(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024098759
(43)【公開日】2024-07-24
(54)【発明の名称】苗植付装置
(51)【国際特許分類】
A01C 11/02 20060101AFI20240717BHJP
【FI】
A01C11/02 380A
A01C11/02 381
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023002434
(22)【出願日】2023-01-11
(71)【出願人】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003834
【氏名又は名称】弁理士法人新大阪国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】名本 学
(72)【発明者】
【氏名】飛田 秀平
(72)【発明者】
【氏名】沖本 章
(72)【発明者】
【氏名】北川 智志
(72)【発明者】
【氏名】三宅 浩喜
(72)【発明者】
【氏名】岩見 泰輔
(72)【発明者】
【氏名】黒瀬 英明
(72)【発明者】
【氏名】後田 達哉
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 幹大
(72)【発明者】
【氏名】北山 康治
(72)【発明者】
【氏名】河本 創
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 学
(72)【発明者】
【氏名】村瀬 鷹人
(72)【発明者】
【氏名】栗原 大器
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 大翔
(57)【要約】
【課題】従来、回転ケ-スの回転により非円形ギヤよりなる太陽ギヤに噛み合うカウンタギヤと遊星ギヤが太陽ギヤの回りを回転し、遊星ギヤに苗植付具を装着した苗植付装置がある。然しながら、回転ケ-ス内の太陽ギヤ、カウンタギヤ及び遊星ギヤの機構では、高速植付けで適正な植付けを行なう植付け軌跡を得ることが困難であった。そこで、高速植付けで適正な植付けを行なう植付け軌跡を得ることができる苗植付装置を提供する。
【解決手段】植付伝動ケース16に設けた苗植付装置駆動軸40の駆動により回転する回転ケ-ス41の両端部に各々回動ケース42,42の基部を設け、該回動ケース42,42の先端部に各々植付爪1aを備えた苗植付具43,43を設けると共に、回転ケ-ス41及び各回動ケース42,42内に不等速伝動機構を設けて、各植付爪1a先端が所望の植付け軌跡にて作動する苗植付装置。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植付伝動ケース(16)に設けた苗植付装置駆動軸(40)の駆動により回転する回転ケ-ス(41)の両端部に各々回動ケース(42,42)の基部を設け、該回動ケース(42,42)の先端部に各々植付爪(1a)を備えた苗植付具(43,43)を設けると共に、回転ケ-ス(41)内に不等速伝動機構(44a,44b,45a,45b)を設け、各回動ケース(42,42)内に不等速伝動機構(46,47)を設けて、各植付爪(1a)先端が所望の植付け軌跡にて作動することを特徴とする苗植付装置。
【請求項2】
回転ケ-ス(41)内の第1太陽ギヤ(44a)と第2太陽ギヤ(44b)を植付伝動ケース(16)に対して回転しないように設け、回転ケ-ス(41)の回転により第1太陽ギヤ(44a)に噛み合う第1遊星ギヤ(45a)と第2太陽ギヤ(44b)に噛み合う第2遊星ギヤ(45b)を設け、各回動ケース(42,42)の基部側を回転ケ-ス(41)内の第2遊星ギヤ(45b,45b)と一体作動するように設け、各回動ケース(42,42)内に回転ケ-ス(41)内の第1遊星ギヤ(45a)と一体回転するように設けた第3太陽ギヤ(46)に噛み合う第3遊星ギヤ(47)を設け、該第3遊星ギヤ(47,47)に各々苗植付具(43,43)を装着したことを特徴とする請求項1に記載の苗植付装置。
【請求項3】
第2遊星ギヤ(45b,45b)が第2太陽ギヤ(44b)の2倍の歯数の非円形ギヤであることを特徴とする請求項2に記載の苗植付装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、苗を圃場に植付ける苗植付装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、植付伝動ケースに軸架した苗植付装置駆動軸と一体回転する回転ケ-スの両端部に植付爪を備えた苗植付具を設け、回転ケ-ス内の非円形ギヤよりなる太陽ギヤが植付伝動ケースに対して回転しないように設けられ、回転ケ-スの回転により太陽ギヤに噛み合う非円形ギヤよりなるカウンタギヤと遊星ギヤが太陽ギヤの回りを回転し、遊星ギヤに苗植付具を装着した苗植付装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
