(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024099304
(43)【公開日】2024-07-25
(54)【発明の名称】ネイルチップ
(51)【国際特許分類】
A45D 31/00 20060101AFI20240718BHJP
【FI】
A45D31/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023003149
(22)【出願日】2023-01-12
(71)【出願人】
【識別番号】523013503
【氏名又は名称】株式会社ルピエ
(74)【代理人】
【識別番号】100122552
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 浩二郎
(72)【発明者】
【氏名】六本木 晴美
(57)【要約】
【課題】外縁部が爪の表面にフィットしながら、より自然な外観を呈することのできるネイルチップを提供する。
【解決手段】爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層22と、粘着層22の上に形成された下地層23と、下地層23の上に形成された装飾層27aと、装飾層27aの上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層25と、を備えたネイルチップにおいて、カバー層25が、装飾層27a又は下地層23の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、カバー層25外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態でその傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするものとした。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された下地層と、該下地層の上に形成された装飾層と、該装飾層の上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層と、を備えたネイルチップにおいて、前記カバー層は、前記装飾層又は前記下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、前記カバー層外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態で前記傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするネイルチップ。
【請求項2】
前記粘着層及び前記下地層は透明の素材からなり、前記装飾層が前記下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を除いた領域に形成されており、ネイルチップ外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部が透明とされている、ことを特徴とする請求項1に記載したネイルチップ。
【請求項3】
前記粘着層及び前記下地層は透明とされ、且つ、前記装飾層は省かれているか又は透明とされており、外側から爪の表面が総て透視される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載したネイルチップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの爪に貼付して指先の装飾を行うネイルチップに関し、殊に、爪の表面にフィットしながら自然な外観を呈するネイルチップに関する。
【背景技術】
【0002】
爪の表面に絵柄を描いたり人工爪やストーン等を貼付したりして指先の装飾を行うネイルアートが広く普及している。このネイルアートにおいては、爪の表面に人工爪等を固定するための接着剤として、紫外線照射により硬化する紫外線硬化樹脂が一般的に使用されている。また、例えば実願平1-62705号公報(特許文献1)に記載されているもののように、特別な技術や機材を持たないユーザが、ネイルアートを自分で容易に行えるように、予め絵柄が描かれた爪型シールを自身の爪に貼り付ける方式のネイルチップ(ネイルシール)も販売されている。
【0003】
これは、
図6の拡大した縦断面図に示すように、爪の表面に貼ための粘着層22の上に合成樹脂製の下地層24が形成され、その上に絵柄を構成する装飾層29が形成されて、その上に紫外線硬化樹脂を硬化させた透明のカバー層26が形成されたものであり、斯かるネイルチップ1Eは、本体シート20b上に離形層20aを設けた離形シート20の上に、複数枚配列された状態で提供されるのが通常であり、透明のカバー層26を通して装飾層29の絵柄が見えるようになっている。
【0004】
しかし、このような従来のネイルチップは、装飾層29による絵柄がチップ全面に亘って表れていることから、爪とネイルチップのサイズ・形状が一致しないとチップ周囲に爪の表面がはみ出して見えるため、爪の部分とネイルチップの部分との間に色の差を生じてしまうことになる。この色の差は、ネイルチップの境界部分を際立たせるため、シールを貼っていることが分かりすくなり、自然な外観を呈することなく見栄えを悪くしてしまうケースが多い。
