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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024093982
(43)【公開日】2024-07-09
(54)【発明の名称】マテリアルハンドリング装置
(51)【国際特許分類】
   B23P 21/00 20060101AFI20240702BHJP
   B25J 13/00 20060101ALI20240702BHJP
   B62D 65/06 20060101ALI20240702BHJP
【FI】
B23P21/00 303B
B25J13/00 Z
B62D65/06 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022210667
(22)【出願日】2022-12-27
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100147
【弁理士】
【氏名又は名称】山野 宏
(72)【発明者】
【氏名】松岡 将太
【テーマコード(参考)】
3C030
3C707
3D114
【Fターム(参考)】
3C030BC13
3C030BC16
3C030CC03
3C707AS06
3C707AS23
3C707BS09
3C707BT12
3C707DS01
3C707HS27
3D114BA09
3D114CA05
3D114DA12
(57)【要約】
【課題】スライド機構によらず、ワークピースを水平方向へ移動させることができるマテリアルハンドリング装置を提供する。
【解決手段】フレームと、ロボットのアーム部に把持されるハンドルと、ワークピースを保持する保持部と、モータと、を備え、前記フレームは、前記保持部を回転自在に支持する回転体と、前記モータの回転力を前記回転体に伝達する伝達機構と、を有し、前記回転体は、前記フレームの第一端部に設けられ、前記モータは、前記フレームの第二端部に設けられ、前記ハンドルは、前記第一端部と前記第二端部との間に設けられている、マテリアルハンドリング装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームと、
ロボットのアーム部に把持されるハンドルと、
ワークピースを保持する保持部と、
モータと、を備え、
前記フレームは、
前記保持部を回転自在に支持する回転体と、
前記モータの回転力を前記回転体に伝達する伝達機構と、を有し、
前記回転体は、前記フレームの第一端部に設けられ、
前記モータは、前記フレームの第二端部に設けられ、
前記ハンドルは、前記第一端部と前記第二端部との間に設けられている、
マテリアルハンドリング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マテリアルハンドリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の製造ラインにおいて、部品を搬送したり、部品を組み付けたりするためにロボットが利用されている。特許文献1には、車体に取り付けられたドアを取り外すためのドア取外し装置が開示されている。このドア取外し装置は、ロボットのアーム部の先端に取り付けられる。ドア取外し装置は、ドアを把持するマテリアルハンドリング装置を備える。ドア取外し装置は、車体に取り付けられたドアを把持し、車体から取り外されたドアをロボットの動作により所定の場所まで移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-131355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車の組み立て工程では、ロボットにより、マテリアルハンドリング装置によって保持したワークピースを工程間で搬送することがある。ボディサイズの大きい車種を製造するため、ワークピースのサイズが長くなると、工程間の間隔を広くする必要がある。工程間の距離が長くなると、ロボットのアーム部が届かなくなるため、ワークピースを所定の位置まで移動させることができない場合がある。
【0005】
ワークピースを所定の位置まで移動させるために、スライド機構が設けられたマテリアルハンドリング装置が開発されている。スライド機構を備えるマテリアルハンドリング装置は、スライド機構によりワークピースを水平方向へ移動させることで、ワークピースを所定の位置まで移動させることができる。しかし、スライド機構によって、マテリアルハンドリング装置の重量が増加する。特に、スライド機構のスライド量が1000mmを超える場合、スライド機構の重量が増加する。そのため、スライド機構を備えるマテリアルハンドリング装置を使用した場合、ロボットの可搬重量をオーバーするおそれがある。
【0006】
また、スライド機構によりワークピースを水平方向へ移動させた場合、マテリアルハンドリング装置の重心も移動する。この重心が、マテリアルハンドリング装置におけるアーム部の取付け位置から離れるほど、アーム部に作用するモーメントが大きくなる。アーム部に過度なモーメントが加わると、アーム部がマテリアルハンドリング装置を支持することが困難になる。
【0007】
