(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024097068
(43)【公開日】2024-07-17
(54)【発明の名称】特定の胃腸部位での制御放出の剤形
(51)【国際特許分類】
A61K 9/24 20060101AFI20240709BHJP
A61K 45/06 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
A61K9/24
A61K45/06
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024072895
(22)【出願日】2024-04-26
(62)【分割の表示】P 2022061972の分割
【原出願日】2018-01-25
(31)【優先権主張番号】201710057401.4
(32)【優先日】2017-01-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
(71)【出願人】
【識別番号】517420511
【氏名又は名称】トリアステック インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】チェン センピン
(72)【発明者】
【氏名】シャオリン リー
(72)【発明者】
【氏名】デン フェイファン
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ ジュアン
(57)【要約】
【課題】特定の胃腸部位での制御放出の剤形を提供すること
【解決手段】 特定の胃腸部位での制御放出の剤形が提供されるところのものである。剤形は、第1及び第2の区画を画定するシェルと、第1の区画内に充填された第1の活性医薬成分(API)と、第2の区画内に充填された第2のAPIと、を含み、第1のAPI及び第2のAPIは同じであっても異なっていてもよい。シェルは、第1の胃腸部位で溶ける第1の材料と、第2の胃腸部位で溶ける第2の材料と、を含むものである。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬物剤形であって、
第1の区画、第2の区画及び第3の区画を画定するシェルであって、ここで、前記シェルが、
第1の胃腸部位で溶ける第1の材料と、
第2の胃腸部位で溶ける第2の材料と、
第3の胃腸部位で溶ける第3の材料と、
を含む、シェルと、
前記第1の区画内に充填された第1のAPIと、
前記第2の区画内に充填された第2のAPIと、
前記第3の区画内に充填された第3のAPIと、
を含み、
ここで、前記第1の材料が前記第1の区画を形成し、前記第2の材料が前記第2の区画を形成し、そして前記第3の材料が前記第3の区画を形成し、
ここで、前記第2の区画が前記第1の区画内に位置し、そしてここで、前記第2の区画が、前記第1のAPIの内側に位置し、
ここで、前記第3の区画が前記第2の区画内に位置し、そしてここで、前記第3の区画が、前記第2のAPIの内側に位置し、
ここで、前記第1の胃腸部位が、胃であり、前記第2の胃腸部位が、小腸であり、そして前記第3の胃腸部位が、結腸である、
薬物剤形。
【請求項2】
前記第1のAPI、前記第2のAPI、及び前記第3のAPIが同じである、請求項1のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項3】
前記第1のAPI、前記第2のAPI、及び前記第3のAPIのうちの少なくとも2つが異なる、請求項1に記載の薬物剤形。
【請求項4】
前記小腸の部位が、十二指腸、空腸及び/又は回腸を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項5】
前記第1の材料が胃溶性材料であり、かつ/又は前記第2の材料が小腸溶性材料であり、かつ/又は前記第3の材料が結腸溶性材料である、請求項1~4のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項6】
前記第1の区画及び/又は前記第2の区画及び/又は前記第3の区画が、独立して、パイ形状、円錐形状、角錐形状、円筒形状、立方体又は立方体様形状、三角柱形状、多角柱形状、四面体、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される形状として構成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項7】
前記第1のAPI及び/又は前記第2のAPI及び/又は前記第3のAPIが、独立して、局所麻酔薬、抗てんかん薬、抗痙攣薬、疼痛管理薬、睡眠障害薬、抗アルツハイマー病薬、鎮痛薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗不整脈薬、利尿薬、肝疾患を治療するための薬物、膵疾患を治療するための薬物、胃腸疾患を治療するための薬物、CNS疾患を治療するための薬物、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、グルココルチコイド薬、ホルモン薬、避妊薬、血糖降下薬、抗骨粗鬆症薬、抗生物質、スルホンアミド、キノロン、合成抗菌薬、抗結核薬、抗ウイルス薬、抗新生物薬、免疫調節薬、動物薬、化粧活性剤、栄養剤、化学試薬、漢方薬、及び漢方薬の抽出物からなる群から選択される、請求項1~6のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項8】
前記第1の材料及び/又は前記第2の材料及び/又は前記第3の材料が熱可塑性材料である、請求項1~7のいずれか1項に記載の薬物剤形。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の薬物剤形を作製する方法であって、ここで、前記方法は、前記薬物剤形を三次元印刷することを含む、方法。
【請求項10】
前記三次元印刷することが、溶融された材料及び溶融されたAPIを連続的に押し出して、対応する薬物剤形構造を形成することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも約10,000の前記薬物剤形を含む薬物剤形のバッチを前記方法が作製する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
前記薬物剤形のバッチの少なくとも約80%が、印刷均一性、層厚さの精度、層表面積の精度、層APIの質量分率の精度、薬物剤形形状の精度、薬物剤形サイズの精度、薬物剤形重量の精度、APIの量の精度、及びAPI放出プロファイルの精度から選択される1つ以上の所定の特性を有する、請求項11に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年1月26日出願の中国特許出願第201710057401.4号の優先権を主張するものである。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、特定の胃腸部位で薬物を放出することができる薬物剤形に関する。
【背景技術】
【0003】
医薬品は、使用目的で販売するために剤形に製造されなければならない。薬物剤形は、特定の経路又は特定の放出部位で投与する目的で使用される、錠剤、カプセル剤、注射剤など、薬物の特定の構成である。剤形の経路及び放出部位に応じて、薬物は異なる効果を示し得る。剤形のカテゴリとしては、剤形の状態に従って、液体剤形(例えば、液剤、シロップ剤、エリキシル剤、懸濁剤、及び乳剤)、固体剤形(例えば、錠剤、カプセル剤、カプレット剤、及びゲルキャップ剤)、及び半固体剤形(例えば、軟膏剤及び坐剤)が挙げられる。全ての剤形の中で、安定性が高く、持ち運びが容易であることから、固体剤形は、全体の70%超を占めており、使用及び新規薬物開発において最初の選択肢となっている。
【0004】
経口経路は、固体剤形に対して最も一般的な経路であり、この経路では、剤形は経口投与され、胃腸管に吸収されて、循環に入り、組織内に分配されて効果を生じる。経口投与された薬物が通過しなければならない胃腸管は、胃、小腸、及び大腸の3つの部分からなる。胃は、消化管の大部分を占めており、食道に接続する噴門、十二指腸に接続する幽門、及び噴門と幽門との間にある胃の本体を含む。胃は、胃の中にある内容物の腸への輸送を制御する。胃の表面に絨毛がないことに起因して、胃は、いくつかの酸性薬物を除いたほとんどの薬物に対して、限られた吸収面積及び貧弱な吸収性を有する。小腸は、十二指腸空腸及び回腸からなる。小腸は、薬物の主要吸収部位であり、また活性薬物輸送の特定部位でもある。小腸流体のpHは約5~7.5であり、これは、弱アルカリ性薬物の吸収に最良の環境である。大腸は、盲腸、結腸、及び直腸からなる。大腸は、小腸と比較して短く厚いだけでなく、表面粘膜上にしわのみを有して絨毛を有しない。大腸の有効吸収面積は、小腸の有効吸収面積よりもはるかに小さい。大腸の薬物吸収もまた、小腸の薬物吸収よりも悪い。胃及び小腸において遅い吸収速度を有するいくつかの経口投与された薬物のみが、大腸において吸収される。
【0005】
胃腸管において吸収された後、薬物は、肝臓において部分的に代謝される。その後、薬物及びその代謝物(metaoblites)は、胆汁、腎臓、及び他の経路を通って排泄される。
投与部位から体循環に到達する前に、薬物は、胃腸管、胃腸壁、及び肝臓内で代謝及び分解し、その結果、身体に入る薬物の相対量を減少させる。したがって、多くの経口薬物は、低い生物学的利用能の問題を有する。従来の用量で患者に投与されると、吸収後の体循環への薬物は、有効な治療を達成しないか、又は薬力学的効果を発揮しない恐れがある。1つの解決策は、有効量の薬物が吸収されることを確実にするために薬物の用量を増加させることである。しかしながら、このアプローチは、薬学的調製プロセスに対する課題を提起するだけでなく、薬物の副作用及び貧弱な患者コンプライアンスのリスクも増加させる。一方、薬物の作用部位が胃腸管内にある場合、経口投与は、理論的に薬物の生物学的利用能を増加させることができる。しかしながら、胃腸管の様々な部分における薬物の異なる保持及び吸収効率に起因して、滞留時間は、体内の環境によって大きく影響される。したがって、経口薬物は、依然として、胃腸管の特定部分(例えば、結腸)での低い局所
薬物濃度、及び低い生物学的利用能の問題を有する。したがって、生物学的利用能を改善するための新しい薬物剤形を設計する必要がある。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、異なる胃腸管環境下において放出速度及び放出時間を制御することができる剤形の設計に関するものであり、したがって、薬物を特定の胃腸部位で放出及び吸収させ、薬物の生物学的利用能を増加させることができる。
【0007】
一態様では、本開示は、第1の区画及び第2の区画を画定するシェルであって、上記シェルが、第1の胃腸部位で溶ける第1の材料と、第2の胃腸部位で溶ける第2の材料と、を含む、シェルと、第1の区画に充填された第1の活性医薬成分(API)と、第2の区画に充填された第2の活性医薬成分(active pharmaloaded ingredient)と、を含む、薬物剤形を提供する。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1の胃腸部位は、第2の胃腸部位と同じである。いくつかの実施形態では、第1の胃腸部位は、第2の胃腸部位と異なる。
【0009】
いくつかの実施形態では、第1のAPIは、第2のAPIと同じである。いくつかの実施形態では、第1のAPIは、第2のAPIと異なる。
【0010】
いくつかの実施形態では、第1又は第2の胃腸部位は、胃、小腸、又は大腸である。いくつかの実施形態では、第1又は第2の胃腸部位は、十二指腸空腸又は回腸である。いくつかの実施形態では、第1又は第2の胃腸部位は、盲腸、結腸、又は直腸である。
【0011】
いくつかの実施形態では、第1の区画は、第1の材料によって形成される。いくつかの実施形態では、第2の区画は、第2の材料によって形成される。
【0012】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は、熱可塑性材料である。いくつかの実施形態では、第1又は第2の材料は、EUDRAGIT(登録商標)E、EUDRAGIT(登録商標)L、EUDRAGIT(登録商標)S、EUDRAGIT(登録商標)FS、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドンとポリビニルアセテートとのコポリマー(コポビドン)、クロスポビドン、ポリビニルアセテートエステル及びポビドン混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、エチルアクリレート、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレート、メチルメタクリレートとメチルアクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレートとメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとモノメタクリレートエステルとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとのコポリマー、メチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、メタクリル酸トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマーのエチルアクリレート/メチルメタクリレート/クロライド、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートホルメート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレートとジエチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ポリアクリル酸メチルエステルポリメチルメタクリレートとポリメタクリル酸とのコポリマー、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタムとポリビニルアセテートとポリエチレングリコールグラフトとのコポリマー、ポリブチルメタクリレートとポリ-N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレートとポリメチルメタクリレートとのコポリマー、ポリビニルアルコール
、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(ポロキサマー)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレートとポリメチルメタクリレートとポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートとのコポリマー、ポリエチレンとポリビニルアセテートとのコポリマー、キトサン、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0013】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は、胃溶性材料である。いくつかの実施形態では、胃溶性材料は、EUDRAGIT(登録商標)E、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドンとポリビニルアセテート(コポビドン)とのコポリマー、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸のコポリマー、アミノメタクリル酸のコポリマー、メタクリル酸エステルのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルアクリレートコポリマー、メタクリル酸とエチルアクリレートとのコポリマー、メタクリル酸とモノブチルアクリレートとのコポリマー、アクリル酸とエチルメタクリレートモノメタクリレートのコポリマー、エチルアクリレートとモノメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマートリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコールとポリビニルアルコールとのコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(poise Losham)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0014】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は、小腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、小腸溶性材料は、EUDRAGIT(登録商標)L、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー
、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートエステルとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒプロメロースアンバー酸エステル、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0015】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は、大腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、大腸溶性材料は、EUDRAGIT(登録商標)S又はEUDRAGIT(登録商標)FS、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルアクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルローススクシネート、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0016】
いくつかの実施形態では、シェルは、不溶性材料を更に含む。いくつかの実施形態では、不溶性材料は、EUDRAGIT(登録商標)RL、EUDRAGIT(登録商標)RS、ポリビニルアセテート及びポビドン混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルメタクリレートコポリマー、エチルメタクリレート-コ-メタクリル酸コポリマー、ブチルアクリレート-モノブチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレート-モノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート-メチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレートとジエチルアミノエチルメチルメタクリル酸エステルとのコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリル酸コポリマー、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサンアルカン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0017】
いくつかの実施形態では、不溶性材料は、第1又は第2の材料と共に第1又は第2の区画を形成する。いくつかの実施形態では、第1又は第2の区画は、第1又は第2の材料によって覆われた開口部を有し、不溶性材料は、開口部を除いた第1又は第2の区画の残りの部分を形成する。
【0018】
いくつかの実施形態では、第1の材料は第1の区画を形成し、第2の区画は第2の区画を形成し、第1の材料は第3の区画を更に形成し、第2の材料(scond material)は第
3の区画内に位置する。特定の実施形態では、第1の区画は第3の区画と同じである。いくつかの実施形態では、第1の区画及び第3の区画は、独立した別個の区画(compatments)である。いくつかの実施形態では、第1の材料は第1の区画を形成し、第2の材料は
第2の区画を形成し、第1のAPIは第3の区画を形成し、第2の材料は第3の区画内に位置する。
【0019】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の区画は、パイ形状、円錐形状、角錐形状、円筒形状、立方体又は立方体様形状、三角柱又は多角柱形状、四面体、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される形状として構成されている。いくつかの実施形態では、区画はパイ形状及び開口部を有し、開口部は、胃溶性、小腸溶性、又は結腸溶性材料によって覆われ、不溶性材料は、開口部を除いた第1の区画の残りの部分を形成する。
【0020】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は第3のAPIを更に含み、シェルは第3の区画を更に画定し、シェルは、第3の胃腸部位内で溶ける第3の材料を更に含み、第3のAPIは第3の区画内に充填される。いくつかの実施形態では、第3の胃腸部位は第1又は第2の胃腸部位と同じである。いくつかの実施形態では、第3の胃腸部位は第1及び第2の胃腸部位と異なる。いくつかの実施形態では、第1、第2、及び第3のAPIは同じである。いくつかの実施形態では、第1、第2、及び第3のAPIは、互いに異なる。いくつかの実施形態では、第1の材料は胃溶性材料であり、第2の材料は小腸溶性材料であり、第3の材料は大腸材料である。いくつかの実施形態では、第1の材料は第1の区画を形成し、第2の材料は第2の区画を形成し、第3の材料は第3の区画を形成する。いくつかの実施形態では、第1の材料は第4の区画を更に形成し、第2の材料は第4の区画内に位置する。いくつかの実施形態では、第1のAPIは第4の区画を形成し、第2の材料は第4の区画内に位置する。いくつかの実施形態では、第1の材料は、第4の区画及び第5の区画を更に形成し、第2の材料は第4の区画内に位置し、第3の材料は第5の区画内に位置する。いくつかの実施形態では、第1のAPIは、第4の区画及び第5の区画を形成し、第2の材料は第4の区画内に位置し、第3の材料は第5の区画内に位置する。いくつかの実施形態では、第1のAPIは第4の区画を形成し、第2のAPIは第5の区画を形成し、第2の材料は第4の区画内に位置し、第3の材料は第5の区画内に位置する。いくつかの実施形態では、第1、第2、及び第3の材料は並置されている。いくつかの実施形態では、シェルは不溶性材料を更に含み、不溶性材料は、第1、第2、及び第3の材料に取り付けられている。
【0021】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は、第1の区画、第2の区画、及び第3の区画を画定するシェルを含み、第1、第2、及び第3の区画はパイ形状を有し、第1の区画は、第1の胃腸部位内で溶ける第1の材料によって覆われた第1の開口部を有し、第2の区画は、第2の胃腸部位内で溶ける第2の材料によって覆われた第2の開口部を有し、第3の区画は、第3の胃腸部位内で溶ける第3の材料によって覆われた第3の開口部を有し、不溶性材料は、第1、第2、及び第3の開口部を除いた第1、第2、及び第3の区画の残りの部分を形成する。いくつかの実施形態では、第1の材料は胃溶性材料であり、第2の材料は小腸溶性材料であり、第3の材料は大腸溶性材料である。
【0022】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は、空洞を画定する円筒形シェルであって、円筒形シェルは上端及び下端を有し、円筒形シェルは不溶性材料によって形成され、上端及び下端は、第1の胃腸部位内で溶ける第1の材料によって覆われている、円筒形シェルと、第1及び第2のAPIであって、両方とも空洞内に充填されており、第1及び第2のAPIは、第2の胃腸部位内で溶ける第2の材料によって分離され、第1の材料、第1のAPI
、第2の材料、及び第2の材料は多層構造として構成されている、第1及び第2のAPIと、を含む。いくつかの実施形態では、第1の材料は胃溶性材料であり、第2の材料は大腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、第1の材料は、大腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、第1の材料は、結腸溶性材料である。
【0023】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のAPIは、局所麻酔薬、抗てんかん薬及び抗痙攣薬、疼痛管理薬、睡眠障害薬、抗アルツハイマー病薬、鎮痛薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗不整脈薬、利尿薬、肝疾患を治療するための薬物、膵疾患を治療するための薬物、胃腸疾患を治療するための薬物、CNS疾患を治療するための薬物、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、グルココルチコイド薬、ホルモン薬及び避妊薬、血糖降下薬、抗骨粗鬆症薬、抗生物質、スルホンアミド、キノロン、及び他の合成抗菌薬、抗結核薬、抗ウイルス薬、抗新生物薬、免疫調節薬、動物薬、化粧活性剤、栄養剤、化学試薬、漢方薬、及び漢方薬の抽出物からなる群から選択される。
【0024】
別の態様では、本開示は、第1の粒子であって、第1の粒子が、第1のコーティングによって包まれた第1のAPIを含み、第1のコーティングが、第1の厚さを有し、第1の胃腸部位で溶解して第1のAPIを放出する、第1の粒子と、第2の粒子であって、第2の粒子が、第2のコーティングによって包まれた第2のAPIを含み、第2のコーティングが、第2の厚さを有し、第2の胃腸部位で溶解して第2のAPIを放出する、第2の粒子と、第3の粒子であって、第3の粒子が、第3のコーティングによって包まれた第3のAPIを含み、第3のコーティングが、第3の厚さを有し、第3の胃腸部位で溶解して第3のAPIを放出する、第3の粒子と、区画を画定するシェルであって、第1、第2、及び第3の粒子が、区画内に位置する、シェルと、を含む、薬物剤形を提供する。
【0025】
いくつかの実施形態では、第1、第2、又は第3のコーティングは、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドン-ポリビニルアセテートコポリマー(コポビドン)、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメチルアクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、エチルアクリレート、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸とメチルアクリレートとのコポリマー、エチルメタクリレートコポリマー、ブチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、メチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(ポロキサマー)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールアルコールサクシネート、ポ
リジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー及びシェルポリ糖、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される材料によって形成されている。
【0026】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のコーティングの厚さは、0.05mm~10mmである。
【0027】
いくつかの実施形態では、第1のAPI、第2のAPI、及び第3のAPIは同じである。いくつかの実施形態では、第1のAPI、第2のAPI、及び第3のAPIは、互いに異なる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0029】
【
図2】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0030】
【
