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特開2024-96679車両シートの第1のバックレストおよび第2のバックレストのためのアッセンブリ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024096679
(43)【公開日】2024-07-17
(54)【発明の名称】車両シートの第1のバックレストおよび第2のバックレストのためのアッセンブリ
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/68 20060101AFI20240709BHJP
   B60N 2/90 20180101ALI20240709BHJP
   B60N 2/64 20060101ALI20240709BHJP
   A47C 7/46 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
B60N2/68
B60N2/90
B60N2/64
A47C7/46
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023221508
(22)【出願日】2023-12-27
(31)【優先権主張番号】2300090
(32)【優先日】2023-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(71)【出願人】
【識別番号】503411060
【氏名又は名称】フォルシア・シエジュ・ドトモビル
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】カルステン・ライス
(72)【発明者】
【氏名】アビジート・ファラーテ
(72)【発明者】
【氏名】マリン・ミショー
【テーマコード(参考)】
3B084
3B087
【Fターム(参考)】
3B084EC01
3B087DB02
3B087DB04
3B087DB06
3B087DE10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】車両シートの第1のバックレストおよび第2のバックレストのためのアッセンブリを提供すること。
【解決手段】第1のバックレスト(102)および第2のバックレストのためのアッセンブリであって、前記第1のサスペンションシステム(150)は、第1のメインサポート(110)と、第1の補助サポート(120)とを含み、前記第2のサスペンションシステムは、第2のメインサポートと、第2の補助サポートと含む。第2のメインサポートは、第1のメインサポート(110)と幾何学的に同一であり、第2の補助サポートは、第1の補助サポート(120)とは幾何学的に異なる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両シート(100、200)の第1のバックレスト(102)および第2のバックレスト(202)のためのアッセンブリであって、前記アッセンブリは、第1のフレーム(190)への取り付けのための第1のサスペンションシステム(150)と、第2のフレーム(290)への取り付けのための第2のサスペンションシステム(250)とを含み、
前記第1のサスペンションシステム(150)は、
- 第1のメインサポート(110)であって、前記第1のメインサポート(110)は、第1のメインプレート(112)を有しており、前記第1のメインプレート(112)は、第1の上側主縁部(113)と第1の下側主縁部(114)との間において、第1の高度方向(Z1)に延在しており、前記第1のメインプレート(112)は、第1の側部にある第1の主縁部(115a)と第2の側部にある第1の主縁部(115b)との間において、第1の横断方向(Y1)に沿って延在しており、前記第1の横断方向(Y1)は、前記第1の高度方向(Z1)に対して垂直である、第1のメインサポート(110)と、
- 第1の補助サポート(120)であって、前記第1の補助サポート(120)は、第1の補助プレート(122)を有しており、前記第1の補助プレートは、前記第1の高度方向(Z1)に沿って前記第1のメインプレート(112)の延長線上に延在する第1の中央部分(121)を有しており、前記第1の中央部分(121)は、第1の上側中央縁部(123)と第1の下側中央縁部(124)との間において、前記第1の高度方向(Z1)に沿って延在しており、前記第1の下側中央縁部(124)は、前記第1の上側主縁部(113)に対向して延在している、第1の補助サポート(120)と、
- 前記第1の高度方向(Z1)に沿って延在する第1の構造的コア(140)であって、前記第1のメインサポート(110)は、前記第1の構造的コア(140)に取り付けられており、前記第1の補助サポート(120)は、前記第1の構造的コア(140)に取り付けられている、第1の構造的コア(140)と
を含み、
前記第2のサスペンションシステム(250)は、
- 第2のメインサポート(210)であって、前記第2のメインサポート(210)は、第2のメインプレート(212)を有しており、前記第2のメインプレート(212)は、第2の上側主縁部(213)と第2の下側主縁部(214)との間において、第2の高度方向(Z2)に延在しており、前記第2のメインプレート(212)は、第1の側部にある第2の主縁部(213)と第2の側部にある第2の主縁部(214)との間において、第2の横断方向(Y2)に沿って延在しており、前記第2の横断方向(Y2)は、前記第2の高度方向(Z2)に対して垂直である、第2のメインサポート(210)と、
- 第2の補助サポート(220)であって、前記第2の補助サポート(220)は、第2の補助プレート(222)を有しており、前記第2の補助プレートは、前記第2の高度方向(Z2)に沿って前記第2のメインプレート(212)の延長線上に延在する第2の中央部分(221)を有しており、前記第2の中央部分(221)は、第2の上側中央縁部(213)と第2の下側中央縁部(214)との間において、前記第2の高度方向(Z2)に沿って延在しており、前記第2の下側中央縁部(214)は、前記第2の上側主縁部(213)に対向して延在している、第2の補助サポート(220)と、
- 前記第2の高度方向(Z2)に沿って延在する第2の構造的コア(240)であって、前記第2のメインサポート(210)は、前記第2の構造的コア(240)に取り付けられており、前記第2の補助サポート(220)は、前記第2の構造的コア(240)に取り付けられている、第2の構造的コア(240)と
を含み、
前記アッセンブリにおいて、
- 前記第2のメインサポート(210)は、前記第1のメインサポート(110)と幾何学的に同一であり、
- 前記第2の補助サポート(220)は、前記第1の補助サポート(120)とは幾何学的に異なる、アッセンブリ。
【請求項2】
前記第2のメインサポート(210)は、前記第1のメインサポート(110)と技術的に同一である、
請求項1に記載のアッセンブリ。
【請求項3】
前記第1の補助プレート(122)は、第1の側部にある第1の横方向部分(131a)をさらに有しており、
前記第1の側部にある前記第1の横方向部分(131a)は、前記第1の中央部分(121)から、前記第1の側部にある前記第1の主縁部(115a)を越えて位置付けされている第1の側部にある第1の外側縁部(136a)まで、前記第1の横方向(Y1)に沿って延在している、
請求項1または2に記載のアッセンブリ。
【請求項4】
前記第1の側部にある前記第1の横方向部分(131a)は、第1の側部にある第1の下側縁部(134a)まで前記第1の高度方向(Z1)に沿って延在しており、前記第1の下側中央縁部(124)は、前記第1の高度方向(Z1)に沿って、前記第1の上側中央縁部(123)と前記第1の側部にある前記第1の下側縁部(134a)との間に位置付けされており、
前記第1の側部にある前記第1の横方向部分(131a)は、前記第1の側部にある前記第1の主縁部(115a)に対向して延在する第1の側部にある第1の内側縁部(135a)を有している、
請求項3に記載のアッセンブリ。
【請求項5】
前記第1の補助サポート(120)は、前記第1の上側中央縁部(123)と前記第1の縁部にある前記第1の下側縁部(134a)との間において、第1の高さ(H1)にわたって、前記第1の高度方向(Z1)に沿って延在しており、
前記第2の補助サポート(220)は、前記第2の上側中央縁部(223)から第2の高さ(H2)にわたって前記第2の高度方向(Z2)に沿って延在しており、
前記第1の高さ(H1)は、前記第2の高さ(H2)よりも大きい、
請求項4に記載のアッセンブリ。
【請求項6】
前記第1の高さ(H1)は、少なくとも5センチメートルだけ、好ましくは、少なくとも10センチメートルだけ、前記第2の高さ(H2)よりも大きい、
請求項5に記載のアッセンブリ。
【請求項7】
前記第1のサスペンションシステム(150)は、前記第1の横断方向(Y1)に対して垂直方向に延在する第1の対称平面(P1)を有している、
請求項1から6のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
【請求項8】
前記第2の構造的コア(240)は、前記第1の構造的コア(140)と幾何学的に同一である、
請求項1から7のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
【請求項9】
前記第2の構造的コア(240)は、前記第1の構造的コア(140)と技術的に同一である、
請求項8に記載のアッセンブリ。
【請求項10】
前記アッセンブリは、第1のバックレスト(102)および第2のバックレスト(202)を含み、
前記第1のバックレスト(102)は、前記第1のフレーム(190)および前記第1のサスペンションシステム(150)を含み、
前記第2のバックレスト(202)は、前記第2のフレーム(290)および前記第2のサスペンションシステム(250)を含み、
前記第1の構造的コア(140)は、第1の上側構造端部(143)と第1の下側構造端部(144)との間において、前記第1の高度方向(Z1)に沿って延在しており、前記第1の構造的コア(140)は、前記第1の上側構造端部(143)および前記第1の下側構造端部(144)において前記第1のフレーム(190)に取り付けられており、
前記第2の構造的コア(240)は、第2の上側構造端部(243)と第2の下側構造端部(244)との間において、前記第2の高度方向(Z2)に沿って延在しており、前記第2の構造的コア(240)は、前記第2の上側構造端部(243)および前記第2の下側構造端部(244)において前記第2のフレーム(290)に取り付けられている、
