(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024095090
(43)【公開日】2024-07-10
(54)【発明の名称】情報検索装置
(51)【国際特許分類】
G06F 16/953 20190101AFI20240703BHJP
G06F 16/383 20190101ALI20240703BHJP
【FI】
G06F16/953
G06F16/383
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022212103
(22)【出願日】2022-12-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-07-28
(71)【出願人】
【識別番号】722015339
【氏名又は名称】上田 真太郎
(72)【発明者】
【氏名】上田 真太郎
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA01
5B175FA01
5B175FB01
5B175JA02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】効率的に情報を取得、理解することができる情報検索装置を提供すること。
【解決手段】ユーザーが入力した検索クエリは入力処理部へ伝送され、文書データベースから関連度の高い情報を抽出し、抽出した文書のタイトルと抽出文書の本文を要約した要約文とプルダウンボタンでまとめられたブロックをユーザーに表示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力された検索キーワードと関連する文書を抽出し、抽出された文書を要約した要約文と、前記抽出された文書に関する情報を表示部に伝送し、検索エンジンを有する入力処理部と、
前記抽出された文書を要約した要約文と、前記抽出された文書に関する情報を、前記表示部の画面上に表示する表示部と、
を備える情報検索装置。
【請求項2】
前記表示部は、前記入力された検索キーワードに関連する文書を抽出し、前記抽出された文書を要約した前記要約文と、前記要約文から指定した文脈を検索することによって、前記指定した文脈が新たな検索キーワードとして入力処理部に伝送され、前記指定した新たな検索キーワードに関連する文書を抽出し、前記抽出された新たな検索キーワードに関連する文書と、前記抽出された新たな検索キーワードに関連する文書を要約した要約文と、
を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
【請求項3】
検索対象情報を抽出するステップと、
前記文書情報を対象とした検索エンジンを提供するステップと、
前記検索エンジンによる検索結果から、前記文書情報を特定するためのステップと、
前記検索エンジンによる検索結果から、前記文書情報と前記要約情報を表示するステップと、
を備える情報検索方法。
【請求項4】
請求項3に記載の情報検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報検索装置、情報検索方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザーが検索クエリを検索エンジンに入力し検索した結果として、タイトルと、インターネット上に配置された、例えばデータやサービスといった情報の参照情報と、文書の概要説明を表示することが知られている(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の情報検索装置、情報検索装置、情報検索方法またはプログラムでは、ユーザーが検索クエリを入力し検索した後、タイトルや参照リンクなどをクリックすることで本文を表示させ、読み進めることができ、本文に記載の文脈を解釈することで求めていた情報かどうかの明瞭な意思決定に纏わる判断が可能となる。インターネットという膨大な情報量を内在する空間上で求める情報に到達するまでには、検索結果として表示されるタイトルや参照リンクをクリックし本文を表示させ、読み進めながら解釈をし、その情報が求めている情報かどうかの判断をしなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の情報検索装置は、入力を受付け、検索クエリを検索実行する入力部と、入力された検索クエリ情報を情報検索装置へ伝送するネットワーク部と、入力された検索クエリをもって文書抽出するために必要な文書を提供する文書データベースと、文書抽出処理や関連度演算そして表示部へ処理結果を返す入力処理部と、入力処理部によって処理された文書情報をユーザーに表示する表示部と、を備え、前記表示部は、前記入力処理部によって処理された文書情報のうち、検索クエリを入力した画面上で関連度の高い順からタイトルを表示させ、隣接するプルダウンボタン45を押すことで抽出された文書本文の要約文を表示し、要約文の一部文脈を指定し再検索することができる。その場合は再検索クエリを基準に再び関連度の高い順からタイトルを同一画面上で表示する。一例として前記タイトルと前記プルダウンボタン45と前記要約文の組み合わせを1ブロックとし、縦2列、横3行に1ブロックずつ表示する。