苗植付具の植付爪が所望の軌跡を描いて苗載置台に載置されたマット状苗から一株分の苗を掻き取って圃場に植付ける。
【0005】
然しながら、回転ケ-ス内の非円形ギヤ、カウンタギヤ及び遊星ギヤの機構では、高速植付けで適正な植付けを行なう植付け軌跡を得ることが困難であった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高速植付けで適正な植付けを行なう植付け軌跡を得ることができる苗植付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、植付伝動ケース16に設けた苗植付装置駆動軸40の駆動により回転する回転ケ-ス41の両端部に各々回動ケース42,42の基部を設け、該回動ケース42,42の先端部に各々植付爪1aを備えた苗植付具43,43を設けると共に、回転ケ-ス41内に不等速伝動機構44a,44b,45a,45bを設け、各回動ケース42,42内に不等速伝動機構46,47を設けて、各植付爪1a先端が所望の植付け軌跡にて作動する苗植付装置である。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、植付伝動ケース16に設けた苗植付装置駆動軸40の駆動により回転する回転ケ-ス41の両端部に各々回動ケース42,42の基部を設け、該回動ケース42,42の先端部に各々植付爪1aを備えた苗植付具43,43を設けると共に、回転ケ-ス41内に不等速伝動機構44a,44b,45a,45bを設け、各回動ケース42,42内に不等速伝動機構46,47を設けて、各植付爪1a先端が所望の植付け軌跡にて作動するので、高速植付けで各植付爪1a先端が所望の植付軌跡を描くように作動させることができ、適切な苗の植付けが行える。
【0009】
請求項2記載の発明は、回転ケ-ス41内の第1太陽ギヤ44aと第2太陽ギヤ44bを植付伝動ケース16に対して回転しないように設け、回転ケ-ス41の回転により第1太陽ギヤ44aに噛み合う第1遊星ギヤ45aと第2太陽ギヤ44bに噛み合う第2遊星ギヤ45bを設け、各回動ケース42,42の基部側を回転ケ-ス41内の第2遊星ギヤ45b,45bと一体作動するように設け、各回動ケース42,42内に回転ケ-ス41内の第1遊星ギヤ45aと一体回転するように設けた第3太陽ギヤ46に噛み合う第3遊星ギヤ47を設け、該第3遊星ギヤ47,47に各々苗植付具43,43を装着した請求項1に記載の苗植付装置である。
【0010】
請求項3記載の発明は、第2遊星ギヤ45b,45bが第2太陽ギヤ44bの2倍の歯数の非円形ギヤである請求項2に記載の苗植付装置である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の実施形態における苗植付け装置を備えた乗用型田植機の側面図である。
【
図3】苗取り量ガイドの作用説明用の平面図である。
【
図4】苗取り量調節具の作用説明用の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本願の実施形態である苗植付装置1が装備された乗用型田植機2を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0013】
図1及び
図2は、乗用型田植機2を示すものであり、走行車体3と4条植えの苗植付部4とから構成される。
【0014】
走行車体3の略中央に駆動源である左右走行用電動モータ5,5が備えられている。左走行用電動モータ5の駆動により左前輪7及び左後輪8が駆動され、右走行用電動モータ5の駆動により右前輪7及び右後輪8が駆動されて走行車体3が走行する。
【0015】
左右走行用電動モータ5,5を用いることにより、小型の汎用電動モータが使用可能となってコストダウンが図れると共に、旋回性能の向上が期待でき、デフ機構等が不要で構成の簡素化が図れる。
【0016】
そして、苗植付部4の駆動は、作業用電動モータ9で行って、3モータ構成としている。
【0017】
他の実施形態としては、左右前輪7,7を駆動する前輪用電動モータ5と左右後輪8,8を駆動する後輪用電動モータ5を設け、作業用電動モータ9と合わせた3モータ構成としても良い。
【0018】