本発明の目的の一つは、スライド機構によらず、ワークピースを水平方向へ移動させることができるマテリアルハンドリング装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係るマテリアルハンドリング装置は、
フレームと、
ロボットのアーム部に把持されるハンドルと、
ワークピースを保持する保持部と、
モータと、を備え、
前記フレームは、
前記保持部を回転自在に支持する回転体と、
前記モータの回転力を前記回転体に伝達する伝達機構と、を有し、
前記回転体は、前記フレームの第一端部に設けられ、
前記モータは、前記フレームの第二端部に設けられ、
前記ハンドルは、前記第一端部と前記第二端部との間に設けられている。
【発明の効果】
【0009】
上記のマテリアルハンドリング装置は、詳細は後述するが、ロボットのアーム部によってフレームを回転させると共に、モータによって保持部を回転させることができる。フレーム及び保持部がそれぞれ180°回転することで、保持部を水平方向に移動させることができる。この動作により、保持部によって保持したワークピースを水平方向へ移動させることができる。上記のマテリアルハンドリング装置を使用することで、工程間の距離が長くても、ワークピースを工程間で搬送することが可能である。
【0010】
上記のマテリアルハンドリング装置は、スライド機構を備えるマテリアルハンドリング装置よりも軽量である。ワークピースを含めたマテリアルハンドリング装置の総重量がロボットの可搬重量以下になるように、マテリアルハンドリング装置を設計しやすい。既存のロボットを使用することができるので、ロボットを入れ替える必要がなく、製造設備を大幅に改造する必要もない。
【0011】
上記のマテリアルハンドリング装置は、保持部を支持する回転体がフレームの第一端部に位置し、モータがフレームの第二端部に位置する。保持部が第一端部に位置し、重量物であるモータが第二端部に位置することから、保持部によってワークピースを保持したとき、ハンドルを中心に重量バランスが釣り合いやすい。マテリアルハンドリング装置の重心は、第一端部と第二端部との間に位置することになる。マテリアルハンドリング装置の重心がハンドルの位置に近いことから、アーム部に作用するモーメントが小さくなる。アーム部に作用するモーメントが許容モーメント以下になるように、マテリアルハンドリング装置を設計しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を模式的に示す正面図である。
図2図2は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を模式的に示す下面図である。
図3図3は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を使用したロボットによる搬送動作を説明する図であって、マテリアルハンドリング装置が回転する前の状態を示す模式図である。
図4図4は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を使用したロボットによる搬送動作を説明する図であって、マテリアルハンドリング装置が回転途中の状態を示す模式図である。
図5図5は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を使用したロボットによる搬送動作を説明する図であって、マテリアルハンドリング装置が回転途中の別の状態を示す模式図である。
図6図6は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置を使用したロボットによる搬送動作を説明する図であって、マテリアルハンドリング装置が回転した後の状態を示す模式図である。
図7図7は、実施形態に係るマテリアルハンドリング装置の回転後の状態を模式的に示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態に係るマテリアルハンドリング装置の具体例を、図面を参照して説明する。以下の説明では、マテリアルハンドリング装置を単に「マテハン装置」と呼ぶ場合がある。各図において、同一又は相当する部分には同じ符号を付している。図中、「LH」は左方向、「RH」は右方向、「UP」は上方向、「LWR」は下方向、「FR」は前方、「RR」は後方を示している。
【0014】
<マテハン装置>
図1から図7を参照して、実施形態のマテハン装置1を説明する。マテハン装置1は、図3に示すように、ロボット2のアーム部2aの先端に取り付けられて、ワークピースwを保持する治具である。マテハン装置1は、図1及び図2に示すように、フレーム10と、ハンドル20と、保持部30と、モータ40とを備える。マテハン装置1において、ハンドル20が設けられている面を正面とし、正面とは反対側を背面とする。
【0015】
実施形態のマテハン装置1の特徴の一つは、フレーム10に対して保持部30が回転可能に支持されていると共に、モータ40によって保持部30が回転するように構成されている点にある。実施形態のマテハン装置1は、図3から図6を参照して後述するように、ロボット2のアーム部2aによってフレーム10を回転させると共に、モータ40によって保持部30を回転させることで、ワークピースwを水平方向へ移動させることができる。実施形態のマテハン装置1は、スライド機構を備えていないため、軽量である。