前記表示部の一例を示したが、当然ながらユーザーによって表示外観または表示方法は設定可能であり、例えば前記ブロックと呼ばれるタイトルと前記プルダウンボタン45と前記要約文の表示外観組み合わせの詳細を変更および追加設定が可能で、前記一例の列および行の表示数といった要素に限定されずに表示外観または表示方法が設定可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の情報検索装置によれば、検索クエリを入力し検索することで抽出される文書のタイトルと文書の要約文組み合わせを同一画面上に表示し、ユーザーの任意で組み合わせを複数追加表示することができ、ユーザーの視認性を向上させ、検索結果として表示される参照情報を確認した後に別ページにて表示される文書本文を読解することでユーザーが求める情報かどうかを意思決定する際の、前記参照情報を確認した後に別ページにて表示される文書本文を読解するというプロセスを簡略化することで、効率の良い情報検索および情報検索を必要とする活動の生産性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明に基づく情報検索装置を実施するシステム構成を示す図である。
【
図2】情報検索装置100による検索方法のフローチャートの一例を示す。
【
図3】表示部3による表示方法を説明するための図である。
【
図4】表示部3による表示方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、本明細書で使われる「検索クエリ」という単語は「検索キーワード」と、「入力部1」を「入力受付41」と総称する場合もある。
【0009】
図1は情報検索装置100を含む、情報検索システムのシステム構成を示す。ユーザーからの入力を受付ける入力部1と、入力情報を入力処理部20に伝送するネットワーク部2と、入力処理部20が入力部から伝送された検索クエリ情報を元に文書を抽出するための文書情報を提供する文書データベース21と、入力処理部20の処理結果をユーザーに表示する表示部3とを備える。
【0010】
入力部1は、ユーザーが入力した検索クエリを受け付け、受け付けた検索クエリはネットワーク部2を介して検索クエリの内容から関連度の高い文書を抽出するために入力処理部20へ伝送される。これにより、入力処理部20は文書データベース21から関連度の高い文書を抽出し、抽出した文書本文を要約し、抽出文書とその要約文の情報をユーザーに表示させるために表示部3へ伝送する。
【0011】
ネットワーク部2は、ユーザーからの検索クエリ入力情報を受け付け、受け付けた入力情報を入力処理部20へ伝送し、入力処理部20の処理結果をユーザーへ表示することができる。
【0012】
表示部3は、入力処理部20の処理結果をユーザーに表示し、ユーザーには前記処理結果としての抽出文書のタイトルと本文の要約文を表示することができる。なお、ユーザーは表示された情報数では不足と感じた場合は
図3および
図4に示すさらに表示ボタン
48を押すことで
図4に示す表示ブロック47-1、47-2,47-3といった同数の配列を追加表示することができる。なお、ユーザーは検索結果として表示される要約文の一部を指定し再検索することができ、そうした場合は再検索に指定された文脈を基に入力処理部20が処理を開始し、指定された文脈に対して関連度の高い順から表示することができる。
【0013】
文書データベース21は、インターネットを介して投稿された文書を格納し、入力処理部20による文書抽出、関連度演算、抽出文書本文の要約といった処理を受け付けることができる。これにより入力処理部20はユーザーが入力した検索クエリに対し最も関連度の高い文書情報および要約文をユーザーに伝送することができる。
【0014】
図2は入力処理部20のフローチャートの一例を示す。ステップS201において、入力部1により受け付けたユーザーが入力した検索クエリを受け付け、ステップS202において、クローラーと呼ぶ抽出プログラムによって文書データベース21から関連する文書を抽出する。なお、ここでクローラーと呼ぶプログラムに関し、呼び名がクローラーに限定されるものではなく、文書抽出プログラムであればクローラーと称さないプログラムであっても同一とみなす。其の後ステップS203において、クローラーが抽出した文書とユーザーが入力した検索クエリとの関連度を計算し、ステップS204において、ユーザーにより入力された検索クエリと関連度が高い抽出文書のタイトル44と、抽出文書の本文を要約した要約文46を抽出し、ステップS205において、抽出された文書と要約文46を表示部3に伝送し、ユーザーに表示することができる。
【0015】
図3は表示部3のシステム構成を示す。表示部3の外観およびシステム40において、ユーザーは検索キーワードを入力受付41に入力することがきできる。この時、ユーザーが過去に検索した履歴や他ユーザーによって多く検索されているキーワードのサジェスト43が表示され、表示数は前記ユーザーの過去検索履歴を最大5個と、前記他ユーザーによって多く検索されているキーワード数を足して合計10個表示することができる。当然ながら、設定により前記サジェスト43の表示数または外観は変更できる。ユーザーが検索キーワードを入力後、検索ボタン
42を押すことで入力処理部20によって関連度演算、文書データベースから文書抽出し、抽出文書タイトル44を表示することができる。抽出文書タイトル44の隣にあるプルダウンボタン45を押すことで、前記抽出文書タイトル44の本文を前記入力処理部20が要約した要約文46を表示することができる。