前輪用電動モータ5と後輪用電動モータ5を設けて前後輪独立駆動にすることにより、直進時のスリップ対応性能が向上する。
【0019】
なお、1つの走行用電動モータ5を両サイド出力モータとして、片側を左右前輪7,7や左右後輪8,8の駆動用とし、他側をステアリングハンドル10のパワステ用油圧ポンプや苗植付部4を昇降させる油圧昇降シリンダ11の駆動用としも良い。
【0020】
また、作業用電動モータ9を両サイド出力モータとして、片側を苗植付部4の駆動用とし、他側をステアリングハンドル10のパワステ用油圧ポンプや苗植付部4を昇降させる油圧昇降シリンダ11の駆動用としも良い。
【0021】
左右走行用電動モータ5,5の上方に備えられた操縦席12の前方にステアリングハンドル10が設けられている。
【0022】
走行車体3の後部に昇降リンク機構13が設けられ、該昇降リンク機構13を介して前記苗植付部4が装着され、油圧昇降シリンダ11の伸縮により昇降する。
【0023】
走行車体3前部のフロントカバー14内には、バッテリ15が配設されている。
【0024】
バッテリ15のプラス端子は、下方を向いて設けられており、感電防止の安全対策となっている。
【0025】
フロントカバー14は、後部端を枢支し前部側が上方に向けて開放自在である。フロントカバー14を解放すると、バッテリ15からの電力供給が停止されるよう制御されており、感電防止の安全対策となっている。
【0026】
苗植付部4は、苗載置台13と植付伝動ケース16及び各条の苗植付装置1を備えている。
【0027】
苗植付部4の下部には、センターフロート17及び両側部にサイドフロート18が設けられており、該フロ-ト17,18が圃場面を滑走する構成である。
【0028】
また、苗植付部4は、植付伝動ケース16からの動力により前記苗植付装置1を作動する。
【0029】
前記苗載置台13は、上部を苗載置台支持ローラ19、下部を左右移動ガイド板20により左右移動可能に支持されている。
【0030】
苗載置台13が左右往復移動機構21にて左右往復移動して、該苗載置台13に載置されたマット状苗を苗植付装置1が左右移動ガイド板20に設けた苗取り口20aから一株づつ掻き取る構成となっている。
【0031】
左右往復移動機構21には、苗載置台13の左右移動速度を変更する苗載置台横送りギヤチェンジレバー22が設けられており、該苗載置台横送りギヤチェンジレバー22を密播疎植用位置(1横移動に苗植付装置1が28回苗を掻き取る)に操作すると、左右移動ガイド板20を上下位置調節して苗植付装置1による苗取り量を調節する苗取り量調節レバー23が12mm以上の取り量に調節できないように操作ワイヤ22aにてストッパ24が苗取り量ガイド25に突出する構成としている(
図3参照)。
【0032】
【0033】
苗取り量調節具26を左右移動ガイド板20の苗取り口20aに載置して苗植付装置1の植付爪1aの先端位置を苗取り量調節具26の側面に設けた苗取り量調節ライン26aに合わせるように植付爪1aの位置を調節して苗取り量を調節する。
【0034】
苗取り量調節ライン26aが苗取り量調節具26の側面に植付爪1a先端の軌跡Lに沿うように設けられているので、苗取り量調節ライン26aに合わせるように植付爪1aの位置を調節して苗取り量を調節する作業が容易に且つ効率良く行える。
【0035】
なお、左右移動ガイド板20下側にフックを設けて、該フックに苗取り量調節具26を掛けて収納すると便利である。
【0036】
苗載置台13の上端部には、各条の苗載せ部13a毎に合成樹脂製の延長苗載せ体27が装備されている。
【0037】
図5~
図8に示すように、延長苗載せ体27は、係合固定部27aと苗載せ枠部27bから構成される。
【0038】
係合固定部27aは、苗載置台13の上端部に設けた係合部に嵌合して延長苗載せ体27を苗載せ部13a上端に固定する部材である。
【0039】
苗載せ枠部27bは、苗を載置する桟状の載せ面28と該載せ面28の左右両側に立ち上がった横壁29にて構成される。
【0040】
載せ面28には、苗供給方向に沿ってキール28aを設けて苗の供給性を向上すると共に剛性も向上している。なお、キール28aは、苗載置台13のキールと位置を合わせており、安定して適切に苗が延長苗載せ体27を通って苗載置台13に滑り込むようになっている。
【0041】
左右横壁29は、下側程幅が狭くなるようにテーパを設けており、上端から苗を入れやすく苗が適切に案内されるようになっている。
【0042】
また、左右横壁29は、載せ面28下端部から立ち上がり、上端部の手前でなくなっている。従って、上端部では左右横壁29が無いので、苗を左右スライドさせることができ、所望の苗載せ部13aに苗を供給することが容易である。
