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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024094709
(43)【公開日】2024-07-10
(54)【発明の名称】表示方法、プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/16 20240101AFI20240703BHJP
【FI】
G06Q50/16
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022211429
(22)【出願日】2022-12-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-12-27
(71)【出願人】
【識別番号】518279576
【氏名又は名称】クランベイスエステート株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100133411
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 龍郎
(74)【代理人】
【識別番号】100067677
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 彰司
(72)【発明者】
【氏名】蜂須賀 達寿
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC27
5L050CC27
(57)【要約】
【課題】 売主の負担と買主の負担との割合を容易に認識できる表示方法を提供する。
【解決手段】 端末装置で実行される表示方法であって、固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、を備える。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置で実行される表示方法であって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、を備える表示方法。
【請求項2】
任意の一の日付を前記基準日として設定する工程をさらに備え、
設定された基準日を境にして、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示する、請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
少なくとも1か月分の日付を示す日付情報とともに、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示する、請求項2に記載の表示方法。
【請求項4】
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する工程と、
前記位置情報に対応する基準日を境にして前記割合情報を算出する工程と、をさらに備える請求項2に記載の表示方法。
【請求項5】
前記端末装置の操作者の操作に応じて処理が選択される工程と、
選択された処理に応じて、暦注情報を日付情報とともに表示する工程と、をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
選択された処理に応じて、固定資産の譲渡に関する処理に要する印紙税額を、前記処理に関する金額に応じて表示する工程を、さらに備える請求項5に記載の表示方法。
【請求項7】
選択された処理に応じて、固定資産の登録免許税を、評価額に応じて表示する工程を、さらに備える請求項6に記載の表示方法。
【請求項8】
選択された処理に応じて、干支に関する干支情報を表示する工程を、さらに備える請求項7に記載の表示方法。
【請求項9】
選択された処理に応じて、管理費及び修繕積立費を表示する工程を、さらに備える請求項8に記載の表示方法。
【請求項10】
端末装置で実行可能なプログラムであって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出するステップと、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示するステップと、を含むプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定資産に関して1の者が負担する負担分と第2の者が負担する負担分との割合を示す割合情報を表示する表示方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
売買対象情報に基づいて売主と買主が負担する手数料を算定し、売主と買主が負担する手数料を決定する取引システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許7130836号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシステムは、売主と買主が負担する手数料を決定するものであったが、しかしながら、年度の途中で売買対象の所有者が代わる場合に、売主の負担と買主の負担との割合を決定することが困難であった。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものである。その目的は、売主の負担と買主の負担との割合を容易に認識できる表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による表示方法の特徴は、
