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  • 特開-給水システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024094782
(43)【公開日】2024-07-10
(54)【発明の名称】給水システム
(51)【国際特許分類】
   E03B 3/28 20060101AFI20240703BHJP
   C02F 1/44 20230101ALI20240703BHJP
   B01D 5/00 20060101ALI20240703BHJP
【FI】
E03B3/28
C02F1/44 A
B01D5/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022211556
(22)【出願日】2022-12-28
(71)【出願人】
【識別番号】000144072
【氏名又は名称】SANEI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】弁理士法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】牧 照明
【テーマコード(参考)】
4D006
4D076
【Fターム(参考)】
4D006GA02
4D006HA01
4D006KA03
4D006KD23
4D006KE03P
4D006KE13P
4D006KE15P
4D006KE21P
4D006KE22Q
4D006MC05
4D006PA01
4D006PB02
4D076BC00
4D076HA01
(57)【要約】
【課題】空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に水の生成能力が追いつかない場合に対処することが可能な給水システムを提供する。
【解決手段】飲料水を供給する給水システム1である。空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置2と、創水装置2からの生成水を除菌濾過する第1塩素添加装置4a及び濾過装置3と、濾過装置3からの濾過水を貯留する貯水タンク5と、貯水タンク5内の濾過水が所定量を下回ったときに貯水タンク5に水道水54を供給する第2ポンプ6bと、貯水タンク5から飲料水供給先53に濾過水及び/又は水道水を供給する第1ポンプ6aと、を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料水を供給する給水システムであって、
空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置と、
該創水装置からの前記生成水を除菌濾過する除菌濾過装置と、
該除菌濾過装置からの濾過水を貯留する貯水タンクと、
前記貯水タンク内の前記濾過水が所定量を下回ったときに前記貯水タンクに水道水を供給する第2ポンプと、
前記貯水タンクから飲料水供給先に前記濾過水及び/又は前記水道水を供給する第1ポンプと、を有する給水システム。
【請求項2】
請求項1において、
前記除菌濾過装置と前記貯水タンクとの間には前記濾過水の水質を検知する分析計が配設されており、
前記第2ポンプと前記貯水タンクとの間の配管には第1水道水開閉バルブが配設されており、
前記第2ポンプと前記飲料水供給先との間の配管には第2水道水開閉バルブが配設されており、
前記分析計において水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたとき、前記第1ポンプが止められ、前記第1水道水開閉バルブが閉じられ前記第2水道水開閉バルブが開けられ前記第2ポンプが作動させられて、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給される給水システム。
【請求項3】
請求項2において、
雨水を貯留する雨水タンクを備え、
該雨水タンクからの水を水質を問わないトイレや洗車等の用途に使用可能とされており、
前記分析計により前記濾過水の水質が飲用に不適合とされ前記第1ポンプが止められたときに前記貯水タンクに入っている水を前記雨水タンクに移送することができるようになっている給水システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水システムに関する。詳しくは、空気から水を生成するとともに水の需要が水の生成能力を上回る場合に対処することが可能な給水システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空気中に含まれる水分を凝結させて飲料水等の上水を生成する方法が知られている。特許文献1に開示された技術においては、導入した空気を減菌処理したのちの減菌処理済空気中の水分を結露させて結露水を生成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6782045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された技術においては、結露水中に空気中のウイルスが混入することを防いで、空気から安全性の高い水を生成することができる。