以下、図1及び図2を参照して、マテハン装置1の構成を詳しく説明する。
【0016】
(フレーム)
フレーム10は、ハンドル20と、保持部30と、モータ40とを支持する部材である。本実施形態では、フレーム10は、正面視において、矩形状の形状を有する。フレーム10は、回転体13と伝達機構14とを有する。フレーム10の長さLは、例えば1100mm以上2100mm以下である。
【0017】
〈回転体〉
回転体13は、フレーム10に対して保持部30を回転自在に支持する部品である。回転体13は、円盤状の形状を有する。回転体13は、フレーム10の正面に垂直な回転軸を有する。回転体13は、フレーム10に対して回転軸を中心に回転可能である。回転体13は、フレーム10の第一端部10aに設けられている。図1では、第一端部10aはフレーム10の右側に位置する。
【0018】
〈伝達機構〉
伝達機構14は、モータ40の回転力を回転体13に伝達する装置である。モータ40は、フレーム10の第二端部10bに設けられている。図1では、第二端部10bはフレーム10の左側に位置する。モータ40が回転すると、モータ40の回転力が伝達機構14によって回転体13に伝達され、回転体13が回転する。伝達機構14は、モータ40と回転体13との間に配置されている。伝達機構14は、例えば、スプロケット及びチェーン、又はプーリー及びベルトである。伝達機構14がスプロケット及びチェーン、又はプーリー及びベルトで構成されている場合、部品点数が少なく軽量である。
【0019】
(ハンドル)
ハンドル20は、図3に示すように、後述するロボット2のアーム部2aに把持される部分である。本実施形態では、ハンドル20はアーム部2aの先端で把持される。ハンドル20は、フレーム10の第一端部10aと第二端部10bとの間に設けられている。つまり、ハンドル20は、保持部30とモータ40との間に配置されている。ハンドル20はフレーム10に固定されている。ハンドル20が回転すると、ハンドル20の軸を中心にフレーム10が回転する。図1では、ハンドル20が回転する前、即ちフレーム10が回転する前の状態を示している。ハンドル20の中心から回転体13の中心までの距離dは、例えば500mm以上1000mm以下である。
【0020】
(保持部)
保持部30は、図3に示すように、後述するワークピースwを保持する装置である。保持部30は、回転体13によってフレーム10に回転可能に支持されている。回転体13が回転すると、保持部30が一緒に回転する。図1では、保持部30はフレーム10の右側に位置する。本実施形態では、回転体13及び保持部30は、フレーム10の背面に設けられている。
【0021】
保持部30の構成は、公知のものでもよい。保持部30は、ワークピースwの種類に応じて変更することが可能である。本実施形態では、保持部30がピン31を有する。例えば、ピン31をワークピースwに形成された穴に差し込むことによって、保持部30がワークピースwを保持する。
【0022】
本実施形態における保持部30の構成を詳しく説明する。保持部30は、概ね矩形枠状に構成された枠部材を備えている。この枠部材が回転体13に支持されている。図1において、左右の縦枠は横枠から上下に突出している。図2に示すように、枠部材から背面に向けてロッドが突出され、ロッドの先端にピン31が設けられている。枠部材は、回転体13の回転角度によって、図1に示すようにフレーム10から右側に突出する状態にも、フレーム10に重なる状態にもなり得る。
【0023】
ワークピースwは、例えば、自動車のボディを構成する部品である。ボディを構成する部品の具体例は、サイドパネル、ドア、ルーフ、ボンネット、及びフェンダーなどである。本実施形態では、ワークピースwは自動車のサイドパネルである。
【0024】
(モータ)
モータ40は、保持部30を回転させるための動力源である。モータ40の回転軸はフレーム10の正面に垂直である。つまり、モータ40の回転軸と回転体13の回転軸とは平行である。上述したように、モータ40の回転力は、伝達機構14によって回転体13に伝達される。モータ40が回転すると、回転体13に支持された保持部30が回転体13と一緒に回転する。モータ40の回転を制御することで、保持部30の回転を制御することができる。図1では、モータ40が回転する前、即ち保持部30が回転する前の状態を示している。本実施形態では、モータ40は、フレーム10の正面に設けられている。
【0025】
保持部30を支持する回転体13が第一端部10aに設けられると共に、重量物であるモータ40が第二端部10bに設けられている。保持部30がワークピースwを保持したとき、ハンドル20を中心に重量バランスが釣り合いやすい。保持部30が第一端部10aに位置し、モータ40が第二端部10bに位置することで、マテハン装置1の重心をハンドル20に近い位置に設定することができる。マテハン装置1の重心がハンドル20の位置に近いことで、図3に示すように、ハンドル20を把持するロボット2のアーム部2aに作用するモーメントが小さくなる。
【0026】
<ロボット>