端末装置で実行される表示方法であって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、を備えることである。
【発明の効果】
【0007】
売主の負担と買主の負担との割合を容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】端末装置10の処理部110の構成を示す機能ブロック図である。
図2】端末装置10の処理部110で実行される操作処理のフローチャートである。
図3】端末装置10の処理部110で実行される基準日設定処理のフローチャートである。
図4】端末装置10の処理部110で実行されるメニュー処理のフローチャートである。
図5】登録基準日テーブルの例を示す図である。
図6】基本カレンダーの例を示す図である。
図7】設定用のカレンダーの例を示す図である。
図8】設定された基準日に応じて割合が表示され直す例を示す図である。
図9】各種の処理を示す選択肢の表示例を示す図である。
図10】六曜カレンダーの表示例を示す図である。
図11】印紙代の表示例を示す図である。
図12】登録免許税の自動計算機能の表示例を示す図である。
図13】干支・年齢の早見表の表示例を示す図である。
図14】管理費・修繕積立金の自動日割計算機能の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<<<<本実施の形態の概要>>>>
不動産を売買するときには、固定資産税の負担は、売主と買主との間で調整される。具体的には、固定資産税の年額を日割計算し、引き渡し日までの日数分を売主が負担し、それ以降の分は買主が負担する。
【0010】
固定資産税の精算は、関東と関西とでは異なる。関東と関西との「基準日」が異なることから生ずる。関東では1月1日を基準日とし、1月1日から12月31日までを1年として、年額を日割計算して精算する。例えば、7月1日の売買ならば、1月1日から6月30日までについては、売主が負担し、7月1日から12月31日までについては、買主が負担する。
【0011】
一方、関西では、4月1日を基準日し、4月1日から3月31日までを1年として、年額を日割計算して精算する。例えば、7月1日の売買ならば、4月1日から6月30日までについては、売主が負担し、7月1日から3月31日までについては、買主が負担する。
【0012】
近年では、不動産の売買は、全国的に行われるため、関東の業者が、関西の物件を取り扱ったり、関西の業者が、関東の物件を取り扱ったりする場合もある。このため、一の基準日だけでは、迅に処理することができない場合が生ずる。
【0013】
さらに、関東や関西とは異なる地域では、さらに異なる商慣習も存在し、関東や関西とは異なる基準日で取り扱われる場合もある。このため、固定資産税の精算のための各種の基準日を適宜に切り替えて、処理できるシステムが望まれている。
【0014】
さらにまた、不動産の売買は、一般に高額であるため、不動産に関連して、各種の税に関する情報や、様々な情報を提供する必要もある。
【0015】
<<日付、日付情報>>
日付とは、年月日を示す情報をいう。なお、明確な場合には、年の情報を省いてもよい。また、場合によっては、時刻を含めてもよい。時刻は、時分秒を含む情報をいう。明確な場合には、分や秒の情報を省いてもよい。
【0016】
<<第1の態様>>
第1の態様によれば、
端末装置で実行される表示方法であって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、を備える表示方法が提供される。
【0017】
第1の態様による表示方法は、割合情報を算出する工程と表示する工程とを備える。
【0018】
割合情報は、固定資産に関して、第1の者が負担する第1の負担分と第2の者が負担する第2の負担分との割合を示す情報である。割合情報は、基準日を境にして、第1の負担分と第2の負担分とを画定し、第1の負担分と第2の負担分との割合を示す情報である。割合情報は、日付ごとに対応づけられた割合を示す情報である。
【0019】
算出された割合情報は、日付を示す日付情報とともに端末装置の画面に表示する。
【0020】
算出された割合情報を日付を示す日付情報とともに表示するので、売主の負担と買主の負担との割合を容易に認識できる。
【0021】
<<第2の態様>>
第2の態様は、操作が所望する基準日を設定して割合情報を表示する方法を提供することを目的とする。
【0022】
第2の態様は、第1の態様において、
任意の一の日付を前記基準日として設定する工程をさらに備え、
設定された基準日を境にして、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示する。
【0023】
操作が所望する任意の基準日を設定することができる。代表的な商慣習だけでなく、様々な商慣習に対応でき割合情報を表示することができる。
【0024】
<<第3の態様>>
第3の態様による表示方法は、割合情報を明確に認識できる方法を提供することを目的とする。
【0025】
第3の態様は、第2の態様において、
