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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024094190
(43)【公開日】2024-07-09
(54)【発明の名称】低音駆動の引き戸を持つ家具
(51)【国際特許分類】
   E05D 15/06 20060101AFI20240702BHJP
   A47B 55/00 20060101ALI20240702BHJP
   E05F 1/16 20060101ALI20240702BHJP
   E05F 5/02 20060101ALI20240702BHJP
【FI】
E05D15/06 119
A47B55/00
E05F1/16 A
E05D15/06 103
E05D15/06 124A
E05D15/06 125A
E05F5/02 C
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022212948
(22)【出願日】2022-12-27
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-01-12
(71)【出願人】
【識別番号】307006491
【氏名又は名称】株式会社 松田家具
(72)【発明者】
【氏名】松田 哲博
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 剛士
(72)【発明者】
【氏名】稗田 周平
【テーマコード(参考)】
2E034
3B067
【Fターム(参考)】
2E034BA01
2E034BE01
2E034CA04
2E034CB01
2E034EA05
3B067AA06
(57)【要約】      (修正有)
【課題】重量のある2枚の引き違い戸を静かに安全にスムーズに開閉でき、操作感が滑らかで安易な開閉感を有する低音駆動の引き戸を持つ家具を提供する。
【解決手段】収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み型下レール、又は二本一体型Y形状掘り込み型下レールを取り付けて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠で覆った逆凹型長方体ガイド用上部レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させている開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを挿入して、摺動できるようにしており、引き戸の桟枠に存在する各々の扉の上部には前記ソフトクローザー付きランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み型下部レールに回動できるスライドローラーをそれぞれ二箇所に嵌着させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納家具の引き戸において静かに、軽く開閉する上で、引き戸開閉の摺動時に静寂でスムーズに駆動できるように収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み型下レール、又は二本一体型Y形状掘り込み型下レールを取り付けて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠で覆った前記逆凹型長方体ガイド用上部レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させている開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを挿入して、摺動できるようにしており、前記引き戸の桟枠に存在する各々の扉の上部には前記ソフトクローザー付きランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み型下部レールに回動できるスライドローラーをそれぞれ二箇所に嵌着させていることを特徴とする低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項2】
静寂な響きで動きをする低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とから構成されており、引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールを取り付け、所望の引き戸の寸法に合わせて、上部のソフトクローザー付きランナーは、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠体状にして、内部には開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を駆動されている長方形筒体であり、前記長方形筒体の上部桟枠体を逆凹型長方体ガイド用レール体となり、前記ライナーのフック部を持つスライドローラーにベースカップによって扉部を嵌着して、45dB以下の音量で低音・スムーズに開閉できる引き戸に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項3】
収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル型二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、また逆凹型長方体形の両側面の上部位置には電車車輪の形状であるローラーを安定的に保護できるガイド的くの字形状体を付けており、前記樹脂製ローラーを電車車輪の形状に近いレールでの走行において適切なガイド的間隔の形状になっており、前記下部桟枠に嵌め込んでいる二本のY字型掘り込み状下部レール、又は低音式二本一体型Y字型掘り込み状下部レールは扉下部に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようになっていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項4】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの接触を少なくして騒音を低減させている八個の車輪とからなっている樹脂製デュアル二連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル型二連ローラーの中央部に扉を安易に吊着できるフック部を取り付けていることを特徴とする請求項1~は請求項3のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項5】