しかし、空気中に含まれる水分は季節によって大きく変動し、冬場等の乾燥時には水の需要に対して水の生成能力が追い付かない事態が生ずるという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に水の生成能力が追いつかない場合に対処することが可能な給水システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、飲料水を供給する給水システムであって、空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置と、該創水装置からの前記生成水を除菌濾過する除菌濾過装置と、該除菌濾過装置からの濾過水を貯留する貯水タンクと、前記貯水タンク内の前記濾過水が所定量を下回ったときに前記貯水タンクに水道水を供給する第2ポンプと、前記貯水タンクから飲料水供給先に前記濾過水及び/又は前記水道水を供給する第1ポンプと、を有することを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、空気中に含まれる水分が充分ある場合は、創水装置によって生成された生成水を除菌濾過した濾過水のみを飲料水供給先に供給することで水道水の使用を低減できる。そして、空気からの生成水だけでは需要がまかなえず、貯水タンク内の濾過水が所定量を下回ったときには水道水を貯水タンクに供給して濾過水の不足分を補うことができる。これによって、季節によって変動する空気中に含まれる水分量に関わらず、安定して飲料水供給先に濾過水及び/又は水道水を供給することができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記除菌濾過装置と前記貯水タンクとの間には前記濾過水の水質を検知する分析計が配設されており、前記第2ポンプと前記貯水タンクとの間の配管には第1水道水開閉バルブが配設されており、前記第2ポンプと前記飲料水供給先との間の配管には第2水道水開閉バルブが配設されており、前記分析計において水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたとき、前記第1ポンプが止められ、前記第1水道水開閉バルブが閉じられ前記第2水道水開閉バルブが開けられ前記第2ポンプが作動させられて、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給されることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、濾過水が飲用に不適合である場合、濾過水は飲料水供給先に供給されず水道水のみが飲料水供給先に供給されるので、安全性が担保できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、雨水を貯留する雨水タンクを備え、該雨水タンクからの水を水質を問わないトイレや洗車等の用途に使用可能とされており、前記分析計により前記濾過水の水質が飲用に不適合とされ前記第1ポンプが止められたときに前記貯水タンクに入っている水を前記雨水タンクに移送することができるようになっていることを特徴とする。
【0011】
第3発明によれば、分析計により濾過水の水質が飲用に不適合とされ第1ポンプが止められたときに貯水タンクに入っている水を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態である給水システムを示すブロック図である
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態に係る給水システム1について、図1を用いて説明する。給水システム1は、標準的な家庭において生活に必要な飲料水を供給するシステムである。図1において、四角枠で示す各要素を連結する実線が配管を示し、配管と平行の細線矢印が配管中を流れる水の向きを表している。
【0014】
創水装置2で空気から生成された生成水は、第1配管11を通って濾過装置3に送られる。創水装置2は、周りの空気を導入して空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る装置である。濾過装置3は、多孔質体、カーボンフィルタ又は中空糸フィルタ等の従来周知のフィルタを用いて生成水の濾過を行う装置である。第1配管11には、創水装置2に近い側に第1開閉バルブ21が配設され、濾過装置3に近い側に第1塩素添加装置4aが連結されている。第1塩素添加装置4aは、第1配管11内を流れる生成水に除菌のための塩素を添加する装置である。ここで、第1塩素添加装置4aと濾過装置3が、特許請求の範囲の「除菌濾過装置」に相当する。
【0015】
