(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024098148
(43)【公開日】2024-07-22
(54)【発明の名称】注文仲介サービス提供方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0601 20230101AFI20240712BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240712BHJP
【FI】
G06Q30/0601 312
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024000550
(22)【出願日】2024-01-05
(31)【優先権主張番号】10-2023-0002869
(32)【優先日】2023-01-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】イ,コンス
(72)【発明者】
【氏名】イ,セフン
(72)【発明者】
【氏名】イム,ジュヨル
(57)【要約】
【課題】ユーザに正確な情報を提供できる注文仲介サービス提供方法及びシステムを提供する。
【解決手段】本発明による注文仲介サービス提供方法は、配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われるステップと、前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップと、前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供するステップとを含み得る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
注文仲介サービス提供方法において、
配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われるステップと、
前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップと、
前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供するステップとを含むことを特徴とする注文仲介サービス提供方法。
【請求項2】
前記ユーザ端末には、前記注文仲介サービスのためのサービスページが提供され、
前記サービスページは、
前記ユーザ端末から前記配達費予算の設定を受けるための第1領域、及び前記ユーザ端末から前記注文予算の設定を受けるための第2領域の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項3】
前記ストアを検索するステップにおいて、
前記第1領域で前記配達費予算が設定され、前記第2領域で前記注文予算が設定された場合、
前記複数のストアの中から、前記第2領域で設定された前記注文予算による前記注文金額に対して、前記第1領域で設定された前記配達費予算以下で配達可能な前記少なくとも1つのストアを検索することを特徴とする請求項2に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項4】
前記第2領域は、前記注文予算の設定を受けるためのスライダーグラフィックオブジェクトを含み、
前記注文予算は、前記スライダーグラフィックオブジェクトに対するユーザ入力に基づいて変更され、
前記ストアを検索するステップにおいて、
前記スライダーグラフィックオブジェクトに対するユーザ入力に連動して、変更された注文予算を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを再検索することを特徴とする請求項3に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項5】
前記サービスページは、
前記リストが含まれる第3領域をさらに含み、
前記第3領域に含まれる前記リストは、
前記変更された注文予算によって再検索されたストアに関するメニュー情報に更新されることを特徴とする請求項4に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項6】
前記スライダーグラフィックオブジェクトは、
異なる金額にそれぞれマッチングされる複数の地点を含み、
前記注文予算の変更は、
前記注文予算が前記スライダーグラフィックオブジェクトの第1地点に対応するように設定された状態で、前記ユーザ入力により、前記スライダーグラフィックオブジェクトの第2地点が選択されることに基づいて行われ、
前記変更された注文予算は、前記第2地点にマッチングされた特定の金額に対応することを特徴とする請求項4に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項7】
前記スライダーグラフィックオブジェクトは、
前記複数の地点により区分される複数の金額区間を含むように構成され、
前記スライダーグラフィックオブジェクトは、
前記複数の金額区間を含むように構成されるスライダーバー(slider bar)と、
前記ユーザ入力に基づいて前記スライダーバー間を移動して、前記スライダーバーの特定の地点を選択するように構成されるインジケータ(indicator)とを含み、
前記第1地点又は前記第2地点は、前記スライダーバー上で前記インジケータが位置する地点であることを特徴とする請求項6に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項8】
前記スライダーバー上での前記インジケータの初期位置は、
前記注文仲介サービスを利用するユーザ及び前記注文仲介サービスで選択された飲食カテゴリーの少なくとも一方に基づいて異なることを特徴とする請求項7に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項9】
前記特定が行われるステップにおいて、
前記選択された飲食カテゴリーにおける予め設定された期間の注文履歴に含まれる注文金額の平均金額を前記注文予算として特定し、
前記インジケータの初期位置は、
前記スライダーバーにおける前記平均金額に特定された前記注文予算に対応する地点に設定されることを特徴とする請求項8に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項10】
前記特定が行われるステップにおいて、
前記注文仲介サービスにログインされたユーザの注文履歴を確認し、前記確認された注文履歴に基づいて、前記ユーザの注文予算を特定することを特徴とする請求項1に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項11】
前記少なくとも1つのストアを検索するステップは、
前記注文仲介サービスのデータベース上で、前記複数のストアのそれぞれに関する配達費設定情報を確認するステップと、
前記配達費設定情報に基づいて、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項12】
前記配達費設定情報は、
前記複数のストアのそれぞれの配達費を特定する際に考慮される情報であって、
注文金額を基準として設定される基本配達費情報と、
配達距離、配達地域、配達曜日、配達時間、配達メニュー、祝日であるか否か、及び気象状況のうちの少なくとも1つに関する割増配達費情報とを含むことを特徴とする請求項11に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つのストアを検索するステップは、
予め設定された気象庁サーバから気象情報を受信するステップと、
前記気象情報に基づいて、前記複数のストアから配達費の割増が存在するストアをフィルタリングするステップと、
前記フィルタリングされたストアの配達費を、前記気象情報に基づいて割増された配達費として特定するステップとを含み、
前記フィルタリングされたストアの割増された配達費が前記配達費予算内に存在する場合、前記フィルタリングされたストアは、前記配達費予算内で配達可能なストアとして検索されることを特徴とする請求項12に記載の注文仲介サービス提供方法。
【請求項14】
注文仲介システムにおいて、
前記注文仲介システムから提供される注文仲介サービスに接続するユーザ端末と通信する通信部と、
前記ユーザ端末から受信する情報に基づいて、配達注文のための配達費予算及び注文予算の少なくとも一方を特定する制御部とを含み、
前記制御部は、
前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索し、
前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストを前記ユーザ端末に提供することを特徴とする注文仲介システム。
【請求項15】
電子機器において1つ以上のプロセスにより実行され、コンピュータ可読記録媒体に保存されたプログラムであって、
前記プログラムは、
配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われるステップと、
注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップと、
前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供するステップとを行わせるコマンドを含むことを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注文仲介サービス提供方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
技術が発展するにつれて、電子機器(例えば、スマートフォン、タブレットPC、自動化機器など)の普及が大衆化しており、それにより、日常生活の多くの部分で電子機器への依存度が次第に高まっている。
【0003】
また、電子機器の大衆化はインターネットをベースとするサービスの発展を促進し、それにより、オフライン(off-line)への依存度が高かった従来の消費パターンは次第にオンライン(on-line)に移っている。
【0004】
このようなトレンドの変化に合わせて、サービスの特性上オフラインをベースとする飲食業などの産業分野においても、顧客の利便性を高めるために、オンラインによる様々な配達飲食サービスを出市している。よって、顧客、すなわち消費者は、インターネットが接続された電子機器を用いて、何回かのクリックだけで、配達飲食サービスを受けることができるようになった。
【0005】
このような技術として、特許文献1は、配達注文仲介システムを開示しており、ユーザ(顧客)、店舗及び配達員を仲介する仲介プロセスを提供している。
