IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 富士通クライアントコンピューティング株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-情報処理装置 図1
  • 特開-情報処理装置 図2
  • 特開-情報処理装置 図3
  • 特開-情報処理装置 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024009453
(43)【公開日】2024-01-23
(54)【発明の名称】情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/20 20060101AFI20240116BHJP
   G06F 1/3287 20190101ALI20240116BHJP
   G06F 1/3206 20190101ALI20240116BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20240116BHJP
   G06F 15/78 20060101ALI20240116BHJP
【FI】
G06F1/20 D
G06F1/20 B
G06F1/3287
G06F1/3206
H05K7/20 J
G06F15/78 517
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022110983
(22)【出願日】2022-07-11
(71)【出願人】
【識別番号】518133201
【氏名又は名称】富士通クライアントコンピューティング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】笈田 智輝
【テーマコード(参考)】
5B011
5B062
5E322
【Fターム(参考)】
5B011EA02
5B011EB09
5B011KK01
5B011LL14
5B062HH07
5E322AB10
5E322BB03
5E322BB06
(57)【要約】
【課題】スリープ状態における冷却制御を適切に実行可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、オペレーティングシステムを実装する第1制御ユニットと、第1制御ユニットを冷却する冷却装置と、第1制御ユニットの温度が閾値未満となるように冷却装置を駆動させる冷却制御を実行するものであって、所定の条件が満たされた場合に実行される省電力状態としてのスリープ状態になった場合に、冷却制御を停止し、第1制御ユニットに対して第1制御ユニットの温度異常を検知するためのポーリングを実行し、ポーリングにより第1制御ユニットの温度異常が検知された場合に、冷却制御を復帰させる第2制御ユニットと、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オペレーティングシステムを実装する第1制御ユニットと、
前記第1制御ユニットを冷却する冷却装置と、
前記第1制御ユニットの温度が閾値未満となるように前記冷却装置を駆動させる冷却制御を実行するものであって、所定の条件が満たされた場合に実行される省電力状態としてのスリープ状態になった場合に、前記冷却制御を停止し、前記第1制御ユニットに対して前記第1制御ユニットの温度異常を検知するためのポーリングを実行し、前記ポーリングにより前記第1制御ユニットの温度異常が検知された場合に、前記冷却制御を復帰させる第2制御ユニットと、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記第1制御ユニットは、ソフトウェアの使用状況に関する所定のソフトウェア的条件が満たされた場合に前記第2制御ユニットに第1信号を出力し、ハードウェアの使用状況に関する所定のハードウェア的条件が満たされた場合に前記第2制御ユニットに第2信号を出力し、
前記第2制御ユニットは、前記第1信号及び前記第2信号を受信した場合に前記スリープ状態になったと判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1制御ユニットと前記第2制御ユニットとを接続し、それぞれ独立した回線である第1バス、第2バス及び第3バスを更に備え、
前記第1信号は、前記第1バスを介して前記第1制御ユニットから前記第2制御ユニットへ出力され、
前記第2信号は、前記第2バスを介して前記第1制御ユニットから前記第2制御ユニットへ出力され、
前記ポーリングは、前記第3バスを介して実行される、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記スリープ状態は、ディスプレイがオフになると共に、所定の機能が使用可能な状態である、
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記所定の機能は、外部機器との通信を含む、