濾過装置3によって生成水は、浄化されて濾過水となって第2配管12を通って貯水タンク5に送られ貯留される。第2配管12には、濾過装置3の側から貯水タンク5の側に向かって、順に第1流量計31と第1分析計41、第1逆止弁61、第2開閉バルブ22、第2流量計32が配設されている。第1流量計31と第2流量計32は、第2配管12内を流れる濾過水の単位時間当たりの流量を測定するものであり、第1分析計41は第2配管12内を流れる濾過水の塩素濃度、pH、濁度等の水質を測定するものである。貯水タンク5は、標準的な家庭における1日当たりの生活水の消費量である500L程度の容量を備えたタンクであって、貯留した水の液面の高さを計測する液面計8と貯留した水の水質を測定する第1分析計41と同一の第2分析計42が配設されている。ここで、第1分析計41が、特許請求の範囲の「分析計」に相当する。
【0016】
貯水タンク5の底面部と第1ポンプ6aとの間が第3配管13によって連結されている。第3配管13には、貯水タンク5の側から第1ポンプ6aの側に向かって、順に分枝した第4配管14、分枝した第5配管15、第3開閉バルブ23が配設されている。第4配管14は、第4開閉バルブ24を経由して排水口51に連結されている。第5配管15は、第5開閉バルブ25を経由して雨水タンク7に連結されている。雨水タンク7は、住居の屋根に降り注いだ雨水を集積して貯留するタンクである。雨水タンク7からは、第6配管16を通じて住居内のトイレや住居外に設置された洗車設備等の水質を問わない用途の雨水供給先52に水が供給されるようになっている。
【0017】
第1ポンプ6aと、貯水タンク5に貯えられた濾過水である飲料水を住居内のキッチンや風呂等の飲料水供給先53と、の間が、第7配管17によって連結されている。第7配管17には、第1ポンプ6aの側から飲料水供給先53の側に向かって、順に第2塩素添加装置4b、第3分析計43、第6開閉バルブ26、後述する分枝する第9配管19が配設されている。第2塩素添加装置4bは、第1塩素添加装置4aと同じもので、第7配管17内を流れる濾過水に除菌のための塩素を添加する装置である。第3分析計43は、第1分析計41と同一のものである。
【0018】
水道水54と貯水タンク5が第8配管18によって連結されている。第8配管18には、水道水54の側から貯水タンク5の側に向かって、順に第2ポンプ6b、分枝した第9配管19、第7開閉バルブ27、第3流量計33が配設されている。第9配管19は、第7配管17における第6開閉バルブ26と飲料水供給先53との間の部分に連結されている。第9配管19には、第8配管18の側から第7配管17の側に向かって、順に第8開閉バルブ28、第2逆止弁62が配設されている。ここで、第7開閉バルブ27と第8開閉バルブ28が、それぞれ特許請求の範囲の「第1水道水開閉バルブ」と「第2水道水開閉バルブ」に相当する。
【0019】
以上のように構成される本実施形態に係る給水システム1は、以下のように作動する。通常の状態においては、創水装置2で空気から生成された生成水は、第1塩素添加装置4aにより塩素が添加されたのち濾過装置3を通って浄化され濾過水となって貯水タンク5に溜められる。このとき、第1配管11における第1開閉バルブ21と第2配管12における第2開閉バルブ22は開状態となって、第1流量計31と第2流量計32は単位時間当たりの流量を測定し、第1分析計41は水質を測定する。そして、第2ポンプ6bは作動を停止しており水道水54は貯水タンク5には供給されていない。この状態で、第3開閉バルブ23と第6開閉バルブ26は、開状態とされ、第4開閉バルブ24と第5配管15は、閉状態とされて、第1ポンプ6aが作動することによって貯水タンク5内の濾過水が飲料水供給先53に供給される。第1ポンプ6aは定常的に作動状態とされており、第7配管17内の濾過水を昇圧状態としている。第7配管17においては、中を流れる濾過水に第2塩素添加装置4bから塩素が添加され、第3分析計43によって水質が検査される。貯水タンク5内の濾過水の量は、液面計8によって監視されるとともに、貯水タンク5内の濾過水の水質は第2分析計42によって監視されている。
【0020】
貯水タンク5内の濾過水の液面の高さが所定の上限高さより高くなると、液面計8からの信号に基づき図示しない制御装置によってまずは第5開閉バルブ25を開いて余剰の濾過水を雨水タンク7に導出し、必要に応じて第4開閉バルブ24も開いて余剰の濾過水を排水口51に流す。これらの操作を行ってもなお貯水タンク5内の濾過水の液面の高さが所定の上限高さより高い状態が所定の時間維持される場合には、制御装置によって創水装置2の作動が止められる。そして、飲料水供給先53における濾過水の使用や濾過水の雨水タンク7への導出ならびに濾過水の排水口51への排出により、濾過水の液面の高さが所定の上限高さを下回ると制御装置によって第4開閉バルブ24および第5開閉バルブ25が閉じられ、併せて創水装置2の作動が開始される。こうして、濾過水の液面の高さが所定の上限高さ近傍に保たれるように制御装置によって創水装置2の作動が制御される。一方、飲料水供給先53における濾過水の使用に創水装置2による生成水の生成が追いつかず、貯水タンク5内の濾過水の液面の高さが所定の下限高さより低くなると、液面計8からの信号に基づき制御装置によって第2ポンプ6bが作動を開始し水道水54を第8配管18を通じて貯水タンク5に供給する。このとき、第7開閉バルブ27は開状態にあり、第8開閉バルブ28は閉状態にある。また、このとき、創水装置2の作動は止められず、創水装置2で空気から生成された生成水は、第1塩素添加装置4aにより塩素が添加されたのち濾過装置3を通って浄化され濾過水となって貯水タンク5に溜められ続ける。そして、貯水タンク5内の濾過水及び水道水の液面の高さが所定の上限高さより高くなると、液面計8からの信号に基づき制御装置によって第2ポンプ6bの作動が止められる。