【0006】
しかし、このような技術は、ユーザ、店舗及び配達員を仲介する役割にのみ焦点を当てたものであり、費用を支払うユーザにとっては、配達で飲食の提供を受ける場合、所要費用に関する正確な情報が提供されず不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国登録特許第10-2431832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、ユーザに正確な情報を提供できる注文仲介サービス提供方法及びシステムを提供するものである。
【0009】
より具体的には、本発明は、配達注文で発生する配達費に関する正確な情報を提供できる注文仲介サービス提供方法及びシステムを提供するものである。
【0010】
また、本発明は、ユーザの注文予算及び配達費予算が考慮されたユーザカスタマイズ情報を提供できる注文仲介サービス提供方法及びシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による注文仲介サービス提供方法は、配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われるステップと、前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップと、前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供するステップとを含み得る。
【0012】
本発明による注文仲介システムは、前記注文仲介システムから提供される注文仲介サービスに接続するユーザ端末と通信する通信部と、前記ユーザ端末から受信する情報に基づいて、配達注文のための配達費予算及び注文予算の少なくとも一方を特定する制御部とを含み、前記制御部は、前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索し、前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストを前記ユーザ端末に提供し得る。
【0013】
本発明による電子機器において1つ以上のプロセスにより実行され、コンピュータ可読記録媒体に保存されたプログラムは、配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われるステップと、前記注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、前記注文予算を満たす注文金額を基準として、前記配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索するステップと、前記検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供するステップとを行わせるコマンドを含み得る。
【発明の効果】
【0014】
前述したように、本発明による注文仲介サービス提供方法及びシステムは、配達注文のための配達費予算及び注文予算を特定し、その後、注文予算を基準として配達費予算内のストアを検索し、当該ストアの情報をユーザに提供することができる。よって、ユーザは、注文予算内で、実際にかかる配達費を基準とするストア及び当該ストアが提供するメニューに関する情報の提供を受けることができる。その結果、ユーザは、正確な予算内で、注文可能なメニューに関する情報の提供を受けることができる。
【0015】
また、本発明による注文仲介サービス提供方法及びシステムは、注文予算及び配達費予算を設定できる直観的なグラフィックユーザインタフェース(Graphic User Interface,GUI)を提供することができ、よって、ユーザは、ストアを検索する前にユーザが希望する注文予算及び配達費予算を簡単に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明による注文仲介システムを用いた注文方法を説明するための概念図である。
【
図2】本発明による注文仲介システムにおける、事業者アカウント側でサービス提供に関する設定を行う方法を説明するための概念図である。
【
図3】本発明による注文仲介方法を説明するためのフローチャートである。
【
図4a】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図4b】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図5】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図6】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図7】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図8】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【
図9】本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照して本明細書に開示される実施形態について詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一又は類似の符号を付し、それについての重複する説明は省略する。以下の説明で用いられる構成要素の接尾辞である「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与又は混用されるものであり、それ自体が有意性や有用性を有するものではない。また、本明細書に開示される実施形態について説明するにあたり、関連する公知技術についての具体的な説明が本明細書に開示される実施形態の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。なお、添付図面は本明細書に開示される実施形態を容易に理解できるようにするためのものにすぎず、添付図面により本明細書に開示される技術的思想が限定されるものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物又は代替物が本発明に含まれるものと解されるべきである。
【0018】
第1、第2などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するために用いられるが、上記構成要素は上記用語により限定されるものではない。上記用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ用いられる。
【0019】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されていると言及された場合は、他の構成要素に直接連結又は接続されていてもよく、中間にさらに他の構成要素が存在してもよいものと解されるべきである。それに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されていると言及された場合は、中間にさらに他の構成要素が存在しないものと解されるべきである。
【0020】
単数の表現には、特に断らない限り複数の表現が含まれる。
【0021】
本明細書において、「含む」や「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせの存在や付加可能性を予め排除するものではないと解されるべきである。
【0022】
本発明による注文仲介システムは、「注文システム」ともいえる。本発明による注文仲介システムは、ユーザ、事業者及び配達員間で、事業者が提供するサービス(例えば、飲食提供サービス)に関する注文及び配達が行われるように仲介する役割を果たす。
【0023】
本発明において、事業者により提供される「サービス」とは、事業者が物質的財貨の生産のためにユーザに提供する物質又は労動を意味する。
【0024】
すなわち、本発明において、「サービス」とは、事業者が営む事業に応じて様々な種類が存在する。例えば、「飲食店」を運営する事業者であれば、サービスの種類は「飲食提供サービス」に該当する。
【0025】
本発明においては、説明の便宜上、飲食を販売する所(又は、飲食店)を「店舗」と通称する。
【0026】
また、本発明においては、その店舗で販売される飲食に関する情報を「メニュー情報」という。
【0027】
さらに、本発明においては、ユーザが「特定種類の飲食」を注文することを「特定のメニュー」を注文するとも表現する。
【0028】
ユーザは、店舗などに備えられたメニュー表にあるメニュー情報に基づいて、特定のメニューの注文を行うことができる。ユーザにより特定のメニューが注文されると、事業者は、ユーザが注文したメニューに対応する飲食をユーザに提供することができる。
【0029】
本発明においては、注文仲介システムにより提供されるページを用いて、メニュー表に対応するメニュー情報をユーザに提供し、そのページを介してユーザから特定のメニューの注文を受信することができる。また、本発明においては、ユーザから受信した特定のメニューの注文を事業者に提供することにより、ユーザと事業者との間で注文を仲介することができる。
【0030】
一方、本発明において、サービスの対象となる「飲食」の種類は特に限定されるものではない。
【0031】
また、本明細書においては、説明の便宜上、メニューの注文を行い、メニューに対応する飲食の提供を受ける者(例えば、「顧客」又は「消費者」)を「ユーザ」とし、注文されたメニューに対応する飲食を提供する者を「事業者」とし、事業者から飲食を受け取って顧客に配達する者を「配達員」とする。
【0032】
一方、本発明で説明される「配達員」とは、配達サービスを提供する者を意味するか、又は配達員が属する配達ストアを意味する。本発明において、配達サーバは、配達ストアのサーバとも理解される。ただし、以下では、配達する者と配達ストアを別に区分せず、どちらも「配達員」と称して説明する。
【0033】
以下、添付図面を参照して、本発明による注文仲介サービス提供方法及びシステムについてより具体的に説明する。
図1は、本発明による注文仲介システムを用いた注文方法を説明するための概念図である。
図2は、本発明による注文仲介システムにおける、事業者アカウント側でサービス提供に関する設定を行う方法を説明するための概念図であり、
図3は、本発明による注文仲介方法を説明するためのフローチャートであり、
図4a、
図4b、
図5、
図6、
図7、
図8及び
図9は、本発明による注文仲介システムにおける、ユーザ端末に提供される注文ページを説明するための概念図である。
【0034】