図3を参照して、ロボット2の構成を説明する。ロボット2は、マテハン装置1によって保持したワークピースwの搬送を行う。図3では簡略化して図示するが、ロボット2は、6軸ロボットである。ロボット2は、アーム部2aと、アーム部2aを支持するベース部2bとを有する。アーム部2aの先端は、回転可能である。アーム部2aの先端が回転すると、ハンドル20と一緒にフレーム10が回転する。ロボット2の動作は、図示しないコントローラによって制御される。
【0027】
〈マテハン装置の動作〉
図3から図6を参照して、マテハン装置1によってワークピースwを水平方向に移動させる動作について説明する。マテハン装置1によるワークピースwの水平方向への移動は、ワークピースwを保持したマテハン装置1をロボット2により回転させることによって行う。図3から図6は、ワークピースwの移動の開始から終了までのマテハン装置1の動作を示している。
【0028】
図3に示す状態では、アーム部2aの先端とモータ40とはそれぞれ、回転する前の状態である。即ち、フレーム10が回転する前、且つ、保持部30が回転する前の状態である。図3に示すマテハン装置1が回転する前の状態を「初期状態」と呼ぶ。図3に示すマテハン装置1の状態は、図1に示す状態と同じである。
【0029】
図3に示す初期状態から、アーム部2aの先端が回転しながら、モータ40が回転する。アーム部2aの先端が回転することで、ハンドル20と一緒にフレーム10が回転する。モータ40が回転することで、伝達機構14によって回転体13が回転し、保持部30が回転する。
【0030】
アーム部2aの回転とモータ40の回転とはそれぞれ、コントローラによって制御される。フレーム10の回転方向と保持部30の回転方向とは互いに逆向きである。本実施形態では、アーム部2aの回転方向、即ちフレーム10の回転方向がマテハン装置1の正面から見て時計回りである。モータ40の回転方向、即ち保持部30の回転方向がマテハン装置1の正面から見て反時計回りである。つまり、フレーム10が時計回りに回転すると共に、保持部30がフレーム10に対して反時計回りに回転する。また、フレーム10の回転速度と保持部30の回転速度とが同期するように制御されている。つまり、フレーム10の回転速度と保持部30の回転速度とが同じである。
【0031】
図4及び図5はそれぞれ、マテハン装置1が回転途中の状態を示している。図4は、図3に示す初期状態から、フレーム10が時計回りに60°回転すると共に、保持部30が反時計周りに60°回転した状態を示している。図5は、図4に示す状態から、さらにフレーム10及び保持部30がそれぞれ60°回転した状態を示している。図6は、マテハン装置1が回転した後の状態を示している。図6は、図5に示す状態から、さらにフレーム10及び保持部30がそれぞれ60°回転した状態を示している。図6に示すマテハン装置1が回転した後の状態は、図3に示す初期状態から、フレーム10及び保持部30がそれぞれ180°回転した状態である。フレーム10の回転速度と保持部30の回転速度とが同期するように制御されているため、マテハン装置1が回転しても、保持部30の上下の向きは変わらない。つまり、マテハン装置1の回転中、ワークピースwが回転することなく、ワークピースwの上下の向きが維持される。
【0032】
図6に示す回転後の状態から、フレーム10及び保持部30がそれぞれ180°回転すると、図3に示す初期状態に戻る。
【0033】
図3に示す初期状態から図6に示す回転後の状態までマテハン装置1が回転すると、図7に示すように、フレーム10がハンドル20を中心に反転し、回転体13がハンドル20を中心に点対称の位置に移動する。図7は、マテハン装置1の回転後の状態を実線で示し、マテハン装置1の初期状態を二点鎖線で示している。図7に示すように、回転後の状態では、第一端部10aがフレーム10の左側に位置し、回転体13によって支持された保持部30が初期状態から左に移動する。図3に示す初期状態と図6に示す回転後の状態とを比較すると、見た目上、ワークピースwが水平方向に移動することになる。本実施形態では、ワークピースwを右から左へ移動させることができる。本実施形態では、図3から図6に示すように、ワークピースwを移動させる一連の動作の過程において、ワークピースwが下に凸の円弧状の軌跡を描いて開始時の位置から終了時の位置に移動される。
【0034】
ワークピースwの水平方向への移動量は、初期状態と回転後の状態との間で、保持部30が水平方向に移動した距離に等しい。保持部30が水平方向に移動する距離は、図7に示すように、距離dの2倍である。例えば、距離dが700mmである場合、ワークピースwの水平方向への移動量は1400mmである。
【0035】
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0036】
1 マテハン装置(マテリアルハンドリング装置)
2 ロボット
2a アーム部、2b ベース部
10 フレーム
10a 第一端部、 10b 第二端部
13 回転体
14 伝達機構
20 ハンドル
30 保持部、31 ピン
40 モータ
w ワークピース
L 長さ、d 距離
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7