図3および
図4では一例として表示部3に表示される前記抽出文書のタイトルが上部にあり、要約文が下部に配置された組み合わせが縦2列および横3行で示されているが、当然ながら、表示外観または表示方法はこれに限られるものではない。例えば、前記抽出文書タイトル44を表示させず、前記抽出文書の要約文46だけを表示としても良い。
【0016】
図4は検索結果として表示された前記抽出文書タイトル44に隣接するプルダウンボタン45を押した結果として抽出文書の要約文46が表示された外観を示す。ユーザーは、一度プルダウンボタン45を押すことで要約文46を表示させることでき、再びプルダウンボタン45を押すと要約文46は非表示となる。当然ながら、設定によりプルダウンボタン45の有無や要約文46を、検索ボタン
42を押した結果として最初から表示させる、または表示機能をOFFにすることもできる。追加情報を希望する際は、さらに表示ボタン
48を押すことで、一例として表示ブロック47-1、47-2,47-3といった同数配列数ごとに追加表示することができるが、追加情報を得る手段としては、さらに表示ボタン
48に限られるものではない。例えば、画面をスクロールすることで自動的に追加情報を表示するや、右端の抽出文書情報に操作を加えた時点で自動的に追加情報を加えても良い。また、表示部3の外観およびシステム40において、前記外観に限られるものではない。例えば、さらに表示ボタン
48の外観を変更や位置を下部に設定するや、入力受付41の外観を変更や位置を右側に設定するや、前記抽出文書の表示外観を中央寄せ、下部に向かって追加情報が表示されるようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0017】
本発明の情報検索システムは職務上の早期課題解決、顧客へ提供するコンテンツ調査、ブラウジング対象とする情報の早期発見による生産性向上に利用することができる。
【符号の説明】
【0018】
1 入力部
2 ネットワーク部
3 表示部
100 情報検索装置
20 入力処理部
21 文書データベース
S201 ユーザーにより入力された検索クエリの受付
S202 クローラーで文書データベースから文書を抽出
S203 抽出された文書とユーザーにより入力された検索クエリとの関連度を演算処理
S204 ユーザーにより入力された検索クエリと関連度の高い順から文書のタイトルと要約文を抽出
S205 検索結果として抽出されたタイトルと要約文をユーザーに表示
40 表示部3の外観およびシステム40
41 入力受付
42 検索ボタン
43 サジェスト
44 抽出文書タイトル
45 プルダウンボタン
46 要約文
47-1 表示ブロック
47-2 表示ブロック
47-3 表示ブロック
48 さらに表示ボタン
【手続補正書】
【提出日】2023-04-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
【
図1】
本開示の一実施形態における情報検索装置
の一例を示すシステム構成
図であ
る。
【
図2】
本開示の一実施形態における情報検索方法の
一例を示すフローチャート
であ
る。
【
図3】表示部による表示方法
の一例を示す図である。
【
図4】表示部による表示方法
の一例を示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
1 入力部
2 ネットワーク部
3 表示部
100 情報検索装置
20 入力処理部
21 データベース
S201 ユーザーにより入力された検索クエリの受付
S202 検索クエリに基づいてデータベースを参照
S203 データベースから文書を抽出
S204 文書のタイトルと要約文を抽出
S205 文書のタイトルと要約文を表示部に伝送
41 入力受付
42 検索ボタン
43 サジェスト
44 抽出文書タイトル
45 プルダウンボタン
46 要約文
47-1 表示ブロック
47-2 表示ブロック
47-3 表示ブロック
48 さらに表示ボタン
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
以下に、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
尚、以下の実施形態により、開示される特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須であるとは限らない。
又、本明細書で使われる「検索クエリ」という単語は「検索キーワード」と、「入力部1」を「入力受付41」と総称する場合もある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の情報検索装置は、入力を受付け、検索クエリを検索実行する入力部と、入力された検索クエリ情報を情報検索装置へ伝送するネットワーク部と、入力された検索クエリに基づいて文書抽出するために必要な文書を格納するデータベースと、データベースから文書を抽出してタイトルの抽出及び文書の本文を要約する入力処理部と、入力処理部によって処理された文書情報をユーザーに表示する表示部とを備え、表示部は、入力処理部によって処理された文書情報のうち、検索クエリに基づき抽出され