図1に示すように、本発明による注文仲介システム100は、ユーザ端末に該当する電子機器10と通信するように構成される。
【0035】
以下、場合によっては、ユーザ端末という用語と電子機器10という用語を混用し、ユーザ端末にも符号「10」を付与する。
【0036】
注文仲介システム100は、ユーザ端末10上に、注文仲介システム100に加入された複数のストアのうちの少なくとも1つのストアに飲食を注文できる注文ページ400を提供することができる。
【0037】
本発明による注文仲介システム100は、ユーザ端末10でインターネットを介して接続可能なページ400を提供するように構成される。
【0038】
本発明においては、注文仲介システム100により提供されるページ400を介して、ユーザと事業者との間で注文を仲介することができる。
【0039】
ユーザ、事業者及び配達員は、本発明による注文仲介システム100に予め登録されたアカウントに基づいて、前記注文仲介システムと連携したページ400を介して、メニューの注文及び配達に関する一連のプロセスを実行又は提供することができる。
【0040】
本明細書においては、説明の便宜上、顧客であるユーザのアカウントを「ユーザアカウント」とし、事業者のアカウントを「事業者アカウント」とし、配達員(又は、配達ストア)のアカウントを「配達員アカウント」とする。
【0041】
一方、前述した「アカウント(account)」は、注文仲介システム100と連携したページで生成されることが可能である。それとは異なり、「アカウント」は、本発明による注文仲介システムと連携した他の少なくとも1つのシステムで生成されることも可能である。
【0042】
よって、本明細書においては、アカウントが発給されたシステムを区分せず、本発明による注文仲介システムに基づく、メニュー注文を利用できるアカウントを全て「本発明による注文仲介システムに予め登録されたアカウント」とする。
【0043】
一方、本発明による注文仲介システムを用いた注文方法においては、インターネットでアクセスされるページ400を介して、ユーザ、事業者、配達員及び注文仲介システム間の有機的な情報、すなわちデータを送受信することが必須である。
【0044】
本発明の理解のために、本発明においてデータが送受信されるフローについて簡単に説明する。
【0045】
まず、i)ユーザ側から注文仲介システム100に送信されるか、又はii)注文仲介システム100からユーザ側に送信される情報は、実質的には、i)「ユーザアカウントでログインされた電子機器10」から注文仲介システム100に送信されるか、又はii)注文仲介システム100から「ユーザアカウントでログインされた電子機器10」に送信されるものである。
【0046】
しかし、本明細書においては、説明の便宜上、それを明確に区分せず、i)「ユーザアカウントでログインされた電子機器10」から情報が送信されるか、又はii)「ユーザアカウントでログインされた電子機器10」に情報が受信されることを、i)「ユーザアカウントから情報が送信される」又はii)「ユーザアカウントに情報が受信される」のように、「ユーザアカウント」を主体として説明する。
【0047】
よって、以下では、ユーザアカウントでログインされた電子機器に付された符号「10」を、ユーザアカウントにも付す。すなわち、本明細書において、ユーザアカウント10は、ユーザアカウントでログインされた電子機器10又はユーザ端末10として解される。
【0048】
同様に、i)事業者側から注文仲介システム100に送信されるか、又はii)注文仲介システム100から事業者側に送信される情報は、実質的には、i)「事業者アカウントでログインされた電子機器」から注文仲介システムに送信されるか、又はii)注文仲介システム100から「事業者アカウントでログインされた電子機器」に送信されるものである。
【0049】
しかし、本明細書においては、説明の便宜上、それを明確に区分せず、i)「事業者アカウントでログインされた電子機器」から情報が送信されるか、又はii)「事業者アカウントでログインされた電子機器」に情報が受信されることを、i)「事業者アカウントから情報が送信される」又はii)「事業者アカウントに情報が受信される」のように、「事業者アカウント」を主体として説明する。すなわち、本明細書において、事業者アカウントは、事業者アカウントでログインされた電子機器10又は事業者端末として解される。
【0050】
一方、配達員側と注文仲介システム100との間のデータ送受信は、配達員と直接行われてもよく、配達ストア側サーバ(以下、「配達サーバ」という)20を介して行われてもよい。
【0051】
配達員側から注文仲介システム100に送信される情報は、「配達員アカウントでログインされた電子機器」から注文仲介システム100に送信されるか、又は配達サーバ20を介して注文仲介システム100に送信される。また、注文仲介システム100から配達員側に送信される情報は、実質的には、注文仲介システム100から「配達員アカウントでログインされた電子機器」に送信されるか、又は配達サーバ20を介して「配達員アカウントでログインされた電子機器」に送信される。
【0052】
しかし、本明細書においては、説明の便宜上、それを明確に区分せず、「配達員アカウント」を主体として情報の送受信について説明する。
【0053】
以下、本発明による注文仲介システム100の構成について説明する。
図1に示すように、本発明による注文仲介システム100は、通信部110、保存部120及び制御部130のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0054】
通信部110は、ユーザ端末10、事業者端末、配達員端末及び配達サーバ20のうちの少なくとも1つと通信するように構成される。前述したように、本明細書においては、ユーザ端末10、事業者端末、及び配達員端末との通信は、ユーザアカウントが登録された(又は、ログインされた)電子機器10、事業者アカウントが登録された(又は、ログインされた)電子機器、及び配達員アカウントがログインされた電子機器との通信を意味するものと解される。
【0055】
保存部120は、注文仲介サービスのデータベース(Database,DB)ともいい、注文仲介及び配達に関する様々な情報を保存するように構成される。
【0056】
例えば、ユーザ端末10からの要求に基づいて、特定の店舗の特定のメニューの注文が行われた場合、保存部120には、特定の店舗の特定のメニューに関する注文情報を前記ユーザアカウントと関連付けて保存することができる。
【0057】
保存部120には、特定の店舗の特定のメニューに関する注文情報、特定の店舗の事業者アカウント、前記注文情報によるメニューを注文したユーザアカウントに関する情報、及び前記注文情報による配達情報をマッチングして保存することができる。
【0058】
ここで、注文情報は、前記特定のメニューの数量情報、価格情報、注文日時情報、サービス提供タイプ情報及び決済情報のうちの少なくとも1つに関する情報を含み得る。
【0059】
また、配達情報は、配達目的地情報(例えば、住所情報)、配達時間情報、配達員情報、配達費情報、配達要請事項情報のうちの少なくとも1つに関する情報を含み得る。
【0060】
さらに、保存部120は、注文情報及び配達情報だけでなく、ユーザアカウントと関連付けられた様々な情報を保存することができる。例えば、保存部120は、ユーザ端末10と関連付けられたユーザヒストリー情報を保存することができる。
【0061】
ここで、ユーザヒストリー情報は、ユーザ端末10で注文された店舗(又は、ストア)に関する情報、注文されたメニューに関する情報、注文日付に関する情報、注文金額に関する情報、ユーザ端末10で作成されたレビュー情報など、本発明による注文仲介システム100の利用により生成された様々な情報を含み得る。
【0062】
さらに、保存部120には、事業者端末に関する事業者ヒストリー情報を保存することができる。ここで、事業者ヒストリー情報は、事業者端末と連携して注文されたメニューに関する注文ヒストリー情報を含むものであってもよい。
【0063】
さらに、保存部120には、配達員(又は、配達サーバ)に関する配達ヒストリー情報を保存することができる。ここで、配達ヒストリー情報は、配達員端末(又は、配達員アカウント)と連携して配達が行われた配達ヒストリー情報と、複数の配達員が属する特定の配達ストアと連携して配達が行われた配達ストアヒストリー情報とを含み得る。以下、配達員と配達ストアを別に区分せず、どちらも「配達員(又は、配達員アカウント)」と称して説明する。
【0064】
このように、保存部120には、ユーザ、事業者及び配達員の端末(又は、アカウント)に関連して、注文及び配達に関する様々な情報を保存することができる。
【0065】
制御部130は、上記構成要素を全般的に制御するように構成される。
【0066】
制御部130は、ユーザ端末10から特定の店舗の特定のメニューの注文が受け付けられると、ユーザ端末10で前記受け付けられた注文の決済が行われるように、ユーザ端末10に対する決済プロセスを提供することができる。
【0067】
制御部130は、ユーザ端末10で決済プロセスによる決済が完了すると、注文情報及び配達情報の少なくとも一方を生成することができる。
【0068】
より具体的には、制御部130は、ユーザ端末10から、特定の店舗で販売するメニューに関する配達注文のための選択情報が受信されると、選択情報が受信されることに基づいて、ユーザ端末10で前記特定のメニューに対する決済プロセスが実行されるようにすることができる。
【0069】
すなわち、制御部130は、ユーザ端末10で注文された特定のメニューに対する電子決済を行うように構成される。
【0070】
ここで、電子決済とは、インターネットを利用して財貨に対する支払いを行うことを意味する。このような電子決済は、ユーザ端末10に提供される決済ページ上で、注文仲介システム100により提供される決済プロセスにより、行うことができる。
【0071】
このように、制御部130は、ユーザ端末10で注文に対する電子決済が行われることに基づいて、注文情報及び配達情報を生成することができる。
【0072】
また、制御部130は、決済が完了した特定のメニューに関する注文情報を事業者端末に送信し、配達情報を配達員端末(又は、配達サーバ20)に送信することができる。
【0073】
一方、制御部130は、ユーザの配達注文を受け付けた事業者端末に、前記配達注文のための選択情報が受信されると、選択情報が受信されることに基づいて、配達情報を生成することができる。また、制御部130は、配達情報を配達員端末(又は、配達サーバ20)に送信することができる。
【0074】
すなわち、制御部130は、事業者端末に特定のメニューの配達注文が受け付けられ、事業者端末から、受け付けられた配達注文のための配達サービスのための選択情報が受信されることに基づいて、配達情報を生成して配達員端末(又は、配達サーバ20)に送信することができる。