少なくとも1か月分の日付を示す日付情報とともに、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示する。
【0026】
割合情報を日付情報とともに端末装置の画面に表示するので、操作者は、割合情報を明確に認識することができる。
【0027】
<<第4の態様>>
第4の態様による表示方法は、これまでに処理をしたことがない地域であっても、迅速に割合情報を算出して表示できる方法を提供することを目的とする。
【0028】
第4の態様は、第2の態様において、
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する工程と、
前記位置情報に対応する基準日を境にして前記割合情報を算出する工程と、をさらに備える。
【0029】
位置情報を取得して、その位置情報に対応する基準日を決定して割合情報を算出するので、これまでに処理をしたことがない地域であっても適切に処理をすることができる。
【0030】
<<第5の態様>>
第5の態様による表示方法は、商取引に関連する様々な情報を表示できる方法を提供することを目的とする。
【0031】
第5の態様は、第2の態様において、
前記端末装置の操作者の操作に応じて処理が選択される工程と、
選択された処理に応じて、暦注情報を日付情報とともに表示する工程と、をさらに備える。
【0032】
操作者の操作に応じて暦注情報を表示するので、商取引に関連する様々な情報を表示できる。
【0033】
暦注とは、暦(日付)に対応付けられた吉凶占いなどの各種の情報である。六曜、十二直、二十八宿、選日、九星、暦注下段などの情報を含む。商取引の吉凶などを判断する指標の情報などにすることができる。
【0034】
<<第6の態様>>
第6の態様による表示方法は、商取引で生ずる印紙税の額を容易に表示できる方法を提供することを目的とする。
【0035】
第6の態様は、第5の態様において、
選択された処理に応じて、固定資産の譲渡に関する処理に要する印紙税額を、前記処理に関する金額に応じて表示する工程を、さらに備える。
【0036】
固定資産の譲渡に関する処理に要する印紙税額を金額に応じて表示するので、固定資産に関する商取引を円滑に進めることができる。
【0037】
<<第7の態様>>
第7の態様による表示方法は、商取引で生ずる登録免許税の額を容易に表示できる方法を提供することを目的とする。
【0038】
第7の態様は、第6の態様において、
選択された処理に応じて、固定資産の登録免許税を評価額に応じて表示する工程を、さらに備える。
【0039】
固定資産の登録免許税を評価額に応じて表示するので、固定資産に関する商取引を円滑に進めることができる。
【0040】
<<第8の態様>>
第8の態様による表示方法は、商取引に関連する様々な情報を表示できる方法を提供することを目的とする。
【0041】
第8の態様は、第7の態様において、
選択された処理に応じて、干支に関する干支情報を表示する工程を、さらに備える。
【0042】
操作者の操作に応じて干支情報を表示するので、商取引に関連する様々な情報を表示できる。
【0043】
<<第9の態様>>
第9の態様による表示方法は、マンションなどの賃貸物件についても関連する様々な情報を表示できる方法を提供することを目的とする。
【0044】
第8の態様は、第7の態様において、
選択された処理に応じて、管理費及び修繕積立費を表示する工程を、さらに備える。
【0045】
管理費及び修繕積立費を表示するので、賃貸物件についても円滑に処理を進めることができる。
【0046】
<<第10の態様>>
第10の態様によれば、
端末装置で実行可能なプログラムであって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出するステップと、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示するステップと、を含むプログラムが提供される。
【0047】
算出された割合情報を日付を示す日付情報とともに表示するので、売主の負担と買主の負担との割合を容易に認識できる。
【0048】
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0049】
<<<端末装置10の構成>>>
端末装置10は、プロセッサ(CPU(中央処理装置)など)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や、ディスプレイ装置などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。端末装置10は、各種の演算処理及びデータ処理や通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
【0050】
図1は、端末装置10の処理部110の構成を示す機能ブロック図である。端末装置10は、処理部110を有する。端末装置10の処理部110は、主に、演算部112と入出力部114と通信部116と記憶部118とを有する。演算部112は、主に、前述したプロセッサ、ROM、RAMなどによって構成される。入出力部114は、主に、前述した入力操作装置やディスプレイ装置や位置測定装置などによって構成される。ディスプレイ装置は、例えば、液晶表示装置などからなり、各種の情報が表示される。タッチパネルは、端末装置10の操作者の操作が入力される。位置測定装置は、主に、GPS(Global Positioning System)などによって構成される。通信部116は、主に、前述したI/Fなどによって構成される。記憶部118は、主に、前述したROM、RAM、HDD、SSDなどによって構成される。
