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特開2024-94231スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024094231
(43)【公開日】2024-07-09
(54)【発明の名称】スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240702BHJP
   G06F 21/44 20130101ALI20240702BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F21/44
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023184555
(22)【出願日】2023-10-27
(31)【優先権主張番号】10-2022-0185367
(32)【優先日】2022-12-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523389257
【氏名又は名称】スラッシュ ビー スラッシュ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SLASH B SLASH CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】4Floor, 63-1, Geumjeong-ro, Geumjeong-gu, Busan, 46293, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ヨンチェ
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法を提供する。
【解決手段】NFCタグが内蔵されているスマート端末アクセサリーからNFCタグしてNFCを識別したユーザ端末から要請されたNFC情報を認証し、当該ユーザ端末を当該スマート端末アクセサリーのユーザとして登録する管理サーバーと、管理サーバーの要請に応じて、前記ユーザ端末をメンバーシップとして登録して連動し、ユーザ端末から要請されたスマート端末アクセサリーに対応するメンバーシップ専用サービスを提供するサービスサーバーと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
NFCタグが内蔵されているスマート端末アクセサリーからNFCタグしてNFCを識別したユーザ端末から要請されたNFC情報を認証し、当該ユーザ端末を当該スマート端末アクセサリーのユーザとして登録する管理サーバーと、
前記管理サーバーの要請に応じて、前記ユーザ端末をメンバーシップとして登録して連動し、前記ユーザ端末から要請された前記スマート端末アクセサリーに対応するメンバーシップ専用サービスを提供するサービスサーバーと、
を含む、スマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム。
【請求項2】
前記管理サーバーは、前記ユーザ端末から前記識別されたNFC情報の認証要請を受信すると、前記NFCの識別情報に基づいて認証する、請求項1に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム。
【請求項3】
前記管理サーバーは、
前記NFCの認証を要請した前記ユーザ端末を前記NFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリーの持ち主と判断してユーザ登録し、
メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように前記ユーザ端末に提供する、請求項1に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム。
【請求項4】
前記管理サーバーは、前記登録されたユーザ情報及び前記NFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスを前記サービスサーバーに伝送してメンバーシップ登録及び特約設定を要請する、請求項1に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム。
【請求項5】
前記サービスサーバーは、
前記管理サーバーの要請に応じて、当該ユーザ端末を前記NFC情報に対応するメンバーシップとして登録し、
前記ユーザ端末と当該特約とをマッチングし、
前記ユーザ端末の要請に応じて、当該特約としてマッチングされたメンバーシップ専用サービスを提供する、請求項4に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム。
【請求項6】
ユーザ端末が、NFCタグの内蔵されているスマート端末アクセサリーからNFCタグしてNFCを識別する段階と、
管理サーバーが前記ユーザ端末から要請されたNFC情報を認証する段階と、
前記管理サーバーが当該ユーザ端末を当該スマート端末アクセサリーのユーザとして登録する段階と、
サービスサーバーが前記管理サーバーの要請に応じて、前記ユーザ端末をメンバーシップとして登録する段階と、
前記サービスサーバーが前記ユーザ端末から要請された前記スマート端末アクセサリーに対応するメンバーシップ専用サービスを提供する段階と、
を含む、スマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法。
【請求項7】
前記認証する段階は、
前記ユーザ端末から前記識別されたNFC情報の認証要請を受信する段階と、
前記NFCの識別情報に基づいて認証する段階と、