た文書のタイトルを表示させ、隣接するプルダウンボタンを押すことで抽出された文書本文の要約文を表示する。例えば表示ブロック47-1、47-2,47-3のように2列
、3行ずつ表示されるとして、追加情報を表示させたい場合は、さらに表示ボタン48に
よって2列、3行ずつ追加表示するといった具合である。以上を以て表示部の一例を示したが、当然ながらユーザーによって表示外観または表示方法は変更可能であり、例えば表示ブロックにおいては、タイトルとプルダウンボタンと要約文の表示外観組み合わせの変更が可能で、これまでの要素に限定されずに表示外観または表示方法が変更可能であることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
図1は情報検索装置100を含む、情報検索システムのシステム構成
の一例を示す。ユーザーからの入力を受付ける入力部1と、入力情報を入力処理部20に伝送するネットワーク部2と、入力処理部20が入力部から伝送された検索クエリ情報
に基づいて文書を抽出するための文書情報を
格納するデータベース21と、入力処理部20の処理結果をユーザーに表示する表示部3とを備える。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
入力部1は、ユーザーが入力した検索クエリを受け付け、受け付けた検索クエリはネットワーク部2を介して入力処理部20へ伝送される。これにより、入力処理部20はデータベース21から文書を抽出し、抽出した文書の本文を要約し、抽出された文書の
タイトルとその要約文をユーザーに表示させるために表示部3へ伝送する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
ネットワーク部2は、ユーザーからの検索クエリ入力情報を受け付け、入力処理部20へ伝送する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
表示部3は、入力処理部20の処理結果
として、ユーザーに
対し、抽出
された文書のタイトルと
文書本文の要約文を表示することができ、ユーザーは表示された情報
量では不足と感じた場合
には
、一例として図3及び図4に示すさらに表示ボタン48を押すことで
図4に示す表示ブロック47-1、47-2,47-3
情報を追加表示することができる
こ
とを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
データベース21は、表示部がユーザーへ表示するために必要な文書を格納することを
特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
図2は
、一実施形態における情報検索方法の一例を示す入力処理部20のフローチャート
である。ステップS201
は、入力部1
で受け付けたユーザーが入力した検索クエリを
受け付け、ステップS202
は、
受け付けた検索クエリに基づいてデータベースを参照し
、ステップS203
は、
データベースから文書を抽出し、ステップS204
は、文書のタイトル44と、文書の本文を要約した要約文46を抽出し、ステップS205において、抽
出された文書
のタイトルと要約文46を表示部3に伝送すること
を特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
図3は
ユーザインタフェースである表示部3
の一例を示す。表示部3は、ユーザーは検索
するキーワードを入力受付41に入力することがきできる。この時、ユーザーが過去に検索した履歴や他ユーザーによって多く検索されているキーワードのサジェスト43が表示され、表示数はユーザーの過去検索履歴と、他ユーザーによって多く検索されているキーワードを表示することができる。当然ながら、
これらの表示外観は
変更できる。ユーザーが検索キーワードを入力後、検索ボタン42を押すことで入力処理部20によってデータベースから文書
を抽出し、抽出
された文書タイトル44を表示することができる。抽出文書タイトル44の隣にあるプルダウンボタン45を押すことで、
入力処理部20
が要約した抽出文書タイトル44本文
の要約文46を表示することができる。
図3及び図4では
、一例として表示部3に表示される抽出文書タイトルが上部にあり、要約文が下部に配置された組み合わせが2列
、3行で示されているが、当然ながら、表示外観
及び表示方法はこれに
限定されない。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
図4に示す実施形態の一例は
、検索結果として表示された抽出文書タイトル44に隣接するプルダウンボタン45を押した結果として抽出文書の要約文46が表示された外観を示す。ユーザーは、一度プルダウンボタン45を押すことで要約文46を表示させることでき、再びプルダウンボタン45を押すと要約文46は非表示となる
ことを特徴とするが
、表示外観はこれら実施形態の特徴に限られるものではない。
【手続補正14】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ユーザーからの入力を受け付ける入力部と、
前記入力情報を入力処理部へ伝送するネットワーク部と、
前記入力情報に基づきデータベースを参照し、文書を要約する入力処理部と、
