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  • 特開-時間制御可能な抽出装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024095951
(43)【公開日】2024-07-11
(54)【発明の名称】時間制御可能な抽出装置
(51)【国際特許分類】
   A47J 31/043 20060101AFI20240704BHJP
【FI】
A47J31/043
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023132740
(22)【出願日】2023-08-16
(31)【優先権主張番号】202223599580.X
(32)【優先日】2022-12-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】517137332
【氏名又は名称】広東輝駿科技集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100178434
【弁理士】
【氏名又は名称】李 じゅん
(72)【発明者】
【氏名】周 志栄
【テーマコード(参考)】
4B104
【Fターム(参考)】
4B104AA13
4B104BA63
4B104BA90
4B104DA29
4B104EA07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】時間制御可能な抽出装置を提供する。
【解決手段】ろ過コンポーネント3と駆動コンポーネントとを含み、ろ過コンポーネントは外部カップコンポーネントとろ過カップコンポーネントとを含み、ろ過カップコンポーネントは外部カップコンポーネント内に覆設され、ろ過カップコンポーネントの底部に液出口が設けられ、液出口の底部に密閉コンポーネントと密閉コンポーネントを駆動して開かせる駆動コンポーネントとが設けられ、外部カップコンポーネントの底部に液出口を配置するための取付口が設けられ、取付口にコンロッドが取り付けられ、コンロッドの支点は取付口に設けられ、コンロッドの両側はそれぞれ密閉コンポーネントと駆動コンポーネントに当接する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
時間制御可能な抽出装置であって、
ろ過コンポーネントと駆動コンポーネントとを含み、
前記ろ過コンポーネントは外部カップコンポーネントとろ過カップコンポーネントとを含み、前記ろ過カップコンポーネントは前記外部カップコンポーネント内に覆設され、前記ろ過カップコンポーネントの底部には液出口が設けられ、前記液出口の底部には密閉コンポーネントと当該密閉コンポーネントを駆動して開かせる駆動コンポーネントとが設けられ、
前記外部カップコンポーネントの底部には液出口を配置するための取付口が設けられ、前記取付口にはコンロッドが取り付けられ、前記コンロッドの支点は前記取付口に設けられ、前記コンロッドの両側はそれぞれ前記密閉コンポーネントと前記駆動コンポーネントに当接する、前記時間制御可能な抽出装置。
【請求項2】
前記駆動コンポーネントは電磁弁とコネクタとを含み、前記電磁弁は前記コネクタを駆動して往復移動させ、前記コネクタは前記コンロッドの一側に当接することを特徴とする、請求項1に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項3】
前記密閉コンポーネントは、止水ボールと軟質ゴム製シールリングとを含み、又は、
前記密閉コンポーネントは軟質ゴム製シールリングとプラスチックリブ密閉構造とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項4】
前記時間制御可能な抽出装置はさらに本体と、モータと第1ギアとを含み、
前記本体の中央部には受け台が設けられ、前記ろ過コンポーネントは前記受け台に配置され、前記駆動コンポーネントは前記本体の内部に取付けられ、
前記モータと前記第1ギアとが前記本体内に取付けられ、前記モータは前記第1ギアに動力を提供することを特徴とする、請求項1に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項5】