請求項1から9のいずれか一項に記載のアッセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、とりわけ、自動車のための、車両シートバックレストのためのアッセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車分野において、バックレストフレームと、少なくとも1つの中央ライニングモジュールと、中央ライニングモジュールのそれぞれの側部にそれぞれ配置されている2つの横方向ライニングモジュールとを含む車両バックレストであって、少なくとも3つのライニングモジュールのそれぞれは、他の2つのライニングモジュールとは独立してバックレストフレームに取り付け可能である、車両バックレストが知られている。
【0003】
そのようなバックレストは、とりわけ、文献FR3-117-068A1に説明されている。したがって、そのようなバックレストの張り生地(upholstery)は、バックレストフレームの上に容易に迅速に装着されることが可能である。そのうえ、モジュールは、容易に交換されることが可能である。
【0004】
しかし、そのようなバックレストでは、バックレストが存在しないときに、モジュールの交換および/またはシートの組み立てを複雑にすることなく、ライニングモジュールを互いに接続することが困難である。しかし、バックレストフレームは一般的に金属製であり、ライニングモジュールは一般的にプラスチックまたは織物から作製されているので、バックレストフレームおよびライニングモジュールは、別個の製造技法を使用して作製される。したがって、バックレストフレームおよびライニングモジュールは、一般的に、離れた場所で作製される。したがって、シートを生産するために多数の異なるエレメントを輸送することが必要である可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】FR3-117-068A1
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の問題を是正するために、本明細書によれば、車両シートの第1のバックレストおよび第2のバックレストのためのアッセンブリであって、アッセンブリは、(バックレストの)第1のフレームに取り付けられることを意図した第1のサスペンションシステムと、(バックレストの)第2のフレームに取り付けられることを意図した第2のサスペンションシステムとを含み、
前記第1のサスペンションシステムは、
- 第1のメインサポートであって、第1のメインサポートは、第1のメインプレートを有しており、前記第1のメインプレートは、第1の上側主縁部と第1の下側主縁部との間において、第1の高度方向に延在しており、前記第1のメインプレートは、第1の側部にある第1の主縁部と第2の側部にある第1の主縁部との間において、第1の横断方向に沿って延在しており、第1の横断方向は、第1の高度方向に対して垂直である、第1のメインサポートと、
- 第1の補助サポートであって、第1の補助サポートは、第1の補助プレートを有しており、前記第1の補助プレートは、第1の高度方向に沿って第1のメインプレートの延長線上に延在する第1の中央部分を有しており、前記第1の中央部分は、第1の上側中央縁部と第1の下側中央縁部との間において、第1の高度方向に沿って延在しており、第1の下側中央縁部は、第1の上側主縁部に対向して延在している、第1の補助サポートと、
- 第1の高度方向に沿って延在する第1の構造的コアであって、第1のメインサポートは、第1の構造的コアに取り付けられており、第1の補助サポートは、第1の構造的コアに取り付けられている、第1の構造的コアと
を含み、
前記第2のサスペンションシステムは、
- 第2のメインサポートであって、第2のメインサポートは、第2のメインプレートを有しており、前記第2のメインプレートは、第2の上側主縁部と第2の下側主縁部との間において、第2の高度方向に延在しており、前記第2のメインプレートは、第1の側部にある第2の主縁部と第2の側部にある第2の主縁部との間において、第2の横断方向に沿って延在しており、第2の横断方向は、第2の高度方向に対して垂直である、第2のメインサポートと、
- 第2の補助サポートであって、第2の補助サポートは、第2の補助プレートを有しており、前記第2の補助プレートは、第2の高度方向に沿って第2のメインプレートの延長線上に延在する第2の中央部分を有しており、前記第2の中央部分は、第2の上側中央縁部と第2の下側中央縁部との間において、第2の高度方向に沿って延在しており、第2の下側中央縁部は、第2の上側主縁部に対向して延在している、第2の補助サポートと、
- 第2の高度方向に沿って延在する第2の構造的コアであって、第2のメインサポートは、第2の構造的コアに取り付けられており、第2の補助サポートは、第2の構造的コアに取り付けられている、第2の構造的コアと
を含み、
アッセンブリにおいて、
- 第2のメインサポートは、第1のメインサポートと幾何学的に同一であり、
- 第2の補助サポートは、第1の補助サポートとは幾何学的に異なる、アッセンブリが提案される。
【0007】
したがって、構造的コアは、サスペンション機能を果たす。複数の異なるシートモデルが生産されることが可能であり、これらのシートモデルのメインサポートは、同じ金型で作製されるか、または、少なくとも、製造公差の範囲内で同一の寸法の成形キャビティーを有する金型で作製される。したがって、金型の設計および生産において、メインサポートの製造において、ならびに、バックレストを構成するエレメントの管理において、節約が行われることが可能である。
【0008】
製造公差を考慮すると、第2のメインサポートは、その寸法のそれぞれが第1のサポートの寸法と1%未満だけ異なる場合には、第1のメインサポートと幾何学的に同一であると考えられることとなる。
【0009】
通常の定義にしたがって、「プレート」という用語は、平坦で薄くてリジッドのピースを意味することが規定される。したがって、とりわけ膨張可能なエレメントは、プレートを形成するとは考えられない。しかし、第1のバックレストおよび/または第2のバックレストは、1つまたは複数の膨張可能なエレメントを含むことが可能である。
【0010】
本明細書による相補的な特徴によれば、第2のメインサポートは、好ましくは、第1のメインサポートと技術的に同一である。
【0011】
したがって、第2のメインサポートは第1のメインサポートと幾何学的に同一であるだけでなく、第1のメインサポートおよび第2のメインサポートは同じ材料から作製されている。第2のメインサポートは、第1のメインサポートと完全に同一でなくてもよく、たとえば、異なる染料または製造年月日などの貼り付けに起因する色の相違など、審美的な相違が存在してもよい。
【0012】
製造公差を所与として、第1のメインサポートと幾何学的に同一の第2のメインサポートは、第2のメインサポートの材料を構成するエレメントの含有量が第1のメインサポートの材料を構成するエレメントの1重量%未満しか異ならない場合には、第1のメインサポートと技術的に同一であると考えられることとなる。
【0013】
本明細書による別の特徴によれば、好ましくは、第1の補助プレートは、第1の側部にある第1の横方向部分をさらに有しており、第1の側部にある第1の横方向部分は、第1の中央部分から、第1の側部にある第1の主縁部を越えて(好ましくは、少なくとも5センチメートル)位置付けされている第1の側部にある第1の外側横方向縁部まで、第1の横断方向に延在している。
【0014】
したがって、第1の補助サポートは、中央パーツにおいてだけでなく、横方向パーツにおいても、第1のバックレストと第2のバックレストとの間の相違に適合することを可能にする。
【0015】
本明細書による相補的な特徴によれば、好ましくは、第1の側部にある第1の横方向部分は、第1の高度方向に、第1の側部にある第1の底部縁部まで延在しており、第1の底部中央縁部は、第1の高度方向に沿って、第1の上側中央縁部と第1の側部にある第1の底部縁部との間に位置付けされており、第1の側部にある第1の横方向部分は、第1の側部にある第1の主縁部に対向して延在する第1の側部にある内側縁部を有している。
【0016】
したがって、幾何学的に同一のメインサポートを有する多種多様な異なるバックレストを生産することが可能である。
【0017】
本明細書によるさらに相補的な特徴によれば、好ましくは、第1の補助サポートは、第1の上側中央縁部と第1の下側補助縁部(第1の側部にある第1の下側縁部は、それに属する)との間において、第1の高さにわたって、第1の高度方向に沿って延在しており、第2の補助サポートは、第2の上側中央縁部から第2の高さにわたって第2の高度方向に沿って延在しており、第1の高さは、第2の高さよりも(厳密に)大きい。
【0018】
補助サポートの高さを変化させることができるということは、それぞれのバックレストの特定の特徴に効果的に適合することを可能にする。
【0019】
本明細書によるさらに相補的な特徴によれば、第1の高さは、好ましくは、少なくとも5センチメートルだけ、好ましくは、少なくとも10センチメートルだけ、第2の高さよりも大きい。
【0020】
本開示によるアッセンブリのさまざまな実施形態において、以下の配置のうちの1つおよび/または複数が使用されることも可能である。
【0021】
- 第1のサスペンションシステムは、第1の横断方向に対して垂直に延在する対称平面を有している;
【0022】
- 第2の構造的コアは、第1の構造的コアと幾何学的に同一である;
【0023】
- 第2の構造的コアは、第1の構造的コアと技術的に同一である;
【0024】
- 第1の構造的コアは、第1のワイヤーを含み、第2の構造的コアは、第2のワイヤーを含む;
【0025】
- 第1のワイヤーは、10平方ミリメートルから100平方ミリメートルの間に含まれる第1のセクションを有しており、第2のワイヤーは、10平方ミリメートルから100平方ミリメートルの間に含まれる第2のセクションを有している;
【0026】
- 第1のワイヤーは、スチールから作製されており、第2のワイヤーは、スチールから作製されている;
【0027】
第1の構造的コアは、第1の側部にある第1のワイヤー部分と、第2の側部にある第1のワイヤー部分とを含み、第2の側部にある第1のワイヤー部分および第1の側部にある第1のワイヤー部分は、少なくとも20センチメートルの第1の距離だけ、第1の横断方向に沿って互いに分離されており、第1のメインサポートは、第1の側部にある第1のワイヤー部分および第2の側部にある第1のワイヤー部分に取り付けられており、第2の構造的コアは、第1の側部にある第2のワイヤー部分と、第2の側部にある第2のワイヤー部分とを含み、第2の側部にある第2のワイヤー部分および第1の側部にある第2のワイヤー部分は、少なくとも20センチメートルの第2の距離だけ、第2の横断方向に沿って互いに離れており、第2のメインサポートは、第1の側部にある第2の側部ワイヤー部分および第2の側部にある第2のワイヤー部分に取り付けられている;
【0028】
