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特開2024-98705水切り構造およびこれに用いる水切り材
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024098705
(43)【公開日】2024-07-24
(54)【発明の名称】水切り構造およびこれに用いる水切り材
(51)【国際特許分類】
   E01D 19/08 20060101AFI20240717BHJP
   E04B 1/64 20060101ALI20240717BHJP
【FI】
E01D19/08
E04B1/64 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023002338
(22)【出願日】2023-01-11
(71)【出願人】
【識別番号】503263300
【氏名又は名称】倉測建設コンサルタント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100134072
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 秀二
(72)【発明者】
【氏名】神田 東正
【テーマコード(参考)】
2D059
2E001
【Fターム(参考)】
2D059AA07
2D059GG21
2D059GG43
2E001DA03
2E001EA01
2E001EA05
2E001FA01
2E001FA30
2E001GA51
2E001HD11
2E001LA04
(57)【要約】
【課題】構造物に用いられる桁の端部における水切りを効果的に行うことができるようにした水切り構造およびこれに用いる水切り材を提供する。
【解決手段】橋梁1に設けられた形鋼桁2の端部における周面に、雨水Wなどを形鋼桁2の端部に沿って誘導する水切り材14を設ける。
【選択図】図31
【特許請求の範囲】
【請求項1】
桁を有する構造物の前記桁の端部における周面の少なくとも一部に、水状物を前記桁の端部に沿って誘導する水切り材を設けたことを特徴とする水切り構造。
【請求項2】
前記水切り材は、前記構造物に接合される接合部と、該接合部から前記構造物の表面に対し傾斜して延出する延出部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の水切り構造。
【請求項3】
前記延出部は、前記接合部に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成としたことを特徴とする請求項2に記載の水切り構造。
【請求項4】
前記桁は、凹状角部を有し、
前記水切り材は、前記接合部が前記凹状角部に沿う凸形状を呈し、前記凹状角部に接合される凹状水切り部材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の水切り構造。
【請求項5】
前記桁は、凸状角部を有し、
前記水切り材は、前記接合部が前記凸状角部に沿う凹形状を呈し、前記凸状角部に接合される凸状水切り部材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の水切り構造。
【請求項6】
前記水切り材は、前記桁の上部から下部へ連続して設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の水切り構造。
【請求項7】
前記水切り材は、前記桁の上面を除く周面に連続して設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の水切り構造。
【請求項8】
構造物に接合される接合部と、
該接合部から前記構造物の表面に対し傾斜して延出する延出部と、
を備え、
前記延出部は、前記接合部に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成としたことを特徴とする水切り材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば橋梁などの水切り構造およびこれに用いる水切り材に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の水切り構造およびこれに用いる水切り材としては、従来、次のようなものが提案されている。
【0003】
たとえば特許文献1には、可撓性を有し、線条体に形成され、断面形状において、構造物の側面または下面に接合される接合部を有する基部と、この基部の接合部から離れる方向に幅をもって略直線状にて突設される突出部とを備えた水切り材を、橋梁の下面や側面などに設置するようにした水切り構造およびこれに用いる水切り材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2021-143496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この水切り構造では、橋梁に用いられる形鋼桁などの桁の端部における水切りを想定しておらず、橋梁の端部近傍に配置される伸縮装置下など劣化を効果的に防止することが困難である。
【0006】