前記ろ過カップコンポーネントの外部表面に第2ギアが固設され、前記第1ギアは前記第2ギアと噛み合って連結され、前記第1ギアは前記第2ギアを介して前記ろ過カップコンポーネントを回転させることを特徴とする、請求項4に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項6】
前記ろ過カップコンポーネントはさらにろ紙と攪拌棒とを含み、前記ろ紙は前記ろ過カップコンポーネント内に覆設され、前記攪拌棒は前記ろ紙の内部表面に密接することを特徴とする、請求項5に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項7】
前記外部カップコンポーネントの上部には位置決め溝が設けられ、前記攪拌棒の一端が前記位置決め溝内に挿着されることを特徴とする、請求項6に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項8】
前記本体には制御パネルが設けられ、前記制御パネルはそれぞれ電磁弁と前記モータに電気的に接続することを特徴とする、請求項4に記載の時間制御可能な抽出装置。
【請求項9】
前記コネクタは、大ヘッド部と、小ヘッド部と接続部とを含み、前記大ヘッド部は前記電磁弁に当接し、前記小ヘッド部は前記コンロッドに当接し、前記接続部は前記大ヘッド部と小ヘッド部を接続し、前記大ヘッド部の直径は前記小ヘッド部の直径よりも大きく、前記接続部の直径は、前記大ヘッド部の直径と同じになるまで、前記小ヘッド部から前記大ヘッド部へと徐々に大きくなっていることを特徴とする、請求項2に記載の時間制御可能な抽出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコーヒーマシン技術分野に関し、特に時間制御可能な抽出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
お茶、コーヒーなどの飲み物はすでに生活の不可欠な一部となっており、抽出方法には冷たい水を使う方法とお湯を使う方法があるが、その所要時間は全く異なり、経験に基づいておおよその時間を把握するものであり、口当たりにばらつきが出る。
特許文献1は、充分な抽出を行うコーヒーマシンを開示しており、そのコーヒーを淹れる漏斗の液通路には一方向弁1が設けられ、一方向弁1は電磁弁の駆動により液通路の開閉を実現する。
【0003】
上記の技術的解決手段は、抽出時間が不確定であるという問題を効果的に解決できるが、以下の課題が存在する。
(1)コンロッドの支点は本体に設置されており、液通路から遠く離れているので、液通路を開閉するには、電磁弁が大きな力でコンロッドを駆動する必要があり、電磁弁が破損しやすい。
(2)漏斗は取り外すことができず、洗浄に不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】中国実用新案公報CN212438287U号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来のコーヒーマシンに存在する電磁弁の受力が大きく破損しやすい、漏斗の取り外しができないという課題を克服するために、時間制御可能な抽出装置を提供する。
【0006】
本発明の技術的解決手段は以下の通りである。
時間制御可能な抽出装置であって、ろ過コンポーネントと駆動コンポーネントとを含み、
前記ろ過コンポーネントは外部カップコンポーネントとろ過カップコンポーネントとを含み、
前記ろ過カップコンポーネントは前記外部カップコンポーネント内に覆設され、前記ろ過カップコンポーネントの底部には液出口が設けられ、前記液出口の底部には密閉コンポーネントと当該密閉コンポーネントを駆動して開かせる駆動コンポーネントとが設けられ、この密閉構造は、外力がない場合にろ過カップコンポーネントは密閉状態にあり、密閉構造の底部に外力を加えると、密閉構造を開くことができる。
【0007】
前記外部カップコンポーネントの底部には液出口を配置するための取付口が設けられ、前記取付口にはコンロッドが取り付けられ、前記コンロッドの支点は前記取付口に設けられ、前記コンロッドの両側はそれぞれ前記密閉コンポーネントと前記駆動コンポーネントに当接する。
【0008】