- アッセンブリは、第1のバックレストおよび第2のバックレストを含み、第1のバックレストは、第1のフレームおよび第1のサスペンションシステムを含み、第2のバックレストは、第2のフレームおよび第2のサスペンションシステムを含み、第1の構造的コアは、第1の上側構造端部と第1の下側構造端部との間において、第1の高度方向に沿って延在しており、第1の構造的コアは、第1の上側構造端部および第1の下側構造端部において第1のフレームに取り付けられており、第2の構造的コアは、第2の上側構造端部と第2の下側構造端部との間において、第2の高度方向に沿って延在しており、第2の構造的コアは、第2の上側構造端部においておよび第2の下側構造端部において第2のフレームに取り付けられている。
【0029】
- 第2のフレームは、第1のフレームと幾何学的に同一である;
【0030】
第1のメインサポート、第1の補助サポート、第2のメインサポート、第2の補助サポートは、プラスチック材料から作製されている;
【0031】
アッセンブリは、第1のパッディング、第2のパッディング、第1のカバー、および第2のカバーをさらに含み、第1のパッディングは、第1のメインサポートと第1のカバーとの間に配置されており、第2のパッディングは、第2のメインサポートと第2のカバーとの間に配置されている。
【0032】
本開示の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明に現れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】第1のバックレストを含む第1の車両シートの側面図を概略的に示す図である。
図2】第1のバックレストを含む第1のシートの分解斜視図であり、第1のバックレストは第1のサスペンションシステムを含むことを示す図である。
図3】第1の車両シートを斜視的に示す図である。
図4図3においてIVとマークされた矢印に沿って、第1のサスペンションシステムを正面図で示す図である。
図5図3においてVとマークされた矢印に沿って、第1のサスペンションシステムを背面図で示す図である。
図6図3においてVI-VIとマークされた線に沿って、第1のバックレストを断面で示す図である。
図7図3にしたがって、第2のバックレストを含む第2のシートを斜視的に示す図であり、第2のバックレストは第2のサスペンションシステムを含むことを示す図である。
図8】第2のサスペンションシステムを正面図で示す図である。
図9】第2のサスペンションシステムを背面図で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
さまざまな図において、同じ参照符号は、同一または類似のエレメントを指定する。簡単にするために、説明されている実施形態を理解するために有用なエレメントのみが、図に示されており、より詳細に下記に説明されている。
【0035】
以下の説明において、絶対的な位置を修飾する用語(たとえば、「前方」、「後方」、「上部」、「底部」、「左」、「右」などの用語など)もしくは相対的な用語(たとえば、「上方」、「下方」、「上側」、「下側」などの用語など)を参照するとき、または、配向の修飾語(たとえば、「水平方向の」、「垂直方向の」など)を参照するとき、別段の特定がない限り、図の配向またはその通常の使用位置における車両シートの配向が参照される。
【0036】
図1は、自動車1の中に装着される第1のシート100を概略的に示している。
【0037】
第1の長手方向X1は、第1のシート100の長手方向を意味するように理解される。シートの長手方向は、シート100が装着される自動車1の長手方向と同じであると考えられる。この第1の長手方向X1は、車両が前進する通常の方向に対応している。第1の長手方向X1は、実質的に水平方向である。第1の横断方向Y1は、第1のシート100の横断方向を意味するように理解され、したがって、自動車の横断方向または横方向に対応している。この第1の横断方向Y1は、第1の長手方向X1に対して垂直の方向に対応している。第1の横断方向Y1は、実質的に水平方向である。最後に、第1の高度方向Z1は、シートの実質的に垂直の方向であり、それは、第1の長手方向X1および第1の横断方向Y1に対して垂直である。第1の高度方向Z1は、車両の垂直方向に対応している。
【0038】
第1の自動車シート100は、スライドメカニズム12の上に装着される。第1のシート100は、第1のスクワブ104および第1のバックレスト102を含む。第1のスクワブ104は、第1のスクワブフレーム105を含む。第1のバックレスト102は、第1のバックレストフレーム190を含む。第1のフレーム190は、軸線18の周りに枢動可能に、第1のスクワブフレーム105の上に装着されており、軸線18は、示されている実施形態では、第1の横断方向Y1に沿って延在している。これを行うために、ヒンジメカニズム20が、第1のスクワブフレーム105と第1のフレーム190との間に配置されている。
【0039】
第1のスクワブフレーム105は、前方足部24および後方足部26を介して、移動可能セクション22(スライドまたはオス型セクションとも呼ばれる)の上に装着されている。スライドメカニズム12は、移動可能セクション22および固定セクション28を含む。それぞれの移動可能セクション22は、スライドメカニズム12の2つのスライドのうちの一方の中の固定セクション28のうちの1つと協働する。それぞれの固定セクション28は、自動車1のフロア30に取り付けられている。
【0040】
第1のシート100は、示されている実施形態では、マニュアル制御エレメント32(ヨークと呼ばれる)を含み、マニュアル制御エレメント32は、スライドメカニズム12のスライド可能なアンロック/ロックを制御するように構成されている。このマニュアル制御エレメント32は、とりわけ、それぞれの固定セクション28に対する移動可能セクション22のスライドを停止させるためのシステムを解放/ブロックすることを可能にする。停止システムが解放されると、マニュアル制御エレメント32は、移動可能セクション22がそのそれぞれの固定セクション28に対してスライドすること(換言すれば、第1のシート100がフロア30に対して第1の長手方向X1にスライドすること)を引き起こすために使用されることも可能である。固定セクション28および移動可能セクション22は、一般的に、金属製である。
【0041】
代替的に、固定セクション28に対する第1の長手方向X1に沿った移動可能セクション22の並進(換言すれば、フロア30に対する第1のシート100の移動)は、アクチュエーターによって制御されることが可能である。
【0042】
示されている実施形態では、第1のシート102は、ヘッドレスト34を含むことも可能であり、ヘッドレスト34は、ロッドを提供されたヘッドレストフレームを含み、ロッドは、第1のバックレスト102の第1のフレーム190の上に第1の高度方向Z1に沿ってスライド可能に装着されている。
【0043】
下記では、第1のシート100の第1のバックレスト102が、より詳細に説明される。
【0044】
とりわけ図2から図6に示されているように、第1のバックレスト102は、第1のフレーム190、第1のサスペンションシステム150、第1のパッディング160、および第1のカバー170を本質的に含む。
【0045】
第1のサスペンションシステム150は、第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、第1の2次サポート180、および第1の構造的コア140を含む。
【0046】
第1のメインサポート110は、単一ピースであり、第1のメインプレート112および第1のメイン弾性インターロッキングエレメント117(または、第1のメインクリップ)を含む。第1のメイン弾性インターロッキングエレメント117は、(同じ成形作業の間に)第1のメインプレート112と同じパーツから取得される。第1のメインプレート112は、第1の前方主面118および第1の後方主面119を有している。第1のメインプレート112は、実質的に平面的であり、一定の厚さのものであり、第1の長手方向X1に実質的に垂直に延在している。第1のメインプレート112は、第1の上側主縁部113と第1の下側主縁部114との間において、第1の高度方向Z1に沿って延在している。第1のメインプレート112は、第1の側部にある第1の主縁部115aと第2の側部にある第1の主縁部115bとの間において、第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の上側主縁部113および第1の下側主縁部114は、実質的に第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の側部にある第1の主縁部115a、および、第2の側部にある第1の主縁部115bは、実質的に第1の高度方向Z1に沿って延在している。したがって、第1のメインプレート112は、実質的に長方形である。
【0047】
第1の補助サポート120は、単一ピースであり、第1のメインサポート110とは別個になっている。第1の補助サポート120は、第1の補助プレート122、第1の中央弾性インターロッキングエレメント127(または、第1の補助クリップ)、および第1の横方向弾性インターロッキングエレメント137(または、第1の横方向クリップ)を含む。第1の中央弾性インターロッキングエレメント127および第1の横方向弾性インターロッキングエレメント137は、(同じ成形作業の間に)第1の追加的なプレート122と同じパーツから取得される。第1の補助プレート122は、第1の前方補助面128および第1の後方補助面129を有している。第1の補助プレート122は、第1の中央部分121と、第1の側部にある第1の横方向部分131aと、第2の側部にある第1の横方向部分131bとを有している。第1の中央プレートは、第1の上側中央縁部123と第1の下側中央縁部124との間において、第1の高度方向Z1に沿って延在している。第1の中央部分121は、第1の側部にある第1の境界130aと第2の側部にある第1の境界130bとの間において、第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の上側中央縁部123および第1の下側中央縁部124は、実質的に第1の横断方向Y1に沿って延在している。
【0048】
第1の中央部分121は、第1のメインプレート112に隣接している。第1の下側中央縁部124は、第1の上側主縁部113に対向している。第1の中央部分121は、第1のメインプレート112の延長線上に延在している。第1の側部にある第1の境界130aは、第1の高度方向Z1において、第1の側部にある第1の主縁部115aの延長線上に延在しており、第2の側部にある第1の境界130bは、高度方向Z1に沿って、第2の側部にある第1の主縁部115bの延長線上に延在している。第1の中央部分121は、実質的に長方形である。
【0049】