【0075】
一方、本発明においては、ユーザ端末10から、特定の店舗で販売するメニューに関する配達注文のための選択情報が受信されると、特定のメニューの注文金額及び配達金額に対する決済プロセスを実行することができる。
【0076】
ここで、「配達金額」は、配達サービス利用費用であって、事業者から飲食を受け取ってユーザに配達する配達員に支払う費用として解される。注文仲介システム100は、ユーザにより配達金額が決済されると、配達ストア(又は、配達員)に配達金額を支払うことができる。本発明においては、「配達金額」と「配達費」を混用する。
【0077】
このような配達費を算定する基準は、事業者と配達ストアとの契約により定められた契約内容に基づいて決定することができる。
【0078】
制御部130は、契約内容に基づく配達費設定ページ200をユーザ端末に提供することができる。事業者は、配達費設定ページ200を介して自分の店舗(又は、ストア)の配達費を設定することができ、制御部130は、配達費設定ページ200を介して受信される入力情報(又は、設定情報)を事業者アカウントとマッチングして保存部120に保存することができる。
【0079】
一方、
図2の(a)に示すように、制御部130は、基本配達費、割増配達費及び割引配達費のそれぞれに関連する複数の領域210~230からなる配達費設定ページ200を事業者端末に提供することができる。
【0080】
ここで、基本配達費は、ユーザが事業者の店舗(又は、ストア)で配達注文を行う際に決済(又は、支払い)しなければならない基本配達金額であって、ユーザの注文金額を基準として設定される配達費として解される。
【0081】
制御部130は、事業者が注文金額毎に異なる基本配達費を設定できるように、基本配達費関連領域210を構成することができる。制御部130は、基本配達費関連領域210上に、第1区間の注文金額入力領域211及び第2区間の注文金額入力領域212を提供し、それぞれの注文金額入力領域211、212の周辺に、第1区間の基本配達費入力領域211a及び第2区間の基本配達費入力領域212aを提供することができる。
【0082】
制御部130は、基本配達費関連領域210に注文金額区間毎の配達費が入力されると、区間毎の注文金額及び基本配達費がマッチングされた基本配達費情報を、事業者アカウントと関連付けて保存部120に保存することができる。例えば、制御部130は、「1,000ウォン以上80,000ウォン未満」の注文金額区間には3,000ウォンの基本配達費をマッチングして保存部120に保存し、「80,000ウォン以上」の注文金額区間には6,000ウォンの基本配達費をマッチングして保存部120に保存することができる。
【0083】
また、制御部130は、基本配達費関連領域210上に、区間毎の注文金額及び基本配達費入力領域を追加提供する機能と連携したアイコン213を提供することができる。制御部130は、アイコン213が選択されることに基づいて、基本配達費関連領域210上に、注文金額区間毎の配達費を入力できる入力領域を追加提供することができる。
【0084】
一方、制御部130は、割増配達費関連領域220で、少なくとも1つの割増項目(例えば、配達距離、配達地域、配達曜日、配達時間、配達メニュー、祝日であるか否か、気象状況など)に関する割増配達費の設定が行われるように、配達費設定ページ200を構成することができる。
【0085】
ここで、「割増配達費」は、割増項目を満たす場合、基本配達費に追加される追加金額として解される。
【0086】
例えば、「距離割増項目221」にマッチングされた割増配達費は、事業者の店舗(又は、ストア)と配達目的地との距離が予め設定された距離を超えると、距離区間毎に追加される金額であってもよい。「地域割増項目222」にマッチングされた割増配達費は、配達目的地が特定の地域に該当する(含まれる)場合に追加される金額であり、「特定位置割増項目223」にマッチングされた割増配達費は、配達目的地が特定の位置に該当する場合に追加される金額であってもよい。また、「曜日/時間割増項目224」にマッチングされた割増配達費は、配達注文が行われる曜日及び時間の少なくとも一方が割増曜日(例えば、週末)及び割増時間(例えば、24時以降)に該当する場合に追加される金額であり、「祝日割増項目225」にマッチングされた割増配達費は、配達注文が祝日に行われる場合に追加される金額であってもよい。さらに、「気象状況割増項目226」にマッチングされた割増配達費は、配達において悪条件である気象状況時に追加される金額であってもよい。
【0087】
制御部130は、事業者が複数の割増項目のうちの少なくとも一部の設定を行うように、割増配達費関連領域220を構成することができる。例えば、制御部130は、割増配達費関連領域220上に、複数の割増項目のそれぞれにマッチングされたチェックボックスを提供し、割増配達費関連領域220から、選択されたチェックボックス226aにマッチングされた割増項目に関する情報を受信することができる。
【0088】
例えば、
図2の(b)に示すように、割増配達費関連領域220上で、「気象状況割増項目226」にマッチングされたチェックボックス226aが選択され、割増項目適用条件情報(例えば、割増配達費の適用対象となる気象状況情報(「雨天時」など))及び割増配達費が入力されることに基づいて、「気象状況割増項目226」に関する情報を受信することができる。
【0089】
制御部130は、割増配達費関連領域220に割増項目毎の割増配達費が入力されると、割増項目(割増項目適用条件を含む)及び割増配達費がマッチングされた割増配達費情報を、事業者アカウントと関連付けて保存部120に保存することができる。
【0090】
一方、制御部130は、割引配達費関連領域230で、少なくとも1つの割引項目(例えば、メニュー、曜日/時間、地域など)に関する割引配達費の設定が行われるように、配達費設定ページ200を構成することができる。
【0091】
ここで、「割引配達費」は、割引項目を満たす場合、配達費(基本配達費及び割増配達費の少なくとも一方)から差し引く(又は、除外する)割引金額として解される。
【0092】
例えば、「メニュー割引項目233」にマッチングされた割引配達費は、特定のメニューの配達注文時に割引される金額であってもよい。「曜日/時間割引項目232」にマッチングされた割引配達費は、配達注文が行われる曜日及び時間の少なくとも一方が割引曜日及び割引時間に該当する場合に割引される金額であり、「地域割引項目231」にマッチングされた割引配達費は、配達目的地が特定の地域に該当する場合に割引される金額であってもよい。
【0093】
事業者は、配達費設定ページ200を介して割引配達費を設定し、自分の店舗(又は、ストア)のプロモーション(promotion)をユーザに提供することができる。
【0094】
制御部130は、事業者が複数の割引項目のうちの少なくとも一部の設定を行うように、割引配達費関連領域230を構成することができる。例えば、制御部130は、割引配達費関連領域230上に、複数の割引項目のそれぞれにマッチングされたチェックボックスを提供し、割引配達費関連領域230から、選択されたチェックボックス233aにマッチングされた割引項目に関する情報を受信することができる。
【0095】
例えば、
図2の(c)に示すように、割引配達費関連領域230上で、「メニュー割引項目233」にマッチングされたチェックボックス233aが選択され、割引項目適用条件情報(例えば、メニュー、期間など)及び割引配達費が入力されることに基づいて、「メニュー割引項目233」に関する情報を受信することができる。
【0096】
制御部130は、割引配達費関連領域230に割引項目毎の割引配達費が入力されると、割引項目(割引項目適用条件を含む)及び割引配達費がマッチングされた割引配達費情報を、事業者アカウントと関連付けて保存部120に保存することができる。
【0097】
一方、制御部130は、基本配達費、割増配達費及び割引配達費のうちの少なくとも1つに基づいて、ユーザが支払わなければならない(又は、決済しなければならない)決済配達費を決定することができる。以下、説明の便宜上、基本配達費、割増配達費及び割引配達費を別に区分せず、ユーザが支払わなければならない(又は、決済しなければならない)決済配達費を「配達費」と称して説明する。
【0098】
一方、本発明による注文仲介システム100は、ユーザ端末10がアクセス可能な注文ページ400を提供することができる。
【0099】
本発明による注文仲介システム100により提供されるページ(又は、注文ページ400)は、ユーザ端末10が様々なアクセス経路でアクセス可能である。
【0100】
例えば、前述したように、注文仲介システム100により提供される注文ページ400は、飲食注文のための専用のアプリケーション又はウェプページ(又は、ホームページ)で提供することができる。
【0101】
それとは異なり、本発明による注文仲介システム100により提供される注文ページ400は、情報の検索のために活用される検索サイト(例えば、検索ポータルサイト(グーグル、ネイバー、ダウム、ヤフーなど))と連携して提供することができる。
【0102】
一方、
図4aの(a)に示すように、制御部130は、注文仲介システム100に加入された複数のストアのうち、フィルタリング条件を満たす少なくとも1つのストアに関する情報を、注文ページ400上に表示することができる。
【0103】
制御部130は、様々なフィルタリング条件に基づいて、注文仲介システム100により注文ページ400上に提供するストアを特定することができる。フィルタリング条件は、例えば、i)サービス提供タイプ(例えば、配達サービス、持ち帰りサービス、直接提供サービスなど)、ii)飲食カテゴリー(例えば、チキン、トッポッキ、ハンバーガー、ピザ、寿司など)、iii)配達費予算、iv)注文予算、v)配達目的地の位置(又は、ユーザ端末の位置)、vi)キーワード(例えば、店内が清潔な、新鮮な、量の多い、子供が好きな、辛いなど)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0104】
一方、制御部130は、フィルタリング条件に基づいて特定されたストアを、注文ページ400上のマップ領域A及びリスト領域Bの少なくとも一方に表示することができる。
【0105】
制御部130は、マップ領域A上で、配達目的地(例えば、自宅)に対応する位置に配達目的地を示すインジケータ(indicator)301を表示し、特定されたストアに対応する位置にストアを示すインジケータ302を表示することができる。
【0106】