上記技術的解決手段を採用する本発明は、その特徴として、前記密閉コンポーネントは、止水ボールと軟質ゴム製シールリングとを含み、又は、前記密閉コンポーネントは軟質ゴム製シールリングとプラスチックリブ密閉構造とを含む。
【0009】
上記技術的解決手段を採用する本発明は、その特徴として、前記駆動コンポーネントは電磁弁とコネクタとを含み、前記電磁弁は前記コネクタを駆動して往復移動させ、前記コネクタは前記コンロッドの一側に当接する。
【0010】
上記技術的解決手段を採用する本発明は、その特徴として、前記時間制御可能な抽出装置はさらに本体と、モータと第1ギアとを含み、
前記本体の中央部には受け台が設けられ、前記ろ過コンポーネントは前記受け台に配置され、前記駆動コンポーネントは前記本体の内部に取付けられ、
前記モータと前記第1ギアとが前記本体内に取付けられ、前記モータは前記第1ギアに動力を提供する。
【0011】
上記技術的解決手段を採用する本発明は、その特徴として、前記ろ過カップコンポーネントの外部表面に第2ギアが固設され、前記第1ギアは前記第2ギアと噛み合って連結され、前記第1ギアは前記第2ギアを介して前記ろ過カップコンポーネントを回転させる。
【0012】
上記技術的解決手段を採用する本発明によれば、前記ろ過カップコンポーネントはさらにろ紙と攪拌棒とを含み、前記ろ紙は前記ろ過カップコンポーネント内に覆設され、前記攪拌棒は前記ろ紙の内部表面に密接する。
【0013】
上記技術的解決手段を採用する本発明は、その特徴として、前記外部カップコンポーネントの上部には位置決め溝が設けられ、前記攪拌棒の一端が前記位置決め溝内に挿着される。
【0014】
さらに、前記本体には制御パネルが設けられ、前記制御パネルはそれぞれ電磁弁と前記モータに電気的に接続する。
【0015】
さらに、前記軟質ゴム製シールリングの外側壁には雄ねじが設けられ、前記液出口の内側壁には雌ねじが設けられ、前記軟質ゴム製シールリングと前記液出口とがねじ接合される。
【0016】
前記液出口の底部には前記軟質ゴム製シールリングの落下を防止する位置制限部が設けられる。
【0017】
さらに、前記コネクタは、大ヘッド部と、小ヘッド部と接続部とを含み、前記大ヘッド部は前記電磁弁に当接し、前記小ヘッド部は前記コンロッドに当接し、前記接続部は前記大ヘッド部と小ヘッド部を接続し、前記大ヘッド部の直径は前記小ヘッド部の直径よりも大きく、前記接続部の直径は、前記大ヘッド部の直径と同じになるまで、前記小ヘッド部から前記大ヘッド部へと徐々に大きくなっている。
【0018】
さらに、前記軟質ゴム製シールリングの前記液出口底部から離れた一側には内向きのスカートが設けられ、前記止水ボールの直径は前記軟質ゴム製シールリングの内側壁の直径と同じである。
【発明の効果】
【0019】
上記技術的解決手段を採用する本発明の有益な効果は以下の通りである。
(1)コンロッドの支点は外部カップコンポーネントに設置され、コーヒーマシンの本体に設置する従来技術と比較して、外部カップコンポーネントに設置するコンロッド支点により、電磁弁が小さな力で止水ボールを押し上げることができ、電磁弁への損害が小さい。
(2)外部カップコンポーネントはろ過カップコンポーネントから分離するので、ろ過カップコンポーネントを取り出すことができ、ろ過カップコンポーネント内の残留コーヒー液の洗浄が便利である。
(3)止水ボールはろ過カップコンポーネント内に設置されており、ろ過カップコンポーネント内のコーヒー液の増加に伴い、下向きの圧力が増大し、止水ボールをさらに軟質ゴム製シールリングに押し付けるため、止水効果がより高くなる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は本発明の構造を示す図面である。
図2図2は本発明の分解構造を示す図面である
図3図3は本発明の断面図である。
図4図4は本発明のコネクタの構造を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、図面及び実施形態を併せて本発明をさらに説明する。
【0022】
図1図4に示すように、時間制御可能な抽出装置であって、本体1と、ろ過コンポーネント3と駆動コンポーネント2とを含み、
本体1の中央部には受け台11が設けられ、ろ過コンポーネント3は受け台11に配置され、駆動コンポーネント2は本体1の内部に取付けられる。