第1の横方向部分131aは、第1の側部にある第1の境界130aから、第1の側部にある第1の主縁部115aを越えて位置付けされている第1の側部にある第1の外側縁部136aまで、第1の横方向Y1に沿って延在している。第1の側部にある第1の横方向部分131aは、第1の側部にある第1の上側縁部133aから、第1の側部にある第1の下側縁部134aまで、第1の高度方向Z1に沿って延在している。第1の側部にある第1の上側縁部133aは、第1の上側中央縁部113の延長線上に第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の下側中央縁部124は、第1の上側中央縁部123と第1の側部にある第1の下側縁部134aとの間に位置付けされており、換言すれば、第1の側部にある第1の横方向部分131aは、第1の中央部分121よりも低く降下している。そのうえ、第1の高度方向Z1において、第1の上側主縁部113は、第1の下側中央縁部124と第1の側部にある第1の下側縁部134aとの間に位置付けされており、換言すれば、第1の側部にある第1の横方向部分131aは、第1の側部にある第1の主縁部115aに対向して延在する第1の側部にある第1の内側縁部135aを有している。好ましくは、第1の側部にある第1の内側縁部135aと第1の側部にある第1の主縁部115aとの間の間隔は、5ミリメートルから5センチメートルの間にある。図示されている実施形態では、第1の側部にある第1の下側縁部134aは、第1の高度方向Z1に沿って、第1の下側主縁部114と実質的に同じレベルにある。換言すれば、第1の側部にある第1の内側縁部135aは、第1の側部にある第1の主縁部115aのすべてに沿って、第1の主縁部115aに対向して延在している。
【0050】
第1のサスペンションシステム150は、第1の横断方向Y1に対して垂直に延在する対称平面P1を有している。とりわけ、第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、および第1の構造的コア140は、第1の対称平面P1に関して対称的である。
【0051】
第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第2の側部にある第1の境界130bから、第2の側部にある第1の主縁部115bを越えて位置付けされている第2の側部にある第1の外側縁部136bまで、第1の横方向Y1に沿って延在している。第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第2の側部にある第1の上側縁部133bから、第2の側部にある第1の下側縁部134bまで、第1の高度方向Z1に沿って延在している。第2の側部にある第1の上側縁部133bは、第1の上側中央縁部113の延長線上に第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の下側中央縁部124は、第1の上側中央縁部123と第2の側部にある第1の下側縁部134bとの間に位置付けされており、換言すれば、第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第1の中央部分121よりも低く降下している。そのうえ、第1の高度方向Z1において、第1の上側主縁部113は、第1の下側中央縁部124と第2の側部にある第1の下側縁部134bとの間に位置付けされており、換言すれば、第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第2の側部にある第1の主縁部115bに対向して延在する第2の側部にある第1の内側縁部135bを有している。好ましくは、第2の側部にある第1の内側縁部135bと第2の側部にある第1の主縁部115bとの間の間隔は、5ミリメートルから5センチメートルの間にある。図示されている実施形態では、第2の側部にある第1の下側縁部134bは、第1の高度方向Z1に沿って、第1の下側主縁部114と実質的に同じレベルにある。換言すれば、第2の側部にある第1の内側縁部135bは、第2の側部にある第1の主縁部115bのすべてに沿って、第1の主縁部115bに対向して延在している。
【0052】
第1の補助サポート120は、第1の上側中央縁部123と、第1の側部にある第1の下側縁部134aおよび第2の側部にある第1の下側縁部134bによって画定される第1の下側補助縁部との間において、第1の高さH1にわたって、第1の高度方向Z1に沿って延在している。
【0053】
とりわけ図4および図5に示されているように、第1のメイン弾性インターロッキングエレメント117は、第1の側部にある第1の主縁部115aおよび第2の側部にある第1の主縁部115bに沿って、第1の主面119の上に配置されている。第1の中央インターロッキングエレメント127は、第1の側部にある第1の境界130aおよび第2の側部にある第1の境界130bの近くにおいて、第1の中央部分121の中に、第1の前方補助面128の上に配置されている。第1の横方向弾性インターロッキングエレメント137は、第1の後方補助面129の上に配置されている。
【0054】
第1のメインプレート112は、第1の側部にある第1の凹部111aを有しており、第1の側部にある第1の縁部115aは、第1の横断方向Y1に沿って凹部を形成しており、また、第1のメインプレート112は、第2の側部にある第1の凹部111bを有しており、第1の側部縁部115bは、第1の横断方向Y1に凹部を形成している。第1の側部にある第1の横方向部分131aは、第1の側部にある第1のフランジ132aを有しており、それは、第1の横断方向Y1において第1のメインプレート112に向けて突出しており、第1の側部にある第1の凹部111aの中へ挿入されている。第1の側部にある第1のフランジ132aは、第1の横方向弾性インターロッキングエレメント137のうちの1つを担持している。第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第2の側部にある第1のフランジ132bを有しており、それは、第1の横断方向Y1において第1のメインプレート112に向けて突出しており、第2の側部にある第1の凹部111bの中へ挿入されている。第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第1の横方向弾性インターロッキングエレメント137のうちの1つを担持している。
【0055】
第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、および第1の2次サポート180は、好ましくは、プラスチック材料から作製されている。
【0056】
第1の構造的コア140は、第1の上側構造端部143と第1の下側構造端部144との間において、第1の高度方向Z1に沿って延在している。第1の構造的コア140は、第1の上側構造端部143および第1の下側構造端部144において、第1のフレーム190に取り付けられている。
【0057】
図示されている実施形態において、第1の構造的コア140は、より正確には、第1のワイヤー142を含む。第1のワイヤー142は、第1の側部にある第1のワイヤー部分142aと、第2の側部にある第1のワイヤー部分142bと、第1の下側ワイヤー部分142cとを含む。第1の側部にある第1のワイヤー部分142aおよび第2の側部にある第1のワイヤー部分142bは、実質的に第1の高度方向Z1に沿って延在している。第1の下側ワイヤー部分142cは、実質的に第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の下側ワイヤー部分142cは、第1の下側構造端部144まで延在している。第1の下側ワイヤー部分142cは、第1の側部にある第1のワイヤー部分142aと第2の側部にある第1のワイヤー部分142bとの間に延在しており、第1の側部にある第1のワイヤー部分142a、第1の下側ワイヤー部分142c、および、第2の側部にある第1のワイヤー部分142bが、第1の構造的コア140を構成する単一の第1のワイヤー142の3つの連続したパーツを形成するようになっている。
【0058】
第1の側部にある第1のワイヤー部分142aは、第1の側部にある第1の上側締結部分145aを有している。第1の側部にある第1の上側締結部分145aは、第1の横断方向Y1の周りに湾曲しており、したがって、第1の側部にある第1の上側締結部分145aは、フックを形成している。とりわけ図5に示されているように、第1の中央部分121は、第1の側部にある第1のボア125aを含み、それは、3センチメートル以上の長さLを有しており、第1の後方主面119に対して突き出ている。第1の上側構造端部143において、第1の側部にある第1の上側締結部分145aは、直線的であり、第1の側部にある第1のボア125aの中に受け入れられる。
【0059】
第2の側部にある第1のワイヤー部分142bは、第2の側部にある第1の上側締結部分145bを有している。第2の側部にある第1の上側締結部分145bは、第1の横断方向Y1の周りに湾曲しており、したがって、第2の側部にある第1の上側締結部分145bは、フックを形成している。とりわけ図5に示されているように、第1の中央部分121は、第2の側部にある第1のボア125bを含み、それは、第1の後方主面119に対して少なくとも3センチメートルにわたって突き出ている。第1の上側構造端部143において、第2の側部にある第1の上側締結部分145bは、直線的であり、第2の側部にある第1のボア125bの中に受け入れられる。
【0060】
第1の側部にある第1の上側締結部分145aおよび第2の側部にある第1の上側締結部分145bは、120度から180度の間で、好ましくは、約150度を超えて、第1の横断方向Y1の周りに湾曲している。
【0061】
第1の側部にある第1の上側締結部分145aの第1の上側構造端部143、および、第1の側部にある第1の上側締結部分145aの第1の上側構造端部143を密接に取り囲む第1の側部にある第1のボア125aは、第1のフレーム190の第1の側部にある第1の締結孔部195aの中に受け入れられている。第2の側部にある第1の上側締結部分145bの第1の上側構造端部143、および、第2の側部にある第1の上側締結部分145bの第1の上側構造端部143を密接に取り囲む第2の側部にある第1のボア125bは、第1のフレーム190の第2の側部にある第1の締結孔部195bの中に受け入れられている。
【0062】
第1の側部にある第1のワイヤー部分142aは、第1の側部にある第1の下側締結部分146aを有している。第1の側部にある第1の下側締結部分146aは、第1の側部にある第1の上側締結部分145aおよび第2の側部にある第1の上側締結部分145bと同じ方向に、80度から100度の間で、第1の下側構造端部144において第1の横断方向Y1の周りに湾曲している。第2の側部にある第1のワイヤー部分142bは、第2の側部にある第1の下側締結部分146bを有している。第2の側部にある第1の下側締結部分146bは、第1の側部にある第1の上側締結部分146aと同じ方向に、80度から100度の間で、第1の下側構造端部144において第1の横断方向Y1の周りに湾曲している。