また、制御部130は、リスト領域B上に、検索されたストア毎のストア情報(例えば、「テリロゼトッポッキ・亭子店」)、メニュー情報(例えば、メニューの画像、メニュー名(例えば、「ベーコンロゼトッポッキ」)、メニュー価格情報(例えば、「17,000ウォン」))、予想配達時間情報(例えば、「30~40分」)、及びキーワード情報(例えば、「再注文の多い店」)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【0107】
一方、制御部130は、保存部120に保存されたストア毎の配達費設定情報を参照して、ユーザ端末10により特定された配達費予算及び注文予算を満たす店舗(又は、ストア)を検索し、検索された店舗に関する情報をユーザ端末10上に提供することができる。以下、配達費情報を提供する方法についてより詳細に説明する。
【0108】
図3に示すように、本発明においては、配達(delivery)注文のための配達費予算及び注文予算の特定が行われる(
図3のS310参照)。
【0109】
ここで、「配達費予算」は、ユーザが配達費として支払う(又は、支出又は決済する)予定の金額と解される。例えば、ユーザが配達費で2,000ウォンの支出を予定していれば、配達費予算は2,000ウォンとなる。
【0110】
また、「注文予算」は、ユーザがメニュー注文金額として支払う(又は、支出又は決済する)予定の金額と解される。例えば、ユーザがメニュー注文で30,000ウォンの支出を予定していれば、注文予算は30,000ウォンとなる。
【0111】
図4aの(b)に示すように、制御部130は、注文ページ400を介して配達費予算及び注文予算の特定が行われるように、ユーザ端末10から配達費予算の設定を受けるための第1領域410、及びユーザ端末10から注文予算の設定を受けるための第2領域420の少なくとも一方を含む注文ページ400をユーザ端末10に提供することができる。
【0112】
第1領域410は、ユーザ端末10から配達費予算の設定を受けるための機能が連携した領域であって、「配達費予算設定領域」、「配達費予算特定領域」などといえる。
【0113】
制御部130は、第1領域410でユーザ端末10により配達費予算の設定が行われるように、配達費予算の設定に関するグラフィックオブジェクトを第1領域410上に表示することができる。一例として、制御部130は、第1領域410上で、異なる配達費(例えば、~1,000ウォン、~2,000ウォン、~3,000ウォン、3,000ウォン以上)に対応する複数のグラフィックオブジェクトのうちのいずれか(例えば、2,000ウォン)が選択されることに基づいて、配達費予算(2,000ウォン)411を特定することができる。他の例として、制御部130は、第1領域410上で、配達費リストグラフィックオブジェクトに並んだ配達費項目のうちのいずれか(例えば、2,000ウォン)が選択されることに基づいて、配達費予算(2,000ウォン)411を特定することができる。
【0114】
一方、第2領域420は、ユーザ端末10から注文予算の設定を受けるために連携した領域であって、「注文予算設定領域」、「注文予算特定領域」などといえる。
【0115】
図4aの(b)に示すように、第2領域420は、注文予算の設定を受けるためのスライダー(slider)グラフィックオブジェクト421を含んでもよい。制御部130は、スライダーグラフィックオブジェクト421に対するユーザ入力に基づいて、注文予算を特定することができる。例えば、制御部130は、ユーザ入力に基づいてスライダーが移動した位置に対応する入力値を、注文予算(例えば、15,000ウォン)として特定することができる。
【0116】
制御部130は、ユーザが第2領域420上で直観的かつ便利に注文予算を設定できるように、第2領域420を多様に構成することができる。詳細については後述する。
【0117】
一方、本発明においては、注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、注文予算を満たす注文金額を基準として、配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索する過程が行われる(
図3のS320参照)。
【0118】
本発明による注文仲介サービスにおいては、加入された複数のストアが存在し得る。本発明において、「加入」は、サービス提供のための本発明による注文仲介サービスへの「登録」と解される。事業者は、注文仲介サービスにより自分のストアのサービスを提供するために、注文仲介サービスにストアを登録することができる。
【0119】
制御部130は、第1領域410で前記配達費予算が設定され、第2領域420で前記注文予算が設定された場合、注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、注文予算による注文金額に対して、配達費予算以下で配達可能なストアを検索することができる。
【0120】
制御部130は、保存部120に存在するストア毎の配達費設定情報を参照して、設定された注文予算による注文金額で注文が行われる場合、設定された配達費予算以下の金額が決済配達費として決定されるストアを検索することができる。
【0121】
すなわち、制御部130は、配達費設定情報に基づいて、配達費予算内で配達可能な少なくとも1つのストアを検索することができる。
【0122】
前述したように、ストア毎の配達費設定情報は、基本配達費、割増配達費及び割引配達費のうちの少なくとも1つに関する情報を含み得る。ここで、保存部120は、注文仲介サービスのデータベースともいえる。
【0123】
制御部130は、基本配達費、割増配達費及び割引配達費のうちの少なくとも1つに基づいて、ストアを特定することができる。以下、基本配達費に基づいてストアを特定する方法について説明し、割増配達費及び割引配達費の少なくとも一方をさらに考慮してストアを特定する方法について説明する。
【0124】
制御部130は、ストア毎の配達費設定情報を参照して、注文予算による注文金額にマッチングされた配達費(又は、基本配達費)が配達費予算以下であるストアを、配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。
【0125】
例えば、注文予算が「15,000ウォン」であり、配達費予算が「2,000ウォン」であると仮定する。制御部130は、第1ストアの注文金額「15,000ウォン」にマッチングされた配達費が「1,000ウォン」であり、第2ストアの注文金額「15,000ウォン」にマッチングされた配達費が「2,000ウォン」である場合、第1ストア及び第2ストアを配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。
【0126】
一方、制御部130は、注文予算による注文金額にマッチングされた基本配達費と特定の割増項目にマッチングされた割増配達費との和が配達費予算以下であるストアを、配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。
【0127】
例えば、第1ストア及び第2ストアのそれぞれの割増配達費が「1,000ウォン」である場合を仮定する。制御部130は、第1ストアの基本配達費と割増配達費との和(「1,000ウォン+1,000ウォン=2,000ウォン」)が配達費予算以下であることに基づいて、第1ストアを配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。それとは異なり、制御部130は、第2ストアの基本配達費と割増配達費との和(「2,000ウォン+1,000ウォン=3,000ウォン」)が配達費予算を超えることに基づいて、第2ストアを配達費予算で配達不可能なストアとして決定することができる。
【0128】
一方、制御部130は、ストア毎の配達費設定情報に基づいて、ストア毎の割増配達費が基本配達費に追加されるか否かを確認し、配達費予算で配達可能なストアを検索することができる。以下、説明の便宜上、気象状況割増項目を例に挙げて、割増配達費が追加されるか否かを確認する方法について説明する。
【0129】
制御部130は、様々な方法で気象情報を収集することができる。例えば、制御部130は、予め設定された気象庁サーバから気象情報を受信するか、又は注文仲介システム100において独自に気象情報を収集することができる。
【0130】
制御部130は、収集された気象情報に基づいて、注文仲介サービスに加入された複数のストアから配達費の割増が存在するストアをフィルタリングすることができる。すなわち、制御部130は、気象状況割増項目による割増配達費が設定されたストアをフィルタリングすることができる。
【0131】
制御部130は、フィルタリングされたストアの配達費を、気象情報に基づいて割増された配達費として特定することができる。具体的には、制御部130は、フィルタリングされたストアの配達費設定情報を参照して、気象情報に応じたストア毎の割増配達費を計算することができる。また、制御部130は、フィルタリングされたストアの基本配達費に割増配達費をそれぞれ追加し、フィルタリングされたストアの割増された配達費を計算することができる。
【0132】
制御部130は、フィルタリングされたストアの割増された配達費が配達費予算内に存在する場合、フィルタリングされたストアを配達費予算内で配達可能なストアとして検索することができる。
【0133】
一方、制御部130は、割引項目にマッチングされた割引配達費をさらに考慮して、配達費予算で配達可能なストアを決定することができる。
【0134】
具体的には、制御部130は、注文予算による注文金額にマッチングされた基本配達費と特定の割増項目にマッチングされた割増配達費との和から、特定の割引項目による割引配達費を差し引いた(除外した)金額(すなわち、基本配達費+割増配達費-割引配達費)が配達費予算以下であるストアを配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。
【0135】
例えば、第2ストアのそれぞれの割引配達費が「1,000ウォン」である場合を仮定する。制御部130は、第2ストアの基本配達費と割増配達費との和から、割引配達費を差し引いた(除外した)金額(「2,000ウォン+1,000ウォン-1,000ウォン=2,000ウォン」)が配達費予算以下であることに基づいて、第2ストアを配達費予算で配達可能なストアとして決定することができる。
【0136】
一方、以下、説明の便宜上、基本配達費、割増配達費及び割引配達費を別に考慮せず、「配達費」に基づいて、配達費予算で配達可能なストアを決定することを例に挙げて説明する。
【0137】
一方、本発明においては、検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストをユーザ端末に提供する過程が行われる(
図3のS330参照)。
【0138】