家具の引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するライナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下部レール上低接触面的に走行して、ガイド的かつスムーズに駆動していることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項6】
前記引き戸における収納家具は、幅800~2400mmの書籍・装飾物収納家具、食器棚であって、一体式重量引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、樹脂製ローラーとアルミニウム製レールの接着面を少なくして、二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するライナーの両端に樹脂製デュアル型二連ローラーを挿入しており、前記ローラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けられることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0002】
従来より、引き戸を左右方向に開閉動作させることにより被収納物を収納可能に設けられた収納家具においては、通常は2枚の引き戸を備えて構成されている。これら2枚の引き戸は、収納家具の手前側に位置する開口部の下部で二枚の水平方向に形成されたガイドレールに案内され、これにより各引き戸が相対移動可能に設けられている。この場合、上部及び下部のレールは、引き戸毎に対応して互いに平行に延びる2条の溝を備えたものとして構成されている。
【0003】
建屋の開口部の前側に引戸をずらして配置しても、当該引戸装置全体の意匠性が良く、減音で引き戸の着脱を容易に行うことができる引戸装置として、引き戸の裏側に取り付けられた引き戸側ガイドレールと、引き戸側ガイドレール内に組み付けられ、引き戸側ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能な案内部材と、建屋側に取り付けられ、引き戸の閉じた状態、開閉移動状態、および開いた状態のいずれの状態でも、引き戸を前側から見て引き戸によって隠れる位置に配置され、引き戸側に組み付けられた案内部材が取り付けられる建屋側ベース部材とを備えている器具が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
レールに沿って動かすことができるガイド要素と、引き戸上に配置することができるホルダと、ホルダをガイド要素に接続するための接続要素とを備える、引き戸用ガイドデバイスに関しており、上記接続要素は可撓性ワイヤを含む。結果として、ガイドデバイスを簡単に製造することができ、設置状況に適合させることができる装置が提案されている(特許文献2参照)。
【0005】
高級感を備えるとともに、広い収納空間を有する収納具において、収納具は、収納具本体の頂板に幅方向略全体に亘って延在する第1の上方レールが設けられ、この第1の上方レールより前方に延びる第1の支持要素を介して前面よりも前方で前側引き戸を懸吊支持して、前側引き戸により頂板の前面を被覆するとともに前側引き戸を収納具本体の一方の側板の前面から他方の側板の前面に亘ってスライド移動可能に構成し、収納具本体内部の上方に、前側引き戸が閉止に向けてスライド移動する際の速度を低下させる第1の減速手段を設けるように構成したものが提案されている(特許文献3参照)。
【0006】
家具における引き戸の下レール取付構造であって、短時間で取付作業を完了させることができ、外観上、見栄えや美感の点で優れた構造をもつ引き戸の駆動装置として、下レールは、断面略長方形の骨組み構造体であり、2つの摺動路を有する上部フレームと下部フレームと、上部フレームと下部フレームとをつなぐ装架フレームと取付フレームとからなる。装架フレームの略中央部にはボス係止部を有する。取付フレームは、中央部に突起部と、上端部の小鍔と、下端部の大鍔とを有する。家具の下枠の受け部を有する前端面に取付フレームを嵌め込み、家具の両側板の係止孔にボス係止部に圧入されたボスの頭部をそれぞれ嵌め差し込むことにより、当該下レールを家具に強固に取り付けることができることが提案されている(特許文献4参照)。
【0007】
二条の溝を備えた一体のガイドレールになって、2枚の引き違い戸の操作感が均一で良好な使用感を有する減音ガイドレール付引き戸型収納具として、収納本体の幅方向にスライド移動する引き戸における扉により収納具本体の開口を開閉する二本の扉ガイドレールがあり、引き戸を移動可能に支持する左右一対のレールが二条の溝を備えた一体化内部空洞型扉桟を形成し、引き戸部の前面に嵌着されている。一体化内部空洞型扉桟は、引き戸の扉の重量と摺動による伸縮緩和をするために、扉桟の内部の中空で上面と底面を支持する扉ガイド溝の下二ケ所と中央部との三ケ所に支持板を持ち、中央部の支持板にはC型形状の干渉部を設けているレールが提案されている(特許文献5参照)。
【0008】
引き戸付きの収納家具において、大型の特殊な引き戸の左右の扉を駆動させる場合には、騒音が激しく、簡単に開閉が難しい場合が多い。最近の家庭事情から家具の開閉引き戸において極力移動での音を下げて、簡単にスムーズに開閉できるものが要望されているが、中々達成されていないのが現状である。とくにその目的に沿ったローラーとガイドレールを持つ引き戸の収納家具の扉に新規一体化したローラー・レール装置で、開閉時に静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸を持つ家具を取り付けたものは少ないのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2022-47453号公報
【特許文献2】特表2016-537529号公報
【特許文献3】特開2015-25334号公報
【特許文献4】特開2017-856公報
【特許文献5】実用新案登録第3212164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
引き戸を持つ大型の家具において、開閉時に図書館にいるような静けさである45dB以下の無音に近くスムーズに作動する引き戸のものを期待されている。前記の引き戸の扉の駆動させるローラーと、ローラーを先導するY型ガイドレールを適切に材料、形状、寸法を選択すれば、目標に沿った引き戸が得られることが期待できるものである。