【0063】
第1の側部にある第1のワイヤー部分142aは、第1の側部にある第1の上側締結部分145aと第1の側部にある第1の上側締結部分146aとの間に、第1の側部にある第1の保持部分148aを有している。第2の側部にある第1のワイヤー部分142bは、第2の側部にある第1の上側締結部分145bと第2の側部にある第1の下側締結部分146bとの間に、第2の側部にある第1の保持部分148bを有している。
【0064】
第1のメインサポート110は、第1の側部にある第1の主縁部115aに沿って配置されている第1の弾性インターロッキングエレメント117によって、第1の側部にある第1の保持部分148aに直接的に取り付けられており、また、第2の側部にある第1の主縁部115bに沿って配置されている第1の弾性インターロッキングエレメント117によって、第2の側部にある第1の保持部分148bに直接的に取り付けられている。
【0065】
第1の補助サポート120は、第1の構造的コア140に直接的に取り付けられている。より具体的には、第1の中央部分121は、第1の側部にある第1の境界線130aに沿って配置されている第1の弾性中央インターロッキングエレメント127によって、第1の側部にある第1の保持部分148aに直接的に取り付けられており、また、第2の側部にある第1の境界線130bの近くに配置されている第1の弾性中央インターロッキングエレメント127によって、第2の側部にある第1の保持部分148bに直接的に取り付けられている。第1の側部にある第1の横方向部分131aは、第1の弾性インターロッキングエレメント137のうちの1つを介して、第1の側部にある第1の保持部分148aに取り付けられている。第2の側部にある第1の横方向部分131bは、第1の弾性横方向のインターロッキングエレメント137のうちの1つを介して、第2の側部にある第1の保持部分148bに取り付けられている。
【0066】
第1の側部にある第1のワイヤー部分142a(とりわけ、第1の側部にある第1の保持部分148a)は、第2の側部にある第1のワイヤー部分142bに対して(とりわけ、第2の側部にある第1の保持部分148bに対して)、第1の距離D1(好ましくは、20センチメートルから50センチメートルの間にある)だけ、第1の横断方向Y1に沿って分離されている。
【0067】
第1のワイヤー142は、好ましくは、10平方ミリメートルから100平方ミリメートルの間に含まれる断面を有している。第1のワイヤー142は、好ましくは、スチール(通常、スプリングスチールと称される)から作製されている。
【0068】
第1の2次サポート180は、第1の2次プレート182および第1の2次弾性インターロッキングエレメント187(または、第1の2次クリップ)を含む。第1の2次弾性インターロッキングエレメント187は、(同じ成形作業の間に)第1の2次プレート182と同じパーツから取得される。第1の2次プレート182は、第1の前方2次面188および第1の後方2次面189を有している。
【0069】
第1の2次プレート182は、一定の厚さのものであり、湾曲している。第1の2次プレート182は、第1の上側2次縁部183と第1の後方2次縁部184との間において、第1の高度方向Z1および第1の長手方向X1に沿って延在している。第1の2次プレート182は、第1の側部にある第1の2次縁部185aと第2の側部にある第1の2次縁部185bとの間において、第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の上側2次縁部183および第1の後方2次縁部184は、実質的に第1の横断方向Y1に沿って延在している。第1の側部にある第1の2次縁部185aおよび第2の側部にある第1の2次縁部185bは、第1の上側2次縁部183から第1の後方2次縁部184まで第1の高度方向Z1に沿って延在しており、次いで、第1の長手方向X1に向けて徐々に延在し、さらに、第1の横断方向Y1に沿って互いに離れるように延在している。
【0070】
第1の上側2次縁部183は、第1の下側主縁部114に対向している。第1の2次プレート182は、第1のメインプレート112の延長線上に延在しており、第1のメインプレート110は、第1の高度方向Z1に沿って第1の2次プレート182と第1の補助プレート122との間に配置されている。
【0071】
第1の2次プレート182は、第1の下側構造端部144の近くにおいて第1の構造的コア140の形状に一致するように湾曲している。とりわけ、第1の2次プレート182は、第1の側部にある第1の下側締結部分146aおよび第2の側部にある第1の下側締結部分146bと接触している。
【0072】
第1の2次弾性インターロッキングエレメント187は、第1の後方2次面189の上に配置されている。第1の2次サポート180は、第1の2次弾性インターロッキングエレメント187によって、第1の側部にある第1の下側締結部分148aおよび第2の側部にある第1の下側締結部分148bに直接的に取り付けられている。代替的に、または、図示されている第1の2次弾性インターロッキングエレメント187に加えて、第1の2次サポート180は、同様の弾性インターロッキングエレメントによって、第1の下側ワイヤー部分142cに取り付けられることが可能である。
【0073】
とりわけ図5および図6に示されているように、第1の2次サポート180は、第1の弾性締結タブ186をさらに組み込んでおり、第1の弾性締結タブ186は、第1の後方2次面189から突き出ており、第1の下側クロスメンバー196と協働し、第1の構造的コア140を第1のフレーム190に解放可能に固定する。
【0074】
第1のバックレスト102を生産するために、第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、第1の構造的コア140、および第1の2次サポート180が作製される。次いで、第1のサスペンションシステム150が、第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、および第1の2次サポート180を第1の構造的コア140の上に取り付けることによって作製される。次いで、第1のサスペンションシステム150が、第1のモジュールを形成し、そのエレメントのすべては互いに保持される。第1のサスペンションシステム150は、次いで、第1のフレーム190が製造されている場所へ容易に輸送されることが可能である。
【0075】
第1の構造的コア140、および、より一般的には、第1のサスペンションシステムが、次いで、(第1の側部にある第1の締結孔部195aおよび第2の側部にある第1の締結孔部195bの中へ第1の上側構造端部143を挿入することによって)第1のフレーム190の上に懸架される。次いで、第1の下側構造端部144が、第1のフレーム190の第1の下側クロスメンバー196の下に係合される。第1の弾性締結タブ186が変形し、次いで、弾性的に戻り、第1の下側構造端部144を第1のフレーム190に取り付けるストップを形成する。
【0076】
次いで、第1のパッディング160が、第1の前方主面118、第1の前方補助面128、および第1の前方2次面188の上に配置される。次いで、第1のパッディング160が、第1のカバー170によってカバーされ、第1のカバー170は、周知の通常の技法によって、第1のフレームワーク190の上に保持され、それは、第1のカバー170と第1のサスペンションシステム150との間に第1のパッディング160を保持する。
【0077】
1つの変形例では、公知でもあるように、第1のパッディングは、第1のサスペンションシステムの上に発泡体を適用することによって、単一のパーツから作製されることが可能であり、または、代替的に、第1のメインサポート110、第1の補助サポート120、および第1の2次サポート180の上にそれぞれ発泡されたいくつかのパーツから作製されることが可能である。
【0078】
図7から図9は、自動車の中に装着されることを意図した第2のシート200を示している。
【0079】
第2の自動車シート200は、スライドメカニズム12の上に装着される。第2のシート200は、第2のスクワブ204および第2のバックレスト202を含む。第2のスクワブ204は、第2のスクワブフレーム205を含む。第2のバックレスト202は、第2のフレーム290を含む。第2のフレーム290は、軸線18の周りに枢動可能に、第2のスクワブフレーム205の上に装着されており、軸線18は、図示されている実施形態では、第2の長手方向X2および第2の高度方向Z2に対して垂直の第2の横断方向Y2に沿って延在している。これを行うために、ヒンジメカニズム20が、第2のスクワブフレーム205と第2のフレーム290との間に配置されている。
【0080】
第2のスクワブフレーム205は、前方足部24および後方足部26を介して、移動可能セクション22(スライドまたはオス型セクションとも呼ばれる)の上に装着されている。スライドメカニズム12は、移動可能セクション22および固定セクション28を含む。それぞれの移動可能セクション22は、スライドメカニズム12の2つのスライドのうちの一方の中の固定セクション28のうちの1つと協働する。それぞれの固定セクション28は、自動車のフロアに取り付けられることを意図している。
【0081】
第2のシート200は、示されている実施形態では、マニュアル制御エレメント(図示せず)(ヨークと呼ばれる)を含み、マニュアル制御エレメント32は、スライドメカニズム12のスライド可能なアンロック/ロックを制御するように構成されている。このマニュアル制御エレメントは、とりわけ、それぞれの固定セクション28に対する移動可能セクション22のスライドを停止させるためのシステムを解放/ブロックすることを可能にする。停止システムが解放されると、マニュアル制御エレメントは、移動可能セクション22がそのそれぞれの固定セクション28に対してスライドすること(換言すれば、第2のシート200がフロアに対して第2の長手方向X2にスライドすること)を引き起こすために使用されることも可能である。固定セクション28および移動可能セクション22は、一般的に、金属製である。
【0082】
代替的に、固定セクション28に対する第2の長手方向X2に沿った移動可能セクション22の並進(換言すれば、フロア30に対する第2のシート200の移動)は、アクチュエーターによって制御されることが可能である。
【0083】
示されている実施形態では、第2のシート202は、ヘッドレストを含むことも可能であり、ヘッドレストは、ロッドを提供されたヘッドレストフレームを含み、ロッドは、第2の長手方向X2に対して垂直の第2の高度方向Z2に沿って、第2のフレーム290の上にスライド可能に装着されている。
【0084】
下記では、第2のシート200の第2のバックレスト202が、より詳細に説明される。