請求項4に記載の情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)等の情報処理装置には、プロセッサ等の内蔵ハードウェアを冷却するためのファン等の冷却装置が搭載されている。また、情報処理装置には、ソフトウェアやハードウェアの使用状況に応じて、ディスプレイをオフとして省電力状態を保ちつつ素早い起動が可能なスリープ(スタンバイ)状態に移行する機能が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022-37737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、スリープ状態の多様化が進んでおり、スリープ状態においてもプロセッサ等が作動して発熱する場合がある。従来の冷却装置の制御方法によると、スリープ状態における冷却が適切に行われない可能性がある。
【0005】
そこで、本開示の課題の一つは、スリープ状態における冷却制御を適切に実行可能な情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様としての情報処理装置は、オペレーティングシステムを実装する第1制御ユニットと、第1制御ユニットを冷却する冷却装置と、第1制御ユニットの温度が閾値未満となるように冷却装置を駆動させる冷却制御を実行するものであって、所定の条件が満たされた場合に実行される省電力状態としてのスリープ状態になった場合に、冷却制御を停止し、第1制御ユニットに対して第1制御ユニットの温度異常を検知するためのポーリングを実行し、ポーリングにより第1制御ユニットの温度異常が検知された場合に、冷却制御を復帰させる第2制御ユニットと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の情報処理装置によれば、スリープ状態における冷却制御を適切に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態のSoC及びECの機能構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態の情報処理装置における処理の一例を示すシーケンス図である。
図4図4は、実施形態の情報処理装置におけるSW DRIPS、HW DRIPS及び冷却制御との関係を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び効果は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0010】
図1は、実施形態の情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、例えばPC等であり得る。情報処理装置1は、SoC(System on a Chip)11(第1制御ユニットの一例)、冷却ファン12(冷却装置の一例)、EC(Embedded Controller)13(第2制御ユニットの一例)及びディスプレイ14を含む。
【0011】
SoC11は、オペレーティングシステム(以下OSと略記する)20を実装するハードウェアであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、メモリ、通信インターフェース、サウンドカード、温度センサ等を含み得る。OS20は、情報処理装置1の基本的なオペレーションを司るシステムソフトウェアであり、SoC11に備えられたメモリに展開されて動作する。
【0012】
冷却ファン12は、情報処理装置1に内蔵されたSoC11等のハードウェアを冷却するための冷却風を発生させる装置である。
【0013】
EC13は、SoC11の温度が閾値未満となるように冷却ファン12を駆動させる冷却制御を実行するマイクロコントローラ(集積回路)である。EC13は、第1バスB1、第2バスB2及び第3バスB3を介してSoC11と接続している。第1バスB1、第2バスB2及び第3バスB3は、それぞれ独立した回線である。また、EC13は、第4バスB4を介して冷却ファン12と接続している。EC13は、第1バスB1、第2バスB2及び第3バスB3を介してSoC11から入力される情報に基づいて冷却ファン12を制御するための制御信号を生成し、第4バスB4を介して制御信号を冷却ファン12に出力する。
【0014】
ディスプレイ14は、映像を表示可能なデバイスであり、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり得る。ディスプレイ14は、SoC11からの信号により制御される。
【0015】
図2は、実施形態のSoC11及びEC13の機能構成の一例を示すブロック図である。SoC11は、第1電力状態管理部101、第2電力状態管理部102及び温度検知部103を含む。これらの機能部101~103は、SoC11を構成するハードウェア及びソフトウェアの協働により実現される。
【0016】
第1電力状態管理部101は、ソフトウェアの使用状況に関する所定のソフトウェア的条件が満たされた場合に、ソフトウェア的な省電力状態(SW DRIPS:Software Deepest Runtime Idle Platform State)に移行したことを示す第1信号を出力する。ソフトウェア的条件が満たされた場合とは、例えば、ソフトウェア(アプリケーション)が起動していない(実行されていない)状態等であり得る。ソフトウェア的条件が満たされたか否かの判定、第1信号の出力等の処理は、OS20により管理される。