を含む、請求項6に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法。
【請求項8】
前記ユーザとして登録する段階は、
前記ユーザ端末から前記NFCの認証要請を受信する段階と、
前記NFCの認証を要請した前記ユーザ端末を前記NFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリーの持ち主と判断してユーザ登録する段階と、
メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように前記ユーザ端末に提供する段階と、
を含む、請求項6に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法。
【請求項9】
前記メンバーシップとして登録する段階は、
前記管理サーバーが、前記登録されたユーザ情報及び前記NFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスを前記サービスサーバーに送ってメンバーシップ登録及び特約設定を要請する段階を含む、請求項6に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法。
【請求項10】
前記登録する段階は、
前記管理サーバーの要請に応じて、当該ユーザ端末を前記NFC情報に対応するメンバーシップとして登録する段階と、
前記ユーザ端末と当該特約とをマッチングする段階と、
を含み、
前記提供する段階は、
前記ユーザ端末から当該特約としてマッチングされたメンバーシップ専用サービスの要請を受信する段階と、
前記ユーザ端末の要請に応じて、前記マッチングされたメンバーシップ専用サービスを前記ユーザ端末に提供する段階と、
を含む、請求項9に記載のスマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法に関し、特に、スマート端末アクセサリーに内蔵されているNFC認証を通じて多様なメンバーシップ専用サービスを連携することができる、スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、NFC(near field communication)タグは、当該製品に取り付けられてユーザに多様な情報を提供する用途でその使用が増加している。このようなNFCタグは、スマートフォンなどのようなスマート端末でタグすることで、その内部に保存された情報をスマート端末へ伝送することができる。
【0003】
このようなNFCタグを用いたサービスは、NFCタグをタグしたスマート端末でNFCタグに保存されたNFC情報を利用して当該サーバーと通信して当該サーバーから関連情報を受信する。たとえば、NFCタグを用いたサービスは、スマート端末から当該サーバーに登録された当該製品に関する情報を受信するか、当該サーバーで提供するコンテンツのダウンロードなどに用いられる。
【0004】
しかし、従来のNFCタグを用いたサービスは、関連コンテンツの連動後には特別な用途で使われないからその使用が1回性に限定されている。その後、NFCタグは廃棄されるので環境汚染に原因になる可能性もある。
【0005】
したがって、NFCタグによって持続的に多様なサービスを連携することができるプラットフォームが必要な実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国公開特許第10-2015-0098609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前記のような従来の技術の問題点を解決するためになされたもので、本発明による一実施形態は、スマート端末アクセサリーを利用したNFC認証を通じて多様なメンバーシップ専用サービスを連携することができる、スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記のような課題を解決するための本発明の一態様によれば、NFCタグが内蔵されているスマート端末アクセサリーからNFCタグしてNFCを識別したユーザ端末から要請されたNFC情報を認証し、当該ユーザ端末を当該スマート端末アクセサリーのユーザとして登録する管理サーバーと、前記管理サーバーの要請に応じて、前記ユーザ端末をメンバーシップとして登録して連動し、前記ユーザ端末から要請された前記スマート端末アクセサリーに対応するメンバーシップ専用サービスを提供するサービスサーバーと、を含む、スマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームが提供される。
【0009】
一実施形態において、前記管理サーバーは、前記ユーザ端末から前記識別されたNFC情報の認証要請を受信すると、前記NFCの識別情報に基づいて認証することができる。
【0010】
一実施形態において、前記管理サーバーは、前記NFCの認証を要請した前記ユーザ端末を前記NFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリーの持ち主と判断してユーザ登録し、メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように前記ユーザ端末に提供することができる。
【0011】
一実施形態において、前記管理サーバーは、前記登録されたユーザ情報及び前記NFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスを前記サービスサーバーに伝送してメンバーシップ登録及び特約設定を要請することができる。
【0012】
