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特開2024-93622情報処理システム、情報処理方法、プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024093622
(43)【公開日】2024-07-09
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法、プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20240702BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20240702BHJP
   G06F 15/00 20060101ALI20240702BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0484
G06F15/00 410Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022210130
(22)【出願日】2022-12-27
(71)【出願人】
【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】592135203
【氏名又は名称】キヤノンITソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100189751
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 友輔
(74)【代理人】
【識別番号】100227857
【弁理士】
【氏名又は名称】中山 圭
(72)【発明者】
【氏名】小池 祥平
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA25
5E555AA30
5E555AA61
5E555AA71
5E555BA03
5E555BA13
5E555BA45
5E555BB03
5E555BB13
5E555BC18
5E555BD01
5E555BD05
5E555BD09
5E555CA02
5E555CA12
5E555CA18
5E555CA47
5E555CB02
5E555CB05
5E555CB08
5E555CB12
5E555CB33
5E555CB34
5E555CB46
5E555CB64
5E555CC05
5E555CC15
5E555CC20
5E555DB18
5E555DB20
5E555DB51
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC19
5E555DC21
5E555DD07
5E555EA05
5E555EA07
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】 リモート会議においても意思表示をしやすい仕組みを提供すること
【解決手段】 ウェブ会議の資料を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示される資料に対してアノテーションを付与する制御手段と、
を備え、
前記アノテーションには公開範囲が設定され、前記表示制御手段は、前記制御手段で付与されたアノテーションに係る公開範囲に基づき、当該アノテーションの表示を制御することを特徴とする情報処理システム。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブ会議の資料を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示される資料に対してアノテーションを付与する制御手段と、
を備え、
前記アノテーションには公開範囲が設定され、前記表示制御手段は、前記制御手段で付与されたアノテーションに係る公開範囲に基づき、当該アノテーションの表示を制御することを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
前記資料に付与されたアノテーションのうち、表示対象のアノテーションの設定を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記受付手段により表示対象としての設定を受け付けたアノテーションを表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記アノテーションは、前記資料に対するコメントであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記アノテーションは、前記資料に対する評価を示す情報であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記資料に付与されたアノテーションを一覧表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
情報処理システムの表示制御手段がウェブ会議の資料を表示するよう制御する第1の表示制御工程と、
前記情報処理システムの制御手段が、前記表示制御工程により表示される資料に対してアノテーションを付与する制御工程と、
前記情報処理システムの表示制御手段が、前記制御工程で付与されたアノテーションに係る公開範囲に基づき、当該アノテーションの表示を制御する第2の表示制御工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
ウェブ会議の資料を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示される資料に対してアノテーションを付与する制御手段と、
を備え、
前記アノテーションには公開範囲が設定され、前記表示制御手段は、前記制御手段で付与されたアノテーションに係る公開範囲に基づき、当該アノテーションの表示を制御するためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレワークや在宅勤務が普及していることから、打合せや会議も現実の会議室でおこなうのではなく、リモートで行うことが増えている。
【0003】
リモート会議においては、会議参加者や発表者の表情や仕草などを把握するのが難しいことから、質問は意見があっても発言して良いタイミングなのかわからず、発言を躊躇することもある。
【0004】