【0017】
第2電力状態管理部102は、ハードウェアの使用状況に関する所定のハードウェア的条件が満たされた場合に、ハードウェア的な省電力状態(HW DRIPS:Hardware Deepest Runtime Idle Platform State)に移行したことを示す第2信号を出力する。ハードウェア的条件が満たされた場合とは、例えば、SoC11に内蔵されたハードウェアやSoC11に接続されたハードウェアが駆動していない(電力が供給されていない)状態等であり得る。
【0018】
温度検知部103は、SoC11の温度を検知する。温度検知部103は、SoC11の温度が閾値以上となった場合に、温度異常が生じていることを示す信号を出力するように構成されてもよい。
【0019】
EC13は、電力状態判定部111、ポーリング処理部112及び冷却制御部113を含む。これらの機能部111~113は、EC13を構成するハードウェア及びソフトウェアの協働により実現される。
【0020】
電力状態判定部111は、第1信号及び第2信号の受信の有無に基づいて情報処理装置1の電力状態を判定する。SoC11から出力された第1信号は、第1バスB1を介してEC13(電力状態判定部111)に受信される。SoC11から出力された第2信号は、第2バスB2を介してEC13に受信される。電力状態判定部111は、SoC11から第1信号及び第2信号の両方を受信した場合に、情報処理装置1の電力状態がスリープ状態になったと判定する。スリープ状態とは、通常時における電力状態より電力消費が少ない省電力状態の一つである。本実施形態のスリープ状態は、例えば、ディスプレイ14がオフになると共に、所定の機能が使用可能な状態、いわゆるモダンスタンバイ等と称される状態であり得る。所定の機能とは、例えば、情報処理装置1と外部機器との通信、音声の出力等であり得る。外部機器との通信とは、例えば、Eメールの受信、SNSアプリケーションにおけるメッセージの受信、無線LANや有線LANを介した他の情報処理装置との通信等であり得る。
【0021】
ポーリング処理部112は、SoC11に対して温度情報の送信(温度異常の有無)を定期的に問い合わせるポーリングを実行する。ポーリングは、第3バスB3を介して実行される。
【0022】
冷却制御部113は、SoC11の温度が閾値未満となるように冷却ファン12を駆動させる冷却制御を実行する。冷却制御の具体的方法は特に限定されるべきものではないが、例えば、ポーリングにより取得されたSoC11の温度と予め定められたアルゴリズムやテーブルとに基づいて実行され得る。
【0023】
本実施形態のEC13は、スリープ状態における冷却制御を適切に実行するための機能を有する。本実施形態の冷却制御部113は、電力状態判定部111によりスリープ状態になったと判定された場合、すなわちSoC11から第1信号及び第2信号が出力された場合に、冷却制御を停止する。また、本実施形態のポーリング処理部112は、スリープ状態になったと判定され、冷却制御が停止された後、SoC11の温度異常(例えばSoC11の温度が閾値以上となっている状態)を検知するためのポーリングを実行する。そして、冷却制御部113は、スリープ状態への移行に伴う冷却制御停止後におけるポーリングによりSoC11の温度異常が検知された場合に、冷却制御を復帰させる。
【0024】
上記のような機能により、スリープ状態への移行後に所定の機能(例えば外部機器との通信等)が作動することによりSoC11が発熱した場合であっても、SoC11を冷却することが可能となる。
【0025】
図3は、実施形態の情報処理装置1における処理の一例を示すシーケンス図である。電力状態が通常状態である場合、EC13はポーリング等によりSoC11の温度を取得し(S101)、冷却ファン12は取得されたSoC11の温度に基づいて冷却制御を実行する(S102)。
【0026】
OS20はソフトウェア的条件が満たされた場合にイベントを発生させ(S103)、SoC11は当該イベントに応じてSW DRIPSに移行したことを示す第1信号をEC13に出力する(S104)。また、SoC11はハードウェア的条件が満たされた場合にHW DRIPSに移行したことを示す第2信号をEC13に出力する(S105)。EC13は第1信号及び第2信号の両方を受信した場合に冷却制御を停止させる(S106)。すなわち、情報処理装置1はスリープ状態となり、冷却ファン12が停止される。その後、EC13はポーリングを実行してSoC11の温度異常の発生を監視する(S107)。
【0027】
スリープ状態において実行されるポーリングによりSoC11の温度異常が検知された場合、EC13は冷却制御を復帰させる(S108)。これにより、スリープ状態が維持されたまま冷却ファン12が駆動する状態となる。
【0028】
スリープ状態にあるときに所定の復帰条件が満たされた場合(例えばキーボード、マウス等が操作された場合等)、OS20は通常状態へ移行することをSoC11を介してEC13に通知する(S109)。EC13は当該通知に応じて冷却制御を復帰させる(S110)。