図3A】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0031】
【
図3B】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0032】
【
図4】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0033】
【
図5】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0034】
【
図6】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0035】
【
図7】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0036】
【
図8】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0037】
【
図9】特定の胃腸部位での制御放出の例示的な薬物剤形を示す。
【0038】
【
図10】pH6.6のリン酸塩溶液及びpH7.4のリン酸塩溶液中の、pH1.2のHCl溶液中の
図3の薬物剤形の放出プロファイルを示す。
【発明を実施するための形態】
【0039】
上記の本発明の概要、発明を実施するための形態、以下の特許請求の範囲、及び添付の図面において、本発明の特定の特徴(方法工程を含む)を参照する。本明細書における本発明の開示は、そのような特定の特徴の全ての可能な組み合わせを含むことを理解されたい。例えば、特定の特徴が、本発明の特定の態様若しくは実施形態、又は特定の特許請求の範囲の文脈において開示される場合、その特徴はまた、本発明の他の特定の態様及び実施形態と組み合わせて、並びに/又はその文脈において、並びに本発明中において全般的に、可能な限り、使用することができる。
【0040】
定義
【0041】
用語「含む(comprises)」及びその文法的等価物は、本明細書において、他の構成要
素、成分、工程などが任意選択的に存在することを意味するために使用される。例えば、構成要素A、B、及びCを「含んでいる(comprising)」(又は「含む(which comprises)」)物品は、構成要素A、B、及びCからなる(すなわち、これらのみを含む)ことができ、又は構成要素A、B、及びCだけでなく、1つ以上の他の構成要素も含むことができる。
【0042】
本明細書において2つ以上の定義された工程を含む方法を参照する場合、定義された工程は、任意の順序で、又は同時に(文脈がその可能性を排除する場合は除く)、実施することができ、また、本方法は、定義された工程のうちのいずれかの前、定義された工程のうちの2つの間、又は全ての定義された工程の後(文脈がその可能性を排除する場合は除く)に実施される1つ以上の工程を含むことができる。
【0043】
値の範囲が提供される場合、その範囲の上限値と下限値との間にある、特に文脈から明確に読み取れない限り下限値の単位の10分の1までの、各介在値、及びその規定された範囲内にある任意の他の規定値又は介在値は、本開示内に包含され、規定された範囲内の任意の具体的に除外された限界を受けることが理解される。規定された範囲が限界のうちの1つ又は両方を含む場合、それらの包含される限界のいずれか又は両方を除外する範囲もまた、本開示に含まれる。
【0044】
本明細書で使用するとき、量、及び時間的持続など、測定可能な値を指すときの用語「約」は、指定された値から最大±10%の変動を包含することを意味する。別途記載のない限り、本明細書及び特許請求の範囲で使用される成分、分子量などの特性、及び反応条件といった量を表す全ての数は、全ての場合において、用語「約」によって修飾されるものとして理解されるべきである。したがって、反対に指示されない限り、以下の明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、開示される主題によって得られることが求められる所望の特性に応じて変化し得る近似値である。最低でも、特許請求の範囲への均等論の適用を制限しようとするものではないが、各数値パラメータは、少なくとも、報告された有効桁の数に照らして、通常の四捨五入法を適用することによって解釈されるべきである。本発明の広い範囲を示す数値範囲及びパラメータが近似値であるにもかかわらず、特定の実施例に記載される数値は、可能な限り正確に報告される。しかしながら、いずれの数値も、それぞれの試験測定値に見出される標準偏差から必然的に生じる特定の誤差を本質的に含む。
【0045】
数が後に続く用語「少なくとも」は、本明細書において、その数で始まる範囲(定義される変数に応じて、上限を有する範囲であっても上限を有しない範囲であってもよい)の開始を示すために使用される。例えば、「少なくとも1」は、1である又は1より大きいことを意味する。数が後に続く用語「多くとも」は、本明細書において、その数で終わる範囲(定義される変数に応じて、その下限として1又は0を有する範囲であっても、下限を有しない範囲であってもよい)の終了を示すために使用される。例えば、「多くとも4」は4又は4未満であることを意味し、「多くとも40%」は40%又は40%未満であることを意味する。本開示では、範囲が「(第1の数)から(第2の数)」又は「(第1の数)~(第2の数)」として与えられた場合、これは、下限が第1の数で、上限が第2の数である範囲を意味する。例えば、2~10ミリメートルは、下限が2ミリメートルで、上限が10ミリメートルである範囲を意味する。
【0046】
本明細書で使用するとき、「取り付ける」又は「取り付け」は、物体Aが任意の方法で別の物体Bに連結することを指す。取り付けは、直接的又は間接的であり得る。直接取り付けとは、物体A及び物体Bが、少なくとも部分的に直接接触して一体構造を形成することを意味する。間接取り付けとは、物体Aが物体Bに直接接触しないが、物体Cを介して
連結して全体を形成することを意味する。
【0047】
本明細書で使用するとき、「構成」は、物体の形状、構造、寸法、厚さ、組成などの設計を指す。
【0048】
薬物剤形
【0049】
一態様では、本開示は、特定の胃腸部位で、内部に含有されている薬物の放出を制御することができる薬物剤形を提供する。
【0050】
胃腸部位は、胃、小腸(十二指腸空腸及び回腸を含む)、及び大腸(盲腸、結腸、及び直腸を含む)を含む、胃腸管の任意の部位を指す。
【0051】
本明細書に記載の薬物剤形は、例えば、経口投与に適した任意のサイズ、形状、又は重量であり得る。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、個体への経口投与に適しており、薬物剤形のサイズ、形状、及び/又は体重は、個体の属性に基づく。いくつかの実施形態では、個人の属性は、高さ、重量、又は年齢のうちの1つ以上である。いくつかの実施形態では、個体は幼児である。いくつかの実施形態では、個体は小児である。いくつかの実施形態では、個体は青年である。いくつかの実施形態では、個体は成人である。
【0052】
いくつかの実施形態では、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約2mm~約10mm、約5mm~約12mm、約8mm~約15mm、約5mm~約10mm、又は約7mm~約9mmのうちのいずれかなど、約1mm~約25mmである。いくつかの実施形態では、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約24mm、約23mm、約22mm、約21mm、約20mm、約19mm、約18mm、約17mm、約16mm、約15mm、約14mm、約13mm、約12mm、約11mm、約10mm、約9mm、約8mm、約7mm、約6mm、約5mm、約4mm、約3mm、約2mm、又は約1mmのうちのいずれか未満など、約25mm未満である。いくつかの実施形態では、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかを超えるなど、約1mmを超える。いくつかの実施形態では、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかである。
【0053】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約2mm~約10mm、約5mm~約12mm、約8mm~約15mm、約5mm~約10mm、又は約7mm~約9mmのうちのいずれかなど、約1mm~約25mmの厚さを有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約24mm、約23mm、約22mm、約21mm、約20mm、約19mm、約18mm、約17mm、約16mm、約15mm、約14mm、約13mm、約12mm、約11mm、約10mm、約9mm、約8mm、約7mm、約6mm、約5mm、約4mm、約3mm、約2mm、又は約1mmのうちのいずれか未満など、約25mm未満の厚さを有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mm
のうちのいずれかを超えるなど、約1mmを超える厚さを有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかの厚さを有する。
【0054】
いくつかの実施形態では、薬物剤形の形状は、円筒形、楕円形、弾丸形状、矢じり形状、三角形、弧状三角形、正方形、弧状正方形、矩形、弧状矩形、ダイヤモンド形、五角形、六角形、八角形、半月形、アーモンド形、又はこれらの組み合わせを含む。
【0055】
いくつかの実施形態では、薬物剤形の形状は、円筒形、楕円形、弾丸形状、矢じり形状、三角形、弧状三角形、正方形、弧状正方形、矩形、弧状矩形、ダイヤモンド形、五角形、六角形、八角形、半月形、アーモンド形、又はこれらの組み合わせを含み、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかである。
【0056】
いくつかの実施形態では、薬物剤形の総重量は、約50mg~約150mg、約150mg~約250mg、約160mg~約170mg、約250mg~約350mg、約350mg~約450mg、約450mg~約550mg、約550mg~約650mg、約650mg~約750mg、約750mg~約850mg、約850mg~約950mg、約950mg~約1050mg、約1050mg~約1150mg、約1150mg~約1250mg、約1250mg~約1350mg、又は約1350mg~約1450mgのうちのいずれかなど、約20mg~約1500mgである。いくつかの実施形態では、薬物剤形の総重量は、約1450mg、約1400mg、約1350mg、約1300mg、約1250mg、約1200mg、約1150mg、約1100mg、約1050mg、約1000mg、約950mg、約900mg、約850mg、約800mg、約750mg、約700mg、約650mg、約600mg、約550mg、約500mg、約475mg、約450mg、約425mg、約400mg、約375mg、約350mg、約325mg、約300mg、約275mg、約250mg、約225mg、約200mg、約175mg、約150mg、約125mg、約100mg、約95mg、約90mg、約85mg、約80mg、約75mg、約70mg、約65mg、約60mg、約55mg、約50mg、約45mg、約40mg、約35mg、約30mg、又は約25mgのうちのいずれか未満など、約1500mg未満である。いくつかの実施形態では、薬物剤形の総重量は、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、約60mg、約65mg、約70mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約95mg、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg、約450mg、約475mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg、約1050mg、約1100mg、約1150mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、又は約1450mgのうちのいずれかを超えるなど、約20mgを超える。いくつかの実施形態では、薬物剤形の総重量は、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、約60mg、約65mg、約70mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約95mg、約100mg、約125mg、約15
0mg、約160mg、約165mg、約170mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg、約450mg、約475mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg、約1050mg、約1100mg、約1150mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、又は約1450mgのうちのいずれかである。
【0057】
本開示の薬物剤形は、コーティングに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、更にコーティングされて、例えば、(a)薬物剤形の味、匂い、及び/又は色を変更し、(b)薬物剤形の構成要素を光、水分、及び/又は空気から保護し、(c)薬物剤形の構成要素の放出を制御し、(d)薬物剤形の外観を改善及び/又は改変し、(e)薬物放出の位置を調整し、(f)薬物剤形の食感を調整し、(g)薬物剤形に乱用抑止機構を提供することができる。いくつかの実施形態では、薬物剤形の少なくとも一部は、コーティングに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、コーティングされている。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、糖コーティング、例えば、糖を含む浸食性材料で、そこに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、コーティングされている。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、薄膜で、そこに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、コーティングされている。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、腸溶コーティングで、そこに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、コーティングされている。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、ゼラチン層で、そこに埋め込まれる、包み込まれる、又は取り付けられるなど、コーティングされている。
【0058】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約20mm2~約700mm2の表面積を有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、少なくとも約30mm、約40mm、約50mm、約60mm、約70mm、約80mm2、約90mm2、約100mm2、約125mm2、約150mm2、約175mm2、約200mm2、約225mm2、約250mm2、約275mm2、約300mm2、約325mm2、約350mm2、約375mm2、約400mm2、約425mm2、約450mm2、約475mm2、約500mm2、約525mm2、約550mm2、約575mm2、約600mm2、約625mm2、約650mm2、約675mm2、又は約700mm2のうちのいずれかなど、少なくとも約20mmの表面積を有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約675mm、約650mm、約625mm、約600mm、約575mm、約550mm2、約525mm2、約500mm2、約475mm2、約450mm2、約425mm2、約400mm2、約375mm2、約350mm2、約325mm2、約300mm2、約275mm2、約250mm2、約225mm2、約200mm2、約175mm2、約150mm2、約125mm2、約100mm2、約90mm2、約80mm2、約70mm2、約60mm2、約50mm2、約40mm2、又は約30mm2のうちのいずれか未満など、約700mm未満の表面積を有する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、約700mm2、約675mm2、約650mm2、約625mm2、約600mm2、約575mm2、約550mm2、約525mm2、約500mm2、約475mm2、約450mm2、約425mm2、約400mm2、約375mm2、約350mm2、約325mm2、約300mm2、約275mm2、約250mm2、約225mm2、約200mm2、約175mm2、約150mm2、約125mm2、約100mm2、約90mm2、約80mm2、約70mm2、約60mm2、約50mm2、約40mm2、約30mm2、又は約20mm2のうちのいずれかの表面積を有する。
【0059】
特定のGI部位で溶解可能な材料
【0060】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、胃溶性材料、小腸(例えば、十二指腸空腸及び回腸)溶性材料、大腸(例えば、盲腸、結腸、及び直腸)溶性材料、及び不溶性材料を含む、特定のGI部位で溶解可能な材料を含む。
【0061】
本明細書で使用するとき、「胃溶性材料」は、胃内に保持されると(通常6時間未満)胃液に溶解することができる材料を指す。胃溶性材料としては、EUDRAGIT(登録商標)E、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドンとポリビニルアセテート(コポビドン)とのコポリマー、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸のコポリマー、アミノメタクリル酸のコポリマー、メタクリル酸エステルのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルアクリレートコポリマー、メタクリル酸とエチルアクリレートとのコポリマー、メタクリル酸とモノブチルアクリレートとのコポリマー、アクリル酸とエチルメタクリレートモノメタクリレートのコポリマー、エチルアクリレートとモノメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマートリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコールとポリビニルアルコールとのコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(poise Losham)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0062】
本明細書で使用するとき、「小腸溶性材料」とは、小腸内に保持されると小腸環境に溶解することができる材料を指す。いくつかの実施形態では、小腸溶性材料は、胃内に保持されているときに胃液に溶解できないが、小腸環境内では溶解することができる材料を指す。小腸溶性材料としては、EUDRAGIT(登録商標)L、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートエステルとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒプロメロースアンバー酸エステル、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0063】
本明細書で使用するとき、「大腸溶性材料」とは、大腸環境内に保持されると大腸環境に溶解することができる材料を指す。いくつかの実施形態では、大腸溶性材料は、胃内に保持されているときに胃液に溶解できない、又は小腸内に保持されているときに小腸環境に溶解できないが、大腸環境内では溶解することができる材料を指す。大腸溶性材料としては、EUDRAGIT(登録商標)S又はEUDRAGIT(登録商標)FS、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルアクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルローススクシネート、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0064】
本明細書で使用するとき、「不溶性材料」とは、胃腸管内に保持されているときに胃腸管環境に溶解しない材料を指す。不溶性材料としては、EUDRAGIT(登録商標)RL、EUDRAGIT(登録商標)RS、ポリビニルアセテート及びポビドン混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルメタクリレートコポリマー、エチルメタクリレート-コ-メタクリル酸コポリマー、ブチルアクリレート-モノブチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレート-モノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート-メチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレートとジエチルアミノエチルメチルメタクリル酸エステルとのコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリル酸コポリマー、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサンアルカン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0065】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は、賦形剤及び/又は可塑剤など、別の薬剤と混合される。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の材料は賦形剤と混合される。いくつかの実施形態では、賦形剤は、カカオバター、ポリエチレングリコール(PEG)、スクロース、グルコース、ガラクトース、フルクトース、キシロースラクトース、マルトース、トレハロース、ソルビトール、マンニトール、マルトデキストリン、ラフィノース、スタキオース、フルクトオリゴ糖、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、熱可塑性材料は可塑剤と混合される。いくつかの実施形態では、可塑剤は、トリエチルシトレート(TEC)である。いくつかの実施形態で
は、可塑剤は、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンのブロックコポリマー、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ヒドロキシステアレート、ポリエチレングリコール(PEG400など)、マクロゴールセトステアリルエーテル12、ポリオキシル20セトステアリルエーテルセトステアリルエーテル、ポリソルベート20、ポリソルベート60、ポリソルベート80、アセチン、アセチル化トリエチルシトレート、トリブチルシトレート、トリブチルo-アセチルシトレート、トリエチルシトレート、ポリオキシル15ヒドロキシステアレート、peg-40硬化ヒマシ油、ポリオキシル35ヒマシ油、ジブチルセバケート、ジエチルフタレート、グリセリン、メチル4-ヒドロキシベンゾエート、グリセロール、ヒマシ油、オレイン酸、トリアセチン、ポリアルキレングリコール、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0066】
いくつかの実施形態では、薬物剤形に含有されている材料は、薬物剤形の約1重量%、2重量%、3重量%、4重量%、5重量%、6重量%、7重量%、8重量%、9重量%、10重量%、11重量%、12重量%、13重量%、14重量%、15重量%、16重量%、17重量%、18重量%、19重量%、20重量%、25重量%、30重量%、35重量%、40重量%、45重量%、50重量%、55重量%、60重量%、65重量%、70重量%、75重量%、80重量%、85重量%、90重量%、95重量%である。
【0067】
活性医薬成分
【0068】
本明細書で使用するとき、「活性医薬成分(API)」は、生物学的に(biolocially
)活性である医薬薬物中の成分を指す。いくつかの実施形態では、APIは、局所麻酔薬、抗てんかん薬及び抗痙攣薬、疼痛管理薬、睡眠障害薬、抗アルツハイマー病薬、鎮痛薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗不整脈薬、利尿薬、肝疾患を治療するための薬物、膵疾患を治療するための薬物、胃腸疾患を治療するための薬物、CNS疾患を治療するための薬物、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、グルココルチコイド薬、ホルモン薬及び避妊薬、血糖降下薬、抗骨粗鬆症薬、抗生物質、スルホンアミド、キノロン、及び他の合成抗菌薬、抗結核薬、抗ウイルス薬、抗新生物薬、免疫調節薬、動物薬、化粧活性剤、栄養剤、化学試薬、漢方薬、及び漢方薬の抽出物からなる群から選択される。
【0069】
いくつかの実施形態では、APIは、(R)-フォリチキソリン、リドカイン、11-ジ-ジュウテロ-エチルリノレアート、16-デヒドロ-プレグネノロン、17-β-エストラジオール、2-イミノビオチン、3,5-ジヨードチロプロピオン酸、5-フルオロ-2-デオキシシチジン、6-メルカプトプリン、エドトレオチド、アバカビル、アワビヘモシアニン、アバメタピル、アベジテロール、アベマシクリブ、アベキノスタット、アビラテロン、アカイアブルチニブ(acaiabrutinib)、アカンプロサート、アカンプロ
サートカルシウム、アカルボース、アセビルスタット(acebilustat)、アセクリジン、
アセクロフェナク、アセヒチシン塩酸塩(acehytisine hydrochloride)、アセマンナン、アセニューラミン酸、アセトアミノフェン、アセチルシステイン、アセチルキタサマイシン、アセチル-L-カルニチン塩酸塩、アセチルサリチル酸、アシクロビル、アシピモクス、アシタザノラスト、アシトレチン、アクリジニウム、臭化アクリジニウム、アコルビフェン、アコラフロキサシン、アコチアミド、アクリバスチン、アクタリット、アダパレン、アダパレン、アデホビルジピボキシル、アデメチオニン、アドエア、アファチニブ、アフィモキシフェン、アフレセルチブ、アゴメラチン、アイルデナフィルシトレート、アラドリアン(aladorian)、アラレボナジフロキサシンメシラート(alalevonadifloxacin mesylate)、アラレリンアセタート(alarelin acetate)、アラトロフロキサシン
メシラート、アルベンダゾール、アルブテロールスルファート、アルブテルペノイド(albuterpenoids)、アルカフタジン、アルドキソルビシン、アレクチニブ、アレンドロナート、アレンドロナートナトリウム、アレンドロナートナトリウム水和物、アレンドロン酸、アルファカルシドール、アルファキサロン、アルフェンタニル、アルフゾシン、アリセ
ルチブ、アリスキレン、アリスポリビル、アリトレチノイン、アラントイン、アリサルタンイソプロキシル(allisartanisoproxil)、アロプリノール、アルモトリプタン、アロ
グリプチン、アログリプチンベンゾアート、アロセトロン、アルペリシブ、α-ケトグルタラート、α-リポ酸、α1アンチトリプシン、α-シクロデキストリン安定化スルホラファン、アルプラゾラム、アルプロスタジル、アルプロスタジルアルファデクス、アルチラチニブ、アルトレタミン、アルトロパン(altropane)、アルミニウムスルファート、