特許文献1には、会議参加者の発言機会を均等化することにより多くの意見を吸い上げ、会議時間内での討議をより活発化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003-304337号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、リモート会議においては、参加者の発言が全て他の参加者に共有されることが通常であるため、ちょっとした質問や個別に話をしたい場合であっても、他の参加者全員に対する発言となってしまう。そのため、会議の進行を妨げてしまうのではないかといった懸念から、特に参加人数の多い会議では意思表示を躊躇してしまうこともある。
【0007】
そこで、本発明は、リモート会議においても意思表示をしやすい仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ウェブ会議の資料を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示される資料に対してアノテーションを付与する制御手段と、
を備え、
前記アノテーションには公開範囲が設定され、前記表示制御手段は、前記制御手段で付与されたアノテーションに係る公開範囲に基づき、当該アノテーションの表示を制御することを特徴とする情報処理システム。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、リモート会議においても意思表示をしやすい仕組みを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の情報処理システムの構成例を示す図
図2】情報処理装置のハードウエア構成を示す図
図3】情報付与処理を示すフローチャート
図4】アノテーション情報の一覧を示す図
図5】アノテーションが付与された会議画面の一例を示す図
図6】編集画面の一例を示す図
図7】オプション画面の一例を示す図
図8】オプション画面に表示されるアノテーション一覧を示す図
図9】通常画面(S304で表示される画面)において、フィルタリング処理の実行前と後の変化を示す図
図10】編集画面におけるフィルタリング処理の実行前後の変化を示す図
図11】オプション画面におけるフィルタリング処理の実行前後の変化を示す図
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は本発明の情報処理システムの構成例を示す図である。
【0012】
図1に示す通り、複数のクライアント端末101がサーバ装置102と通信可能に接続されている。
【0013】
クライアント端末101はリモート会議の参加者が操作する端末であり、会議画面に会議資料などを表示し、会議の音声を出力する機能を備える。また当該端末のユーザである会議参加者の音声の入力や、ユーザからアノテーションの付与などの操作を受け付ける。
【0014】
サーバ装置102は、会議画面に係る情報やクライアント端末101で入力された音声などの情報をクライアント端末101から受信し、各クライアント端末101に配信する機能を備える。
【0015】
図2は、本発明のクライアント端末101やサーバ装置102として適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0016】
図2に示すように、情報処理装置は、システムバス200を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、記憶装置204、入力コントローラ205、音声コントローラ206、ビデオコントローラ207、メモリコントローラ208、よび通信I/Fコントローラ209が接続される。
【0017】
CPU201は、システムバス200に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0018】
ROM202あるいは外部メモリ213は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本情報処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
【0019】
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ213からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
【0020】
入力コントローラ205は、キーボード210や不図示のマウス等のポインティングデバイス等の入力装置からの入力を制御する。入力装置がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。
【0021】
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
【0022】
ビデオコントローラ207は、ディスプレイ212などの外部出力装置への表示を制御する。ディスプレイは本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。なお、外部出力装置はディスプレイに限ったものははく、例えばプロジェクタであってもよい。また、前述のタッチ操作を受け付け可能な装置については、入力装置も提供する。
【0023】
なおビデオコントローラ207は、表示制御を行うためのビデオメモリ(VRAM)を制御することが可能で、ビデオメモリ領域としてRAM203の一部を利用することもできるし、別途専用のビデオメモリを設けることも可能である。
【0024】
メモリコントローラ208は、外部メモリ213へのアクセスを制御する。外部メモリとしては、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、および各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク)、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等を利用可能である。
【0025】
通信I/Fコントローラ209は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信やISDNなどの電話回線、および携帯電話の4G回線、5G回線等を用いた通信が可能である。
【0026】
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ212上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ212上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0027】
次に図3のフローチャートを用いて会議資料への情報付与処理について説明する。なお、図3のフローチャートで示す処理は、クライアント端末101またはサーバ装置102のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
【0028】