図4aの(b)に示すように、注文ページ400は、検索されたストアに関するメニュー情報を含むリストが表示される第3領域430を含み得る。本発明において、第3領域430は、「リスト領域」ともいえる。
【0139】
制御部130は、第1ストア及び第2ストアが配達可能なストアとして検索されたことに基づいて、第1ストアに関するメニュー情報及び第2ストアに関するメニュー情報を含むストアリストを、第3領域430に表示することができる。
【0140】
一方、本発明においては、配達費予算及び注文予算に基づいて検索されたストアに関する情報がリスト領域430上に表示されることを説明するが、検索されたストアに関する情報は、
図4aの(a)に示すように、マップ領域A上にインジケータ302で表示されてもよい。
【0141】
一方、第3領域430に含まれるリストは、検索された第1ストア及び第2ストアのそれぞれに対応する第1ストア項目431及び第2ストア項目432を含むものであってもよい。
図4aの(b)には第2ストア項目432の一部のみ示されているが、制御部130は、第3領域430に対するユーザ入力(例えば、スクロール(scroll))に基づいて、第2ストア項目432がユーザ端末10上に露出するように制御することができる。以下、第1ストア項目431を検索されたストアのストア項目の例として説明する。
【0142】
第1ストア項目431には、検索されたストアのメニュー情報及び配達費情報を含む様々な情報が含まれてもよい。例えば、第1ストア項目431には、検索されたストア毎のストア情報、メニュー情報及び配達費情報431aのうちの少なくとも1つが含まれてもよい。
【0143】
その場合、第1ストア項目431に含まれる配達費情報431aは、配達費予算及び注文予算によって決定された配達費として解される。すなわち、第1ストア項目431に含まれる配達費情報431aは、第1ストア項目431に対応するストアに対して注文予算に対応する金額で配達注文が行われる場合、ユーザが決済(又は、支払い)しなければならない配達費に関する情報として解される。
【0144】
一方、制御部130は、
図4aの(a)に示すように、配達費予算及び注文予算が設定されていない状態で、制御部130は、配達費予算及び注文予算を除くフィルタリング条件に基づいて特定されたストアに関する情報を表示することができる。
【0145】
前述したように、フィルタリング条件は、サービス提供タイプ(例えば、配達サービス、持ち帰りサービス、直接提供サービスなど)、飲食カテゴリー(例えば、チキン、トッポッキ、ハンバーガー、ピザ、寿司など)、配達目的地の位置(又は、ユーザ端末の位置)、キーワード(例えば、店内が清潔な、新鮮な、量の多い、子供が好きな、辛いなど)のうちの少なくとも1つに関するものであってもよい。
【0146】
制御部130は、配達費予算及び注文予算が設定されていない状態で、
図4aの(b)に示すように、第1領域410及び第2領域420で配達費予算及び注文予算が設定されると、配達費予算及び注文予算に基づいて検索されたストアに関する情報が表示されるように、リスト領域430に含まれるストアリストを更新することができる。
【0147】
また、制御部130は、予め設定された配達費予算及び注文予算に基づいて検索されたストアに関する情報がリスト領域430上に表示されている状態で、第1領域410及び第2領域420で配達費予算及び注文予算の少なくとも一方が変更されることに基づいて、変更された配達費予算及び注文予算によって再検索されたストアに関する情報が表示されるように、リスト領域430に含まれるストアリストを更新することができる。
【0148】
一例として、
図4bの(a)に示すように、制御部130は、第1領域410に対するユーザ入力に基づいて、配達費予算が2,000ウォン(
図4aの(b)における符号411参照)から1,000ウォン412に変更されると、注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、注文予算による注文金額に対して、変更された配達費予算(1,000ウォン412)以下で配達可能な第3ストア及び第4ストアを再検索することができる。また、制御部130は、再検索された第3ストア及び第4ストアのそれぞれに対応する第3ストア項目433及び第4ストア項目434が含まれるように、第3領域430のリストを更新することができる。
【0149】
その場合、再検索された第3ストアに対応する第3ストア項目433には、第3ストアのメニュー情報及び配達費情報433aを含む様々な情報が含まれてもよい。再検索された第3ストアに対応する第3ストア項目433に含まれる配達費情報433aは、変更された配達費予算及び注文予算によって決定された配達費として解される。すなわち、再検索された第3ストアに対応する第3ストア項目433に含まれる配達費情報433aは、第3ストア項目433に対応する第3ストアに対して注文予算に対応する金額で配達注文が行われる場合、ユーザが決済(又は、支払い)しなければならない配達費に関する情報として解される。
【0150】
他の例として、
図4bの(b)に示すように、制御部130は、第2領域420に含まれるスライダーグラフィックオブジェクト421に対するユーザ入力に連動して、注文予算が15,000ウォンから25,000ウォンに変更されると、注文仲介サービスに加入された複数のストアの中から、変更された注文予算による注文金額に対して、配達費予算(2,000ウォン)以下で配達可能なストアを再検索することができる。また、制御部130は、再検索されたストアのメニュー情報に基づいて、第3領域430のリストを更新することができる。
【0151】
一方、変更された注文予算によってストアを再検索した結果、変更前の注文予算(例えば、15,000ウォン)による注文金額を基準として配達費予算内で配達可能であるものと検索されたストアが、変更後の注文予算(例えば、25,000ウォン)による注文金額を基準として配達費予算内で配達可能であるものと再検索されることがある。
【0152】
その場合、再検索された特定のストアの配達費情報は、第1配達費で前記第1配達費とは異なる第2配達費に変更されることがある。具体的には、変更前の注文予算(例えば、15,000ウォン)による特定のストアの配達費情報は、第1配達費(2000ウォン、
図4aの(b)における符号431a参照)であり、変更後の注文予算(例えば、25,000ウォン)による特定のストアの配達費情報は、第2配達費(無料、
図4bの(b)における符号431b参照)に変更されることがある。制御部130は、特定のストアの配達費情報が変更されることに基づいて、特定のストアのストア項目431において、変更前の注文予算による第1配達費情報は消え、変更後の注文予算による第2配達情報が表示されるように、第3領域430のリストを更新することができる。
【0153】
一方、
図5に示すように、制御部130は、飲食カテゴリーに関するフィルタリング条件が設定されていない場合、配達費予算及び注文予算によって検索された複数のストア情報を、異なる飲食カテゴリー(例えば、チキン441、トッポッキ442、ハンバーガー443)別のリストにより第3領域430に提供することができる。
【0154】
制御部130は、様々な基準によって、飲食カテゴリー別のリストの提供順序を決定することができる。
【0155】
一例として、制御部130は、予め設定された飲食カテゴリー順序(例えば、チキン、トッポッキ、ハンバーガー順)で飲食カテゴリー別のリストを第3領域430上に表示することができる。予め設定された飲食カテゴリー順序は、注文仲介システム100の管理者により設定及び変更可能である。
【0156】
他の例として、制御部130は、ユーザヒストリー情報に基づいて、ユーザの好みによって決定された飲食カテゴリー順序で飲食カテゴリー別のリストを第3領域430上に表示することができる。例えば、制御部130は、ユーザの第1好みの飲食カテゴリー(例えば、チキン)のリストを第3領域430の上端に配置し、ユーザの第2好みの飲食カテゴリー(例えば、トッポッキ)のリストを前記第1好みの飲食カテゴリーのリストの下方に配置することができる。
【0157】
その場合、制御部130は、ユーザの飲食カテゴリーの好みを、ユーザの注文履歴に基づいて決定することができる。制御部130は、ユーザの注文履歴が最も多い飲食カテゴリーを、ユーザの第1好みの飲食カテゴリーとして決定し、ユーザの注文履歴が2番目に多い飲食カテゴリーを、ユーザの第2好みの飲食カテゴリーとして決定することができる。
【0158】
一方、制御部130は、特定のカテゴリー(例えば、チキン)のリストに含まれる複数のストア項目の順序を、ユーザヒストリー情報に含まれる注文履歴に基づいて決定することができる。
【0159】
一例として、制御部130は、特定の飲食カテゴリー(例えば、チキン441)に含まれる複数のストアのうち、ユーザの注文履歴が最も多いストア(例えば、ハクスン家チキン)の項目を特定の飲食カテゴリーのリストの上端に配置し、上端に配置されたストア項目の下方に、注文履歴が2番目に多いストア(例えば、おいしいチキン・亭子店)の項目を配置することができる。
【0160】
他の例として、制御部130は、特定の飲食カテゴリー(例えば、トッポッキ442)に含まれる複数のストアのうち、ユーザが前回注文したストア(例えば、学校前トッポッキ)の項目を特定の飲食カテゴリーのリストの上端に配置し、上端に配置されたストア項目の下方に、前回注文以前に注文したストア(例えば、あの店トッポッキ・亭子店)の項目を配置することができる。
【0161】
さらに他の例として、制御部130は、特定の飲食カテゴリー(例えば、ハンバーガー443)に含まれる複数のストアのうち、イベント(又は、プロモーション)進行中のストア(例えば、健康なハンバーガー)の項目を特定の飲食カテゴリーのリストの上端に配置することができる。
【0162】
一方、
図6に示すように、制御部130は、第2領域420上に、スライダーグラフィックオブジェクト421、及びスライダーグラフィックオブジェクト421により特定される注文予算が表示される表示領域422が含まれるように、制御することができる。
【0163】
スライダーグラフィックオブジェクト421は、複数の金額区間431a~431eを含むように構成されるスライダーバー(slider bar)421aと、ユーザ入力に基づいてスライダーバー421a間を移動するインジケータ421bとを含んでもよい。
【0164】
制御部130は、ユーザ入力によりスライダーバー421a間を移動するインジケータ421bが、スライダーバー421a上の特定の地点に位置することに基づいて、特定の地点にマッチングされた金額を注文予算として特定することができる。
【0165】