また、この水切り材は、突出部が、接合部に対し鋭角となる方向へ傾斜して延出する構成となっているため、桁の端部と雨水の滴りとの距離を大きく確保することができない。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、構造物に用いられる桁の端部における水切りを効果的に行うことができるようにした水切り構造およびこれに用いる水切り材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る水切り構造は、桁を有する構造物の桁の端部における周面の少なくとも一部に、水状物を桁の端部に沿って誘導する水切り材を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明に係る水切り材は、構造物に接合される接合部と、この接合部から構造物の表面に対し傾斜して延出する延出部とを備え、この延出部は、接合部に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成としたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、構造物に用いられる桁の端部における水切りを効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
図1】本発明の一実施形態に係る水切り構造を示す横断面図。
図2】同水切り構造を示す縦断面図。
図3】同水切り構造に用いる水切り材を示す断面図。
図4】同水切り材の種類を概略的に示す正面図。
図5】同水切り材を分解して示す斜視図。
図6】同水切り材の装着状態を示す斜視図。
図7】同水切り材の装着状態を他の方向から示す斜視図。
図8】同水切り材の装着状態をさらに他の方向から示す斜視図。
図9】同水切り材の直線状水切り部材を示す斜視図。
図10】同水切り材の他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図11】同水切り材の凸状水切り部材を示す斜視図。
図12】同凸状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図13】同水切り材の他の凸状水切り部材を示す斜視図。
図14】同凸状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図15】同水切り材のさらに他の凸状水切り部材を示す斜視図。
図16】同凸状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図17】同水切り材のさらに他の凸状水切り部材を示す斜視図。
図18】同凸状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図19】同水切り材のさらに他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図20】同水切り材のさらに他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図21】同水切り材の凹状水切り部材を示す斜視図。
図22】同凹状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図23】同水切り材の他の凹状水切り部材を示す斜視図。
図24】同凹状水切り部材を裏面側から示す斜視図。
図25】同水切り材のさらに他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図26】同水切り材のさらに他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図27】同水切り材のさらに他の直線状水切り部材を示す斜視図。
図28】同直線状水切り部材の装着状態を示す断面図。
図29】同凸状水切り部材の装着状態を示す断面図。
図30】同凹状水切り部材の装着状態を示す断面図。
図31】同水切り構造の作用を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1および図2中、符号1は、本発明の一実施形態に係る水切り構造を採用した橋梁(構造物)を示している。
【0014】
この橋梁1は、たとえばI型の形鋼桁(桁)2を備えている。
【0015】
この形鋼桁2は、垂直ウエブ3と、この垂直ウエブ3の上端に連接する上水平フランジ4と、垂直ウエブ3の下端に連接する下水平フランジ5を有している。
【0016】
この形鋼桁2は、端部が橋脚(図示しない。)や橋台6上などに鋼製の支承7によって支持されている。
【0017】
この形鋼桁2上には、RC床版などの床版8が設けられ、この床版8上に道路9が形成されている。
【0018】
また、形鋼桁2の端部には、胸壁10が対向して設けられ、この胸壁10上には取付道路11の端部が形成されている。
【0019】
この取付道路11は、床版8上の道路9に遊間12を介して対向し、この遊間12には伸縮装置13が設けられている。
【0020】
このように構成された橋梁1の形鋼桁2の端部における周面および床版8の下面には、たとえばEPDM系ゴムで形成された可撓性を有する水切り材14が連続して設けられている。
【0021】
この水切り材14は、図3に示すように、橋梁1の形鋼桁2の端部における周面や床版8の表面にたとえばエポキシ樹脂系の接着剤15などで接合される接合部16と、この接合部16から形鋼桁2や床版8の表面に対し傾斜して延出する延出部17を有している。