前記入力処理部によって参照される前記文書を格納するデータベースと、
要約された前記文書を前記ユーザーに表示する表示部と
を備えることを特徴とする情報検索装置。
【手続補正15】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
前記文書は、webページ情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
【手続補正16】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項3】
前記ユーザーからの入力を受け付ける手段と、
前記入力に基づいて前記データベースを参照する手段と、
前記データベースから前記文書を抽出する手段と、
前記文書を要約する手段と、
前記要約文を前記表示部に伝送する手段と
を含むことを特徴とする情報検索方法。
【手続補正書】
【提出日】2023-04-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
【
図1】
本開示の一実施形態における情報検索装置
の一例を示すシステム構成
図であ
る。
【
図2】
本開示の一実施形態における情報検索方法の
一例を示すフローチャート
であ
る。
【
図3】表示部による表示方法
の一例を示す図である。
【
図4】表示部による表示方法
の一例を示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
1 入力部
2 ネットワーク部
3 表示部
100 情報検索装置
20 入力処理部
21 データベース
S201 ユーザーにより入力された検索クエリの受付
S202 検索クエリに基づいてデータベースを参照
S203 データベースから文書を抽出
S204 文書のタイトルと要約文を抽出
S205 文書のタイトルと要約文を表示部に伝送
41 入力受付
42 検索ボタン
43 サジェスト
44 抽出文書タイトル
45 プルダウンボタン
46 要約文
47-1 表示ブロック
47-2 表示ブロック
47-3 表示ブロック
48 さらに表示ボタン
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
以下に、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
尚、以下の実施形態により、開示される特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須であるとは限らない。
又、本明細書で使われる「検索クエリ」という単語は「検索キーワード」と、「入力部1」を「入力受付41」と総称する場合もある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の情報検索装置は、入力を受付け、検索クエリを検索実行する入力部と、入力された検索クエリ情報を情報検索装置へ伝送するネットワーク部と、入力された検索クエリに基づいて文書抽出するために必要な文書を格納するデータベースと、データベースから文書を抽出してタイトルの抽出及び文書の本文を要約する入力処理部と、入力処理部によって処理された文書情報をユーザーに表示する表示部とを備え、表示部は、入力処理部によって処理された文書情報のうち、検索クエリに基づき抽出され
た文書のタイトルを表示させ、隣接するプルダウンボタンを押すことで抽出された文書本文の要約文を表示する。例えば表示ブロック47-1、47-2,47-3のように2列
、3行ずつ表示されるとして、追加情報を表示させたい場合は、さらに表示ボタン48に
よって2列、3行ずつ追加表示するといった具合である。以上を以て表示部の一例を示したが、当然ながらユーザーによって表示外観または表示方法は変更可能であり、例えば表示ブロックにおいては、タイトルとプルダウンボタンと要約文の表示外観組み合わせの変更が可能で、これまでの要素に限定されずに表示外観または表示方法が変更可能であることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
図1は情報検索装置100を含む、情報検索システムのシステム構成
の一例を示す。ユーザーからの入力を受付ける入力部1と、入力情報を入力処理部20に伝送するネットワーク部2と、入力処理部20が入力部から伝送された検索クエリ情報
に基づいて文書を抽出するための文書情報を
格納するデータベース21と、入力処理部20の処理結果をユーザーに表示する表示部3とを備える。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
入力部1は、ユーザーが入力した検索クエリを受け付け、受け付けた検索クエリはネットワーク部2を介して入力処理部20へ伝送される。これにより、入力処理部20はデータベース21から文書を抽出し、抽出した文書の本文を要約し、抽出された文書の
タイトルとその要約文をユーザーに表示させるために表示部3へ伝送する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
ネットワーク部2は、ユーザーからの検索クエリ入力情報を受け付け、入力処理部20へ伝送する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