【0051】
記憶部118には、各種のプログラムが記憶されている。プログラムには、各種の計算処理や表示処理等を行うためのプログラム等の各種プログラムがある(後述する図2図4に示すフローチャート参照)。
【0052】
記憶部118に記憶される各種のプログラムは、通信部116を介してサーバなど(図示せず)からダウンロードすることができる。
【0053】
<<<端末装置10における処理>>>
以下では、端末装置10は、各種の初期化などの起動処理は完了し、定常に動作しているものとする。
【0054】
<<基本カレンダー>>
端末装置10の起動処理が完了すると、最初に、図6に示す基本カレンダーが、ディスプレイ装置に表示される。起動処理の完了当初にディスプレイ装置に表示される基本カレンダーは、端末装置10が起動している時点の日付を含む。基本カレンダーには、「不動産カレンダー」というタイトルと、年及び月と、曜日ごとに1か月分の日付とが表示される。なお、基本カレンダーの画面が、ホーム画面として機能する。
【0055】
さらに、基本カレンダーの下部には、「売買」と「賃貸」というボタンを模した画像が表示される。操作者が、タッチパネルから、「売買」又は「賃貸」のいずれかを選択することができる。
【0056】
「売買」が選択されたときには、基本カレンダーに、「上:買主様ご負担日数/下:売主様ご負担日数」という説明が表示される。さらに、基本カレンダーには、日付ごとに、日付の下部に、買主の割合(上側)と売主の割合(下側)とが表示される。割合については、後述する。
【0057】
「賃貸」が選択されたときには、基本カレンダーに、「家賃日割日数」という説明が表示される。さらに、基本カレンダーには、日付ごとに、日付の下部に、大家の負担日数が表示される。
【0058】
基本カレンダーには、基準日設定アイコンと、メニューアイコンとが表示される。操作者が、タッチパネルから基準日設定アイコンにタッチすることで、基準日設定処理が呼び出されて実行される。操作者が、タッチパネルからメニューアイコンにタッチすることで、メニュー処理が呼び出されて実行される。基準日設定処理及びメニュー処理については、後述する。
【0059】
<<操作者の操作による選択処理>>
図2は、端末装置10の操作者の操作によって選択される処理を示すフローチャートである。なお、図1に示すように、端末装置10では、カレンダー表示処理、割合表示処理、メニュー設定表示処理、六曜カレンダー表示処理、起算日設定処理、印紙代算出処理、登録免許税算出処理、不動産取得税算出処理、干支・年齢表示処理、不動産取得税算出処理、Q&A処理の各処理が実行される。
【0060】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者の操作によって入出力部114(タッチパネルなど)が操作されたか否かを判断する(ステップS211)。
【0061】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者の操作によって入出力部114が操作されていないと判断したときには(NO)、ステップS211に処理を戻す。
【0062】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者の操作によって入出力部114が操作されていると判断したときには(YES)、基準日を設定するための操作がされたか否かを判断する(ステップS213)。
【0063】
端末装置10の処理部110のCPUは、基準日を設定するための操作がされたと判断したときには(YES)、後述する基準日設定のサブルーチンを読み出して実行し(ステップS215)、本サブルーチンを終了する。
【0064】
端末装置10の処理部110のCPUは、基準日を設定するための操作がされていないと判断したときには(NO)、メニュー操作がされたか否かを判断する(ステップS217)。
【0065】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニュー操作がされたと判断したときには(YES)、後述するメニュー操作処理のサブルーチンを読み出して実行し(ステップS219)、本サブルーチンを終了する。
【0066】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニュー操作がされていないと判断したときには(NO)、他の処理を実行し(ステップS221)、本サブルーチンを終了する。
【0067】
<<基準日設定処理>>
図3は、基準日を設定するための処理を示すフローチャートである。図3の処理は、前述した図2のステップS215の処理で呼び出されて実行される。
【0068】
<基準日>
基準日は、第1の者の負担と第2の者の負担の割合を定めるための基準となる日である。基準日は、1年を構成する365日(うるう年の場合は366日)の月日のうちのいずれかの一つの月日である。月日(ガッピ)は、(日付としての)月と日を意味する。すなわち、月日は、一の月及び一の日によって、1年のうちの一日を特定するための情報である。
【0069】