例えば重量の高い扉の場合にはローラーの幅を比較的広くすれば、レールと扉のローラーの接触による開閉におけるスムーズさと騒音で問題を抱えている。前述の欠点ないし不都合を改善することが家庭では望まれているが、単にレールの構造とローラーの材料と構造によって移動すること、ローラーと溝面との接触することより、引き戸の相対向面に傷をつけ、音を発生させるという不都合を生じ、結果的に、引き戸表面の外観上の体裁が大きく損われるとともに、扉の重量によって騒扉の開閉における騒音の発生という欠点が残されている。
【0011】
大型で重量のある引き戸を持つ家具の引き戸を稼働させるときに、開閉時の初動には相当の力が必要であり、騒音も発生していた。そこで本発明では材料や構造的に相当に改善されて、軽くスムーズに音を立てずに開閉できるアルミニウム製のガイドレールをY字形状の二条の溝と樹脂製ローラーから構成された駆動機構を設けることによって、ダンパー機能を持たせて当該接触レールのガイド部内に溜まったごみの排除を極めて容易に行うことができるとともに、各引き戸のローラーがレールとに接触させること少なくして、相対移動可能に設けて、引き戸相対向面による、レール戸の擦れによる騒音の減少と扉の傷を付ける虞のない開閉駆動具のある収納家具を提供することにある。とくに大型重量的扉に開閉駆動具を備えた収納家具を提供させらせることが期待されている。
【0012】
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、大型重量的引き戸付き収納家具としての格調を損なうことなく、引き戸を簡単な構造により、アルミニウム製のガイドレールをY字形状の二条の溝と樹脂製ローラーから構成された駆動機構を設けることによって、ダンパー機能を持たせて当該接触レールのガイド部内に引き戸が軽く、スムーズに駆動して、勢いよく収納具本体の側板と衝突せずに、騒音の発生や収納具の破損等が生じるおそれがなく、引き戸の摺動に対して無理なく駆動させることを可能にする新規有用な収納家具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
収納家具の引き戸において静かに、軽く開閉する上で、引き戸開閉の摺動時に静寂でスムーズに駆動できるように収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み型下レール、又は二本一体型Y形状掘り込み型下レールを取り付けて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠で覆った前記逆凹型長方体ガイド用上部レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させている開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを挿入して、摺動できるようにしており、前記引き戸の桟枠に存在する各々の扉の上部には前記ソフトクローザー付きランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み型下部レールに回動できるスライドローラーをそれぞれ二箇所に嵌着させている低音駆動の引き戸を持つ家具である。
【0014】
静寂な響きで動きをする低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とから構成されており、引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠を取り付けて、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、前記ライナーのフック部にスライドローラーとベースカップとを嵌着している扉に掛けて、45dB以下の音量で低音・スムーズに開閉できる引き戸に構成されている。特に上部のソフトクローザー付きランナーは、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠体状であり、内部には開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を駆動されている長方形筒体にして、上部レール上でのランナーのローラーの横ブレ、縦ブレをなくして、騒音をなくしているものである。また下部のレールにおいては、レール戸とスライドローラーの接触面を少なくしたY状面の部分的接触によってスムーズに駆動して接触音を低減させているものである。
【0015】
収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル型二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、また逆凹型長方体形の両側面の上部位置には電車車輪の形状であるローラーを安定的に保護できるガイド的くの字形状体を付けており、前記樹脂製ローラーを電車車輪の形状に近いレールでの走行において適切なガイド的間隔の形状になっており、前記下部桟枠に嵌め込んでいる二本のY字型掘り込み状下部レール、又は低音式二本一体型Y字型掘り込み状下部レールは扉下部に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようになっている。
【0016】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの接触を少なくして騒音を低減させている八個の車輪とからなっている樹脂製デュアル二連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル型二連ローラーの中央部に扉を安易に吊着できるフック部を取り付けている。
【0017】
家具の引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するライナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下部レール上低接触面的に走行して、ガイド的かつスムーズに駆動している。
【0018】
前記引き戸における収納家具は、幅800~2400mmの書籍・装飾物収納家具、食器棚であって、一体式重量引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、樹脂製ローラーとアルミニウム製レールの接着面を少なくして、二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するライナーの両端に樹脂製デュアル型二連ローラーを挿入しており、前記ローラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けられる。