【0043】
また、左右横壁29が無い載せ面28の上端部には、底面側に左右リブ30を設けて応力集中を避けて剛性を確保している。
【0044】
なお、左右横壁29の上端部は、載せ面28との角度が90度未満として、応力集中を減らしている。
【0045】
図9~
図11に示すように、苗植付装置1は、植付伝動ケース16の後端部に設けた苗植付装置駆動軸40の駆動により作動する。
【0046】
苗植付装置1は、苗植付装置駆動軸40と一体回転する回転ケ-ス41と該回転ケ-ス41の両端部にそれぞれ装着された回動ケース42,42と該回動ケース42,42に各々装着された苗植付具43,43とを備えて構成され、該苗植付具43,43の各植付爪1aが前記苗掻き取り口26a上の苗を掻き取り、掻き取った苗を圃場に植え付ける。
【0047】
回転ケ-ス41が苗植付装置駆動軸40と一体回転するように取り付けられると共に、回転ケ-ス41内の2段ギヤである第1太陽ギヤ44aと第2太陽ギヤ44bが前記植付伝動ケース16に対して回転しないように設けられ、回転ケ-ス41の回転により該第1太陽ギヤ44aに噛み合う第1遊星ギヤ45aと第2太陽ギヤ44bに噛み合う第2遊星ギヤ45bが第1太陽ギヤ44aと第2太陽ギヤ44bの回りを回っている。
【0048】
そして、第1遊星ギヤ45a,45aは、第1太陽ギヤ44aと同じ歯数(ギヤ比が同じ)の非円形ギヤである。
【0049】
第2遊星ギヤ45b,45bは、第2太陽ギヤ44bの2倍の歯数(ギヤ比が2倍)の非円形ギヤである。
【0050】
なお、第1遊星ギヤ45aと第2遊星ギヤ45bは、回転ケ-ス41の両端部に各々設けられている。
【0051】
また、回転ケ-ス41内に設けた第1太陽ギヤ44a,第2太陽ギヤ44b,第1遊星ギヤ45a,45a及び第2遊星ギヤ45b,45bが不等速伝動機構を構成する。
【0052】
2つの回動ケース42,42の基部側は、各々回転ケ-ス41内の第2遊星ギヤ45bと一体作動するよう固定され、先端部側に各々苗植付具43,43が装着されていると共に、回動ケース42,42内の第3太陽ギヤ46が回転ケ-ス41内の第1遊星ギヤ45aと一体回転するように設けられ、回動ケース42,42の回転搖動により第3太陽ギヤ46に噛み合う第3遊星ギヤ47が第3太陽ギヤ46の回りで回転する。
【0053】
第3遊星ギヤ47は、第3太陽ギヤ46と同じ歯数(ギヤ比が同じ)の非円形ギヤである。
【0054】
なお、各回動ケース42,42内に設けた第3太陽ギヤ46及び第3遊星ギヤ47が不等速伝動機構を構成する。
【0055】
なお、第1太陽ギヤ44aと第1遊星ギヤ45a,45aと第3太陽ギヤ46と第3遊星ギヤ47は、同じ歯数(ギヤ比が同じ)の非円形ギヤである。
【0056】
そして、第3遊星ギヤ47,47に各々苗植付具43,43が装着されている。
【0057】
従って、回転ケ-ス41の一回転につき回動ケース42,42が逆方向に回動角速度を変えながらそれぞれ回転し、回動ケース42,42の先端に各々装着した苗植付具43,43の各植付爪1a先端が所望の植付軌跡を描いて、前記苗掻き取り口26a上の苗を掻き取り、掻き取った苗を圃場に植え付ける。
【0058】
なお、苗植付具43,43の各植付爪1aの下側には、カム機構にて植付爪1a下側に沿って上下作動して植付爪1aが掻き取った苗を圃場の土中に押し出して植付ける苗押出体50が設けられている。
【0059】
以上要するに、苗植付装置1の各苗植付具43,43は、回転ケ-ス41の回転により、上下方向のル-プ軌跡で旋回し各植付爪1aにより苗載置台13の下部の苗掻き取り口26aから一株分の苗を掻き取ってその掻き取った苗を圃場面に移送し、苗押出体50が摺動して圃場に苗を押し出して植え付ける。
【0060】
そして、回転ケ-ス41内の非円形歯車である第1太陽ギヤ44a、第2太陽ギヤ44b、第1遊星ギヤ45a,45a及び第2遊星ギヤ45b,45bと回動ケース42,42内の第3太陽ギヤ46,46及び第3遊星ギヤ47,47のピッチ曲線を変更することにより、高速植付けで各植付爪1a先端が所望の植付軌跡を描くように作動させることができ、適切な苗の植付けが行える。
【符号の説明】
【0061】
1a 植付爪
16 植付伝動ケース
40 苗植付装置駆動軸
41 回転ケ-ス
42 回動ケース
43 苗植付具
44a 第1太陽ギヤ(不等速伝動機構)
44b 第2太陽ギヤ(不等速伝動機構)
45a 第1遊星ギヤ(不等速伝動機構)
45b 第2遊星ギヤ(不等速伝動機構)
46 第3太陽ギヤ(不等速伝動機構)
47 第3遊星ギヤ(不等速伝動機構)