特開2024-98309IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電線に端子を圧着する端子圧着装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】端子圧着装置におけるアプリケータの高さ位置を低く抑えることができる端子圧着装置を提供する。
【解決手段】ピストンロッドを有する油圧シリンダ26と、ピストンロッドの伸縮に連動して上下方向に移動可能なクリンパおよび圧着端子が載置されるアンビルを備え、圧着端子を導線に圧着するアプリケータと、クリンパの下死点を定めるストッパ32と、ストッパ32の上下方向の位置を調整するストッパ調整機構40と、アプリケータ、油圧シリンダ26、ストッパ32およびストッパ調整機構40が取り付けられる平板形状の基台プレート24と、を備え、アプリケータ、油圧シリンダ26およびストッパ32を基台プレート24の平面上に設け、ストッパ調整機構40を基台プレート24の側面に設けた。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、特許文献1の端子圧着装置は、クランクシャフトを回転駆動するためのモータ、フライホイールおよびギヤ付きのシャフトなどアプリケータの駆動機構や、スプライン軸受を回転駆動するサーボモータなどのハイト調整機構が、端子圧着装置の上部に設けられているため、端子圧着装置の重心が高くなり、端子圧着装置の設置安定性が低下することになる。これを解消するために、例えば上述したアプリケータの駆動機構やハイト調整機構をできるだけ端子圧着装置の下部(より床面に近い位置)に設けることが考えられるが、このように構成した場合、アプリケータの駆動機構やハイト調整機構を下部に設けた分だけアプリケータの設置位置が高くなるため、圧着作業の作業性が低下する虞がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

このような目的達成のため、本発明に係る端子圧着装置は、伸縮可能なピストンロッド を有する圧着用シリンダ(例えば、実施形態における油圧シリンダ26)と、前記ピストンロッドの伸縮に連動して上下方向に移動可能な上刃(例えば、実施形態におけるクリンパ120)および圧着端子が載置される下刃(例えば、実施形態におけるアンビル130)を備え、前記上刃が下降して前記下刃に載置された前記圧着端子に圧力を加える・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、ピストンロッドを有する圧着用シリンダと、ピストンロッドの伸縮によって圧着端子を導線に圧着するアプリケータと、上刃の下死点を定めるストッパと、ストッパの上下方向の位置を調整するストッパ調整機構と、平板形状の基台部と、を備え、アプリケータ、圧着用シリンダおよびストッパを基台部の平面上に設け、ストッパ調整機構を基台部の側面に設けたので、ストッパ調整機構を基台部の平面上に設けた場合よりもアプリケータの設置位置を低く抑えることができる。これにより、アプリケータに圧着端子および導線をセットする位置が高くならず、圧着作業の作業性を低下させるのを避けることができる。

また、上述の端子圧着装置において、アプリケータは、基台部の上方に設けられた支持部に取り付けられ、アプリケータの下刃は前後方向に移動可能に設けられており、ピストンロッドを伸長させることで下刃を上刃に対向する位置からアプリケータの前方へ押し出す下刃押出用シリンダを備えるとともに当該下刃押出用シリンダを支持部に取り付けているので、使用しているアプリケータを別のアプリケータに交換した場合でも、上述した下刃押出用シリンダを用いて圧着端子を圧着した導線と共に下刃をアプリケータの前方へ押し出すことができる。

また、上述の端子圧着装置において、アプリケータは、上刃が取り付けられたシャンクと、シャンクの上下方向への移動をガイドするガイド部材と、シャンクの上部に設けられ、水平方向に揺動可能なシャンク保持部材と、を有し、シャンク保持部材の先端部は、ガイド部材の上部に当接する第1の位置と、ガイド部材の上部に当接しない第2の位置との間で揺動可能であり、シャンク保持部材の先端部が第1の位置へ揺動するとシャンクの下方向への移動が阻止され、第2の位置へ揺動すると前記シャンクの上下方向への移動が可能となることが好ましい。これにより、シャンク保持部材を第1の位置まで水平方向に揺動させることでシャンクが落下せずに保持することができるので、アプリケータを交換する際にシャンクが落下して上刃が下刃に強く衝突し、双方の刃を破損させる虞を無くすことができる。

また、上述の端子圧着装置において、アプリケータを包含し開口部を有するケースと、開口部を開閉するシャッタと、開口部からケースの内部に侵入する障害物を検知する障害物検知装置と、を備え、シャッタには導線を通過させる導線開口部が形成されており、障害物検知装置を構成する複数の発光器および複数の受光器のうち、導線開口部を通過する導線の位置に配置された発光器および受光器を無効にすることが好ましい。これにより、障害物検知装置は、シャッタを通過する導線に影響されることなく開口部からケースの内部に侵入する障害物を検知することができるので、シャッタおよび障害物検知装置により圧着作業の安全性をより厳重に確保することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本端子圧着装置の外観を示す斜視図である。
【図2】 端子圧着装置のケースおよび下部パネルを取り除いた状態の外観を示す斜視図である。
【図3】 端子圧着装置の本体部内部の構成を示す斜視図である。
【図4】 端子圧着装置の支持プレートの上面に取り付けられる構成を示す斜視図である。
【図5】 端子圧着装置のアプリケータの下刃を前方へ押し出すエアシリンダの作動を説明するための説明図であり、(A)は下刃が前方へ押し出された状態を示す図であり、(B)は下刃が上刃と対向する位置にセットされた状態を示す図であり、(C)はエアシリンダによって下刃が前方に押し出される状態を示す図である。
【図6】 端子圧着装置のストッパ調整機構の作動状態を説明するための説明図であり、(A)はストッパを最も低い位置に設定した状態を示す図であり、(B)はストッパを最も高い位置に設定した状態を示す図である。
【図7】 ストッパ調整機構の構成およびその変形例について説明するための説明図である。
【図8】 端子圧着装置のアプリケータの外観を示す斜視図である。
【図9】 のアプリケータのシャンク落下防止機構の外観を示す斜視図である。
【図10】 シャンク落下防止機構の作動を説明するための説明図である。
【図11】 端子圧着装置のシャッタの周辺の構成を示す斜視図である。
【図12】 端子圧着装置のセーフティライトカーテンの作動状態を説明するための説明図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 端子圧着装置 11 ケース 13 開口部 14 シャッタ 14a 導線開口部 17 ライトカーテン 17FL 投光部 17LR 受光部 24 基台プレート 26 油圧シリンダ 32 ストッパ 34、34’ スパーギヤ 40 ストッパ調整機構 41、41’ スプライン軸 42 ウォームギヤ 43 モータ 50 エアシリンダ 100 アプリケータ 110 シャンク 101 ガイド部 112 スライダ 113 シャンクストッパ 120 上刃(クリンパ) 130 下刃(アンビル)

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