【0019】
静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最終的にライナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、45dB以下の音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸に構成されている。
【発明の効果】
【0020】
前記扉のガイドレールを二条の溝により形成して溝幅を金属製の一体化ガイドレールを使用によって、レールと扉のローラーの接触による開閉におけるスムーズさを増して、更さにダンパー機能を持たせた箱型カバー枠で覆うことによって扉移動による騒音の問題もなくなった。引き戸の相対向面に傷をつけ、音を発生させるという不都合を生じ、結果的に奥側の引き戸表面の外観上の体裁が大きく損われるとともに、騒扉の開閉における騒音の発生という欠点が残されていた。本装置を使用すると大型で重量の引き戸を持つ家具の駆動は、45dB以下の音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸になって、開閉戸の静寂な響きで穏やかな動きをするようになった。
【0021】
箱体の内部にレール桟を形成して引き戸を取り付けて、収納家具として利用する場合には、箱体の前面よりも後方へ退避した部位に位置することとなり、格調が損なわれなく。家具の前面を略面一にしてオープン収納家具としての格調を確保すると、引き戸レール桟が家具全体の中間位置に金属製光沢を示した。木材の模様を引き立たせて高級感を一層もたらせる上に、静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸を持つ家具における引き戸の扉が極端に静かに、しかも軽くスムーズに移動するものになった。
【0022】
また、引き戸の可視面に傷を付ける虞がないほか、手前側に位置させた引き戸と収納部本体の開口部の上部前縁とのクリアランスを確保することができるという、従来にない優れた効果を奏する収納家具あった。さらに左右の引き戸を閉止に向けて緩やかにスライド移動させることができるとともに、閉止時における各引き戸の操作感が均一で良好な使用感を有し、さらには開口幅を大きくすることができる収納具及びこのような収納具を備える天板付き家具を提供することができる。静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸を持つ家具としての格調を損なうことなく、引き戸を簡単な構造により無理なく適切に取り付けることができ、これにより大型で、重厚感をもたらして引き戸式収納家具の開閉作動を静寂な響きで穏やかな動きにすることができた。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】低音駆動の引き戸を持つ家具の斜視図。A: 収納棚家具 B: 食器棚家具 C: 収納棚家具の引き戸開いた時
図2】低音駆動の引き戸の構造図。A:平面構造図 B:正面構造図 C:側面構造図
図3】低音駆動の引き戸の上部の駆動具の逆凹型長方体ガイド用レール体の各部品の図。A:デュアル二連ローラー B:ソフトクローザー付きランナー C:逆凹型長方体ガイド用レール D:逆凹型長方体ガイド用レールの断面構造 E: 上レール覆い具カバー F:ベースカップ
図4】低音駆動の引き戸の上部の駆動具の逆凹型長方体ガイド用レール体の各部品組み合わせの図。A:ソフトクローザー付きランナーの両端にデュアル二連ローラーを取り付け、さらに扉を付けるベースカップを取り付けた状態。B:デュアル二連ローラーにベースカップを取り付ける詳細な状態 C:逆凹型長方体ガイド用レール体にローラー付きソフトクローザー付きランナーを挿入した状態
図5】低音駆動の引き戸を稼働させているベースカップとスライドローラーを嵌着している扉の状態の斜視図。A:スライドローラーの図 B:Y字型掘り込み状単一下レール C:Y字掘り込み状二連下レール D:Y字掘り込み状二連下レールに扉を挿入
図6-1】低音駆動の引き戸を持つ家具に関して家具の桟枠へ上下レールを嵌め込み組立の図
図6-2】低音駆動の引き戸の上部桟枠への逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールと嵌め込み、扉を挿入する前半の方法を示す図
図6-3】低音駆動の引き戸の上部の逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールとを組立後の調整と確認を示す図
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本考案の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸を持つ家具の斜視図、図2は、引き戸の平面、正面、側面の状態図、図3,4は、駆動具のデュアル二連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーに取り付けた状態図、図5に減音になるレールとローラーの状態図を示した。
【実施例0025】
図1Aの収納家具の両開き引き戸において静かに、安全に、スムーズに開閉できるために、図3図4図5に示すように収納家具の両開き引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールを取り付けて、前記逆凹型長方体ガイド用上レール体に、ダンパー機能を持つ長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを、摺動できるように挿入しており、前記両開き引き戸に取り付けるそれぞれの扉の上部に前記ランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字状掘り込み状二連下レール上で回動できるスライドローラーをそれぞれ2箇所に嵌着できている、45dB以下の音量で駆動できる静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸を持つ家具であった。
【0026】
図1Aの収納棚家具を図3図3図4からの部品から組み立てる場合において、図6-1から図6-3に示すように扉の金具の取り付け手順は具体的に以下のように行った。