基準日は、例えば、1月1日や4月1日などの1年のうちの一日を示す月日である。基準日を境にして、1年を構成する日数を、第1の者が負担する第1の日数(第1の期間)と、第2の者が負担する第1の日数(第2の期間)とに分割する。例えば、基準日を1月1日とした場合には、1月1日よりも前の期間を第1の者が負担する第1の期間とし、1月1日以降の期間を第2の者が負担する第2の期間とする。
【0070】
<第1の者及び第2の者>
第1の者及び第2の者は、固定資産の所有者が交代する場合の所有の前後の者である。固定資産の所有者が交代する場合に、第1の者は、固定資産の旧所有者であり、第2の者は、固定資産の新所有者である。例えば、交代前であれば、第1の者は、固定資産の現所有者であり、第2の者は、固定資産の所有候補者(所有予定者など)である。または、交代後であれば、第1の者は、固定資産の元の所有者であり、第2の者は、固定資産の現所有者である。さらに、言い換えれば、第1の者は、いわゆる売主であり、第2の者は、いわゆる買主である。
【0071】
<割合>
割合は、前述した第1の期間を構成する日数と、第2の期間を構成する日数との比である。すなわち、固定資産の所有者の交代に関して、第1の者が先の負担者として負担する日数と、第2の者が後の負担者として負担する日数との比である。
【0072】
<固定資産>
固定資産は、所定の期間(例えば、1年以上)に亘って、保有したり使用したり、現金化されたり費用化されたりする資産である。固定資産は、有形固定資産と無形固定資産とがある。例えば、固定資産は、土地、減価償却資産、電話加入権その他の資産であり政令で定めるものである。
【0073】
<基準日を設定する処理>
端末装置10の処理部110のCPUは、位置測定装置から端末装置10の位置情報を取得する(ステップS311)。位置測定装置は、端末装置10が有するGPSなどが好ましい。位置情報は、緯度及び経度などの詳細な情報だけでなく、ある程度の範囲を示す地域の名称などの情報でもよい。例えば、位置情報は、県市町村などの行政区画による地域の名称でもよい。
【0074】
地域は、端末装置10が稼働可能な国土の領域に含まれる。地域は、固定資産の慣習や種類や性質に応じて適宜に定めることができる。固定資産の慣習や種類や性質に応じて、適切な範囲や、取り扱いやすい範囲を地域とすればよい。
【0075】
端末装置10の処理部110のCPUは、位置測定装置から取得した位置情報は、既に登録されているか否かを判断する(ステップS313)。
【0076】
端末装置10の処理部110のCPUは、位置測定装置から取得した位置情報が既に登録されていると判断したときには(YES)、記憶部118から登録情報を読み出し(ステップS315)、登録情報に含まれている基準日に応じて日付ごとに割合を算出して、ディスプレイ装置に表示する(ステップS317)。
【0077】
登録情報は、位置情報と、位置情報に対応する基準日とを含む情報である。すなわち、登録情報を読み出すことによって、位置に対応する基準日を決定することができる。登録情報として既に登録されていれば、操作者が操作によって基準日を設定することなく、基準日を決定することができ、作業を簡便にすることができる。
【0078】
端末装置10の処理部110のCPUは、位置測定装置から取得した位置情報が既に登録されていないと判断したときには(NO)、設定用のカレンダーをディスプレイ装置に表示する(ステップS319)。
【0079】
ステップS319の処理によって、例えば、図7のように、通常のカレンダーとは、異なる設定用のカレンダーがディスプレイ装置に表示される。設定用のカレンダーは、年月日の情報のみを示す。設定用のカレンダーは、1か月分の日付を曜日ごとに表示するのが好ましい。なお、操作者がタッチパネルを操作することによって、操作者が所望する年や月のカレンダーに切り替えて表示することができる。
【0080】
次に、端末装置10の処理部110のCPUは、操作者がタッチパネルを操作することによって基準日が設定されたか否かを判断する(ステップS321)。操作者は、ディスプレイ装置に表示された設定用のカレンダーのうちの一の年月日を、タッチパネルから選択することで、基準日を設定することができる。
【0081】
基準日は、例えば、1月1日や4月1日などの1年のうちの一の日を示す月日である。前述したステップS321の処理により、1月1日及び4月1日だけでなく、1年365日のうち、操作者が所望する任意の一の日に設定することができる。任意の一の日を設定できるようにすることで、不動産関係に用いるだけなく、町内会の会費(例えば、途中から町内に引っ越してきた場合など)や、スイミングスクールやテニススールや学習塾など日割りの計算を要する可能性のある様々な用途の基準日を設定するために用いることができる。
【0082】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者がタッチパネルを操作することによって基準日が設定されていないと判断したときには(NO)、ステップS319に処理を戻す。
【0083】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者がタッチパネルを操作することによって基準日が設定されたと判断したときには(YES)、ステップS319に処理を戻す。
【0084】
