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▶ 岩山 直敏の特許一覧

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  • 特開-産卵床 図1
  • 特開-産卵床 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024097723
(43)【公開日】2024-07-19
(54)【発明の名称】産卵床
(51)【国際特許分類】
   A01K 61/17 20170101AFI20240711BHJP
【FI】
A01K61/17
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023001400
(22)【出願日】2023-01-07
(71)【出願人】
【識別番号】520210996
【氏名又は名称】岩山 直敏
(72)【発明者】
【氏名】岩山 直敏
【テーマコード(参考)】
2B104
【Fターム(参考)】
2B104AA01
2B104BA04
(57)【要約】
【課題】採卵の際に手が濡れにくい産卵床を提供する。
【解決手段】
水よりも密度の低い素材から形成され、中央に孔部が形成された基部2と、複数の棒状の部材からなり、上部が前記孔部に固定される脚部3と、孔部の上側に配置され、水の通過を防ぐ不透水部材1と、を有し、不透水部材1がコーキング材又は接着剤である産卵床とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水よりも密度の低い素材から形成され、中央に孔部が形成された基部と、
複数の棒状の部材からなり、上部が前記孔部に固定される脚部と、
前記孔部の上側に配置され、水の通過を防ぐ不透水部材と、を有し、
前記不透水部材がコーキング材又は接着剤からなる産卵床。
【請求項2】
水よりも密度の低い素材から形成され、中央に上下に貫通した孔部が形成された基部を用意するステップと、
熱可塑性を有する複数の棒状の部材からなる脚部を用意するステップと、
前記脚部の上部を前記孔部に差し込み、前記孔部に差し込まれた前記脚部の上面にコーキング材又は接着剤を塗布して不透水部材を形成するステップと、を含む産卵床の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メダカ等の魚に使用される産卵床に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、メダカ用の産卵床として、水面近くに浮かせて使用するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018-42490
【特許文献2】特開2019-129753
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の産卵床においては、メダカの卵を採卵する際に裏返しにする為、中央の差し込み口の部分から脚部をつたった水が漏れ出し手が濡れてしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明においては、採卵の際に手が濡れにくい産卵床を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
水よりも密度の低い素材から形成され、中央に孔部が形成された基部と、
複数の棒状の部材からなり、上部が前記孔部に固定される脚部と、
前記孔部の上側に配置され、水の通過を防ぐ不透水部材と、を有し、
前記不透水部材がコーキング材又は接着剤からなる産卵床とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、採卵の際に手が濡れにくい産卵床を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本願の第1実施形態に係る産卵床の分解斜視図である。
図2】本願の第1実施形態に係る産卵床の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本願の第1実施形態に係る産卵床について説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る産卵床は、水よりも密度の低い素材から形成され、中央に孔部が形成された基部2と、複数の棒状の部材からなり、上部が孔部に固定される脚部3と、孔部の上側に配置され、水の通過を防ぐ不透水部材1と、を有する。不透水部材1は、コーキング材又は接着剤とする。基部2は、例えば、発泡樹脂から構成することができる。脚部3は、例えば、不織布から構成することができる。
【0010】
次に、本願の第2実施形態に係る産卵床の製造方法について説明する。本実施形態に係る産卵床の製造方法は、水よりも密度の低い素材から形成され、中央に上下に貫通した孔部が形成された基部を用意するステップと、熱可塑性を有する複数の棒状の部材からなる脚部を用意するステップと、脚部の上部を孔部に差し込み、孔部に差し込まれた脚部の上面にコーキング材又は接着剤を塗布して不透水部材を形成するステップと、を含む。
【0011】
以上に説明した実施形態に係る産卵床によれば、産卵床を裏返した際に、脚部を伝った水が基部を通り抜けて手が濡れるのを防ぐことができる。
【符号の説明】
【0012】
1 不透水部材
2 基部
3 脚部
図1
図2