【0085】
とりわけ図7から図9に示されているように、第2のバックレスト202は、第2のフレーム290、第2のサスペンションシステム250、第2のパッディング、および第2のカバー(図示せず)を本質的に含む。
【0086】
第2のサスペンションシステム250は、第2のメインサポート210、第2の補助サポート220、第2の2次サポート280、および第2の構造的コア240を含む。
【0087】
第2のメインサポート210は、単一ピースであり、第2のメインプレート212および第2のメイン弾性インターロッキングエレメント217(または、第2のメインクリップ)を含む。第2のメイン弾性インターロッキングエレメント217は、(同じ成形作業の間に)第2のメインプレート222と同じパーツから取得される。第2のメインプレート212は、第2の前方主面218および第2の後方主面219を有している。第2のメインプレート212は、実質的に平面的であり、一定の厚さのものであり、第2の長手方向X2に実質的に垂直に延在している。第2のメインプレート212は、第2の上側主縁部213と第2の下側主縁部214との間において、第2の高度方向Z2に沿って延在している。第2のメインプレート212は、第1の側部にある第2の主縁部215aと第2の側部にある第2の主縁部215bとの間において、第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の上側主縁部213および第2の下側主縁部214は、実質的に第2の横断方向Y2に沿って延在している。第1の側部にある第2の主縁部215a、および、第2の側部にある第2の主縁部215bは、実質的に第2の高度方向Z2に沿って延在している。したがって、第2のメインプレート212は、実質的に長方形である。
【0088】
第2の補助サポート220は、単一ピースであり、第2のメインサポート210とは別個になっている。第2の補助サポート220は、第2の補助プレート222、第2の中央弾性インターロッキングエレメント227(または、第2の補助クリップ)、および第2の横方向弾性インターロッキングエレメント237(または、第2の横方向クリップ)を含む。第2の中央弾性インターロッキングエレメント227および第2の横方向弾性インターロッキングエレメント137は、(同じ成形作業の間に)第2の追加的なプレート222と同じパーツから取得される。第2の補助プレート222は、第2の前方補助面228および第2の後方補助面229を有している。第2の補助プレート222は、第2の中央部分221と、第1の側部にある第2の横方向部分231aと、第2の側部にある第2の横方向部分231bとを有している。第2の中央プレートは、第2の上側中央縁部223と第2の下側中央縁部224との間において、第2の高度方向Z2に沿って延在している。第2の中央部分221は、第1の側部にある第2の境界230aと第2の側部にある第2の境界230bとの間において、第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の上側中央縁部223および第2の下側中央縁部224は、実質的に第2の横断方向Y2に沿って延在している。
【0089】
第2の中央部分221は、第2のメインプレート212に隣接している。第2の下側中央縁部224は、第2の上側主縁部213に対向している。第2の中央部分221は、第2のメインプレート212の延長線上に延在している。第1の側部にある第2の境界230aは、第2の高度方向Z2において、第1の側部にある第2の主縁部215aの延長線上に延在しており、第2の側部にある第2の境界230bは、高度方向Z2に沿って、第2の側部にある第2の主縁部215bの延長線上に延在している。第2の中央部分221は、実質的に長方形である。
【0090】
第2の横方向部分231aは、第1の側部にある第2の境界230aから、第1の側部にある第2の主縁部215aを越えて位置付けされている第1の側部にある第2の外側縁部236aまで、第2の横方向Y2に沿って延在している。第1の側部にある第2の横方向部分231aは、第1の側部にある第2の上側縁部233aから、第1の側部にある第2の下側縁部234aまで、第2の高度方向Z2に沿って延在している。第1の側部にある第2の上側縁部233aは、第2の上側中央縁部213の延長線上に第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の下側中央縁部224は、第2の上側中央縁部223と第1の側部にある第2の下側縁部234aとの間に位置付けされており、換言すれば、第1の側部にある第2の横方向部分231aは、第2の中央部分221よりも低く降下している。そのうえ、第2の高度方向Z2において、第2の上側主縁部213は、第2の下側中央縁部224と第1の側部にある第2の下側縁部234aとの間に位置付けされており、換言すれば、第1の側部にある第2の横方向部分231aは、第1の側部にある第2の主縁部215aに対向して延在する第1の側部にある第2の内側縁部235aを有している。好ましくは、第1の側部にある第2の内側縁部235aと第1の側部にある第2の主縁部215aとの間の間隔は、5ミリメートルから5センチメートルの間にある。図示されている実施形態では、第1の側部にある第2の下側縁部234aは、第2の高度方向Z2に沿って、第2の下側主縁部214と実質的に同じレベルにある。換言すれば、第1の側部にある第2の内側縁部235aは、第1の側部にある第2の主縁部215aのすべてに沿って、第2の主縁部215aに対向して延在している。
【0091】
第2のサスペンションシステム250は、第2の横断方向Y2に対して垂直に延在する対称平面P2を有している。とりわけ、第2のメインサポート210、第2の補助サポート、および第2の構造的コア240は、第2の対称平面P2に関して対称的である。
【0092】
第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の側部にある第2の境界230bから、第2の側部にある第2の主縁部215bを越えて位置付けされている第2の側部にある第2の外側縁部236bまで、第2の横方向Y2に沿って延在している。第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の側部にある第2の上側縁部233bから、第2の側部にある第2の下側縁部234bまで、第2の高度方向Z2に沿って延在している。第2の側部にある第2の上側縁部233bは、第2の上側中央縁部213の延長線上に第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の下側中央縁部224は、第2の上側中央縁部223と第2の側部にある第2の下側縁部234bとの間に位置付けされており、換言すれば、第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の中央部分221よりも低く降下している。そのうえ、第2の高度方向Z2において、第2の上側主縁部213は、第2の下側中央縁部224と第2の側部にある第2の下側縁部234bとの間に位置付けされており、換言すれば、第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の側部にある第2の主縁部215bに対向して延在する第2の側部にある第2の内側縁部235bを有している。好ましくは、第2の側部にある第2の内側縁部235bと第2の側部にある第2の主縁部215bとの間の間隔は、5ミリメートルから5センチメートルの間にある。図示されている実施形態では、第2の側部にある第2の下側縁部234bは、第2の高度方向Z2に沿って、第2の下側主縁部214と実質的に同じレベルにある。換言すれば、第2の側部にある第2の内側縁部235bは、第2の側部にある第2の主縁部215bのすべてに沿って、第2の主縁部215bに対向して延在している。
【0093】
第2の補助サポート220は、第2の上側中央縁部223と、第1の側部にある第2の下側縁部234aおよび第2の側部にある第2の下側縁部234bによって画定される第2の下側補助縁部との間において、第2の高さH2にわたって、第2の高度方向Z2に沿って延在している。
【0094】
とりわけ図8および図9に示されているように、第2のメイン弾性インターロッキングエレメント217は、第1の側部にある第2の主縁部215aおよび第2の側部にある第2の主縁部215bに沿って、第2の主面219の上に配置されている。第2の中央インターロッキングエレメント227は、第1の側部にある第2の境界230aおよび第2の側部にある第2の境界230bの近くにおいて、第2の中央部分221の中に、第2の前方補助面228の上に配置されている。第2の横方向弾性インターロッキングエレメント237は、第2の後方補助面229の上に配置されている。
【0095】
第2のメインプレート212は、第1の側部にある第2の凹部211aを有しており、第1の側部にある第2の縁部215aは、第1の横断方向Y2に沿って凹部を形成しており、また、第2のメインプレート212は、第2の側部にある第1の凹部211bを有しており、第2の側部縁部215bは、第2の横断方向Y2に凹部を形成している。第1の側部にある第2の横方向部分231aは、第1の側部にある第2のフランジ232aを有しており、それは、第2の横断方向Y2において第2のメインプレート212に向けて突出しており、第1の側部にある第2の凹部211aの中へ挿入されている。第1の側部にある第2のフランジ232aは、第2の横方向弾性インターロッキングエレメント237のうちの1つを担持している。第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の側部にある第2のフランジ232bを有しており、それは、第2の横断方向Y2において第2のメインプレート212に向けて突出しており、第2の側部にある第2の凹部211bの中へ挿入されている。第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の横方向弾性インターロッキングエレメント237のうちの1つを担持している。
【0096】
第2のメインサポート210、第2の補助サポート220、および第2の2次サポート280は、好ましくは、プラスチック材料から作製されている。
【0097】
第2の構造的コア240は、第2の上側構造端部243と第2の下側構造端部244との間において、第2の高度方向Z2に沿って延在している。第2の構造的コア240は、第2の上側構造端部243および第2の下側構造端部244において、第2のフレーム290に取り付けられている。
【0098】