一実施形態において、前記サービスサーバーは、前記管理サーバーの要請に応じて、当該ユーザ端末を前記NFC情報に対応するメンバーシップとして登録し、前記ユーザ端末と当該特約とをマッチングし、前記ユーザ端末の要請に応じて、当該特約としてマッチングされたメンバーシップ専用サービスを提供することができる。
【0013】
本発明の他の態様によれば、ユーザ端末が、NFCタグの内蔵されているスマート端末アクセサリーからNFCタグしてNFCを識別する段階と、管理サーバーが前記ユーザ端末から要請されたNFC情報を認証する段階と、前記管理サーバーが当該ユーザ端末を当該スマート端末アクセサリーのユーザとして登録する段階と、サービスサーバーが前記管理サーバーの要請に応じて、前記ユーザ端末をメンバーシップとして登録する段階と、前記サービスサーバーが前記ユーザ端末から要請された前記スマート端末アクセサリーに対応するメンバーシップ専用サービスを提供する段階と、を含む、スマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法が提供される。
【0014】
一実施形態において、前記認証する段階は、前記ユーザ端末から前記識別されたNFC情報の認証要請を受信する段階と、前記NFCの識別情報に基づいて認証する段階と、を含むことができる。
【0015】
一実施形態において、前記ユーザとして登録する段階は、前記ユーザ端末から前記NFCの認証要請を受信する段階と、前記NFCの認証を要請した前記ユーザ端末を前記NFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリーの持ち主と判断してユーザ登録する段階と、メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように前記ユーザ端末に提供する段階と、を含むことができる。
【0016】
一実施形態において、前記メンバーシップとして登録する段階は、前記管理サーバーが、前記登録されたユーザ情報及び前記NFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスを前記サービスサーバーに送ってメンバーシップ登録及び特約設定を要請する段階を含むことができる。
【0017】
一実施形態において、前記登録する段階は、前記管理サーバーの要請に応じて、当該ユーザ端末を前記NFC情報に対応するメンバーシップとして登録する段階と、前記ユーザ端末と当該特約とをマッチングする段階と、を含むことができる。ここで、前記提供する段階は、前記ユーザ端末から当該特約としてマッチングされたメンバーシップ専用サービスの要請を受信する段階と、前記ユーザ端末の要請に応じて、前記マッチングされたメンバーシップ専用サービスを前記ユーザ端末に提供する段階と、を含むことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法は、スマート端末アクセサリーを、自分のスマート端末を用いてNFC認証を行い、サービスサーバーと連動することで、サービスサーバーで提供する多様なメンバーシップ専用サービスを連携することができるので、サービスの持続性を向上させることができる。
【0019】
また、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法は、スマート端末アクセサリーを、自分のスマート端末に適用することだけでNFC認証及びメンバーシップ登録とアプリケーションを提供することで、特別な操作や設定が必要なしに容易に使用し得るので、使い勝手及び拡張性を向上させることができる。
【0020】
また、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法は、スマート端末アクセサリーを自分のスマート端末に適用して使用することで、使用するたびに見るか、他人が容易に識別できて、特別メンバーシップとしての所属感や特別サービスに対する満足感を提供することができるので、メンバーシップへのロイヤルティーを高くすることができる。
【0021】
また、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム及びその方法は、スマート端末アクセサリーをその用途によって持続的に使用するとともに、連携されたサービスを持続的に提供することで、NFCタグの廃棄量を軽減することができるので、環境改善に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1図1は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームの構成図である。
図2図2は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームに適用されたアクセサリーの他の例示図である。
図3図3は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスの管理サーバーのブロック図である。
図4図4は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を持つ者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は、種々の相異なる形態で具現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。図面において、本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書の全般に亘って同一又は類似の構成要素については同じ符号を付してある。
【0024】