【0005】
この問題に対し、本願発明者らは、先に実用新案登録第3238433号公報(特許文献2)において、
図5に示すように装飾層28が左右側辺縁部又は基端側辺縁部を除いた領域に形成され、この装飾層28が形成されずにカバー層26を透過して辺縁部に見える下地層24及び粘着層22が、透明の素材で形成されていることにより、装飾層28の形成されていないチップ外周側部分で爪の色が透けて見えるようにしたネイルチップ1F(クリスタルジェルネイルチップ)を提案している。
【0006】
これにより、ユーザがネイルチップ1Fを自身の爪に貼ることで、装飾層28の外周側部分で爪の色が透けて見えるようになるため、その貼着状態があたかもユーザの爪本体にネイル装飾を施したような違和感の少ない自然な外観を呈することを可能なものとしている。
【0007】
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された従来のネイルチップ1E,1Fは、
図5,6に示したように、その下地層22の全面を覆うようにカバー層26が均一に形成されている関係で、その外縁側がある程度の厚さを有して切断面のような外観と硬さを備えていることから、これをユーザの爪に貼る際には、ネイルチップの外縁部が湾曲した爪の表面にフィットしにくいことに加え、そのサイズ・形状が爪に一致しない場合に、チップ端縁部と爪の表面との境界部分に段差が見えてしまい、自然な外観を損なってしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】実願平1-62705号公報
【特許文献2】実用新案登録第3238433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、外縁部が爪の表面にフィットしながら、より自然な外観を呈することのできるネイルチップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明は、爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層と、この粘着層の上に形成された下地層と、この下地層の上に形成された装飾層と、この装飾層の上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層と、を備えたネイルチップにおいて、そのカバー層は、装飾層又は下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、カバー層外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態でその傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするものとした。
【0011】
このように、透明のカバー層について、所定の厚さを有した装飾層又は下地層の外縁部を超えて爪の表面付近にまで達する傾斜面を形成しながら、ネイルチップを貼付した状態で爪の表面が露出する部分との間に目視可能な段差を形成しない構成を採用したことにより、カバー層の外縁側が容易に変形しながら爪の表面にフィットしやすくなるとともに、爪の表面との境目において段差による違和感を生じない自然な外観を呈するものとなる。
【0012】
また、このネイルチップにおいて、その粘着層及び下地層は透明の素材からなり、その装飾層が下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を除いた領域に形成されており、ネイルチップ外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部が透明とされている、ことを特徴としたものとすれば、ネイルチップの外縁部においてさらに緩やかな傾斜面を形成しやすいことに加え、その装飾層のない外周部分で下側の爪の色が透けて見えることから、ネイルチップと爪との境界部分が一層不明確になるため、より自然な外観を呈しやすいものとなる。
【0013】
更に上述したネイルチップにおいて、その粘着層及び下地層が透明とされ、且つ、その装飾層は省かれているか又は透明とされており、外側から爪の表面が総て透視される、ことを特徴としたものとしても、カバー層で爪に光沢を与えながら前述と同様に爪の表面との境界部分で違和感を生じることなく自然な外観を呈するものとなる。
【発明の効果】
【0014】
カバー層を装飾層又は下地層の外縁部を超えて爪の表面付近にまで達する傾斜面を形成して、貼付した状態で爪の表面との間目視可能な段差を形成しない構成を採用した本発明によると、その外縁部が爪の表面にフィットしながらより自然な外観を呈するネイルチップとなった。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明における実施の形態である剥離シートに貼付した状態のネイルチップを拡大した縦断面図である。
