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▶ 金井 芳雄の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024097721
(43)【公開日】2024-07-19
(54)【発明の名称】テーブルタップ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/73 20060101AFI20240711BHJP
   H01R 25/00 20060101ALI20240711BHJP
【FI】
H01R13/73 Z
H01R25/00 A
H01R25/00 C
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023001395
(22)【出願日】2023-01-07
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-07-11
(71)【出願人】
【識別番号】322009055
【氏名又は名称】金井 芳雄
(72)【発明者】
【氏名】金井芳雄
(57)【要約】      (修正有)
【課題】設置取り付けが容易で安定的に維持が可能で、外そうとするときは簡単に外すことができるテーブルタップを提供する。
【解決手段】テーブルタップの電源ケーブル取り付け部7の反対側の裏面にネジ12が通過できる幅のスリット部8を設ける、電源ケーブル7側近くにT字型のスリット部9を設けてスリットの一端にネジ頭部が通過するポート13を設ける。取り付方法は2本の取り付けネジ12を規定寸法値近くにネジをセットする、ネジの締め具合は電源ケーブルセット部の反対側のスリット部8を治具として差し込み所定の高さとする。縦方向設置の場合、上下反転取り付けが可能で使い勝手の良い方を選ぶことができる。実施例1縦方向の設置手順はスリット部8を一方のネジに差し込み、もう一方のネジの頭部をポート13に差し込み横にずらし突き当りを下にさげる、横方向への取り付は縦方向と同様の手順で設置可能なテーブルタップを提供する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テーブルタップのハウジングは細長い形態で熱可塑性樹脂からなり表、裏にニ分割され、表面にはスイッチ、コンセントが配置され長手方向端部に電源ケーブルが設置されている、
裏側の分割部分にはニ分割を組み合わせ一体化するためのネジ穴および壁や柱に取り付け取り付ポートとスリット部が2か所設けてある、
テーブルタップの電源ケーブル取り付け部の反対側の裏面にネジがスライドできる幅のスリット部を設ける、電源ケーブル側近くにT字型のスリット部を設けてスリット部の一端にネジ頭部を通すポートを設ける、
テーブルタップを縦方向に設置時の取り付手順は電源コードと反対側のスリット部を一方のネジに差し込み、もう一方のネジ頭部を取り付ポートに合わせて差し込み横にずらせ突き当りを下にさげる三つの工程で取り付ける、
縦方向に取り付の場合上下を反転、設置取り付けが可能で使い勝手の良い方を選ぶことができる、
ことを特徴とするテーブルタップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、延長コード付きテーブルタップの設置取り付に関するものである。
【背景技術】
【0002】
多くのテーブルタップには壁や柱に取り付け固定する装置が設けてある、外部にネジ止めする穴を設けて有るものから、見えない裏側にネジ固定できる装置を備えた物がある。裏側のネジ固定には主に二つの方法が用いられている一つ目は一直線上にスライドして固定する(特許文献1)これは取り付け容易だが外れやすい、設置方向により取り付不可能な方向がある、二つ目は平行横移動固定する(特許文献2)これはネジの設置に正確なピッチが必要で取り付けが難易である、設置方向により取り付不可能な方向がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実登3178907
【特許文献2】特許5537620
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術の取り付方法は一直線上、又は平行に1方向にスライドの1工程だけであり、逆の方向に少しの力が加わると簡単に外れ脱落してしまう。
テーブルタップは主に素人の人が用いるもので、設置取り付けが容易で安定的に維持が可能で、外そうとするときは簡単に外すことできる物にしたい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施例1について形態を説明するとテーブルタップの電源ケーブル取り付け部7の反対側の裏面にネジが通過できる幅のスリット部8設ける、電源ケーブル7側近くに
T字型のスリット部9を設けてスリットの一端にネジ頭部が通過するポート13を設ける。
取り付方法の基本は2本の取り付けネジ12を規定寸法値近くにネジ12をセットする、ネジの締め具合は電源ケーブルセット部の反対側のスリット部8を治具として差し込み自由に抜き差し出来る高さとする。現場に合った使い勝手の良い設置に、例えばスイッチを右側にするか左側にするか、上下反転取り付けができどちらも安定的に設置が可能である。
縦方向の(実施図1)取り付手順はスリット部8に一方のネジに差し込み、もう一方のネジ頭部をポート13に差し込み横にずらし突き当りを下に下げる、三つの工程で取り付ける。横方向の設置も縦方向と同様な手順で設置が可能である。
【発明の効果】
【0006】
三つの工程を経てセットするので、安定的に設置保持が可能である。
2つのネジの取り付け寸法が少しずれても取り付が可能である。
縦横方向いずれの角度にも取り付けが可能である。
技術に自信のない方も失敗なく取り付が可能ある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図2】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図3】右側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図4】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図5】背面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図6】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
図7】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例2)