図示されている実施形態において、第2の構造的コア240は、より正確には、第2のワイヤー242を含む。第2のワイヤー242は、第1の側部にある第2のワイヤー部分242aと、第2の側部にある第2のワイヤー部分242bと、第2の下側ワイヤー部分242cとを含む。第1の側部にある第2のワイヤー部分242aおよび第2の側部にある第2のワイヤー部分242bは、実質的に第2の高度方向Z2に沿って延在している。第2の下側ワイヤー部分242cは、実質的に第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の下側ワイヤー部分242cは、第2の下側構造端部244まで延在している。第2の下側ワイヤー部分242cは、第1の側部にある第2のワイヤー部分242aと第2の側部にある第2のワイヤー部分242bとの間に延在しており、第1の側部にある第2のワイヤー部分242a、第2の下側ワイヤー部分242c、および、第2の側部にある第2のワイヤー部分242bが、第2の構造的コア240を構成する単一の第2のワイヤー242の3つの連続したパーツを形成するようになっている。
【0099】
第1の側部にある第2のワイヤー部分242aは、第1の側部にある第2の上側締結部分245aを有している。第1の側部にある第2の上側締結部分245aは、第2の横断方向Y2の周りに湾曲しており、したがって、第1の側部にある第2の上側締結部分245aは、フックを形成している。とりわけ図9に示されているように、第2の中央部分221は、第2の側部にある第2のボア225bを含み、それは、第2の後方主面219に対して少なくとも3センチメートルにわたって突き出ている。第2の上側構造端部243において、第1の側部にある第2の上側締結部分245aは、直線的であり、第1の側部にある第2のボア225aの中に受け入れられる。
【0100】
第2の側部にある第2のワイヤー部分242bは、第2の側部にある第2の上側締結部分245bを有している。第2の側部にある第2の上側締結部分245bは、第2の横断方向Y2の周りに湾曲しており、したがって、第2の側部にある第2の上側締結部分245aは、フックを形成している。とりわけ図9に示されているように、第2の中央部分221は、第2の側部にある第2のボア225bを含み、それは、第2の後方主面219に対して少なくとも3センチメートルにわたって突き出ている。第2の上側構造端部243において、第2の側部にある第2の上側締結部分245aは、直線的であり、第2の側部にある第2のボア225bの中に受け入れられる。
【0101】
第1の側部にある第2の上側締結部分245aおよび第2の側部にある第2の上側締結部分245bは、120度から180度の間で、好ましくは、約150度を超えて、第2の横断方向Y2の周りに湾曲している。
【0102】
第1の側部にある第2の上側締結部分245aの第2の上側構造端部243、および、第1の側部にある第2の上側締結部分245aの第2の上側構造端部243を密接に取り囲む第1の側部にある第2のボア225aは、第2のフレーム290の第1の側部にある第2の締結孔部295aの中に受け入れられている。第2の側部にある第2の上側締結部分245bの第2の上側構造端部243、および、第2の側部にある第2の上側締結部分245bの第2の上側構造端部243を密接に取り囲む第2の側部にある第2のボア225bは、第2のフレーム290の第2の側部にある第2の締結孔部295bの中に受け入れられている。
【0103】
第1の側部にある第2のワイヤー部分242aは、第1の側部にある第2の下側締結部分246aを有している。第1の側部にある第2の下側締結部分246aは、第1の側部にある第2の上側締結部分245aおよび第2の側部にある第2の上側締結部分245bと同じ方向に、80度から100度の間で、第2の下側構造端部244において第2の横断方向Y2の周りに湾曲している。第2の側部にある第2のワイヤー部分242bは、第2の側部にある第2の下側締結部分246bを有している。第2の側部にある第2の下側締結部分246bは、第1の側部にある第2の上側締結部分246aと同じ方向に、80度から100度の間で、第2の下側構造端部244において第2の横断方向Y2の周りに湾曲している。
【0104】
第1の側部にある第2のワイヤー部分242aは、第1の側部にある第2の上側締結部分245aと第1の側部にある第2の上側締結部分246aとの間に、第1の側部にある第2の保持部分248aを有している。第2の側部にある第2のワイヤー部分242bは、第2の側部にある第2の上側締結部分245bと第2の側部にある第2の下側締結部分246bとの間に、第2の側部にある第2の保持部分248bを有している。
【0105】
第2のメインサポート210は、第1の側部にある第2の主縁部215aに沿って配置されている第2の弾性インターロッキングエレメント217によって、第1の側部にある第2の保持部分248aに直接的に取り付けられており、また、第2の側部にある第2の主縁部215bに沿って配置されている第2の弾性インターロッキングエレメント217によって、第2の側部にある第2の保持部分248bに直接的に取り付けられている。
【0106】
第2の補助サポート220は、第2の構造的コア240に直接的に取り付けられている。より具体的には、第2の中央部分221は、第1の側部にある第2の境界線230aに沿って配置されている第2の弾性中央インターロッキングエレメント227によって、第1の側部にある第2の保持部分248aに直接的に取り付けられており、また、第2の側部にある第2の境界線230bの近くに配置されている第2の弾性中央インターロッキングエレメント227によって、第2の側部にある第2の保持部分248bに直接的に取り付けられている。第1の側部にある第2の横方向部分231aは、第2の弾性インターロッキングエレメント237のうちの1つを介して、第1の側部にある第2の保持部分248aに取り付けられている。第2の側部にある第2の横方向部分231bは、第2の弾性横方向のインターロッキングエレメント237のうちの1つを介して、第2の側部にある第2の保持部分248bに取り付けられている。
【0107】
第1の側部にある第2のワイヤー部分242a(とりわけ、第1の側部にある第2の保持部分248a)は、第2の側部にある第2のワイヤー部分242bに対して(とりわけ、第2の側部にある第2の保持部分248bに対して)、第2の距離D2(好ましくは、20センチメートルから50センチメートルの間にある)だけ、第2の横断方向Y2に沿って分離されている。
【0108】
第2のワイヤー242は、好ましくは、10平方ミリメートルから100平方ミリメートルの間に含まれる断面を有している。第2のワイヤー242は、好ましくは、スチール(通常、スプリングスチールと称される)から作製されている。
【0109】
第2の2次サポート280は、第2の2次プレート282および第2の2次弾性インターロッキングエレメント287(または、第2の2次クリップ)を含む。第2の2次弾性インターロッキングエレメント287は、(同じ成形作業の間に)第2の2次プレート282と同じパーツから取得される。第2の2次プレート282は、第2の前方2次面288および第2の後方2次面289を有している。
【0110】
第2の2次プレート282は、一定の厚さのものであり、湾曲している。第2の2次プレート282は、第2の上側2次縁部283と第2の後方2次縁部284との間において、第2の高度方向Z2および第2の長手方向X2に沿って延在している。第2の2次プレート282は、第1の側部にある第2の2次縁部285aと第2の側部にある第2の2次縁部285bとの間において、第2の横断方向Y2に沿って延在している。第2の上側2次縁部283および第2の後方2次縁部284は、実質的に第2の横断方向Y2に沿って延在している。第1の側部にある第2の2次縁部285aおよび第2の側部にある第2の2次縁部285bは、第2の上側2次縁部283から第2の後方2次縁部284まで第2の高度方向Z2に延在しており、次いで、第2の長手方向X2に向けて徐々に延在している。
【0111】
第2の上側2次縁部283は、第2の下側主縁部214に対向している。第2の2次プレート282は、第2のメインプレート212の延長線上に延在しており、第2のメインプレート210は、第2の高度方向Z2に沿って第2の2次プレート282と第2の補助プレート222との間に配置されている。
【0112】
第2の2次プレート282は、第2の下側構造端部244の近くにおいて第2の構造的コア240の形状に一致するように湾曲している。とりわけ、第2の2次プレート282は、第1の側部にある第2の下側締結部分246aおよび第2の側部にある第2の下側締結部分246bと接触している。
【0113】
第2の2次弾性インターロッキングエレメント287は、第2の後方2次面289の上に配置されている。第2の2次サポート280は、第2の2次弾性インターロッキングエレメント287によって、第1の側部にある第2の下側締結部分248aおよび第2の側部にある第2の下側締結部分248bに直接的に取り付けられている。代替的に、または、図示されている第2の2次弾性インターロッキングエレメント287に加えて、第2の2次サポート280は、同様の弾性インターロッキングエレメントによって、第2の下側ワイヤー部分242cに取り付けられることが可能である。
【0114】
とりわけ図9に示されているように、第2の2次サポート280は、第2の弾性締結タブ286をさらに組み込んでおり、第2の弾性締結タブ286は、第2の後方2次面289から突き出ており、第2の下側クロスメンバー296と協働し、第2の構造的コア240を第2のフレーム290に解放可能に固定する。
【0115】
第2のバックレスト202を生産するために、第2のメインサポート210、第2の補助サポート220、第2の構造的コア240、および第2の2次サポート280が作製される。次いで、第2のサスペンションシステム250が、第2のメインサポート210、第2の補助サポート220、および第2の2次サポート280を第2の構造的コア240の上に取り付けることによって作製される。次いで、第2のサスペンションシステム250が、第2のモジュールを形成し、そのエレメントのすべては互いに保持される。第2のサスペンションシステム250は、次いで、第2のフレーム290が製造されている場所へ容易に輸送されることが可能である。
【0116】
第2の構造的コア240、および、より一般的には、第2のサスペンションシステムが、次いで、(第1の側部にある第2の締結孔部295aおよび第2の側部にある第2の締結孔部295bの中へ第2の上側構造端部243を挿入することによって)第2のフレーム290の上に懸架される。次いで、2の下側構造端部244が、第2のフレーム290の第2の下側クロスメンバー296の下に係合される。第2の弾性締結タブ286が変形し、次いで、弾性的に戻り、第2の下側構造端部244を第2のフレーム290に取り付けるストップを形成する。
【0117】
次いで、第2のパッディングが、第2の前方主面218、第2の前方補助面228、および第2の前方2次面288の上に配置される。次いで、第2のパッディングが、第2のカバーによってカバーされ、第2のカバーは、周知の通常の技法によって、第2のフレーム290の上に保持され、それは、第2のカバー270と第2のサスペンションシステム250との間に第2のパッディング260を保持する。