アルビモパン、アルボシジブ、アマンタジン、アマンタジン塩酸塩、アンブリセンタン、アンブロキソール、アンブロキソール塩酸塩、アムカセルチブ、アンフェタミン、アンフェタミンポリスチレクス(amfetamine polistirex)、アミファンプリジン、アミファンプリジンホスファート、アミホスチン、アミカシン、アミロリド、アミノレブリン酸、アミノレブリン酸、アミノレブリン酸塩酸塩、アミノプテリン、アミオダロン、アミセリモド、アミスルプリド、アミチファジン塩酸塩、アミトリプチリン、アムレキサノックス、アムロジピン、アムロジピン、アムロジピンベシラート、アムロジピンベシラート、アムロジピンカムシラート、アムロジピンマレアート、アムロジピンニコチナート、アムロジピンオロタート、アンモニウムラクタート、アモジアキン、アモロルフィン、アモスラロール、アモキシシリン、アモキシシリン水和物、アンフェタミン、アンフェタミンアスパルタート、アンフェタミンスルファート、アンホテリシンB、アンホテリシンBコレステリルスルファート、アンホテリシンBリピド複合体、アンピシリンナトリウム、アンピロキシカム、アムリノン、アムルビシン、アムトルメチングアシル、アナセトラピブ、アナグリプチン、アナグレリド、アナモレリン、アナストロゾール、アンクロド、アンドロゲン、アンドログラホリド、アネコルタブ、アニズラフンギン、アニラセタム、アニストレプラーゼ、アンロチニブ(anlotinib)、アンタゾリン、抗アンドロゲン、アンチネオプ
ラストンA-10、アンチネオプラストンAS2-1、アントフロキサシン塩酸塩、アントロキノノール、アパベタロン、アパルタミド、アパチニブメシラート、アパジコン、アピリモッドメシラート、アピキサバン、アポモルフィン、アポモルフィン塩酸塩、アプレミラスト、アプレピタント、アプリシタビン、アラムコール、アラニジピン、アラセルタコナゾール、アラセルタコナゾールニトラート、アルバクロフェン、アルバクロフェンプラカルビル、アルベカシン、アルベカシンスルファート、アルデパリンナトリウム、アルホルモテロール、アルガトロバン、アルハロフェナート、アリモクロモール、アリピプラゾール、アリピプラゾールラウロキシル、アルモダフィニル、三酸化ヒ素、亜ヒ酸、アルテフェノメルメシラート、アルテメテル、アルテモチル、アルテニモール、アルテロランマレアート、アルテスナート、アルティス(Artiss)、アサピプラント(asapiprant)、アセナピン、アシマドリン、アストドリマー(astodrimer)、アストラガロシド、アスナプレビル、アタシグアト、アタルレン、アタザナビル、アタザナビルスルファート、アテノロール、アトモキセチン、アトルバスタチン、アトルバスタチンカルシウム、アトルバスタチンストロンチウム、アトバコン、アトラセンタン、アトロピン、オーラノフム(auranofm)、アウリクロセン(auriclosene)、アバシンカプタドペゴルナトリウム(avacincaptadpegol sodium)、アバコパン、アバナフィル、アバトロンボパグ、アビバクタム、アビバクタムナトリウム、アビジンOx(AvidinOx)、アビプタジル、アビチニブ(avitinib)、アボラルスタト(avoralstat)、アクセロプラン(axelopran)、アキシチニ
ブ、アザシチジン、アザシチジン、アザセトロン、アゼライン酸、アゼラスチン、アゼラスチン塩酸塩、アゼリラゴン(azeliragon)、アゼルニジピン、アジルサルタン、アジルサルタンメドキソミルカリウム、アジルサルタントリメチルエタノールアミン、アジミリド、アジスロマイシン、アジスロマイシンラクトビオナート、アズトレオナム、アズトレオナムリシン、アズブジン(azvudine)、バクロフェン、バフェチニブ、バイカレイン、バイカリン、BAKフリーラタノプロスト、バロフロキサシン、バルサラジド、バルサラジドナトリウム、バンブテロール、バラセルチブ、バルドキソロンメチル、バリシチニブ、バルニジピン、バスミサニル(basmisanil)、バテフェンテロールスクシナート、バゼドキシフェン、ベクラブビル、ベクロメタソンジプロピオナート、ベクロメサゾンジプロピオナート、ベダキリン、ベドラドリン(bedoradrine)、ベリノスタット、ベロラニブ
、ベロテカン、ベンペド酸(bempedoic acid)、ベナペネム(benapenem)、ベナゼプリル、ベンシクロキジウムブロミド、ベンダムスチン、ベンダムスチン塩酸塩、ベニジピン、ベンセラジド、ベンタマピモド(bentamapimod)、ベンザルコニウムクロリド、ベンズヒドロコドン、ベンズニダゾール、ベンゾカイン、ベンゾイルペルオキシド、ベンジダミンHCL、ベポタスチン、ベポタスチンカルシウム二水和物、ベポタスチンサリチラート、ベラクタント(beractant)、ベラプロストナトリウム、ベシフロキサシン、ベシホビ
ル、ベシピルジン、β-エレメン、ベタヒスチン、ベタイン無水物、ベタメタゾン、ベタメタゾンブチラートプロピオナート、ベタメタゾンジプロピオナート、ベタメタゾンバレラート、ベタミプロン、ベタキソロール、ベタキソロール塩酸塩、ベタネコール、ベトリキサバン、ベバシズマブ、ベキサグリフロジン、ベキサロテン、ベザフィブラート、ビアフンギン(biafungin)、ビアペネム、ビカルタミド、ビシザル(bicizar)、ビクテグラビル、ビシクロール、ビラスチン、ビマトプロスト、ビニメチニブ、ビオチン、ビラブレシブ二水和物(birabresibdihydrate)、ビスカルシトラートカリウム(biskalcitrate potassium)、次没食子酸ビスマス、ビスムチルエカベト、ビスノルシムセリン、ビソプ
ロロール、ビソプロロールフマラート、ビテスピラマイシン(bitespiramycin)、ビキサロマー、ブレオマイシン、ブロナンセリン、ボアンマイシン塩酸塩、ボセプレビル、ボルテゾミブ、ボセンタン、ボセンタン水和物、ボスチニブ、ボバクタント(bovactant)、
ブレキスピプラゾール、ブリシクリブナトリウム、ブリガチニブ、ブリラシジン、ブリマピチド(brimapitide)、ブリモニジン、ブリンシドホビル、ブリンゾラミド、ブリバニ
バラニナート(brivanibalaninate)、ブリバラセタム、ブリブジン、ブロルシズマブ(brolucizumab)、ブロマゼパム、ブロムフェナク、ブロムフェナクナトリウム、ブロモク
リプチン、ブロンコスタット(bronchostat)、ブロチゾラム、ブリオスタチン-1、ブ
シンドロール、ブクラデシン、ブデソニド、ブジピン、ブフロメジル、ブラキン、ブナゾシン、ブパルリシブ、ブピバカイン、ブピバカイン塩酸塩、ブプレノルフィン、ブプレノルフィン塩酸塩、ブプロピオン、ブプロピオン塩酸塩、ブリキサホル(burixafor)、ブ
セレリンアセタート、ブスピロン、ブスピロン塩酸塩、ブスルファン、ブスルフェクス、ブテナフィン、ブトルファノールタルトラート、ブチルフタリド、カバジタキセル、カベルゴリン、カボテグラビル、カボザンチニブS-マラート、カダゾリド、カドロフロキサシン、カフェイン、カフェインシトラート、カフィネア(cafinea)、カフセルチブ塩酸
塩(cafusertib hydrochloride)、カルシポトリオール、カルシトリオール、カルシウ
ムアセタート、カルシウムホリナート、カルシウムレボホリナート、カルシウムポリカルボフィル、カルファクタント、カルマンガホジピル(calmangafodipir)、カルスルフ(calsurf)、カミシナル(camicinal)、カモスタットメシラート、カンプトテシン、カナ
グリフロジン、カンデサルタン、カンデサルタンシレキセチル、カンホスファミド(canfosfamide)、カングレロル、カンナビジオール、カペシタビン、カプマチニブ、カプサイシン、カプトプリル、カルバマゼピン、カルベトシン、カルビドパ、カルビノキサミン、カルボシステイン、カルボシステイン、カルジドパ(cardidopa)、カルフィルゾミブ、
カルグルミ酸、カリプラジン、カリスバマート、カルムスチン、カロテガストメチル(carotegastmethyl)、カルテオロール、カルテオロール塩酸塩、カルモナム、カルベジロール、カルベジロールホスファート、カスポフンギン、カテキン、セブラノパドール(cebranopadol)、セジラニブ、セファクロル、セファドロキシル、セファチアミジン、セファゾリンナトリウム五水和物、セフカペン、セフジニル、セフジトレンピボキシル、セフピム、セフピム二塩酸塩、セフェタメトピボキシル塩酸塩(cefetametpivoxil hydrochloride)、セフィデロコール(cefiderocol)、セフィラバンシン(cefilavancin)、セフミノクス、セホペラゾン、セホペラゾンナトリウム、セホセリス、セホタキシム、セホタキシムナトリウム、セホチアム、セホゾプラン、セフピロム、セフポドキシム、セフプロジル、セフタロリン、セフタロリンフォサミル、セフタジジム、セフチブテン、セフトビプロールメドカリル、セフトロザンスルファート、セフトリアキソン、セフトリアキソンナトリウム、セフロキシム、セフロキシムナトリウム、セレコキシブ、セルゴシビル、セリプロロール、セルプロテクト(cellprotect)、セネスチン(cenestin)、セニクリビロ
ック、センサブジン、センタナファジン、セファロスポリン、セラリフィモド(ceralifimod)、セルヅラチニブ(cerdulatinib)、セリチニブ、セリウムニトラート、セチリス
タット、セチリジン、セトラキサート、セビメリン、ケノデオキシコール酸、クロシブタミン(chlocibutamine)、クロルヘキシジン、クロルマジノンアセタート、クロロゲン酸、クロロキン、クロロキソキノリン(chloroxoquinoline)、クロルフェニラミン、クロ
ルフェニラミンマレアート、クロルフェニラミンポリスチレクス(chlorpheniramine polistirex)、クロルタリドン、クロルタリドン、コレカルシフェロール、コール酸、コリンアルホスセラート、コリンジエパルレスタット、コリンフェノフィブラート、シクレソニド、シクロピロキソラミ
ン、シクロスポリン、シドホビル、シドキセピン、シラスタチン、シラザプリル、シルニジピン、シロスタゾール、シメチジン、シナカルセト、シネパジドマレアート、シンヒアルロナートナトリウム(cinhyaluronate sodium)、シニタプリドタルトラート、シパルガミン、シプロフィブラート、シプロフロキサシン、シプロフロキサシン塩酸塩、シラパランタグ、シルカジン(circadin)、シスアトラクリウムベシラート、シスプラチン、シタロプラム、シタロプラム臭化水素酸塩、シチコリン、シトルリン、クラドリビン、クラリスロマイシン、クラブラン酸カリウム、クラブラン酸、クラゾセンタン、クレビジピン、クレブジン、クリンダマイシン、クリンダマイシン塩酸塩、クリンダマイシンホスファート、クリオキノール、クロバザム、クロベタソールプロピオナート、クロベタソールプロピオナートフォーム、クロドロン酸、クロファラビン、クロファジミン、クロミプラミン、クロミプラミン塩酸塩、クロナゼパム、クロニジン、クロニジン塩酸塩、クロピドグレル、クロピドグレルベシラート、クロピドグレル重硫酸塩、クロピドグレルカムシラート、クロピドグレル水素スルファート、クロピドグレルナパジシラート、クロピドグレルレジナート、クロトリマゾール、クロザピン、コバマミド、コビシスタット、コビメチニブ、コビプロストン(cobiprostone)、コデイン、コデインポリスチレクス(codeine polistirex)、コルヒチン、コレカルシフェロール、コレセベラム、コレスチラン、コル
ホルシンダロパート、コルホスセリルパルミタート、コリスチメタートナトリウム、コニバプタン、コパンリシブ、銅ヒスチジン、コルテキソロン17α-プロピオナート、コシテカン(cositecan)、クレノラニブ、クリダニモドナトリウム、クリサボロール、クリ
ゾチニブ、クロフェレマー、クロリブリン、クロモグリク酸、クロモリンナトリウム、クタメシン二塩酸塩、シアノコバラミン、シクリジンラクタート、シクロベンザプリン塩酸塩、シクロホスファミド、シクロホスファミド一水和物、シクロスポリン、シプロテロン、シプロテロンアセタート、シタラビン、シタラビンオクホスファート、ダビガトランエテキシラート、ダブラフェニブ、ダクラタスビル、ダコミチニブ、ダルババンシン、ダルセトラピブ、ダルファムプリジン、ダルホプリスチン、ダルテパリンナトリウム、ダナパロイドナトリウム、ダナゾール、ダニリキシン(danirixin)、ダノプレビル、ダントロ
レンナトリウム、ダヌセルチブ、ダパコナゾール、ダパグリフロジン、ダパグリフロジンプロパンジオール、ダピプラゾール、ダピビリン、ダポキセチン、ダプロデュスタット、ダプソン、ダリフェナシン、ダリナパルシン、ダルナビル、ダサブビル、ダサチニブ、ダソトラリン、ダウノルビシン、デシタビン、デクプラート(decuprate)、デファクチニ
ブ、デフェラシロクス、デフェリプロン、デフェロキサミンメシラート、デフラザコルト、デフレキシホル(deflexifol)、デラフロキサシン(delafloxacin)、デラマニド、デラプリル、デラプリル塩酸塩、デラビルジン、デニブリン、デオキシアンドログラホリド、デルマタンスルファート、デスフルラン、デシプラミン塩酸塩、デスロラタジン、デスモプレシン、デスモプレシンアセタート、デソゲストレル、デソニド、デスベンラファキシン、デューデキストロメトルファン臭化水素酸塩(deudextromethorphan hydrobromide)、デューテポルフィン(deuteporfin)、重水素化レボドパ、重水素化ベンラファキシン、デューテトラベナジン、デキサメタソン、デキサメタソンアセタート、デキサメタソンシペシラート、デキサメタソンパルミタート、デキサメタソンナトリウムホスファート、デキサンフェタミン、デキサナビノール、デクスフェルム(dexferrum)、デクスケト
プロフェントロメタモール、デクスランソプラゾール、デクスメデトミジン、デクスメチ
ルフェニダート、デクスプラミペキソール、デクスラゾキサン、デクスソタロール(dexsotalol)、デクストロアンフェタミンサッカラート、デクストロアンフェタミンスルファート、デキストロメトルファン、デキストロメトルファン臭化水素酸塩、デクストロプロポキシフェン、ジアセレイン、ジアモルフィン塩酸塩、ジアンヒドロガラクチトール、ジアゼパム、ジアゾキシドコリン、ジクロフェナク、ジクロフェナクカリウム、ジクロフェナクナトリウム、ジクロフェナミド、ジシクロプラチン、ジダノシン、ジエノゲスト、ジフルプレドナート、ジゴキシン、ジホモガンマ-リノレン酸、ジヒドロエルゴクリスチン、ジヒドロエルゴタミン、ジヒドロエルゴタミンメシラート、ジルチアゼム、ジルチアゼム塩酸塩、ジメスナ、ジメチルフマラート、ジミラセタム、ジノプロストン、ジフェニルシクロプロペノン、ジプラグルラント、ジピリダモール、ジクアホソルテトラナトリウム(diquafosoltetra sodium)、ジリスロマイシン、ジスフェントンナトリウム(disufenton sodium)、ジスルフィラム、ジトラノール、d-メタドン、ドカルパミン、ドセタ
キセル、ドシパルスタット(dociparstat)、ドコサノール、ドフェチリド、ドラセトロ
ン、ドルテグラビル、ドンペリドン、ドナフェニブトシラート(donafenib tosylate)
、ドネペジル、ドネペジル塩酸塩、ドーパミン、ドラビリン、ドリペネム、ドルゾラミド、ドルゾラミド塩酸塩、ドスマルファート(dosmalfate)、ドキサクリウムクロリド、ドキサゾシン、ドキサゾシンメシラート、ドキセピン塩酸塩、ドキセルカルシフェロール、ドキシフルリジン、ドキソフィリン、ドキソルビシン、ドキソルビシン塩酸塩、ドキシシクリン、ドキシシクリンヒクラート、ドキシラミンスクシナート、ドロナビノール、ドロネダロン、ドロスピレノン、ドロキシドパ、D-タガトース、デュロキセチン、デュロキセチン塩酸塩、デュタステリド、デュベリシブ、エバスチン、エベルコナゾール(eberconazole)、エブセレン、エカベト、エコナゾールニトラート、エコピパム、エダラボン、エジボキセチン、エドネルピクマレアート、エドキサバン、エファツタゾン、エファビレンズ、エフィナコナゾール、エフロミチン(eflomithine)、エホニジピン塩酸塩、エグ
アレンナトリウム、エイコサペンタエン酸モノグリセリド、エラフィブラノル、エラゴリックス、エラミプレチド、エルバスビル、エルデカルシトール、エレクラジン(eleclazine)、エレスクロモルナトリウム、エレトリプタン、エリグルスタット酒石酸塩、エロビキシバット、エルトロンボパク、エルクサドリン二塩酸塩、エルビテグラビル、エムドゲイン、エメダスチン、エメラミド(emeramide)、エミクススタット、エモデプシド、エ
ンパグリフロジン、エムリカサン、エムトリシタビン、エナラプリル、エナラプリルマレアート、エナシデニブ、エンセニクリン、エンクロミフェンシトラート、エンコラフェニブ、エンドキシフェン、エノボサルム、エノキサシングルコナート、エノキサパリンナトリウム、エンプロスチル、エンタカポン、エンタソブリン(entasobulin)、エンテカビ
ル、エンテカビルマレアート、エンチノスタット、エントスプレチニブ、エントレクチニブ、エンザルタミド、エンザスタウリン、エパカドスタット、エパルレスタット、エペリソン、エペトラボロール(epetraborole)、エフェドリンスルファート、エピナスチン塩酸塩、エピネフリン、エピルビシン、エピルビシン塩酸塩、エピサルバン(episalvan)
、エピチニブ(epitinib)、エプレレノン、エポプロステノール、エプリステリド、エプロジサート(eprodisate)、エプロサルタン、エプタプラチン、エラバサイクリン、エルダフィチニブ、エルドステイン、エリブリンメシラート、エルロチニブ、エルタペネム、エルテベレル(erteberel)、エルツグリフロジン、エリスロマイシン、エリスロマイシ
ンアシストラート、エリスロマイシンスチノプラート、エスシタロプラム、エスケタミン、エスケタミン塩酸塩、エスリカルバゼピンアセタート、エスモロール塩酸塩、エソメプラゾール、エソメプラゾールマグネシウム、エソメプラゾールストロンチウム、エソメプラゾール、エステトロール、エストラジオール、エストラジオールアセタート、エストラジオールシピオナート、エストラジオールバレラート、エストロジオール(estrodiol)
、エストロゲン、エスベラプロストナトリウム(esuberaprost sodium)、エスゾピクロン、エタミカスタット(etamicastat)、エタンブトール塩酸塩、エタセレン、エチニル
エストラジオール、エチル水素フマラートカルシウム、エチル水素フマラートマグネシウム、エチル水素フマラート亜鉛、エチニルエストラジオール、エチドロン酸、エチミシン
スルファート、エチリノテカンペゴル、エチゾラム、エトドラク、エトノゲストレル、エトポシド、エトポシドホスファート、エトリコキシブ、エトラビリン、エトリパミル(etripamil)、オイパチリン、エべナミド塩酸塩(evenamide hydrochloride)、エベロリ
ムス、エボホスファミド、エボグリプチン、エクセメスタン、エキセンジン(9-39)、エキセポルフィニウムクロリド(exeporfinium chloride)、エザチオスタット、エゼチミブ、エズトロミド(ezutromid)、ファドルミジン、ファドロゾール、ファルダプレ
ビル、ファレカルシトリオール、ファムシクロビル、ファミチニブ、ファモチジン、ファンプリジン、ファロペネム、ファシチバントクロリド(fasitibant chloride)、ファソラセタム、ファスジル、ファスジル塩酸塩、ファスジルメシラート、ファビピラビル、フェバルバマート、フェブキソスタット、フェドバパゴン(fedovapagon)、フェルバマー
ト、フェルビナクトロメタモール、フェロジピン、フェミトラ(femitra)、フェンフル
ラミン塩酸塩、フェノバム、フェノフィブラート、フェノフィブル酸、フェノルドパム、フェノテロール、フェンレチニド、フェンタニル、フェンタニルシトラート、フェンチコナゾール、フェルマガート(fermagate)、クエン酸第二鉄、マルトール第二鉄、フェル
モキシトール、フェソテロジンフマラート、フェビピプラント、フェキシニダゾール、フェキソフェナジン、フィブリン糊、フィブリノーゲン、フィブリノーゲン糊、フィダキソマイシン、フィラネシブ、フィルゴチニブ、フィロシクロビル(filociclovir)、フィマポルフィン(fimaporfin)、フィマサルタン、フィナフロキサシン、フィナフロキサシン塩酸塩、フィナステリド、フメレノン(fmerenone)、フィンゴリモド、フィパメゾール
、フィルテカンペゴル(firtecanpegol)、フレカイニド、フレロキサシン、フリバンセ
リン、フロモキセフ、フロキシウリジン、フルアゾレパリ(fluazolepali)、フルコナゾール、フルダラビン、フルマチニブ、フルマゼニル、フルニソリド、フルオシノロンアセトニド、フルオシノニド、フルオラパシン、フルオロウラシル、フルオキセチン、フルオキセチン塩酸塩、フルピルチン、フルルビプロフェン、フルルビプロフェンアキセチル、フルルビプロフェンナトリウム、フルリスロマイシン、フルチカソン、フルチカソンフロアート、フルチカソンプロピオナート、フルトリマゾール、フルバスタチン、フルボキサミン、葉酸、ホリナート、イチョウ葉(foliumginkgo)、ホメピゾール、ホナデルパル(fonadelpar)、フォンダパリヌクスナトリウム、ホレチニブ、ホルメスタン、ホルモテロール、ホルモテロールフマラート、ホロデシン、ホサンプレナビル、ホサプレピタント、ホスブレタブリン(fosbretabulin)、ホスブレタブリン二ナトリウム(fosbretabulin disodium)、ホスフルコナゾール、ホスホマイシン、ホスホマイシン二ナトリウム、ホスホマイシントロメタモール、ホシノプリル、ホシノプリルナトリウム、ホスミドマイシン、ホスフェニトイン、ホスプロポホール、ホスラブコナゾール、ホスタマチニブ、ホステムサビルトロメタミン、ホタグリプチンベンゾアート(fotagliptin benzoate)、ホテ
ムスチン、フロバトリプタン、フルキンチニブ(fruquintinib)、フドステイン、フルベストラント、フナピド(funapide)、フロセミド、フシド酸、ガバペンチン、ガバペンチンエナカルビル、ガベキサートメシラート、ガシクリジン、ガドブトロール、ガドベルセタミド、ガドキセト酸二ナ
トリウム、ガランタミン、ガレテロン、ガリデシビル(galidesivir)、ガリウムニトラ
ート、ガルニセルチブ、ガンボグ酸、ガナキソロン、ガンシクロビル、ガネテスピブ、ガニレリクスアセタート、ガレノキサシン、ガフロキサシン、ガフロキサシンメシラート、ゲダトリシブ、ゲフィチニブ、ゲムカベン、ゲムシタビン、ゲムシタビン塩酸塩、ゲムフィブロジル、ゲミフロキサシン、ゲミグリプチン、ゲミグリプチン酒石酸、ゲニステイン、ゲンタミシン、ゲンチオピクリン、ゲピロン、ゲポチダシン、ゲストデン、ゲストリノン、チモロールマレアート、ギルテリチニブ、ギメラシル、ギンセノシドC-K、ギンセノシドRg3、ギビノスタット、グラスデギブ、グラチラメルアセタート、グレカプレビル、グレサチニブグリコラート(glesatinib glycolate)、グリベンクラミド、グリク
ラジド、グリメピリド、グリピジド、グルホスファミド、グルタミン、グルタチオンアルセノキシド、グリセロールフェニルブチラート、グリコピロニウム、グリコピロニウムブロミド、グリコピロニウムトシラート、グリシルリチン酸、ガングリオシド、ゴロチモド
、ゴソグリプチン、グラニセトロン、グラニセトロン塩酸塩、グラゾプレビル、グアイフェネシン、グアイメサール、グアンファシン、グスペリムス三塩酸塩、ヘモフィルスインフルエンザ菌、ハロベタソールプロピオナート、ハロファントリン、ハロメタソン、ヒーロン、ヘマトポルフィリン、ヘメアルギナート(hemearginate)、ヘモコアグラーゼアクタス(hemocoagulase acutus)、ヘパリン、ヘルビロン(Herbiron)、ヘトロンボパグ
(hetrombopag)、ヘクステンド(hextend)、ヒゲナミン塩酸塩、ヒスタミン二塩酸塩、HPPH光増感剤、ヒトアポトランスフェリン(humanapotransferrin)、ヒトプラスミ
ノゲン(humanplasminogen)、フペルジンA、ヒアルロナートナトリウム、ヒドララジン、塩酸塩、ヒドロクロロチアジド、ヒドロコドン、ヒドロコドン重酒石酸塩、ヒドロコドンポリスチレクス(hydrocodone polistirex)、ヒドロコルチソン、過酸化水素、ヒド
ロモルホン、ヒドロモルホン塩酸塩、ヒドロキソコバラミン、ヒドロキシカルバミド、ヒドロキシクロロキン、ヒドロキシプロゲステロンカプロアート、ヒドロキシサフロールイエローA、ヒラスタン(hylastan)、ヒペリシン、ヒペストキシド、イバンドロナート、イバンドロン酸、イベロガストN(iberogastN)、イボデュタント(ibodutant)、イブ
ルチニブ、イブジラスト、イブプロフェン、イブチリド、イブチリドフマラート、イカリチン、イクラプリム、イコサブタート(icosabutate)、イコサペント、イコサペントエ
チル、イコサペントエチルエステル、イコチニブ塩酸塩、イダロピルジン、イダサヌトリン(idasanutlin)、イデベノン、イデラリシブ、イドキシウリジン、イドロノキシル、
イフェトロバン、イフェトロバンナトリウム、イグラチモド、イランソプラゾール(ilansoprazole)、イラプラゾール、イロペリドン、イロプロスト、イロプロストベタデクス
クラスレート(iloprostbetadexclathrate)、イマチニブ、イマチニブメシラート、イメグリミン、イミダフェナシン、イミダプリル、イミダゾールサリチラート、イミドール塩酸塩、イミグリプチン二塩酸塩、イミペネム、イミキモド、イミソパセムマンガン(imisopasem manganese)、イムレコキシブ(imrecoxib)、インカドロン酸、インコボツリヌストキシン、インダカテロール、インダカテロールマレアート、インダパミド、インデロキサジン、インジミテカン、インジナビル、インジセトロン、インドメタシン、インドラミン、インドテカン、インドキシモド、イネカルシトール、インフィグラチニブ、インガビリン(Ingavirin)、インゲノールメブタート、吸入亜硝酸ナトリウム、カルボキシマ
ルトース第二鉄、イノシン、インテピルジン(intepirdine)、イオジコナゾール、イパ
タセルチブ二塩酸塩、イプラグリフロジン、イプラトロピウム、イプラトロピウムブロミド、イプタカリム、イルベサルタン、イリノテカン、イリノテカン塩酸塩、イリノテカンスクロソファート、イロフルベン、イソマルトシド鉄1000(iron isomaltoside1000)、コハク酸鉄タンパク(iron protein succinylate)、イロススタット(irosustat
)、イルソグラジンマレアート、イサブコナゾニウムクロリド/スルファート、イソジブト、イソフルラン、イソニアジド、イソプロピルウノプロストン、イソソルビドジニトラート、イソソルビドモノニトラート、イソステビオール、イソチアフルジン(isothiafludine)、イソトレチノイン、イスラジピン、イスタロキシム、イストラデフィリン、イタシチニブ(itacitinib)、イトプリド塩酸塩、イトラコナゾール、イバブラジンヘミスルファート、イバブラジ塩酸塩、イバカフトル、イベルメクチン、イボシデニブ、アフリベルセプト、イキサベピロン、イキサゾミブシトラート、カリクレイン、カングベイド(kangbeide)、ケタミン、ケタンセリン、ケトコナゾール、ケトプロフェン、ケトロラク、
ケトロラクトロメタミン、ケトチフェン、ケベトリン、クコアミンBメシラート、L-4-クロロキヌレニン、ラシジピン、ラコサミド、ラクチトール、ラダリキシン(ladarixin)、ラドスチギル、ラフルニムス、ラフチジン、ラミブジン、ラモトリギン、ランジオ
ロール、ランジオロール塩酸塩、ラニナミビルオクタノアート、ラノコナゾール、ランソプラゾール、ランタンカルボナート、ラパチニブ、ラキニモド、ラロムスチン、ラスミジタン、ラソホキシフェン、ラタノプロスト、ラタノプロステンブノド、ラウフルミド(lauflumide)、レジパスビル、レファムリン(lefamulin)、レフルノミド、レンボレキサ
ント、レナリドミド、レンチナン、レンチナンスルファート、レンチナンビラール(lentinanviral)、レンバチニブメシラート、レルカニジピン、レシヌラド、レテプリニム、
レテルモビル、レトロゾール、ロイシン、ロイプロレリンアセタート、レバルブテロール、レバルブテロール塩酸塩、レバミソール、レバムロジピン、レバムロジピンベシラート、レバムロジピンマレアート、レベチラセタム、レボブピバカイン、レボカバスチン、レボカバスチン塩酸塩、レボカルニチン、レボセチリジン二塩酸塩、レボドパ、レボドキサゾシンメシラート(levodoxazosin mesylate)、レボフロキサシン、レボケトコナゾー