【0029】
上記のような処理によれば、ソフトウェア的条件及びハードウェア的条件の両方が満たされた場合、すなわちSW DRIPSであり且つHW DRIPSである場合に、情報処理装置1の電力状態がスリープ状態に移行する。そして、スリープ状態への移行後に実行されるポーリングによりSoC11の温度異常が検知された場合に、スリープ状態が維持されたまま冷却制御が実行される。これにより、スリープ状態におけるSoC11の温度管理を適切に実行できる。
【0030】
図4は、実施形態の情報処理装置1におけるSW DRIPS、HW DRIPS及び冷却制御との関係を例示する図である。図4において、スリープ状態に移行した後にSW DRIPS又はHW DRIPSの状態が変化した場合について例示されている。
【0031】
スリープ状態への移行後、SW DRIPS及びHW DRIPSのどちらでもない状態になった場合、行Aに示されるように、スリープ状態は解除され、冷却制御が実行される。スリープ状態への移行後、SW DRIPSではなくなり、HW DRIPSが維持されている場合、行Bに示されるように、スリープ状態は解除され、冷却制御が実行される。スリープ状態への移行後、SW DRIPSが維持され、HW DRIPSではなくなった場合、行Cに示されるように、スリープ状態は維持され、冷却制御が実行される。スリープ状態への移行後、SW DRIPS及びHW DRIPSのどちらも維持されている場合、行Dに示されるように、スリープ状態は維持され、冷却制御の停止状態が維持される。
【0032】
すなわち、本実施形態によれば、上記行Cに示されるように、スリープ状態への移行後、ハードウェア的な要因でHW DRIPSでなくなった場合であっても、ポーリングによりSoC11の温度異常が検知された場合には、スリープ状態が維持されたまま冷却制御が実行される。
【0033】
以上のように、本実施形態によれば、所定の条件が満たされて省電力状態としてのスリープ状態になった場合に冷却制御が停止され、スリープ状態への移行後に実行されるポーリングによりSoC11の温度異常が検知された場合に冷却制御が復帰される。すなわち、スリープ状態においては基本的に冷却ファン12が停止され、SoC11の冷却が必要なときにのみ冷却ファン12が駆動される。これにより、スリープ状態における静粛性と冷却制御の有効性とを両立させることができる。
【0034】
また、上述した実施形態においては、SoC11は、ソフトウェアの使用状況に関する所定のソフトウェア的条件が満たされた場合にEC13に第1信号を出力し、ハードウェアの使用状況に関する所定のハードウェア的条件が満たされた場合にEC13に第2信号を出力し、EC13は、第1信号及び第2信号を受信した場合にスリープ状態になったと判定する。これにより、スリープ状態への移行をソフトウェア的条件及びハードウェア的条件の両方に基づいて正確に判定できる。
【0035】
また、上述した実施形態においては、SoC11とEC13とを接続し、それぞれ独立した回線である第1バスB1、第2バスB2及び第3バスB3が備えられ、第1信号は、第1バスB1を介してSoC11からEC13へ出力され、第2信号は、第2バスB2を介してSoC11からEC13へ出力され、ポーリングは、第3バスB3を介して実行される。これにより、ソフトウェア的条件の充足(SW DRIPSへの移行)の通知と、ハードウェア的条件の充足(HW DRIPSへの移行)の通知と、ポーリングとをそれぞれ独立した処理として実行できる。
【0036】
また、上述した実施形態においては、スリープ状態は、ディスプレイ14がオフになると共に、所定の機能が使用可能な状態である。これにより、省電力と利便性とを両立させることが可能なスリープ状態(例えばモダンスタンバイ)における冷却制御を適切に実行できる。
【0037】
また、上述した実施形態においては、所定の機能は、外部機器との通信を含む。これにより、スリープ状態において外部機器との通信(例えばEメールの受信、SNSアプリケーションにおけるメッセージの受信、無線LANや有線LANを介した他の情報処理装置との通信等)が可能な情報処理装置1の冷却制御を適切に実行できる。
【0038】
上述した実施形態の機能を実現するための処理を情報処理装置1に実行させるプログラムは、例えば情報処理装置1に搭載された記憶素子に予め記憶された状態で提供され得るが、これに限定されるものではない。プログラムは、例えば、CD-ROM等の適宜な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、インターネット等のコンピュータネットワークを介して提供されてもよい。
【0039】
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0040】
1…情報処理装置、11…SoC、12…冷却ファン、13…EC、14…ディスプレイ、20…オペレーティングシステム、101…第1電力状態管理部、102…第2電力状態管理部、103…温度検知部、111…電力状態判定部、112…ポーリング処理部、113…冷却制御部、B1…第1バス、B2…第2バス、B3…第3バス、B4…第4バス
図1
図2
図3
図4