【0022】
なお、形鋼桁2の端部における周面や床版8の表面は、水切り材14の接合前に下地処理される。
【0023】
接合部16の接合面18の側には、奥側が拡径した断面の第1溝19と、この第1溝19に並行に設けられた断面三角形状の複数の第2溝20が形成され、接着剤15が充填されるようになっている。
【0024】
延出部17は、接合部16から離れる方向へ傾斜して先細りの略断面二等辺三角形状に形成されている。
【0025】
したがって、延出部17は、接合部16の接合面18に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成となっている。
【0026】
そして、形鋼桁2の端部における周面に接合される水切り材14は、延出部17が形鋼桁2の端面から離れる方向へ傾斜するように装着される。
【0027】
また、この水切り材14は、図4に示すように、複数に分割して構造物1に装着されるようになっていて、直線状に形成された直線状水切り部材A、凹状に形成された凹状水切り部材B、および凸状に形成された凸状水切り部材Cの3種類で構成されている。
【0028】
図5図8にも示すように、床版8の下面および上水平フランジ4の下面には、直線状水切り部材Aで構成された第1直線状水切り部材31および第2直線状水切り部材32が形鋼桁2を境に対称的に装着されている。
【0029】
ここで、床版8の下面と上水平フランジ4の下面とには段差33が生じるため、第1直線状水切り部材31および第2直線状水切り部材32は、図9および図10にも示すように、湾曲した状態で装着されるようになっている。
【0030】
また、垂直ウエブ3と上水平フランジ4との交差部分には、凹状水切り部材Bで構成された第1凹状水切り部材34(図11および図12にも示す。)および第2凹状水切り部材35(図13および図14にも示す。)が形鋼桁2を境に対称的に装着されている。
【0031】
すなわち、形鋼桁2は、垂直ウエブ3と上水平フランジ4との交差部分に一対の上凹状角部(凹状角部)36を有している。
【0032】
一方、第1凹状水切り部材34および第2凹状水切り部材35は、接合部16がこの凹状角部36に沿う凸形状を呈し、凹状角部36に嵌合して第1直線状水切り部材31および第2直線状水切り部材32に連続するように接合されている。
【0033】
さらに、形鋼桁2の垂直ウエブ3の両側には、図19および図20にも示すように、直線状水切り部材Aで構成された第3直線状水切り部材37および第4直線状水切り部材38が形鋼桁2の垂直ウエブ3を境に対称的に装着されている。
【0034】
すなわち、第3直線状水切り部材37および第4直線状水切り部材38は、第1凹状水切り部材34および第2凹状水切り部材35にそれぞれ連続するように接合されている。
【0035】
さらに、垂直ウエブ3と下水平フランジ5との交差部分には、凹状水切り部材Bで構成された第3凹状水切り部材39および第4凹状水切り部材40が形鋼桁2を境に対称的に装着されている。
【0036】
すなわち、形鋼桁2は、垂直ウエブ3と下水平フランジ5との交差部分に一対の下凹状角部(凹状角部)41を有している。
【0037】
一方、第3凹状水切り部材39および第4凹状水切り部材40は、接合部16がこの下凹状角部41に沿う凸形状を呈し、下凹状角部41に嵌合して第3直線状水切り部材37および第4直線状水切り部材38に連続するように接合されている。
【0038】
さらに、形鋼桁2の下水平フランジ5の下部両端には、図21図24にも示すように、凸状水切り部材Cで構成された第1凸状水切り部材42および第2凸状水切り部材43が形鋼桁2を境に対称的に装着されている。
【0039】
すなわち、下水平フランジ5の下部両端には、下水平フランジ5の下面と側面とで形成される下凸状角部(凸状角部)44を有している。
【0040】
一方、第1凸状水切り部材42および第2凸状水切り部材43は、接合部16がこの下凸状角部44に沿う凹形状を呈し、下凸状角部44に嵌合して接合されるようになっている。
【0041】
さらに、図25に示すように、形鋼桁2の下水平フランジ5の底面部で第1凸状水切り部材42と第2凸状水切り部材43との間には、直線状水切り部材Aで構成された第5直線状水切り部材45が第1凸状水切り部材42と第2凸状水切り部材43とに連続して装着されている。
【0042】
さらに、図26に示すように、下水平フランジ5の上面部で第3凹状水切り部材39と第1凸状水切り部材42との間には、直線状水切り部材Aで構成された第6直線状水切り部材46が第3凹状水切り部材39と第1凸状水切り部材42に連続して装着されている。
【0043】
さらに、図27に示すように、下水平フランジ5の上面部で第4凹状水切り部材40と第2凸状水切り部材43との間には、直線状水切り部材Aで構成された第7直線状水切り部材47が第4凹状水切り部材40と第2凸状水切り部材43に連続して装着されている。
【0044】
次に、直線状水切り部材A、凹状水切り部材B、および凸状水切り部材Cの構造物1への接合状態を説明する。
【0045】