ル(levoketoconazole)、レボミルナシプラン、レボナジフロキサシンアルギニン塩(levonadifloxacin arginine salt)、レボノルゲストレル、レボノルゲストレルブタノアート、レボ-フェンシノナート塩酸塩、レボルニダゾール、レボルファノール、レボシメンダン、レボチロキシンナトリウム、レボツス(levotuss)、L-グルタミン、リドカイン、リフィテグラスト、リグストラジン塩酸塩、リマプロスト、リナグリプチン、リネゾリド、リオチロニン、リオチロニンナトリウム、リポベアン(lipobean)、リポソーマルクルクミン(liposomal curcumin)、リポテイコ酸、リラナフタート、リスデキサムフ
ェタミン、リシノプリル、リソフィリン、リスリド水素マレアート、リチウムシトラート、リチウムスクシナート、リキシバプタン、ロバプラチン、ロベグリタゾン、ロデナフィルカルボナート、ロフェキシジン、ロメフロキサシン、ロメリジン、ロメリジン二塩酸塩、ロミタピド、ロナファルニブ、ロニダミン、ロペラミド、ロペラミドオキシド、ロピナビル、ロラタジン、ロラゼパム、ロルカセリン、ロレジピオン(loredipion)、ロルラチニブ、LーオミチンL-アスパルタート(L-omithineL-aspartate)、ロモキシカム(lomoxicam)、ロサルタン、ロサルタンカリウム、ロスマピモド(losmapimod)、ロテプレドノールエタボナート、ロバスタチン、ロキサピン、ロキソプロフェン、L-プラジカンテル、ルビプロストン、ルカントン、ルセラスタット(lucerastat)、ルシナクタント、ルシタニブ塩酸塩(lucitanib hydrochloride)、ルリコナゾール、ルマカフトル、ルマテペロントルエンスルホナート(lumateperone toluene sulfonate)、ルメファントリン、ルミラコキシブ、ルナカルシポル(lunacalcipol)、ルラシドン、ルルビネクテジン、ルセオグリフロジン水和物、ルストロンボパグ、リシンアセチルサリチラート、マシモレリン(macimorelin)、マシテンタン、マフェニド、マグネシウムカルボナート、マグネ
シウムイソグリシルリジナート(magnesium isoglycyrrhizinate)、マンガホジピル、
マニジピン、マニジピン二塩酸塩、マンニトール、マラビロク、マリバビル、マリゾミブ、マシルカスト、マシチニブ、マボグルラント、マキサカルシトール、メベンダゾール、メビホン(mebiphon)、メカミラミン、メカミラミン塩酸塩、メクロルエタミン、メコバラミン、メドロキシプロゲステロン、メドロキシプロゲステロンアセタート、メフロキン、メゲストロール、メゲストロールアセタート、メイスオシュリ(meisuoshuli)、メレ
ボドパ、メロキシカム、メルファラン、メルファランフルフェナミド塩酸塩、メマンチン、メマンチン塩酸塩、メナジオンナトリウム重亜硫酸塩、メナテトレノン、メパクリン、メキノール、メルカプタミン、メルカプタミン重酒石酸塩、メルカプタミン塩酸塩、メルカプトプリン、メレスチニブ(merestinib)、メロペネム、メロトシン(merotocin)、
メサラミン、メサラジン、メタカビル、メタドキシン、メタミゾールナトリウム、メタキサロン、メテルゴリン、メトホルミン、メトホルミン塩酸塩、メタドン、メタゾラミド、メトトレキサート、メトキシフルラン、メチルアミノレブリナート塩酸塩、メチルナルトレキソンブロミド、メチルナルトレキソン、メチルフェニダート、メチルフェニダート塩酸塩、メチルプレドニソロン、メチルプレドニソロンアセポナート、メチルチオニニウムクロリド、メチロシン、メトクロプラミド、メトプロロール、メトプロロールスクシナート、メトリホナート、メトロニダゾール、メチラポン、メキシレチン、ミベフラジル、ミコナゾール、ミコナゾールニトラート、ミダゾラム、ミダゾラム塩酸塩、ミドドリン、ミドスタウリン、ミファムルチド、ミフェプリストン、ミガラスタット、ミグリトール、ミグルスタット、ミルナシプラン、ミルリノン、ミルテホシン、ミナプリン、ミノシクリン、ミノシクリン塩酸塩、ミノドロン酸、ミノキシジル、ミラベグロン、ミリプラチン水和物、ミロデナフィル、ミロデナフィル塩酸塩、ミロガバリン、ミルタザピン、ミソプロストール、ミチグリニド、ミトマイシン、ミトキサントロン、ミトキサントロン塩酸塩、ミボチラート(mivotilate)、ミゾラスチン、ミゾリビン、モセチノスタット二臭化水素塩
、モクロベミド、モダフィニル、ドキシシクリン、モジパファント、モエキシプリル、モフェゾラク、モリズスタット、モリンドン塩酸塩、モメロチニブ、モメタゾン、モネパンテル、モノアンモニウムグリシルリジナート(monoammonium glycyrrhizinate)、モノ
ベンゾン、モノナトリウムアルファルミノール、モノテルペンペリリルアルコール、モンテルカスト、モンテルカストナトリウム、モンモリロナイト、モラシジン、モリニダゾール、モルフィン、モルフィングルクロニド、モルフィンピタバスタチン、モルフィンスルファート、モルホチアジンメシラート(morphothiadine mesilate)、モサプリド、モトリモド、モキシデクチン、モキシフロキサシン、モキシフロキサシン塩酸塩、モキソニジン、モキソニジン塩酸塩、モザバプタン、ムパルホスタットナトリウム(muparfostat sodium)、ムピロシン、マイコバクトビル(mycobactovir)、ミコフェノラートモフェチ
ル、ミリスチルニコチナート、ナビロン、ナビキシモルス、ナブメトン、N-アセチルシステイン、ナシステリン、ナジフロキサシン、ナドロール、ナドロパリンカルシウム、ナフチフィン塩酸塩、ナフトピジル、ナルブフィン、ナルブフィンセバカート、ナルデメジン、ナルフラフィン、ナルメフェン、ナロキセゴール、ナロキソン、ナロキソン塩酸塩、ナルトレキソン、ナルトレキソン塩酸塩、ナルゾタン(naluzotan)、ナンドロロンデカ
ノアート、ナパブカシン、ナファゾリン、ナフトキン(naphthoquine)、ナプロキセン、ナプロキセンナトリウム、ナ
コチニブメシラート、ナラトリプタン、ナルラプレビル(narlaprevir)、ナサパク(nasapaque)、ナサルプラーゼ、ナストラゼピドカルシウム(nastorazepide calcium)、ナテグリニド、ナバメペント(navamepent)、ナザルチニブ、ネビボロール、ネクパラニブ(necuparanib)、ネダプラチン、ネドクロミル、ネララビン、ネルフィナビル、ネロタ
ンセリン(nelotanserin)、ネモナプリド、ネモノキサシン、ネオアンドログラホリド、ネオサキシトキシン、ネオスチグミンメチルスルファート、ネパズタント、ネパフェナック、ネピカスタット、ネポロング(nepolong)、ネラメキサン、ネラチニブ、ネリドロン酸、ネタルスジル(netarsudil)、ネチルミシン、ネツピタント、ネビラピン、ニアシン、ニカルジピン、ニセルゴリン、ニコランジル、ニコチフロリン、ニコチン、ニコチン酸、ニクサミド、ニフェジピン、ニフェカラント、ニフェビロク(nifeviroc)、ニフルチ
モックス、ニフルジド、ニッコマイシン、ニロチニブ、ニルタミド、ニルバジピン、ニメスリド、ニモジピン、ニモラゾール、ニンゲチニブ(ningetinib)、ニンテダニブ、ニラパリブ、ニソルジピン、ニタゾキサニド、ニチシノン、ニトレンジピン、酸化窒素、ニトログリセリン、ニトログリセリン、ニザチジン、ノクキサバン(nokxaban)、ノラトレキセド、ノメゲストロールアセタート、ノルエルゲストロミン、ノルエピネフリン、ノルエチンドロン、ノルエチンドロンアセタート、ノルエチンドロンエナンタート、ノルエチステロン、ノルエチステロンアセタート、ノルフロキサシン、ノルゲスチマート、ノルイボガイン、ノルウルソデオキシコール酸、オベチコール酸、オクテニジン、オクトヒドロアミノアクリジンスクシナート、オクトレオチド、オクトレオチド塩酸塩、オダラスビル、オダナカチブ、オジパルシル、オフロキサシン、オランザピン、オラパリブ、オレソキシム、オリセリジン(oliceridine)、オルメサルタン、オルメサルタンシレキセチル、オ
ルメサルタンメドキソミル、オロダテロール、オロダテロール塩酸塩、オロパタジン、オロパタジン塩酸塩、オルプリノン、オルサラジン、オルチプラズ、オマセタキシンメペスクシナート、オマダサイクリン、オマリグリプチン、オマベロキソロン(omaveloxolone
)、オムビタスビル、オメカムチブメカルビル、ω-3カルボン酸、オメプラゾール、オミガピル、オモコナゾール、オナレスピブ(onalespib)、オナプリストン、オンダンセ
トロン、オンデロプラン(ondelopran)、オピカポン、オピプラモール、メチルフェニダート、オルシノシド、オリロチモド(orilotimod)、オリタバンシン、オルリスタット、オルニチンフェニルアセタート、オモプロスチル(omoprostil)、オルタタキセル、オルテロネル、オルソビスク(orthovisc)、オルベピタント、オセルタミビル、オシロドロ
スタット、オシメルチニブ、オシリスフレウムプラテンセ(Osiris Phleum pratense)、オスペミフェン、オテラシルカリウム、オテセコナゾール(oteseconazole)、オキサ
リプラチン、オキサル酢酸、オキサンドロロン、オキサゼパム、オキスカルバゼピン、オ
キシフェンダゾール、酸化型グルタチオンナトリウム、オキシラセタム、オキシブチニン、オキシブチニン塩酸塩、オキシコドン、オキシコドン塩酸塩、オキシメタゾリン、オキシメタゾリン塩酸塩、オキシモルホン、オキシトシン、オザグレル、オザグレル塩酸塩、オザグレルナトリウム、オザニモド、オゼノキサシン、パクリタキセル、パクリタキセルポリグルメクス、パクリチニブ、パルボシクリブ、パリペリドン、パリペリドンパルミタート、パルミドロール、パロノセトロン、パロバロテン(palovarotene)、パミドロナート二ナトリウム、パンクレリパーゼ、パニペネム、パノビノスタット、パントプラゾール、パラセタモール、パレコキシブ、パリカルシトール、パリタプレビル、パマパリンナトリウム(pamaparin sodium)、パログレリル、パロモマイシン、パロキセチン、パロキ
セチン塩酸塩半水和物、パロキセチンメシラート、パチロマーカルシウム(patiromer calcium)、パツピロン、パゾパニブ、パズフロキサシン、パズフロキサシンメシラート、ペフカルシトール、ペフィシチニブ、ペグ化アポ-フィルグラスチム(pegylatedapo-filgrastim)、ペルビプロフェン、ペマフィブラート、ペメトレキセド二ナトリウム、ペミ
ロラスト、ペミロラストカリウム、ペミロラストナトリウム、ペンシクロビル、ペネヒクリジン塩酸塩、ペンタミジン、ペンテタートカルシウム三ナトリウム、ペンテタート亜鉛三ナトリウム、ペンテトラゾール、ペントサンポリスルファートナトリウム、ペントスタチン、ペントキシフィリン、ペラミビル、ペランパネル、ペルクロゾン(perchlozone)
、ぺレチノイン、ペルフレナペント(perflenapent)、ペルフルブロンエマルション(perflubronemulsion)、ペルフルオロオクチルブロミド、ペルゴリド、ペルヘキシリンマレアート、ペリホシン、ペリンドプリル、ペリンドプリルアルギニン、ペロスピロン、ペボネディスタット、ペキシダルチニブ、ファゴビオデルム(PhagoBioDerm)、フェンクロベンピロン(phenchlobenpyrrone)、フェネチルイソチオシアナート、フェノキシベンザミン塩酸塩、フェンテルミン、フェンテルミン塩酸塩、フェントールアミンメシラート、フェニルブチラート、フェニレフリン、フェニレフリン塩酸塩、フェニトイン、ホスファジド、ピブレンタスビル、ピシバニル、ピクロリブ、ピクロポドフィリン、ピドチモド、ピロカルピン、ピロカルピン塩酸塩、ピルシカイニド、ピマセルチブ塩酸塩、ピマバンセリン(pimavanserin)、ピメクロリムス、ピモベンダン、ピノセンブリン、ピノメトスタット(pinometostat)、ピオグリタゾン、ピオグリタゾン塩酸塩、ピパムペロン、ピペクロニウム、ピペラシリン、ピペラシリンナトリウム、ピペラキン、ピペラキンホスファート、ピペリドンハイドロクロリデュム(piperidone hydrochloridum)、ピペリン、ピペルフェントナミン(piperphentonamine)、ピラセタム、ピラルビシン、ピルフェニドン、
ピルメノール、ピロメラチン(piromelatine)、ピロチニブ、ピロキシカム、ピロキシカムベタデクス、ピタバスタチン、ピタバスタチンカルシウム、ピトリサント、ピキサントロン、プラゾミシン、プレコナリル、プレリキサホル、プリナブリン、ポカパビル(pocapavir)、ヒドロモルホン、ポドフィロックス、ポラプレジンク、ポルマコキシブ、ポリ
ダチン、ポリオキシドニウム(polyoxidonium)、ポマグルメタドメチオニル(pomaglumetad methionil)、ポマリドミド、ポナチニブ、ポネシモド、ポルフィマーナトリウム、ポサコナゾール、ポシフェン(posiphen)、カリウム重炭酸塩、カリウムシトラート、クラブラン酸カリウム、ポジオチニブ(poziotinib)、プラシノスタット、プラデホビル、プララトレキサート、プラミペキソール、プラミラセタム、プランルカスト、プランルカスト水和物、プラステロン、プラスグレル、プラバスタチン、プラゾシン、プレドニムスチン、プレドニソロン、プレドニソロンアセタート、プレドニソロンナトリウムホスファート、プレドニソン、プレガバリン、プレムプロ(prempro)、プレサトビル(presatovir)、プレトマニド、プレビデルシン(previdersin)、プレキサセルチブ、プリドピジン(pridopidine)、プリロカイン、プリテリビル、プロカテロール塩酸塩、プロクロルペ
ラジン、プロクロルペラジンマレアート、プロフェザイム(profezyme)、プロゲステロ
ン、プロゲストーゲン、プロゲストーゲンジエノゲスト、プログアニル、プロメタジン、プロミチル(promitil)、プロパフェノン、プロパゲルマニウム、プロポホール、プロプラノロール、プロプラノロール塩酸塩、プロスタット、プロキソドロール(proxodolol)、プルカロプリド、プルリフロキサシン、プルリソル(prurisol)、不溶性プルシアンブ
ルー(prussianblueinsoluble)、プソイドエフェドリン、プソイドエフェドリン塩酸塩
、プエラリン、プキチニブメシラート、ピラジンアミド、ピリドキサミン二塩酸塩、ピリドキシン塩酸塩、ピリメタミン、ピロナリジン、ピロルチニブマレアート(pyrroltinibmaleate)、クアゼパム、クエチアピンフマラート、クエチアピン、キナゴリド塩酸塩、キナプリル塩酸塩、キニジンスルファート、キニンスルファート、キヌプリスチン、キシノスタット、キザルチニブニ塩酸塩、ラベプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、ラベキシモド(rabeximod)、ラセカドトリル、ラデゾリド(radezolid)、ラドチニブ(radotinib)、ラルフィナミド、ラリメチニブ(ralimetinib)、ラリネパグ、ラロキシフェン、ラルテグラビル、ラルチトレキセド、ラマトロバン、ラメルテオン、ラミプリル、ラモセトロン、ラニチジン、ラニチジンビスマスシトラート、ラノラジン、ラサギリン、ラビダスビル塩酸塩(ravidasvir hydrochloride)、ラキサトリギン(raxatrigine)、レバミピド、レバスチニブ、レボキセチン、レボキセチンメシラート、レシリシブナトリウム、レコフラボン(recoflavone)、レダポルフィン、イブプロフェン、ナプロキセン、グリ
コピロニウムブロミド、レファメチニブ、レゴラフェニブ、レラバクタム、レレノプリド(relenopride)、レルゴリクス、レメグルラント、レミフェンタニル、レミフェンタニ
ル塩酸塩、レミマゾラム、レミマゾラムトシラート、レモグリフロジンエタボナート、レパグリニド、レパリキシン、レピリナスト、アムレキサノックス、クロルシクリジン塩酸塩、ブシラミン、グアナベンズ、マジンドール、ナルトレキソン、ニチシノン、オンダンセトロン、ファセトペラン、レチガビン、ロシグリタゾン、ナトリウムフェニルブチラート、レシニフェラトキシン、レシキモド、レスミノスタット、レスベラトロール、レタグリプチン(retagliptin)、レタパムリン、レチガビン、レチノイン酸、レトシバン、レ
バプラザン、レベフェナシン(revefenacin)、レビパリンナトリウム、レイン、レニウ
ム-186エチドロナート、リバビリン、リボシクリブ、リコリノスタット、リジニラゾール、リドスチン(ridostin)、リファブチン、リファンピシン、リファマイシン、リファペンチン、リファキシミン、リゴセルチブナトリウム、リラプラジブ(rilapladib)、リルピビリン、リルピビリン塩酸塩、リルゾール、リマンタジン、リメポリド(rimeporide)、リメキソロン、リオシグアト、リパスジル塩酸塩水和物、リセドロナートナトリウム、リスペリドン、リトナビル、リバロキサバン、リバスチグミン、リビパンセルナトリウム、リザトリプタン、リザトリプタンベンゾアート、ルムラチオン(rmulation)、ロ
シレチニブ、ロフルミラスト、ロキタマイシン、ロラピタント、ロムルチド、ロナカレレット、ロネパルスタット(roneparstat)、ロノプテリン(ronopterin)、ロピニロール
、ロピニロール塩酸塩、ロピバカイン、ロセベンガルナトリウム(rosebengal sodium)、ロシグリタゾン、ロシグリタゾンマレアート、ロシグリタゾンナトリウム、ロスタフロキシン、ロスバスタチン、ロスバスタチンカルシウム、ロチゴチン、ロバチレリン、ロキサズスタット(roxadustat)、ロキシトロマイシン、ルビテカン、ルカパリブホスファート、ルフィナミド、ルフロキサシン、ルパタジン、ルキソリチニブ、S-(-)-オミダゾールホスファート二ナトリウム(S-(-)-omidazole phosphate disodium)、サバルビシン、サクビトリル、サフィナミド、サルブタモール、サルブタモールスルファート、サリチル酸(salicyclic acid)、サルメテロール、サルメテロールキシナホアート、サルブリナール、サルビシン、サマリウム(153Sm)レキシドロナム、サミドルファン(samidorphan)、S-アムロジピンニコチナート、サパシタビン、サプロプテリン、サプ
ロプテリン二塩酸塩、サキナビル、サラカチニブ、サレサイクリン(sarecycline)、サ
ログリタザル、サルポグレラート塩酸塩、サボリチニブ(savolitinib)、サキサグリプ
チン、スコポラミン、サソリ毒、ω-3多価不飽和脂肪酸、セクニダゾール、セゲステロンアセタート(segesterone acetate)、セレギリン、セレギリン塩酸塩、セレプレシン(selepressin)、セレキシ
パグ、セリシクリブ、セリネキソール、セリシスタット(selisistat)、セルメチニブ、セルラムパネル(selurampanel)、セプラノロン(sepranolone)、セラトロダスト、セ
ルロピタント(serlopitant)、セルタコナゾール、セルタコナゾールニトラート、セル
チンドール、セルトラリン、セルトラリン塩酸塩、セチピプラント(setipiprant)、セ
ベラマーカルボナート、セベラマー塩酸塩、セビテロネル(seviteronel)、セボフルラ
ン、セブパリンナトリウム(sevuparin sodium)、シブトラミンマレアート、シブトラ
ミンメシラート、シルデナフィル、シルデナフィルシトラート、シリビニン二水素スクシナート、シルミタセルチブ、シロドシン、銀スルファジアジン、シメプレビル、シミテカン塩酸塩、シモチニブ塩酸塩、シンバスタチン、シノテセアン(sinotecean)、シポニモド、シロリムス、シタフロキサシン、シタグリプチン、シタグリプチンホスファート、シベレスタット、シゾフィラン、スミラゲニン、S-モダフィニル、ソブゾキサン、エシン酸ナトリウム、ナトリウムアスコルバート、ナトリウムベンゾアート、ナトリウム重炭酸塩、ナトリウムクロモグリカート、ナトリウム第二鉄グルコナート複合体、ナトリウムグリシジダゾール(sodium glycididazole)、ナトリウムグアレナート(sodium gualenate)、ナトリウムヒアルロナート、ナトリウムイバンドロナート、ナトリウムニトラート、ナトリウム亜硝酸塩、ナトリウムオキシバート、ナトリウムフェニルアセタート、ナトリウムフェニルブチラート、ナトリウムポリスルチオナート(sodium polysulthionate
)、ナトリウムプラステロンスルファート、ナトリウムピルバート、ナトリウムタウロコラート、ナトリウムチオスルファート、ナトリウムジルコニウムシクロシリカート、ソホスブビル、ソフピロニウムブロミド、ソラベグロン、ソリフェナシン、ソリスロマイシン、ソニデギブ、ソノリシブ(sonolisib)、ソホカルピン、ソホリジン塩酸塩、ソラフェ
ニブ、ソビトール、ソタグリフロジン(sotagliflozin)、ソチリモド(sotirimod)、ソトラスタウリン、ソチリズ(sotylize)、ソバプレビル(sovaprevir)、スパルフロキサシン、スパルセンタン(sparsentan)、スペブルチニブ、スピラプリル、スピロノラクトン、スクアラミン、スタンソポルフィン(stannsoporfin)、スタブジン、S-テナトプ
ラゾール、ステプロニン、スチリペントール、ストレプトゾシン、ストロンチウムマロナート、ストロンチウムラネラート、コハク酸、スクラルファート、スクロオキシ水酸化鉄、スフェンタニル、スフタランジンク(suftalanzinc)、スガマデクス、スルバクタム、スルバクタムナトリウム、スルカルジンスルファート(sulcardine sulfate)、スルフ
ァメトキシピラジン、スルファサラジン、スルファチニブ(sulfatinib)、スルホニル尿素、スルホラファン、スルホタンシノンナトリウム(sulfotanshinone sodium)、スリ
ンダク、スロデキシド(sulodexide)、スルファメトキサゾール、スルチアム、スマトリプタン、スマトリプタンスクシナート、スニチニブ、サンストーン(sunstone)、スプラシン(suplasyn)、スプラタストトシラート、スラミンナトリウム、ベラパミル塩酸塩、リルピビリン、ステゾリド、スボレキサント、タカルシトール、タクリン、タクロリムス、タダラフィル、タファミジス、タフェノキン、タフルプロスト、タホキシパリンナトリウム(tafoxiparin sodium)、タラデギブ(taladegib)、タラポルフィン、タラゾパリブ(talazoparib)、タリペキソール、タルチレリン、タミバロテン、タモキシフェン、
タムスロシン、タムスロシン塩酸塩、タンドスピロン、タネスピマイシン、タペンタドール、タラフェナシン(tarafenacin)、タレンフルルビル、タルロキソチニブブロミド(tarloxotinib bromide)、タセリシブ、タシメルテオン、タスキニモド、タバボロール、タビレルミド(tavilermide)、タザロテン、タゼメトスタット、タゾバクタム、タゾバ
クタムナトリウム、テビペネムピボキシル、テカルファリン、テコビリマット、テクトリゲニンナトリウムスルホーナート、テジサミル、テジゾリドホスファート、テフィノスタット(tefinostat)、テガフル、テガセロド、テイコプラニン、テラプレビル、テラプリストンアセタート(telapristone acetate)、テラチニブ(telatinib)、テルビブジン、テリスロマイシン、テルミサルタン、テロトリスタテチプラート(telotristatetiprate)、テマノグレル(temanogrel)、テモカプリル、テモポルフム(temoporfm)、テモゾロミド、テムシロリムス、テナリシブ(tenalisib)、テナパノル、テネグリプチン、テ
ノホビル、テノホビルアラフェナミド、テノホビルジピボキシルフマラート、テノホビルジソプロキシルアスパルタート、テノホビルジソプロキシルフマラート、テノキシカム、テポチニブ、テプレノン、テラメプロコール、テラゾシン、テルビナフィン、テルビナフィン塩酸塩、テルグリド、テリフルノミド、テセバチニブ(tesevatinib)、テソフェン
シン、テストステロン、テストステロンウンデカノアート、テトラベナジン、テトラカイ
ン、テトラカイン塩酸塩、テトラヒドロカンナビジオール、テトラチオモリブダート、テトリゾリン、テザカフトル(tezacaftor)、タリドミド、テリアチニブ(theliatinib)
、テオフィリン、治療薬(therapeutic)、チアジド、チエノルフィン塩酸塩、チオテパ
、トロンビン、トロンボレズクチン(thromboreductin)、チロキシン、チアガビン、チ
アネプチン、チボロン、チカグレロル、チクロピジン、チゲシクリン、チルドロナートジナトリウム、チモロール、チモロールマレアート、チンダマクス(tindamax)、チニダゾール、チンザパリンナトリウム、チオコナゾール、チオプロニン、チオトロピウムブロミド、チオトロピウムブロミド一水和物、チペルカスト、チペピジンヒベンザート、チピファルニブ、チピラシル塩酸塩、チプラナビル、チラパザミン、チラセムティブ、チリラザド、チロフィバン、チロフィバン塩酸塩、チバンチニブ、チボザニブ、チザニジン、トブラマイシン、トコフェルソラン(tocofersolan)、トコレチナート、トファシチニブ、トホグリフロジン、トルカポン、トルイミドン、トルペリソン、トルテロジン、トルテロジンタルトラート、トルバプタン、トナベルサット、トピラマート、トピロキソスタット、トポテカン、トポテカン塩酸塩、トラセミド、トレホラント(toreforant)、トレミフェン、トセドスタット、トスフロキサシン、トトロンボパグ(totrombopag)、トザデナン
ト、トラベクテジン、トラボデノソン、トラジピタント(tradipitant)、トラマドール
、トラマドール塩酸塩、トラメチニブ、トランドラプリル、トラネキサム酸、トラニラスト、トランスクロセチナート-ナトリウム(transcrocetinate-sodium)、経上皮リボフ
ラビン、トランチンテロール塩酸塩、トラボプロスト、トラゾドン、トレハロース、トレラグリプチンスクシナート、トレオスルファン、トレプロスチニル、トレプロスチニルジオラミン、トレチノイン、トリアムシノロンアセトニド、トリアピン、トリアゾラム、トリベンジミジン、トリクロルメチアジド、トリシリビン、トリクラベンダゾール、トリクロカルバン、トリエンチン塩酸塩、トリファロテン(trifarotene)、トリフルリジン、
トリフルサール、トリヘプタノイン、トリロスタン、トリメブチン3-チオカルバモイル-ベンゼンスルホナート、トリメブチントシラート、トリメゲストン、トリメトプリム、トリメトレキサート、トリニトラート、トリカリウムジシトラトビスムタート(tripotassium dicitratobismuthate)、トロフィネチド(trofinetide)、トロピカミド、トロピセトロン、トロスピウムクロリド、トロバフロキサシン、トロキシピド、ツカチニブ(tucatinib)、ツロブテロール、チレルジピン塩酸塩(tylerdipinehydrochloride)、ウベ
ニメックス、ユビデカレノン、ウブロゲパント、ウデナフィル、ウリナスタチン、ウリプリスタル、ウリキセルチニブ(ulixertinib)、ウロベタソル(ulobetasol)、ウメクリ
ジニウム、ウメクリジニウムブロミド、ウパモスタット(upamostat)、ウプロセルチブ
(uprosertib)、ウラシル、ウラピジル、ウリジントリアセタート、ウロアシチデス(uroacitides)、ウルソデオキシコール酸、ウルソール酸、バボルバクタム、バダデュスタ
ット、バラシクロビル、バラシクロビル塩酸塩、バルベナジン、バルデコキシブ、バルガンシクロビル、バロマシクロビルステアラート(valomaciclovir stearate)、バルプロ酸、バルルビシン、バルサルタン、バルサルタン三ナトリウムヘミペンタヒドラート、バンコマイシン、バンコマイシン塩酸塩、バンデタニブ、バニプレビル、バノキセリン、バペンダビル(vapendavir)、バルデナフィル塩酸塩、バレニクリン、バリテナ(varithena)、バルリチニブ(varlitinib)、バチキノン、バベルタ(vavelta)、ベリパリブ、ベルパタスビル、ベルセトラグ(velusetrag)、ベムラフェニブ、ベネトクラクス、ベンラファキシン、ベンラファキシン塩酸塩、ベポロキサマー(vepoloxamer)、ベラパミル、
ベラパミル塩酸塩、ベルジネキソル(verdinexor)、ベレゲン(veregen)、ベリシグア
ト、ベリヌラド(verinurad)、ベルナカラント、ベルナカラント塩酸塩、ベロスジル(verosudil)、ベルテポルフィン、ベルベセスタット、ベルブリン(verubulin)、ベサト
リモド、ベスナリノン、ビベグロン、ビカグレル、ビガバトリン、ビランテロール、ビランテロールトリフェニル酢酸塩、ビラプリサン、ビラゾドン、ビルダクリプチン、ビンクリスチンスルファート、ビンフルニン、ビノレルビン、ビンポセチン、ビンタホリド、ビラリム-C(viralym-C)、ビスモデギブ、ビスツセルチブ、ビタミンEニコチニカート
(vitamin E nicotinicate)、ビゾミチン(vizomitin)、ボグリボース、ボラセルチ