次に、図面を参照して本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームについてより詳しく説明する。図1は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームの構成図である。
【0025】
図1を参照すれば、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリー100に基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100、ユーザ端末200、管理サーバー300、及びサービスサーバー400を含む。
【0026】
スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100を用いたNFCタグによってサービスサーバー400と連動して特約された多様なメンバーシップ専用サービスを提供するためのシステムであって、管理サーバー300とサービスサーバー400とが連動してNFCの認証とサービスの提供を二元化したシステムである。ここで、メンバーシップ専用サービスは、スマート端末アクセサリー100と連携されて事前に特約としてなされた特別サービスであることができる。
【0027】
スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、サービスサーバー400と別途で管理サーバー300を具備してNFC情報及び特約の管理によって、ユーザ端末200を管理することで、サービスサーバー400の顧客誘致などのプロモーションを担い、正当なユーザに対する信頼性を保障することができる。ここで、管理サーバー300の運営者は、スマート端末アクセサリー100の製造及び販売を遂行する。
【0028】
サービスサーバー400は、スマート端末アクセサリー100を購入した認証済みの正当なユーザに対して当該ユーザ端末200に事前になされた特約サービスを提供することができる。したがって、サービスサーバー400の運営者は、顧客誘致のためのプロモーションに対する負担を軽減し、スマート端末アクセサリー100の製造及び販売に対する危険を回避することができる。
【0029】
スマート端末アクセサリー100は、ユーザ端末200と別途販売されるものであって、サービスサーバー400で提供するメンバーシップ専用サービスに対するプロモーションを通じて販売されることができる。
【0030】
スマート端末アクセサリー100は、NFCタグ110が内蔵されることができる。ここで、NFCタグ110はNFCアンテナとNFCチップとを含むことができる。この時、スマート端末アクセサリー100は、スマート端末に付加的に用いられる装置であってもよい。一例として、スマート端末アクセサリー100はスマート端末のケースであることができる。ここで、スマート端末のケースは、スマート端末のディスプレイを除いた側部及び裏面を覆うように具備されることができる。スマート端末アクセサリー100は、ユーザ端末200に取り付けられて保護のために、もしくは審美感のために使用し続けられることができる。
【0031】
ここで、NFCチップはNFC情報が保存されることができる。この時、NFC情報は管理サーバー300のアドレスと自分の識別情報を含むことができる。すなわち、NFC情報は、ユーザ端末200がNFCタグと同時に自動で接続可能な管理サーバー300のIPアドレス情報を含むことができる。また、NFC情報は、NFCタグ110を識別するように発行された識別情報を含むことができる。
【0032】
ユーザ端末200は、スマート端末アクセサリー100を購買したユーザの端末であってもよい。ここで、ユーザ端末200は、スマート端末であって、スマートフォン、ノート型パソコン及びスマートパッドなどのような携帯用電子機器であることができる。ユーザ端末200は、NFCタグ機能と通信機能を具備していれば、その形態は特に限定されない。
【0033】
ユーザ端末200は、スマート端末アクセサリー100が取り付けられると、自動でNFCタグを遂行することでNFCを識別することができる。この時、ユーザ端末200はNFC機能の活性化状態であることができる。すなわち、ユーザ端末200は、NFCタグによってNFCタグ110に保存されたNFC情報を受信して識別することができる。
【0034】
ユーザ端末200は、識別されたNFC情報を管理サーバー300へ伝送してNFC認証を要請することができる。ここで、ユーザ端末200はNFC情報に含まれた管理サーバー300のIPアドレスに接続されることができる。この時、ユーザ端末200は自分の識別情報をNFC情報と一緒に管理サーバー300へ伝送することができる。たとえば、ユーザ端末200は自分のスマート端末の電話番号を識別情報として管理サーバー300へ伝送することができる。
【0035】
ユーザ端末200は、管理サーバー300からアプリケーションを受信してインストールすることができる。ここで、アプリケーションは、NFC情報に対応するメンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションであってもよい。すなわち、ユーザ端末200は、インストール済みのアプリケーションを通じてサービスサーバー400のサービスを提供してもらうことができる。
【0036】
ユーザ端末200は、メンバーシップ専用サービスをサービスサーバー400に要請することができる。すなわち、ユーザ端末200は管理サーバー300を通じて登録された特約サービスを要請することができる。
【0037】
管理サーバー300は、ユーザ端末200から要請されたNFC認証を行う。この時、管理サーバー300は、ユーザ端末200から伝送されたNFC情報を認証することができる。また、管理サーバー300は、当該ユーザ端末200を当該スマート端末アクセサリー100のユーザとして登録することができる。管理サーバー300の具体的な説明は、図3を参照して後述する。