直線状水切り部材Aで構成される第1直線状水切り部材31は、床版8の下面と上水平フランジ4の下面とに生じる段差33のため、上述したように、床版8の下面と上水平フランジ4の下面に湾曲した状態で装着されるが、図28に示すように、この段差33によって第1直線状水切り部材31および第2直線状水切り部材32と床版8の下面と上水平フランジ4の下面との間には、隙間48が生じるため、この隙間48を埋めるように接着剤15が充填されている。
【0046】
なお、第2直線状水切り部材32も第1直線状水切り部材31と同様の接合状態とされている。
【0047】
また、凹状水切り部材Bで構成される第1凹状水切り部材34は、図29に示すように、接合部16の曲率半径Rが上凹状角部36の曲率半径rより大きく形成され、この曲率半径の差により生じる隙間49を埋めるように接着剤15が充填されている。
【0048】
なお、第2凹状水切り部材35、第3凹状水切り部材39および第4凹状水切り部材40も第1凹状水切り部材34と同様の接合状態とされている。
【0049】
さらに、凸状水切り部材Cで構成される第1凸状水切り部材42は、図30に示すように、下水平フランジ5の下面および側面に接着剤15が均一に介在して接着されている。
【0050】
なお、第2凸状水切り部材43も第1凸状水切り部材42と同様の接合状態とされている。
【0051】
また、上述の水切り部材31,32,34,35,37~40,42,43,45~47は、漏水滴りを下方へ流れ易くするため、一部を現場合わせでカットするようにしても良い。
【0052】
さらに、上述の水切り部材31,32,34,35,37~40,42,43,45~47は、隣接するもの同士を現場合わせでカットし、相互の隙間をたとえばエポキシ樹脂等で埋めるようにするのが好ましい。
【0053】
以上の構成によれば、形鋼桁2の端部における周面に接合される水切り材14は、延出部17が形鋼桁2の端面から離れる方向へ傾斜するように装着されているため、雨水(水状物)などを形鋼桁2の端部から遠ざけるように水切りすることができる。
【0054】
しかも、延出部17は、接合部16に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成としたので、延出部17の先端を形鋼桁2の端部から一層離間させることができ、効果的な水切りが行える。
【0055】
さらに、水切り材14は、形鋼桁2の端部における周面に設けたので、すなわち形鋼桁2の端部における上面を除く周面に連続して設けたので、雨水Wを形鋼桁2の端部に沿って誘導することができる。
【0056】
このように、形鋼桁2の端部から雨水Wを形鋼桁2の端部から遠ざけるように水切りが行えるので、形鋼桁2の端部における水切り、すなわち伸縮装置13の直下における伝い水程度の漏水への対策を効果的に行うことができる。
【0057】
なお、本水切り構造は、水切り材14を形鋼桁2の上面を除く周面に連続して設けたが、形鋼桁2の上部から下部へ連続して設けるようにしてもよく、また連続しなくても形鋼桁2の端部における周面の少なくとも一部に設けるようにしてもよく、要するに雨水を形鋼桁2の端部に沿って誘導することができる構成であればよい。
【0058】
また、本水切り構造は、桁としてI型の形鋼桁2を用いたが、H型の形鋼桁でも箱型の形鋼桁でもよい。
【0059】
さらに、本水切り構造は、桁として形鋼桁でなくてもよく、要するに、桁の端部から雨水を遠ざけるように水切りが行える構成であればよい。
【0060】
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。
【0061】
すなわち、本発明に係る水切り構造は、桁を有する構造物の桁の端部における周面の少なくとも一部に、水状物を桁の端部に沿って誘導する水切り材を設けたことを特徴とするものである。
【0062】
また、本発明に係る水切り材は、構造物に接合される接合部と、この接合部から構造物の表面に対し傾斜して延出する延出部とを備え、この延出部は、接合部に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成としたことを特徴とするものである。
【0063】
上記本発明は、少なくとも下記実施形態を含むことができる。該実施形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
【0064】
(1)水切り材は、構造物に接合される接合部と、この接合部から構造物の表面に対し傾斜して延出する延出部とを備える。
【0065】
(2)延出部は、接合部に対し鈍角となる方向へ傾斜して延出する構成とする。
【0066】
(3)桁は、凹状角部を有し、水切り材は、接合部が凹状角部に沿う凸形状を呈し、凹状角部に接合される凹状水切り部材を備える。
【0067】
(4)桁は、凸状角部を有し、水切り材は、接合部が凸状角部に沿う凹形状を呈し、凸条角部に接合される凸状水切り部材を備える。
【0068】
(5)水切り材は、桁の上部から下部へ連続して設ける。
【0069】
(6)水切り材は、桁の上面を除く周面に連続して設ける。
【符号の説明】
【0070】
1 構造物(橋梁)
2 桁(形鋼桁)
14 水切り材
16 接合部
17 延出部
36 凹状角部(上凹状角部)
41 凹状角部(下凹状角部)
44 凸状角部(下凸状角部)
W 水状物(雨水)
B 凹状水切り部材
C 凸状水切り部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31