【0023】
ろ過コンポーネント3は外部カップコンポーネント34とろ過カップコンポーネント33とを含み、ろ過カップコンポーネント33は外部カップコンポーネント34内に覆設され、ろ過カップコンポーネント33の底部には液出口331が設けられ、液出口331の底部には軟質ゴム製シールリング332が設けられ、軟質ゴム製シールリング332の上方に止水ボール333が配置される。止水ボール333は軟質ゴム製シールリング332に直接接触する。止水ボール333は外力のない状況下で、自重によって軟質ゴム製シールリング332の上部に落下してシールリング333を押し付け、止水効果を達成する。
【0024】
外部カップコンポーネント34の底部には液出口331を配置するための取付口341が設けられ、取付口341にはコンロッド342が取り付けられ、コンロッド342の支点は取付口341に設けられ、コンロッド342の両側はそれぞれ止水ボール333、駆動コンポーネント2に当接し、コンロッド342は駆動コンポーネント2の下端に当接し、コンロッド342は止水ボール333の底部に当接する。コンロッド342は、レバー原理を利用して、駆動コンポーネント2が運転時にコンロッド342に押し下げる力を供給する。駆動コンポーネント2から供給される力がコンロッド342の一側を押し下げるとき、コンロッド342の他側は上向きに移動し、止水ボール333を上向きに動かし、止水ボール333はゴム製シールリング332から離れて、開いた状態になる。
【0025】
駆動コンポーネント2は電磁弁22とコネクタ21とを含み、電磁弁22はコネクタ21を駆動して往復移動させ、コネクタ21はコンロッド342の一側に当接する。電磁弁22の動作方法は、通電と放電するとき、コネクタ21を駆動して往復移動させることである。
【0026】
使用するとき、止水ボール333は外力のない状況下で、自重によって軟質ゴム製シールリング332の上部に落下してシールリング333を押し付け、止水効果を実現する。電磁弁23に電源を投入すると、コネクタ21を駆動して往復移動させ、コネクタ21が前方に移動するとき、コネクタ342の一側に下向きの力を加え、コネクタ342の支点が外部カップコネクタ34に設置されているので、コネクタ342の他側が上向きに移動し、止水ボール333を押し上げ、止水ボール333は軟質ゴム製シールリング332から離れて、開いた状態になる。
【0027】
本実施例のコンロッド342の支点は外部カップコンポーネント34に設置され、コーヒーマシンの本体に設置する従来技術と比較して、外部カップコンポーネント34に設置されたコンロッド342支点により、電磁弁22は小さな力で止水ボール333を押し上げることができ、電磁弁22への損害は小さい。
【0028】
本実施例の外部カップコンポーネント34はろ過カップコンポーネント33から分離するので、ろ過カップコンポーネント33を取り出すことができ、ろ過カップコンポーネント内の残留コーヒー液の洗浄が便利である。
【0029】
本実施例の止水ボール333はろ過カップコンポーネント33内に設置されており、ろ過カップコンポーネント33内のコーヒー液の増加に伴い、下向きの圧力が増大し、さらに止水ボール333を軟質ゴム製シールリング332に押し付けるので、止水効果がより高くなる。
【0030】
選択可能な実施例において、時間制御可能な抽出装置はさらにモータ4と第1ギア5とを含み、モータ4と第1ギア5とが本体1に取付けられ、モータ4は第1ギア5に動力を提供し、モータ4は回転軸を介して第1ギア5を回転させる。
【0031】
上記の実施例において、ろ過カップコンポーネント33の外部表面に第2ギア334が固設され、第1ギア5は第2ギア334と噛み合って連結され、第1ギア5は第2ギア334を介してろ過カップコンポーネント33を回転させる。ろ過カップコンポーネント33が回転するとき、止水ボール333はろ過カップコンポーネント内に設置され、止水ボール333は依然として液出口331を密閉することができる。
【0032】