▲1▼枠体に上下レールの取り付け
扉を嵌める枠体の上部の鴨居部分にダンパー機能を持つ逆凹型長方体ガイド用レールと下部の敷居部分にY字型掘り込み状下レールを取り付ける。
▲2▼上レールに受け金具の取り付け
逆凹型長方体ガイド用レールにデュアル二連ローラーを取り付けたソフトクローザー付きランナーを入れ込む。
▲3▼扉にベースカップとスライドローラーの取り付け
家具の引き戸の扉の上部には2箇所に取り付け金具のベースカップを、下部にはスライドローラーを彫り込んで取り付ける。
▲4▼扉の取り付け
ベースカップとスライドローラーを取り付けた扉を、上下のレールに2枚の扉を取り付ける。
▲5▼扉の調整
ベースカップによって扉とレールの間隔を調整する。
▲6▼操作の確認
開き戸の開閉状況と摺動の音の確認。
【0027】
両開引き戸における収納棚家具は、書籍・装飾物収納又は食器類の収納であって、両開引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、図3図5に示すように樹脂製ローラーとY字掘り込み状下レールであるアルミニウム製レールの接着面を少なくして、図4のCに示すように二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製Y字状レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するライナーの両端に樹脂製デュアル二連ローラーを挿入しており、前記ローラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けられた。
【0028】
図3,4に示すような部品群を組み立てて、収納家具の両開き引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、また逆凹型長方体形の両側面の上部位置には電車車輪の形状であるローラーを安定的に保護できるガイド的くの字形状を設けており、前記樹脂製ローラーを電車車輪の形状に近いレールでの走行において適切なガイド的間隔の形状になっており、前記下部桟枠に嵌め込んでいるY字状掘り込み状下レールは扉下部の二箇所に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようになった。
【0029】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、アルミニウム製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの軽量的接触による騒音を低減している8個の車輪とからなっている樹脂製デュアル2連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル二連ローラーの中央部に扉を容易に吊着できるフック部で固着されて、バースカップについている螺子調整具によって高さの調整も行った。図4Cに示すように、ソフトクローザー付きランナーは、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠体状であり、箱状の内部には開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を駆動されている長方形筒体にして、上部レール上でのランナーのローラーの横ブレ、縦ブレをなくして、騒音がほとんどなくなった。
【0030】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するライナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下レール上に低い接触面的に走行して、ガイド的でスムーズに駆動させた。
【0031】
低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状二連下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状二連下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最後にライナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、引き戸の開閉時に43dB以下の音量で静かに、スムーズに低音で開閉できる引き戸に仕上げた。
【実施例0032】
実施例1と同様に、図1Bの収納家具の両開き引き戸において静かに、スムーズに開閉できるために、収納家具の両開き引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールを二本取り付けて、前記逆凹型長方体ガイド用上レール体に、ダンパー機能を持つ長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを、摺動できるように挿入しており、前記両開き引き戸に取り付けるそれぞれの扉の上部に前記ランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字状掘り込み状下レール上で回動できるスライドローラーをそれぞれ2箇所に嵌着した。
【0033】
両開引き戸における収納家具は、食器棚であって、両開引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、樹脂製ローラーとアルミニウム製Y字型レールとの接着面を少なくして、二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するライナーの両端に樹脂製デュアル二連ローラーを挿入しており、前記リーラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けた。
【0034】
収納家具の両開き引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、また逆凹型長方体形の両側面の上部位置には電車車輪の形状であるローラーを安定的に保護できるガイド的くの字形状を設けており、前記樹脂製ローラーを電車車輪の形状に近いレールでの走行において適切なガイド的間隔の形状になっており、前記下部桟枠に嵌め込んでいるのY字状掘り込み状下レールは扉下部の二箇所に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようにした。