端末装置10の処理部110のCPUは、設定された基準日に応じて割合を基本カレンダーに表示する(ステップS323)。前述したように、日付ごとに、日付の下部に、買主の割合(上側)と売主の割合(下側)とが表示される。例えば、図8のように、設定された基準日に応じて割合が基本カレンダーに表示され直す。図8に示す例は、6月1日を基準日として設定した場合の買主の割合(上側)及び売主の割合(下側)である。
【0085】
次に、端末装置10の処理部110のCPUは、設定された基準日を、操作者のタッチパネルの操作に応じて登録するかを判断する(ステップS325)。
【0086】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者の操作に応じて基準日を登録すると判断した場合には(YES)、位置情報と、設定された基準日とを登録し(ステップS327)、本サブルーチンを終了する。
【0087】
図5は、ステップS327の処理によって、位置情報と設定された基準日とが、登録情報として登録された登録基準日テーブルを示す。登録基準日テーブルは、記憶部118に記憶される。
【0088】
端末装置10の処理部110のCPUは、操作者の操作に応じて基準日を登録しないと判断した場合には(NO)、直ちに本サブルーチンを終了する。
【0089】
<<メニュー操作処理>>
図4は、メニュー操作がされたときに実行される処理を示すフローチャートである。図4の処理は、前述した図2のステップS219の処理で呼び出されて実行される。操作者によって、メニュー操作がされると、図9に示すように、メニューアイコンの下方に、各種の処理を示す選択肢が表示される。例えば、六曜カレンダー、印紙代、登録免許税計算、干支・年齢の早見表、管理費・修繕積立金などの処理がある。操作者は、選択肢を選択することで、対応する処理が実行される。以下には、各種の処理について説明する。
【0090】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、六曜カレンダーの表示であるか否かを判断する(ステップS411)。
【0091】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、六曜カレンダーの表示であると判断したときには(YES)、六曜カレンダーをディスプレイ装置に表示し(ステップS413)、本サブルーチンを終了する。
【0092】
ステップS413の処理によって、図10に示すような六曜カレンダーがディスプレイ装置に表示される。六曜カレンダーは、通常のカレンダーとともに、日付ごとに、日付の下部に表示される。
【0093】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、六曜カレンダーの表示でないと判断したときには(NO)、印紙代の算出であるか否かを判断する(ステップS415)。
【0094】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、印紙代の算出であると判断したときには(YES)、印紙代を算出して、算出した印紙代をディスプレイ装置に表示し(ステップS417)、本サブルーチンを終了する。
【0095】
印紙代の算出は、国税庁で公表されている印紙税額に従って計算される。国税庁で公表されている印紙税額に関するデータは、記憶部118に記憶されている。端末装置10の処理部110のCPUは、印紙税額に関するデータを参照することで、印紙税額を算出できる。印紙税額が改定された場合には、記憶部118に記憶させるデータも更新される。なお、記憶部118には、改定前の印紙税額に関するデータも記憶されている。年月日を指定することで、過去の印紙税額も算出できる。
【0096】
ステップS417の処理によって、図11(a)~(d)に示すような画面が表示される。操作者の操作に応じて、図9の画面から、図11(a)に遷移する。さらに、操作者の操作に応じて、図11(a)の画面から図11(b)、図11(c)、図11(d)のいずれかの画面に遷移する。
【0097】
また、逆に、操作者の操作に応じて、図11(b)、図11(c)、図11(d)のいずれかの画面から図11(a)に戻ることができる。さらに操作者の操作に応じて、図11(a)の画面から図9の画面に元に戻すことができる。
【0098】
図9の画面から遷移すると、まず、操作者が選択できる複数の選択肢が表示される(図11(a))。複数の選択肢は、印紙代を要する処理の種類に対応する。例えば、「不動産の譲渡」や、「請負に関する契約書」や、「売上代金に係る金銭」などの選択肢がある。選択することによって、選択された処理に対応する印紙代を算出することができる。
【0099】
操作者の操作に応じて、1つの選択肢が選択される。選択肢が選択されると、金額を入力するための画面が表示される。例えば、「不動産の譲渡」が選択された場合には、金額を入力するための入力枠が画面に表示される(図11(b))。金額は、契約金額や受け取り金額などがある。
【0100】
操作者の操作に応じて、入力枠に金額が入力されると、入力された金額に対応する印紙代が表示される(図11(b))。例えば、操作者によって入力された金額が1000万円で、対応する印紙代200円が表示される。
【0101】
また、「請負に関する契約書」が選択された場合には、金額を入力するための入力枠が画面に表示される(図11(c))。金額は、契約金額や受け取り金額などがある。
【0102】