【0021】
通常の状態において、第1分析計41から飲料水として不適合である旨の信号が発せられたとき、制御装置は創水装置2の作動を停止し第2開閉バルブ22を閉じる。そして、第2分析計42と第3分析計43から飲料水として不適合である旨の信号が発せられなければ、第1ポンプ6aを作動状態にして貯水タンク5内の濾過水及び/又は水道水を飲料水供給先53に供給する。そして、貯水タンク5内の濾過水及び/又は水道水の液面の高さが所定の下限高さより低くなったら、液面計8からの信号に基づき制御装置によって第2ポンプ6bの作動を開始させ水道水54を第8配管18を通じて貯水タンク5に供給する。このとき、第3開閉バルブ23、第6開閉バルブ26、第7開閉バルブ27は開状態で、第4開閉バルブ24、第5開閉バルブ25、第8開閉バルブ28は閉状態とされている。または、第1分析計41から飲料水として不適合である旨の信号が発せられたとき、第2分析計42と第3分析計43の検知結果に関わらず、制御装置は創水装置2の作動を停止するとともに、第2開閉バルブ22と第6開閉バルブ26と第7開閉バルブ27を閉じて第8開閉バルブ28を開けて第2ポンプ6bを作動させて水道水54を直接飲料水供給先53に供給してもよい。
【0022】
通常の状態において、第1分析計41と第2分析計42から飲料水として不適合である旨の信号が発せられたとき、制御装置は創水装置2の作動を停止するとともに、第2開閉バルブ22と第6開閉バルブ26と第7開閉バルブ27を閉じて第8開閉バルブ28を開ける。そして、この状態で第2ポンプ6bを作動させて水道水54を直接飲料水供給先53に供給する。これによって、貯水タンク5内の飲料水として不適合な濾過水及び/又は水道水は飲料水供給先53に供給されずにすむ。かかる場合に、貯水タンク5内に残された飲料水として不適合な濾過水及び/又は水道水は、第3開閉バルブ23を閉じた状態で第5開閉バルブ25を開いて雨水タンク7に流して利用するか、第4開閉バルブ24を開いて排水口51に流すかする。
【0023】
第1流量計31及び第2流量計32は、第2配管12を流れる濾過水の単位時間当たりの流量を計測して創水装置2の作動状況を監視する。第3流量計33は、第8配管18を流れる濾過水の単位時間当たりの流量を計測して第2ポンプ6bの作動状況を監視する。
【0024】
以上のように構成される本実施形態は、以下のような作用効果を奏する。夏場のように、空気中に含まれる水分が充分ある場合は、創水装置2によって生成された生成水を除菌濾過した濾過水のみを飲料水供給先53に供給することで水道水54の使用を低減できる。そして、空気からの生成水だけでは需要がまかなえず、貯水タンク5内の濾過水が所定量を下回ったときには水道水54を貯水タンク5に供給して濾過水の不足分を補うことができる。これによって、季節によって変動する空気中に含まれる水分量に関わらず、安定して飲料水供給先53に濾過水及び/又は水道水を供給することができる。
【0025】
また、濾過装置3から流れる濾過水が第1分析計41によって飲用に不適合であると判断された場合、濾過水は飲料水供給先53に供給されず水道水54のみが飲料水供給先53に供給されるので、安全性が担保できる。さらに、濾過水が第1分析計41によって飲用に不適合であると判断され第1ポンプ6aが止められたときに、貯水タンク5に入っている水を雨水タンク7に移送することができるようになっているので、貯水タンク5に入っている飲用に不適合であると判断された濾過水及び/又は水道水を有効利用することができる。
【0026】
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
【0027】
上記実施形態の給水システム1においては、液面計8からの信号に基づき制御装置によって創水装置2と第2ポンプ6bの作動、及び第7開閉バルブ27と第8開閉バルブ28の開閉を制御するように構成した。しかし、これに限らず、液面計8からの信号に基づき手動で創水装置2と第2ポンプ6bの作動、及び第7開閉バルブ27と第8開閉バルブ28の開閉を行うように構成してもよい。
【0028】
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0029】
1 給水システム、2 創水装置、3 濾過装置(除菌濾過装置)、4a 第1塩素添加装置(除菌濾過装置)、5 貯水タンク、6a 第1ポンプ、7 雨水タンク、8 液面計、27 第7開閉バルブ(第1水道水開閉バルブ)、28 第8開閉バルブ(第2水道水開閉バルブ)、41 第1分析計(分析計)、53 飲料水供給先、54 水道水
図1