【0038】
サービスサーバー400は、管理サーバー300の要請に応じて、ユーザ端末200をメンバーシップとして登録することができる。すなわち、サービスサーバー400は、管理サーバー300の要請に応じて、当該ユーザ端末200を認証済みのNFC情報に対応するメンバーシップとして登録することができる。この時、サービスサーバー400は、ユーザ端末200の識別情報をメンバーシップ情報として登録することができる。
【0039】
サービスサーバー400は、管理サーバー300から要請された特約とユーザ端末200とをマッチングし得る。ここで、特約は、NFC情報と連携してサービスサーバー400から提供するように事前になされた特別サービスであることができる。一例として、特約は一般メンバーシップへの加入によって提供されるサービスのほかにも、特別に進行されるイベントやプロモーションとして提供される付加サービスを含むことができる。すなわち、サービスサーバー400は、管理サーバー300と事前になされた特約を当該メンバーシップのユーザ端末200へ提供するようにマッチングすることができる。この時、サービスサーバー400は、ユーザ端末200のメンバーシップ登録によってユーザ端末200と連動することができる。
【0040】
サービスサーバー400は、ユーザ端末200のメンバーシップ専用サービスの要請に応じて、スマート端末アクセサリー100に対応するメンバーシップ専用サービスを提供することができる。すなわち、サービスサーバー400は、事前になされた特約サービスをユーザ端末200へ提供することができる。
【0041】
一方、サービスサーバー400は、ユーザ端末200の要請と関係なく、特約サービスに係わる後続サービス若しくは連携サービスを、ユーザ端末200に提供することができる。たとえば、サービスサーバー400は、特定のメンバーシップに対して新規なプロモーションが発生した場合、当該ユーザ端末200へ提供することができる。
【0042】
このように、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100を、スマート端末を用いてNFC認証を遂行してサービスサーバー400と連動することで、サービスサーバー400で提供する多様なメンバーシップ専用サービスを連携することができるので、サービスの持続性を向上させることができる。
【0043】
図2は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォームに適用されたアクセサリーの他の例示図である。
【0044】
図2を参照すれば、スマート端末アクセサリー100’は、無線イヤホンのケースであってもよい。無線イヤホンのケースは、無線イヤホン11の充電器を含むことができる。この場合、スマート端末アクセサリー100’は、最初購買時または登録を所望する時期にユーザ端末200にタグすることができる。
【0045】
スマート端末アクセサリー100’は、無線イヤホン11の充電のために使用し続けられることができる。
【0046】
このように、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100を自分のスマート端末に適用して使用することで、使用するたびに見るか、他人が容易に識別できるので、特別メンバーシップとしての所属感や特別サービスに対する満足感を提供することができるので、メンバーシップへのロイヤルティーを高くすることができる。
【0047】
また、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100をその用途によって持続的に使用するとともに、連携されたサービスを持続的に提供することで、NFCタグの廃棄量を軽減することができるので、環境改善に貢献することができる。
【0048】
図3は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用 サービスプラットフォームの管理サーバーのブロック図である。
【0049】
図3を参照すれば、管理サーバー300は、通信部310、データベース320、及び制御部330を含むことができる。
【0050】
通信部310は、無線通信網を通じてユーザ端末200及びサービスサーバー400と通信することができる。一例として、通信部310は、4Gまたは5G通信網を通じてユーザ端末200及びサービスサーバー400と通信することができる。
【0051】
データベース320は、管理サーバー300の動作に係わる情報が格納されることができる。このようなデータベース320は、NFC情報322及びユーザ情報324を含むことができる。
【0052】
NFC情報322は、管理サーバー300で発行されたNFCタグ110に対する識別情報であることができる。すなわち、NFC情報322は、ユーザ端末200でのNFC認証要請の際に参照される情報であってもよい。
【0053】
ユーザ情報324は、NFC認証によって持ち主として登録されたユーザ情報であることができる。ユーザ情報324は、管理サーバー300でNFC認証済みのユーザ端末200の識別情報であることができる。
【0054】
制御部330は、通信部310及びデータベース320と通信的に繋がれて管理サーバー300の全般的な動作を制御することができる。このような制御部330は、NFC認証部332及びサービス連動部334を含むことができる。
【0055】
NFC認証部332は、ユーザ端末200から識別済みのNFC情報の認証要請を受信すると、データベース320のNFCの識別情報に基づいて認証することができる。すなわち、NFC認証部332は、ユーザ端末200から伝送されたNFC情報とデータベース320のNFC情報322とを比較して認証を行うことができる。