操作者の操作に応じて、入力枠に金額が入力されると、入力された金額に対応する印紙代が表示される(図11(c))。例えば、操作者によって入力された金額が1000万円で、対応する印紙代200円が表示される。
【0103】
同様に、「売上代金に係る金銭」が選択された場合には、金額を入力するための入力枠が画面に表示される(図11(d))。金額は、契約金額や受け取り金額などがある。
【0104】
操作者の操作に応じて、入力枠に金額が入力されると、入力された金額に対応する印紙代が表示される(図11(d))。例えば、操作者によって入力された金額が1000万円で、対応する印紙代200円が表示される。
【0105】
端末装置10の処理部110のCPUは、ステップS415の判断処理で、メニューで選択された選択肢が、印紙代の算出でないと判断したときには(NO)、登録免許税の算出であるか否かを判断する(ステップS419)。
【0106】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、登録免許税の算出であると判断したときには(YES)、登録免許税を算出して、算出した登録免許税をディスプレイ装置に表示し(ステップS421)、本サブルーチンを終了する。
【0107】
ステップS421の処理によって、図12に示すような画面が表示される。操作者の操作に応じて、図9の画面から、図12に遷移する。
【0108】
図12には、「<<登録免許税の自動計算>>」というタイトルが表示される。図12には、「土地の売買」及び「建物の売買」に関する登録免許税を表示することができる。さらに、「土地の売買」のための評価額を入力するための入力枠と、「建物の売買」のための評価額を入力するための入力枠とが表示される。
【0109】
操作者の操作によって、「土地の売買」の入力枠に評価額の金額が入力されると、対応する登録免許税が算出されて、登録免許税の欄に、算出結果が表示される。
【0110】
操作者の操作によって、「建物の売買」の入力枠に評価額の金額が入力されると、対応する登録免許税が算出されて、登録免許税の欄に、算出結果が表示される。
【0111】
端末装置10の処理部110のCPUは、ステップS419の判断処理で、メニューで選択された選択肢が、登録免許税の算出でないと判断したときには(NO)、干支・年齢の表示であるか否かを判断する(ステップS423)。
【0112】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、干支・年齢の表示であると判断したときには(YES)、干支・年齢の表示をディスプレイ装置に表示し(ステップS425)、本サブルーチンを終了する。
【0113】
ステップS425の処理によって、図13に示すような画面が表示される。操作者の操作に応じて、図9の画面から、図13の画面に遷移する。例えば、西暦、和暦、年齢、干支などの情報が一覧となって表示される。操作者の操作によって、表示する範囲を変更することができる。
【0114】
ステップS425の処理を実行するときには、端末装置10の処理部110のCPUは、その時点の年月日の情報を記憶部118から取得し、年齢などを算出して表示する。また、和暦の情報や、干支の情報などは、記憶部118に記憶されており、記憶部118から読み出すことで、その時点の年月日に基づいて、和暦を算出したり、干支を対応付けて表示したりできる。
【0115】
端末装置10の処理部110のCPUは、ステップS423の判断処理で、メニューで選択された選択肢が、干支・年齢の表示でないと判断したときには(NO)、管理費・修繕積立金の自動日割計算であるか否かを判断する(ステップS427)。
【0116】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、管理費・修繕積立金の自動日割計算であると判断したときには(YES)、管理費・修繕積立金の自動日割計算を実行し(ステップS429)、本サブルーチンを終了する。
【0117】
ステップS429の処理によって、図14に示すような画面が表示される。操作者の操作に応じて、図9の画面から、図14の画面に遷移する。例えば、マンションなどの賃貸住宅の場合には、決済日、売主の負担分、買主の負担分の他に、管理費や修繕積立費の上方も表示される。
【0118】
記憶部118には、マンションの名称や住所や識別情報などの情報に加えて、管理費や修繕積立費の情報も記憶されている。マンションの名称や識別情報などを操作者が入力することで、対応する管理費や修繕積立費の情報を記憶部118から読み出して表示することができる。
【0119】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、管理費・修繕積立金の自動日割計算でないと判断したときには(NO)、不動産取得税算出であるか否かを判断する(ステップS431)。
【0120】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、不動産取得税算出であると判断したときには(YES)、不動産取得税算出を実行し(ステップS433)、本サブルーチンを終了する。
【0121】