ブ、ボリキシバットカリウムエタノラート水和物、ボノプラザンフマラート、ボラパキサル、ボリコナゾール、ボリノスタット、ボルチオキセチン、ボルチオキセチン臭化水素酸塩、ボサロキシン、ボキシラプレビル、ワルファリン、キセミロフィバン、イイミタスビル(yimitasvir)、ヨンケナフィル(yonkenafil)、ザボフロキサシン、ザフィルルカスト、ザルシタビン、ザレプロン、ザルトプロフェン、ザミカスタット(zamicastat)、ザナミビル、ゼミスタチン(zemiStatin)、Z-エンドキシフェン塩酸塩、ジボテンタン、ジデバクタム、ジドブジン、ジロイトン、酢酸亜鉛、ジノスタチンスチマラマー、ジプラシドン、ゾフェノプリル、ゾゲニクス(zogenix)、ゾレドロナートD,L-リシン一水
和物、ゾレドロナート二ナトリウム、ゾレドロン酸、ゾリフロダシン(zoliflodacin)、ゾルミトリプタン、ゾルピデム、ゾルピデムタルトラート、ゾニサミド、ゾピクロン、ゾテピン、ズカプサイシン、ズクロペンチキソール、及びズレチノールアセタート(zuretinol acetate)からなる群から選択される。
【0070】
特定の実施形態では、漢方薬は、アベルモスキ・コロラ(Abelmoschi Corolla)、ケ
イコツソウ、トウキシ、ナンカゴヒ(Acanthopanacis Cortex)シゴカ(Acanthopanacis
Senticosi Radix Et Rhizoma Seu Caulis)、ウコギ属エキス、セイヨウシソウ、ゴシツ、ソウウハ(Aconiti Kusnezoffii Folium)、アコニティ・クスネゾフ・ラディックス・コクタ(Aconiti Kusnezoffii Radix Cocta)、ソウウズ、アコニティ・ラテラリス・ラディックス・プラエパラタ(Aconiti Lateralis Radix Praeparata)、ア
コニティ・ラディックス・コクタ(Aconiti Radix Cocta)、ブシ、ショウブ、セキシ
ョウブ、シャジン、アエスクリ・セメン(Aesculi Semen)、マムシ、センカクソウ、アイランティ・コルテックス(Ailanthi Cortex)、キランソウ、モクツウ、ヨチシ、ゴウカンヒ、アルビジアエ・フロス(Albiziae Flos)、タクシャ、アリイ・マクロステモニス・ブルブス(Allii Macrostemonis Bulbus)、アリイ・サティヴィ・ブルブス(Allii Sativi Bulbus)、アリイ・トゥベロシ・セメン(Allii Tuberosi Semen)、アロ
エ、アルピニアエ・カツマダイ・セメン(Alpiniae Katsumadai Semen)、リョウキョ
ウ、アルピニアエ・オキシフィラエ・フルクトゥス(Alpiniae Oxyphyllae Fructus)
、アルメン(Alumen)、アモイ・フルクトゥス・ロトゥンドゥス(Amomi Fructus Rotundus)、アモイ・フルクトゥス(Amomi Fructus)、アムペロプシス・ラディックス(Ampelopsis Radix)、アンドログラフィス・ヘルバ(Andrographis Herba)、アンドログラフォリデス(Andrographolides)、チモ、アネモネス・ラデアナエ・リゾマ(Anemones
Raddeanae Rhizoma)、ビャクシ、アンゲリカエ・プベスセンティス・ラディックス(Angelicae Pubescentis Radix)、アンゲリカエ・シネンシス・ラディックス(Angelicae Sinensis Radix)、アニシ・ステラティ・フルクトゥス(Anisi Stellati Fructus)、アポシニ・ウェネティ・フォリウム(Apocyni Veneti Folium)、アクィラリアエ・リグヌム・レシナトゥム(Aquilariae Lignum Resinatum)、アルカエ・コンカ(Arcae Concha)、ゴボウシ、アルディシアエ・クレナタエ・ラディックス(Ardisiae Crenatae Radix)、アルディシアエ・ヤポニカエ・ヘルバ(Ardisiae Japonicae Herba)
、アレカエ・ペリカルピウム(Arecae Pericarpium)、アレカエ・セメン・トストゥム
(Arecae Semen Tostum)、ビンロウジ、アリサエマ・クム・ビル(Arisaema Cum Bil)、アリサエマティス・リゾマ・プレパラトゥム(Arisaematis Rhizoma Preparatum
)、アリサエマティス・リゾマ(Arisaematis Rhizoma)、アリストロキアエ・フルクトゥス(Aristolochiae Fructus)、アリストロキアエ・ヘルバ(Aristolochiae Herba)、アルメニアカエ・セメン・アマルム(Armeniacae Semen Amarum)、アルネビアエ・
ラディックス(Arnebiae Radix)、アルテミシアエ・アンウアエ・ヘルバ(Artemisiae
Annuae Herba)、アルテミシアエ・アルギイ・フォリウム(Artemisiae Argyi Folium)、アルテミシアエ・スコパリアエ・ヘルバ(Artemisiae Scopariae Herba)、アサリ・ラディックス・エト・リゾマ(Asari Radix Et Rhizoma)、アジアのコウモリカ
ズラの根のエキス(Asiatic Moonseed Root Extract)、アシニ・コリイ・コラ(Asini Corii Colla)、テンモンドウ、アスポンゴプス(Aspongopus)、アステリス・ラデ
ィックス・エト・リゾマ(Asteris Radix Et Rhizoma)、アストラガリ・コムプラナ
ティ・セメン(Astragali Complanati Semen)、アストラガリ・ラディックス・プラエパラタ・クム・メレ(Astragali Radix Praeparata Cum Melle)、オウギ、アトラクチロディス・マクロケファラエ・リゾマ(Atractylodis Macrocephalae Rhizoma)、ビャクジュツ、アウククランディアエ・ラディックス(Aucklandiae Radix)、キジツ、アウランティイ・フルクトゥス(Aurantii Fructus)、バムブサエ・カウリス・イン・タ
エニアス(Bambusae Caulis In Taenias)、バムブサエ・コンクレティオ・シリケア
(Bambusae Concretio Silicea)、バフィカカンシス・クシアエ・リゾマ・エト・ラディックス(Baphicacanthis Cusiae Rhizoma Et Radix)、ベラムカンダエ・リゾマ(Belamcandae Rhizoma)、ベラドンナエキス、ベラドンナ流エキス(Belladonna Liquid
Extract)、ベラドンナエ・ヘルバ(Belladonnae Herba)、ベニンカサエ・エクソカ
ルピウム(Benincasae Exocarpium)、アンソッコウ、ベルベリディス・ラディックス(Berberidis Radix)、ベルゲニアエ・リゾマ(Bergeniae Rhizoma)、ベルゲニン、ビ
ストルタエ・リゾマ(Bistortae Rhizoma)、ブレティラエ・リゾマ(Bletillae Rhizoma)、ボルボステマティス・リゾマ(Bolbostemmatis Rhizoma)、ボムビクス・バトリ
ティカトゥス(Bombyx Batryticatus)、ボルネオルム・シンセティクム(Borneolum Syntheticum)、ボルネオルム(Borneolum)、ボウィス・カルクルス・アルティファクト
ゥス(Bovis Calculus Artifactus)、ボウィス・カルクルス・サティウス(Bovis Calculus Sativus)、ボウィス・カルクルス(Bovis Calculus)、ブレウィスカピネ(Breviscapine)、ブロウソネティアエ・フルクトゥス(Broussonetiae Fructus)、ブルケアエ・フルクトゥス(Bruceae Fructus)、ブバリ・コルヌ(Bubali Cornu)、ブドレ
ヤエ・フロス(Buddlejae Flos)、ブフォニス・ウェネヌム(Bufonis Venenum)、ブ
ンガルス・パルウス(Bungarus Parvus)、サイコ、カラミナ(Calamina)、カリカルパエ・カウリス・エト・フォリウム(Callicarpae Caulis Et Folium)、カリカルパエ
・フォルモサナエ・フォリウム(Callicarpae Formosanae Folium)、カリカルパエ・
マクロフィラエ・フォリウム(Callicarpae Macrophyllae Folium)、カロメラス(Calomelas)、カムプシス・フロス(Campsis Flos)、カナリイ・フルクトゥス(Canarii Fructus)、カナワリアエ・セメン(Canavaliae Semen)、マシニン、トウガラシ、カロタエ・フルクトゥス(Carotae Fructus)、カルペシイ・フルクトゥス(Carpesii Fructus)、コウカ、チョウジ、カリオフィリ・フルクトゥス(Caryophylli Fructus)、ケ
ツメイシ、ヒマシ油、カテク(Catechu)、ケロシアエ・クリスタタエ・フロス(Celosiae Cristatae Flos)、ケロシアエ・セメン(Celosiae Semen)、ツボクサ属総グルコ
シド類(Centella Total Glucosides)、ケンテラエ・ヘルバ(Centellae Herba)、
ケンティペダエ・ヘルバ(Centipedae Herba)、ケラ・キネンシス(Cera Chinensis)、ミツロウ、ケルビ・コルヌ・デゲラティナトゥム(Cervi Cornu Degelatinatum)、
ケルビ・コルヌ・パントトリクム(Cervi Cornu Pantotrichum)、ケルビ・コルヌ(Cervi Cornu)、ケルビ・コムス・コラ(Cervi Comus Colla)、カエノメリス・フルク
トゥス(Chaenomelis Fructus)、カンギイ・ラディックス(Changii Radix)、ケブラエ・フルクトゥス・イマトゥルス(Chebulae Fructus Immaturus)、ケブラエ・フルクトゥス(Chebulae Fructus)、ケリドニイ・ヘルバ(Chelidonii Herba)、中国アンゼリカ流エキス(Chinese Angelica Liquid Extract)、クロリティ・ラピス(Chloriti
Lapis)、コエロスポンディアティス・フルクトゥス(Choerospondiatis Fructus)、キクカ、クリサンセミ・インディキ・フロス(Chrysanthemi Indici Flos)、クアンクシオング・リゾマ(Chuanxiong Rhizoma)、キボティイ・リゾマ(Cibotii Rhizoma)
、キカダエ・ペリオストラクム(Cicadae Periostracum)、キコリイ・ヘルバ(Cichorii Herba)、キコリイ・ラディックス(Cichorii Radix)、ショウマ、キナバリス(Cinnabaris)、ケイヒ、キナモミ・ラムルス(Cinnamomi Ramulus)、ケイヒ油、キルシイ
・ヘルバ(Cirsii Herba)、キルシイ・ヤポニキ・ヘルバ・カルボニサタ(Cirsii Japonici Herba Carbonisata)、キルシイ・ヤポニキ・ヘルバ(Cirsii Japonici Herba)、キサムペロティス・ヘルバ(Cissampelotis Herba)、キスタンケス・ヘルバ(Cist
anches Herba)、キトリ・エクソカルピウム・ルブルム(Citri Exocarpium Rubrum)、キトリ・フルクトゥス(Citri Fructus)、キトリ・グランディス・エクソカルピウム(Citri Grandis Exocarpium)、キトリ・レティクラタエ・ペリカルピウム・ウィリデ(Citri Reticulatae Pericarpium Viride)、キトリ・レティクラタエ・ペリカルピ
ウム(Citri Reticulatae Pericarpium)、キトリ・レティクラタエ・セメン(Citri Reticulatae Semen)、キトリ・サルコダクチリス・フルクトゥス(Citri Sarcodactylis Fructus)、クレマティディス・アルマンディイ・カウリス(Clematidis Armandii
Caulis)、クレマティディス・ラディックス・エト・リゾマ(Clematidis Radix Et
Rhizoma)、クリノポディイ・ヘルバ(Clinopodii Herba)、クニディイ・フルクトゥス(Cnidii Fructus)、トウジン、ヨクイニン・コイキス・セメン(Coicis Semen)、コメリナエ・ヘルバ(Commelinae Herba)、コニザエ・ヘルバ(Conyzae Herba)、オ
ウレン、コルディセプス属(Cordyceps)、コミ・フルクトゥス(Comi Fructus)、コリダリス・ブンゲアナエ・ヘルバ(Corydalis Bungeanae Herba)、コリダリス・デクム
ベンティス・リゾマ(Corydalis Decumbentis Rhizoma)、コリダリス・リゾマ(Corydalis Rhizoma)、クラタエギ・フォリウム(Crataegi Folium)、サンザシ、クレマス
トラエ・プセウドブルブス(Cremastrae Pseudobulbus)、プレイオネス・プセウドブルブス(Pleiones Pseudobulbus)、クリニス・カルボニサトゥス(Crinis Carbonisatus)、クロキ・スティグマ(Croci Stigma)、コロトニス・フルクトゥス(Crotonis Fructus)、コロトニス・セメン・プルウェラトゥム(Crotonis Semen Pulveratum)、ク
ルクリギニス・リゾマ(Curculiginis Rhizoma)、クルクマエ・ロンガエ・リゾマ(Curcumae Longae Rhizoma)、クルクマエ・ラディックス(Curcumae Radix)、ウコン、
クスクタエ・セメン(Cuscutae Semen)、キアスラエ・ラディックス(Cyathulae Radix)、シクロビロブキシン、キナンキ・アトラティ・ラディックス・エト・リゾマ(Cynanchi Atrati Radix Et Rhizoma)、キナンキ・パニクラティ・ラディックス・エト・
リゾマ(Cynanchi Paniculati Radix Et Rhizoma)、キナンキ・スタウントニイ・リゾマ・エト・ラディックス(Cynanchi Stauntonii Rhizoma Et Radix)、キノモリイ・ヘルバ(Cynomorii Herba)、コウブシ、ダウリアのツツジ属の葉油(Dahurian Rhododendron Leaf Oil)、ダルベルギアエ・オドリフェラエ・リグヌム(Dalbergiae Odoriferae Lignum)、ダトゥラエ・フロス(Daturae Flos)、デンドロビイ・カウリス(Dendrobii Caulis)、デンドロビイ・オフィキナリス・カウリス(Dendrobii Officinalis Caulis)、デスクライニアセ・セメンレピディイ・セメン(Descurainiae Semenlepidii Semen)、デスモディイ・スチラキフォリイ・ヘルバ(Desmodii Styracifolii Herba)、ディアンシ・ヘルバ(Dianthi Herba)、ディクロアエ・ラディックス(Dichroae Radix)、ディクタムニ・コルテックス(Dictamni Cortex)、ディオスコレア・パンサイカエ・リゾマ(Dioscorea Panthaicae Rhizoma)、ディオスコレアエ・ヒポグラウカエ・リゾマ(Dioscoreae Hypoglaucae Rhizoma)、ディオスコレアエ・ニポニカエ・リゾマ(Dioscoreae Nipponicae Rhizoma)、サンヤク、ディオスコレアエ・スポン
ギオサエ・リゾマ(Dioscoreae Spongiosae Rhizoma)、ディプサキ・ラディックス(Dipsaci Radix)、ドラコニス・サングイス(Draconis Sanguis)、ドリナリアエ・リゾマ(Drynariae Rhizoma)、ドリオプテリディス・クラシリゾマティス・リゾマ・カルボニサトゥム(Dryopteridis Crassirhizomatis Rhizoma Carbonisatum)、ドリオプテ
リディス・クラシリゾマティス・リゾマ(Dryop
teridis Crassirhizomatis Rhizoma)、エキノプシス・ラディックス(Echinopsis Radix)、エクリプタエ・ヘルバ(Ecliptae Herba)、エンタダエ・セメン(Entadae Semen)、エンティアナエ・ロダンサエ・ヘルバ(Entianae Rhodanthae Herba)、マオウ
、エフェドラエ・ラディックス・エト・リゾマ(Ephedrae Radix Et Rhizoma)、エピメディイ・フォリウム(Epimedii Folium)、エピメディイ・ウスハネンシス・フォリウム(Epimedii Wushanensis Folium)、エクイセティ・ヒエマリス・ヘルバ(Equiseti
Hiemalis Herba)、エリゲロンティス・ヘルバ(Erigerontis Herba)、ビワヨウ、
エリオカウリ・フロス(Eriocauli Flos)、エロディイ・ヘルバ・ゲラニイ・ヘルバ(E
rodii Herba Geranii Herba)、エリキベス・カウリス(Erycibes Caulis)、ユーカリ油、トチュウ、エウコミアエ・フォリウム(Eucommiae Folium)、ゴシュユ、エウパ
トリイ・ヘルバ(Eupatorii Herba)、エウパトリイ・リンドレヤニ・ヘルバ(Eupatorii Lindleyani Herba)、エウフォルビアエ・エブラクテオラタエ・ラディックス(Euphorbiae Ebracteolatae Radix)、エウフォルビアエ・ヒルタエ・ヘルバ(Euphorbiae Hirtae Herba)、エウフォルビアエ・フミフサエ・ヘルバ(Euphorbiae Humifusae Herba)、エウフォルビアエ・ペキネンシス・ラディックス(Euphorbiae Pekinensis Radix)、エウフォルビアエ・セメン・プルウェラトゥム(Euphorbiae Semen Pulveratum
)、エウフォルビアエ・セメン(Euphorbiae Semen)、エウポリファガ ステレオファ
ガ(Eupolyphaga Steleophaga)、エウリアレス・セメン(Euryales Semen)、ファゴ
ピリ・ディボトリイス・リゾマ(Fagopyri Dibotryis Rhizoma)、ファルファラエ・フロス(Farfarae Flos)、フェルラエ・レシナ(Ferulae Resina)、フィブラウレアエ
・カウリス(Fibraureae Caulis)、フィブリウレティニン(Fibriuretinin)、フルオ
リトゥム(Fluoritum)、ウイキョウ、レンギョウ、フラクシニ・コルテックス(Fraxini
Cortex)、フリティラリアエ・キロサエ・ブルブス(Fritillariae Cirrhosae Bulbus)、フリティラリアエ・フペヘンシス・ブルブス(Fritillariae Hupehensis Bulbus
)、フリティラリアエ・パリディフロラエ・ブルブス(Fritillariae Pallidiflorae Bulbus)、フリティラリアエ・スンベルギイ・ブルブス(Fritillariae Thunbergii Bulbus)、フリティラリアエ・ウスリエンシス・ブルブス(Fritillariae Ussuriensis Bulbus)、ガランガエ・フルクトゥス(Galangae Fructus)、ガラ・キネンシス(Galla Chinensis)、ガリ・ギゲリイ・エンドセリウム・コルネウム(Galli Gigerii Endothelium Corneum)、ガノデルマ(Ganoderma)、カワラヨモギエキス(Capillary Wormwood Extract)、ガルデニアエ・フルクトゥス・プラエパラトゥス(GardeniaeFructus Praeparatus)、サンシシ、ガストロディアエ・リゾマ(Gastrodiae Rhizoma)、ヤモリ、ゲイ・ヘルバ(Gei Herba)、ゲンダルサエ・ヘルバ(Gendarussae Herba)、ゲンクワ・フロス(Genkwa Flos)、ゲンティアナエ・マクロフィラエ・ラディックス(Gentianae Macrophyllae Radix)、ゲンティアナエ・ラディックス・エト・リゾマ(Gentianae
Radix Et Rhizoma)、ショウガ流エキス(Ginger Liquid Extract)、ギンクゴ・
フォリウム(Ginkgo Folium)、イチョウ葉エキス(Ginkgo Leaves Extract)、ギン
クゴ・セメン(Ginkgo Semen)、ギンセング・フォリウム(Ginseng Folium)、ギンセング・ラディックス・エト・リゾマ・ルブラ(Ginseng Radix Et Rhizoma Rubra)、ギンセング・ラディックス・エト・リゾマ(Ginseng Radix Et Rhizoma)、センリョ
ウエキス(Glabrous Sarcandra Extract)、グレコマエ・ヘルバ(Glechomae Herba)、グレディトシアエ・フルクトゥス・アブノルマリス(Gleditsiae Fructus Abnormalis)、グレディトシアエ・シネンシス・フルクトゥス(Gleditsiae Sinensis Fructus)、グレディトシアエ・スピナ(Gleditsiae Spina)、グレフニアエ・ラディックス(Glehniae Radix)、グリキリザエ・ラディックス・エト・リゾマ・プラエパラタ・クム・メレ(Glycyrrhizae Radix Et Rhizoma Praeparata Cum Melle)、グリキリザエ・ラディックス・エト・リゾマ(Glycyrrhizae Radix Et Rhizoma)、ゴサムピニ・フロス(Gossampini Flos)、グラナティ・ペリカルピウム(Granati Pericarpium)、セッコウ、ギプスム・ウストゥム(Gypsum Ustum)、ハエマティトゥム(Haematitum)、ハリ
オティディス・コンカ(Haliotidis Concha)、ハリトゥム(Halitum)、ハロイシトゥ
ム・ルブルム(Halloysitum Rubrum)、サンザシ葉エキス(Hawthorn Leave Extract
)、ヘディサリ・ラディックス・プラエパラタ・クム・メレ(Hedysari Radix Praeparata Cum Melle)、シンギ、ヒビスキ・ムタビリス・フォリウム(Hibisci Mutabilis
Folium)、タツノオトシゴ(Hippocampus)、ヒポファエ・フルクトゥス(Hippophae Fructus)、スイテツ(Hirudo)、ホマロメナエ・リゾマ(Homalomenae Rhizoma)、バ
クガ、ジュウヤク、ヒドラルギリ・オクシドゥム・ルブルム(Hydrargyri Oxydum Rubrum)、ヒオスキアミ・セメン(Hyoscyami Semen)、ヒペリキ・ペルフォラティ・ヘルバ(Hyperici Perforati Herba)、イリキス・キネンシス・フォリウム(Ilicis Chinen
sis Folium)、イリキス・コルヌタエ・フォリウム(Ilicis Cornutae Folium)、イ
リキス・ロトゥンダエ・コルテックス(Ilicis Rotundae Cortex)、ウリキイ・コルテックス(Ulicii Cortex)、イムパティエンティス・セメン(Impatientis Semen)、ボウコン、インディゴ・ナトゥラリス(Indigo Naturalis)、イヌラエ・フロス(Inulae
Flos)、イヌラエ・ヘルバ(Inulae Herba)、イヌラエ・ラディックス(Inulae Radix)、イリディス・テクトリ・リゾマ(Iridis Tectori Rhizoma)、イサティディス・フォリウム(Isatidis Folium)、イサティディス・ラディックス(Isatidis Radix)
、ユグランディス・セメン(Juglandis Semen)、ユユバエ・フルクトゥス(Jujubae Fructus)、ユンキ・メドゥラ(Junci Medulla)、カドスラエ・カウリス(Kadsurae Caulis)、カエムプフェリアエ・リゾマ(Kaempferiae Rhizoma)、カキ・カリクス(Kaki
Calyx)、カンスイ・ラディックス(Kansui Radix)、クノクシアエ・ラディックス(Knoxiae Radix)、コキアエ・フルクトゥス(Kochiae Fructus)、ラブラブ・セメン・アルブム(Lablab Semen Album)、ラゲラエ・ヘルバ(Laggerae Herba)、ラゴティ
ディス・ヘルバ(Lagotidis Herba)、ラミナリアエ・サルス・エクロニアエ・サルス(Laminariae Thallus Eckloniae Thallus)、ラミオフロミス・ヘルバ(Lamiophlomis
Herba)、ラシオスファエラ・カルワティア(Lasiosphaera Calvatia)、レオヌリ・
フルクトゥス(Leonuri Fructus)、ヤクモソウ、メハジキ属流エキス(Leonuri Herba)、カンゾウエキス(Licorice Extract)、カンゾウ流エキス(Licorice Liquid Extract)、リグスティキ・リゾマ・エト・ラディックス(Ligustici Rhizoma Et Radix
)、リグストリ・ルキディ・フルクトゥス(Ligustri Lucidi Fructus)、ビャクゴウ
、リモニトゥム(Limonitum)、リンデラエ・ラディックス(Linderae Radix)、リニ・セメン(Lini Semen)、リクイダムバリス・フルクトゥス(Liquidambaris Fructus)
、リクイダムバリス・レシナ(Liquidambaris Resina)、リリオペス・ラディックス(Liriopes Radix)、リトキ・セメン(Litchi Semen)、リトセアエ・フルクトゥス(Litseae Fructus)、ロベリアエ・キネンシス・ヘルバ(Lobeliae Chinensis Herba)、
リュウガンニク、ロニケラエ・フロス(Lonicerae Flos)、ロニケラエ・ヤポニカエ・
カウリス(Lonicerae Japonicae Caulis)、ロニケラエ・ヤポニカエ・フロス(Lonicerae Japonicae Flos)、ロファセリ・ヘルバ(Lophatheri Herba)、ルファエ・フル
クトゥス・レティネルウス(Luffae Fructus Retinervus)、ジコッピ、クコシ、リコ
ピ・ヘルバ(Lycopi Herba)、リコポディイ・ヘルバ(Lycopodii Herba)、リゴディ
イ・スポラ(Lygodii Spora)、リシマキアエ・ヘルバ(Lysimachiae Herba)、リシオノティ・ヘルバ(Lysionoti Herba)、/-ボメオルム(/-Bomeolum)、/-メンソル(/-Menthol)、マグネティトゥム(Magnetitum)、シンイ、マグノリアエ・オフィキ
ナリス・コルテックス(Magnoliae Officinalis Cortex)、マグノリアエ・オフィキナリス・フロス(Magnoliae Officinalis Flos)、マホニアエ・カウリス(Mahoniae Caulis)、マルワエ・フルクトゥス(Malvae Fructus)、マニス・スクアマ(Manis Squama)、マンティディス・オオセカ(Mantidis OOTheca)、マルガリタ(Margarita)、マルガリティフェラ・コンカ(Margaritifera Concha)、マルスデニアエ・テナキシマエ
・カウリス(Marsdeniae Tenacissimae Caulis)、ハチミツ、メランテリトゥム(Melanteritum)、メリアエ・コルテックス(Meliae Cortex)、メロ・セメン(Melo Semen
)、メニスペルミ・リゾマ(Menispermi Rhizoma)、メンサエ・ハプロカリキス・ヘル
バ(Menthae Haplocalycis Herba)、メレトリキス・コンカ(Meretricis Concha)、キクリナエ・コンカ(Cyclinae Concha)、ミカエ・ラピス・アウレウス(Micae Lapis
Aureus)、ミクロクティス・フォリウム(Microctis Folium)、ミラビリトゥム・プ