【0056】
サービス連動部334は、NFCの認証を要請したユーザ端末200をNFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリー100の持ち主と判断してユーザとして登録することができる。すなわち、サービス連動部334は、NFC認証部332で認証されたユーザ端末200をスマート端末アクセサリー100の正当なユーザとして登録することができる。
【0057】
サービス連動部334は、認証及び登録済みのユーザ端末200にメンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションを提供することができる。すなわち、サービス連動部334は、ユーザ端末200において、メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように提供することができる。
【0058】
サービス連動部334は、ユーザ登録済みのユーザ端末200に対してメンバーシップ登録及び特約をサービスサーバー400に要請することができる。ここで、特約は、NFC情報と連携してサービスサーバー400へ提供するように事前になされた特別サービスであることができる。この時、サービス連動部334は、登録済みのユーザ情報及びNFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスをサービスサーバー400へ伝送することができる。すなわち、サービス連動部334は、サービスサーバー400のメンバーシップとして登録するようにユーザ端末200の識別情報をサービスサーバー400へ伝送することができる。これと同時に、サービス連動部334は、事前になされた特約を当該ユーザ端末200に提供するようにサービスサーバー400に要請することができる。
【0059】
このように、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10は、スマート端末アクセサリー100を自分のスマート端末に適用することだけで、NFC認証及びメンバーシップ登録とアプリケーションを提供することにより、特別な操作や設定を行う必要なく容易に使用できるので、使い勝手及び拡張性を向上させることができる。
【0060】
以下、図4を参照して本発明のスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用
サービス方法について説明する。
【0061】
図4は、本発明の一実施形態によるスマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法のフローチャートである。
【0062】
図4を参照すれば、スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法20は、NFCをタグして認証する段階(S21~S24)、ユーザを登録する段階(S25)、メンバーシップを登録する段階(S28及びS29)、及びメンバーシップ専用サービスを提供する段階(S30及びS31)を含む。
【0063】
より詳しく説明すれば、図4に示されているように、まず、ユーザ端末200がスマート端末アクセサリー100からNFCタグする(段階S21)。ここで、スマート端末アクセサリー100はNFCタグ110が内蔵されることができる。この時、ユーザ端末200はスマート端末アクセサリー100が取り付けられたり、近接するように配置されたりすることができる。
【0064】
次に、ユーザ端末200は、NFCを識別する(段階S22)。この時、ユーザ端末200は、NFC機能の活性化状態であることができる。すなわち、ユーザ端末200は、NFCタグ110に保存されたNFC情報を受信して識別することができる。ここで、NFC情報はNFC識別情報であることができる。
【0065】
それから、ユーザ端末200は管理サーバー300へNFC認証を要請する(段階S23)。ここで、ユーザ端末200は、NFC情報に含まれた管理サーバー300のIPアドレスに接続されることができる。このとき、ユーザ端末200は、識別済みのNFC情報と一緒に自分の識別情報を管理サーバー300へ伝送することができる。一例として、ユーザ端末200は、自分のスマート端末の電話番号を識別情報として管理サーバー300へ伝送することができる。
【0066】
次に、管理サーバー300は、ユーザ端末200から要請されたNFC情報を認証する(段階S24)。このとき、管理サーバー300は、既に保存済みのNFCの識別情報に基づいて認証することができる。すなわち、管理サーバー300は、ユーザ端末200から伝送されたNFC情報とデータベース320のNFC情報322とを比較して認証を行うことができる。
【0067】
次いで、管理サーバー300は、当該ユーザ端末200を当該スマート端末アクセサリー100のユーザとして登録する(段階S25)。この時、管理サーバー300は、NFCの認証を要請したユーザ端末200をNFC情報と対応して当該スマート端末アクセサリー100の持ち主と判断してユーザとして登録することができる。すなわち、管理サーバー300は、NFC認証済みのユーザ端末200をスマート端末アクセサリー100の正当なユーザとして登録することができる。
【0068】
それから、管理サーバー300は、メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするようにユーザ端末200へ提供する(段階S26)。ここで、会員専用サービスは、認証済みのNFC情報と連携されたメンバーシップ専用サービスであることができる。すなわち、管理サーバー300は、ユーザ端末200において、メンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションをインストールするように提供することができる。