【0035】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの軽量的接触による騒音を低減している8個の車輪とからなっている樹脂製デュアル2連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル二連ローラーの中央部に扉を容易に吊着できるフック部を取り付けた。
【0036】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するライナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字状掘り込み状下レール上に接触的走行して、ガイド的かつスムーズに駆動した。
【0037】
静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最後にライナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、45dBの音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸に仕上げた。
【0038】
以下のように引き戸の開閉時の音量を測定した。
1)測定器は、RION社 SOUND LEVEL METER NA-20を使用して、引き戸の20cmの距離離して測定した。(開閉する上溝レールの20cm程下にて、各3回測定してその平均値を示した。
2)本願の製品音量: 43dB
音の強さのめやす(あくまで「めやす」)
【実施例0039】
実施例1と同様に図1Aと同様な大型の棚収納家具で幅900mm、高さ1800mmの扉の両開き引き戸において静かに、安全に、スムーズに開閉できる大きい収納棚家具の両開き引き戸用開口部に使用した、この家具の大型扉に当たる上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールを取り付けて、前記逆凹型長方体ガイド用上レール体に、ダンパー機能を持つ長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを、摺動できるように挿入しており、前記両開き引き戸に取り付けるそれぞれの扉の上部に前記ランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み状二連下レール上で回動できるスライドローラーをそれぞれ2箇所に嵌着できている、静寂な響きで穏やかな動きをする大型引き戸を持つ家具に取り付けた。
【0040】
収納家具の両開き引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、前記下部桟枠に嵌め込んでいるY字状掘り込み状下レールは扉下部の二箇所に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようになった。
【0041】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するライナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字状掘り込み状二連下レール上に接触的走行して、ガイド的かつスムーズに駆動させた。音量として42dBであった。引き戸も低音でスムーズに開閉できた。
【比較例1】
【0042】
実施例2と同様な食器棚家具において、従来の引き戸に上下のレールを従来のレールとローラーを取り付けたところ、その時の駆動じの音量は56dBであった。また実施例2のY字レールの代わりにV字レールにした場合には52dBであった。
この家具の大型扉に当たる上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールを取り付けて、前記逆凹型長方体ガイド用上レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを、摺動できるように挿入しており、前記両開き引き戸に取り付けるそれぞれの扉の上部に前記ランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠に通常のレール上で回動できるスライドローラーをそれぞれ2箇所に嵌着することによって、低音の効果得られなかった。
【実施例0043】
図1Bの類似の大型食器棚家具における両引き戸において、静かに、軽く開閉する上で、引き戸開閉の摺動時に静寂でスムーズに駆動できるように収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み型下レール、又は二本一体型Y形状掘り込み型下レールを取り付けて、箱型カバー枠で覆った前記逆凹型長方体ガイド用上部レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させている開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを挿入して、前記引き戸の桟枠に存在する各々の扉の上部には前記ソフトクローザー付きランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み型下部レールに回動できるスライドローラーをそれぞれ二箇所に嵌着させている低音駆動の引き戸を持つ家具であった。
【0044】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの接触を少なくして騒音を低減させている八個の車輪とからなっている樹脂製デュアル二連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル型二連ローラーの中央部に扉を安易に吊着できるフック部を取り付けた。
【0045】
大型食器棚家具の引き戸において、静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最終的にライナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、45dB以下の音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸に構成された。
【符号の説明】
【0046】
1…収納家具引き戸
2…上部桟枠
3…逆凹型長方体ガイド用レール
4…下部桟枠
5…Y字型掘り込み状下レール
6…扉
7…ダンパー機能を持つ長方体
8…デュアル二連ローラー
9…先端部
10…ソフトクローザー付きランナー
11…ベースカップ
12…Y字型掘り込み状二連下レール
13…フック部
14…スライドローラー
15…レール部
16…上レール覆い具カバー
17 Y字掘り込み
18 棚
19 引き出し