上記の実施例において、ろ過カップコンポーネント3はさらにろ紙32と攪拌棒31とを含み、ろ紙32はろ過カップコンポーネント33内に覆設され、攪拌棒31はろ紙32の内部表面に密接し、ろ紙32は挽かれたコーヒー粉を入れ、抽出されたコーヒー液体をカップにろ過し、ろ紙32はまたコーヒーの油脂をろ過してきれいなコーヒー溶液を得ることができ、さらに、ろ紙32は不純物をろ過することができるため、コーヒーの味がより豊で、香り高くなる。撹拌棒31はろ紙32内のコーヒー粉をかき混ぜるために用いられる。
【0033】
上記の実施例において、外部カップコンポーネント34の上部には位置決め溝(図に示していない)が設けられ、攪拌棒31の一端が位置決め溝内に挿着され、攪拌棒31を固定するために用いる。これにより、ろ過カップコンポーネント33が回転するとき、攪拌棒31は静止して動かない。ろ過カップコンポーネント33が回転するとき、攪拌棒31は動かず、ろ過カップコンポーネント33により攪拌棒31を回転させてろ紙32内のコーヒー粉を攪拌する。これにより、ろ紙32内の挽かれたコーヒー粉を十分に攪拌し、攪拌したコーヒー粉はお湯と十分かつ迅速に混ぜ合わせて、コーヒー粉内のカフェイン、揮発性物質が完全に析出され、コーヒーがより濃くて香り高く、できあがったコーヒー液の品質はより高いものとなる。
【0034】
選択可能な実施例において、本体1にはパネル(図に示していない)が設けられ、制御パネルはそれぞれ電磁弁22とモータ4に電気的に接続する。制御パネルは異なるプログラムを設定し、電磁弁22とモータ4の開閉を正確に制御することができる。電磁弁22の開閉を制御することで抽出時間を正確に制御することができ、モータ4の開閉を制御することでコーヒー粉を充分に攪拌することができる。
【0035】
選択可能な実施例において、軟質ゴム製シールリング332の外側壁には雄ねじが設けられ、液出口331の内側壁には雌ねじが設けられ、軟質ゴム製シールリング332と液出口331とがねじ接合される。このように設置する目的は、雄ねじと雌ねじのねじ接合によって軟質ゴム製シールリング332と液出口331との密着性を保証することである。
【0036】
好ましくは実施例において、液出口331の底部には軟質ゴム製シールリング332の落下を防止するための位置制限部(図に示していない)が設けられ、このように設置する目的は、底部に設置する位置制限部を介して軟質ゴム製シールリング332の落下を防止することである。
【0037】
選択可能な実施例において、コネクタ21は、大ヘッド部211と、小ヘッド部213と接続部212とを含み、大ヘッド部211は電磁弁22に接続し、小ヘッド部213はコンロッド342に当接し、接続部212は大ヘッド部211と小ヘッド部213を接続し、大ヘッド部211の直径は小ヘッド部213の直径よりも大きく、接続部212の直径は、大ヘッド部211の直径と同じになるまで、小ヘッド部213から大ヘッド211部へと徐々に大きくなっている。コネクタ21は徐々に大きくなって徐々にコンロッド342を押し下げ、コンロッド342の他側は止水ボール333を徐々に押し上げる。
【0038】
選択可能な実施例において、軟質ゴム製シールリング332の液出口331底部から離れた一側には内向きのスカート3322が設けられ、止水ボール333の直径は軟質ゴム製シールリング332の内側壁の直径と同じである。
【0039】
当業者は、上述の説明に従って改良又は変換を行うことができ、これらの改良と変換はすべて、本発明の特許請求の保護範囲に属するすることを理解されたい。
【0040】
上記のように、図面を併せて本発明の特許について例示的に説明したが、本発明の特許の実現は上述の方式に限定されず、本発明の特許の構想と技術的解決手段を用いて行った様々な改良、又は改良を行わずに本発明の特許の構想と技術的解決手段を他の場合に直接適用する場合はすべて、本発明の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0041】
1 本体
11 受け台
2 駆動コンポーネント
21 コネクタ
211 大ヘッド部
212 接続部
213 小ヘッド部
22 電磁弁
3 ろ過コンポーネント
31 攪拌棒
32 ろ紙
33 ろ過カップコンポーネント
331 液出口
332 軟質ゴム製シールリング
3322 スカート
333 止水ボール
334 第2ギア
34 外部カップコンポーネント
341 取付口
342 コンロッド
4 モータ
5 第1ギア
6 コーヒーポット
図1
図2
図3
図4