図8】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例2)
図9】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例2)
図10】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例2)
図11】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例3)
図12】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例3)
図13】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例3)
図14】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例3)
図15】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例4)
図16】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例4)
図17】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例4)
図18】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例4)
図19】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例5)
図20】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例5)
図21】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例5)
図22】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例5)
図23】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例5)
図24】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例6)
図25】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例6)
図26】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例6)
図27】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例6)
図28】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例7)
図29】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例7)
図30】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例7)
図31】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例7)
図32】正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例8)
図33】左側面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例8)
図34】底面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例8)
図35】分割正面図 テーブルタップの実施方法を示した説明図である。(実施例8)
【発明を実施するための形態】
【0008】
テーブルタップのハウジングは細長い形態で熱可塑性樹脂からなり表1、裏2にニ分割され、表面1にはスイッチ、コンセントが配置され長手方向端部に電源ケーブル入り口6、7が設けてある。
裏側2の分割部分にはニ分割を一体化に組み合わせ固定するためのネジ穴10,4および壁や柱に取り付け取り付ポート13とスリット部8,9の2ヶ所設けてある、ハウジングの長手方向端部に電源コード入り口7が設けてある。
【産業上の利用可能性】
【0009】
技術力に不安のある者でも設置取り付できる。
【符号の説明】
【0010】
1 ニ分割の表面
2 ニ分割の裏面
3 コンセント
4 ニ分割の組付けネジ用ボス
5 スイッチ
6 ニ分割の表面1の電源ケーブル入り口
7 ニ分割の裏面2の電源ケーブル入り口
8 テーブルタップ固定用スリット部
9 テーブルタップ固定用スリット部
10 ニ分割の組付けネジ穴
11 ニ分割の組付けネジ
12 テーブルタップ固定ネジ
13 テーブルタップ固定ネジ頭部貫通ポート
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図20
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図30
図31
図32
図33
図34
図35
【手続補正書】
【提出日】2024-02-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
細長い長方形の形状で熱可塑性樹脂からなり上部と下部に二分割されるテーブルタップのハウジングを有し、
上部の分割部分の平面にはスイッチ、コンセントが配置されており、分割部分の内側に下部と一体化する為のネジ穴が複数箇所設けてあり、
下部の分割部分の底面には、上部と一体化するためのネジ穴が複数箇所設けてあり、壁や柱に取り付けるための取り付けポートとスリット部が2箇所設けられ、
上部と下部のハウジングをネジで結合一体化されたハウジングの長手方向端部に電源ケーブルが設置されており、
二分割されたハウジング下部の底面の電源ケーブル側近にT字型スリット部であって、一端にネジ頭部を通すポートが設けられたスリット部が設けられており、電源ケーブル取り付け部の反対側にネジがスライド出来る幅のスリット部が設けられ、
テーブルタップの長手方向を縦方向に設置する場合は、電源ケーブル取り付け部の反対側のスリット部を一方のネジに差し込む工程と、取り付けポートをもう一方のネジ頭部に合わせて差し込む工程と、横にずらし突き当て下にさげる工程の三つの工程で取り付けられ、
縦方向において反転した設置取り付けが可能で、使い勝手の良い方を選ぶことができ
長手方向を横方向に設置する場合も長手方向を縦方向に設置の工程と同様に取り付けられ、左右反転設置取り付けが可能である、
ことを特徴とするテーブルタップ。