制御部130は、インジケータ421bがスライダーバー421a上の第1地点に位置することに基づいて、注文予算が第1地点に対応する金額に設定された状態で、ユーザ入力により、インジケータ421bがスライダーバー421a上の第2地点に移動(又は、選択)することに基づいて、注文予算を第2地点に対応する金額に変更することができる。
【0166】
また、制御部130は、インジケータ421bがスライダーバー421a上を移動することに連動して、表示領域422上に、インジケータ421bが移動しながら位置する地点に対応する金額を表示することができる。例えば、制御部130は、インジケータ421bが「18,000ウォン」に対応する地点に位置することに基づいて、表示領域422上に「18,000ウォン」を表示することができる。
【0167】
一方、制御部130は、スライダーバー421aが複数の地点により区分される複数の金額区間431a~431eを含むように制御することができる。
【0168】
制御部130は、複数の金額区間431a~431eが異なる区間範囲(又は、区間間隔)を有するように設定することができる。
【0169】
具体的には、制御部130は、金額帯が安い第1金額区間(例えば、10,000~12,000ウォン)431a、第2金額区間(例えば、12,000~15,000ウォン)431b、及び第3金額区間(例えば、15,000~20,000ウォン)431cでは、注文予算が、低い金額単位である第1金額単位(例えば、1,000ウォン)で増減するように制御することができる。
【0170】
例えば、ユーザ入力によりインジケータ421bが第1金額区間431aと第3金額区間431cとの間に対応するスライダーバー421aの地点を移動する場合、制御部130は、表示領域422上に、注文予算が第1金額単位(例えば、1,000ウォン)で増減して表示されるように制御することができる。
【0171】
それに対して、制御部130は、金額帯が高い第4金額区間(例えば、20,000~25,000ウォン)431d及び第5金額区間(例えば、25,000~50,000ウォン)431eでは、注文予算が、第1金額単位より高い金額単位である第2金額単位(例えば、5,000ウォン)で増減するように制御することができる。
【0172】
例えば、ユーザ入力によりインジケータ421bが第4金額区間431dと第5金額区間431eとの間に対応するスライダーバー421aの地点を移動する場合、制御部130は、表示領域422上に、注文予算が第2金額単位(例えば、5,000ウォン)で増減して表示されるように制御することができる。
【0173】
すなわち、制御部130は、スライダーバー421aを構成する複数の金額区間431a~431eにマッチングされた金額に基づいて、インジケータ421bの移動により特定される注文予算の単位が異なるように設定することができる。
【0174】
一方、本発明においては、注文仲介サービスを利用するユーザ及び前記注文仲介サービスで選択された飲食カテゴリーの少なくとも一方に基づいて、インジケータ421bの初期位置が異なるように決定することができる。
【0175】
ここで、インジケータ421bの初期位置は、注文ページ400の第2領域420上でインジケータ421bが最初に配置される位置として解される。
【0176】
制御部130は、ユーザヒストリー情報に基づいて初期注文予算を決定し、決定された初期注文予算(又は、推薦注文予算)に対応するスライダーバー421aの一地点を、インジケータ421bの初期位置として決定することができる。
【0177】
制御部130は、初期注文予算を決定するために、注文仲介サービスにログインされたユーザの注文履歴を確認することができる。また、制御部130は、確認された注文履歴に基づいて、ユーザの初期注文予算を特定することができる。制御部130は、ユーザ端末10にログインされたユーザアカウントにマッチングされたユーザヒストリー情報から、ユーザの注文履歴を確認することができる。
【0178】
制御部130は、注文履歴の有無、注文履歴に含まれる注文回数及び注文金額の少なくとも1つに基づいて、ユーザの初期注文予算を異なる方式で決定することができる。
【0179】
図7の(a)に示すように、制御部130は、ユーザ710の注文履歴がない場合(711)は、予め設定された初期注文予算(例えば、18,000ウォン)712を、ユーザの注文予算として設定することができる。制御部130は、注文仲介サービスに加入されたユーザの平均注文金額を、注文履歴のないユーザの注文予算として設定することができる。また、制御部130は、予め設定された初期注文予算(例えば、18,000ウォン)に対応するスライダーバー421aの地点上に、インジケータ421bを配置することができる。さらに、制御部130は、表示領域422上に予め設定された初期注文予算712を表示することができる。
【0180】
図7の(b)に示すように、制御部130は、ユーザ720の注文履歴がある場合(721)は、注文履歴に含まれる平均注文金額(例えば、30,000ウォン)722を、ユーザの注文予算として設定することができる。また、制御部130は、注文履歴に含まれる平均注文金額に基づいて設定された初期注文予算(例えば、30,000ウォン)に対応するスライダーバー421aの地点上に、インジケータ421bを配置することができる。さらに、制御部130は、表示領域422上に設定された初期注文予算722を表示することができる。
【0181】
一方、制御部130は、ユーザの注文履歴に含まれる注文回数によって、ユーザの注文予算を異なる方式で算出することができる。一例として、制御部130は、ユーザの注文回数が第1範囲(例えば、1回~3回)である場合、ユーザの前回の注文金額を注文予算として設定することができる。他の例として、制御部130は、ユーザの注文回数が第2範囲(例えば、4回~9回)である場合、平均注文金額を注文予算として設定することができる。さらに他の例として、制御部130は、ユーザの注文回数が第3範囲(例えば、10回以上)である場合、最大の注文金額及び最小の注文金額を除く注文金額の平均を注文予算として設定することができる。
【0182】
一方、制御部130は、予め設定された期間の注文履歴を確認し、確認された注文履歴に基づいて、ユーザの注文予算を設定することができる。例えば、制御部130は、最近3か月間のユーザの注文履歴の有無、注文履歴に含まれる注文回数及び注文金額に基づいて、ユーザの注文予算を設定することができる。
【0183】
また、制御部130は、複数の飲食カテゴリーのうち特定の飲食カテゴリーに関する注文履歴を確認し、特定の飲食カテゴリーに関する注文履歴に基づいて、ユーザの注文予算を設定することができる。例えば、制御部130は、注文ページ400でユーザの選択に基づいて特定の飲食カテゴリー(例えば、トッポッキ)が選択された場合、選択された飲食カテゴリー(例えば、トッポッキ)に分類されたストアに対する注文履歴を確認することができる。
【0184】
一方、ユーザは、飲食を注文しようとする特定のストア(以下、ストアAという)とユーザ自身の現在位置との距離を認識せず、ストアAに対して配達注文を行うことがある。
【0185】
その場合、ユーザは、ストアAとユーザ自身の現在位置とが近いことが分かったらストアAに対して持ち帰り注文を行う意思があったにもかかわらず、ストアAとの距離を確認せずに配達注文を行ったことを後悔することがある。また、ストアA(又は、ストアAの事業者)は、ストアAとユーザ(顧客)との距離が近いにもかかわらず、配達費を支払ってユーザ(顧客)に配達を提供しなければならない不便がある。
【0186】
よって、本発明においては、ユーザの位置とユーザが飲食を注文しようとする特定のストア(ストアA)との位置を考慮して、特定のストア(ストアA)に対する配達注文プロセスを実行するユーザに、特定のストア(ストアA)に対する持ち帰り注文プロセスを推薦することができる。
【0187】
すなわち、本発明による注文仲介サービスでにおいては、配達目的地又はユーザの現在位置と注文対象ストア(ストアA)との距離が近い場合、注文対象ストア(ストアA)に対する配達注文プロセスの実行中に、ユーザに注文対象ストア(ストアA)に対する持ち帰り注文を推薦することができる。
【0188】
以下、説明の便宜上、ユーザの現在位置を基準として説明する。ただし、ユーザの現在位置と配達目的地とが異なることがあり、その場合、制御部130は、ユーザの現在位置及び配達目的地のいずれか一方と特定のストアとの距離を考慮して、持ち帰り注文を推薦することができる。
【0189】
図8の(a)に示すように、特定のストア(例えば、「レニエブ」)の注文ページ810で配達注文プロセスが実行されている状態で、制御部130は、ユーザの現在位置と特定のストア(例えば、「レニエブ」)との距離に基づいて、ユーザが特定のストア(例えば、「レニエブ」)で持ち帰り注文することが可能であると判断されると、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する持ち帰り注文を推薦する推薦情報(例えば、「チャチャ様の位置から徒歩5分距離にお店があります。」)811aを表示することができる。一例として、制御部130は、ユーザの現在位置と特定のストア(例えば、「レニエブ」)との間の移動距離が予め設定された距離以下であると、ユーザが特定のストア(例えば、「レニエブ」)で持ち帰り注文することが可能であると判断することができる。
【0190】
他の例として、制御部130は、ユーザの現在位置と特定のストア(例えば、「レニエブ」)との距離に基づいて、ユーザの現在位置から特定のストア(例えば、「レニエブ」)までの移動にかかる移動所要時間を算出し、算出された移動所要時間が予め設定された時間(例えば、「5分」)以下であると、特定のストア(例えば、「レニエブ」)の注文ページ810上で、推薦情報811aを「持ち帰り注文(又は、持ち帰りサービス)」と関連付けられたアイコン811の周辺に表示することができる。また、制御部130は、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する配達注文プロセスが実行中であることをユーザが認知するように、「配達注文(又は、配達サービス)」と関連付けられたアイコン813をハイライト表示することができる。
【0191】
制御部130は、ユーザの現在位置と特定のストア(例えば、「レニエブ」)との間の移動距離が予め設定された距離以下であるか、又は移動所要時間が徒歩で予め設定された時間(例えば、5分)以内である場合、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する配達注文が行われる特定のストア(例えば、「レニエブ」)の注文ページ810上に、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する持ち帰り注文を推薦する推薦情報811aを表示することができる。