表示部3は、入力処理部20の処理結果
として、ユーザーに
対し、抽出
された文書のタイトルと
文書本文の要約文を表示することができ、ユーザーは表示された情報
量では不足と感じた場合
には
、一例として図3及び図4に示すさらに表示ボタン48を押すことで
図4に示す表示ブロック47-1、47-2,47-3
情報を追加表示することができる
こ
とを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
データベース21は、表示部がユーザーへ表示するために必要な文書を格納することを
特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
図2は
、一実施形態における情報検索方法の一例を示す入力処理部20のフローチャート
である。ステップS201
は、入力部1
で受け付けたユーザーが入力した検索クエリを
受け付け、ステップS202
は、
受け付けた検索クエリに基づいてデータベースを参照し
、ステップS203
は、
データベースから文書を抽出し、ステップS204
は、文書のタイトル44と、文書の本文を要約した要約文46を抽出し、ステップS205において、抽
出された文書
のタイトルと要約文46を表示部3に伝送すること
を特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
図3は
ユーザインタフェースである表示部3
の一例を示す。表示部3は、ユーザーは検索
するキーワードを入力受付41に入力することがきできる。この時、ユーザーが過去に検索した履歴や他ユーザーによって多く検索されているキーワードのサジェスト43が表示され、表示数はユーザーの過去検索履歴と、他ユーザーによって多く検索されているキーワードを表示することができる。当然ながら、
これらの表示外観は
変更できる。ユーザーが検索キーワードを入力後、検索ボタン42を押すことで入力処理部20によってデータベースから文書
を抽出し、抽出
された文書タイトル44を表示することができる。抽出文書タイトル44の隣にあるプルダウンボタン45を押すことで、
入力処理部20
が要約した抽出文書タイトル44本文
の要約文46を表示することができる。
図3及び図4では
、一例として表示部3に表示される抽出文書タイトルが上部にあり、要約文が下部に配置された組み合わせが2列
、3行で示されているが、当然ながら、表示外観
及び表示方法はこれに
限定されない。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
図4に示す実施形態の一例は
、検索結果として表示された抽出文書タイトル44に隣接するプルダウンボタン45を押した結果として抽出文書の要約文46が表示された外観を示す。ユーザーは、一度プルダウンボタン45を押すことで要約文46を表示させることでき、再びプルダウンボタン45を押すと要約文46は非表示となる
ことを特徴とするが
、表示外観はこれら実施形態の特徴に限られるものではない。
【手続補正14】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ユーザーからの入力を受け付ける入力部と、
前記入力情報を入力処理部へ伝送するネットワーク部と、
前記入力情報に基づきデータベースを参照し、文書を要約する入力処理部と、
前記入力処理部によって参照される前記文書を格納するデータベースと、
要約された前記文書を前記ユーザーに表示する表示部と
を備えることを特徴とする情報検索装置。
【手続補正15】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
前記文書は、webページ情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
【手続補正16】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項3】
前記ユーザーからの入力を受け付ける手段と、
前記入力に基づいて前記データベースを参照する手段と、
前記データベースから前記文書を抽出する手段と、
前記文書を要約する手段と、
前記要約文を前記表示部に伝送する手段と
を含むことを特徴とする情報検索方法。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーからの検索クエリを受付ける入力部と、
前記検索クエリは入力処理部に伝送され、前記入力処理部にて前記検索クエリに基づいて文書を格納するデータベースから前記文書が抽出され、前記抽出された文書のタイトルと前記抽出された文書の本文を要約した要約文が表示部に伝送され、前記抽出された文書のタイトルと前記要約文を前記ユーザーに表示させる表示部とを備え、
前記表示部は、前記抽出された文書のタイトルに隣接するプルダウンボタンを押すことで前記要約文を表示することができ、前記抽出された文書のタイトルと前記プルダウンボタンと前記要約文の組み合わせブロックを表示するものであり、
前記プルダウンボタンは、一度押すことで前記要約文を表示させることができ、再び押すと前記要約文は非表示となることを特徴とする情報検索装置。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
本発明は、情報検索装置に関する。