20 開き戸
21 カウンター
22 側部桟枠
図1
図2
図3
図4
図5
図6-1】
図6-2】
図6-3】
【手続補正書】
【提出日】2023-09-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
収納家具の引き戸において静かに、軽く開閉する上で、引き戸開閉の摺動時に静寂でスムーズに駆動できるように収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に二本の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み型下レール、又は二本一体型Y形状掘り込み型下レールを取り付けて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠で覆った前記逆凹型長方体ガイド用レール体に、長方体の両先端部にデュアル二連ローラーを挿着させている開閉二方向ソフトクローザー付きランナーを挿入して、摺動できるようにしており、前記引き戸の桟枠に存在する各々の扉の上部には前記ソフトクローザー付きランナーを簡単に吊着できるベースカップを、また下部に下部桟枠にY字型掘り込み型下部レールに回動できるスライドローラーをそれぞれ二箇所に嵌着させていることを特徴とする低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項2】
静寂な響きで動きをする低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とから構成されており、引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールを取り付け、所望の引き戸の寸法に合わせて、上部のソフトクローザー付きランナーは、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠体状にして、内部には開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を駆動されている長方形筒体であり、前記長方形筒体の上部桟枠体を逆凹型長方体ガイド用レール体となり、前記ランナーのフック部を持つスライドローラーにベースカップによって扉部を嵌着して、45dB以下の音量で低音・スムーズに開閉できる引き戸に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項3】
収納家具の引き戸用開口部の上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体は、下部を開放型にした逆凹型長方体であって、ランナーの樹脂製ローラーの車輪を駆動・ガイドするために、樹脂製デュアル二連ローラーが挿入できる幅である一辺底部開放の逆凹型長方体形の両側面の最下部位置にレール状凸部を有して、前記両レール状凸部の上面にランナーに嵌着しているデュアル型二連の樹脂ローラーを走行させるようにしており、また逆凹型長方体形の両側面の上部位置には電車車輪の形状であるローラーを安定的に保護できるガイド的くの字形状体を付けており、前記樹脂製ローラーを電車車輪の形状に近いレールでの走行において適切なガイド的間隔の形状になっており、前記下部桟枠に嵌め込んでいる二本のY字型掘り込み状下部レール、又は低音式二本一体型Y字型掘り込み状下部レールは扉下部に嵌着させたガイドローラー体を走行できるようになっていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項4】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの接触を少なくして騒音を低減させている八個の車輪とからなっている樹脂製デュアル二連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル二連ローラーの中央部に扉を安易に吊着できるフック部を取り付けていることを特徴とする請求項1~は請求項3のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項5】
家具の引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するランナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下部レール上低接触面的に走行して、ガイド的かつスムーズに駆動していることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【請求項6】
前記引き戸における収納家具は、幅800~2400mmの書籍・装飾物収納家具、食器棚であって、一体式重量引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、樹脂製ローラーとアルミニウム製レールの接着面を少なくして、二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するランナーの両端に樹脂製デュアル型二連ローラーを挿入しており、前記ローラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けられることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一つに記載の低音駆動の引き戸を持つ家具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
静寂な響きで動きをする低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とから構成されており、引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下部レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠を取り付けて、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、前記ランナーのフック部にスライドローラーとベースカップとを嵌着している扉に掛けて、45dB以下の音量で低音・スムーズに開閉できる引き戸に構成されている。
特に