【0192】
制御部130は、配達注文プロセスが実行中の特定のストア(例えば、「レニエブ」)の注文ページ810上で、当該特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン811に対するユーザの選択に基づいて、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する配達注文プロセスを、特定のストア(例えば、「レニエブ」)に対する持ち帰り注文プロセスに切り替えることができる。
【0193】
一方、制御部130は、持ち帰りイベントが存在する場合、配達注文プロセスの実行中に、ユーザに持ち帰り注文を推薦することができる。
【0194】
ここで、「持ち帰りイベント」は、持ち帰り注文時にユーザに提供されるイベントであって、注文仲介サービス又はストアから提供されるイベントであり得る。例えば、持ち帰りイベントには、持ち帰り注文時にユーザ(又は、ユーザアカウント)にポイントを支給するポイント支給イベントや、持ち帰りの割引を提供する持ち帰り割引イベントなどが含まれる。
【0195】
図8の(b)に示すように、決済注文ページ(又は、決済ページ)820で配達注文プロセス(又は、配達注文決済プロセス)が行われている状態で、制御部130は、「持ち帰り注文(又は、持ち帰りサービス)」と関連付けられたアイコン822の周辺に、持ち帰り注文を推薦する推薦情報(例えば、「持ち帰り時2,000ウォン積立!」)822aを表示することができる。その場合、制御部130は、配達注文プロセスが実行中であることをユーザが認知するように、「配達注文(又は、配達サービス)」と関連付けられたアイコン821をハイライト表示することができる。
【0196】
制御部130は、配達注文プロセス(又は、配達注文決済プロセス)が実行中の決済注文ページ820上で、前記「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン822に対するユーザの選択に基づいて、配達注文プロセスを持ち帰り注文プロセスに切り替えることができる。
【0197】
一方、本発明において、特定のストアの注文ページ810、決済注文ページ820は、どちらも注文仲介サービスが提供するサービスページ又は注文ページといえる。
【0198】
また、制御部130は、ユーザの注文履歴に含まれる注文金額に基づいて、ユーザの初期注文予算を決定することができる。さらに、制御部130は、初期注文予算に対応するスライダーバー421aの地点を、インジケータ421bの初期位置として決定することができる。
【0199】
一方、本発明においては、1つの注文トランザクション(Transaction)に基づいて異なる複数のストアにそれぞれサービス要求を送信するマルチ注文プロセスを提供することができる。
【0200】
図9に示すように、特定のユーザ端末10で第1ストア(例えば、「レニエブ」)のメニュー及び第2ストア(例えば、「第一製麺所」)のメニューがそれぞれ選択された場合、特定のユーザ端末10の注文ページ900上に、第1ストア(例えば、「レニエブ」)に関する注文情報が表示される第1注文領域910、及び第2ストア(例えば、「第一製麺所」)に関する注文情報が表示される第2注文領域920を提供することができる。
【0201】
制御部130は、特定のユーザアカウントの注文ページ900上に、第1注文領域910及び第2注文領域920が表示されている状態で、注文プロセス(例えば、決済の選択)が行われた場合、ユーザ端末10から第1注文要求情報910及び第2注文要求情報920を共に受信することができる。
【0202】
制御部130は、ユーザ端末10から第1注文要求情報910及び第2注文要求情報920を共に受信すると、第1注文要求情報910及び第2注文要求情報920のそれぞれに対応するサービス要求情報を異なるストアにそれぞれ送信することができる。
【0203】
具体的には、制御部130は、第1注文要求情報910に対応する第1サービス要求情報を、第1ストアに関連する事業者端末(又は、事業者アカウント)に送信することができる。また、制御部130は、第2注文要求情報920に対応する第2サービス要求情報を、第2ストアに関連する事業者端末(又は、事業者アカウント)に送信することができる。
【0204】
一方、制御部130は、注文ページ900の第1注文領域910及び第2注文領域920のそれぞれに対するユーザ入力に基づいて、第1ストアに対する注文情報及び第2ストアに対する注文情報をそれぞれ設定することができる。すなわち、制御部130は、第1注文領域910及び第2注文領域920により、ユーザが第1ストア及び第2ストアのそれぞれに対する注文が異なるように設定できる機能を提供することができる。
【0205】
制御部130は、第1注文領域910上に、第1ストアに対する「配達注文」と連携したアイコン911及び「持ち帰り注文」と連携したアイコン912を表示することができる。制御部130は、第1ストアに対する注文タイプ(又は、サービスタイプ)が配達注文及び持ち帰り注文のいずれか1つであることに基づいて、該当する注文タイプと関連付けられたアイコン(例えば、「配達注文」と関連付けられたアイコン911)をハイライト表示することができる。また、制御部130は、他のタイプの注文と関連付けられたアイコン(例えば、「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン912)の周辺に、他のタイプの注文を推薦する推薦情報(例えば、「チャチャ様の位置から徒歩5分距離にお店があります。」)912aを表示することができる。制御部130は、第1注文領域910上で、「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン912が選択された場合、第1ストアに対する注文タイプを、配達注文から持ち帰り注文に切り替えることができる。
【0206】
なお、制御部130は、第2注文領域920上に、第2ストアに対する「配達注文」と関連付けられたアイコン921及び「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン922を表示することができる。制御部130は、第2ストアに対する注文タイプ(又は、サービスタイプ)が配達注文及び持ち帰り注文のいずれか1つであることに基づいて、該当する注文タイプと関連付けられたアイコン(例えば、「持ち帰り注文」と関連付けられたアイコン922)をハイライト表示することができる。また、制御部130は、他のタイプの注文と関連付けられたアイコン(例えば、「配達注文」と関連付けられたアイコン921)の周辺に、他のタイプの注文に関する案内情報(例えば、「配達費3,000ウォンが追加されます。」)921aを表示することができる。制御部130は、第2注文領域920上で、「配達注文」と関連付けられたアイコン921が選択された場合、第2ストアに対する注文タイプを、持ち帰り注文から配達注文に切り替えることができる。
【0207】
一方、制御部130は、注文ページ900上に、第1ストア及び第2ストアのそれぞれに関する注文情報が表示されている状態で、第1ストア及び第2ストアに対する注文タイプがどちらも「配達注文」である場合、配達タイプの選択を受けるための配達タイプ選択領域930を表示することができる。
【0208】
ここで、配達タイプには、1人の配達員により第1ストア及び第2ストアのそれぞれの飲食がユーザに配達される第1タイプの配達、及び複数の配達員により第1ストア及び第2ストアのそれぞれの飲食がユーザに配達される第2タイプの配達が含まれる。
【0209】
制御部130は、注文ページ900を介して選択された配達タイプに基づいて、1人の配達員に第1ストア及び第2ストアの注文情報を送信するか、又は複数の配達員のそれぞれに第1ストア及び第2ストアの注文情報を送信することができる。
【0210】
前述したように、本発明による注文仲介サービス提供方法及びシステムは、配達注文のための配達費予算及び注文予算を特定し、その後、注文予算を基準として配達費予算内のストアを検索し、当該ストアの情報をユーザに提供することができる。よって、ユーザは、注文予算内で、実際にかかる配達費を基準とするストア及び当該ストアが提供するメニューに関する情報の提供を受けることができる。その結果、ユーザは、正確な予算内で、注文可能なメニューに関する情報の提供を受けることができる。
【0211】
また、本発明による注文仲介サービス提供方法及びシステムは、注文予算及び配達費予算を設定できる直観的なグラフィックユーザインタフェース(Graphic User Interface,GUI)を提供することができ、よって、ユーザは、ストアを検索する前にユーザが希望する注文予算及び配達費予算を簡単に設定することができる。
【0212】
一方、前述した本発明は、コンピュータで1つ以上のプロセスにより実行され、コンピュータ可読媒体(又は、記録媒体)に保存できるプログラムとして実現することができる。
【0213】
また、前述した本発明は、プログラム記録媒体にコンピュータ可読コード又はコマンドとして実現することができる。すなわち、本発明は、プログラムの形態で提供することができる。
【0214】
一方、コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステムにより読み取り可能なデータが記録されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータ可読媒体の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Disk)、SDD(Silicon Disk Drive)、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶装置などが挙げられる。
【0215】
また、コンピュータ可読媒体は、ストレージを含み、電子機器が通信によりアクセスできるサーバ又はクラウドストレージであり得る。その場合、コンピュータは、有線又は無線通信により、サーバ又はクラウドストレージから本発明によるプログラムをダウンロードすることができる。
【0216】
さらに、本発明において、前述したコンピュータは、プロセッサ、すなわち中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)が搭載された電子機器であり、その種類は特に限定されない。
【0217】
一方、本発明の詳細な説明は例示的なものであり、あらゆる面で制限的に解釈されてはならない。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲の合理的解釈により定められるべきであり、本発明の等価的範囲内でのあらゆる変更が本発明の範囲に含まれる。