ステップS301では、ウェブ会議への参加指示を受けつけることで、会議を開始する。
【0029】
ステップS302では、会議の他の参加者から共有される資料(スライド等)を表示する。
【0030】
ステップS303では、アノテーション情報を取得する。具体的には、他の会議参加者によって付与されたアノテーションのうち、自分に対して公開されているアノテーションを取得する。
【0031】
アノテーション情報の一覧を図4に示す。図4に示す通り、アノテーション情報は、アノテーションが付与されたスライド番号(ページ番号)、アノテーションの種類、公開対象範囲、アノテーションの内容、アノテーションを付与したユーザ名、アノテーションが付与された日時情報、表示対象か否かを示すフラグ等を含む情報である。なお、アノテーション情報を構成する項目は一例であり、これらすべてを含まなくても良いし、これ以外の項目にかかる情報を含んでいてもよい。
【0032】
ステップS304では、ステップS303で取得したアノテーションを表示する。
【0033】
ステップS304で表示される画面の一例を図5に示す。図5に示すように会議資料の画面にいいねアイコン501やコメント502が付与されている。
【0034】
会議が終了するまでステップS305~S315の処理を繰り返す。
【0035】
ステップS305では、編集画面の表示指示を受け付けたかを判定する。表示指示を受け付けた場合(ステップS305:YES)は処理をステップS306に移行する。表示指示を受け付けていない場合(ステップS305:NO)は、処理をステップS311に移行する。
【0036】
なお、編集画面の表示指示は、例えば所定のキーが押下されることで受け付けても良いし、図5に示す画面に表示指示を受け付ける領域を設定しておき、当該領域に対するクリック操作によって受け付けても良い。
【0037】
ステップS306では編集画面を表示する。図6に編集画面の一例を示す。図6に示す通り、表示された資料(スライド)上にコメント欄を配置するためのコメントボタン、いいねアイコン(賛成、賛同、賞賛の意思を示すためのアイコン)を設置するためのボタン、コメント等を編集するための編集ボタンなどが配置される。また、アノテーション(コメントやいいね等)の数が表示される。
【0038】
ステップS307では、コメントボタンやいいねボタンの押下によるアノテーション追加指示を受け付けたかを判断する。
【0039】
指示を受け付けた場合は処理をステップS308に移行する。受け付けていない場合は処理をステップS311に移行する。
【0040】
ステップS308では、追加指示を受け付けたアノテーションを資料上に配置し表示する処理を実行する。アノテーションを配置する位置は、クリック操作等によって指示された位置とするが、ドラッグアンドドロップによって配置位置の指示や変更も可能とする。また、公開範囲(会議参加者のうちどの参加者の画面にアノテーションを表示するかの設定)を受け付けるものとする。
【0041】
そして、新たに追加されたアノテーションをアノテーション情報に登録する(S309)。
【0042】
ステップS311では、オプション画面の表示指示を受け付けたかを判定する。表示指示を受け付けた場合(ステップS311:YES)は処理をステップS312に移行する。指示を受け付けていない場合(ステップS311:NO)は処理をステップS305に移行する。
【0043】
ステップS312、S313ではオプション画面を表示する。オプション画面の一例を図7に示す。図7に示す通り、資料とアノテーションのリスト、インポート・エクスポートボタンが配置されている。
【0044】
ステップS314ではインポートボタンの押下、エクスポートボタンの押下等によるインポート指示またはエクスポート指示を受け付けたかを判定する。
【0045】
指示を受け付けた場合は処理をステップS315に移行し、指示に従いインポート処理またはエクスポート処理(指示を受け付けた処理)を実行する。
【0046】
図8はオプション画面に表示されるアノテーション一覧である。1つのアノテーション毎に1レコードとなっており、付与されたページ番号、アノテーションの種類、公開範囲、アノテーションの内容、付与したユーザ、付与した日時情報などから構成されている。
【0047】
アノテーション一覧はフィルタリングが可能であり、図8(B)はフィルタリング処理によってアノテーション種類が「コメント」であるレコードに絞った一覧である。
【0048】
図9は、通常画面(S304で表示される画面)において、フィルタリング処理の実行前と後の変化を示す図である。フィルタリング前の画面では売上高の円グラフにいいねアイコンが付与されているが、フィルタリング後の画面では当該アイコンが表示されていないことが示されている。
【0049】
図10は、編集画面におけるフィルタリング処理の実行前後の変化を示す図である。資料表示領域における変化は図9と同様であり、アノテーション数が15から6に変化していることが示されている。
【0050】
図11は、オプション画面におけるフィルタリング処理の実行前後の変化を示す図である。資料表示領域における変化は図9と同様であり、アノテーション数の変化は図10と同様である。図11では、アノテーション一覧についてフィルタリングされていることが示されている。
【0051】
以上、実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0052】
また、本発明におけるプログラムは、図3に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図3の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図3の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0053】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0054】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0055】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、DVD-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
【0056】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0059】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0060】
101 クライアント端末
102 サーバ装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11