【
図2】
図1のネイルチップの変形例を示す縦断面図である。
【
図3】
図1,
図2のネイルチップの応用例を示す縦断面図である。
【
図4】(A)は
図1のネイルチップの平面図、(B)は
図2のネイルチップの平面図、(C)は
図3のネイルチップの平面図、(D)は
図1のネイルチップの応用例を示す平面図である。
【
図5】従来のネイルチップを拡大した縦断面図である。
【
図6】従来のネイルチップを拡大した縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
【0017】
図1は、本実施の形態であるネイルチップ(クリスタルジェルネイルチップ)1Aを左右方向に縦断し拡大して示した縦断面図である。このネイルチップ1Aは、主としてユーザが自分の爪に自分で貼って使用することを想定したものであるが、離形シート20の上面にサイズの異なるものを含めて複数個を配置した状態で提供することが好ましい。
【0018】
斯かるネイルチップ1Aは、爪の表面に貼付するためのアクリル等の合成樹脂と有機溶剤を混合してなる透明の粘着剤で形成された粘着層22と、その粘着層22の上に合成樹脂で形成された下地層23と、その下地層23の上に形成され絵柄や色等を表示する装飾層27aと、その装飾層27aの上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてチップ表面の全体を覆うカバー層25とを備えている。
【0019】
また、そのカバー層25は、
図1に示したように、装飾層27aの外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、カバー層25の外縁まで続く下向き傾斜面を形成しており、その傾斜面のある外縁部が、爪に貼付した状態で爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない態様とされており、この点が本発明における最大の特徴部分となっている。
【0020】
このように、透明の紫外線硬化樹脂からなるカバー層25を、装飾層27aの外縁部を超えて下地層23の外縁で爪の表面付近まで達する傾斜面を形成しながら、爪に貼付した状態で爪の表面との間に目視可能な段差を形成しない構成を採用したことにより、外周に向かうに従って薄くなるカバー層25の外縁側が容易に変形しながら爪の表面にフィットしやすくなるとともに、爪の表面が露出する部分で段差のない状態を確保して、自爪とネイルチップ1Aをなじませながら、より自然な外観を呈することを可能としている。
【0021】
また、このネイルチップ1Aは、下地層23が透明の素材からなるものであるが、その上に形成された装飾層27aは、下地層23の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を除いた領域に形成されており、
図3(A)の平面図に示すように、ネイルチップ1Aの外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部が透明となっている。
【0022】
これにより、爪の根元(甘皮)部分から爪先に至る左右両サイドの部分に所定幅(2~3mm)の幅でクリア部分を形成することになり、ネイルチップ1Aが自爪になじみやすいようになっている。尚、図において、粘着層22及び下地層23を見やすくするため厚さを誇張した状態で図示している関係で、その厚さによりその端縁側に小さな段差が生じているようにも見えるが、この粘着層22及び下地層23は極めて薄いものであるため、肉眼では爪の表面との境界部分に段差が生じているように見えることはない。
【0023】
上述した粘着層22、下地層23、装飾層27a、カバー層25は、合成樹脂製の本体シート20b上に離形層20aを形成した離形シート20の上面に、ネイルチップ1Aを配置する数だけ、下から順に捺染(スクリーン印刷)により形成することができるが、装飾層27aについてはインクジェット印刷により形成することが好ましい。
【0024】
即ち、装飾層27aをインクジェットプリンターで印刷して形成することにより、絵柄等を印刷するためのスクリーン製版が不要になり、そのコストと商品開発のための時間を短縮することができる。また、インクジェット印刷の採用により、グラデーション処理やブラシ処理等を繊細に表現して印刷することが可能となるため、より色鮮やかで綺麗な装飾層27aを容易に形成することができる。
【0025】
図2は、上述したネイルチップ1Aの変形例としてのネイルチップ1Bを示している。このネイルチップ1Bは、その下地層23及び粘着層22が透明の素材からなるものであり、その上に印刷された装飾層27bが、下地層23の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を除いた領域に形成されており、且つ、下地層23外周側に露出した粘着層22の外縁部も透明であるため、
図3(A)の平面図に示すように、ネイルチップ1Aの外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部が透明の状態になっている。