ラエパラトゥム(Mirabilitum Praeparatum)、モモルディカエ・セメン(Momordicae Semen)、ソウハクヒ、モリ・フォリウム(Mori Folium)、モリ・フルクトゥス(Mori
Fructus)、モリ・ラムルス(Mori Ramulus)、モリンダエ・オフィキナリス・ラディックス(Morindae Officinalis Radix)、モスクス(Moschus)、モスラエ・ヘルバ(Moslae Herba)、ボタンピ、ムメ・フロス(Mume Flos)、ムメ・フルクトゥス(Mume Fructus)、ムラヤエ・フォリウム・エト・カクメン(Murrayae Folium Et Cacumen)
、ミラブリス(Mylabris)、ニクズク、ミラ(Myrrha)、ナルドスタキオス・ラディックス・エト・リゾマ(Nardostachyos Radix Et Rhizoma)、ナトリイ・スルファス・エ
クスシカトゥス(Natrii Sulfas Exsiccatus)、ナトリイ・スルファス(Natrii Sulfas)、ネルムビニス・フォリウム(Nelumbinis Folium)、ネルムビニス・プルムラ(Nelumbinis Plumula)、ネルムビニス・レケプタクルム(Nelumbinis Receptaculum)、
ネルムビニス・リゾマティス・ノドゥス(Nelumbinis Rhizomatis Nodus)、ネルムビ
ニス・セメン(Nelumbinis Semen)、ネルムビニス・スタメン(Nelumbinis Stamen)
、ニゲラエ・セメン(Nigellae Semen)、ノトギンセング・ラディックス・エト・リゾ
マ(Notoginseng Radix Et Rhizoma)、サンシチニンジン総サポニン類(Notoginseng
Total Saponins)、サンシチニンジントリオールサポニン類(Notoginseng Triol Saponins)、ノトプテリギイ・リゾマ・エト・ラディックス(Notopterygii Rhizoma Et
Radix)、オキムム・グラティシムム油(Ocimum Gratissimum Oil)、オリバヌム(Olibanum)、オムファリア(Omphalia)、オフィカルキトゥム(Ophicalcitum)、バクモ
ンドウ、オロスタキイス・フィムブリアタエ・ヘルバ(Orostachyis Fimbriatae Herba)、オロクシリ・セメン(Oroxyli Semen)、オリザエ・フルクトゥス・ゲルミナトゥス(Oryzae Fructus Germinatus)、オスムンダエ・リゾマ(Osmundae Rhizoma)、オストレアエ・コンカ(Ostreae Concha)、パエオニアセ・ラディックス・アルバ(Paeoniae Radix Alba)、パエオニアセ・ラディックス・ルブラ(Paeoniae Radix Rubra)、チクセツニンジン、パナキス・マヨリス・リゾマ(Panacis Maj oris Rhizoma)、パ
ナキス・クインクエフォリイ・ラディックス(Panacis Quinquefolii Radix)、パパウェリス・ペリカルピウム・SI(Papaveris Perica
rpium SI)、パリディス・リゾマ(Paridis Rhizoma)、パッチュリ油、ペガエオフィ
ティ・ラディックス・エト・リゾマ(Pegaeophyti Radix Et Rhizoma)、ハッカ油、
ペリラエ・カウリス(Perillae Caulis)、ペリラエ・フォリウム(Perillae Folium)、ペリラエ・フルクトゥス(Perillae Fructus)、ペリプロカエ・コルテックス(Periplocae Cortex)、ペルシカエ・ラムルス(Persicae Ramulus)、トウニン、ペウケダニ・デクルシウィ・ラディックス(Peucedani Decursivi Radix)、ゼンコ、ケンゴシ、
フェロデンドリ・アムレンシス・コルテックス(Phellodendri Amurensis Cortex)、
フェロデンドリ・キネンシス コルテックス(Phellodendri Chinensis Cortex)、フ
ェレティマ(Pheretima)、フラグミティス・リゾマ(Phragmitis Rhizoma)、フィランシ・フルクトゥス(Phyllanthi Fructus)、フィサリス・カリクス・セウ・フルクトゥ
ス(Physalis Calyx Seu Fructus)、フィソクライナエ・ラディックス(Physochlainae Radix)、フィトラカエ・ラディックス(Phytolaccae Radix)、ピクラスマエ・ラ
ムルス・エト・フォリウム(Picrasmae Ramulus Et Folium)、ピクリアエ・ヘルバ(Picriae Herba)、ピクロリザエ・リゾマ(Picrorhizae Rhizoma)、ピネリアエ・リゾマ・プラエパラトゥム・クム・アルミネ(Pinelliae Rhizoma Praeparatum Cum Alumine)、ピネリアエ・リゾマ・プラエパラトゥム・クム・ジンギベレ・エト・アルミネ(Pinelliae Rhizoma Praeparatum Cum Zingibere Et Alumine)、ピネリアエ・リゾ
マ・プラエパラトゥム(Pinelliae Rhizoma Praeparatum)、ピネリアエ・リゾマ(Pinelliae Rhizoma)、ピニ・リグヌム・ノディ(Pini Lignum Nodi)、ピニ・ポレン(Pini Pollen)、ピペリス・フルクトゥス(Piperis Fructus)、ピペリス・カドスラエ
・カウリス(Piperis Kadsurae Caulis)、ピペリス・ロンギ・フルクトゥス(Piperis
Longi Fructus)、シャゼンソウ、シャゼンシ、プラティクラディ・カクメン(Platycladi Cacumen)、プラティクラディ・セメン(Platycladi Semen)、プラティコドニス・ラディックス(Platycodonis Radix)、ポゴステモニス・ヘルバ(Pogostemonis Herba)、ヒメハギ属流エキス(Polygala Liquid Extract)、ポリガラエ・ヤポニカエ・
ヘルバ(Polygalae Japonicae Herba)、オンジ、ポリゴナティ・オドラティ・リゾマ
(Polygonati Odorati Rhizoma)、オウセイ、ポリゴニ・アウィクラリス・ヘルバ(Polygoni Avicularis Herba)、ポリゴニ・クスピダティ・リゾマ・エト・ラディックス
(Polygoni Cuspidati Rhizoma Et Radix)、ポリゴニ・ムルティフロリ・カウリス
(Polygoni Multiflori Caulis)、ポリゴニ・ムルティフロリ・ラディックス・プラエパラタ(Polygoni Multiflori Radix Praeparata)、カシュウ、ポリゴニ・オリエン
タリス・フルクトゥス(Polygoni Orientalis Fructus)、ポリゴニ・ペルフォリアテ
ィ・ヘルバ(Polygoni Perfoliati Herba)、ポリゴニ・ティンクトリイ・フォリウム
(Polygoni Tinctorii Folium)、チョレイ、ブクリョウ、ポリアエ・クティス(Poriae Cutis)、ポルトゥラカエ・ヘルバ(Portulacae Herba)、ポテンティラエ・キネン
シス・ヘルバ(Potentillae Chinensis Herba)、ポテンティラエ・ディスコロリス・
ヘルバ(Potentillae Discoloris Herba)、バッファローホーンエキス末(Powerdered
Buffalo Horn Extract)、プリンセピアエ・ヌクス(Prinsepiae Nux)、プロポリ
ス、カゴソウ、プルニ・セメン(Pruni Semen)、プサモシレネス・ラディックス(Psammosilenes Radix)、プセウドラリキス・コルテックス(Pseudolaricis Cortex)、プ
セウドステラリアエ・ラディックス(Pseudostellariae Radix)、プソラレアエ・フル
クトゥス(Psoraleae Fructus)、プテロケファリ・ヘルバ(Pterocephali Herba)、
プエラリアエ・ロバタエ・ラディックス(Puerariae Lobatae Radix)、プエラリアエ
・ソムソニイイ・ラディックス(Puerariae Thomsonii Radix)、プルサティラエ・ラ
ディックス(Pulsatillae Radix)、ピリトゥム(Pyritum)、ピロラエ・ヘルバ(Pyrolae Herba)、ピロシアエ・フォリウム(Pyrrosiae Folium)、クイスクアリス・フルクトゥス(Quisqualis Fructus)、ラブドシアエ・ルベスケンティス・ヘルバ(Rabdosiae
Rubescentis Herba)、ラナエ・オウィドゥクトゥス(Ranae Oviductus)、ラヌンクリ・テルナティ・ラディックス(Ranunculi Ternati Radix)、ラファニ・セメン(Raphani Semen)、ユウオウ、レフマニアエ・ラディックス・プラエパラタ(Rehmanniae Radix Praeparata)、ジオウ、ラポンティキ・ラディックス(Rhapontici Radix)、レ
イ・ラディックス・エト・リゾマ(Rhei Radix Et Rhizoma)、ロディオラエ・クレヌラタエ・ラディックス・エト・リゾマ(Rhodiolae Crenulatae Radix Et Rhizoma)
、ロドデンドリ・ダウリキ・フォリウム(Rhododendri Daurici Folium)、ロドデンドリ・モリス・フロス(Rhododendri Mollis Flos)、ダイオウエキス、ダイオウ流エキ
ス、リキニ・セメン(Ricini Semen)、ロサエ・キネンシス・フロス(Rosae Chinensis Flos)、ロサエ・ラエウィガタエ・フルクトゥス(Rosae Laevigatae Fructus)、
ロサエ・ルゴサエ・フロス(Rosae Rugosae Flos)、ルビ・フルクトゥス(Rubi Fructus)、ルビアエ・ラディックス・エト・リゾマ(Rubiae Radix Et Rhizoma)、サイ
ガエ・タタリカエ・コルヌ(Saigae Tataricae Cornu)、サルビア属総フェノール酸類(Salvia Total Phenolic Acids)、サルウィアエ・ミルティオリザエ・ラディックス・エト・リゾマ(Salviae Miltiorrhizae Radix Et Rhizoma)、サングイソルバエ・ラディックス(Sanguisorbae Radix)、サンタリ・アルビ・リグヌム(Santali Albi Lignum)、ボウフウ、ソボク、サルカンドラエ・ヘルバ(Sarcandrae Herba)、ホンダ
ワラ属(Sargassum)、サルゲントドクサエ・カウリス(Sargentodoxae Caulis)、サウロピ・フォリウム(Sauropi Folium)、サウルリ・ヘルバ(Saururi Herba)、サウス
レアエ・インウォルクラタエ・ヘルバ(Saussureae Involucratae Herba)、スキサン
ドレア・キネンシス・フルクトゥス(Schisandrae Chinensis Fructus)、スキサンド
レア・スフェナンセラエ・フルクトゥス(Schisandrae Sphenantherae Fructus)、ス
キゾネペタエ・ヘルバ・カルボニサタ(Schizonepetae Herba Carbonisata)、スキゾ
ネペタエ・ヘルバ(Schizonepetae Herba)、スキゾネペタエ・スピカ・カルボニサタ(Schizonepetae Spica Carbonisata)、ケイガイ、スコロペンドラ(Scolopendra)、スコルピオ(Scorpio)、スクロフラリアエ・ラディックス(Scrophulariae Radix)、タ
ツナミソウ属エキス(Scutellaria Extract)、スクテラリアエ・バルバタエ・ヘルバ(Scutellariae Barbatae Herba)、オウゴン、セディ・ヘルバ(Sedi Herba)、セラギネラエ・ヘルバ(Selaginellae Herba)、セミアクイレギアエ・ラディックス(Semiaquilegiae Radix)、セネキオニス・スカンデンティス・ヘブラ(Senecionis Scandentis
Hebra)、センナ、セピアエ・エンドコンカ(Sepiae Endoconcha)、セルペンティス
・ペリオストラクム(Serpentis Periostracum)、ゴマ油、セサミ・セメン・ニグルム
(Sesami Semen Nigrum)、セタリアエ・フルクトゥス・ゲルミナトゥス(Setariae Fructus Germinatus)、シエゲスベクキアエ・ヘルバ(Siegesbeckiae Herba)、シリビ・フルクトゥス(Silybi Fructus)、シナピス・セメン(Sinapis Semen)、シノメニ
イ・カウリス(Sinomenii Caulis)、シノポドフィリ・フルクトゥス(Sinopodophylli
Fructus)、シフォノステギアエ・ヘルバ(Siphonostegiae Herba)、シライティアエ・フルクトゥス(Siraitiae Fructus)、スミラクティス・キナエ・リゾマ(Smilacis Chinae Rhizoma)、スミラクティス・グラブラエ・リゾマ(Smilacis Glabrae Rhizoma)、ソヤエ・セメン・ゲルミナトゥム(Sojae Semen Germinatum)、ソヤエ・セメン
・ニグルム(Sojae Semen Nigrum)、ソヤエ・セメン プラエパラトゥム(Sojae Semen Praeparatum)、ソリダギニス・ヘルバ(Solidaginis Herba)、ソフォラエ・フラ
ウェスケンティス・ラディックス(Sophorae Flavescentis Radix)、ソフォラエ・フ
ロス(Sophorae Flos)、ソフォラエ・フルクトゥス(Sophorae Fructus)、ソフォラ
エ・トンキネンシス・ラディックス・エト・リゾマ(Sophorae Tonkinensis Radix Et
Rhizoma)、スパルガニイ・リゾマ(Sparganii Rhizoma)、スパソロビ・カウリス(Spatholobi Caulis)、スパイスリーフカーネル油(Spiceleaf Kernel Oil)、スピロ
デラエ・ヘルバ(Spirodelae Herba)、スタキウリ・メドゥラ・ヘルウィンギアエ・メ
ドゥラ(Stachyuri Medulla Helwingiae Medulla)、スタラクティトゥム(Stalactitum)、ハッカク油(Star Anise Oil)、スタウントニアエ・カウリス・エト・フォリウム(Stauntoniae Caulis Et Folium)、ステラリアエ・ラディックス(Stellariae Radix)、ステモナエ・ラディックス(Stemonae Radix)、ステファニアエ・テトランド
ラエ・ラディックス(Stephaniae Tetrandrae Radix)、ステルクリアエ・リクノフォ
ラエ・セメン(Sterculiae Lychnophorae Semen)、ストリクニ・セメン・プルウェラ
トゥム(Strychni Semen Pulveratum)、ホミカ、エゴノキ属(Styrax)、スイス・フ
ェリス・プルウィス(Suis Fell is Pul vis)、イオウ、センブリ、スウェルティアエ・ミレエンシス・ヘルバ(Swertiae Mileensis Herba)、ヨウジウオ属(Syngnathus)、シリンガエ・コルテックス(Syringae Cortex)、タルキ・プルウィス(Talci Pulvis)、タルクム(Talcum)、タマリキス・カクメン(Tamaricis Cacumen)、タンシノ
ン類(Tanshinones)、タラクサキ・ヘルバ(Taraxaci Herba)、タクシリ・ヘルバ(Taxilli Herba)、チャジツ油(Tea-Seed Oil)、テルミナリアエ・ベリリカエ・フルクトゥス(Terminaliae Belliricae Fructus)、テストゥディニス・カラパキス・エト・プラストリ・コラ(Testudinis Carapacis Et Plastri Colla)、テストゥディニス
・カラパクス・エト・プラストルム(Testudinis Carapax Et Plastrum)、テトラパ
ナキス・メドゥラ(Tetrapanacis Medulla)、スラスピ・ヘルバ(Thlaspi Herba)、
バイモ流エキス(Thunberg Fritillary Liquid Extract)、ティノスポラエ・ラディ
ックス(Tinosporae Radix)、チョウセンニンジンの茎及び葉の総ジンセノシド類(Toatal Ginsenoside Of Ginseng Stems And Leaves)、トオセンダン・フルクトゥス
(Toosendan Fructus)、トレヤエ・セメン(Torreyae Semen)、チョウセンニンジン
の根の総ジンセノシド類(Total Ginsenoside Ginseng Root)、トクシコデンドリ・
レシナ(Toxicodendri Resina)、トラケロスペルミ・カウリス・エト・フォリウム(Trachelospermi Caulis Et Folium)、トラキカルピ・ペティオルス(Trachycarpi Petiolus)、シツリシ、トリコサンシス・フルクトゥス(Trichosanthis Fructus)、トリ
コサンシス・ペリカルピウム(Trichosanthis Pericarpium)、カロコン、トリコサンシス・セメン・トストゥム(Trichosanthis Semen Tostum)、トリコサンシス・セメン(Trichosanthis Semen)、トリゴネラエ・セメン(Trigonellae Semen)、トリオニキス・カラパクス(Trionycis Carapax)、トサオコ・フルクトゥス(Tsaoko Fructus)、
テレビン油、トゥルピニアエ・フォリウム(Turpiniae Folium)、ティファエ・ポレン
(Typhae Pollen)、ティフォニイ・リゾマ(Typhonii Rhizoma)、ウンカリアエ・ラ
ムルス・クム・ウンキス(Uncariae Ramulus Cum Uncis)、ワカリアエ・セメン(Vaccariae Semen)、ワレリアナエ・ヤタマンシ・リゾマ・エト・ラディックス(Valerianae Jatamansi Rhizoma Et Radix)、ウェルベナエ・ヘルバ(Verbe
nae Herba)、ウェスパエ・ニドゥス(Vespae Nidus)、ウィグナエ・セメン(Vignae
Semen)、ウィオラエ・ヘルバ(Violae Herba)、ウィスキ・ヘルバ(Visci Herba)、ハマゴウ油(Vitex Oil)、ウィティキス・フルクトゥス(Viticis Fructus)、ウィティキス・ネグンド・フォリウム(Viticis Negundo Folium)、ウラディミリアエ・ラディックス(Vladimiriae Radix)、レンギョウエキス(Weeping Forsythia Extract
)、ウェニウジン・リゾマ・コンキスム(Wenyujin Rhizoma Concisum)、クサンシイ
・フルクトゥス(Xanthii Fructus)、ザンソクシリ・ペリカルピウム(Zanthoxyli Pericarpium)、ザンソクシリ・ラディックス(Zanthoxyli Radix)、カサントウ属(Zaocys)、ガジュツウコン油(Zedoary Turmeric Oil)、ジンギベリス・リゾマ・プラエパラトゥム(Zingiberis Rhizoma Praeparatum)、ジンギベリス・リゾマ・レケンス(Zingiberis Rhizoma Recens)、ショウキョウ、ジジフィ・スピノサエ・セメン(Ziziphi
Spinosae Semen)からなる群から選択される。
【0071】
いくつかの実施形態では、薬物剤形中のAPIの量は、約1.75mg~約60mg、約1.75mg~約20mg、又は約2.5mg~約50mgのうちのいずれかなど、約1mg~約60mgである。いくつかの実施形態では、薬物剤形中のAPIの量は、約55mg、約50mg、約45mg、約40mg、約35mg、約30mg、約25mg、約20mg、約15mg、約14mg、約13mg、約12mg、約11mg、約10mg、約9mg、約8mg、約7mg、約6mg、約5mg、約4.5mg、約4mg、約3.5mg、約3mg、約2.5mg、約2mg、約1.75mg、又は約1.5mgのうちのいずれか未満など、約60mg未満である。いくつかの実施形態では、薬物剤形中のAPIの量は、約1.5mg、約1.75mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、又は約60mgのうちのいずれかを超えるなど、約1mgを超える。いくつかの実施形態では、薬物剤形中のAPIの量は、約1mg、約1.5mg、約1.75mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、又は約60mgのうちのいずれかである。
【0072】
放出プロファイル
【0073】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、内部に含有されている薬物の特定の放出プロファイルを提供する。特定の実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、即時放出プロファイルを提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、持続放出プロファイルを提供する。いくつかの実施形態では、薬物剤形は、0次放出プロファイル、1次放出プロファイル、遅延放出プロファイル、脈動放出プロファイル、反復脈動放出プロファイル、又はこれらの組み合わせを提供する。
【0074】
薬物剤形の放出プロファイル、例えば、持続放出プロファイルは、薬物剤形のインビトロ溶解速度を使用して評価され得る。いくつかの実施形態では、薬物剤形の所望の薬物放出プロファイル、例えば、持続放出プロファイルは、薬物剤形のインビトロ溶解速度と同様、例えば、同等又は生物学的同等である。いくつかの実施形態では、薬物剤形の所望の薬物放出プロファイルは、薬物剤形のインビボ薬物放出プロファイルと同様、例えば、同等又は生物学的同等である。いくつかの実施形態では、薬物剤形のインビボ薬物放出プロファイルは、薬物剤形のインビトロ溶解速度の評価に基づく。いくつかの実施形態では、薬物剤形の所望の薬物放出プロファイルは、基準薬物剤形の放出プロファイルと同様、例
えば、同等又は生物学的同等である。インビトロ溶解試験の方法及び溶解類似性の判定方法は、当該技術分野において既知であり、米国食品医薬品局は、このような方法に対する業界指針を提供している(Guidance for Industry;Dissolution Testing of Immediate Release Solid
Oral Dosage Forms;ODER;August 1997を参照されたい)。
【0075】
インビトロ溶解試験の方法としては、対数曲線法、確率単位法、指数モデル法、ワイブル法、及びGompertz法が挙げられる。2つの溶解プロファイル、例えば、実験的に決定された溶解プロファイル及び所望の薬物放出プロファイルの溶解類似性を判定するための統計分析方法は、回帰分析、ANOVA、類似性因子法、変動性因子法、Splitpolt法、及びChowの方法を含む。いくつかの実施形態では、溶解類似性は、類似性因子を使用して評価される。いくつかの実施形態では、溶解類似性は、Chowの方法を使用して評価される。
【0076】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、持続放出プロファイルによる、内部に含有されている薬物の放出を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、内部に含有されている薬物の制御された(例えば、所望の)放出を、少なくとも約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、約15時間、約16時間、約17時間、約18時間、約19時間、約20時間、約21時間、約22時間、約23時間、又は約24時間のうちのいずれかなど、少なくとも約4時間にわたって提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、内部に含有されている薬物の制御された(例えば、所望の)放出を、約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、約15時間、約16時間、約17時間、約18時間、約19時間、約20時間、約21時間、約22時間、約23時間、又は約24時間のうちのいずれかにわたって提供する。
【0077】
いくつかの実施形態では、持続放出プロファイル(sustained release profde)は、0次放出プロファイル、1次放出プロファイル、遅延放出プロファイル、脈動放出プロファイル、反復脈動放出プロファイル、又はこれらの組み合わせを含む。
【0078】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、即時放出プロファイルによる、内部に含有されている薬物の放出を提供する。
【0079】
いくつかの実施形態では、即時放出プロファイルは、投与から約55分、約50分、約45分、約40分、約35分、約30分、約25分、約20分、約15分、約10分、約9分、約8分、約7分、約6分、約5分、約4分、約3分、約2分、又は約1分のいずれか以内など、投与から約60分以内での薬物剤形の薬物の実質的に全ての放出である。
【0080】
いくつかの実施形態では、即時放出プロファイルは、約14分、約13分、約12分、約11分、約10分、約9分、約8分、約7分、約6分、約5分、約4分、約3分、約2分、又は約1分のいずれか未満など、約15分未満での、薬物剤形の薬物の、少なくとも約87.5%、約90%、約92.5%、約95%、約97.5%、又は約100%のいずれかの放出など、少なくとも約85%の放出である。
【0081】
いくつかの実施形態では、即時放出プロファイルは、バースト放出プロファイルである。いくつかの実施形態では、即時放出プロファイルはボーラス放出プロファイルである。
【0082】
区画の構成を有する薬物剤形
【0083】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、第1の区画及び第2の区画を画定するシェルであって、上記シェルが、第1の胃腸部位で溶ける第1の材料と、第2の胃腸部位で溶ける第2の材料と、を含む、シェルと、第1の区画に充填された第1の活性医薬成分(API)と、第2の区画に充填された第2の活性医薬成分と、を含む。
【0084】
本明細書で使用するとき、「シェル」は、APIを収容する閉鎖された区画又は空洞を形成する構造を指す。シェルは、均一な材料、又は異なる材料によって形成された不連続な部分を含み得る。シェルは、経口投与に適した任意のサイズ及び形状であり得る。
【0085】
いくつかの実施形態では、シェルの形状は、円筒形、楕円形、弾丸形状、矢じり形状、三角形、弧状三角形、正方形、弧状正方形、矩形、弧状矩形、ダイヤモンド形、五角形、六角形、八角形、半月形、アーモンド形、又はこれらの組み合わせを含み、薬物剤形を横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかである。
【0086】
いくつかの実施形態では、シェルを横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約2mm~約10mm、約5mm~約12mm、約8mm~約15mm、約5mm~約10mm、又は約7mm~約9mmのうちのいずれかなど、約1mm~約25mmである。いくつかの実施形態では、シェルを横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約24mm、約23mm、約22mm、約21mm、約20mm、約19mm、約18mm、約17mm、約16mm、約15mm、約14mm、約13mm、約12mm、約11mm、約10mm、約9mm、約8mm、約7mm、約6mm、約5mm、約4mm、約3mm、約2mm、又は約1mmのうちのいずれか未満など、約25mm未満である。いくつかの実施形態では、シェルを横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかを超えるなど、約1mmを超える。いくつかの実施形態では、シェルを横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかである。