不動産取得税は、課税標準額×税率で計算される。課税標準額は、法律上の不動産の価格であり、原則として固定資産税評価額と呼ばれる公的な価格が使われる。端末装置10の記憶部118には、固定資産税評価額が予め記憶されている。端末装置10は、I/Fを介して、固定資産税評価額を受信して最新の固定資産税評価額に更新することができる。ステップS431の処理では、最新の固定資産税評価額を参照して、入出力部114に算出した不動産取得税を表示することができる。また、ステップS431の処理では、操作者がタッチパネルを操作することで、不動産取得税に関する軽減の要件を入力し、要件を満たした場合には、軽減額を表示する。
【0122】
端末装置10の処理部110のCPUは、メニューで選択された選択肢が、不動産取得税算出でないと判断したときには(NO)、直ちに本サブルーチンを終了する。
【0123】
さらに、相続に関する代表的な疑問とその回答の情報を表示可能にしてもよい。操作者が端末装置10のタッチパネルを操作することで疑問を入力して、対応する回答を表示することができる。疑問と回答との情報は、記憶部118に記憶されている。また、最新の情報をI/Fを介して更新することができる。
【0124】
<変形例>
前述した例では、基準日は、年額を日割計算して精算するための基準の日としたが、年額に限られない。例えば、1か月や3か月など、また、複数年などでもよい。操作者が所望する任意の期間を端末装置10のタッチパネルから入力できるようにすればよい。期間は、始期の年月日と終期の年月日とを端末装置10のタッチパネルから入力することで決定することができる。
【0125】
<<<<実施の形態の範囲>>>>
上述したように、本実施の形態を記載した。しかし、この開示の一部をなす記載及び図面は、限定するものと理解すべきでない。ここで記載していない様々な実施の形態等が含まれる。
【符号の説明】
【0126】
10 端末装置
110 処理部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2023-08-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置で実行される表示方法であって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、
任意の一の日付を前記基準日として設定する工程をさらに備え、
設定された前記基準日を境にして、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示し、
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する工程と、
前記位置情報に対応する基準日を境にして前記割合情報を算出する工程と、をさらに備える表示方法。
【請求項2】
少なくとも1か月分の日付を示す日付情報とともに、前記割合情報を前記端末装置の画 面に表示する、請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
前記端末装置の操作者の操作に応じて処理が選択される工程と、
選択された処理に応じて、暦注情報を日付情報とともに表示する工程と、をさらに備え る請求項1に記載の表示方法
【請求項4】
選択された処理に応じて、固定資産の譲渡に関する処理に要する印紙税額を、前記処理 に関する金額に応じて表示する工程と、をさらに備える請求項3に記載の表示方法。
【請求項5】
選択された処理に応じて、固定資産の登録免許税を、評価額に応じて表示する工程を、 さらに備える請求項4に記載の表示方法。
【請求項6】
選択された処理に応じて、干支に関する干支情報を表示する工程を、さらに備える請求 項5に記載の表示方法。
【請求項7】
選択された処理に応じて、管理費及び修繕積立費を表示する工程を、さらに備える請求 項6に記載の表示方法。
【請求項8】
端末装置で実行可能なプログラムであって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出するステップと、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示するステップと、
任意の一の日付を前記基準日として設定するステップと、
設定された前記基準日を境にして、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示するステ ップと、
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得するステップと、
前記位置情報に対応する基準日を境にして前記割合情報を算出するステップと、
を、前記端末装置に実行させるためのプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明による表示方法の特徴は、
端末装置で実行される表示方法であって、
固定資産に関して第1の者の負担分と第2の者の負担分との割合を示す割合情報であって基準日を境にして日付ごとに対応づけられた割合情報を算出する工程と、
日付を示す日付情報とともに、算出した割合情報を前記端末装置の画面に表示する工程と、
任意の一の日付を前記基準日として設定する工程をさらに備え、
設定された前記基準日を境にして、前記割合情報を前記端末装置の画面に表示し、
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する工程と、
前記位置情報に対応する基準日を境にして前記割合情報を算出する工程と、をさらに備えることである。