【0026】
この構成により、本実施の形態のネイルチップ1Bを爪に貼った状態で、その外縁部においてさらに緩やかな傾斜面を形成しやすくなることに加え、
図4(B)に示すように、その装飾層27bのない外周側の下地層23、粘着層22の部分を通して下側の爪の色が透けて見えることから、ネイルチップ1Bと爪との境界が一層分かりにくくなって、さらに自然な外観を呈しやすいものとしている。
【0027】
図3は、上述したネイルチップ1A,1Bの応用例としてのネイルチップ1Cを示している。このネイルチップ1Cは、その粘着層22及び下地層23が透明であり、下地層23の外縁部を僅かに超えてカバー層25が形成されて傾斜面を備えており、且つ、上述したような装飾層を備えていない点を特徴としている。これにより、外側から爪の表面が総て透視されるとともに、カバー層25で爪全体に光沢を与えながら、爪の表面との間に段差のない自然な外界を呈するものとなっている。
【0028】
尚、上述した各実施の形態においても、
図4(B)のネイルチップ1Dに示すように、金属箔270やストーン等の装飾物を施したり輪郭部にグラデーションを施したりした装飾層27cを設けても良い。また、上述したネイルチップ1A,1B,1Cにおいて、その最下層を構成している粘着層22は、例えばアクリル等の合成樹脂と酢酸エチル、アセトン等の有機溶剤とを混合した周知の油性粘着剤で構成されているが好ましい。これにより、手洗いや入浴を繰り返しても、爪から剥離しにくく耐久性に優れたものとなる。
【0029】
次に、本発明のネイルチップの製造手順と使用方法に関して、
図1のネイルチップ1Aを一例として説明する。このネイルチップ1Aの製造手順は、装飾層27aを形成するまでの段階については、特許文献1,2等の従来例とほぼ通しているため省略する。
【0030】
離形シートの上に粘着層22、下地層23、装飾層27aが形成された後、紫外線硬化樹脂を所定の厚さになるように捺染(スクリーン印刷)により印刷してカバー層25を設けるものであるが、本発明において、そのカバー層25については、装飾層27a外縁部のうち左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側の下地層23の外縁まで形成されて、カバー層25外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成する必要がある。
【0031】
そのため、ある程度の厚さで捺染した紫外線硬化樹脂の外縁部所定範囲の上面が外周側になるに従って下向きに傾斜して下がるように、紫外線硬化樹脂の粘度を成分や温度を調整したり、その塗布量を調整したりしておくことが必要である。この場合、その紫外線硬化樹脂は、その外縁が粘着層22の外縁に一致(同一サイズ・同一形状)するように設けるが、その粘度が低く硬化前に自重で外周方向に広がりやすい場合は、その外縁が粘着層22の外縁の僅かに内側になるように印刷し、自重により外縁まで薄く広がりながら粘着層22との間で外縁を一致した時点で硬化させても良い。
【0032】
また、チップ中央部を盛り上げて立体感を出したい場合は、カバー層25の中央部が厚くなるように紫外線硬化樹脂の塗布量を調整して設けるものであるが、例えば、装飾層27aよりも小径の紫外線硬化樹脂を第一層目として形成し、それがある程度硬化した時点で第二層目になる紫外線硬化樹脂を下地層23又は粘着層22の外縁まで総て覆うように設けることで、チップ外縁側に傾斜面を形成させてから硬化させても良い。
【0033】
或いは、ある程度の厚さを有するように紫外線硬化樹脂を塗布してから、遮蔽板に設けた孔を介する等してその中央部のみに紫外線を照射して、ある程度樹脂を硬化させながら所定の厚さを確保し、紫外線が照射されずに粘度・流動性を保った外縁側が自重で下がって傾斜面を形成してから全体に紫外線を照射して硬化させても良い。
【0034】
そして、このようにして作成した本発明のネイルチップ1Aは、離形シート20から1枚ずつ剥離してその粘着層22をユーザの爪に各々貼って使用する。その際に、ドライヤー等の温風を吹きかけてネイルチップ1A(特にカバー層25)を加熱することにより、カバー層25が軟化してネイルチップ1Aがユーザの爪の曲面に沿って容易に湾曲するとともに、傾斜して薄くなった左右側辺縁部及び基端側辺縁部が爪表面にフィットしながら、爪との間に段差を形成することなく自然な外観を呈するものとなる。
【0035】
また、ネイルチップ1Aの粘着層32に油性の粘着剤を使用した場合は、水に濡れても剥がれにくく、これを爪に貼ったまま、入浴や手洗い、水仕事等を行うことが可能となる。尚、ネイルチップ1Aを貼った後は、1日に数回程度その上から擦る動作を行うことで、チップの密着性を向上させるとともにその光沢を増すことができる。
【0036】
以上、述べたように、本発明により、外縁部が爪の表面にフィットしながら、より自然な外観を呈することのできるネイルチップを提供することできる。
【符号の説明】
【0037】
1A,1B,1C ネイルチップ、20 離形シート、22 粘着層、23 下地層、27a,27b,27c 装飾層、25 カバー層