【0087】
いくつかの実施形態では、シェルは、約2mm~約10mm、約5mm~約12mm、約8mm~約15mm、約5mm~約10mm、又は約7mm~約9mmのうちのいずれかなど、約1mm~約25mmの厚さを有する。いくつかの実施形態では、シェルは、約24mm、約23mm、約22mm、約21mm、約20mm、約19mm、約18mm、約17mm、約16mm、約15mm、約14mm、約13mm、約12mm、約11mm、約10mm、約9mm、約8mm、約7mm、約6mm、約5mm、約4mm、約3mm、約2mm、又は約1mmのうちのいずれか未満など、約25mm未満の厚さを有する。いくつかの実施形態では、シェルは、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかを超えるなど、約1mmを超える厚さを有する。いくつかの実施形態では、シ
ェルは、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかの厚さを有する。
【0088】
特定の実施形態では、シェルは、およそ(aournd)amm×bmmの寸法を有する楕円形錠剤であり、aは5~15であり、bは2~10である。特定の実施形態では、シェルはカプセル形状を有する。
【0089】
本明細書で使用するとき、「区画」とは、薬物剤形内に形成されたチャンバ又は閉鎖空洞を指す。いくつかの実施形態では、区画は、区画のものとは異なるAPI又は材料で満たされる、つまり充填されている。いくつかの実施形態では、区画は、内部に収容された空の空間を有する。
【0090】
いくつかの実施形態では、区画の形状は、円筒形、楕円形、弾丸形状、矢じり形状、三角形、弧状三角形、正方形、弧状正方形、矩形、弧状矩形、ダイヤモンド形、五角形、六角形、八角形、半月形、アーモンド形、又はこれらの組み合わせを含み、チャンバを横断する最大寸法、例えば、最大直径は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかである。
【0091】
いくつかの実施形態では、区画は、約0.5mm3、約0.6mm3、約0.7mm3、約0.8mm3、約0.9mm3、約1mm3、約1.1mm3、約1.2mm3、約1.3mm3、約1.4mm3、約1.5mm3、約1.6mm3、約1.7mm3、約1.8mm3、約1.9mm3、約2mm3、約3mm3、約4mm3、約5mm3、約6mm3、約7mm3、約8mm3、約9mm3、約10mm3、約15mm3、約20mm3、約25mm3、約30mm3、約35mm3、約40mm3、約45mm3、約50mm3、約55mm3、約60mm3、約65mm3、約70mm3、約75mm3、約80mm3、約85mm3、約90mm3、約95mm3、約100mm3、約125mm3、約150mm3、約175mm3、又は約200mm3のうちのいずれかの容積を有する。
【0092】
いくつかの実施形態では、区画は、一連の壁によって囲まれている。いくつかの実施形態では、壁はシェルの一部である。いくつかの実施形態では、壁は、API、又はシェルを形成する材料以外の材料によって形成される。いくつかの実施形態では、壁は、約0.05mm、約0.1mm、約0.15mm、約0.2mm、約0.25mm、約0.3mm、約0.35mm、約0.4mm、約0.45mm、約0.5mm、約0.55mm、約0.6mm、約0.65mm、約0.7mm、約0.75mm、約0.8mm、約0.85mm、約0.9mm、約0.95mm、約1mm、約1.1mm、約1.2mm、約1.3mm、約1.4mm、約1.5mm、約1.6mm、約1.7mm、約1.8mm、約1.9mm、又は2mmのうちのいずれかの厚さを有する。
【0093】
コーティングを有する薬物剤形
【0094】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬物剤形は、第1の粒子であって、第1の粒子が、第1のコーティングによって包まれた第1のAPIを含み、第1のコーティングが、第1の厚さを有し、第1の胃腸部位で溶解して第1のAPIを放出する、第1の粒子
と、第2の粒子であって、第2の粒子が、第2のコーティングによって包まれた第2のAPIを含み、第2のコーティングが、第2の厚さを有し、第2の胃腸部位で溶解して第2のAPIを放出する、第2の粒子と、第3の粒子であって、第3の粒子が、第3のコーティングによって包まれた第3のAPIを含み、第3のコーティングが、第3の厚さを有し、第3の胃腸部位で溶解して第3のAPIを放出する、第3の粒子と、区画を画定するシェルであって、第1、第2、及び第3の粒子が、区画内に位置する、シェルと、を含む。
【0095】
いくつかの実施形態では、粒子は、約1mm、約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、約15mm、約16mm、約17mm、約18mm、約19mm、約20mm、約21mm、約22mm、約23mm、約24mm、又は約25mmのうちのいずれかの直径(diatermer)を有する。
【0096】
いくつかの実施形態では、コーティングは、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドン-ポリビニルアセテートコポリマー(コポビドン)、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメチルアクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、エチルアクリレート、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸とメチルアクリレートとのコポリマー、エチルメタクリレートコポリマー、ブチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、メチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(ポロキサマー)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールアルコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー及びシェルポリ糖、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される材料によって形成されている。
【0097】
いくつかの実施形態では、コーティングは、約0.05mm、約0.06mm、約0.07mm、約0.08mm、約0.09mm、約0.1mm、約0.15mm、約0.2mm、約0.25mm、約0.3mm、約0.35mm、約0.4mm、約0.45mm
、約0.5mm、約0.55mm、約0.6mm、約0.65mm、約0.7mm、約0.75mm、約0.8mm、約0.85mm、約0.9mm、約0.95mm、約1mm、約1.1mm、約1.2mm、約1.3mm、約1.4mm、約1.5mm、約1.6mm、約1.7mm、約1.8mm、約1.9mm、約2mm、約2.5mm、約3mm、約3.5mm、約4mm、約4.5mm、約5mm、約5.5mm、約6mm、約6.5mm、約7mm、約7.5mm、約8mm、約8.5mm、約9mm、約9.5mm、又は10mmのうちのいずれかの厚さを有する。
【0098】
多層構造を有する薬物剤形
【0099】
いくつかの実施形態では、薬物剤形は、空洞を画定する円筒形シェルであって、円筒形シェルは上端及び下端を有し、円筒形シェルは不溶性材料によって形成され、上端及び下端は、第1の胃腸部位内で溶ける第1の材料によって覆われている、円筒形シェルと、第1及び第2のAPIであって、両方とも空洞内に充填されており、第1及び第2のAPIは、第2の胃腸部位内で溶ける第2の材料によって分離され、第1の材料、第1のAPI、第2の材料、及び第2の材料は多層構造として構成されている、第1及び第2のAPIと、を含む。いくつかの実施形態では、第1の材料は胃溶性材料であり、第2の材料は大腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、第1の材料は、大腸溶性材料である。いくつかの実施形態では、第1の材料は、結腸溶性材料である。
【0100】
いくつかの実施形態では、多層構造の各層は、約0.05mm、約0.1mm、約0.15mm、約0.2mm、約0.25mm、約0.3mm、約0.35mm、約0.4mm、約0.45mm、約0.5mm、約0.55mm、約0.6mm、約0.65mm、約0.7mm、約0.75mm、約0.8mm、約0.85mm、約0.9mm、約0.95mm、又は約1mmのうちのいずれかの厚さを有する。
【0101】
剤形の製造
【0102】
本明細書に開示される制御放出剤形は、任意の適当なプロセスを使用して製造することができる。特定の実施形態では、剤形は、三次元印刷(3D印刷)を使用して製造される。
【0103】
本明細書で使用するとき、3D印刷は、3D物体をデジタル設計から1層ずつ生成するプロセスを指す。3D印刷の基本プロセスは、米国特許第5,204,055号、同第5,260,009号、同第5,340,656号、同第5,387,380号、同第5,503,785号、及び同第5,633,021号に記載されている。3D印刷に関連する追加の米国特許及び出願としては、米国特許第5,490,962号、同第5,518,690号、同第5,869,170号、同第6,530,958号、同第6,280,771号、同第6,514,518号、同第6,471,992号、同第8,828,411号、米国特許出願公開第2002/0015728号、同第002/0106412号、同第2003/0143268号、同第2003/0198677号、同第2004/0005360号が挙げられる。3D印刷の詳細な説明のために、上記の特許及び出願を参照することができる。
【0104】
剤形製造のために、原材料、設備、及び固化に関して様々な3D印刷方法が開発されてきた。これらの3D印刷方法としては、結合剤堆積(L Gibson et al.(2015)「Additive Manufacring Technologies:3D Printing,Rapid Prototyping,and Direct
Digital Manufacturing.2 ed.」Springer,New York、W.E.Katstra et al.(2000)「Oral dos
age forms fabricated by three dimensional printing」,J.Control Release 66:1~9、W.E.Katstra et al.(2001)「Fabrication of complex oral delivery forms by three dimensional printing」,Dissertation in Materials Science and Engineering,Massachussetts
Institute of Technology、H.Lipson et al.(2013)「Fabricated:The New World of 3D printing」,John Wiley&Sons,Inc.、G.Jonathan,A.Karim(2016)「3D printing in pharmaceutics:a new tool for designing customized drug delivery systems」,Int.J.Pharm.499:376~394を参照されたい)、材料噴射(G.Jonathan,A.Karim(2016)「3D printing in pharmaceutics:a new tool for designing customized drug delivery systems」,Int.J.Pharm.499:376~394を参照されたい)、押出(L Gibson et al.(2015)「Additive Manufacring Technologies:3D Printing,Rapid
Prototyping,and Direct Digital Manufacturing.2 ed.」Springer,New Yorkを参照されたい)、及び光重合(F.P.Melchels et al.(2010)「A review on stereolithography and its application in biomedical engineering.」Biomaterials 31:6121~30を参照されたい)が挙げられる。
【0105】
特定の実施形態では、本明細書に開示される剤形は、結合剤堆積法を使用して製造される。典型的な結合剤堆積では、インクジェットプリンターが、小さい液滴状の結合剤含有液剤を正確な速度、運動、及びサイズで、粉体の層を含む粉体床上に噴霧する。結合されていない粉体は、自立又は多孔質構造のための支持材料として役に立つ(severs as)。次いで、新しい粉体(power)の層が上に付加され、続いて次の結合剤噴霧が行われる。
プリンター内部の液剤は、結合剤のみを含有し得、粉体床は、追加の賦形剤を有する活性成分を含有し得る。代替的には、APIを溶液又はナノ粒子懸濁液として粉体床上に噴射することができる。
【0106】
特定の実施形態では、本明細書に開示される剤形は、押出法を使用して製造される。押出プロセスでは、材料は、ロボット作動ノズルから押し出される。粉体床を必要とする結合剤堆積とは異なり、押出法は、任意の基材上に印刷することができる。本明細書に開示される熱可塑性材料、ペースト及びコロイド懸濁液、シリコーン、並びに他の半固体を含む、様々な材料を3D印刷用に押し出すことができる。典型的には、熱可塑性材料は、基材を形成するために押し出される前に、3Dプリンター内で溶融される。特定の実施形態では、適当な押出機としては、50℃~180℃及び80°~140℃の範囲で押出機内の温度を有する単軸又は2軸押出機が挙げられるが、これらに限定されない。一般に、押出プロセスは、熱可塑性材料のガラス転移(Tg)より10°~40℃上の温度で実施することができる。三次元プリンターでの使用に適した温度になると、熱可塑性材料は、三次元印刷表面に堆積させることができる。基材、及び熱可塑性材料によって製造される区画の形状及びサイズは、三次元印刷プロセスをプログラムすることによって制御することができる(L Gibson et al.(2015)「Additive Manfacturing Technologies:3D Printing,Rapid Prototyping,and Direct Digital Manufacturing.2 ed.」Springer,New Yorkを参照されたい)。
【0107】
印刷ジョブ用の製造命令は、直接符号化、ソリッドCADモデルからの導出、又は3D印刷機のコンピュータインターフェース及びアプリケーションソフトウェアに特有の他の手段を含む、様々な方法で生成され得る。これらの命令は、液滴の数及び空間的配置に関する情報、並びに、各長さ寸法(X、Y、Z)でのドロップ間隔、及び液滴当たりの流体の体積又は質量などの一般的な印刷パラメータに関する情報を含み得る。所与の材料セットに対して、これらのパラメータは、作製された構造の品質を改良するために調整することができる。作製された構造の全体的な解像度は、粉体粒径、流体液滴サイズ、印刷パラメータ、及び材料特性の関数である。
【0108】
特定の実施形態では、薬物内容物は、マトリックスと同じプロセスで製造される。特定の実施形態では、薬物内容物は、マトリックスの作製前に製造され、マトリックスが製造される間又はその後に区画内に充填される。
【0109】
広範囲の医薬材料を取り扱う能力、及び組成と構造の両方を局所的に制御する能力により、3D印刷は、本発明による複雑な幾何学的形状及び組成を有する剤形の製造によく適している。
【0110】
本出願に開示される薬物剤形は、商業規模で印刷することができる。例えば、いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、1時間当たり約10,000~約100,000錠の薬物剤形を3D印刷するために使用され得る。いくつかの実施形態では、商業バッチの各薬物剤形は、本明細書に記載される1つ以上の所定の剤形特性、例えば、印刷均一性、層厚さの精度、層表面積の精度、層活性薬剤の質量分率の精度、剤形形状、サイズ、及び重量の精度、活性薬剤の量の精度、並びに活性薬剤放出プロファイルの精度を有する、又はそれらに実質的に従う。いくつかの実施形態では、少なくとも約85%、90%、又は95%のうちのいずれかなど、商業バッチの薬物剤形のうちの少なくとも約80%は、本明細書に記載される1つ以上の所定の剤形特性、例えば、印刷均一性、層厚さの精度、層表面積の精度、層活性薬剤の質量分率の精度、剤形形状、サイズ、及び重量の精度、活性薬剤の量の精度、並びに活性薬剤放出プロファイルの精度を有する、又はそれらに実質的に従う。
【0111】
例示的な実施形態
【0112】
例示の簡略化及び明確化のために、適切な場合、対応する要素又は類似の要素を示すために、異なる図面間で参照番号が繰り返されていることは理解されるであろう。加えて、本明細書に記載される実施形態の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、本明細書に記載される実施形態は、これらの具体的な詳細を伴わずに実施することができる。他の例では、方法、手順、及び構成要素は、記載されている関連する関連機能を不明瞭にすることがないように、詳細には説明されていない。また、この説明は、本明細書に記載される実装の範囲を限定するものとして考慮されるべきではない。本開示に記載される実施形態の説明及び特性は、特に断りがない限り、互いに排他的であると見なされるべきではないことは理解されるであろう。
【0113】
実施形態1
【0114】
図1は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図1を参照すると、薬物剤形100は、シェル101、第1のAPI 112、第2のAPI 122、及び第3のAPI 132を含む。シェル101は、胃溶性材料111、小腸溶性材料121、及び結腸溶性材料131を含む。胃溶性材料111は第1の区画110を形成し、小腸溶性材料121は第2の区画120を形成し、結腸溶性材料131は第3の区画130
を形成する。第1のAPI 112は、第1の区画110内に位置し、第2のAPI 122は第2の区画120内に位置し、第3のAPI 132は第3の区画130内に位置する。小腸溶性材料121は、胃溶性材料111によって形成された第4の区画140内に位置し、結腸溶性材料131は、胃溶性材料111によって形成された第5の区画150内に位置する。
【0115】
患者が薬物剤形100を経口投与した後、胃溶性材料111は胃液環境内で溶解し、小腸溶性材料121及び結腸溶性材料131を胃液環境に曝露させながら第1のAPI 112を放出する。小腸溶性材料121及び結腸溶性材料131は、胃液に溶けない。小腸溶性材料121は、小腸に入ると溶解し、第2のAPI 122を放出する。結腸溶性材料131は、小腸内で不溶性のままであり、結腸内で溶解し、第3のAPI 132を放出する。本実施形態によれば、胃、小腸、及び結腸において、それぞれ特定の薬物放出を達成することが可能である。
【0116】
実施形態2
【0117】
図2は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図2を参照すると、薬物剤形200は、シェル201、第1のAPI 212、第2のAPI 222、及び第3のAPI 232を含む。シェル201は、胃溶性材料211、小腸溶性材料221、及び結腸溶性材料231を含む。胃溶性材料211は第1の区画210を形成し、小腸溶性材料221は第2の区画220を形成し、結腸溶性材料231は第3の区画230を形成する。第1のAPI 212は、第1の区画210内に位置し、第2のAPI 222は第2の区画220内に位置し、第3のAPI 232は第3の区画230内に位置する。小腸溶性材料221は、第1のAPI 212によって形成された第4の区画240内に位置し、結腸溶性材料231は、第2のAPI 222によって形成された第5の区画250内に位置する。
【0118】
患者が薬物剤形200を経口投与した後、胃溶性材料211は胃液環境内で溶解し、小腸溶性材料221を曝露させながら第1のAPI 212を放出する。小腸溶性材料221は、胃液に溶けない。小腸溶性材料221は、小腸に入ると溶解し、第2のAPI 222を放出し、結腸溶性材料231を小腸環境に曝露させる。結腸溶性材料231は、小腸内で不溶性のままであり、結腸内で溶解し、第3のAPI 232を放出する。本実施形態によれば、胃、小腸、及び結腸において、それぞれ特定の薬物放出を達成することが可能である。
【0119】
実施形態3
【0120】
図3A及び
図3Bはそれぞれ、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図3Aを参照すると、一実施形態では、薬物剤形300は、シェル301、第1のAPI 312、第2のAPI 322、及び第3のAPI 332を含む。シェル301は、胃溶性材料311、小腸溶性材料321、及び結腸溶性材料331を含む。胃溶性材料311は第1の区画310を形成し、小腸溶性材料321は第2の区画320を形成し、結腸溶性材料331は第3の区画330を形成する。第1のAPI 312は、第1の区画310内に位置し、第2のAPI 322は第2の区画320内に位置し、第3のAPI 332は第3の区画330内に位置する。胃溶性材料311、小腸溶性材料321、及び結腸溶性材料331は並置されている。
【0121】
図3Bを参照すると、別の実施形態では、薬物剤形300は、シェル301、第1のAPI 312、第2のAPI 322、及び第3のAPI 332を含む。シェル301は、胃溶性材料311、小腸溶性材料321、結腸溶性材料331、及び不溶性材料34
1を含む。胃溶性材料311及び不溶性材料341は共に、第1の区画310を形成し、小腸溶性材料321及び不溶性材料341は共に、第2の区画320を形成し、結腸溶性材料231及び不溶性材料341は共に、第3の区画330を形成する。第1の区画310、第2の区画320、及び第3の区画330のそれぞれは、胃溶性材料311、小腸溶性材料321、及び結腸溶性材料331によってそれぞれ覆われている開口部を有する。不溶性材料341は、開口部を除いた区画の残りの部分を形成する。第1のAPI 312は、第1の区画310内に位置し、第2のAPI 322は第2の区画320内に位置し、第3のAPI 332は第3の区画330内に位置する。
【0122】
患者が薬物剤形300を経口投与した後、胃溶性材料311は胃液環境内で溶解し、第1のAPI 312を放出する。小腸溶性材料321は、胃液に溶けない。小腸溶性材料321は、小腸に入ると溶解し、第2のAPI 322を放出する。結腸溶性材料331は、胃及び小腸内で不溶性のままであり、結腸内で溶解し、第3のAPI 332を放出する。本実施形態によれば、胃、小腸、及び結腸において、それぞれ特定の薬物放出を達成することが可能である。
【0123】
実施形態4
【0124】
図4は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図4を参照すると、薬物剤形400は、シェル401、第1のAPI 412、第2のAPI 422、及び第3のAPI 432を含む。シェル401は、胃腸管の特定の部位で溶解可能な材料411を含む。胃腸の特定の部位で溶解する材料411は、第1の区画410、第2の区画420、及び第3の区画430を形成する。第1のAPI 412は、第1の区画410内に位置し、第2のAPI 422は第2の区画420内に位置し、第3のAPI 432は第3の区画430内に位置する。第1の区画410、第2の区画420、及び第3の区画430は、パイ形状、円錐形状、角錐形状、円筒形状、立方体形状、立方体様形状、三角形若しくは多角形形状、四面体形状、又はこれらの形状の組み合わせなどの異なる構成をとり得る。
【0125】
患者が薬物剤形400を経口投与した後、胃腸の特定の部位で溶解する材料411は、胃腸管の特定の部位内で(例えば、胃液に)溶解し、第1のAPI 412、第2のAPI 422、及び第3のAPI 432を放出する。
【0126】
実施形態5
【0127】
図5は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図5を参照すると、薬物剤形500は、シェル501を含む。シェル501は、胃溶性材料511、小腸溶性材料521、結腸溶性材料531、及び不溶性材料541を含む。胃溶性材料511、小腸溶性材料521、及び結腸溶性材料531の構造は、基本的に実施形態3のものと同様である。異なる点は、この実施形態における薬物剤形が、薬物剤形を上層と下層とに分離するために、不溶性材料541によって形成された障壁を更に含むことである。
【0128】
患者が剤形500を経口投与した後、胃溶性材料は胃液環境内で溶解し、第1のAPIを放出する。小腸溶性材料521は、胃液に溶けない。小腸溶性材料521は、小腸に入ると溶解し、第2のAPIを放出する。結腸溶性材料531は、胃内条件及び腸内条件のいずれにおいても溶けることがなく、大腸内で溶解し、第3のAPIを放出する。本実施形態によれば、胃、小腸、及び大腸において、それぞれ特定の薬物の放出を達成することが可能である。
【0129】
実施形態6
【0130】
図6は、胃腸管の特定の部位で放出される薬物剤形の例を示す。
図6を参照すると、薬物剤形600は、封止された区画を形成しているシェル(例えば、カプセル)内に第1の薬物粒子610、第2の薬物粒子620、及び第3の薬物粒子630を収容する。第1の薬物粒子610は、第1のコーティング611によってコーティングされている第1のAPI 612を含み、第2の薬物粒子620は、第2のコーティング621によってコーティングされている第2のAPI 622を含み、第3の薬物粒子630は、第3のコーティング631によってコーティングされている第3のAPI 632を含む。第1のコーティング611、第2のコーティング621、及び第3のコーティング631は、胃腸管の特定の部分内で溶解する及び/又は異なる厚さを有する、異なる材料によって形成され得る。
【0131】
患者が剤形600を経口投与した後、第1のコーティング611、第2のコーティング621、及び第3のコーティング631は、異なる材料及び/又は厚さに起因して胃腸管の特定の部分内で放出されることができる。例えば、薄いコーティングは最初に溶解し、コーティングされた薬物が胃内で放出されることを可能にする。一方、より厚いコーティングは、より遅れて浸食され、コーティングされた薬剤が放出のために腸に移動することを可能にする。
【0132】
実施形態7
【0133】
図7は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な薬物剤形を示す。
図7を参照すると、薬物剤形700は、シェル701、第1のAPI 712、第2のAPI 722、及び第3のAPI 732を含む。シェル701は、中心に空洞750を有する錠剤構造を有する。シェル701は、胃溶性材料711、小腸溶性材料721、結腸溶性材料731、及び不溶性材料741を含む。胃溶性材料711及び不溶性材料741は共に、第1の区画710を形成する。小腸溶性材料721及び不溶性材料741は共に、第2の区画720を形成する。結腸溶性材料731及び不溶性材料741は共に、第3の区画730を形成する。第1の区画710、第2の区画720、及び第3の区画730は、パイ形状である。胃溶性材料711、小腸溶性材料721、及び結腸溶性材料731はそれぞれ、パイ形状区画の開口部を形成しており、パイ形状区画の他の部分は、不溶性材料741によって形成されている。
【0134】
患者が剤形700を経口投与した後、胃溶性材料711は、空洞750を介して胃液環境に接触し、胃液環境内に溶解して、第1のAPI 712を放出する。第1の区画710のパイ形状構成は、第1のAPI 712を0次速度で放出させる。小腸溶性材料721及び結腸溶性材料731は、胃液環境内で溶解しない。薬物剤形700が小腸に進入した後、小腸溶性材料721は、空洞750を介して小腸環境に接触し、小腸環境内に溶解し、第2のAPI 722を放出する。第2の区画720のパイ形状構成は、第2のAPI 722を0次速度で放出させる。結腸溶性材料731は、小腸環境内で溶解しない。薬物剤形700が結腸に侵入した後、結腸溶性材料731は、空洞750を介して結腸環境に接触し、結腸環境内に溶解し、第3のAPI 732を放出する。第3の区画730のパイ形状構成は、第3のAPI 732を0次速度で放出させる。本実施形態によれば、胃、小腸、及び結腸において、それぞれ0次速度での特定の薬物の放出を達成することが可能である。