【0118】
1つの変形例では、公知でもあるように、第2のパッディングは、第2のサスペンションシステムの上に発泡体を適用することによって、単一のパーツから作製されることが可能であり、または、代替的に、第2のメインサポート210、第2の補助サポート220、および第2の2次サポート280の上にそれぞれ発泡されたいくつかのパーツから作製されることが可能である。
【0119】
第2のメインサポート210は、第2のメインサポート110と幾何学的に同一である。換言すれば、第1のメインサポート110および第2のメインサポート210は、好ましくは、同じ金型で作製される。そのうえ、第2のメインサポート210は、好ましくは、第1のメインサポート110と同じ材料から作製されており、第1のメインサポート110および第2のメインサポート210は、技術的に区別できない。しかし、製造年月日または他の非技術的な相違に関するマーキングは、これらのパーツを随意的に区別することが可能である。
【0120】
第2の構造的コア240は、第1の構造的コア140と幾何学的におよび/または技術的に同一である。有利には、第1の構造的コア140および第2の構造的コア240は区別されない。
【0121】
図は、第2の2次サポート280と第1の2次サポート180との間の形状に関するいくつかのわずかな相違を示している可能性があるが、好ましくは、第2の2次サポートは、第1の2次サポート180と幾何学的におよび/または技術的に同一である。有利には、第1の2次サポート180および第2の2次サポート280は区別されない。
【0122】
第2のフレーム290は、第1のフレーム190と幾何学的におよび/または技術的に同一である。有利には、第1のフレーム190および第2のフレーム290は区別されない。
【0123】
第1の側部にある第2の下側縁部234aは、第1の側部にある第2のフランジ231aの一部であり、第1の側部にある凹部211aの中に位置付けされている。第2の側部にある第2の下側縁部234bは、第2の側部にある第2のフランジ231aの一部であり、第2の側部にある凹部212aの中に位置付けされている。第1の側部にある第1の下側縁部134aおよび第2の側部にある第1の下側縁部134bは、第1の高度方向Z1に沿って第1の下側主縁部114と実質的に同じレベルに位置付けされている。したがって、第2の高さH2は、20センチメートルから30センチメートルの間で、第1の高さH1よりも小さい。
【0124】
代替的に、第1の側部にある第2の下側縁部234aおよび第2の側部にある第2の下側縁部234bが第2の下側中央縁部224とおおよそ同じレベルにあることとなるという点において、第2のシートとは異なるシートが提供されることが可能である。
【0125】
別の変形例によれば、第2の補助プレート222が第1の側部にある第2の横方向部分231aまたは第2の側部にある第2の横方向部分232aを有することとならず、第2の補助プレート222が第2の中央部分221に制限されることとなるようになっているという点において、第2のシートとは異なるシートが提供されることが可能である。
【0126】
必要な場合には、たとえば、文献FR3-117-068A1に説明されているような第2のフレーム290に直接的に取り付けられており、第2のメインサポート210および第2の補助サポート220とともに第2のパッディング260を支持することに寄与し、または、文献FR3-117-068A1に説明されているように、専用のパッディングを直接的に装備している、他のサポートが提供されることが可能である。
【0127】
当然のことながら、本開示は、非限定的な図示によって説明されている実施形態に決して限定されない。したがって、必要な場合には、他の快適な機能が、第1のメインサポート110および第2のメインサポート210と関連付けられることが可能である。その理由は、それらがこれらの機能を果たすエレメントを受け入れることを可能にする形状を有するからである。とりわけ、1つもしくは複数のラウドスピーカー、および/または、1つもしくは複数の振動デバイス(「エキサイター」)、および/または、乗員の背中を加熱するための1つもしくは複数の抵抗ワイヤーが、第1のメインサポート110および第2のメインサポート210に取り付けられることが可能である。好ましくは、ラウドスピーカーおよび/または振動デバイスおよび/または抵抗ワイヤーは、一方では、第1のメインサポート110または第2のメインサポート210と第1のパッディング160または第2のパッディングとの間に配置されている。
【符号の説明】
【0128】
1 自動車
12 スライドメカニズム
18 軸線
20 ヒンジメカニズム
22 移動可能セクション
24 前方足部
26 後方足部
28 固定セクション
30 フロア
32 マニュアル制御エレメント
34 ヘッドレスト
100 第1のシート
102 第1のバックレスト
104 第1のスクワブ
105 第1のスクワブフレーム
110 第1のメインサポート
111a 第1の側部にある第1の凹部
111b 第2の側部にある第1の凹部
112 第1のメインプレート
113 第1の上側主縁部
114 第1の下側主縁部
115a 第1の側部にある第1の主縁部
115b 第2の側部にある第1の主縁部
117 第1のメイン弾性インターロッキングエレメント
118 第1の前方主面
119 第1の後方主面
120 第1の補助サポート
121 第1の中央部分
122 第1の補助プレート
123 第1の上側中央縁部
124 第1の下側中央縁部
125a 第1の側部にある第1のボア
125b 第2の側部にある第1のボア
127 第1の中央弾性インターロッキングエレメント
128 第1の前方補助面
129 第1の後方補助面
130a 第1の側部にある第1の境界
130b 第2の側部にある第1の境界
131a 第1の側部にある第1の横方向部分
131b 第2の側部にある第1の横方向部分
132a 第1の側部にある第1のフランジ
132b 第2の側部にある第1のフランジ
133a 第1の側部にある第1の上側縁部
133b 第2の側部にある第1の上側縁部
134a 第1の側部にある第1の下側縁部
134b 第2の側部にある第1の下側縁部
135a 第1の側部にある第1の内側縁部
135b 第2の側部にある第1の内側縁部
136a 第1の側部にある第1の外側縁部
136b 第2の側部にある第1の外側縁部
137 第1の横方向弾性インターロッキングエレメント
140 第1の構造的コア
142 第1のワイヤー
142a 第1の側部にある第1のワイヤー部分
142b 第2の側部にある第1のワイヤー部分
142c 第1の下側ワイヤー部分
143 第1の上側構造端部
144 第1の下側構造端部
145a 第1の側部にある第1の上側締結部分
145b 第2の側部にある第1の上側締結部分
146a 第1の側部にある第1の下側締結部分
146b 第2の側部にある第1の下側締結部分
148a 第1の側部にある第1の保持部分
148b 第2の側部にある第1の保持部分
150 第1のサスペンションシステム
160 第1のパッディング
170 第1のカバー
180 第1の2次サポート
182 第1の2次プレート
183 第1の上側2次縁部
184 第1の後方2次縁部
185a 第1の側部にある第1の2次縁部
185b 第2の側部にある第1の2次縁部
186 第1の弾性締結タブ
187 第1の2次弾性インターロッキングエレメント
188 第1の前方2次面
189 第1の後方2次面
190 第1のフレーム
195a 第1の側部にある第1の締結孔部
195b 第2の側部にある第1の締結孔部
196 第1の下側クロスメンバー
200 第2のシート
202 第2のバックレスト
204 第2のスクワブ
205 第2のスクワブフレーム
210 第2のメインサポート
211a 第1の側部にある第2の凹部
211b 第2の側部にある第2の凹部
212 第2のメインプレート
213 第2の上側主縁部
214 第2の下側主縁部
215a 第1の側部にある第2の主縁部
215b 第2の側部にある第2の主縁部
217 第2のメイン弾性インターロッキングエレメント
218 第2の前方主面
219 第2の後方主面
220 第2の補助サポート
221 第2の中央部分
222 第2の補助プレート
223 第2の上側中央縁部
224 第2の下側中央縁部
225a 第1の側部にある第2のボア
225b 第2の側部にある第2のボア
227 第2の中央弾性インターロッキングエレメント
228 第2の前方補助面
229 第2の後方補助面
230a 第1の側部にある第2の境界
230b 第2の側部にある第2の境界
231a 第1の側部にある第2の横方向部分
231b 第2の側部にある第2の横方向部分
232a 第1の側部にある第2のフランジ
232b 第2の側部にある第2のフランジ
233a 第1の側部にある第2の上側縁部
233b 第2の側部にある第2の上側縁部
234a 第1の側部にある第2の下側縁部
234b 第2の側部にある第2の下側縁部
235a 第1の側部にある第2の内側縁部
235b 第2の側部にある第2の内側縁部
236a 第1の側部にある第2の外側縁部
236b 第2の側部にある第2の外側縁部
237 第2の横方向弾性インターロッキングエレメント
240 第2の構造的コア
242 第2のワイヤー
242a 第1の側部にある第2のワイヤー部分
242b 第2の側部にある第2のワイヤー部分
242c 第2の下側ワイヤー部分
243 第2の上側構造端部
244 第2の下側構造端部
245a 第1の側部にある第2の上側締結部分
245b 第2の側部にある第2の上側締結部分
246a 第1の側部にある第2の下側締結部分
246b 第2の側部にある第2の下側締結部分
248a 第1の側部にある第2の保持部分
248b 第2の側部にある第2の保持部分
250 第2のサスペンションシステム
260 第2のパッディング
270 第2のカバー
280 第2の2次サポート
282 第2の2次プレート
283 第2の上側2次縁部
284 第2の後方2次縁部
285a 第1の側部にある第2の2次縁部
285b 第2の側部にある第2の2次縁部
286 第2の弾性締結タブ
287 第2の2次弾性インターロッキングエレメント
288 第2の前方2次面
289 第2の後方2次面
290 第2のフレーム
295a 第1の側部にある第2の締結孔部
295b 第2の側部にある第2の締結孔部
296 第2の下側クロスメンバー
D1 第1の距離
D2 第2の距離
H1 第1の高さ
H2 第2の高さ
L 長さ
P1 対称平面
P2 対称平面
X1 第1の長手方向
X2 第2の長手方向
Y1 第1の横断方向
Y2 第2の横断方向
Z1 第1の高度方向
Z2 第2の高度方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【外国語明細書】