【0069】
次に、ユーザ端末200は、管理サーバー300から提供されたアプリケーションを受信してインストールする(段階S27)。ここで、アプリケーションは、NFC情報に対応するメンバーシップ専用サービスに係わるアプリケーションであることができる。すなわち、ユーザ端末200は、インストール済みのアプリケーションを通じてサービスサーバー400のサービスを提供してもらうことができる。
【0070】
次に、管理サーバー300は、ユーザ登録済みのユーザ端末200に対してメンバーシップ登録及び特約をサービスサーバー400へ要請する(段階S28)。この時、管理サーバー300は、登録されたユーザ情報及びNFC情報に係わるメンバーシップ専用サービスをサービスサーバー400に伝送することができる。すなわち、管理サーバー300は、サービスサーバー400のメンバーシップとして登録するようにユーザ端末200の識別情報をサービスサーバー400に伝送することができる。これと共に、管理サーバー300は、事前になされた特約を当該ユーザ端末200に提供するようにサービスサーバー400へ要請することができる。
【0071】
サービスサーバー400は、管理サーバー300の要請に応じて、ユーザ端末200をメンバーシップとして登録する(段階S29)。すなわち、サービスサーバー400は、管理サーバー300の要請に応じて、当該ユーザ端末200を認証されたNFC情報に対応するメンバーシップとして登録することができる。ここで、サービスサーバー400は、ユーザ端末200の識別情報をメンバーシップ情報として登録することができる。
【0072】
この時、サービスサーバー400は、管理サーバー300から要請された特約とユーザ端末200とをマッチングすることができる。ここで、特約はNFC情報と連携してサービスサーバー400で提供するように事前になされた特別サービスであることができる。一例として、特約は一般メンバーシップへの加入によって提供されるサービスのほかにも、特別に進行されるイベントやプロモーションとして提供される付加サービスを含むことができる。すなわち、サービスサーバー400は、管理サーバー300と事前になされた特約を当該メンバーシップのユーザ端末200へ提供するようにマッチングできる。この時、サービスサーバー400は、ユーザ端末200のメンバーシップ登録によってユーザ端末200と連動することができる。
【0073】
次に、ユーザ端末200は、メンバーシップ専用サービスをサービスサーバー400へ要請する(段階S30)。この時、ユーザ端末200は、管理サーバー300を通じて登録された特約サービスを要請することができる。すなわち、ユーザ端末200は、特約としてマッチングされたメンバーシップ専用サービスをサービスサーバー400に要請することができる。
【0074】
次に、サービスサーバー400は、ユーザ端末200のメンバーシップ専用サービスの要請に応じて、スマート端末アクセサリー100に対応してマッチングされたメンバーシップ専用サービスを提供する(段階S31)。すなわち、サービスサーバー400は、事前になされた特約サービスをユーザ端末200へ提供することができる。
【0075】
なお、サービスサーバー400は、ユーザ端末200の要請と関係なく、特約サービスに係わる後続サービス若しくは連携サービスを、ユーザ端末200に提供することができる。たとえば、サービスサーバー400は特定メンバーシップに対して新規なプロモーションが発生した場合、当該ユーザ端末200に提供することができる。
【0076】
スマートフォンアクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービス方法は、前記ユーザ端末の要請に応じて、前記マッチングされたメンバーシップ専用サービスを前記ユーザ端末に提供する段階を含む。
【0077】
前記のような方法は、図1に示されているようなスマート端末アクセサリー100に基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム10によって具現されることができ、特に、これらの段階を行うソフトウェアプログラムで具現されることができ、この場合、これらのプログラムはコンピューター読み取り可能な記録媒体に格納されるか、伝送媒体または通信網で搬送波と結合されたコンピューターデータ信号によって送信されることができる。
【0078】
この時、コンピューター読み取り可能な記録媒体は、コンピューターシステムによって読み取り可能なデータが格納されるすべての種類の記録媒体を含み、例えば、ROM、RAM、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-RAM、磁気テープ、フロッピーディスク、ハードディスク、光データストレージなどであることができる。
【0079】
以上で本発明の一実施形態について説明したが、本発明の思想は、本明細書に提示される実施形態に限定されず、本発明の思想を理解する当業者は同一の思想の範囲内で、構成要素の付加、変更、削除、追加などによって他の実施形態を容易に提案することができ、これも本発明の思想範内に属すると言える。
【符号の説明】
【0080】
10 スマート端末アクセサリーに基づくメンバーシップ専用サービスプラットフォーム
100 スマート端末アクセサリー
110 NFCタグ
200 ユーザ端末
300 管理サーバー
310 通信部
320 データベース
330 制御部
332 NFC認証部
334 サービス連動部
400 サービスサーバー
図1
図2
図3
図4