上部のソフトクローザー付きランナーは、ダンパー機能を持たせた箱型カバー枠体状であり、内部には開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を駆動されている長方形筒体にして、上部レール上でのランナーのローラーの横ブレ、縦ブレをなくして、騒音をなくしているものである。また下部のレールにおいては、レール戸とスライドローラーの接触面を少なくしたY状面の部分的接触によってスムーズに駆動して接触音を低減させているものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
家具の引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するランナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下部レール上低接触面的に走行して、ガイド的かつスムーズに駆動している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
両開引き戸における収納棚家具は、書籍・装飾物収納又は食器類の収納であって、両開引き戸の開口部の扉の開閉における騒音を防止するために、材質として樹脂とアルミニウムを使用して、図3図5に示すように樹脂製ローラーとY字掘り込み状下レールであるアルミニウム製レールの接着面を少なくして、図4のCに示すように二体の扉駆動的ガイドレールを引き戸の上部、及び下部に載設してローラーのスムーズな駆動を可能する上下二条の凸状部を備えたアルミニウム製Y字状レールを引き戸の開口部上下部の枠桟に取り付け、アルミニウム製レール上を走行するランナーの両端に樹脂製デュアル二連ローラーを挿入しており、前記ローラーに扉部を吊着できるベースカップを扉の前面上部に嵌着されている引き戸においては、前記開口部の上部桟枠に取り付けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って開閉方向へ移動可能なランナー駆動部のローラー部材が取り付けられた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するランナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字型掘り込み状下レール上に低い接触面的に走行して、ガイド的でスムーズに駆動させた。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0031】
低音駆動の引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状二連下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状二連下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最後にランナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、引き戸の開閉時に43dB以下の音量で静かに、スムーズに低音で開閉できる引き戸に仕上げた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するランナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字状掘り込み状下レール上に接触的走行して、ガイド的かつスムーズに駆動した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】
静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字状掘り込み状下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最後にランナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、45dBの音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸に仕上げた。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0041】
家具の両開き引き戸として取り付けるそれぞれの扉は、上部に前記ランナーのローラー中央部のフック部を扉の上部二箇所に嵌め込み装着している固着具のベースカップに簡単に吊着させて、開閉駆動に連結している上部桟枠に取り付ける逆凹型長方体ガイド用レール体を走行するランナーに連結しており、また扉下部に取り付けているスライドローラーが下部桟枠に固着しているY字状掘り込み状二連下レール上に接触的走行して、ガイド的かつスムーズに駆動させた。音量として42dBであった。引き戸も低音でスムーズに開閉できた。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0044】
開閉二方向ソフトクローザー付きランナーは、金属製のレールへの樹脂ローラーの回転走行による発生する騒音を減少させる減音ダンパー機能を持ち、内部に開閉二方向にて最終閉じる時期に緩やかに稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体にして、前記長方形筒体の両先端部にレール上の支点を多くして重量的扉でも分散的荷重によって、ローラーとレールの接触を少なくして騒音を低減させている八個の車輪とからなっている樹脂製デュアル二連ローラーを挿着させており、前記樹脂製デュアル二連ローラーの中央部に扉を安易に吊着できるフック部を取り付けた。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0045】
大型食器棚家具の引き戸において、静寂な響きで穏やかな動きをする引き戸は、逆凹型長方体ガイド用レール体と、下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールと、デュアル2連ローラーを挿着させた開閉二方向ソフトクローザー付きランナーと、ランナーに吊着できるベースカップとスライドローラーを嵌着している扉とからなっており、まず引き戸の枠体に上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体と下部桟枠に二本のY字型掘り込み状下レールを取り付け、次に所望の引き戸の寸法に合わせて、内部に開閉二方向に稼働するソフトクローザー機能の部品を所持されている長方形筒体を組み立てて、上部桟枠の逆凹型長方体ガイド用レール体に挿入させて、最終的にランナーのフック部にベースカップとスライドローラーを嵌着している扉に掛けて、45dB以下の音量で静かに、安全に、スムーズに開閉できる引き戸に構成された。