【0135】
実施形態8
【0136】
図8は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な医薬剤形を示す。
図8を参照すると、薬物剤形800は、円筒形構成を有する。円筒の側面は、不溶性材料で形成されたシェ
ル801によって囲まれている。円筒の上端面及び下端面は、胃溶性材料811によって形成された層状構造によって覆われている。上端面及び下端面の外側から内側へと、薬物剤形は、胃溶性材料811によって、第1のAPI 812によって、結腸溶性材料813によって、及び第2のAPI 814によって形成された層状構造を有する。
【0137】
患者が薬物剤形800を経口投与した後、胃溶性材料811は胃液環境内で溶解し、第1のAPI 812を0次速度で放出する。結腸溶性材料813は、胃液環境内で溶解しない。結腸溶性材料813は、薬物剤形800が結腸に入った後に結腸環境内に溶解し、第2のAPI 814を0次速度で放出する。本実施形態によれば、胃及び結腸において、それぞれ0次速度での特定の薬物の放出を達成することが可能である。
【0138】
実施形態9
【0139】
図9は、胃腸管の特定の部位で放出される例示的な医薬剤形を示す。
図9を参照すると、薬物剤形900は、円筒形構成を有する。円筒の側面は、不溶性材料で形成されたシェル901によって覆われている。円筒の上端面及び下端面は、結腸溶性材料911によって形成された層状構造によって覆われている。上端面及び下端面の外側から、剤形は、結腸溶性材料911によって、第1のAPI 912によって、結腸溶性(又は胃溶性又は小腸溶性)材料913によって、及び第1のAPI 912によって形成された層状構造を有する。
【0140】
患者が薬物剤形900を摂取した後、結腸溶性材料911は、胃液環境内及び小腸内で溶解しない。薬物剤形900が結腸に侵入した後、結腸溶性材料911は結腸環境内に溶解し、第2のAPI 912を0次速度で放出する。結腸溶性(又は胃溶性又は小腸溶性)材料913は、結腸環境内に溶解し、第2のAPI 912を0次速度で放出し続ける。本実施形態によれば、結腸において0次速度での特定の薬物の放出を達成することが可能である。
(実施例1)
【0141】
この実施例は、
図3Aに示すような薬物剤形を例示する。
図3Aを参照すると、薬物剤形300は、シェル301、第1のAPI 312、第2のAPI 322、及び第3のAPI 332を含む。シェル301は、胃溶性材料311、小腸溶性材料321、及び結腸溶性材料331を含む。胃溶性材料311は第1の区画310を形成し、小腸溶性材料321は第2の区画320を形成し、結腸溶性材料331は第3の区画330を形成する。第1のAPI 312は、第1の区画310内に位置し、第2のAPI 322は第2の区画320内に位置し、第3のAPI 332は第3の区画330内に位置する。胃溶性材料311、小腸溶性材料321、及び結腸溶性材料331は、並置して連結されている。
【0142】
薬物剤形の設計は以下のとおりであった。胃溶性材料311は、VA64(80%)及びTEC(20%)からなり、小腸溶性材料321は、10%のEudragit L100、70%のVA64、及び20%のTECからなっていた。結腸溶性材料331は、Eudragit S100(10%)、VA64(65%)、及びTEC(25%)からなっていた。胃溶性材料311は、厚さ0.6mmの壁を有する区画を形成し、小腸溶性材料321及び結腸溶性材料331は、それぞれ、厚さ0.4mmの壁を有するセルを形成した。区画には、15%のフェノールレッド、30%のTEC、及び55%のVA64からなる薬物成分を満たした。
【0143】
薬物剤形の調製:剤形300は、熱溶解積層法によって調製された。薬物剤形の形状及びサイズに従って、コンピュータ支援設計ソフトウェアを使用することにより、コンピュ
ータ内で3Dモデリングを行った。コンピュータは、3Dモデリングデータを3Dプリンターに送信し、3Dプリンターは、ソフトウェア(repetier-host、バージョン1.0.0.0)を使用して、層状スライス処理を実施した。対応する形成されたコードは、印刷ヘッド位置及び軌道を制御した。印刷する予め混合された原材料を3Dプリンターの供給ホッパーに追加した。原材料は、スクリューによって溶融状態に加熱され、ノズルから押し出された。溶融押出材料は、X、Y軸に沿った印刷ヘッドの移動と共に印刷プラットフォーム上に1層ずつ印刷された。溶融材料は、1層ずつ冷却及び蓄積され、互いに接着されて、薬物剤形を形成した。
【0144】
薬物成分の放出の検出:薬物剤形300を900mLのpH1.2の塩酸溶液に50rpmで添加し、塩酸溶液のUV吸光度を判定した(λ=505nm)。120分後、剤形を取り出し、430nmのUV吸収波長λのpH6.6のリン酸塩緩衝液に添加した。300分後、剤形を取り出し、pH7.4のリン酸塩緩衝液に添加し、この緩衝液のUV吸光度を測定した(λ=430nm)。0.0236mg/mLの濃度の対照試料を調製し、UVによって測定し、吸光度を測定し、各pHにおける溶解度を以下の式に従って計算した。
【0145】
【0146】
C対照:対照試料濃度(mg/mL)
【0147】
A試料:試料吸光度
【0148】
C試料:試料濃度(mg/mL)
【0149】
A対照:対照試料吸光度
【0150】
放出アッセイの結果を
図10に示す。剤形が塩酸溶液に10分間添加された後、胃溶性材料311によって形成された区画が開放され、この区画内の薬物成分が放出された。塩酸溶液中で120分経過した後、剤形をpH6.6の緩衝液に移した。30分後、小腸溶性材料321によって形成された区画が開放され、この区画内の薬物成分が放出された。pH6.6の緩衝液中で180分経過した後、剤形をpH7.4の緩衝液に移した。30分後、結腸溶性材料331によって形成された区画が開放され、この区画内の薬物成分が放出された。したがって、薬物剤形の放出プロファイルは、区画を形成するシェルによって制御することができる。
【0151】
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
薬物剤形であって、
第1の区画及び第2の区画を画定するシェルであって、前記シェルが、
第1の胃腸部位で溶ける第1の材料と、
第2の胃腸部位で溶ける第2の材料と、を含む、シェルと、
前記第1の区画内に充填された第1の活性医薬成分(API)と、
前記第2の区画内に充填された第2の活性医薬成分と、を含む、薬物剤形。
(項2)
前記第1の胃腸部位が前記第2の胃腸部位と同じである、上記項1に記載の薬物剤形。(項3)
前記第1の胃腸部位が前記第2の胃腸部位と異なる、上記項1に記載の薬物剤形。
(項4)
前記第1のAPIが前記第2のAPIと同じである、上記項1に記載の薬物剤形。
(項5)
前記第1のAPIが前記第2のAPIと異なる、上記項1に記載の薬物剤形。
(項6)
前記第1又は前記第2の胃腸部位が、胃、小腸、又は大腸である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項7)
前記第1又は前記第2の胃腸部位が、十二指腸空腸又は回腸である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項8)
前記第1又は前記第2の胃腸部位が盲腸、結腸、又は直腸である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項9)
前記第1の区画が、前記第1の材料によって形成される、上記項1に記載の薬物剤形。(項10)
前記第2の区画が、前記第2の材料によって形成される、上記項1に記載の薬物剤形。(項11)
前記第1又は前記第2の材料が熱可塑性材料である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項12)
前記第1又は前記第2の材料が、EUDRAGIT(登録商標)E、EUDRAGIT(登録商標)L、EUDRAGIT(登録商標)S、EUDRAGIT(登録商標)FS、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドンとポリビニルアセテートとのコポリマー(コポビドン)、クロスポビドン、ポリビニルアセテートエステル及びポビドン混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、エチルアクリレート、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレート、メチルメタクリレートとメチルアクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレートとメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとモノメタクリレートエステルとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとのコポリマー、メチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、メタクリル酸トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマーのエチルアクリレート/メチルメタクリレート/クロライド、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートホルメート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレートとジエチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ポリアクリル酸メチルエステルポリメチルメタクリレートとポリメタクリル酸とのコポリマー、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタムとポリビニルアセテートとポリエチレングリコールグラフトとのコポリマー、ポリブチルメタクリレートとポリ-N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレートとポリメチルメタクリレートとのコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(ポロキサマー)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート
、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレートとポリメチルメタクリレートとポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートとのコポリマー、ポリエチレンとポリビニルアセテートとのコポリマー、キトサン、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される、上記項1に記載の薬物剤形。
(項13)
前記第1又は前記第2の材料が胃溶性材料である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項14)
前記胃溶性材料が、EUDRAGIT(登録商標)E、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドンとポリビニルアセテート(コポビドン)とのコポリマー、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸のコポリマー、アミノメタクリル酸のコポリマー、メタクリル酸エステルのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルアクリレートコポリマー、メタクリル酸とエチルアクリレートとのコポリマー、メタクリル酸とモノブチルアクリレートとのコポリマー、アクリル酸とエチルメタクリレートモノメタクリレートのコポリマー、エチルアクリレートとモノメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマートリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコールとポリビニルアルコールとのコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(poise Losham)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される、上記項13に記載の薬物剤形。
(項15)
前記第1又は前記第2の材料が小腸溶性材料である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項16)
前記小腸溶性材料が、EUDRAGIT(登録商標)L、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートエステルとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒプロメロースアンバー酸エステル、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群
から選択される、上記項15に記載の薬物剤形。
(項17)
前記第1又は前記第2の材料が大腸溶性材料である、上記項1に記載の薬物剤形。
(項18)
前記大腸溶性材料が、EUDRAGIT(登録商標)S又はEUDRAGIT(登録商標)FS、メタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、メタクリル酸-エチルアクリレートコポリマー、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルアクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレートとメチルメタクリレートとの中性コポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルローススクシネート、メチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレートコポリマー、ブチルアクリレートコポリマー、アクリレートコポリマー、メタクリレートコポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、上記項17に記載の薬物剤形。
(項19)
前記シェルが不溶性材料を更に含み、前記不溶性材料が、前記第1又は前記第2の材料と共に前記第1又は前記第2の区画を形成する、上記項1に記載の薬物剤形。
(項20)
前記第1又は前記第2の区画が、前記第1又は前記第2の材料によって覆われた開口部を有し、前記不溶性材料が、前記開口部を除いた前記第1又は前記第2の区画の残りの部分を形成する、上記項19に記載の薬物剤形。
(項21)
前記不溶性材料が、EUDRAGIT(登録商標)RL、EUDRAGIT(登録商標)RS、ポリビニルアセテート及びポビドン混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメタクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸メチルメタクリレートコポリマー、エチルメタクリレート-コ-メタクリル酸コポリマー、ブチルアクリレート-モノブチルアクリレートコポリマー、エチルアクリレート-モノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート-メチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレートとジエチルアミノエチルメチルメタクリル酸エステルとのコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリル酸コポリマー、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ビタミンEポリエチレングリコールサクシネート、ポリジメチルシロキサンアルカン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー、キトサン、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される、上記項19に記載の薬物剤形。
(項22)
前記第1の材料が前記第1の区画を形成し、前記第2の区画が前記第2の区画を形成し、前記第1の材料が第3の区画を更に形成し、前記第2の材料が前記第3の区画内に位置
する、上記項1に記載の薬物剤形。
(項23)
前記第1の材料が前記第1の区画を形成し、前記第2の材料が前記第2の区画を形成し、前記第1のAPIが第3の区画を形成し、前記第2の材料が前記第3の区画内に位置する、上記項1に記載の薬物剤形。
(項24)
前記第1又は前記第2の区画が、パイ形状、円錐形状、角錐形状、円筒形状、立方体又は立方体様形状、三角柱又は多角柱形状、四面体、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される形状として構成されている、上記項1に記載の薬物剤形。
(項25)
前記シェルが、不溶性材料を更に含み、前記第1の区画がパイ形状及び開口部を有し、前記開口部が前記第1の材料によって覆われ、前記不溶性材料が、前記開口部を除いた前記第1の区画の残りの部分を形成する、上記項1に記載の薬物剤形。
(項26)
第3のAPIを更に含み、前記シェルが第3の区画を更に画定し、前記シェルが、第3の胃腸部位内で溶ける第3の材料を更に含み、前記第3のAPIが前記第3の区画内に充填される、上記項1に記載の薬物剤形。
(項27)
前記第3の胃腸部位が前記第1又は前記第2の胃腸部位と同じである、上記項26に記載の薬物剤形。
(項28)
前記第3の胃腸部位が前記第1及び前記第2の胃腸部位と異なる、上記項26に記載の薬物剤形。
(項29)
前記第1、前記第2、及び前記第3のAPIが同じである、上記項26に記載の薬物剤形。
(項30)
前記第1、前記第2、及び前記第3のAPIが互いに異なる、上記項26に記載の薬物剤形。
(項31)
前記第1の材料が胃溶性材料であり、前記第2の材料が小腸溶性材料であり、前記第3の材料が大腸材料である、上記項26に記載の薬物剤形。
(項32)
前記第1の材料が前記第1の区画を形成し、前記第2の材料が前記第2の区画を形成し、前記第3の材料が前記第3の区画を形成する、上記項26に記載の薬物剤形。
(項33)
前記第1の材料が第4の区画を更に形成し、前記第2の材料が前記第4の区画内に位置する、上記項32に記載の薬物剤形。
(項34)
前記第1のAPIが第4の区画を形成し、前記第2の材料が前記第4の区画内に位置する、上記項32に記載の薬物剤形。
(項35)
前記第1の材料が、第4の区画及び第5の区画を更に形成し、前記第2の材料が前記第4の区画内に位置し、前記第3の材料が前記第5の区画内に位置する、上記項32に記載の薬物剤形。
(項36)
前記第1のAPIが、第4の区画及び第5の区画を形成し、前記第2の材料が前記第4の区画内に位置し、前記第3の材料が前記第5の区画内に位置する、上記項32に記載の薬物剤形。
(項37)
前記第1のAPIが第4の区画を形成し、前記第2のAPIが第5の区画を形成し、前記第2の材料が前記第4の区画内に位置し、前記第3の材料が前記第5の区画内に位置する、上記項32に記載の薬物剤形。
(項38)
前記第1、前記第2、及び前記第3の材料が並置されている、上記項32に記載の薬物剤形。
(項39)
前記シェルが不溶性材料を更に含み、前記不溶性材料が、前記第1、前記第2、及び前記第3の材料に取り付けられている、上記項32に記載の薬物剤形。
(項40)
前記第1又は前記第2のAPIが、局所麻酔薬、抗てんかん薬及び抗痙攣薬、疼痛管理薬、睡眠障害薬、抗アルツハイマー病薬、鎮痛薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗不整脈薬、利尿薬、肝疾患を治療するための薬物、膵疾患を治療するための薬物、胃腸疾患を治療するための薬物、CNS疾患を治療するための薬物、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、グルココルチコイド薬、ホルモン薬及び避妊薬、血糖降下薬、抗骨粗鬆症薬、抗生物質、スルホンアミド、キノロン、及び他の合成抗菌薬、抗結核薬、抗ウイルス薬、抗新生物薬、免疫調節薬、動物薬、化粧活性剤、栄養剤、化学試薬、漢方薬、及び漢方薬の抽出物からなる群から選択される、上記項1に記載の薬物剤形。
(項41)
薬物剤形であって、第1の区画、第2の区画、及び第3の区画を形成するシェルを含み、前記第1、前記第2、及び前記第3の区画がパイ形状を有し、前記第1の区画が、第1の胃腸部位内で溶ける第1の材料によって覆われた第1の開口部を有し、前記第2の区画が、第2の胃腸部位内で溶ける第2の材料によって覆われた第2の開口部を有し、前記第3の区画が、第3の胃腸部位内で溶ける第3の材料によって覆われた第3の開口部を有し、不溶性材料が、前記第1、前記第2、及び前記第3の開口部を除いた前記第1、前記第2、及び前記第3の区画の残りの部分を形成する、薬物剤形。
(項42)
前記第1の材料が胃溶性材料であり、前記第2の材料が小腸溶性材料であり、前記第3の材料が大腸溶性材料である、上記項41に記載の薬物剤形。
(項43)
薬物剤形であって、
空洞を画定する円筒形シェルであって、前記円筒形シェルが上端及び下端を有し、前記円筒形シェルが不溶性材料によって形成され、前記上端及び前記下端が、第1の胃腸部位内で溶ける第1の材料によって覆われている、円筒形シェルと、
第1及び第2のAPIであって、両方とも前記空洞内に充填されており、前記第1及び前記第2のAPIが、第2の胃腸部位内で溶ける第2の材料によって分離されている、第1及び第2のAPIと、を含み、
前記第1の材料、前記第1のAPI、前記第2の材料、及び前記第2の材料は、多層構造として構成されている、薬物剤形。
(項44)
前記第1の材料が胃溶性材料であり、前記第2の材料が大腸溶性材料である、上記項43に記載の薬物剤形。
(項45)
前記第1の材料が大腸溶性材料である、上記項43に記載の薬物剤形。
(項46)
第1の材料が結腸溶性材料である、上記項43に記載の薬物剤形。
(項47)
薬物剤形であって、
第1の粒子であって、前記第1の粒子が、第1のコーティングによって包まれた第1のAPIを含み、前記第1のコーティングが、第1の厚さを有し、第1の胃腸部位で溶解し
て前記第1のAPIを放出する、第1の粒子と、
第2の粒子であって、前記第2の粒子が、第2のコーティングによって包まれた第2のAPIを含み、前記第2のコーティングが、第2の厚さを有し、第2の胃腸部位で溶解して前記第2のAPIを放出する、第2の粒子と、
第3の粒子であって、前記第3の粒子が、第3のコーティングによって包まれた第3のAPIを含み、前記第3のコーティングが、第3の厚さを有し、第3の胃腸部位で溶解して前記第3のAPIを放出する、第3の粒子と、
区画を画定するシェルであって、前記第1、前記第2、及び前記第3の粒子が、前記区画内に位置する、シェルと、を含む、薬物剤形。
(項48)
前記第1、前記第2、又は前記第3のコーティングが、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、ポリビニルピロリドン-ポリビニルアセテートコポリマー(コポビドン)、クロスポビドン、ポリビニルアセテートとポビドンとの混合物、メタクリル酸コポリマー、アミノメチルアクリル酸コポリマー、メタクリル酸エステルコポリマー、エチルアクリレート、アニオン性ポリマーとメタクリル酸とのコポリマー、カチオン性ポリマーとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ブチルアクリレート、メタクリル酸とメチルアクリレートとのコポリマー、エチルメタクリレートコポリマー、ブチルメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、エチルアクリレートモノメタクリレートコポリマー、メチルメタクリレートとトリメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、エチルアクリレート/メチルメタクリレート/トリメチルアミノエチルメタクリレートポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒプロメロースサクシネート、ポリエチレングリコール-ポリビニルアルコールコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート又はヒプロメロースフタレート、ポリエチレングリコール15-ヒドロキシステアレート、メチルメタクリレート及びジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、ポリメチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリメタクリレートコポリマー、ポリメチルメタクリレート、N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリビニルカプロラクタム-ポリビニルアセテート-ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、ポリブチルメタクリレート-ポリN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート-ポリメチルメタクリレートコポリマー、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとのコポリマー(ポロキサマー)、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールセトステアリルエーテル、超分岐ポリエステルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒプロメロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、ポリソルベート(Tween)、カルボマー、ラクトース、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、ビタミンEポリエチレングリコールアルコールサクシネート、ポリジメチルシロキサン、キサンタンガム、ポリ乳酸、ポリラクチド-ポリ乳酸コポリマー、ポリカプロラクトン、カルナバワックス、グリセリルパルミトステアレート、硬化ヒマシ油、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルアセテート、ポリエチルアクリレート-ポリメチルメタクリレート-ポリトリメチルアンモニウムクロライドエチルメタクリレートコポリマー、ポリエチレン-ポリビニルアセテートコポリマー及びシェルポリ糖、蜜蝋、ポリエチレングリコールメタクリレート、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される材料によって形成されている、上記項47に記載の薬物剤形。
(項49)
前記第1の厚さが0.05mm~10mmである、上記項47に記載の薬物剤形。
(項50)
前記第2の厚さが0.05mm~10mmである、上記項47に記載の薬物剤形。
(項51)
前記第3の厚さが0.05mm~10mmである、上記項47に記載の薬物剤形。
(項52)
前記第1のAPI、前記第2のAPI、及び前記第3のAPIが同じである、上記項47に記載の薬物剤形。
(項53)
前記第1のAPI、前記第2のAPI、及び前記第3のAPIが互いに異なる、上記項47に記載の薬物剤形。
(項54)
前記第1、前記第2、又は前記第3のAPIが、局所麻酔薬、抗てんかん薬及び抗痙攣薬、疼痛管理薬、睡眠障害薬、抗アルツハイマー病薬、鎮痛薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗不整脈薬、利尿薬、肝疾患を治療するための薬物、膵疾患を治療するための薬物、胃腸疾患を治療するための薬物、CNS疾患を治療するための薬物、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、グルココルチコイド薬、ホルモン薬及び避妊薬、血糖降下薬、抗骨粗鬆症薬、抗生物質、スルホンアミド、キノロン、及び他の合成抗菌薬、抗結核薬、抗ウイルス薬、抗新生物薬、免疫調節薬、動物薬、化粧活性剤、栄養剤、化学試薬、漢方薬、及び漢方薬の抽出物からなる群から選択される、上記項47に記載の薬物剤形。
【外国語明細書】