管理部
36 支援情報共有部
100 生活支援システム
図1
図2
図3
図4
図5
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図7